JPH0128145B2 - - Google Patents
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- JPH0128145B2 JPH0128145B2 JP58090372A JP9037283A JPH0128145B2 JP H0128145 B2 JPH0128145 B2 JP H0128145B2 JP 58090372 A JP58090372 A JP 58090372A JP 9037283 A JP9037283 A JP 9037283A JP H0128145 B2 JPH0128145 B2 JP H0128145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bleaching
- acid
- improver
- acrylic acid
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Detergent Compositions (AREA)
Description
本発明はセルロース系繊維の漂白性向上剤に関
する。 一般に、セルロース系繊維は精練後においても
なお繊維中に天然色素が存在するので、この天然
色素や更には二次的に付着した着色物をも除去す
るために漂白がなされる。漂白の方法としては過
酸化漂白、塩素漂白、亜塩素酸ナトリウム漂白な
どがあるが、なかでも過酸化漂白は繊維を損傷す
ることが少なく操作も簡単で耐久性のある白さが
得られることから、一般的に広く用いられてい
る。この過酸化漂白は、過酸化水素の分解によつ
て生じる発生期の酸素を利用してセルロース系繊
維中の色素を酸化分解させることによつてなされ
るが、この酸化分解はアルカリ側で行なわせた方
が効率的であるためカセイソーダなどのアルカリ
剤が併用され、更にアルカリ下での過酸化水素分
解の安定化剤としてケイ酸ナトリウムも併用され
る。従つて、漂白浴組成としては、過酸化水素、
アルカリ(カセイソーダなど)、ケイ酸ナトリウ
ム(モル比でSiO2:Na2O=2.5:1のものなど)
から構成されることになるが、漂白に使用される
水の硬度が高い場合にはケイ酸ナトリウムが水の
硬度成分と結合してケイ酸カルシウムやケイ酸マ
グネシウムなどの水に不溶性のケイ酸塩を生じ、
これが繊維上に沈着して布帛の白度が向上せず風
合も粗硬化し更にはミシン針との摩擦係数も上が
つて縫製性に支障をきたすという問題点を有して
おり、その解決が望まれていた。更にこの問題点
を改善するために、エチレンジアミンテトラアセ
チツクアシツド、ジエチレントリアミンペンタア
セチツクアシツド、ヒドロキシルエチレンジアミ
ントリアセチツクアシツド、ニトリロトリアセチ
ツクアシツド、トリポリリン酸ソーダなどが併用
されるケースもあるが、その効果は必ずしも充分
ではなく抜本的な解決にまでは至つていないのが
現状である。 そこで、本発明者らはセルロース系繊維を過酸
化漂白、特に過酸化水素とケイ酸ナトリウムを含
むアルカリ性漂白浴において漂白する場合の前述
のような漂白不良の問題点を解決するために鋭意
研究した結果、本発明を完成した。 即ち、本発明はマレイン酸(MA)及びアクリ
ル酸又はメタクリル酸{以下(メタ)アクリル酸
と略記する}(AA)を必須の構成単量体とする
共重合体であつて、その構成単量体のモル比
(MA/AA=γ)が0.1〜2.7であり、平均分子量
(MW)が1000〜8000である共重合体の塩過酸化
水素とケイ酸ナトリウムを含むアルカリ性漂白浴
において使用するセルロース系繊維の漂白性向上
剤を提供するものである。 セルロース系繊維の漂白を過酸化水素、アルカ
リ、ケイ酸ナトリウムと本発明の漂白性向上剤を
共存させて行なうことにより、従来の漂白方法に
比較してすぐれた白度、風合、縫製性を付与する
ことができる。セルロース系繊維の漂白時に過酸
化水素、アルカリ、ケイ酸ナトリウムと共に本発
明の漂白性向上剤を共存させることによつて漂白
不良の問題点が解消される機構は必ずしも明確で
はないが、本発明の漂白性向上剤が有する著しく
すぐれた金属イオン封鎖能と分散力に起因するも
のと考えられる。このような効果を発揮するため
には前述のマレイン酸(MA)及び(メタ)アク
リル酸(AA)を必須の構成単量体とする共重合
体の塩において、その構成単量体のモル比
(MA/AA)をγとし、その平均分子量をMWと
するとき、γが0.1〜2.7であり、MWが1000〜
8000であることが必要である。γは小さすぎても
逆に大きすぎても効果が少なくなり、また0.1〜
2.7の範囲内では0.1以上1.0未満と1.0以上2.7以下
とでは後者の方がより効果が大きく1.15〜2.7の
範囲が更により効果が大きい。MWは小さすぎて
も逆に大きすぎても効果が小さくなる。更にこの
ような共重合体の塩の中ではγが1.15〜2.7,
MWが1000〜8000,γ×MWが3000以上の条件を
満たすものが最大の効果を発揮する。そして、こ
れらの塩を得るには(メタ)アクリル酸1モルあ
たりマレイン酸1.2〜3.0モルを重合開始剤を用い
てアルカリ金属水酸化物でPHを3.5〜5.0に保つた
水溶液で共重合させ、次いで中和する方法が好ま
しいがその他の方法によつても製造することがで
きる。 本発明のマレイン酸と(メタ)アクリル酸を必
須の構成単量体とする共重合体の塩としては、ア
ルカリ金属塩やアンモニウム塩更にはジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノ
ールアミン塩などの形が使用可能であり、性能を
阻害しない程度に(メタ)アクリル酸重合体に未
中和部分を残しておいても差支えない。 更に、本発明の共重合体は性能を阻害しない程
度にマレイン酸と(メタ)アクリル酸以外に第3
成分を含有する共重合体の形でもよく、この第3
成分としてはアクリルアミド、メタクリルスルホ
ン酸やビニルスルホン酸などの各種スルホン酸、
2−ヒドロキシエチルアクリレート各種アクリル
酸エステル、各種メタクリル酸エステル、N−メ
チロールアクリルアミドあるいはその他の共重合
可能な物質などが使用できる。 また、セルロース系繊維としては、木綿、麻な
どのセルロース天然繊維の他に、これらのセルロ
ース天然繊維とナイロン、ポリエステル、アクリ
ルなどの合成繊維との混合繊維、更にはアセテー
トなどの半合成繊維との混合繊維、レーヨン、キ
ユポラなどの再生繊維との混合繊維などにも適用
することが可能であり、漂白する時の形態も繊
維、糸、綛、チーズ、織物、編物、不織布更には
衣服、寝装商品などの最終繊維製品などのいずれ
の形態であつても差支えない。漂白の方法として
は通常の方法が適用でき、パツド−スチーム法、
加圧煮沸法、煮沸法、60℃程度から100℃までの
浸漬法あるいはその他の方法などが適用可能であ
る。更に本発明による漂白性向上剤は、これまで
に述べてきたような漂白だけのみならず、精練・
漂白、のり抜き・精練・漂白などというように他
の工程と同時に行なわれる漂白にも適用すること
ができる。 本発明の漂白性向上剤の添加量は、漂白剤の量
等により異なるが、一般的には漂白浴中に0.01〜
20g(固形分換算)/、好ましくは0.04〜10g
(固形分換算)/使用される。 次に、合成例、実施例により本発明を更に詳細
に説明するが、本発明に必ずしも以下の実施例の
みに限定される訳ではない。 合成例 1 4つ口フラスコにより、アクリル酸と無水マレ
イン酸をそれぞれ水酸化ナトリウム水溶液の存在
下で中和して得たアクリル酸ナトリウム水溶液と
マレイン酸ナトリウム水溶液を用い、過硫酸アン
モニウムの存在下で重合温度100℃、重合時間5
時間の条件で水溶液重合を行ない、共重合体のナ
トリウム塩からなる漂白性向上剤を得た。 合成例 2 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液を用
い、過硫酸アンモニウムと過酸化水素の存在下で
重合温度100℃、重合時間5時間の条件で水溶液
重合を行ない、次いで水酸化ナトリウム水溶液を
用いて中和し共重合体のナトリウム塩からなる漂
白性向上剤を得た。 合成例 3 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液とを
用い、過硫酸アンモニウムと過酸化水素、水酸化
ナトリウムの存在下で重合温度100℃、重合時間
6時間の条件で水溶液重合を行ない、次いで更に
水酸化ナトリウム水溶液を加えて共重合体のナト
リウム塩からなる漂白性向上剤を得た。 合成例 4 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液とを
用い、過硫化水素と水酸化ナトリウムの存在下で
重合温度100℃、重合時間6時間の条件で水溶液
重合を行ない、次いで更に水酸化ナトリウム水溶
液を加えて共重合体のナトリウム塩からなる漂白
性向上剤を得た。 合成例 5 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液及び
アクリルアミドを用い、過酸化水素と水酸化ナト
リウムの存在下で重合温度100℃、重合時間6時
間の条件で水溶液重合を行ない、次いで更に水酸
化ナトリウム水溶液を加えて第3成分としてアク
リルアミドを3%含む共重合体の塩からなる漂白
性向上剤を得た。 合成例 6 合成例4と同様な方法により漂白性向上剤を得
た。 合成例 7 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸とアク
リル酸のイソプロピルアルコール溶解液を用い、
過酸化ベンゾイルの存在下で重合温度90℃、重合
時間8時間の条件で共重合させ、次いでイソプロ
ピルアルコールを留出してアンモニア水で中和し
共重合体のアンモニウム塩からなる漂白性向上剤
を得た。 合成例 8 合成例7の方法によりアンモニア水の代わりに
トリエタノールアミン水溶液で中和し、共重合体
のトリエタノールアミン塩からなる漂白性向上剤
を得た。 合成例1〜8で得た漂白性向上剤のマレイン
酸/アクリル酸モル比(γ)、平均分子量
(MW)、γ×MW、塩の種類を表1にまとめて示
した。なお、MWはGPC(ゲル・パーミユレーシ
ヨン・クロマトグラフイー)測定により求め、γ
はプロミン−プロマイド法により総残存モノマー
量(マレイン酸及びアクリル酸)を、次いでプロ
マイド−プロメート法により残存アクリル酸モノ
マー量をそれぞれ求めた後計算により算出した。
する。 一般に、セルロース系繊維は精練後においても
なお繊維中に天然色素が存在するので、この天然
色素や更には二次的に付着した着色物をも除去す
るために漂白がなされる。漂白の方法としては過
酸化漂白、塩素漂白、亜塩素酸ナトリウム漂白な
どがあるが、なかでも過酸化漂白は繊維を損傷す
ることが少なく操作も簡単で耐久性のある白さが
得られることから、一般的に広く用いられてい
る。この過酸化漂白は、過酸化水素の分解によつ
て生じる発生期の酸素を利用してセルロース系繊
維中の色素を酸化分解させることによつてなされ
るが、この酸化分解はアルカリ側で行なわせた方
が効率的であるためカセイソーダなどのアルカリ
剤が併用され、更にアルカリ下での過酸化水素分
解の安定化剤としてケイ酸ナトリウムも併用され
る。従つて、漂白浴組成としては、過酸化水素、
アルカリ(カセイソーダなど)、ケイ酸ナトリウ
ム(モル比でSiO2:Na2O=2.5:1のものなど)
から構成されることになるが、漂白に使用される
水の硬度が高い場合にはケイ酸ナトリウムが水の
硬度成分と結合してケイ酸カルシウムやケイ酸マ
グネシウムなどの水に不溶性のケイ酸塩を生じ、
これが繊維上に沈着して布帛の白度が向上せず風
合も粗硬化し更にはミシン針との摩擦係数も上が
つて縫製性に支障をきたすという問題点を有して
おり、その解決が望まれていた。更にこの問題点
を改善するために、エチレンジアミンテトラアセ
チツクアシツド、ジエチレントリアミンペンタア
セチツクアシツド、ヒドロキシルエチレンジアミ
ントリアセチツクアシツド、ニトリロトリアセチ
ツクアシツド、トリポリリン酸ソーダなどが併用
されるケースもあるが、その効果は必ずしも充分
ではなく抜本的な解決にまでは至つていないのが
現状である。 そこで、本発明者らはセルロース系繊維を過酸
化漂白、特に過酸化水素とケイ酸ナトリウムを含
むアルカリ性漂白浴において漂白する場合の前述
のような漂白不良の問題点を解決するために鋭意
研究した結果、本発明を完成した。 即ち、本発明はマレイン酸(MA)及びアクリ
ル酸又はメタクリル酸{以下(メタ)アクリル酸
と略記する}(AA)を必須の構成単量体とする
共重合体であつて、その構成単量体のモル比
(MA/AA=γ)が0.1〜2.7であり、平均分子量
(MW)が1000〜8000である共重合体の塩過酸化
水素とケイ酸ナトリウムを含むアルカリ性漂白浴
において使用するセルロース系繊維の漂白性向上
剤を提供するものである。 セルロース系繊維の漂白を過酸化水素、アルカ
リ、ケイ酸ナトリウムと本発明の漂白性向上剤を
共存させて行なうことにより、従来の漂白方法に
比較してすぐれた白度、風合、縫製性を付与する
ことができる。セルロース系繊維の漂白時に過酸
化水素、アルカリ、ケイ酸ナトリウムと共に本発
明の漂白性向上剤を共存させることによつて漂白
不良の問題点が解消される機構は必ずしも明確で
はないが、本発明の漂白性向上剤が有する著しく
すぐれた金属イオン封鎖能と分散力に起因するも
のと考えられる。このような効果を発揮するため
には前述のマレイン酸(MA)及び(メタ)アク
リル酸(AA)を必須の構成単量体とする共重合
体の塩において、その構成単量体のモル比
(MA/AA)をγとし、その平均分子量をMWと
するとき、γが0.1〜2.7であり、MWが1000〜
8000であることが必要である。γは小さすぎても
逆に大きすぎても効果が少なくなり、また0.1〜
2.7の範囲内では0.1以上1.0未満と1.0以上2.7以下
とでは後者の方がより効果が大きく1.15〜2.7の
範囲が更により効果が大きい。MWは小さすぎて
も逆に大きすぎても効果が小さくなる。更にこの
ような共重合体の塩の中ではγが1.15〜2.7,
MWが1000〜8000,γ×MWが3000以上の条件を
満たすものが最大の効果を発揮する。そして、こ
れらの塩を得るには(メタ)アクリル酸1モルあ
たりマレイン酸1.2〜3.0モルを重合開始剤を用い
てアルカリ金属水酸化物でPHを3.5〜5.0に保つた
水溶液で共重合させ、次いで中和する方法が好ま
しいがその他の方法によつても製造することがで
きる。 本発明のマレイン酸と(メタ)アクリル酸を必
須の構成単量体とする共重合体の塩としては、ア
ルカリ金属塩やアンモニウム塩更にはジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノ
ールアミン塩などの形が使用可能であり、性能を
阻害しない程度に(メタ)アクリル酸重合体に未
中和部分を残しておいても差支えない。 更に、本発明の共重合体は性能を阻害しない程
度にマレイン酸と(メタ)アクリル酸以外に第3
成分を含有する共重合体の形でもよく、この第3
成分としてはアクリルアミド、メタクリルスルホ
ン酸やビニルスルホン酸などの各種スルホン酸、
2−ヒドロキシエチルアクリレート各種アクリル
酸エステル、各種メタクリル酸エステル、N−メ
チロールアクリルアミドあるいはその他の共重合
可能な物質などが使用できる。 また、セルロース系繊維としては、木綿、麻な
どのセルロース天然繊維の他に、これらのセルロ
ース天然繊維とナイロン、ポリエステル、アクリ
ルなどの合成繊維との混合繊維、更にはアセテー
トなどの半合成繊維との混合繊維、レーヨン、キ
ユポラなどの再生繊維との混合繊維などにも適用
することが可能であり、漂白する時の形態も繊
維、糸、綛、チーズ、織物、編物、不織布更には
衣服、寝装商品などの最終繊維製品などのいずれ
の形態であつても差支えない。漂白の方法として
は通常の方法が適用でき、パツド−スチーム法、
加圧煮沸法、煮沸法、60℃程度から100℃までの
浸漬法あるいはその他の方法などが適用可能であ
る。更に本発明による漂白性向上剤は、これまで
に述べてきたような漂白だけのみならず、精練・
漂白、のり抜き・精練・漂白などというように他
の工程と同時に行なわれる漂白にも適用すること
ができる。 本発明の漂白性向上剤の添加量は、漂白剤の量
等により異なるが、一般的には漂白浴中に0.01〜
20g(固形分換算)/、好ましくは0.04〜10g
(固形分換算)/使用される。 次に、合成例、実施例により本発明を更に詳細
に説明するが、本発明に必ずしも以下の実施例の
みに限定される訳ではない。 合成例 1 4つ口フラスコにより、アクリル酸と無水マレ
イン酸をそれぞれ水酸化ナトリウム水溶液の存在
下で中和して得たアクリル酸ナトリウム水溶液と
マレイン酸ナトリウム水溶液を用い、過硫酸アン
モニウムの存在下で重合温度100℃、重合時間5
時間の条件で水溶液重合を行ない、共重合体のナ
トリウム塩からなる漂白性向上剤を得た。 合成例 2 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液を用
い、過硫酸アンモニウムと過酸化水素の存在下で
重合温度100℃、重合時間5時間の条件で水溶液
重合を行ない、次いで水酸化ナトリウム水溶液を
用いて中和し共重合体のナトリウム塩からなる漂
白性向上剤を得た。 合成例 3 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液とを
用い、過硫酸アンモニウムと過酸化水素、水酸化
ナトリウムの存在下で重合温度100℃、重合時間
6時間の条件で水溶液重合を行ない、次いで更に
水酸化ナトリウム水溶液を加えて共重合体のナト
リウム塩からなる漂白性向上剤を得た。 合成例 4 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液とを
用い、過硫化水素と水酸化ナトリウムの存在下で
重合温度100℃、重合時間6時間の条件で水溶液
重合を行ない、次いで更に水酸化ナトリウム水溶
液を加えて共重合体のナトリウム塩からなる漂白
性向上剤を得た。 合成例 5 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸を水酸
化ナトリウム水溶液の存在下で中和して得たマレ
イン酸ナトリウム水溶液とアクリル酸水溶液及び
アクリルアミドを用い、過酸化水素と水酸化ナト
リウムの存在下で重合温度100℃、重合時間6時
間の条件で水溶液重合を行ない、次いで更に水酸
化ナトリウム水溶液を加えて第3成分としてアク
リルアミドを3%含む共重合体の塩からなる漂白
性向上剤を得た。 合成例 6 合成例4と同様な方法により漂白性向上剤を得
た。 合成例 7 4つ口フラスコにより、無水マレイン酸とアク
リル酸のイソプロピルアルコール溶解液を用い、
過酸化ベンゾイルの存在下で重合温度90℃、重合
時間8時間の条件で共重合させ、次いでイソプロ
ピルアルコールを留出してアンモニア水で中和し
共重合体のアンモニウム塩からなる漂白性向上剤
を得た。 合成例 8 合成例7の方法によりアンモニア水の代わりに
トリエタノールアミン水溶液で中和し、共重合体
のトリエタノールアミン塩からなる漂白性向上剤
を得た。 合成例1〜8で得た漂白性向上剤のマレイン
酸/アクリル酸モル比(γ)、平均分子量
(MW)、γ×MW、塩の種類を表1にまとめて示
した。なお、MWはGPC(ゲル・パーミユレーシ
ヨン・クロマトグラフイー)測定により求め、γ
はプロミン−プロマイド法により総残存モノマー
量(マレイン酸及びアクリル酸)を、次いでプロ
マイド−プロメート法により残存アクリル酸モノ
マー量をそれぞれ求めた後計算により算出した。
【表】
比較合成例 1
撹拌棒、冷却管、温度計、N2ガス導入管、滴
下漏斗をセツトした2−4つ口フラスコ内にイ
オン交換水670gを仕込み、100℃まで昇温した。
系内が100℃になつたところで80%アクリル酸560
g、48%カセイソーダ水溶液492g、30%過硫酸
アンモニウム74g、35%過酸化水素水132.8gを
それぞれ同時に4時間かけて滴下した。添加終了
後100℃で1時間熟成し、ポリアクリル酸ソーダ
からなる漂白性向上剤を得た。なお、分子量は
GPCで測定すると約5000であつた。 比較合成例 2 比較合成例1で用いた装置を使用して、フラス
コ内に20%イソプロピルアルコール水溶液1200g
を仕込み、80℃まで昇温した。系内温度が80℃に
なつたところで98%アクリル酸224g、10%過硫
酸アンモニウム水溶液71gを同時に2時間かけて
滴下した。添加終了後80℃で1時間熟成した後に
イソプロピルアルコールを除去して、48%カセイ
ソーダ水溶液246gを加えて中和し、ポリアクリ
ル酸ソーダからなる漂白性向上剤を得た。なお、
分子量はGPCで測定すると約3000であつた。 比較合成例 3 比較合成例2で得たポリアクリル酸をカセイソ
ーダの代わりに28%アンモニア水179gで中和し、
分子量約3000のポリアクリル酸アンモニウムから
なる漂白性向上剤を得た。 実施例 1 精練した綿天笠編ニツトを漂白し、その漂白性
を調べた。結果を表2に示す。 〈漂白条件〉 使用水の硬度 20゜DH 浴 比 1対25 温 度 80℃ 時 間 30分 使用薬剤 表2参照 〈評価〉 処理した布の風合は、官能検査法により判定し
た。白度は、スガ試験機(株)製SMカラーコンピユ
ーターSM−3型を用いて測色し、Lab系の白度
式 W=100−〔(100−L)2+a2+b2〕1/2 但し、L=測定された明度 a=測定されたクロマチツクネス指数 b=測定されたクロマチツクネス指数 によつて白度(W)を求め評価した。縫製性は、
布を4枚重ねにし本縫ミシンで針#11Sを用いて
30cm空縫いした場合の地糸切れ箇所数で評価し
た。
下漏斗をセツトした2−4つ口フラスコ内にイ
オン交換水670gを仕込み、100℃まで昇温した。
系内が100℃になつたところで80%アクリル酸560
g、48%カセイソーダ水溶液492g、30%過硫酸
アンモニウム74g、35%過酸化水素水132.8gを
それぞれ同時に4時間かけて滴下した。添加終了
後100℃で1時間熟成し、ポリアクリル酸ソーダ
からなる漂白性向上剤を得た。なお、分子量は
GPCで測定すると約5000であつた。 比較合成例 2 比較合成例1で用いた装置を使用して、フラス
コ内に20%イソプロピルアルコール水溶液1200g
を仕込み、80℃まで昇温した。系内温度が80℃に
なつたところで98%アクリル酸224g、10%過硫
酸アンモニウム水溶液71gを同時に2時間かけて
滴下した。添加終了後80℃で1時間熟成した後に
イソプロピルアルコールを除去して、48%カセイ
ソーダ水溶液246gを加えて中和し、ポリアクリ
ル酸ソーダからなる漂白性向上剤を得た。なお、
分子量はGPCで測定すると約3000であつた。 比較合成例 3 比較合成例2で得たポリアクリル酸をカセイソ
ーダの代わりに28%アンモニア水179gで中和し、
分子量約3000のポリアクリル酸アンモニウムから
なる漂白性向上剤を得た。 実施例 1 精練した綿天笠編ニツトを漂白し、その漂白性
を調べた。結果を表2に示す。 〈漂白条件〉 使用水の硬度 20゜DH 浴 比 1対25 温 度 80℃ 時 間 30分 使用薬剤 表2参照 〈評価〉 処理した布の風合は、官能検査法により判定し
た。白度は、スガ試験機(株)製SMカラーコンピユ
ーターSM−3型を用いて測色し、Lab系の白度
式 W=100−〔(100−L)2+a2+b2〕1/2 但し、L=測定された明度 a=測定されたクロマチツクネス指数 b=測定されたクロマチツクネス指数 によつて白度(W)を求め評価した。縫製性は、
布を4枚重ねにし本縫ミシンで針#11Sを用いて
30cm空縫いした場合の地糸切れ箇所数で評価し
た。
【表】
表2の結果から明らかなように、過酸化水素と
カセイソーダ、3号ケイ酸ナトリウムのみによる
ものは風合が硬く白度、縫製性も劣つており、エ
チレンジアミンテトラアセチツクアシツドを併用
したものでも大巾な漂白性の改善はなされていな
い。これに対して、本発明による漂白性向上剤を
併用したものでは風合がソフトであつて、白度、
縫製性にもすぐれていて良好な漂白性を示してい
る。また、比較合成例のものは風合がソフトであ
り白度、縫製性もよいが、本発明の漂白性向上剤
のレベルには至つていない。 実施例 2 精練した綿両面編ニツトを漂白し、その漂白性
を調べた。結果を表3に示す。 〈漂白条件〉 使用水の硬度 25゜DH 浴 比 1対30 温 度 90℃ 時 間 20分 使用薬剤 表3参照 〈評価〉 実施例1と同一の方法によつた。
カセイソーダ、3号ケイ酸ナトリウムのみによる
ものは風合が硬く白度、縫製性も劣つており、エ
チレンジアミンテトラアセチツクアシツドを併用
したものでも大巾な漂白性の改善はなされていな
い。これに対して、本発明による漂白性向上剤を
併用したものでは風合がソフトであつて、白度、
縫製性にもすぐれていて良好な漂白性を示してい
る。また、比較合成例のものは風合がソフトであ
り白度、縫製性もよいが、本発明の漂白性向上剤
のレベルには至つていない。 実施例 2 精練した綿両面編ニツトを漂白し、その漂白性
を調べた。結果を表3に示す。 〈漂白条件〉 使用水の硬度 25゜DH 浴 比 1対30 温 度 90℃ 時 間 20分 使用薬剤 表3参照 〈評価〉 実施例1と同一の方法によつた。
【表】
表3の結果から明らかなように、過酸化水素と
カセイソーダ、3号ケイ酸ナトリウムのみによる
ものは風合が硬く、白度、縫製性も劣つており、
ジエチレントリアミンペンタアセチツクアシツド
を併用したものでも大巾な漂白性の改善はなされ
ていない。これに対して、本発明による漂白性向
上剤を併用したものでは風合がソフトであつて白
度、縫製性にもすぐれていて良好な漂白性を示し
ている。また、比較合成例のものは風合がソフト
であり白度、縫製性もよいが、本発明の漂白性向
上剤のレベルには至つていない。
カセイソーダ、3号ケイ酸ナトリウムのみによる
ものは風合が硬く、白度、縫製性も劣つており、
ジエチレントリアミンペンタアセチツクアシツド
を併用したものでも大巾な漂白性の改善はなされ
ていない。これに対して、本発明による漂白性向
上剤を併用したものでは風合がソフトであつて白
度、縫製性にもすぐれていて良好な漂白性を示し
ている。また、比較合成例のものは風合がソフト
であり白度、縫製性もよいが、本発明の漂白性向
上剤のレベルには至つていない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マレイン酸(MA)及びアクリル酸又はメタ
クリル酸(AA)を必須の構成単量体とする共重
合体であつて、その構成単量体のモル比(MA/
AA=γ)が0.1〜2.7であり、平均分子量(MW)
が1000〜8000である共重合体の塩からなる過酸化
水素とケイ酸ナトリウムを含むアルカリ性漂白浴
において使用するセルロース系繊維の漂白性向上
剤。 2 γが1.15〜2.7であり、MWが1000〜8000で
あり、かつγ×MWが3000以上である特許請求の
範囲第1項記載の漂白性向上剤。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58090372A JPS59216973A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 漂白性向上剤 |
| US06/595,792 US4595394A (en) | 1983-04-08 | 1984-04-02 | Agent for improving processability of cellulose fibers: acid polymer salts for improved scouring |
| GB08408980A GB2137671B (en) | 1983-04-08 | 1984-04-06 | Agent for improving processability of fibres |
| DE19843413367 DE3413367A1 (de) | 1983-04-08 | 1984-04-09 | Verfahren und mittel zur verbesserung der verarbeitbarkeit von fasern |
| HK95289A HK95289A (en) | 1983-04-08 | 1989-11-30 | A method of treating textile fibre |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58090372A JPS59216973A (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | 漂白性向上剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59216973A JPS59216973A (ja) | 1984-12-07 |
| JPH0128145B2 true JPH0128145B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=13996727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58090372A Granted JPS59216973A (ja) | 1983-04-08 | 1983-05-23 | 漂白性向上剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59216973A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6232195A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-12 | 花王株式会社 | 漂白性向上剤 |
| JPH11323390A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-26 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1530799A (en) * | 1975-08-28 | 1978-11-01 | Unilever Ltd | Detergent compositions |
| LU74434A1 (ja) * | 1976-02-25 | 1977-09-12 | ||
| US4115059A (en) * | 1977-10-03 | 1978-09-19 | Fmc Corporation | Aromatic sulfonyl fluorides as peroxygen activators |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP58090372A patent/JPS59216973A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59216973A (ja) | 1984-12-07 |
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