JPH0128288Y2 - - Google Patents

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JPH0128288Y2
JPH0128288Y2 JP1982073206U JP7320682U JPH0128288Y2 JP H0128288 Y2 JPH0128288 Y2 JP H0128288Y2 JP 1982073206 U JP1982073206 U JP 1982073206U JP 7320682 U JP7320682 U JP 7320682U JP H0128288 Y2 JPH0128288 Y2 JP H0128288Y2
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cylinder
upper wall
block
cylinder bore
center
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JP1982073206U
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は多気筒エンジンのシリンダブロツク
に関する。
従来、多気筒エンジンのシリンダブロツクとし
ては、内部をピストンが往復運動するシリンダ部
とブロツク外壁との間にウオータジヤケツトを備
えると共に、上記シリンダ部とブロツク外壁とを
接続する上壁部の剛性を、各気筒について略均一
にしたものが知られている(たとえばルーチエレ
ガート構造と整備、昭和52年10月発行、64頁)。
ところで、上記従来の多気筒エンジンのシリン
ダブロツクの上部にガスケツトを介してシリンダ
ヘツドを締付ボルトにより固着すると、次のよう
な問題が生じる場合がある。すなわち、上壁部の
両端を上方に曲げようとする締付ボルトの張力
と、略等分布荷重を考えられるガスケツトの面圧
とにより、第1図に示すように、シリンダブロツ
ク1に曲げモーメントM,Mが作用して、シリン
ダブロツク1が仮想線に示すように変形する(誇
張して示している)。このようなシリンダブロツ
ク1の上壁部つまりトツプデツキの変形は、トツ
プデツキが受けるヘツドボルトによる両端を上方
に向ける曲げ作用とガスケツトによる両端を下方
に向ける曲げ作用の合成により決まる。そして、
ヘツドボルトの数を極力低減した構造において
は、これの曲げ作用と、略等分布荷重と考えられ
るガスケツト面圧による曲げ作用が釣り合わず、
結果として両端が持ち上がるトツプデツキ変形が
起きるのである。そして、曲げモーメントM,M
により第2図中の仮想線に示すように、端に位置
する気筒2,3のシリンダボア4,5の変形は中
央の気筒6,7のシリンダボア8,9の変形より
も大きくなつて、上記端の気筒2,3のシリンダ
ボア4,5はシリンダブロツク1の長手方向と直
交する方向が長軸となる長円となり、その長径が
短径よりも著しく長くなる。このため、上記従来
のシリンダブロツク1は端の気筒においてピスト
ンリング、ピストン、シリンダライナ等の偏摩耗
やガス漏れが生じるという問題がある。
この考案は上記問題を解消すべく、内部をピス
トンが往復運動するシリンダ部と、ブロツク外壁
と、上下部においてシリンダ部とブロツク外壁と
を接続する上壁部および下壁部を有して、これら
の間にウオータジヤケツトを形成する一方、端に
位置するシリンダボアのシリンダ列方向外端部お
よびシリンダボア間のみの上記上壁部に、各シリ
ンダボア中心を結ぶ中心線を挾んで対称的に一対
のシリンダヘツドボルト螺合部を形成し、上壁部
にシリンダヘツドボルトによりシリンダヘツドが
固着される多気筒エンジンのシリンダブロツクに
おいて、上記中心線に対して直角方向のシリンダ
ボア中心部を通る断面であつて、端に位置するシ
リンダボア外周の上壁部の断面積を、中央に位置
するシリンダボア外周の上壁部の断面積よりも多
くすると共に、上記端に位置するシリンダボアの
上記中心線に対して直角方向の上記シリンダボア
中心を通る断面に対して、シリンダ列方向におけ
るシリンダボア直径の範囲内において、上記上壁
部は略対称に形成されていることによつて、シリ
ンダブロツクの上壁部の変形を効果的に防止し得
て、ピストンリング、ピストン、シリンダライナ
の偏摩耗やガス漏れを防止し得るエンジンのシリ
ンダブロツクを新規に提供することを目的として
いる。
以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
第3,4,5図において、11は4気筒エンジ
ンのシリンダブロツク、12,13,14,15
は各気筒のシリンダ部、16,17,18,19
は各気筒のシリンダ部12,13,14,15の
内側に形成され、図示しないピストンが往復動す
る各シリンダボア、21はブロツク外壁、22は
上記シリンダ部12,13,14,15とブロツ
ク外壁21との間に形成されたウオータジヤケツ
ト、25は上記シリンダ部12,13,14,1
5とブロツク外壁21とを上方において接続する
上壁部すなわちトツプデツキ、26はシリンダヘ
ツドボルト螺合部としてのボルト穴、27は冷却
水通路である。上記ボルト穴26は、端に位置す
るシリンダボア16,19のシリンダ列方向外端
部及びシリンダボア間のみの上記上壁部25に、
各シリンダボア中心を結ぶ中心線を挾んで対称的
に設けている。
上記上壁部25の上下方向の肉厚は、第3,
4,5図に示すように、両端の気筒2,3と中心
側の気筒6,7とで相異させている。すなわち、
上記両端の気筒2,3の上壁部32,35の肉厚
Xを、中央側の気筒6,7の上壁部33,34の
肉厚Yよりも厚くして、すなわち端に位置するシ
リンダボア外周の上壁部の断面積を、中央に位置
するシリンダボア外周の上壁部の断面積よりも多
くして、両端の気筒2,3の上壁部32,35の
剛性を中央側の気筒6,7の上壁部33,34よ
りも高くしている。
いま、上記構成のシリンダブロツク11に、図
示しないが、ガスケツトを介してシリンダヘツド
をシリンダヘツドボルトとしての締付ボルトによ
り固着していて、その締付ボルトの張力とガスケ
ツトの面圧とにより、第2図に示す曲げモーメン
トM,Mと同様な曲げモーメントがシリンダブロ
ツク11にそれを長手方向に曲げるように作用し
ているとする。
このとき、上記シリンダブロツク11に作用す
る曲げモーメントは、締付ボルトによる上壁部の
両端を上方に向ける力とガスケツトによる両端を
下方に向ける力の合成により決まる。このエンジ
ンのようにヘツドボルトを極力低減した構造にお
いては、締付ボルトの張力による曲げ作用と、略
等分布荷重と考えられるガスケツト面圧による曲
げ作用が釣り合わず、結果として、上壁部の両端
が持ち上がる変形が起きようとし、両端の気筒
2,3のシリンダボア16,19が中央側の気筒
6,7のシリンダボア17,18よりも大きく変
形して、長軸がシリンダブロツク11の長手方向
と直交する長円になろうとする。しかしながら、
両端の気筒2,3の上壁部32,35の肉厚Xが
中央側の気筒6,7の上壁部33,34の肉厚Y
よりも厚くおつていて、上記両端の気筒2,3の
上壁部32,35の剛性が高いため、両端の気筒
2,3におけるシリンダボア16,17の変形は
抑制される。すなわち、最も変形が大きくなろう
とする両端の気筒2,3のみの上壁部32,35
の肉厚を厚くして、また、シリンダ列と直交し、
かつシリンダボア中心を通る線に対してそのシリ
ンダボアの直径の範囲内において略対称にその剛
性を高めているから、シリンダボア16,19の
変形は効果的に抑制されるのである。したがつ
て、ピストンリング等の偏摩耗は防止され、シリ
ンダライナとピストンとの間からのガス漏れは防
止される。
第6,7図に示す変形例は、両端の気筒2,3
の上壁部32,35を中央側の気筒6,7の上壁
部33,34よりも、シリンダボア16,19の
中心線と直交する方向に張り出させ、端に位置す
るシリンダボア外周の上壁部32,35の断面積
を、中央に位置するシリンダボア外周の上壁部3
3,34の断面積よりも多くして、両端の気筒
2,3の上壁部32,35の剛性を高くして、シ
リンダブロツクの変形を効果的に抑制し、上記シ
リンダボア16,19の変形を効果的に抑制する
ようにしたものである。
なお、シリンダヘツドボルトは植込み式のスタ
ツドボルトであつてもよい。
以上の説明で明らかなように、この考案によれ
ば、両端の気筒の上壁部の剛性を中央側の気筒の
上壁部の剛性よりも高くし、かつこの剛性の高い
部分がシリンダ列と直交し、かつシリンダボアの
中心を通る線に対してシリンダボアの直径の範囲
内において対称にしているので、シリンダブロツ
クの変形を効果的に防止することができ、したが
つて、ピストンリングやシリンダライナ等の偏摩
耗を防止でき、ガス漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジンのシリンダブロツクの
正面図、第2図は上記シリンダブロツクの平面
図、第3図はこの考案の1実施例の平面図、第4
図は第3図のA−A線断面図、第5図は第3図の
B−B線断面図、第6図は変形例の平面図、第7
図は第6図のA−A線断面図である。 12,13,14,15……シリンダ部、21
……ブロツク外壁、22……ウオータジヤケツ
ト、25,32,33,34,35……上壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部をピストンが往復運動するシリンダ部と、
    ブロツク外壁と、上下部においてシリンダ部とブ
    ロツク外壁とを接続する上壁部および下壁部を有
    して、これらの間にウオータジヤケツトを形成す
    る一方、端に位置するシリンダボアのシリンダ列
    方向外端部およびシリンダボア間のみの上記上壁
    部に、各シリンダボア中心を結ぶ中心線を挾んで
    対称的に一対のシリンダヘツドボルト螺合部を形
    成し、上壁部にシリンダヘツドボルトによりシリ
    ンダヘツドが固着される多気筒エンジンのシリン
    ダブロツクにおいて、 上記中心線に対して直角方向のシリンダボア中
    心部を通る断面であつて、端に位置するシリンダ
    ボア外周の上壁部の断面積を、中央に位置するシ
    リンダボア外周の上壁部の断面積よりも多くする
    と共に、上記端に位置するシリンダボアの上記中
    心線に対して直角方向の上記シリンダボア中心を
    通る断面に対して、シリンダ列方向におけるシリ
    ンダボア直径の範囲内において、上記上壁部は略
    対称に形成されていることを特徴とするエンジン
    のシリンダブロツク。
JP7320682U 1982-05-18 1982-05-18 エンジンのシリンダブロツク Granted JPS58175153U (ja)

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JP7320682U JPS58175153U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 エンジンのシリンダブロツク

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JP7320682U JPS58175153U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 エンジンのシリンダブロツク

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JPS58175153U JPS58175153U (ja) 1983-11-22
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JPS55119335U (ja) * 1979-02-14 1980-08-23

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JPS58175153U (ja) 1983-11-22

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