JPH0128327Y2 - - Google Patents
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- JPH0128327Y2 JPH0128327Y2 JP1985080835U JP8083585U JPH0128327Y2 JP H0128327 Y2 JPH0128327 Y2 JP H0128327Y2 JP 1985080835 U JP1985080835 U JP 1985080835U JP 8083585 U JP8083585 U JP 8083585U JP H0128327 Y2 JPH0128327 Y2 JP H0128327Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、高温工業炉の内壁に内張りする耐熱
材、特にセラミツクフアイバ(以下「C.F.」と略
称する)製の耐熱ライニングを壁面に固定保持す
るため一端を炉壁に固着するスタツド部材と、こ
のスタツド部材の遊端に嵌合可能な挿通開口を有
するとともにセラミツクフアイバの表面に衝合す
る衝合面を有するリテーナ部材とよりなり、この
リテーナ部材の衝合面をセラミツクフアイバライ
ニングの表面に圧着させてスタツド部材の遊端に
係止連結するセラミツクフアイバライニングの固
定具に関するものである。
材、特にセラミツクフアイバ(以下「C.F.」と略
称する)製の耐熱ライニングを壁面に固定保持す
るため一端を炉壁に固着するスタツド部材と、こ
のスタツド部材の遊端に嵌合可能な挿通開口を有
するとともにセラミツクフアイバの表面に衝合す
る衝合面を有するリテーナ部材とよりなり、この
リテーナ部材の衝合面をセラミツクフアイバライ
ニングの表面に圧着させてスタツド部材の遊端に
係止連結するセラミツクフアイバライニングの固
定具に関するものである。
(従来の技術)
従来のこの種の固定具としては、第4図に示す
ようなものがある。この固定具は、一端11を炉
壁に固着する横断面が長方形のスタツド部材10
と、このスタツド部材10の遊端に摺動嵌合可能
な挿通開口15を有する座金状のリテーナ部材1
4とよりなる。スタツド部材10の遊端には幅方
向の両側から切欠いた複数個の縮少部12を形成
する。リテーナ部材14の挿通開口15は、スタ
ツド部材10の非縮少部13が嵌合して軸線方向
に摺動可能な長方形状とする。縮少部12は、固
着端部11側の最小寸法部分から遊端側の最大寸
法部分までテーパが付いたまたは段階的に寸法が
変化するものとし、遊端側の最大寸法部分は挿通
開口15の最小寸法部分に等しいものとする。
ようなものがある。この固定具は、一端11を炉
壁に固着する横断面が長方形のスタツド部材10
と、このスタツド部材10の遊端に摺動嵌合可能
な挿通開口15を有する座金状のリテーナ部材1
4とよりなる。スタツド部材10の遊端には幅方
向の両側から切欠いた複数個の縮少部12を形成
する。リテーナ部材14の挿通開口15は、スタ
ツド部材10の非縮少部13が嵌合して軸線方向
に摺動可能な長方形状とする。縮少部12は、固
着端部11側の最小寸法部分から遊端側の最大寸
法部分までテーパが付いたまたは段階的に寸法が
変化するものとし、遊端側の最大寸法部分は挿通
開口15の最小寸法部分に等しいものとする。
このような構成において、炉壁に当接したC.F.
ライニングに貫通するスタツド部材10の遊端の
非縮少部13にリテーナ部材14の挿通開口15
を整合させて軸線方向に摺動嵌合させ、C.F.ライ
ニングを固定保持するのに適当な位置の縮少部1
2の最小寸法部分までC.F.ライニングを押込む。
次に、この位置で90゜回転すると圧縮されたC.F.
ライニングの復元力によりリテーナ部材14はス
タツド部材10の遊端の方向に押戻され、スタツ
ド部材10の非縮少部13と縮少部12の最大寸
法部分との間の肩部にリテーナ部材14が掛合す
る。この状態ではリテーナ部材14をスタツド部
材に対して回転することはできず、ロツク状態に
維持され、これによりC.F.ライニングはリテーナ
部材14と炉壁との間に固定保持される。
ライニングに貫通するスタツド部材10の遊端の
非縮少部13にリテーナ部材14の挿通開口15
を整合させて軸線方向に摺動嵌合させ、C.F.ライ
ニングを固定保持するのに適当な位置の縮少部1
2の最小寸法部分までC.F.ライニングを押込む。
次に、この位置で90゜回転すると圧縮されたC.F.
ライニングの復元力によりリテーナ部材14はス
タツド部材10の遊端の方向に押戻され、スタツ
ド部材10の非縮少部13と縮少部12の最大寸
法部分との間の肩部にリテーナ部材14が掛合す
る。この状態ではリテーナ部材14をスタツド部
材に対して回転することはできず、ロツク状態に
維持され、これによりC.F.ライニングはリテーナ
部材14と炉壁との間に固定保持される。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、このようにリテーナ部材を回転するこ
とによりスタツド部材にロツクする従来の固定具
おにいては、扁平な長方形断面のスタツド部材に
形成する縮少部12の最大寸法部分をリテーナ部
材の挿通開口15の最小寸法に等しいかまたは小
さい寸法とし、それよりも更に小さい寸法の最小
寸法部分までテーパを付けて切欠いた縮少部を形
成しなければリテーナ部材をスタツド部材に対し
て回転することができない。
とによりスタツド部材にロツクする従来の固定具
おにいては、扁平な長方形断面のスタツド部材に
形成する縮少部12の最大寸法部分をリテーナ部
材の挿通開口15の最小寸法に等しいかまたは小
さい寸法とし、それよりも更に小さい寸法の最小
寸法部分までテーパを付けて切欠いた縮少部を形
成しなければリテーナ部材をスタツド部材に対し
て回転することができない。
従つて、第5図に示すように、スタツド部材の
非縮少部13に僅かな遊びで密接に嵌合する挿通
開口15を有するリテーナ部材14の場合、縮少
部は相当大きく切欠いて形成しなければならない
ことを意味する。しかし、これはスタツド部材の
強度を大いに低下させる。
非縮少部13に僅かな遊びで密接に嵌合する挿通
開口15を有するリテーナ部材14の場合、縮少
部は相当大きく切欠いて形成しなければならない
ことを意味する。しかし、これはスタツド部材の
強度を大いに低下させる。
また、このようにしない場合は、挿通開口の最
小寸法Tを相当大きくし、非縮小部13に対して
側方に大きな遊びをもたせるようにしなければな
らない。しかし、このようにするとリテーナ部材
がスタツド部材から外れやすくなつてしまう。
小寸法Tを相当大きくし、非縮小部13に対して
側方に大きな遊びをもたせるようにしなければな
らない。しかし、このようにするとリテーナ部材
がスタツド部材から外れやすくなつてしまう。
更に、いずれにせよ、回転ロツク式のリテーナ
部材の場合、回転ロツク後にスタツド部材の横断
面の長辺側に傾動可能な大きな空間が存在するた
め、リテーナ部材に加わるC.F.ライニングの押圧
力に不均衡があると、リテーナ部材がスタツド部
材に対して傾き、これによりスタツド部材に曲げ
応力が加わることになる。このことは応力集中を
生じ機械的強度の弱い縮少部にとつて好ましくな
く、この部分で折損する恐れが多分にある。
部材の場合、回転ロツク後にスタツド部材の横断
面の長辺側に傾動可能な大きな空間が存在するた
め、リテーナ部材に加わるC.F.ライニングの押圧
力に不均衡があると、リテーナ部材がスタツド部
材に対して傾き、これによりスタツド部材に曲げ
応力が加わることになる。このことは応力集中を
生じ機械的強度の弱い縮少部にとつて好ましくな
く、この部分で折損する恐れが多分にある。
実際、このような回転ロツク式の固定具の場
合、C.F.ライニングの脱落事故がよくある。
合、C.F.ライニングの脱落事故がよくある。
従つて、本考案の目的は、スタツド部材の強度
を低下させることはなく、しかも挿通開口から抜
けにくく、また傾動することなくリテーナ部材を
スタツド部材に確実にロツクすることができるセ
ラミツクフアイバライニングの固定具を得るにあ
る。
を低下させることはなく、しかも挿通開口から抜
けにくく、また傾動することなくリテーナ部材を
スタツド部材に確実にロツクすることができるセ
ラミツクフアイバライニングの固定具を得るにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、本考案によるセラミ
ツクフアイバライニングの固定具は、前記スタツ
ド部材の遊端には、少なくともリテーナ部材の厚
さに相当する長さにわたり切欠いた第1縮少部分
と、この第1縮少部分のスタツド部材の遊端側に
隣接してスタツド部材の非縮少部と第1縮少部分
との間の遷移部をなす第2縮少部分とを有する少
なくとも1個の縮少部を設け、 前記挿通開口は、前記スタツド部材の遊端の非
縮少部がほぼ密接に嵌合して軸線方向に摺動可能
な軸線方向案内部と、この軸線方向案内部に連続
して軸線方向案内部から横方向に延びる横方向案
内部とよりなるものとし、この横方向案内部は、
前記軸線方向案内部に連続して前記スタツド部材
の縮少部の第1縮少部分にほぼ密接に嵌合しかつ
横方向に摺動可能な寸法を有する第1案内部分
と、この第1案内部分の終端で前記スタツド部材
の縮少部の第2縮少部分の少なくとも一部にほぼ
密接に嵌合しかつ軸線方向に摺動可能な寸法を有
する第2案内部分とよりなるものとしたことを特
徴とする。
ツクフアイバライニングの固定具は、前記スタツ
ド部材の遊端には、少なくともリテーナ部材の厚
さに相当する長さにわたり切欠いた第1縮少部分
と、この第1縮少部分のスタツド部材の遊端側に
隣接してスタツド部材の非縮少部と第1縮少部分
との間の遷移部をなす第2縮少部分とを有する少
なくとも1個の縮少部を設け、 前記挿通開口は、前記スタツド部材の遊端の非
縮少部がほぼ密接に嵌合して軸線方向に摺動可能
な軸線方向案内部と、この軸線方向案内部に連続
して軸線方向案内部から横方向に延びる横方向案
内部とよりなるものとし、この横方向案内部は、
前記軸線方向案内部に連続して前記スタツド部材
の縮少部の第1縮少部分にほぼ密接に嵌合しかつ
横方向に摺動可能な寸法を有する第1案内部分
と、この第1案内部分の終端で前記スタツド部材
の縮少部の第2縮少部分の少なくとも一部にほぼ
密接に嵌合しかつ軸線方向に摺動可能な寸法を有
する第2案内部分とよりなるものとしたことを特
徴とする。
(作用)
本考案のこの構成によれば、リテーナ部材をス
タツド部材に対して回転するのではなく、軸線方
向の平行移動と横方向の平行移動とによりリテー
ナ部材はスタツド部材に対してロツクされる。即
ち、挿通開口の軸線方向案内部をスタツド部材の
遊端に整合させてリテーナ部材を軸線方向に平行
に摺動させる。次に挿通開口の横方向案内部の第
1案内部分をスタツド部材の縮少部の第1縮少部
分に整合させて横方向に平行に摺動する。最後
に、横方向案内部の第2案内部分でスタツド部材
に沿つて再び軸線方向に平行に(ただし最初の軸
線方向移動とは逆方向)摺動し、この第2案内部
分をスタツド部材の縮少部の第2縮少部分の少な
くとも一部に嵌合させるとともにC.F.ライニング
の押圧力によりスタツド部材の第2縮少部分と非
縮少部との間の遷移部に掛合させる。このとき、
第2案内部分と第2縮少部分の少なくとも一部は
密接に嵌合するため、回転はもちろんのこと横方
向移動および傾動は不可能となりロツク状態に維
持される。
タツド部材に対して回転するのではなく、軸線方
向の平行移動と横方向の平行移動とによりリテー
ナ部材はスタツド部材に対してロツクされる。即
ち、挿通開口の軸線方向案内部をスタツド部材の
遊端に整合させてリテーナ部材を軸線方向に平行
に摺動させる。次に挿通開口の横方向案内部の第
1案内部分をスタツド部材の縮少部の第1縮少部
分に整合させて横方向に平行に摺動する。最後
に、横方向案内部の第2案内部分でスタツド部材
に沿つて再び軸線方向に平行に(ただし最初の軸
線方向移動とは逆方向)摺動し、この第2案内部
分をスタツド部材の縮少部の第2縮少部分の少な
くとも一部に嵌合させるとともにC.F.ライニング
の押圧力によりスタツド部材の第2縮少部分と非
縮少部との間の遷移部に掛合させる。このとき、
第2案内部分と第2縮少部分の少なくとも一部は
密接に嵌合するため、回転はもちろんのこと横方
向移動および傾動は不可能となりロツク状態に維
持される。
(実施例)
次に、図面につき本考案の好適な実施例を説明
する。
する。
本考案によるC.F.ライニングの好適な実施例の
スタツド部材1を第1図aに示し、リテーナ部材
2を第1図bに示す。第2図a,bにそれぞれの
部材の断面を示す。
スタツド部材1を第1図aに示し、リテーナ部材
2を第1図bに示す。第2図a,bにそれぞれの
部材の断面を示す。
第1図aに示すように、スタツド部材1の炉壁
に任意の方法で固着する側の端部1aとは反対側
の遊端1bにすくなくとも1個の縮少部3を設け
る。図面には2個の縮少部を示す。第2図aはス
タツド部材1の縮少部を設けてない非縮少部の横
断面を示す。
に任意の方法で固着する側の端部1aとは反対側
の遊端1bにすくなくとも1個の縮少部3を設け
る。図面には2個の縮少部を示す。第2図aはス
タツド部材1の縮少部を設けてない非縮少部の横
断面を示す。
縮少部3は、スタツド部材1の横断面の短辺部
分を一様にまたはほぼ一様に少なくともリテーナ
部材の厚さに相当する長さにわたり切欠いた第1
縮少部分3aと、この第1縮少部分のスタツド部
材の遊端側に隣接してスタツド部材の非縮少部と
第1縮少部分3aとの間の遷移部をなす第2縮少
部分3bとを有する。図示の実施例の場合、互い
に対向する両側から切欠いて縮少部を形成した
が、片側のみ切欠いて形成してもよい。また、図
示の実施例では第2縮少部分3bは、これに隣接
する非縮少部との間のスタツド部材の軸線に直交
する肩部4、一様に切欠いた部分、第1縮少部分
3aに連続するテーパ部分よりなるものとした
が、これに限定するものではなく、非縮少部と第
1縮少部分との間の遷移部をなすものであればよ
い。
分を一様にまたはほぼ一様に少なくともリテーナ
部材の厚さに相当する長さにわたり切欠いた第1
縮少部分3aと、この第1縮少部分のスタツド部
材の遊端側に隣接してスタツド部材の非縮少部と
第1縮少部分3aとの間の遷移部をなす第2縮少
部分3bとを有する。図示の実施例の場合、互い
に対向する両側から切欠いて縮少部を形成した
が、片側のみ切欠いて形成してもよい。また、図
示の実施例では第2縮少部分3bは、これに隣接
する非縮少部との間のスタツド部材の軸線に直交
する肩部4、一様に切欠いた部分、第1縮少部分
3aに連続するテーパ部分よりなるものとした
が、これに限定するものではなく、非縮少部と第
1縮少部分との間の遷移部をなすものであればよ
い。
図示の実施例では、第1縮少部分3aとこれに
隣接する非縮少部との段差部および第1縮少部分
3aと第2縮少部分3bとの間の段差部にテーパ
を付けたが、直角の段差部とすることもできる。
隣接する非縮少部との段差部および第1縮少部分
3aと第2縮少部分3bとの間の段差部にテーパ
を付けたが、直角の段差部とすることもできる。
第1図bに示すように、本考案によるリテーナ
部材2の挿通開口5はスタツド部材1の遊端の非
縮少部が密接に嵌合して軸線方向に摺動可能な軸
線方向案内部6と、この軸線方向案内部にスタツ
ド部材を嵌合させたときスタツド部材の縮少部分
の切欠表面に平行に軸線方向案内部から横方向に
延びる横方向案内部7とよりなるものとする。こ
の横方向案内部7は、軸線方向案内部6に連続し
てスタツド部材の縮少部3の第1縮少部分3aが
密接に嵌合しかつ横方向に摺動可能な寸法を有す
る第1案内部分7aと、この第1案内部分7aの
終端でスタツド部材の縮少部3の第2縮少部分3
bの少なくとも一部、図示の実施例では一様切欠
部分が密接に嵌合しかつ軸線方向に摺動可能な寸
法を有する第2案内部分7bとよりなるものとす
る。
部材2の挿通開口5はスタツド部材1の遊端の非
縮少部が密接に嵌合して軸線方向に摺動可能な軸
線方向案内部6と、この軸線方向案内部にスタツ
ド部材を嵌合させたときスタツド部材の縮少部分
の切欠表面に平行に軸線方向案内部から横方向に
延びる横方向案内部7とよりなるものとする。こ
の横方向案内部7は、軸線方向案内部6に連続し
てスタツド部材の縮少部3の第1縮少部分3aが
密接に嵌合しかつ横方向に摺動可能な寸法を有す
る第1案内部分7aと、この第1案内部分7aの
終端でスタツド部材の縮少部3の第2縮少部分3
bの少なくとも一部、図示の実施例では一様切欠
部分が密接に嵌合しかつ軸線方向に摺動可能な寸
法を有する第2案内部分7bとよりなるものとす
る。
図示の実施例では、リテーナ部材を座金状のも
のとしたが、これに限定することなく、C.F.ライ
ニングの表面に衝合する衝合面8を有するもので
あればどんな形式のものでもよい。
のとしたが、これに限定することなく、C.F.ライ
ニングの表面に衝合する衝合面8を有するもので
あればどんな形式のものでもよい。
第3図に、本考案による固定具によりC.F.ライ
ニング9を炉壁に固定した状態を示す。この場合
リテーナ部材2の衝合面8をC.F.ライニングの表
面に圧着させてスタツド部材1の遊端に嵌挿して
ロツクする。
ニング9を炉壁に固定した状態を示す。この場合
リテーナ部材2の衝合面8をC.F.ライニングの表
面に圧着させてスタツド部材1の遊端に嵌挿して
ロツクする。
この嵌挿の際、リテーナ部材2の挿通開口5の
軸線方向案内部6をスタツド部材1の非縮少部に
整合させ、C.F.ライニング9を固定保持するのに
好適な位置の縮少部3の第1縮少部分3aまでC.
F.ライニングの弾性に抗してスタツド部材1に沿
つて軸線方向に摺動する。次にリテーナ部材2の
挿通開口の横方向案内部の第1案内部分7aにス
タツド部材1の第1縮少部分3aを整合させ、第
1縮少部分3aの切欠表面に沿つて横方向に摺動
して横方向案内部の第2案内部分7bにスタツド
部材1の第1縮少部分3aが嵌入する状態にす
る。この状態でC.F.ライニングを圧縮する力を釈
放すると、C.F.ライニングの復元力によりリテー
ナ部材2をスタツド部材1に沿つて軸線方向に押
し戻そうとし、リテーナ部材の挿通開口の横方向
案内部の第2案内部分7bがスタツド部材1の第
2縮少部分3aの一様切欠部分に嵌合するととも
にリテーナ部材2をスタツド部材の肩部4に押し
付ける。このときリテーナ部材の挿通開口の第2
案内部分7bの内壁面は第1案内部分7aとの連
通部分は別としてスタツド部材の第2縮少部分3
bの少なくとも一部、図示の実施例では一様切欠
部分の周面に密接に嵌合しているため、スタツド
部材に対して垂直な状態に維持されるとともに、
回転は勿論のこと横方向移動および傾動は阻止さ
れロツク状態に維持される。
軸線方向案内部6をスタツド部材1の非縮少部に
整合させ、C.F.ライニング9を固定保持するのに
好適な位置の縮少部3の第1縮少部分3aまでC.
F.ライニングの弾性に抗してスタツド部材1に沿
つて軸線方向に摺動する。次にリテーナ部材2の
挿通開口の横方向案内部の第1案内部分7aにス
タツド部材1の第1縮少部分3aを整合させ、第
1縮少部分3aの切欠表面に沿つて横方向に摺動
して横方向案内部の第2案内部分7bにスタツド
部材1の第1縮少部分3aが嵌入する状態にす
る。この状態でC.F.ライニングを圧縮する力を釈
放すると、C.F.ライニングの復元力によりリテー
ナ部材2をスタツド部材1に沿つて軸線方向に押
し戻そうとし、リテーナ部材の挿通開口の横方向
案内部の第2案内部分7bがスタツド部材1の第
2縮少部分3aの一様切欠部分に嵌合するととも
にリテーナ部材2をスタツド部材の肩部4に押し
付ける。このときリテーナ部材の挿通開口の第2
案内部分7bの内壁面は第1案内部分7aとの連
通部分は別としてスタツド部材の第2縮少部分3
bの少なくとも一部、図示の実施例では一様切欠
部分の周面に密接に嵌合しているため、スタツド
部材に対して垂直な状態に維持されるとともに、
回転は勿論のこと横方向移動および傾動は阻止さ
れロツク状態に維持される。
スタツド部材からリテーナ部材を取外すには、
ロツク状態からリテーナ部材C.F.ライニングの弾
性に抗してスタツド部材の第2縮少部分3bの表
面に沿つて第1縮少部分3aまで軸線方向に押し
込み、この第1縮少部分3aに第1案内部分7a
を整合させて第1縮少部分3aの切欠表面に沿つ
て横方向に摺動させ、スタツド部材が挿通開口5
に整合する位置でスタツド部材から軸線方向に摺
動させて抜き取る。
ロツク状態からリテーナ部材C.F.ライニングの弾
性に抗してスタツド部材の第2縮少部分3bの表
面に沿つて第1縮少部分3aまで軸線方向に押し
込み、この第1縮少部分3aに第1案内部分7a
を整合させて第1縮少部分3aの切欠表面に沿つ
て横方向に摺動させ、スタツド部材が挿通開口5
に整合する位置でスタツド部材から軸線方向に摺
動させて抜き取る。
図示の実施例では長方形断面のスタツド部材に
ついて説明したが、これに限定するものではな
く、いかなる形状の断面のスタツド部材でもよ
い。円形断面のスタツド部材の場合、直径方向に
片側または両側から切欠いて縮少部を形成する。
またスタツド部材の横断面の短辺部分、または差
渡し寸法が最小である部分に直交する部分を切欠
いて縮少部を形成すると好適である。スタツド部
材およびリテーナ部材は合金製、またはセラミツ
ク製またはセラミツクコーテイングしたものとす
るとよい。
ついて説明したが、これに限定するものではな
く、いかなる形状の断面のスタツド部材でもよ
い。円形断面のスタツド部材の場合、直径方向に
片側または両側から切欠いて縮少部を形成する。
またスタツド部材の横断面の短辺部分、または差
渡し寸法が最小である部分に直交する部分を切欠
いて縮少部を形成すると好適である。スタツド部
材およびリテーナ部材は合金製、またはセラミツ
ク製またはセラミツクコーテイングしたものとす
るとよい。
(考案の効果)
本考案によれば、従来の固定具のようにリテー
ナ部材をスタツド部材に対して回転してロツクす
るものではないため、スタツド部材の縮少部の幅
はリテーナ部材の挿通開口の最小寸法部分の大き
さに無関係に選択することができ、従つてそれ程
大きく切欠いて形成する必要がなく、スタツド部
材の強度を低下させることがない。
ナ部材をスタツド部材に対して回転してロツクす
るものではないため、スタツド部材の縮少部の幅
はリテーナ部材の挿通開口の最小寸法部分の大き
さに無関係に選択することができ、従つてそれ程
大きく切欠いて形成する必要がなく、スタツド部
材の強度を低下させることがない。
また、本考案によれば、最終ロツク状態では、
リテーナ部材の挿通開口の第2案内部分がスタツ
ド部材の縮少部の第2縮少部分の少なくとも一部
にほぼ密接に嵌合するためロツクが確実で抜け落
ちる心配がない。これに対し、回転ロツク式の場
合、スタツド部材を大きく切欠いて幅の狭い縮少
部を形成するか、または開口の最小寸法部分の寸
法がスタツド部材の厚さに対して相当大きな寸法
を有する挿通開口を形成しなければならないた
め、スタツド部材の強度が大幅に低下するかロツ
クが不確実である。
リテーナ部材の挿通開口の第2案内部分がスタツ
ド部材の縮少部の第2縮少部分の少なくとも一部
にほぼ密接に嵌合するためロツクが確実で抜け落
ちる心配がない。これに対し、回転ロツク式の場
合、スタツド部材を大きく切欠いて幅の狭い縮少
部を形成するか、または開口の最小寸法部分の寸
法がスタツド部材の厚さに対して相当大きな寸法
を有する挿通開口を形成しなければならないた
め、スタツド部材の強度が大幅に低下するかロツ
クが不確実である。
更に本考案によれば、特に図示の実施例によれ
ば最終ロツク状態ではすべての方向に傾動不可能
であるため、スタツド部材に対して直交する状態
に維持され、従つてスタツド部材に曲げ応力を生
ずる心配は全くない。
ば最終ロツク状態ではすべての方向に傾動不可能
であるため、スタツド部材に対して直交する状態
に維持され、従つてスタツド部材に曲げ応力を生
ずる心配は全くない。
よつて本考案による固定具は、従来のものより
もロツクの確実性があり、ライニングの保持性に
優れ、またスタツド部材の安全性、耐久性が高い
という効果が得られる。
もロツクの確実性があり、ライニングの保持性に
優れ、またスタツド部材の安全性、耐久性が高い
という効果が得られる。
更に、従来の回転ロツク式の固定具の場合、極
めて扁平なスタツド部材にしか適用できないが
(従つて強度的に弱い)、本考案による固定具は円
形、方形、多角形等、強度の高い断面形状のスタ
ツド部材にも適用できるという効果が得られる。
めて扁平なスタツド部材にしか適用できないが
(従つて強度的に弱い)、本考案による固定具は円
形、方形、多角形等、強度の高い断面形状のスタ
ツド部材にも適用できるという効果が得られる。
第1図aは、本考案による固定具の好適な実施
例のスタツド部材の部分平面図、第1図bは、第
1図aに示すスタツド部材に適用するリテーナ部
材の実施例の平面図、第2図aは、第1図aのス
タツド部材の−線上の断面図、第2図bは、
第1図bの−線上の断面図、第3図は、本考
案による固定具によりC.F.ライニングを炉壁に保
持固定した状態を示す説明図、第4図は、従来の
固定具の分解斜視図、第5図は、従来のリテーナ
部材の挿通開口とスタツド部材の断面との関係を
示す説明図である。 1,10……スタツド部材、2,14……リテ
ーナ部材、3,12……縮少部、3a……第1縮
少部分、3b……第2縮少部分、4……肩部、
5,15……挿通開口、6……軸線方向案内部、
7……横方向案内部、7a……第1案内部分、7
b……第2案内部分、8……衝合面、9……C.F.
ライニング、13……非縮少部。
例のスタツド部材の部分平面図、第1図bは、第
1図aに示すスタツド部材に適用するリテーナ部
材の実施例の平面図、第2図aは、第1図aのス
タツド部材の−線上の断面図、第2図bは、
第1図bの−線上の断面図、第3図は、本考
案による固定具によりC.F.ライニングを炉壁に保
持固定した状態を示す説明図、第4図は、従来の
固定具の分解斜視図、第5図は、従来のリテーナ
部材の挿通開口とスタツド部材の断面との関係を
示す説明図である。 1,10……スタツド部材、2,14……リテ
ーナ部材、3,12……縮少部、3a……第1縮
少部分、3b……第2縮少部分、4……肩部、
5,15……挿通開口、6……軸線方向案内部、
7……横方向案内部、7a……第1案内部分、7
b……第2案内部分、8……衝合面、9……C.F.
ライニング、13……非縮少部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端を炉壁に固着するスタツド部材と、このス
タツド部材の遊端に嵌合可能な挿通開口を有する
とともにセラミツクフアイバの表面に衝合する衝
合面を有するリテーナ部材とよりなり、このリテ
ーナ部材の衝合面をセラミツクフアイバライニン
グの表面に圧着させてスタツド部材の遊端に係止
連結するセラミツクフアイバライニングの固定具
において、 前記スタツド部材の遊端には、少なくともリテ
ーナ部材の厚さに相当する長さにわたり切欠いた
第1縮少部分と、この第1縮少部分のスタツド部
材の遊端側に隣接してスタツド部材の非縮少部と
第1縮少部分との間の遷移部分をなす第2縮少部
分とを有する少なくとも1個の縮少部を設け、 前記挿通開口は、前記スタツド部材の遊端の非
縮少部がほぼ密接に嵌合して軸線方向に摺動可能
な軸線方向案内部と、この軸線方向案内部に連続
して軸線方向案内部から横方向に延びる横方向案
内部とよりなるものとし、この横方向案内部は、
前記軸線方向案内部に連続して前記スタツド部材
の縮少部の第1縮少部分にほぼ密接に嵌合しかつ
横方向に摺動可能な寸法を有する第1案内部分
と、この第1案内部分の終端で前記スタツド部材
の縮少部の第2縮少部分の少なくとも一部がほぼ
密接に嵌合しかつ軸線方向に摺動可能な寸法を有
する第2案内部分とよりなるものとしたことを特
徴とするセラミツクフアイバライニングの固定
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985080835U JPH0128327Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985080835U JPH0128327Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61197314U JPS61197314U (ja) | 1986-12-09 |
| JPH0128327Y2 true JPH0128327Y2 (ja) | 1989-08-29 |
Family
ID=30627056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985080835U Expired JPH0128327Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0128327Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825456A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-03 | ||
| JPS4935242U (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-28 | ||
| US4842465A (en) * | 1982-04-16 | 1989-06-27 | Ksm Fastening Systems Inc. | Insulation hanger with locking device |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP1985080835U patent/JPH0128327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61197314U (ja) | 1986-12-09 |
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