JPH01281051A - 沃素含有ニンニク並びにその製造方法及びその加工食品 - Google Patents

沃素含有ニンニク並びにその製造方法及びその加工食品

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JPH01281051A
JPH01281051A JP63110601A JP11060188A JPH01281051A JP H01281051 A JPH01281051 A JP H01281051A JP 63110601 A JP63110601 A JP 63110601A JP 11060188 A JP11060188 A JP 11060188A JP H01281051 A JPH01281051 A JP H01281051A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は沃素含有ニンニク並びにその製造方法に係り
、特に健康維持に効果のある沃素含有ニンニク並びにそ
の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
古来からニンニクは強精食品、健康食品として知られて
いるが、特有の不快臭があって食侵数日経ても体臭、口
臭として発散されるために敬遠されているのが実情であ
る。
ニンニクの不快臭の主成分はメチルメルカプタン、エチ
ルメルカプタン、プロピルメルカプタン等の硫化物であ
り、ニンニク中のアミノ酸の1種であるアリイン(al
liin)が酵素の作用によってアリシンに変化する際
に臭気を発するものといわれている。
またニンニクが強精食品いわれるゆえんは、ニンニク中
のアリチアミンがビタミンB1を活性化させる作用を有
していることと鉄、リン等のミネラルを多く含有してい
るためといわれている。
一方成人の沃素総含量は20〜50埒といわれ、代謝上
では1日当り400μ9 (400γ)のヨウ素が必要
とされている。天然の沃素は海藻類に微量(海藻灰中に
0.5%)含まれているだけであり、かつ海藻類の摂取
量も少ないところから、一般にヨウ素は欠乏していると
いわれており、勿論、ニンニクには含有されていない。
この沃素欠乏症の代表的なものとしてはバセドウ氏病が
知られているほか、沃素不足によって、甲状腺機能低下
症、甲状腺肥大、代謝不順が生じ、代謝不順の結果とし
てコレステロールの付着による血管梗塞.循環器機能障
害.アレルギ一体質.高血圧症.浸出性体質などの支障
が生じるとされている。しかして沃素不足から浸出性体
質,肥満児,虚弱児,アレルギ一体質の人の多いことも
否めない事実である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記したように沃素の摂取量が不足していることは判っ
ていて、これを積極的に摂取するとしても海苔は高価で
あるし、コンブ、ワカメ類も毎日手軽に食べられない。
沃素を必要量摂取するためには相当量の海藻類を食べな
ければならないし、消化も悪いという問題点がある。
米因においてはそのような沃素欠乏を解消させるために
食塩10gの中にヨウ化カリウムを10qはと含有させ
たヨウ素含有食塩(Iodised salt)が販売
されており、水道水に沃素を含有させている地域もある
が、我が国では食塩は国の専売品であり、また水道は公
共事業であるために沃素を含有させる等の実施は望むべ
くもないのが実情である。
また他の一般食品に沃素を含有させることば均等に添加
するための技術上の問題、食品の風味を損う問題、加工
費の問題、商品価値の問題等幾多の問題がある。
この発明はそれ等実情に鑑みて、簡単に沃素の添加をす
ることができ、食べるときにも全く抵抗を感じず、加工
費用も廉価ですむ沃素含有ニンニク並びにその製造方法
を提供することを目的として開発したものである。
(課題を解決するための手段〕 この発明は前記課題を解決し目的を達成するために、 (1)沃素を含有させ、そのままが、もしくは脱臭処理
を施してかつ球根の含有水分をaori a X以下に
なるよう乾燥させた沃素含有ニンニク。
(2)無機沃素化合物を溶解させた沃素含有液の中にニ
ンニク球根を浸漬して該球根に沃素を含有させた後、こ
れを該処理液から取り出し、次いで該球根の含有水分を
80If1%以下になるよう乾燥させることを特徴とす
る沃素含有ニンニク製造方法。
(3)ニンニク球根が1個中に1γ以上の沃素を含有し
、かつ乾燥後の粉砕粒径が1層以下の粉末であるニンニ
ク健康食品。
という技術的な手段を講じた。
〔作用〕
生のニンニク球根は一般に80〜901! f1%の水
分を含有しているが、この含有水分を50〜65重量X
まで減少させると、ニンニクの発芽能力は保持されるが
、水分を充分に与えない限り発芽は抑止されるため、生
のままの味を損わずに保存性が向上する。しかも含有水
分が少ないので、腐敗しにくく耐久保存性が向上する。
ニンニク球根に含まれているアリチアミンはビタミンB
、を活性化させる作用を有しているために強壮食品とい
われるが、このニンニク球根に含有させた沃素はニンニ
ク中の鉄、リン、イオウなどと直接化合し、デンプン、
タンパク質、リン脂質と結合した状態となり、このニン
ニクを食べると沃素は小腸で吸収される。小腸で吸収さ
れた沃素は24時間以内にその40%前侵が甲状腺に集
結して甲状腺ホルモン・チロキシンとなり、基礎代謝作
用をし、また欠乏しやすい沃素を補供させることができ
る。
脱臭液の主剤であるメゾイノシツトヘキサリン酸エステ
ルはニンニクの不快臭を発生させる分解酵素に作用して
これを不活性化する作用がある。
〔実施例〕
この発明の実施例を次に例記して発明の内容を詳細に説
明する。
実施例1 まず水20Kgに無機沃化カリウム30019とエタノ
ール10gを添加し、よく撹拌混合して沃素含有液を作
り、これを30℃に保温しておいた。
次に生ニンニク球根をその含有水分が601@%前後に
なるよう調整して10に9用意した。該生ニンニク球根
10Kgを前記沃素含有液の中に浸漬し、1日経過後、
前記沃素含有液の温度を25℃に下げ、以+!!!1日
経過ごとに5℃はど温度を下げ、3日目に沃素含有液か
ら生ニンニク球根を取り出した。
この時、生ニンニク球根の重量は約20 Kgあり、沃
素含有液がおよそ10Kgはど含浸されたことが認めら
れた。
このことは最初10都であった生ニンニク球根におよそ
150ηの無機沃化カリウムが含浸されたと推定された
。一方10都の生ニンニク球根を数えたところ159個
であり、1個の生ニンニク球根の平均重量は約62gで
あった。従って平均66jJの球根なら 150個で約
10Kgとなりニンニク球根1個当り約i MI(10
00γ)の沃化カリウムが含浸される計算になる。
このように処理した生ニンニク球根を乾燥室に収容して
、室温40℃、気圧400ミリバールで温風と遠赤外線
併用により、ニンニク球根の含有水分が6511〜50
1filXとなるまで乾燥させた。
このようにして得た沃素含有ニンニク球根の中から無差
為にに5球取り出して、それぞれの球根から1g宛の試
験片を採取し、ガスクロマトグラフにより沃素の含有量
を測定したところ沃化カリウムとして平均16.2pH
−含有されていた。
これは1個60gのニンニク球根1個当り約962μg
(962γ)の沃化カリウムが含有されていることを示
すものである。
このようにして得られた沃素含有ニンニクは1個60g
前後のもので962γ前後の沃素が含有されているため
、球根1個が6房ならその1房を1日1個食べるだけで
およそ150γ以上の沃素を摂取することができるため
、沃素欠乏を充分に補うことができ甲状腺機能を健全に
維持させることができる。併せてニンニク特有の栄養分
を摂取することができて健康維持の向上を図ることがで
きる。
このようにして得られたニンニクは生球根そのままを切
ったり、捕ったり或いは焼いて食べる。
また生捕りをチューブ容器に封入して香辛料として使用
することができる。
前記沃素含有液に添加したエタノールはニンニク球根の
表面に付着している不純物を除去する作用と、沃化カリ
ウム等沃化物の溶解性を^める作用を有している。従っ
てエタノールは使用しなくてもよいが、使用するに当っ
ては数量にυ1限はない。ただし、エタノールを多く使
用したときにはこれを除去させる工程(乾燥等)が必要
となる。
前記無機沃化物としては無機沃化カリウムの他に、沃化
ナトリウム、沃素酸カルシウムなど食品添加物として許
可されている沃化物を適宜選択し或いは混合して使用す
る。
前記沃素含有液の処理温度は特に限定しないが、生ニン
ニクの風味を損わないためには40℃以下がよく、また
あまり冷温では浸透性が落ちるために20℃以上が好ま
しい。この沃素含有液の処理温度は一定であってもよい
が、浸透圧を高めて浸透性をよくするためには、高温と
しておいて段階的もしくは徐々に低温にすることが好ま
しい。
生ニンニク球根の含有水分は10〜80i! ffi%
もあるため、そのまま沃素含有液に浸漬してもよいが、
浸透効果を高めるためには球根の含有水分を少なくして
おいた方がよく、生の風味を生かしたいときには含有水
分65〜50重に1%としておけばよい。
なおこの実施例においては、ニンニク球根の含有水分を
50〜6511に生乾燥としたものを用いたが、畑から
採れたての含有水分の多いものでもよいし、乾燥ニンニ
クを用いてもよい。またニンニクは皮つき球根でもよい
し、皮を剥いだもの、小分は房にしたもの、粉砕物、或
いは他の目的で加工処理をしであるものを用いてもよい
ニンニク球根に対する沃素含有液の同は、多い分にはか
まわないが、ニンニク球根に吸収されるのであまり少な
くならない方がよい。
ニンニク球根に対する沃素の含浸漕は、沃素含有液の沃
素濃度、ニンニク球根の含有水分量、処理時間等の相関
関係がある。またニンニク球根1個の大きさも309〜
709以上まであるため60g前後のニンニク球根1個
当り1γ以上の沃素を含有させるためには処理液の水2
0 Kgに対して沃素化合物は0.311g〜1mg添
加させればよい。
また20Kgの水(20℃)には沃化カリウムをおよそ
28.8八3溶解させることができるので、沃素濃度は
著しく高くすることができるが、ニンニク球根の1房を
毎日1個食べるものとし、該1房中に400γ〜500
γの沃素を含有させるためには球根1個当り2400γ
〜3000γの沃素を含有させておけば充分、沃素の必
要量を補給させることができるので、前記した処理方法
において、20υの水に沃化カリウムならば72011
F〜900qはど添加しておけばほぼ目的は達せられる
し、特殊目的で沃素をニンニク球根中に更に高濃度に含
有させるためには、前記浸透率に応じて沃素含有液中の
沃素濃度を高めればよい。
前記処理模の乾燥については生ニンニクの風味を生かし
ておくには40℃以下の温度で乾燥する方がよく、乾燥
を早めるためには乾燥室内の気圧を減圧する。一般に大
気圧は760ミリバール前侵であり、これを60ミリバ
ールまで減圧すると気温42℃で水は沸騰する。従って
室温40℃以下で300ミリバ一ル程度なら生ニンニク
の風味並びにビタミン類を損わずに乾燥させることがで
き、急激な脱水を避けるためには減圧を強くせずに徐々
に減圧させる方がよい。
前記乾燥後のニンニク球根の含有水分が50〜6511
ならばニンニク球根は発芽能力があるが、常態での発芽
は抑止され、耐久保存性がある。
特に沃素が殺菌作用を有するために腐敗菌が付着しても
菌の繁殖が抑止される。
またニンニク球根の含有水分を50111%以下に乾燥
すると、乾燥ニンニクが得られる。この場合は含有水分
20重量%以下に充分乾燥することが保存上好ましい。
粉末ニンニクを得るためには、ニンニク球根の含有水分
が少ないほどよい。またニンニクの風味を生かすために
は、粗砕粒径が7麿以下であって比較的大きい方がよい
。例えば粒径4〜γ履のものなら、水で戻してギョウザ
の具の中に混入させることができ、また1〜3JIlの
ものなら水で戻すと生温りニンニクおろしのようで、刺
身用香辛料などに使用することができ、またふりかけ食
品の中に入れることもできる。
粒径0.1.以下の微粉末ニンニクを作るには、原料ニ
ンニク球根をよく乾燥させておく方がよい。
例えば前記粗粒末を更にコロナ放電を利用したオゾン濃
度の多い(5pp−〜200ppm)乾燥室で乾燥させ
てから微粉末にすると、イオン交換によって帯雪崩電気
が除かれてサラサラとした良好な微粉末を得ることがで
きる。
このようにして得られるニンニク粉末は、例えばコシヨ
ウと混合したり、ジュース、乳製品、酒、調味料、ギョ
ウザの皮、メン類、ミソ、ショウユ、納豆、油脂、ベー
コン、ソーセージ等に混合させることができる。
また生魚、肉等に振りかけ、すり込んでおいたり、漬物
、みそ汁、煮物汁、スープ類の隠し味にすることがrき
る。特に生魚、肉等に撮りかけておくと、ニンニクのア
リシンが殺菌作用を有し、また沃素も殺菌作用を有する
ので生魚等の腐敗を防ぐ効果がある。
更にニンニク微粉末に賦形剤を添加し水練して口内炎、
歯槽膿漏、おでき等に塗付すると、ニンニクのアリシン
並びに沃素の殺菌作用で消毒効果がある。
実施例2 ・エタノール20υに沃素を1000ay添加し、よく
撹拌混合し沃素含有液を作り、これにニンニク球根を含
有水分3011以下にしておいて10D@浸漬させ、常
温で25時間経過後、沃素含有液からニンニク球根を取
り出した。このとき残存沃素含有液の量をにtlしたと
ころ9.84Njであった。すなわち10句のニンニク
球根におよそ508ayの沃素が11.6Kgのエタノ
ールと共に含有されたと推定される。
次にこの沃素含有液で処理したニンニク球根を乾燥室に
収容して、40℃の雰囲気で遠赤外線により乾燥させて
ニンニク球根中のエタノールを蒸発させると共に含有水
分を10〜1511まで減少させた。
以上の処理によって沃素含有ニンニクを得た。
該ニンニク球根は10Kgで172個の粒があり、1個
平均約58gである。該ニンニク1個におよそ2.9I
1g(2900γ)の沃素を含有させることができた。
該ニンニク球根1個が平均6房の場合、1房当りおよそ
480γの沃素が含有されるので、これ1房を1日1回
食べるだけで充分に沃素の必要量を摂取することができ
る。
乾燥ニンニク球根の含有水分は一般的に8〜1511で
あるが、乾燥ニンニク球根は吸水性がよいので短時間で
自重等量のエタノール或いは水を吸収させることができ
る。
またエタノール100gには沃素を245g溶解さるこ
とができるので、エタノール20 Ky中に溶解させる
沃素量はこれに準じて相当量溶解させることができる。
例えば10Kgのニンニク球根に5都のエタノールを吸
収させる場合には、エタノール20 Kl中に沃素を2
00Rg溶解させればニンニク球根(60g)iff!
当り約2900γ含有させられる。また209の沃素を
20Kgのエタノールに溶解させて、10酊のニンニク
球根に5Kg吸収させれば、ニンニク(60g)1個当
りおよそ29007の沃素を含有させられる。なお前記
沃素に代えて沃化カリウム、沃化ナトリウム等の沃化物
を使用できるのは当然である。
以上のようにして得られた乾燥ニンニク球根は水を含ま
せることによって生ニンニクのように使用することがで
きる。勿論この実施例で含有水分の多い生ニンニクを使
用することができる。
また乾燥ニンニク球根は粗粒末に粗砕して海苔を主とし
たふりかけ食品の中に混合させることができる。
例えば、ニンニク球根1個当り2900γの沃素を含有
させたニンニク球根を粉末とした沃素含有ニンニク末1
09を一般的なふりかけ食品300g中に混合させる。
この場合ニンニク球根1個−が約609であれば、ニン
ニク末10g当りの沃素含有量はおよそ4800γとな
る。すなわちふりかけ食品309を1回で使用した場合
にはこの30g中に沃素が約480γ含有されているの
で、1日1回の使用で必要な沃素を摂取することができ
る。
沃素含有ニンニク球根を微粉末としたものにおいては、
例えば粉末10g中に沃素4800γが含有されている
場合、生卵1個に該ニンニク粉1gを添加して、生のま
まか或いは卵焼きにして食べるなら、卵に更に栄養を強
化させることができる。因みに卵黄は血管壁にコレステ
ロールが付着するのでよくないと言われるが、このよう
に沃素含有二ンニク粉と共に摂取すれば、沃素が不飽和
脂肪酸の代謝を促進させるためにコレステロールの血管
への付着を改善させる効果がある。
実施例3 水20Kgにメゾイノシツトヘキサリン酸エステルを2
09.ケイ酸ゾル10g、エタノール20g、沃化ナト
リウム1gを混合した処理液を40℃に保温しておき、
該処理液の中に生ニンニク球根を10/(f浸漬し、1
8模に処理液の温度を10℃低下させ、以後1日ごとに
処理液の温度を10℃ずつ低下させて5日目に生ニンニ
ク球根を処理液から取り出した。
この時、残存処理液は約11.8Ngあり、約8.2K
gはニンニク球根に吸収されたものである。
前記処理済みのニンニク球根を減圧乾燥掌に収容して、
室温30℃、気圧300ミリバールで1日間脱水乾燥さ
せて後、徐々に気圧を低げて、ニンニク球根の含有水分
が65重間%以下になるまで乾燥させた。
このようにして無臭の沃素含有ニンニクを得た。
すなわち前記処理液中のメゾイノシツトヘキサリン酸エ
ステルはニンニク球根の中に浸透してニンニクの不快臭
を発生させる発酵酵素に作用してこれを不活性化させる
作用を有している。
またケイ酸ゾルはニンニク球根中の硫化物を吸着して不
快臭となる硫化物の除去作用をする。従ってメゾイノシ
ツトヘキサリン酸エステルとケイ酸ゾルは各々単独でも
よいが双方の併用により脱臭に対する相乗効果を得るこ
とができる。
前記処理液20 Kg当りのメゾイノシツトヘキサリン
酸エステルの添加層は2g〜100gが適している。こ
のメゾイノシツトヘキサリン酸エステルに代えてイノジ
ットヘキサリン酸エステルを使用してもよい。また同波
に対するケイ酸ゾルの添加間は10g〜30gが適して
いる。更にエタノールを添加する目的の1つにはニンニ
ク球根の表面の不純物を除去する。2つには、メゾイノ
シツトヘキサリン酸エステルの溶解性を良好にする。3
つには沃化ナトリウム等沃化物の溶解性を高めるための
ものであるから、10〜100gで充分だが、それ以上
であってもかまわない。
一般のニンニク球根を食べた人の呼気をガスクロマトグ
ラフィによって計測すると、食[10分でメチルメルカ
プタン6、lppm 、エチルメルカプタンの分析値が
あるが、前記処理液によって処理したニンニク球根を食
べた人の呼気を同じ条件で計測したところ.メチルメル
カプタン ルメルカプタン1.3ppmプロピルメルカプタン0、
 9pp■であり、不快臭は全く無くなっていた。
また沃素の含有量をガスクロマトグラフィによって計測
したところ、ニンニク球根1個60g当りおよそ248
3γの沃素を含有させることができた。
予想より含有量が少なかったのは、減圧脱水によって水
分と共に球根外へ除去されたためであるので減圧させな
ければニンニクに含浸させた沃素をそのまま含有させて
おくことができる。
以上の処理によって含有水分を50〜65重量%の範囲
としたものは生ニンニクと同じく生きた細胞を有してお
り、ビタミンや風味を損っていないので、通常の生ニン
ニクと同様に使用することができるが、ニンニク特有の
不快臭は全くしないし、沃素を含有しているので1房を
食べるだけで1日の必要な沃素を補給することができる
効果がある。
それでいて含有水分が少ないため腐敗しにくく長期間の
保存に耐える。
また含有水分を501 ffi %以下に乾燥させると
、乾燥ニンニクとして長期間保存することができ、特に
減圧による脱水をさせた場合には、型くずれがしないの
で商品価値を損うことがなく、また水を含ませると生ニ
ンニクのようにして使用することができる。
更に含有水分を20重間%以下に乾燥し、粒径7馴以下
の粗粒末とするとき、例えばこの微粉末を10g,ti
苔209,乾燥卵20g,魚粉304J,乾燥野菜10
g,その他10gと混合してふりかけ食品を作るとニン
ニク固有の栄養と、沃素の含まれたニンニク臭がしない
ふりかけ食品が出来、軽食としての「お茶づけ」などに
このふりかけ食品をかけて食べても充分な栄養を摂取す
ることができるし、食後にニンニクの不快臭の心配がな
い。
更に乾燥ニンニク粗粒末を水で戻すと生宿りニンニクの
ようになり、これを刺身につけて食べても或いは漬物、
如菜等に撮りかけたり、ギョウザの具に加えても不快臭
が全くしないので、安心して食べることができ、ニンニ
ク特有の栄養を摂取することができることに加えて欠乏
しがちな沃素を摂取することができる。
前記乾燥ニンニク粗粒末を粒径0.1M以下の微粉末と
するときは更に利用範囲を拡大させることができる。
すなわち、ニンニク臭がしないし、沃素が含有されてい
るという栄!l豊な粉末なので、従来では考えられなか
った利用法が考えられる。その利用法を次に例記する。
(1)生卵、卵焼きに加えると卵の栄養とニンニク固有
の栄養を共に摂取することができ、卵黄のコレステロー
ルの心配がニンニク中の沃素の存在によって解消される
。臭いはしないし、微粉末なので子供にも抵抗がない。
(2)牛乳、乳製品、清涼飲料水、果汁、お茶等に混合
すると、病人、子供にニンニク特有の栄養と沃素を摂取
させることができる。
(3)ミソ汁、ソバつゆ、ドレッシング、マヨネーズ、
醤油、ソース、煮物等に加えるとニンニクの風味を加え
ることができ栄養並びに沃素を不快臭の心配なく摂取す
ることができる。
(4)ソバ、ラドン、ギョウザの皮、パン、トラフ、コ
ンニャク、テンプラ粉、等に加えると、ニンニクの不快
臭を気にせず、ニンニクの風味を加え栄養並びに沃素を
摂取することができる。
(5)コシヨウ、七味トウガラシ、ラー油、グルタミン
酸を主とした調味料等と混合すると、ニンニクの不快臭
はしないがニンニクの風味を加えることができ、班せて
ニンニク固有の栄養と沃素を摂取することができる。
(6)酒に添加すれば、わざわざ生ニンニクを焼酎に漬
けなくてもニンニク酒を作ることができ、かつニンニク
の不快臭もないので、沃素入りの薬用酒として安心して
常用することができる。
以上は1例であり、この乾燥ニンニク末は微粉末であり
、不快臭がしないので、この他にも利用法は多い。
以上説明したように、この第3実施例においては、ニン
ニクの不快臭を脱臭処理してあり、食後においてもその
不快臭は体内で発生せず、かつニンニクのもつ栄養を損
わないばかりか、欠乏しがちな沃素を含有しているので
、極めて有用な食品として提供できるものである。沃素
の含有砧は一般的なものは球根1個(約60g)中に2
000〜3000γはと含有させれば、ニンニクはせい
ぜい1回に1房ぐらいしか食べないものなので、これで
充分に沃素を補給させることができるし、その10倍世
の沃素が含有されていてもニンニクはたまにしか食べな
いものなので害毒になるという開題は全くない。
また前記したように特殊用途に用いるものにおいては、
その目的用途に応じて多量の沃素を含有させることがで
きるし、常用的なものにおいては球根1個当り1γ以上
の微量の沃素を含有させるだけでも充分に沃素補給の目
的は達せられる。
(発明の効果) 以上のように構成されたこの発明は次のようなすぐれた
効果を有している。
(1)沃素含有液にニンニク球根を浸漬させることによ
ってニンニク球根に1γ以上の沃素を簡単に含有させる
ことができて、沃素含有ニンニクを簡単かつ安価に得る
ことができる。
(2)沃素を含有させた沃素含有エタノール液の中にニ
ンニク球根を浸漬させることによって短時間で簡単に沃
素含有ニンニクを得ることができる。
(3)メゾイノシツトヘキサリン酸エステルを主■1と
する脱臭液に沃素を含有させた沃素含有脱臭液にニンニ
ク球根を浸漬させることによって容易にニンニク球根の
不快臭を除去すると共にニンニク球根中に沃素を含有さ
せることができる。
(4)沃素をニンニク球根1個中に1γ以上含有したニ
ンニク球根は、ニンニク固有の栄養の他に、−設入に不
足しがちな沃素を補給させることができる効果がある。
またその沃素は1日当り400γ以上身体に摂取させた
とき、甲状腺ホルモンを充分に補い基礎代謝を活発にし
て健康増進を向上させる効果がある。
(5)脱臭処理されていてかつ沃素を含有しているニン
ニク球根は、ニンニク特有の不快臭がないので、安心し
て食べることができ、ニンニクの有する固有の栄養によ
り健康を増進させることができ、加えて不足がちな沃素
を充分に補って健康の快復、増進、維持を向上させら゛
れる効果がある。
(6)沃素を含有させたニンニク球根を生播りしたニン
ニク擂り身はチュウブ容器等に封入して販売することが
でき、該ニンニク播り身は種々な料理に用いてニンニク
の風味を添えることができると共に不足がちな沃素を手
軽に摂取できる効果がある。
(7)沃素を含有するニンニク球根を粉末とした粗粒末
、微粉末は多岐にわたる食品分野に利用することができ
、特に脱臭されたものにおいては不快臭が食後において
も発生しないので安心して料理その他食品に充分に使用
することができ、不足がちな沃素を種々な面から補給さ
せることができる。
(8)脱臭され、かつ沃素を含有したニンニク球根を加
工したふりかけその他加工食品はニンニク臭の心配がな
いので、充分にニンニクの風味と栄養を活用することが
でき、かつ不足がちな沃素を補給させることができる効
果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ニンニク球根の含有水分が80重量%以下であり
    、該球根中に沃素を含有したことを特徴とする沃素含有
    ニンニク。 (2)メゾイノシツトヘキサリン酸エステルを主剤とす
    る脱臭液で処理された脱臭ニンニク球根であり、該球根
    中の含有水分が80重量%以下であって、球根中に沃素
    を含有したことを特徴とする沃素含有ニンニク。 (3)メゾイノシツトヘキサリン酸エステルを主剤とす
    る脱臭液で処理された脱臭ニンニク球根であり、該球根
    中の含有水分が50重量%以下に乾燥され、かつ沃素を
    含有したことを特徴とする沃素含有ニンニク。 (4)無機沃素化合物を添加した沃素含有液中にニンニ
    ク球根を浸漬して該球根に沃素を含有させた後、これを
    前記処理液から取り出し次いで該球根の含有水分を80
    重量%以下になるよう乾燥させることを特徴とする沃素
    含有ニンニク製造方法。 (5)メゾイノシットヘキサリン酸エステルを主剤とす
    る脱臭液中に無機沃素化合物を添加溶解させ、該脱臭液
    中に生ニンニク球根を浸漬して脱臭処理並びに沃素含浸
    処理を施した後、これを脱臭液から取り出し、次いで該
    球根の含有水分を50〜65重量%になるよう乾燥処理
    することを特徴とする沃素含有ニンニク製造方法。 (6)無機沃化物を溶解したエタノール溶液の中にニン
    ニク球根を浸漬し、該球根に前記溶液を含浸させた後、
    これを取り出し、球根の含有水分を65重量%以下にな
    るよう乾燥することを特徴とする沃素含有ニンニク製造
    方法。 (1)ニンニク球根の擂り身であつて、該擂り身中に沃
    素を含有したことを特徴とする沃素含有ニンニク。 (8)ニンニク球根が1個当り1γ以上の沃素を含有し
    、かつ乾燥後の粉砕平均粒径が7mm以下の粗粒末であ
    ることを特徴とするニンニク末健康食品。 (9)ニンニク球根が1個当り1γ以上の沃素を含有し
    、かつ乾燥後の粉砕平均粒径が0.1mm以下の微粉末
    であることを特徴とするニンニク末健康食品。 (10)ニンニク球根が1個当り1γ以上の沃素を含有
    し、かつ乾燥後の粉砕平均粒径が7mm以下のニンニク
    粗粒末をふりかけ食品に混合したことを特徴とするニン
    ニク健康食品。
JP63110601A 1988-05-09 1988-05-09 沃素含有ニンニク並びにその製造方法及びその加工食品 Pending JPH01281051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260090A (en) * 1991-09-18 1993-11-09 Sakai Isao Process for deodoring garlic or welsh onion and the like

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