JPH0128588Y2 - - Google Patents
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- JPH0128588Y2 JPH0128588Y2 JP10772680U JP10772680U JPH0128588Y2 JP H0128588 Y2 JPH0128588 Y2 JP H0128588Y2 JP 10772680 U JP10772680 U JP 10772680U JP 10772680 U JP10772680 U JP 10772680U JP H0128588 Y2 JPH0128588 Y2 JP H0128588Y2
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- Japan
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- dam
- communication cable
- gas
- filler
- density
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Description
本考案は、通信ケーブルをガス保持するガスダ
ム部の改良に関するものである。 通信ケーブルのガスダム部は、その両面の通信
ケーブル部分間の気密が保たれることの外に機械
的に強靭であることが要求される。機械的強度が
弱いと、ガスダム部にヒートサイクルで疲労負荷
が繰返しかかつたときダム充填材と心線との間又
はダム充填材とケーブルシースとの間の界面が剥
離し気密が破られる。従来技術ではガスダム部の
気密を保つためにダム充填材と心線及びケーブル
外被との間を化学的に接着させている。化学的な
接着は心線及び外被にホツトメルト系の接着剤を
被覆して行つているが、この接着剤は引張強度、
疲労強度等の機械的強度が充分でなく初期には気
密が保たれていても疲労負荷後に気密が破られる
欠点があつた。また通信ケーブルは心線を構成す
る導体、絶縁物、外被を構成する絶縁物、金属体
(アルペス、スタルペスケーブル等)から成つて
おり、これらの線膨張係数及び弾性率の相違によ
つてダム充填材に著しい熱応力が発生し、ダム充
填材が膨脹及び収縮を繰返し受ける。従つて、ダ
ム充填材がその膨脹、収縮によつて受ける歪を吸
収することができなければならない。 本考案の目的は、ダム充填材内に発生する熱応
力を小さくすることができ、従つて苛酷な条件の
下でも気密を保つことができる通信ケーブルのガ
スダム部を提供することにある。 本考案の実施例を図面に参照して詳細にのべる
と、第1図は本考案に係る通信ケーブルのガスダ
ム部10を示し、通信ケーブル12は、その外側
のケーブルシース14を剥取つて心線16を露出
し、ガスダム部10は、露出された心線16とそ
の両側の通信ケーブル部分12A,12Bとに跨
つて充填されたダム充填材18から成つている。 ダム充填材18は、その充填前に発泡剤を含有
させて充填後内部にダム充填剤の膨脹、収縮を吸
収する多数の緩衝用独立気泡を有する。この緩衝
用気泡はダム充填剤の膨脹、収縮を吸収するので
その内部に発生する熱応力を低く抑え、従つて布
設現場の苛酷な環境条件の下でも疲労破壊を起す
ことがない。 このようにダム充填材の膨脹、収縮を吸収する
のに適した気泡はダム充填材の発泡率を高くする
ことによつて得られる。即ち、ダム充填材は型内
発泡によつて緩衝用独立気泡が形成されるが、こ
の緩衝用独立気泡は自由発泡すると密度が0.5〜
0.8で発泡率が138〜45%となるようなダム充填材
を型内発泡させて密度が0.87〜1.05、発泡率が37
〜14%となるようにして得られる。 尚、ダム充填材18は心線16と通信ケーブル
部分12A,12Bの端部の外被部分とに発泡圧
力によつて加圧されるので気密を保つことができ
る。ダム充填材18はポリウレタン系樹脂である
のが好ましく、また発泡剤はフレオン等の常温気
化性の液体であるのが好ましい。第2図はダム充
填材18として無発泡ポリウレタンを用いた場合
の温度−熱応力特性曲線aと15%型発泡ポリウレ
タンを用いた場合の温度−熱応力特性曲線bとを
示し、本考案のbの場合はaに比べて熱応力が著
しく改善されていることが判る。 次に、本考案のガスダム部と従来技術を含む比
較例を第1表に示す。通信ケーブルは心線の導体
径0.4mm、心線数800対のアルペスケーブルであ
り、ダム充填材はいずれの場合もポリブタジオー
ルであり、本考案の場には更に硬化剤として
MDI系イソシアネートを混合しフレオン11を
発泡剤として含有させた。 このようにして形成された各種のガスダム部の
表皮下10mmで試験片をサンプリングして発泡率及
び密度を求め、また熱歪量は、20℃〜70℃まで上
昇したときのダム充填材長手方向に発生する値で
ある。
ム部の改良に関するものである。 通信ケーブルのガスダム部は、その両面の通信
ケーブル部分間の気密が保たれることの外に機械
的に強靭であることが要求される。機械的強度が
弱いと、ガスダム部にヒートサイクルで疲労負荷
が繰返しかかつたときダム充填材と心線との間又
はダム充填材とケーブルシースとの間の界面が剥
離し気密が破られる。従来技術ではガスダム部の
気密を保つためにダム充填材と心線及びケーブル
外被との間を化学的に接着させている。化学的な
接着は心線及び外被にホツトメルト系の接着剤を
被覆して行つているが、この接着剤は引張強度、
疲労強度等の機械的強度が充分でなく初期には気
密が保たれていても疲労負荷後に気密が破られる
欠点があつた。また通信ケーブルは心線を構成す
る導体、絶縁物、外被を構成する絶縁物、金属体
(アルペス、スタルペスケーブル等)から成つて
おり、これらの線膨張係数及び弾性率の相違によ
つてダム充填材に著しい熱応力が発生し、ダム充
填材が膨脹及び収縮を繰返し受ける。従つて、ダ
ム充填材がその膨脹、収縮によつて受ける歪を吸
収することができなければならない。 本考案の目的は、ダム充填材内に発生する熱応
力を小さくすることができ、従つて苛酷な条件の
下でも気密を保つことができる通信ケーブルのガ
スダム部を提供することにある。 本考案の実施例を図面に参照して詳細にのべる
と、第1図は本考案に係る通信ケーブルのガスダ
ム部10を示し、通信ケーブル12は、その外側
のケーブルシース14を剥取つて心線16を露出
し、ガスダム部10は、露出された心線16とそ
の両側の通信ケーブル部分12A,12Bとに跨
つて充填されたダム充填材18から成つている。 ダム充填材18は、その充填前に発泡剤を含有
させて充填後内部にダム充填剤の膨脹、収縮を吸
収する多数の緩衝用独立気泡を有する。この緩衝
用気泡はダム充填剤の膨脹、収縮を吸収するので
その内部に発生する熱応力を低く抑え、従つて布
設現場の苛酷な環境条件の下でも疲労破壊を起す
ことがない。 このようにダム充填材の膨脹、収縮を吸収する
のに適した気泡はダム充填材の発泡率を高くする
ことによつて得られる。即ち、ダム充填材は型内
発泡によつて緩衝用独立気泡が形成されるが、こ
の緩衝用独立気泡は自由発泡すると密度が0.5〜
0.8で発泡率が138〜45%となるようなダム充填材
を型内発泡させて密度が0.87〜1.05、発泡率が37
〜14%となるようにして得られる。 尚、ダム充填材18は心線16と通信ケーブル
部分12A,12Bの端部の外被部分とに発泡圧
力によつて加圧されるので気密を保つことができ
る。ダム充填材18はポリウレタン系樹脂である
のが好ましく、また発泡剤はフレオン等の常温気
化性の液体であるのが好ましい。第2図はダム充
填材18として無発泡ポリウレタンを用いた場合
の温度−熱応力特性曲線aと15%型発泡ポリウレ
タンを用いた場合の温度−熱応力特性曲線bとを
示し、本考案のbの場合はaに比べて熱応力が著
しく改善されていることが判る。 次に、本考案のガスダム部と従来技術を含む比
較例を第1表に示す。通信ケーブルは心線の導体
径0.4mm、心線数800対のアルペスケーブルであ
り、ダム充填材はいずれの場合もポリブタジオー
ルであり、本考案の場には更に硬化剤として
MDI系イソシアネートを混合しフレオン11を
発泡剤として含有させた。 このようにして形成された各種のガスダム部の
表皮下10mmで試験片をサンプリングして発泡率及
び密度を求め、また熱歪量は、20℃〜70℃まで上
昇したときのダム充填材長手方向に発生する値で
ある。
【表】
第2表は自由発泡、型内発泡それぞれにおける
密度、発泡率と初期気密、ヒートサイクル後の気
密および発泡状態との関係を示す。尚、製造条件
は第1表の場合と同じであるが、初期気密は24時
間ガスを封入して測定し、ヒートサイクルは−30
℃〜+70℃の間で1日2サイクルとした。
密度、発泡率と初期気密、ヒートサイクル後の気
密および発泡状態との関係を示す。尚、製造条件
は第1表の場合と同じであるが、初期気密は24時
間ガスを封入して測定し、ヒートサイクルは−30
℃〜+70℃の間で1日2サイクルとした。
【表】
【表】
以上、第1表と第2表とから判るように、最適
発泡条件は自由発泡で密度が0.5〜0.8(g/cm3)、
発泡率が138〜45%である材料を型内発泡して密
度を0.87〜1.05(g/cm3)、発泡率を37〜14%とし
た場合である。 すなわち、例えば自由発泡での密度が0.5(g/
cm3)以下になると一部に連続気泡が現れ長期信頼
性が失われ、他方自由発泡での密度が0.8(g/
cm3)を越えると充填剤の膨脹、収縮を吸収するに
足る発泡率が確保できず、この場合も長期信頼性
が得られない。 本考案によれば、上記のように、ダム充填材内
の独立気泡がこの充填剤の膨脹、収縮を吸収して
熱応力を低く抑えるのでヒートサイクルによる疲
労破壊をを防止することができるから長期にわた
つてガスダム部の気密を保つことができる実益が
ある。
発泡条件は自由発泡で密度が0.5〜0.8(g/cm3)、
発泡率が138〜45%である材料を型内発泡して密
度を0.87〜1.05(g/cm3)、発泡率を37〜14%とし
た場合である。 すなわち、例えば自由発泡での密度が0.5(g/
cm3)以下になると一部に連続気泡が現れ長期信頼
性が失われ、他方自由発泡での密度が0.8(g/
cm3)を越えると充填剤の膨脹、収縮を吸収するに
足る発泡率が確保できず、この場合も長期信頼性
が得られない。 本考案によれば、上記のように、ダム充填材内
の独立気泡がこの充填剤の膨脹、収縮を吸収して
熱応力を低く抑えるのでヒートサイクルによる疲
労破壊をを防止することができるから長期にわた
つてガスダム部の気密を保つことができる実益が
ある。
第1図は本考案に係る通信ケーブルのガスダム
部の縦断面図、第2図は本考案と従来技術とのガ
スダム部の温度−熱応力特性を示す線図である。 10……ガスダム部、12……通信ケーブル、
12A,12B……通信ケーブル部分、14……
ケーブル外被、16……心線、18……ダム充填
材。
部の縦断面図、第2図は本考案と従来技術とのガ
スダム部の温度−熱応力特性を示す線図である。 10……ガスダム部、12……通信ケーブル、
12A,12B……通信ケーブル部分、14……
ケーブル外被、16……心線、18……ダム充填
材。
Claims (1)
- 通信ケーブルの心線間に充填されたダム充填材
から成る通信ケーブルのガスダム部において、前
記ダム充填材は自由発泡で密度が0.5〜0.8(g/
cm3)で発泡率が138〜45%であるダム充填材料を
型内発泡して密度を0.87〜1.05(g/cm3)、発泡率
を37〜14%とした膨脹、収縮を吸収する多数の緩
衝用独立気泡を内部に有することを特徴とする通
信ケーブルのガスダム部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10772680U JPH0128588Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10772680U JPH0128588Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5738529U JPS5738529U (ja) | 1982-03-01 |
| JPH0128588Y2 true JPH0128588Y2 (ja) | 1989-08-31 |
Family
ID=29469010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10772680U Expired JPH0128588Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0128588Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6378670U (ja) * | 1986-11-08 | 1988-05-25 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10772680U patent/JPH0128588Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5738529U (ja) | 1982-03-01 |
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