JPH01283225A - 牛呼吸器感染症治療用エアゾール製剤およびそれを用いる治療方法 - Google Patents

牛呼吸器感染症治療用エアゾール製剤およびそれを用いる治療方法

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JPH01283225A
JPH01283225A JP11155188A JP11155188A JPH01283225A JP H01283225 A JPH01283225 A JP H01283225A JP 11155188 A JP11155188 A JP 11155188A JP 11155188 A JP11155188 A JP 11155188A JP H01283225 A JPH01283225 A JP H01283225A
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antibiotic
aerosol
bovine respiratory
catheter
treating
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JP11155188A
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Tsutomu Sasagawa
笹川 勉
Norio Watanabe
渡辺 典夫
Mitsuru Fukushima
満 福島
Yoshihito Inaba
稲葉 義仁
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Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は牛の呼吸器疾患、特に肺炎に対して有効な治療
効果を有するエアゾール製剤、該エアゾール製剤を使用
する治療方法および該治療方法に用いられる治療用キラ
]・に関する。
[従来の技術] 近年、酪農および肉用牛肥育経営は年々規模が拡大し、
省力化、合理化のための集団飼育方式が急速に普及して
いる。ところが、このような飼育形態においては、肺炎
、下痢、乳房炎、代謝病などが多発し、特に肺炎は噛育
、肥育段階での致死率が高いので畜産農家に与える損害
は非常に大きなものとなっている。
従来、牛の肺炎に対する治療法としては、硫酸カナマイ
シン、硫酸ゲンタマイシン等のアミノグリコシド系抗生
物質が用いられているが、経口投与や注射投与などの全
身投与では標的濃度か予想以上に低11度となるので治
療効果が低く、しかも肺以外の臓器や注射部位での薬剤
の長期残留の問題か数多く認められ、さらに経口投与は
ルーメン70−ラの問題から通常は実施できない。
そこで肺病梁部に直接薬剤を投与して病巣部局所濃度を
高める方法が指向され、例えば吸入療法([家畜診療J
 191(5)39〜42(1979)) 、器管内注
入療法([家畜診療J 68(11)34〜38(19
68)、) 、肺実質内注入療法([家畜診療J 25
5(9)30〜34(1984))が考えられた。
しかしながら、吸入療法は装置が大型で噴霧粒子の調節
などの操作が煩雑であり、また噴霧の瞬間にこれを肺へ
深く吸込むタイミングが必要であるなど実際の適用技術
が難しく、しかも病巣部への薬剤の到達量が十分でない
ので病巣部薬剤濃度は筋肉性とあまり変わらないという
問題がおる。
また気管内注入療法では肺における薬液の分布が均一で
なく、しかも固体差が大きいなど、近年その効果は否定
的な報告が多い。肺実質内注入療法は胸膜の癒着を引き
起こすことが避□け難□く、通常は利用できない。
そこでこれらの方法をさらに改良したものとして、気管
内噴霧療法([家畜診療J 262(4) 17〜24
(1985) )が提案された。これはコンプレッサー
装置を用い、牛の鼻孔よりカテーテルを挿入し、気管支
分岐部に薬液を噴霧投与するものである。
この療法では、薬剤は肺各葉の細気管支および肺胞にほ
ぼ均一に分布し、病巣部において非常に高い濃度で薬剤
の存在が認められるなど、局所療法としての優れた効果
がある。勿論、肺は一般に可食性ではないので薬剤残留
による公衆衛生上の問題はない。
しかしながら、この療法では、コンプレッサー装置を使
用するので、現場での取り扱いが大掛かりとなり、かつ
無菌的に注入することが不可能となる。また耐用期間の
保証など安全性に問題がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記気管内噴霧療法をさらに改良し、薬剤を病
巣部のみに局部的に高濃度投与することができるもので
必って、しかも簡便にかつ無菌的に操作することのでき
る牛呼吸器感染症治療用の製剤およびその使用方法を提
供することを目的とするものでめる。
[課題を解決するための手段および作用]本発明者らは
、上記牛呼吸器感染症の注入用の製剤をエアゾール方式
とすることによって、使用者である各畜産業者が簡便に
かつ衛生的に取り扱うことができることに着目し、それ
にともなって最も効果的に薬剤が病巣部に到達し最良の
治療効果を発揮するような諸条件を検問した結果、本発
明に至った。
すなわち、本発明は、水溶性抗生物質を主成分とする無
菌状の水溶液と炭酸ガス、空気および窒素ガスから選ば
れた無菌状の不活性ガスとをエアゾール容器に封入して
なり、前記水溶性抗生物質の量が50#1g〜10=j
の範囲であり、前記水溶液の液量が5〜100mの範囲
であってエアゾール容器の容積に対して20〜45%の
範囲であり、前記不活性ガスのエアゾール容器内におけ
る内圧が約5〜8Kg/ cm ”で必ってエアゾール
容器の容積に対するその容積比率は約55〜80%の範
囲であることを特徴とする牛呼吸器感染症治療用エアゾ
ール製剤に関し、ざらにこのエアゾール製剤の開口部に
生気管支に到達する長さのカテーテルをつなげ、上記開
口部を開口して上記カテーテルを介して薬剤を牛気管支
に噴霧状に投与することを特徴とする牛呼吸器感染症の
治療方法および上記エアゾール製剤と上記カテーテルと
を組み合わせてなる牛呼吸器感染症治療用キットに関す
る。
上記したように本発明の製剤および治療方法によれば病
巣部のみに薬剤が投与されるので治療効果か高く、従来
の注射投与に比べ投与量および投与回数を減少させるこ
とができ、かつ可食部におりる薬剤残留の問題もない。
また、本発明はエアゾール方式であるので、従来の気管
内噴霧方法に比べ取り扱いか極めて簡単でおり、かつ無
菌状態を保つことかできる。
ざらに詳細に述べると、本発明のエアゾール製剤は噴射
用の圧縮ガスとして炭酸ガス、空気および窒素ガスから
選ばれた無菌状の不活性ガスを使用しているので、従来
一般にエアゾール噴射用に使用されているフロ7ン、L
PG、ジメヂルエーテル等の液化ガスのように麻酔性や
刺激性かなく、牛の生体組織に悪影響を与えない。また
、薬剤に対しても安定で、主成分を分解ざゼることかな
い。
容器内にあけるこれらのガスの内圧を5〜8kg/ c
utとしたのは、5kg/cm以下であると薬剤の噴霧
状態が悪くなり、一方8kg/cm以上とすると圧力が
高すぎて牛の肺胞に好ましくなく、かつ容器の安全性の
面からも問題がおるからである。
薬効成分である水溶性抗生物質としては、Inカナマイ
シンまたは硫酸ゲンタマイシンが好ましい。これらは水
溶液として調製しやすく、また無臭性で粘膜刺激性が少
なく、苦味も少なく、溶液としての力価か安定でおり、
ざらに広範囲な抗菌スペタ1〜ルを有して多くの肺炎起
炎菌に有効であるからである。さらにこれらの抗生物質
はエアゾール方式にすると粘液溶解作用を有するので臨
床的効果をさらに増加させる。
水溶性抗生物質の含有量は50mg〜1og 、好まし
くは200mq〜5qである。これより少ないと効果が
減少し、これより多いと経済性が悪くなるばかりか他の
可食部臓器における残留性が問題となる。
なお、これは1回投与量でおり、1日1回投与でよい。
このように本発明のエアゾール製剤は1回投与分となっ
ているので、投薬量を誤ることがなくまた従来のように
それを加減することの煩雑さもない。
この投薬量を従来の注射剤の場合と比較すると、注射剤
の場合は10〜20mg/ k(]で1日3回投与であ
り、牛の体重が幼生で50〜100kg、肥育末期で6
00〜700kgであるから、この1日投与量は1,5
〜?1g/頭になる。本発明にお(プる抗生物質の使用
量はこれに比べるとずっと少量になり、しかも病巣部に
おける濃度か高くなる。
容器中の液量は5〜ioo m!、好ましくは10〜2
0威である。液量か少なすぎると腕前菜、中葉および後
葉の全てに薬剤かいきわたらず、反対に多すぎると肺胞
か浸潤して、−時的に呼吸数の増加、元気喪失が生ずる
。この液量の容器容積に占める割合は20〜45%の範
囲である。これより多いと噴霧中圧)Jが低下して最後
まてミストか噴出せず、反対にこれより少ないと経済性
が悪くなる。
カテーテルは牛の鼻腔より気管支分岐部に到る長さがあ
ればにいか、長すぎると取り扱い難くなるので、牛の月
齢にもよるが通常1,2〜2m、好ましくは1.0〜1
8■1程度である。一般(こ@I旨製またはゴム製が好
ましく、また先端に噴霧ノズルがついている。ノズルは
薬液が噴霧できる機構になっていればよいが、ノズルに
より霧の粒子径がきまるので、適当なものを選ぶ必要が
おる。霧の粒子径か大きすぎると肺への薬液分イbが局
限的となり、反対に小ざずき゛ると再排出されてしまう
。−@(こ平均粒子径は10〜200μが好ましい。
またエアゾール容器は金属製、ガラス製、樹脂製等が用
いられるが、経済性、安全性、取り扱いやすさから、特
にアルミニウム製が好ましい。
なお本発明のエアゾール製剤には水溶性抗生物質以外に
エフェドリン等の気管支拡張剤、i〜クランミン等の抗
プラスアミン剤、副腎皮質ホルモン。
塩化リゾデーム等の酵素製剤等の補助的な効果を有する
薬剤を添加してもよく、またパラベン類。
プロピオン酸塩、ベンジルアルコール等の保存剤。
クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等の緩衝剤、チ
オ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の安定化剤
、エチルアルコール、プロピレングリコール等の溶剤、
ショ糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エ
ステル等の界面活性剤その他製剤上必要な薬剤を添加し
てもよい。
[実施例コ 以下に本発明の詳細な説明する。
実施例 1 水溶液1威中硫酸力ナマイシン25m3力価、クエン酸
ナトリウム(緩衝剤)16mg、亜硫酸水素ナトリウム
(酸化防止剤)  3.5mtj、メチルパラベン(防
腐剤)  0.8mfI、プロピルパラベン(防腐剤)
0.08mgを含む無菌の薬剤液を調製し、直径35順
。
高さ67#、容積的55dの円柱状アルミニウム容器(
エポキシ樹脂内面コート)に、上記薬剤液21rdと噴
射剤として炭酸ガス0.65 ’jをパマソルガス充填
機(スイス・パマソル社製)により無菌的に充填してエ
アゾール製品を得た。製品の圧力は6.6〜6.8に’
j/cm2(25℃)であった。
−11= このエアゾール製品の噴射口にカテーテルを接続し、牛
の気管支分岐部位までカテーテルを挿入して噴霧した。
噴霧時間は15〜20秒であった。
実施例 2 水溶液lIn1中硫酸ゲンタマイシン25mg力価、リ
ン酸−水素二ナトリウム8mg、亜硫酸水素ナトリウム
3.51nl、メチルパラベン0.8m3.プロピルパ
ラベン0.08mgを含む無菌の薬剤液を調製し、直径
35順、高さ67M、容積的55dの円柱状アルミニウ
ム容器に薬剤液21威と噴射剤として窒素0.30gを
パマソルガス充tIX機により無菌的に充填してエアゾ
ール製品を得た。製品の圧力は6.2〜6.5Kg/c
m2(25℃)であった。
実施例1と同様にカテーテルを接続して噴霧した。噴霧
時間16〜21秒であった。
実施例 3 水溶液1rn1中硫酸ジヒドロストレプトマイシン25
0I11!j力価、クエン酸ナトリウム204.ロンガ
リット1mLメチルパラベン0.65mg、プロピルパ
ラベン0.06mgを含む、無菌の薬剤液を調製し、直
径35#、高さ67m、容積的55mの円柱状アルミニ
ウム容器に薬剤液21m1と噴射剤として空気0.31
 gをパマソルガス充填機により無菌的に充填してエア
ゾール製品を得た。
製品の圧力は6.7〜7.OK!j/cm2(25℃)
であり、カテーテルを介した噴霧時間は13〜18秒で
あった。
叉凰拠−A 水溶液1d中硫酸フラジオマイシン12.Sff1g力
価。
クエン酸す1〜ツリウム611g、亜硫酸水素ナトリウ
ム3、!4.メヂルパラベンo、8mg、プロピルパラ
ベン0.08mgを含む無菌の薬剤液を調製し、直径3
5履。
高さ67#、容積的55dの円柱状アルミニウム容器に
薬剤液15.75rnlと噴射剤として窒素0.35g
をパマンルガス充@機により無菌的に充填してエアゾー
ル製品を得た。
製品の圧力は6.5〜6.7KI/cm2(25°C)
であり、カテーテルを介した噴霧時間は11〜15秒で
あった。
実施例 5 水溶液1ml1中硫酸力ナマイシン5Qmg力価、クエ
ン酸ナトリウム16#lJ、亜硫酸水素すトリウム3.
85〜.ベンジルアルコール111nfIを含む無菌の
薬剤液を調製し、直径40s、高さ118m、容積的1
28dの円柱状のアルミニウム容器に薬剤液を52.5
mlと噴射剤として炭酸ガス1.45gをパマソルガス
充填機により無菌的に充填して製品を得た。製品の圧力
は6.5〜6.8Kg/cm2(25℃)であり、カテ
ーテルを介した噴霧時間は37〜48秒であった。
実施例1の気管内噴霧剤と硫酸カナマイシン注射剤の子
牛肺炎に対する治療効果を比較検討した。
■、試験方法 1)供試牛 臨床所見より肺炎と診断されたホルスタイン種の子牛6
0頭を噴霧剤区30頭、注射剤区30頭に分けて供試し
た。供試牛の月齢と体重を第1表に示す。
第  1   表 2)供試薬剤および投与方法 噴霧剤区には、実施例1で調製した噴霧剤(1容器20
威中に硫酸カナマイシンを500my力価含有)を、気
管内噴霧用カテーテルを用いて、−頭当り1回噴霧投与
した。気管内噴霧カテーテルは経鼻より気管内分岐部ま
で挿入した。
注射区には、硫酸カナマイシン注1’l (KM 25
0m3力価/m1を含む)を体重1 Kg当り20mg
力価を1日1回3日間連続で筋肉内に投与した。
3)臨床検査並びに肺炎の診断基準 治療前および治療後に第2表に示ず臨床所見項目につい
て検査し、なかでも肺炎の主機である発熱、呼吸の状態
、発核、鼻汁、ラッセルの5項目を選び、その程度によ
り第3表の診断基準を設定して肺炎の診断をした。心拍
、呼吸数はフィートロッドの患牛では保定時に異常に亢
進するので除外し、他の項目と同様に診断の参考にした
。また、第4表に従って症状の程度により重症、重症、
軽症に病勢区分した。
第   2   表 第  3  表 第  4  表 4)効果の判定 通常、牛肺炎の治療には抗生物質を3日間連続注射する
ことが行われ、その有効性は5日間内位で判定できるか
、往々にして5〜7日目位の間に再発することが多いの
で、今回は最初の投与を〇日として7日日を効果判定日
とし、第5表の効果判定基準に従って四段階に判定した
。また、治癒率は次式に従って算出し、対象区と試験区
を統計学的(×2検定)に比較検討した。
第   5   表 ■、試験結果 上記試験における治療前と効果判定時の診断ランク別頭
数は以下の第6表のとおりである。また病勢区分別の頭
数および治癒率は第7表のとおりである。
第    6    表 第  7  表 ■、試験結果についての考察 治療前と治療後の臨床症状く第6表)をみると、噴霧剤
区では、発熱の認められたものが96.6%から13.
4%に、呼吸状態に異常の認められたものが93.3%
から36゜6%に、発核のあったものが10.0%から
43.4%に、鼻汁の認められたものが96.7%から
26.6%に、ラッセルの認められたものが36.7%
から33%にそれぞれ減少した。一方、注射剤区では、
発熱の認められたものが100%から58.6%に、呼
吸状態に異常の認められたものが90,0%から65.
5%に、発核のあったものが100%から58,6%に
、鼻汁の認められたものが93.3%から48,2%に
、ラッセルの認められたものが50.5%から13.7
%に減少した。したがって両区共に治療効果は認められ
るが、噴霧剤区の方がより優れた効果を示した。
なお、注射剤区で1頭が効果判定日までに死亡した。
また病勢区分別の効果判定結果(第7表)をみると、噴
霧剤区および注射剤区の治療率はそれぞれ86.7%お
よび56.7%であり、5%の危険率で有意差が認めら
れた。各病勢区分別治療率は、噴霧剤区では重症77.
8%、重症87.5%、軽症100%であり、注射剤区
では重症45,5%、重症46.2%、軽症100%で
あった。したがって重症例2重症例では噴霧剤区の方が
高い治癒率を示し、5%の危険率で有意差を認めた。
なお、噴霧剤の投薬量は1頭当り硫酸カナマイシン50
0mff力価であったのに対し、注射剤のそれは210
6mg(力価) (平均値)と4倍以上の投薬量であっ
た。
試験例 2 実施例2の気管内噴霧剤と硫酸カナマイシン注射剤の子
牛肺炎に対する治療効果を比較検問した。
■、試験方法 1)供試中 臨床所見より肺炎と診断されたホルスタイン種の子牛6
0頭を噴霧剤区30頭、注射剤区30頭に分けて供試し
た。供試中の月齢と体重を第8表に示す。
第  8  表 2)供試薬剤および投与方法 噴霧剤区には、実施例2で調製した噴霧剤(1容器20
d中に硫酸ゲンタマイシンを500mg力価含有)を、
気管内噴霧用カブ−チルを用いて一頭当01回噴霧投与
した。なお、気管内噴霧カテーテルは経鼻より気管内分
岐部まで挿入した。
注射区には、硫酸カナマイシン注(KM 250mg力
価/威を含む)を体重I Ks−当り20m3力価を1
日1回3日間連続で筋肉内に投与した。
3)臨床検査並びに肺炎の診断基準 試験例1と同じ 4)効果の判定 試験例1と同じ ■、試験結果 上記試験における治療前と効果判定時の診断ランク別頭
数は以下の第9表のとおりである。また病勢区分別の頭
数および治癒率は第10表のとありである。
(以下 余白〉 第    9    表 ()内は% 第  10  表 □J口 ■ □ ■、試験結果についての考察 臨床症状 治療前と治療後の臨床症状(第9表)をみると、噴射剤
区では、発熱の認められたものが100%から20.0
%に、呼吸状態に異常の認められたものが93.4%か
ら36.6%に、発核のあったものか93.3%から2
3,3%に、鼻汁の認められたものが90.0%から2
6,6%に、ラッセルの認められたものか46.7%か
ら0%にそれぞれ減少した。また、注剣剤区でも、発熱
の認められたものか96.7%から39.2%に、− 
24  一 呼吸状態に異常の認められたものが90.0%から64
.3%に、発核のあったものが90.0%からeO,7
%に、鼻汁の認められたものか90.0%から39.3
%に、ラッセルの認められたものが50.0%から14
.0%に減少した。したがって両区共に治療効果は認め
られるか、噴霧剤区の方がより優れた効果を示した。
なお、注射剤区では2頭が効果判定日までに死亡した。
また、病勢区分別の効果判定結果(第10表)をみると
、噴霧剤区および注射剤区の治癒率はそれぞれ90.0
%および60.0%でめり、5%の危険率で有意差が認
められた。
各病勢区分別治癒率は、噴霧剤区では重症91.7%、
重症85,7%、軽症100%であり、注射剤区では重
症45.5%、重症46.2%、軽症100%であった
。
したがって、重症例1重症例では噴霧剤区の方が高い治
癒率を示し、5%の危険率で有意差を認めた。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、従来の病巣部に
直接薬剤を注入する諸方法に比べはるかに簡単な操作で
しかも無菌的に薬剤を病巣部に噴霧することができる。
したがって本発明によれば少量の薬剤で病巣部の薬剤局
所濃度を高め、牛の呼吸器感染症に対して高い治療効果
をあげることができ、薬剤の使用に熟達していない者で
も簡単にかつ衛生的に使用することができる。
(8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか 
1名) 手続補正書く自発) 昭和  年63°h 7 日

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性抗生物質を主成分とする無菌状の水溶液と
    炭酸ガス、空気および窒素ガスから選ばれた無菌状の不
    活性ガスとをエアゾール容器に封入してなり、前記水溶
    性抗生物質の量が50mg〜10gの範囲であり、前記
    水溶液の液量が5〜100mlの範囲であつてエアゾー
    ル容器の容積に対して20〜45%の範囲であり、前記
    不活性ガスのエアゾール容器内における内圧が約5〜8
    Kg/cm^2であってエアゾール容器の容積に対する
    その容積比率は約55〜80%の範囲であることを特徴
    とする牛呼吸器感染症治療用エアゾール製剤。
  2. (2)水溶性抗生物質が硫酸カナマイシン、硫酸ゲンタ
    マイシン等のアミノグリコシド系抗生物質である請求項
    1記載の牛呼吸器感染症治療用エアゾール製剤。
  3. (3)エアゾール製剤は全量が1回投与分である請求項
    1記載の牛呼吸器感染症治療用エアゾール製剤。
  4. (4)請求項1記載の牛呼吸器感染治療用エアゾール製
    剤の開口部に牛気管支に到達する長さのカテーテルをつ
    なげ、上記開口部を開口して上記カテーテルを介して薬
    剤を牛気管支に噴霧状に投与することを特徴とする牛呼
    吸器感染症の治療方法。
  5. (5)水溶性抗生物質が硫酸カナマイシン、硫酸ゲンタ
    マイシン等のアミノグリコシド系抗生物質である請求項
    4記載の牛呼吸器感染症の治療方法。
  6. (6)請求項1記載の牛呼吸器感染症治療用エアゾール
    製剤と該エアゾール製剤の開口部から牛気管支に到達す
    ることのできる長さを有するカテーテルとを組合せてな
    る牛呼吸器感染症治療用キット。
  7. (7)水溶性抗生物質が硫酸カナマイシン、硫酸ゲンタ
    マイシン等のアミノグリコシド系抗生物質である請求項
    6記載の牛呼吸器感染症治療用キット。
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