JPH0128371Y2 - - Google Patents

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JPH0128371Y2
JPH0128371Y2 JP16548784U JP16548784U JPH0128371Y2 JP H0128371 Y2 JPH0128371 Y2 JP H0128371Y2 JP 16548784 U JP16548784 U JP 16548784U JP 16548784 U JP16548784 U JP 16548784U JP H0128371 Y2 JPH0128371 Y2 JP H0128371Y2
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metal
sheet
expanded graphite
metal mesh
packing
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、バルブやポンプなどの軸の貫通個
所のスタフイングボツクスに詰めて使用するグラ
ンドパツキンの改良に関するものである。 従来、原子力発電所では、バルブやポンプの軸
材パツキンとして、膨張黒鉛シートのなかに金網
を補強芯材として埋め込んで構成した密封性のよ
い黒鉛質パツキンが適用されている。 これに対し、膨張黒鉛のみからなるグランドパ
ツキンは、引張り強度および曲げ強度に対して極
めて弱い性質をもつており、流体機器の軸封部へ
の装填の際、崩れ易く、また軸封部から取り出し
にくい欠点があるが、金網を補強芯材として入れ
た前記パツキンによれば、前記の問題を解消する
ことができる。 しかし、前記構成の金網入り黒鉛質パツキン
に、あつては、金属線とと膨張黒鉛シートの間に
微少な空隙が残されており、使用時に若干の流体
漏れを起すおそれがある。 また、黒鉛が主材料であるため、金属線との間
に電位差があり、それがため使用時にバルブの弁
棒などを電蝕で損傷させ、使用不能にする危険性
がある。 この考案は、上記の問題を解消するためになさ
れたものであつて、膨張黒鉛シートに、補強用芯
材として、金網のような金属メツシユシート状物
を埋め込んで構成する黒鉛質パツキンにおいて、
前記金属メツシユシート状物の内部および表面
を、バーミキユライト、カオリナイト、モンモリ
ロナイト、マイカ、ベントナイトなどのように、
金属と電位差を生じない層状粘土鉱物粉末で充
填・コーテイングした構造とすることにより、金
属メツシユシート状物と膨張黒鉛シート間の空隙
を無くし、電蝕を発生させないようにしたもので
ある。 以下、この考案を、その実施の一例を示した図
面にもとづいて具体的に説明する。 図面において、1は膨張黒鉛シート、2は膨張
黒鉛シートのなかに埋め込まれた金属メツシユシ
ート状物であり、この金属メツシユシート状物2
は、バーミキユライト、カオリナイト、モンモリ
ロナイト、マイカ、ベントナイトなどのように、
金属と電位差を生じない層状粘土鉱物粉末3で被
着処理されている。 前記金属メツシユシート状物2は、金網に限ら
ず、ステンレス繊維のような金属繊維を織成して
なる金属クロス、または金属繊維と有機繊維との
混紡クロスなどが用いられる。 上記のパツキンの構成によれば、金属メツシユ
シート状物と膨張黒鉛シートとのあいだの空隙は
微細なバーミキユライト微粉末で充填・コーテイ
ングされているので、リング状パツキン成形体の
空隙は完全に近い状態で埋められ、密封性の大巾
な改善が図れる。また、金属メツシユシート状物
が、金属との電位差が零に等しいバーミキユライ
ト微粉末で充填・コーテイングされているものに
よれば、弁棒等に対する電蝕性を確実に解消され
る。下記にその実施例を示す。 実施例 (1) (a) 厚さ0.4mm、巾1m、長さ50mの米国ユニオ
ンカーバイド社製膨張黒鉛シートをダイヤモン
ドカツターによつて巾27mmに切断する。 (b) 一方、繊維径12μm、フイラメント本数768
本のデユポン社製ケブラー49ヤーンと、線径
0.2mmのSUS316−L鋼テンレス線1本とを一緒
にし、25mm当りのフイラメント本数が17本にな
るように平織りに織成し、この織成体を巾が27
mmになるように切断してから層厚さ100Åの膨
張バーミキユライト粉末:水=20wt%:80wt
%比率のデイスパージヨン中に数分間浸漬後取
出して約250℃のオーブン中で10分間乾燥させ、
バーミキユライト粉末をクロスに対して7wt
%、クロス内に充填幹及び表面にコーテイング
する。 (c) 前記(a)(b)を重ね、この積層体を2点ローラに
通してて面圧100Kgf/cm2で圧着する。 (d) 次に、50mm径の木製棒に、(a)の膨張黒鉛シー
トを1巻きし、その上に(c)の積層体を圧着側を
内側にして9巻きし、更にその上に(a)の膨張黒
鉛シートを1巻きする。 (e) (d)のコル状積層体を内径50mm、外径70mmの金
型に挿入し、面圧860Kgf/cm2でリング状に成
形する。 (f) 前記成形体をリング上下端面方向から厚さ
0.5mmのダイヤモンドカツターにより、45゜の角
度でバイアス状に1カツトする。 (g) 内径50mm、外径70mm、高さ10mm、密度2.0
g/cm3のリング状パツキンが得られた。 実施例 (2) (a) 厚さ0.4mm、巾1m、長さ50mの米国ユニオ
ンカーバイド社製膨張黒鉛シートをダイヤモン
ドカツターによつて巾27mmに切断する。 (b) 一方、繊維径12μm、フイラメント本数768
本のデユポン社製ケブラー49ヤーンに繊維径
12μm、フイラメント本数700本の東京製鋼(株)
製SUS316−Lステンレス繊維を一緒にし、25
mm当りのケブラー49フイラメント本数が17本に
なるように平織に織成し、この織成体を巾が27
mmになるように切断してから層厚さ100Åの膨
張バーミキユライト粉末:水=20wt%:80wt
%比率のデイスパージヨン中に数分間浸漬後取
出して約250℃のオーブン中で10分間乾燥させ、
バーミキユライト粉末をクロスに対して8wt%
クロス内に充填及び表面にコーテイングする。 (c) 前記(a)(b)を重ね、この積層体を2点ローラに
通して面圧100Kgf/cm2で圧着する。 (d) 次に50mm径の木製棒に(a)の膨張黒鉛シートを
1巻きし、その上に(c)の積層体を圧着側を内側
にして8巻きし、更にその上に(a)の膨張黒鉛シ
ートを1巻きする。 (e) (d)のコイル状積層体を内径50mm、外径70mmの
金型に挿入し、面圧860Kgf/cm2でリング状に
成形する。 (f) 前記成形体をリング上下端面方向から厚さ
0.5mmのダイヤモンドカツターにより、45゜の角
度でバイアス状に1カツトする。 (g) 内径50mm、外径70mm、高さ10mm、密度2.0
g/cm3のリング状パツキンが得られた。 実施例 (3) (a) 厚さ0.4mm、巾1m、長さ50mの米国ユニオ
ンカーバイド社製膨張黒鉛シートをダイヤモン
ドカツターによつて巾27mmに切断する。 (b) 一方、繊維径7μm、フイラメント本数3000
本の東邦レーヨン社製カーボンロービングを10
cm当り13〜14回の回数でS撚りし、このS撚り
【表】 また、表面粗さ1.5S、太さ50mmのSUS403鋼製
ステンレスロツドに前記実施例(1)(2)(3)及び従来品
を別々に装填し、外周を四弗化エチレン樹脂シー
トで被覆してから金属製バンドで面圧約10Kgf/
cm2で締付け、この締付体を温度40℃、相対湿度95
%の恒湿槽内に14日間放置してから取出し、ステ
ンレスロツドの腐食状態を観察した結果を下表に
示す。
【表】 以上に述べたように、この考案によれば、膨張
黒鉛シートに、補強用芯材として金属メツシユシ
ート状物を埋め込んで構成する黒鉛質パツキンに
おいて、前記金属メツシユシート状物の内部およ
び表面に、金属と電位差を生じない層状粘土鉱物
粉末が充填・コーテイングされているので、密封
性が格段と向上し、かつ弁棒などを電触させるお
それのない補強用芯材入り黒鉛質パツキンが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す補強芯材入り
黒鉛質パツキンの要部の斜面斜視図である。 1……膨張黒鉛シート、2……金属メツシユシ
ート状物、3……層状粘土鉱物粉末。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 膨張黒鉛シートに、補強用芯材として金属メ
    ツシユシート状物を埋め込んで構成する黒鉛質
    パツキンにおいて、前記金属メツシユシート状
    物の内部および表面に、金属と電位差を生じな
    い層状粘土鉱物粉末が充填・コーテイングされ
    ていることを特徴とする補強材入り黒鉛質パツ
    キン。 (2) 前記金属メツシユシート状物が、金網または
    金属繊維クロスで形成されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の補強芯材入り黒鉛質パ
    ツキン。 (3) 前記層状粘土鉱物粉末が、バーミキユライ
    ト、カオリナイト、モンモリロナイト、マイ
    カ、ベントナイトから選択されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の補強材入り黒鉛質
    パツキン。
JP16548784U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0128371Y2 (ja)

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JPS6181060U JPS6181060U (ja) 1986-05-29
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JPS6181060U (ja) 1986-05-29

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