JPH01286220A - 過負荷保護装置 - Google Patents
過負荷保護装置Info
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- JPH01286220A JPH01286220A JP11365788A JP11365788A JPH01286220A JP H01286220 A JPH01286220 A JP H01286220A JP 11365788 A JP11365788 A JP 11365788A JP 11365788 A JP11365788 A JP 11365788A JP H01286220 A JPH01286220 A JP H01286220A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、過負荷保護装置に係り、特にバイメタル破断
発生時における電動機巻線の焼損防止に好適な過負荷保
護装置に関するものである。
発生時における電動機巻線の焼損防止に好適な過負荷保
護装置に関するものである。
[従来の技術]
一般に、例えば冷蔵庫、空気調和機、除湿機等の電動圧
縮機をはじめ、広く電動機を用いる製品には、電動機の
過熱焼損を保護する手段として過負荷保護装置が用いら
れている。
縮機をはじめ、広く電動機を用いる製品には、電動機の
過熱焼損を保護する手段として過負荷保護装置が用いら
れている。
まず、従来の過負荷保護装置の一例を第15図および第
16図を参照して説明する。
16図を参照して説明する。
第15図は、従来の過負荷保護装置の縦断面図、第16
図は、第15図のC−C矢視断面図である。
図は、第15図のC−C矢視断面図である。
図に示すように、合成樹脂等の耐熱絶縁材料からなる有
底円筒状のケース1と蓋2で囲んだ空間に、可動接点3
,4を固着したディスク状のバイメタル5を、ケース1
の底面1aに貫通固定した軸6の頭部6aに、ばね13
により押し付けて反転自在に軸支するとともに、前記可
動接点3,4と対向する位置に固定接点7,8を固着し
た第1の固定端子9,10をケース1内の底面1bに貫
通固定し、かつ、前記固定端子9と固定端子1oとの間
の任意の底面1bに、第2の固定端子に係るヒータ端子
11を貫通固定し、このヒータ端子11と前記固定端子
9との間に溶接などによってヒータ線12が接続され、
バイメタル5を加熱するようにケース1の底面lb側に
配置されていた。
底円筒状のケース1と蓋2で囲んだ空間に、可動接点3
,4を固着したディスク状のバイメタル5を、ケース1
の底面1aに貫通固定した軸6の頭部6aに、ばね13
により押し付けて反転自在に軸支するとともに、前記可
動接点3,4と対向する位置に固定接点7,8を固着し
た第1の固定端子9,10をケース1内の底面1bに貫
通固定し、かつ、前記固定端子9と固定端子1oとの間
の任意の底面1bに、第2の固定端子に係るヒータ端子
11を貫通固定し、このヒータ端子11と前記固定端子
9との間に溶接などによってヒータ線12が接続され、
バイメタル5を加熱するようにケース1の底面lb側に
配置されていた。
このような構成の過負荷保護装置P′は、後述する第7
図に示すように、始動装置sを直列に接続した電動機M
の始動巻線17と主巻線18との並列回路すなわち電動
機巻線に、直列に接続して用いられる。
図に示すように、始動装置sを直列に接続した電動機M
の始動巻線17と主巻線18との並列回路すなわち電動
機巻線に、直列に接続して用いられる。
電動機Mになんらかの異常が発生し、大きな拘束電流が
流れると、バイメタル5およびヒータ線12の自己発熱
が増加し、バイメタル5が反転動作温度に達した瞬間、
バイメタル5自身が急激に反転運動し、可動接点3,4
が固定接点7,8から離れ、電動機Mの通電が断たれる
。
流れると、バイメタル5およびヒータ線12の自己発熱
が増加し、バイメタル5が反転動作温度に達した瞬間、
バイメタル5自身が急激に反転運動し、可動接点3,4
が固定接点7,8から離れ、電動機Mの通電が断たれる
。
通電が断たれたのち、バイメタル5とヒータ線12とが
冷却を開始し1反転復帰温度に達した瞬間、バイメタル
5が前記動作と逆の反転動作を行い、元の位置に復帰し
、可動接点3,4が固定接点7,8と接触して電動機M
が再び通電される。
冷却を開始し1反転復帰温度に達した瞬間、バイメタル
5が前記動作と逆の反転動作を行い、元の位置に復帰し
、可動接点3,4が固定接点7,8と接触して電動機M
が再び通電される。
前記復帰後、電動機Mの拘束状態が解除されていれば、
電動機Mは正常に運転し、バイメタル5の反転運動はこ
こで停止する。
電動機Mは正常に運転し、バイメタル5の反転運動はこ
こで停止する。
次に、従来の過負荷保護装置の他の例を第17図および
第18図を参照して説明する。
第18図を参照して説明する。
第17図は、従来の他の過負荷保護装置の縦断面図、第
18図は、第17図および後述する第8図、第14図の
装置の電気回路図である。図中。
18図は、第17図および後述する第8図、第14図の
装置の電気回路図である。図中。
先の第15.16図と同一符号のものは、同等部分を示
している。
している。
第17図に示す過負荷保護装置P□′は、ケース1と蓋
2とで囲んだ空間に、可動接点3,4を固着したディス
ク状のバイメタル5を、ケース1の底面1aに貫通固定
した軸6の頭部6aに、ばね13を介して押し付けて反
転自在に軸支するとともに、可動接点3,4と対向する
位置に固定接点7.8を固着した固定端子9,10をケ
ース1の底面1aに貫通固定したものである。
2とで囲んだ空間に、可動接点3,4を固着したディス
ク状のバイメタル5を、ケース1の底面1aに貫通固定
した軸6の頭部6aに、ばね13を介して押し付けて反
転自在に軸支するとともに、可動接点3,4と対向する
位置に固定接点7.8を固着した固定端子9,10をケ
ース1の底面1aに貫通固定したものである。
このような構成の過負荷保護装置p’ 1は、第18図
に示すように、始動装置Sを直列に接続した電動機Mの
始動巻線17と主巻線18との並列回路すなわち電動機
巻線に、直列に接続して用いられる。
に示すように、始動装置Sを直列に接続した電動機Mの
始動巻線17と主巻線18との並列回路すなわち電動機
巻線に、直列に接続して用いられる。
電動機Mになんらかの異常が発生して大きな拘束電流が
流れると、バイメタル5の自己発熱量が増加し、反転動
作温度に達した瞬間バイメタル5が急激に反転運動をす
る。同時に可動接点3,4が固定接点7,8から離れ、
電動機Mの通電が断たれる。
流れると、バイメタル5の自己発熱量が増加し、反転動
作温度に達した瞬間バイメタル5が急激に反転運動をす
る。同時に可動接点3,4が固定接点7,8から離れ、
電動機Mの通電が断たれる。
通電が断たれたのち、バイメタル5が冷却を開始し反転
復帰温度に達した瞬間、前記動作と逆の反転運動を行い
元の位置に復帰する。同時に可動接点3,4が固定接点
7,8と接触し、電動機Mが再び通電される。このとき
、拘束状態が解除されていれば電動機Mは正常運転し、
バイメタル5に流れる電流が減少してバイメタル5の反
転運動が停止する。
復帰温度に達した瞬間、前記動作と逆の反転運動を行い
元の位置に復帰する。同時に可動接点3,4が固定接点
7,8と接触し、電動機Mが再び通電される。このとき
、拘束状態が解除されていれば電動機Mは正常運転し、
バイメタル5に流れる電流が減少してバイメタル5の反
転運動が停止する。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば実
開昭60−183349号公報、実開昭59−7264
1号公報等が知られている。
開昭60−183349号公報、実開昭59−7264
1号公報等が知られている。
[発明が解決しようとする課題]
上記の従来技術においては、例えば電動機になんらかの
異常があり拘束状態が断続したとすると。
異常があり拘束状態が断続したとすると。
バイメタルは動作と復帰を繰り返して行うことになり、
遂にはバイメタルが疲労して破断し、接点溶着に発展す
る。
遂にはバイメタルが疲労して破断し、接点溶着に発展す
る。
その結果、電動機巻線が発熱し、焼損するに至る。また
、過負荷保護装置にも大きな拘束電流が連続的に通電さ
れ、バイメタルの温度がケースおよび蓋の耐熱温度以上
に上昇し、バイメタル周辺を焼損させる恐れがある。
、過負荷保護装置にも大きな拘束電流が連続的に通電さ
れ、バイメタルの温度がケースおよび蓋の耐熱温度以上
に上昇し、バイメタル周辺を焼損させる恐れがある。
本発明は、上記従来技術における課題を解決するために
なされたもので、バイメタルが疲労して破断したとき、
または、接点溶着が発生したときに、回路をすみやかに
、かつ、永久的に遮断し、電動機巻線の焼損はもとより
過負荷保護装置の焼損を防止しうる過負荷保護装置を提
供することを、その目的とするものである。
なされたもので、バイメタルが疲労して破断したとき、
または、接点溶着が発生したときに、回路をすみやかに
、かつ、永久的に遮断し、電動機巻線の焼損はもとより
過負荷保護装置の焼損を防止しうる過負荷保護装置を提
供することを、その目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明に係る過負荷保護装
置のもっとも基本的な構成は、有底円筒状のケースで囲
んだ空間に、可動接点を固着したディスク状のバイメタ
ルを備え、このバイメタルを、ケースの底面に固定した
軸の頭部側にばねを介して反転自在に軸支するとともに
、前記可動接点と対向する位置に、固定接点を固着した
固定端子を前記ケースの底面に貫通固定するようにした
過負荷保護装置において、上記軸の頭部、軸の胴体部、
ばねの少なくとも一つ以上を形状記憶合金で形成し、バ
イメタルの反転動作温度以上の設定温度でバイメタルの
軸支位置を移動するようにしたものである。
置のもっとも基本的な構成は、有底円筒状のケースで囲
んだ空間に、可動接点を固着したディスク状のバイメタ
ルを備え、このバイメタルを、ケースの底面に固定した
軸の頭部側にばねを介して反転自在に軸支するとともに
、前記可動接点と対向する位置に、固定接点を固着した
固定端子を前記ケースの底面に貫通固定するようにした
過負荷保護装置において、上記軸の頭部、軸の胴体部、
ばねの少なくとも一つ以上を形状記憶合金で形成し、バ
イメタルの反転動作温度以上の設定温度でバイメタルの
軸支位置を移動するようにしたものである。
また、本発明に係る過負荷保護装置の第1の発明の構成
は、有底円筒状のケースで囲んだ空間に、可動接点を固
着したディスク状のバイメタルを備え、このバイメタル
を、ケースの底面に固定した軸の可溶体を介在させて形
成した頭部側にばねを介して反転自在に軸支するととも
に、前記可動接点と対向する位置に、固定接点を固着し
た固定端子を前記ケースの底面に貫通固定し、かつ、前
記固定端子を接続部を介して電動機巻線に直列に接続す
るようにした過負荷保護装置において、上記軸の頭部の
可溶体は、バイメタルの反転動作温度より高い溶融温度
のものとし、上記ばねは、前記可溶体の溶融温度とほぼ
等しい温度で形状が急変し膨張する形状記憶合金で形成
したものである。
は、有底円筒状のケースで囲んだ空間に、可動接点を固
着したディスク状のバイメタルを備え、このバイメタル
を、ケースの底面に固定した軸の可溶体を介在させて形
成した頭部側にばねを介して反転自在に軸支するととも
に、前記可動接点と対向する位置に、固定接点を固着し
た固定端子を前記ケースの底面に貫通固定し、かつ、前
記固定端子を接続部を介して電動機巻線に直列に接続す
るようにした過負荷保護装置において、上記軸の頭部の
可溶体は、バイメタルの反転動作温度より高い溶融温度
のものとし、上記ばねは、前記可溶体の溶融温度とほぼ
等しい温度で形状が急変し膨張する形状記憶合金で形成
したものである。
さらに、上記目的を達成するために1本発明に係る過負
荷保護装置の第2の発明の構成は、有底円筒状のケース
で囲んだ空間に、可動接点を固着したディスク状のバイ
メタルを備え、このバイメタルを、ケースの底面に固定
した軸の頭部側にばねを介して反転自在に軸支するとと
もに、前記可動接点と対向する位置に固定接点を固着し
た固定端子を前記ケースの底面に貫通固定し、かつ、前
記固定端子を接続部を介して電動機巻線に直列に接続す
るようにした過負荷保護装置において、上記軸を、穴を
有する頭部と、その頭部の穴に常温で圧入嵌合されるべ
き軸を有する胴体部とで構成し、少なくとも、これら頭
部、胴体部、および上記ばねのいずれか2者を形状記憶
合金で形成したものである。
荷保護装置の第2の発明の構成は、有底円筒状のケース
で囲んだ空間に、可動接点を固着したディスク状のバイ
メタルを備え、このバイメタルを、ケースの底面に固定
した軸の頭部側にばねを介して反転自在に軸支するとと
もに、前記可動接点と対向する位置に固定接点を固着し
た固定端子を前記ケースの底面に貫通固定し、かつ、前
記固定端子を接続部を介して電動機巻線に直列に接続す
るようにした過負荷保護装置において、上記軸を、穴を
有する頭部と、その頭部の穴に常温で圧入嵌合されるべ
き軸を有する胴体部とで構成し、少なくとも、これら頭
部、胴体部、および上記ばねのいずれか2者を形状記憶
合金で形成したものである。
なお、付記すると、もっとも代表的な第2の発明の過負
荷保護装置は、ケース内温度上昇時に、頭部の穴径を拡
大させるか、または胴体部の軸径を収縮させるように、
軸の頭部または胴体部のいずれか一方を形状記憶合金で
形成するとともに、ばねの弾性作用によって前記頭部を
前記胴体部から離脱させ、バイメタルの軸支位置を移動
させるように構成したものである。
荷保護装置は、ケース内温度上昇時に、頭部の穴径を拡
大させるか、または胴体部の軸径を収縮させるように、
軸の頭部または胴体部のいずれか一方を形状記憶合金で
形成するとともに、ばねの弾性作用によって前記頭部を
前記胴体部から離脱させ、バイメタルの軸支位置を移動
させるように構成したものである。
[作用]
上記の技術的手段による働きを、第1.第2の発明の代
表的な構成のものについて次の述べる。
表的な構成のものについて次の述べる。
まず、第1の発明の詳細な説明する。
バイメタルが疲労すると破断に発展し、バイメタルの反
転動作間隔が短縮する。それによって、ヒータおよびバ
イメタルの通電時間が増加し、ケース内の温度を上昇さ
せる。
転動作間隔が短縮する。それによって、ヒータおよびバ
イメタルの通電時間が増加し、ケース内の温度を上昇さ
せる。
このとき、ケース内温度上昇が、軸の頭部に介在されて
いる可溶体の溶融温度に達すると、形状記憶合金で形成
されたばねの弾性作用、およびばねの形状が急変して膨
張する作用の両作用によって、バイメタルが軸の頭部方
向に押し上げられ。
いる可溶体の溶融温度に達すると、形状記憶合金で形成
されたばねの弾性作用、およびばねの形状が急変して膨
張する作用の両作用によって、バイメタルが軸の頭部方
向に押し上げられ。
可動接点が固定接点から急速に離れる。
その後、ケース内温度が低下し、ばねが元の形状に復帰
しても、バイメタルはばれで押し上げられた位置で、可
溶体が固化することによってその位置に保持される。
しても、バイメタルはばれで押し上げられた位置で、可
溶体が固化することによってその位置に保持される。
その結果、電動機巻線に再び電流が通電されることなく
、電動機巻線の焼損はもとより再負荷保護装置の焼損を
も防止することができる。
、電動機巻線の焼損はもとより再負荷保護装置の焼損を
も防止することができる。
次に、第2の発明の詳細な説明する。
第1の発明の詳細な説明したと同様に、ケース内の温度
が上昇したとき、その温度上昇が、形状記憶合金で形成
された頭部の穴径を拡大する記憶温度に達すると、その
瞬間、頭部の穴が拡大して胴体部の軸との間にすき間を
生じ、頭部およびバイメタルがばねの弾性作用で胴体部
から離脱し押し上げられる。
が上昇したとき、その温度上昇が、形状記憶合金で形成
された頭部の穴径を拡大する記憶温度に達すると、その
瞬間、頭部の穴が拡大して胴体部の軸との間にすき間を
生じ、頭部およびバイメタルがばねの弾性作用で胴体部
から離脱し押し上げられる。
また、胴体部が形状記憶合金で形成されているとして、
前記のケース内の温度上昇が、胴体部の軸径の縮小する
記憶温度に達すると、その瞬間、頭部の穴と胴体部の軸
との間にすき間を生じ1頭部およびバイメタルがばねの
弾性作用で胴体部から離脱し押し上げられる。
前記のケース内の温度上昇が、胴体部の軸径の縮小する
記憶温度に達すると、その瞬間、頭部の穴と胴体部の軸
との間にすき間を生じ1頭部およびバイメタルがばねの
弾性作用で胴体部から離脱し押し上げられる。
その結果、バイメタル軸支位置の移動にともない、接点
が永久的に開路状態を保つことになり、電動機巻線の焼
損はもとより過負荷保護装置の焼損をも防止することが
できる。
が永久的に開路状態を保つことになり、電動機巻線の焼
損はもとより過負荷保護装置の焼損をも防止することが
できる。
[実施例]
以下1本発明の各実施例を第1図ないし第14図、およ
び第18図、第19図を参照して説明する。
び第18図、第19図を参照して説明する。
まず、第1の発明の実施例を第1図ないし第8図、およ
び第18図を参照して説明する。
び第18図を参照して説明する。
第1図は、第1の発明の一実施例に係る過負荷保護装置
の縦断面図、第2図は、第1図のA−A矢視断面図、第
3図は、第1図の要部を説明する斜視図、第4図は、第
1図の装置の正常動作時を示す縦断面図、第5図は、第
1図のバイメタルの破断時の要部拡大平面図、第6図(
a)、(b)。
の縦断面図、第2図は、第1図のA−A矢視断面図、第
3図は、第1図の要部を説明する斜視図、第4図は、第
1図の装置の正常動作時を示す縦断面図、第5図は、第
1図のバイメタルの破断時の要部拡大平面図、第6図(
a)、(b)。
(c)は、第1図の装置のバイメタル破断時の動作を示
す縦断面図、第7図は、第1図および第9図の装置の電
気回路図である。図中、第15,16図と同一符号のも
のは従来技術と同等部分であるから、その説明を省略す
る。
す縦断面図、第7図は、第1図および第9図の装置の電
気回路図である。図中、第15,16図と同一符号のも
のは従来技術と同等部分であるから、その説明を省略す
る。
第1,2図の実施例が、第15.16図の従来技術と相
違するところは、バイメタル5の低膨張面側(蓋2側)
5aと軸6の頭部6aとの間に、可溶体14を介在させ
、かつ、形状記憶合金からなるばね15を組み合わせた
ことである。
違するところは、バイメタル5の低膨張面側(蓋2側)
5aと軸6の頭部6aとの間に、可溶体14を介在させ
、かつ、形状記憶合金からなるばね15を組み合わせた
ことである。
第1.3.4図に示す可溶体14は、例えば、錫などの
低融点金属材料でも、感温ペレットのような合成樹脂材
料でも良い。
低融点金属材料でも、感温ペレットのような合成樹脂材
料でも良い。
可溶体14の溶融温度は、バイメタル5とばね15の荷
重を付加した状態で、バイメタル5の反転動作温度に近
ければ近いほど効果を発揮する。
重を付加した状態で、バイメタル5の反転動作温度に近
ければ近いほど効果を発揮する。
発明者らは、溶融温度が、バイメタル5の反転動作温度
プラス10℃〜100℃の温度差範囲になる可溶体の融
点を選定することにより後述の効果を得ることを確認し
た。
プラス10℃〜100℃の温度差範囲になる可溶体の融
点を選定することにより後述の効果を得ることを確認し
た。
この可溶体14は、第3図(a)に示すように、円筒状
の可溶体14に軸6を挿通しても、第3図(b)に示す
ように、可溶体14を軸6の頭部6aに一体にアウトサ
ート成形しても良い。また。
の可溶体14に軸6を挿通しても、第3図(b)に示す
ように、可溶体14を軸6の頭部6aに一体にアウトサ
ート成形しても良い。また。
軟らかい可溶体14では座金16を設けても良く。
その構造や形状に左右されることもないので、安価で組
立性の良い方法を採用することができる。
立性の良い方法を採用することができる。
第1.2.4図に示すばね15は、前記可溶体14の溶
融温度とほぼ等しい温度で形状が急変し膨張する形状記
憶合金で形成されている。
融温度とほぼ等しい温度で形状が急変し膨張する形状記
憶合金で形成されている。
第1,5図に示す可動接点3,4を固着したバイメタル
5の軸支穴5bは、軸6に軸支したとき反転自在で、か
つ、蓋2側に位置移動できるように、軸6の直径よりわ
ずかに大きな直径に形成されている。
5の軸支穴5bは、軸6に軸支したとき反転自在で、か
つ、蓋2側に位置移動できるように、軸6の直径よりわ
ずかに大きな直径に形成されている。
また、第5図に示すように、軸支穴5bから放射状に設
けたスリット5cは、バイメタル5の反転動作時に軸支
穴5bに生じる応力を分散させるように形成したもので
ある。
けたスリット5cは、バイメタル5の反転動作時に軸支
穴5bに生じる応力を分散させるように形成したもので
ある。
このような構成の過負荷保護装置Pは、第7図に示すよ
うにバイメタル5とヒータ線12と電動機Mとが直列に
接続されている。これにより、過負荷保護装置Pは、始
動装置Sを直列に接続した電動機Mの始動巻線17と主
巻線18との並列回路すなわち電動機巻線に、直列に接
続して用いられる。
うにバイメタル5とヒータ線12と電動機Mとが直列に
接続されている。これにより、過負荷保護装置Pは、始
動装置Sを直列に接続した電動機Mの始動巻線17と主
巻線18との並列回路すなわち電動機巻線に、直列に接
続して用いられる。
電動機Mになんらかの異常が発生し、大きな拘束電流が
流れると、バイメタル5およびヒータ線12の自己発熱
量が増加し、バイメタル5が反転動作温度に達した瞬間
、バイメタル5自身が急激に反転運動し、第4図に示す
ように、可動接点3゜4が固定接点7,8から離れ、電
動機Mの通電が遮断される。
流れると、バイメタル5およびヒータ線12の自己発熱
量が増加し、バイメタル5が反転動作温度に達した瞬間
、バイメタル5自身が急激に反転運動し、第4図に示す
ように、可動接点3゜4が固定接点7,8から離れ、電
動機Mの通電が遮断される。
通電が断たれたのち、バイメタル5とヒータ線12とが
冷却を開始し、反転復帰温度に達した瞬間、バイメタル
5が前記動作と逆の反転動作を行い1元の位置に復帰し
、可動接点3,4が固定接点7,8と接触して電動機M
が再び通電される。
冷却を開始し、反転復帰温度に達した瞬間、バイメタル
5が前記動作と逆の反転動作を行い1元の位置に復帰し
、可動接点3,4が固定接点7,8と接触して電動機M
が再び通電される。
復帰後、電動機Mの拘束状態が解除されていれば電動機
Mは正常に運転し、バイメタル5の反転運動はここで停
止する。
Mは正常に運転し、バイメタル5の反転運動はここで停
止する。
しかし、拘束状態が継続しており、バイメタル5が動作
、復帰の反転運度を繰り返し行っている最中に、バイメ
タル5が疲労して第5図に示すE。
、復帰の反転運度を繰り返し行っている最中に、バイメ
タル5が疲労して第5図に示すE。
Fのように破断するに至ったとすると、バイメタル5の
反転動作温度と反転復帰温度の変化、あるいは反転動作
量の減少等によって、その反転動作間隔が短縮する。
反転動作温度と反転復帰温度の変化、あるいは反転動作
量の減少等によって、その反転動作間隔が短縮する。
その結果、バイメタル5およびヒータ線12に流れる拘
束電流の通電率が増加し、ケース1内の温度が上昇する
。
束電流の通電率が増加し、ケース1内の温度が上昇する
。
このとき、軸6の頭部に介在させた可溶体14の温度が
、当該可溶体の融点付近の温度に達し、かつ、ばね15
が記憶していた形状急変温度に達すると、ばね15は膨
張し、その長手方向寸法が大幅に増加する。可溶体14
は、溶融軟化するとともに、ばね15の弾性増加に抗し
切れず急激に圧縮変形する。バイメタル5は、可溶体1
4の圧縮変形量たけばね15の弾性作用によって軸6の
頭部68方向に位置移動する。
、当該可溶体の融点付近の温度に達し、かつ、ばね15
が記憶していた形状急変温度に達すると、ばね15は膨
張し、その長手方向寸法が大幅に増加する。可溶体14
は、溶融軟化するとともに、ばね15の弾性増加に抗し
切れず急激に圧縮変形する。バイメタル5は、可溶体1
4の圧縮変形量たけばね15の弾性作用によって軸6の
頭部68方向に位置移動する。
この位置移動が、第6図(a)に示すように、可動接点
3,4と固定接点7,8との接触不能位置に達すれば回
路遮断となる。また、バイメタル5はばね15で押し上
げられたままであるため開路状態を継続することは言う
までもない。
3,4と固定接点7,8との接触不能位置に達すれば回
路遮断となる。また、バイメタル5はばね15で押し上
げられたままであるため開路状態を継続することは言う
までもない。
さらに、この途中で接点溶着が発生したことを仮定する
と、バイメタル5が破断した状態では。
と、バイメタル5が破断した状態では。
バイメタル5の特性そのものが大幅に変化し、可動接点
3を固着した側と可動接点4を固着した側との動作はア
ンバランスとなる。したがって、接点溶着は負荷を直接
開閉する一方の接点側に集中して発生する。接点溶着が
発生すると拘束電流が連続通電となり、ケース1内の温
度上昇は急上昇する。
3を固着した側と可動接点4を固着した側との動作はア
ンバランスとなる。したがって、接点溶着は負荷を直接
開閉する一方の接点側に集中して発生する。接点溶着が
発生すると拘束電流が連続通電となり、ケース1内の温
度上昇は急上昇する。
このとき、可溶体14は瞬時に溶融し、かつ、ばね15
は瞬時に長手方向に膨張増大する。その結果、バイメタ
ル5はばね15の弾性および膨張増大作用によって軸6
の頭部68方向に位置移動を開始する。
は瞬時に長手方向に膨張増大する。その結果、バイメタ
ル5はばね15の弾性および膨張増大作用によって軸6
の頭部68方向に位置移動を開始する。
例えば、第6図(b)に示すように、可動接点3側が溶
着したとすると、溶着していない一方の可動接点4を固
着したバイメタル5が破断にともない単独で位置移動し
、回路を遮断する。
着したとすると、溶着していない一方の可動接点4を固
着したバイメタル5が破断にともない単独で位置移動し
、回路を遮断する。
このとき、可動接点3の溶着点に剪断力が作用し、ばね
15の弾性が打ち勝つならば、可動接点3側も回路を遮
断し、第6図(c)のように、バイメタル5は水平状態
に保持される。
15の弾性が打ち勝つならば、可動接点3側も回路を遮
断し、第6図(c)のように、バイメタル5は水平状態
に保持される。
また、本実施例では、バイメタル5が蓋2方向に位置移
動しても、軸6の頭部6aでその移動が規制され、バイ
メタル5が軸6から離脱して固定接点7,8またはヒー
タ12と接触するなどの短絡事故や、蓋2との接触によ
る絶縁不良等の2次災害を招くこともない。
動しても、軸6の頭部6aでその移動が規制され、バイ
メタル5が軸6から離脱して固定接点7,8またはヒー
タ12と接触するなどの短絡事故や、蓋2との接触によ
る絶縁不良等の2次災害を招くこともない。
なお、可溶体の材料は、前述のように種々の材料が適用
でき、使用温度範囲が限定されることがないので、広範
囲の温度特性を有する過負荷保護装置を提供できる効果
がある。
でき、使用温度範囲が限定されることがないので、広範
囲の温度特性を有する過負荷保護装置を提供できる効果
がある。
さらに1組立時にハンダ付けなどの作業が不要であるた
め動作温度の安定した装置が得られる効果がある。
め動作温度の安定した装置が得られる効果がある。
以上述べたように、本実施例によれば、バイメタルが疲
労して破損し、接点溶着が発生する前に回路を完全に遮
断し、電動機巻線の焼損はもとより過負荷保護装置の焼
損を完全に防止しうる過負荷保護装置を提供することが
できる。
労して破損し、接点溶着が発生する前に回路を完全に遮
断し、電動機巻線の焼損はもとより過負荷保護装置の焼
損を完全に防止しうる過負荷保護装置を提供することが
できる。
なお1本実施例では、万一接点溶着が発生してもそれを
強制的に引き外すことも可能であり、信頼性の高い過負
荷保護装置を提供することができる。
強制的に引き外すことも可能であり、信頼性の高い過負
荷保護装置を提供することができる。
次に、第8図は、第1の発明の他の実施例に係る過負荷
保護装置の縦断面図である。第8図中、第17図と同一
符号のものは、従来技術と同等部分であるから、その説
明を省略する。また、第1゜2図の実施例と同等部分は
同一符号をもって示している。
保護装置の縦断面図である。第8図中、第17図と同一
符号のものは、従来技術と同等部分であるから、その説
明を省略する。また、第1゜2図の実施例と同等部分は
同一符号をもって示している。
第8図の実施例が、第17.18図の従来技術と異なる
点は、可溶体14と座金16が付加されたことである。
点は、可溶体14と座金16が付加されたことである。
また、第1,2図の実施例と異なるところは、ヒータ線
がないことである。
がないことである。
このような構成の過負荷保護装置P1は、第18図に示
す如く、バイメタル5と電動機Mとが直列に接続されて
いる。
す如く、バイメタル5と電動機Mとが直列に接続されて
いる。
電動機Mになんらかの異常が発生したときの過負荷保護
装置P1のバイメタル5の作動は、先の実施例と同様で
ある。
装置P1のバイメタル5の作動は、先の実施例と同様で
ある。
前記した拘束状態が継続しており、バイメタル5が動作
、復帰の反転運動を繰り返し行っている最中に、バイメ
タル5が疲労して破断に至ると2先の実施例と同様の現
象となる。
、復帰の反転運動を繰り返し行っている最中に、バイメ
タル5が疲労して破断に至ると2先の実施例と同様の現
象となる。
その結果、バイメタル5の通電率が増加し、ケース1内
の温度を上昇させ可溶体14を先の実施例と同様に動作
させる。
の温度を上昇させ可溶体14を先の実施例と同様に動作
させる。
したがって、第8図の実施例によれば、先の第1.2図
の実施例と全く同様の効果が期待される。
の実施例と全く同様の効果が期待される。
また、先の実施例と異なり、座金16の作用により、可
溶体14がバイメタルの軸支穴5b部の反転動作で摩耗
せず、動作、復帰温度が長期にわたり安定するという特
有の効果がある。
溶体14がバイメタルの軸支穴5b部の反転動作で摩耗
せず、動作、復帰温度が長期にわたり安定するという特
有の効果がある。
なお、上記第1の発明の各実施例では、バイメタル5と
軸6の頭部6aとの間に可溶体14を介在させたもので
説明したが、軸6を頭部と胴体部とに分割し、この頭部
と胴体部とを可溶体で結合した。他の構成であってもそ
の機能は同様である。
軸6の頭部6aとの間に可溶体14を介在させたもので
説明したが、軸6を頭部と胴体部とに分割し、この頭部
と胴体部とを可溶体で結合した。他の構成であってもそ
の機能は同様である。
次に、第2の発明の実施例を第9図ないし第14図、お
よび第18図を参照して説明する。
よび第18図を参照して説明する。
第9図は、第2の発明の一実施例に係る過負荷保護装置
の縦断面図、第10図は、第9図のB−B矢視断面図、
第11図は、第9図の要部を説明する斜視図、第12図
は、第9図の装置の正常動作時を示す縦断面図、第13
図(a)、(b)。
の縦断面図、第10図は、第9図のB−B矢視断面図、
第11図は、第9図の要部を説明する斜視図、第12図
は、第9図の装置の正常動作時を示す縦断面図、第13
図(a)、(b)。
(C)は、第9図の装置のバイメタル破断時の動作を示
す縦断面図である。図中、第15.16図または第1,
2図と同一符号のものは、従来技術または先の第1の発
明の実施例と同等部分であるから、その説明を省略する
。
す縦断面図である。図中、第15.16図または第1,
2図と同一符号のものは、従来技術または先の第1の発
明の実施例と同等部分であるから、その説明を省略する
。
第9,10図の実施例が、従来技術または第1゜2図の
第1の発明の実施例と相違するところは、バイメタル5
を軸支する軸6Aを胴体部17と頭部18とで構成し、
頭部18に形状記憶合金を用い、胴体部17に鉄系また
は銅系の一般的な金属材料を用いるとともに、第11図
を示すように、頭部18に穴18aを設け、この穴18
aに胴体部17の軸17aを常温で圧入嵌合しであるこ
とである。さらに、前記形状記憶合金で形成された頭部
18の穴18aの穴径D(第13図参照)は、バイメタ
ル5の反転動作温度プラス10℃〜100℃の温度差が
加わったとき、軸17aの軸径d(第13図参照)より
拡大するように設定されていることである。
第1の発明の実施例と相違するところは、バイメタル5
を軸支する軸6Aを胴体部17と頭部18とで構成し、
頭部18に形状記憶合金を用い、胴体部17に鉄系また
は銅系の一般的な金属材料を用いるとともに、第11図
を示すように、頭部18に穴18aを設け、この穴18
aに胴体部17の軸17aを常温で圧入嵌合しであるこ
とである。さらに、前記形状記憶合金で形成された頭部
18の穴18aの穴径D(第13図参照)は、バイメタ
ル5の反転動作温度プラス10℃〜100℃の温度差が
加わったとき、軸17aの軸径d(第13図参照)より
拡大するように設定されていることである。
また、第11図に示すように、頭部18が、あらかじめ
形状記憶温度以上に加熱してあれば圧入することなく軸
17aに挿通して組み合わせたのち、冷却して締結する
作業方法で頭部18.胴体部17を一体化しても良く、
その構造や作業方法に左右されることがないので、安価
で組立性の良い方法が採用できる。
形状記憶温度以上に加熱してあれば圧入することなく軸
17aに挿通して組み合わせたのち、冷却して締結する
作業方法で頭部18.胴体部17を一体化しても良く、
その構造や作業方法に左右されることがないので、安価
で組立性の良い方法が採用できる。
頭部18の形状記憶温度は、バイメタル5とばね13の
荷重を付加した状態で、バイメタル5の動作温度に近け
れば近いほどその効果を発揮する。
荷重を付加した状態で、バイメタル5の動作温度に近け
れば近いほどその効果を発揮する。
発明者らは、その温度が、バイメタル5の反転動作温度
プラス10℃〜100℃の温度範囲になる形状記憶温度
を選定することにより後述の効果を得ることを確認した
。
プラス10℃〜100℃の温度範囲になる形状記憶温度
を選定することにより後述の効果を得ることを確認した
。
このような構成の過負荷保護装置P2は、先に第1.2
図の実施例で説明したと同様、第7図に示すように電動
機巻線に、直列に接続して用いられる。
図の実施例で説明したと同様、第7図に示すように電動
機巻線に、直列に接続して用いられる。
第7図の回路構成で、電動機Mになんらかの異常が発生
し、大きな拘束電流が流れると、バイメタル5およびヒ
ータ線12の自己発熱量が増加し、バイメタル5が反転
動作温度に達した瞬間、バイメタル5自身が急激に反転
運動し、可動接点3゜4が固定接点7,8から離れ、電
動機Mの通電が遮断される。第12図に、バイメタルの
反転作動時の状態を示している。
し、大きな拘束電流が流れると、バイメタル5およびヒ
ータ線12の自己発熱量が増加し、バイメタル5が反転
動作温度に達した瞬間、バイメタル5自身が急激に反転
運動し、可動接点3゜4が固定接点7,8から離れ、電
動機Mの通電が遮断される。第12図に、バイメタルの
反転作動時の状態を示している。
バイメタル5の動作、復帰の反転運動の繰返しにともな
うバイメタルの疲労9wt断、バイメタル5およびヒー
タ線12における通電率の増加、ケース1内温度上昇等
の現象は先の実施例で説明したとおりである。
うバイメタルの疲労9wt断、バイメタル5およびヒー
タ線12における通電率の増加、ケース1内温度上昇等
の現象は先の実施例で説明したとおりである。
第9,10図の実施例の過負荷保護装置P2について、
ケース1内温度上昇時の作用を説明する。
ケース1内温度上昇時の作用を説明する。
形状記憶合金で形成された頭部18の温度が、記憶して
いた形状急変温度に達すると、穴18aの穴径りが胴体
部の軸17aの軸径dより拡大し、ばね13(第15.
16図の従来技術に用いられたばねと同等)の弾性作用
によって、バイメタル5とともに頭部18を、胴体部1
7の軸17aから離脱させる方向(蓋2側)に位置移動
させる。
いた形状急変温度に達すると、穴18aの穴径りが胴体
部の軸17aの軸径dより拡大し、ばね13(第15.
16図の従来技術に用いられたばねと同等)の弾性作用
によって、バイメタル5とともに頭部18を、胴体部1
7の軸17aから離脱させる方向(蓋2側)に位置移動
させる。
その位置移動が、第13図(a)に示すように、可動接
点3,4と固定接点7,8の接触不能位置に達すれば回
路遮断となる。また、バイメタル5はばね13で押し上
げられたままであるため開路状態を継続することは言う
までもない。
点3,4と固定接点7,8の接触不能位置に達すれば回
路遮断となる。また、バイメタル5はばね13で押し上
げられたままであるため開路状態を継続することは言う
までもない。
さらに、この途中で接点溶着が発生したことを仮定する
と、バイメタル5が破断した状態では、バイメタル5の
特性そのものが大幅に変化し、可動接点3を固着した側
と可動接点4を固着した側の動作はアンバランスとなる
。したがって、接点溶着は負荷を直接開閉する一方の接
点側に集中して発生する。接点溶着が発生すると拘束電
流が連続通電となり、ケースl内の温度は急上昇する。
と、バイメタル5が破断した状態では、バイメタル5の
特性そのものが大幅に変化し、可動接点3を固着した側
と可動接点4を固着した側の動作はアンバランスとなる
。したがって、接点溶着は負荷を直接開閉する一方の接
点側に集中して発生する。接点溶着が発生すると拘束電
流が連続通電となり、ケースl内の温度は急上昇する。
このとき、頭部18の穴18aは瞬時に拡大する。その
結果、バイメタル5はばね13の弾性作用によって胴体
部17の軸17aから外れ、蓋2の方向に位置移動を開
始する。
結果、バイメタル5はばね13の弾性作用によって胴体
部17の軸17aから外れ、蓋2の方向に位置移動を開
始する。
例えば、第13図(b)に示すように、可動接点3側が
溶着したとすると、溶着していない一方の可動接点4を
固着したバイメタル5が破断にともない単独で位置移動
して回路を遮断する。このとき、可動接点3の溶着点に
剪断力が作用し、ばね13の弾性が打ち勝つならば可動
接点3側も回路を遮断し、第13図(C)に示すように
、バイメタル5はばね13で十分に押し上げられ水平状
態に保持される。
溶着したとすると、溶着していない一方の可動接点4を
固着したバイメタル5が破断にともない単独で位置移動
して回路を遮断する。このとき、可動接点3の溶着点に
剪断力が作用し、ばね13の弾性が打ち勝つならば可動
接点3側も回路を遮断し、第13図(C)に示すように
、バイメタル5はばね13で十分に押し上げられ水平状
態に保持される。
本実施例では、バイメタル5が蓋2方向に位置移動して
も、軸6Aの頭部18が蓋2と接触してその移動が規制
され、バイメタル5が軸6Aから離脱して固定接点7,
8またはヒータ12と接触するなどの短絡事故による2
次災害を招く恐れはない。
も、軸6Aの頭部18が蓋2と接触してその移動が規制
され、バイメタル5が軸6Aから離脱して固定接点7,
8またはヒータ12と接触するなどの短絡事故による2
次災害を招く恐れはない。
すなわち、蓋2と軸17aの先端部との間隙δと、頭部
18の高さTとの関係を、T>δとすることにより、バ
イメタル5はもとより頭部18が軸17aから離脱する
ことなく、その目的が達成されるように構成されている
。
18の高さTとの関係を、T>δとすることにより、バ
イメタル5はもとより頭部18が軸17aから離脱する
ことなく、その目的が達成されるように構成されている
。
なお、軸6Aの頭部18に用いる形状記憶合金は、種々
の形状記憶合金の中から選定できるので。
の形状記憶合金の中から選定できるので。
使用温度範囲が限定されず、広範囲の温度特性を有する
過負荷保護装置が得られる効果がある。
過負荷保護装置が得られる効果がある。
第2の発明に係る第9,10図の実施例によれば、゛第
1の発明に係る先の第1,2図の実施例で述べたと同様
の効果が期待されるほか、下記のような本実施例特有の
効果がある。
1の発明に係る先の第1,2図の実施例で述べたと同様
の効果が期待されるほか、下記のような本実施例特有の
効果がある。
(1)バイメタルの設定温度(反転動作温度)に対応し
て、適正な作動温度の形状記憶合金材料を選定し、例え
ば軸の頭部の形状急変温度を設定することができる。
て、適正な作動温度の形状記憶合金材料を選定し、例え
ば軸の頭部の形状急変温度を設定することができる。
(2)バイメタルを軸支する軸、ばね等の寸法制度がラ
フでも動作上許容することができる。
フでも動作上許容することができる。
例えば、軸の頭部と胴体部とのはめ合せ部の寸法などは
、一方または両方が形状記憶合金で形成され、その形状
変化とばねの弾性作用とによってバイメタルの離脱、回
路遮断が行われるものであるから、前記はめ合い寸法精
度は厳格さを要求されるものではなく、製作上有利であ
る。
、一方または両方が形状記憶合金で形成され、その形状
変化とばねの弾性作用とによってバイメタルの離脱、回
路遮断が行われるものであるから、前記はめ合い寸法精
度は厳格さを要求されるものではなく、製作上有利であ
る。
(3)軸の頭部が形状記憶合金である場合、その穴部の
寸法拡大によって、軸の頭部と胴体部との分離、ばねの
弾性作用によるバイメタルの離脱、回路遮断が行われる
。
寸法拡大によって、軸の頭部と胴体部との分離、ばねの
弾性作用によるバイメタルの離脱、回路遮断が行われる
。
したがって、摩擦による引掛りなどがなく動作の確実性
が高い。
が高い。
なお、上記第9,10図の実施例は、軸6Aの頭部18
を形状記憶合金で形成し、胴体部17に鉄系または銅系
の一般的な金属材料を用い、ばね13をステンレスなど
一般的な金属材料で形成したものであるが、第2の発明
は必ずしも本実施例に限定されるものではない。
を形状記憶合金で形成し、胴体部17に鉄系または銅系
の一般的な金属材料を用い、ばね13をステンレスなど
一般的な金属材料で形成したものであるが、第2の発明
は必ずしも本実施例に限定されるものではない。
例えば、軸の頭部に鉄系または銅系の一般的な金属材料
を用い、軸の胴体側にバイメタルの反転動作温度プラス
10”0〜100℃の温度差でその軸径が収縮する形状
記憶合金を用い、ばねをステンレスなど一般的な金属材
料で形成したものを採用してもよい。
を用い、軸の胴体側にバイメタルの反転動作温度プラス
10”0〜100℃の温度差でその軸径が収縮する形状
記憶合金を用い、ばねをステンレスなど一般的な金属材
料で形成したものを採用してもよい。
この場合、ケース内の温度上昇が、胴体部の軸径の縮小
する記憶温度に達すると、その瞬間、頭部の穴と胴体部
の軸との間にすき間を生じ、頭部およびバイメタルがば
ねの弾性作用で胴体部から離脱し押し上げられる。この
ようにして、本例の場合も先に説明したと同様の効果が
期待される。
する記憶温度に達すると、その瞬間、頭部の穴と胴体部
の軸との間にすき間を生じ、頭部およびバイメタルがば
ねの弾性作用で胴体部から離脱し押し上げられる。この
ようにして、本例の場合も先に説明したと同様の効果が
期待される。
また、少なくとも、軸の頭部または胴体部のいずれか一
方を形状記憶合金で形成し、ばねは、バイメタルの反転
動作温度プラス10℃〜100℃の温度差で形状が急変
し膨張する形状記憶合金を用いても先に説明したと同様
の効果が期待され。
方を形状記憶合金で形成し、ばねは、バイメタルの反転
動作温度プラス10℃〜100℃の温度差で形状が急変
し膨張する形状記憶合金を用いても先に説明したと同様
の効果が期待され。
特に、頭部およびバイメタルを胴体部から離脱させ押し
上げる作用が確実となる。
上げる作用が確実となる。
さらに、軸の頭部、胴体部、およびばねをそれぞれ形状
記憶合金で形成しても差支えない。
記憶合金で形成しても差支えない。
要は、少なくとも、軸の頭部、胴体部、および上記ばね
の3者のうち、いずれか2者をケース内温度上昇時に、
頭部の穴径を拡大させるか、または胴体部の軸径を収縮
させるか、さらにまたは、ばねを膨張させる形状記憶合
金で形成すれば、先に述べた効果が奏せられるものであ
る。
の3者のうち、いずれか2者をケース内温度上昇時に、
頭部の穴径を拡大させるか、または胴体部の軸径を収縮
させるか、さらにまたは、ばねを膨張させる形状記憶合
金で形成すれば、先に述べた効果が奏せられるものであ
る。
次に、第14図は、第2の発明の他の実施例に係る過負
荷保護装置の縦断面図である。第14図中、第17図と
同一符号のものは、従来技術と同等部分であるから、そ
の説明を省略する。また、第9,10図の実施例と同等
部分は同一符号をもって示している。
荷保護装置の縦断面図である。第14図中、第17図と
同一符号のものは、従来技術と同等部分であるから、そ
の説明を省略する。また、第9,10図の実施例と同等
部分は同一符号をもって示している。
第14図の実施例が、第17.18図の従来技術と異な
る点は、軸6Bを頭部18′と胴体部17′とに分割し
、胴体部17′に形状記憶合金を用い、頭部18′に鉄
系または銅系の一般的な金属材料を用い、頭部18′に
穴18aを設け、この穴18aに胴体部の軸17a′を
常温で圧入嵌合するか、加熱状態で嵌合し、その後冷却
して締付は嵌合したことである。また、第9,10図の
実施例と異なるところは、ヒータ線がないことである。
る点は、軸6Bを頭部18′と胴体部17′とに分割し
、胴体部17′に形状記憶合金を用い、頭部18′に鉄
系または銅系の一般的な金属材料を用い、頭部18′に
穴18aを設け、この穴18aに胴体部の軸17a′を
常温で圧入嵌合するか、加熱状態で嵌合し、その後冷却
して締付は嵌合したことである。また、第9,10図の
実施例と異なるところは、ヒータ線がないことである。
このような構成の過負荷保護装置P、において。
先の実施例と同様の現象でバイメタル5の通電率が増加
し、ケース1内の温度を上昇させると、軸178′の軸
径d8が破線で示すd2のように収縮して軸17a′と
頭部18′の穴との間に隙間を生じ、頭部18′および
バイメタル5がばね13の弾性作用で胴体部17′から
離脱し押し上げられる。その結果、バイメタル軸支位置
の移動にともない、接点が永久的に開路状態を保つこと
になり、先の各実施例と同様の効果が奏せられる。
し、ケース1内の温度を上昇させると、軸178′の軸
径d8が破線で示すd2のように収縮して軸17a′と
頭部18′の穴との間に隙間を生じ、頭部18′および
バイメタル5がばね13の弾性作用で胴体部17′から
離脱し押し上げられる。その結果、バイメタル軸支位置
の移動にともない、接点が永久的に開路状態を保つこと
になり、先の各実施例と同様の効果が奏せられる。
なお、第14図の実施例では、胴体部の軸17a′を形
状記憶合金で形成し、頭部18′、ばね13に一般金属
を用いた例を説明したが、第2の発明はこれに限定され
ることなく、少なくとも、軸の頭部、胴体部、およびば
ねの3者のうち、いずれか2者を形状記憶合金で形成す
ればよいことは言うまでもない。
状記憶合金で形成し、頭部18′、ばね13に一般金属
を用いた例を説明したが、第2の発明はこれに限定され
ることなく、少なくとも、軸の頭部、胴体部、およびば
ねの3者のうち、いずれか2者を形状記憶合金で形成す
ればよいことは言うまでもない。
上記各実施例で説明した過負荷保護装置は、第7図また
は第18図に示す電気回路図のように、固定端子を接続
部を介して電動機巻線に直列に接続して、例えば冷蔵庫
、空気調和機、除湿機等冷凍サイクルの電動圧縮機の電
気回路に採用され、電動機の過熱焼損を保護する手段と
して広く汎用的に利用される。
は第18図に示す電気回路図のように、固定端子を接続
部を介して電動機巻線に直列に接続して、例えば冷蔵庫
、空気調和機、除湿機等冷凍サイクルの電動圧縮機の電
気回路に採用され、電動機の過熱焼損を保護する手段と
して広く汎用的に利用される。
第19図は、本発明の過負荷保護装置を採用した制御回
路の略示回路図である。
路の略示回路図である。
第19図(a)に示す電気回路は、電子化された冷蔵庫
、空気調和機等の電子回路基板の保護に過負荷保護装置
を用いた例を示している。
、空気調和機等の電子回路基板の保護に過負荷保護装置
を用いた例を示している。
第19図(、)において、20は圧縮機モータ、21は
電子制御回路、22は、過負荷保護装置に係るオーバロ
ードリレー(○LR)、23はリレーコイル、24はリ
レー接点を示している。0LR22は、電子制御回路の
過電流保護に利用されている。
電子制御回路、22は、過負荷保護装置に係るオーバロ
ードリレー(○LR)、23はリレーコイル、24はリ
レー接点を示している。0LR22は、電子制御回路の
過電流保護に利用されている。
また、第19図(b)は、圧縮機モータの過電流保護お
よびヒータの過熱防止に過負荷保護装置を用いた例を示
している。
よびヒータの過熱防止に過負荷保護装置を用いた例を示
している。
第19図(b)において、25はヒータ、26は、ヒー
タ25の過熱防止用の○LR127は、圧縮機モータ2
0の過電流保護用の○LRを示している。
タ25の過熱防止用の○LR127は、圧縮機モータ2
0の過電流保護用の○LRを示している。
このように、第1の発明に係る第1,2図の実施例の過
負荷保護装置すなわち0LRP、第8図の実施例の○L
RPよ、第2の発明に係る第9,10図の実施例のOL
RP、、第14図の実施例の○LRP、は、広く電動
機を用いる製品ないし制御回路の過電流保護、過熱焼損
防止に利用される。
負荷保護装置すなわち0LRP、第8図の実施例の○L
RPよ、第2の発明に係る第9,10図の実施例のOL
RP、、第14図の実施例の○LRP、は、広く電動
機を用いる製品ないし制御回路の過電流保護、過熱焼損
防止に利用される。
[発明の効果]
以上述べたように1本発明によれば、パイメタルが疲労
して破断したとき、または、接点溶着が発生したときに
、回路をすみやかに、かつ、永久的に遮断し、電動機巻
線の焼損はもとより過負荷保護装置の焼損を防止しうる
過負荷保護装置を提供することができる。
して破断したとき、または、接点溶着が発生したときに
、回路をすみやかに、かつ、永久的に遮断し、電動機巻
線の焼損はもとより過負荷保護装置の焼損を防止しうる
過負荷保護装置を提供することができる。
第1図は、第1の発明の一実施例に係る過負荷保護装置
の縦断面図、第2図は、第1図のA−A矢視断面図、第
3図は、第1図の要部を説明する斜視図、第4図は、第
1図の装置の正常動作時を示す縦断面図、第5図は、第
1図のバイメタルの破断時の要部拡大平面図、第6図(
a)、(b)。 (c)は、第1図の装置のバイメタル破断時の動作を示
す縦断面図、第7図は、第1図および第9図の装置の電
気回路図、第8図は、第1の発明の他の実施例に係る過
負荷保護装置の縦断面図、第9図は、第2の発明の一実
施例に係る過負荷保護装置の縦断面図、第10図は、第
9図のB−B矢視断面図、第11図は、第9図の要部を
説明する斜視図、第12図は、第9図の装置の正常動作
時を示す縦断面図、第13図(a)、(b)、(c)は
、第9図の装置のバイメタル破断時の動作を示す縦断面
図、第14図は、第2の発明の他の実施例に係る過負荷
保護装置の縦断面図、第15図は、従来の過負荷保護装
置の縦断面図、第16図は、第15図のC−C矢視断面
図、第17図は、従来の他の過負荷保護装置の縦断面図
、第18図は。 第17図、第8図、第14図の装置の電気回路図、第1
9図は、本発明の過負荷保護装置を採用した制御回路の
略示回路図である。 1・・・ケース、2・・・蓋、3,4・・・可動接点、
5・・・バイメタル、6,6A、6B・・・軸、7,8
・・・固定接点、9.10・・・固定端子、13.15
・・・ばね、14・・・可溶体、17.17’・・・胴
体部、17a。 178′・・・軸、18.18’・・・頭部。
の縦断面図、第2図は、第1図のA−A矢視断面図、第
3図は、第1図の要部を説明する斜視図、第4図は、第
1図の装置の正常動作時を示す縦断面図、第5図は、第
1図のバイメタルの破断時の要部拡大平面図、第6図(
a)、(b)。 (c)は、第1図の装置のバイメタル破断時の動作を示
す縦断面図、第7図は、第1図および第9図の装置の電
気回路図、第8図は、第1の発明の他の実施例に係る過
負荷保護装置の縦断面図、第9図は、第2の発明の一実
施例に係る過負荷保護装置の縦断面図、第10図は、第
9図のB−B矢視断面図、第11図は、第9図の要部を
説明する斜視図、第12図は、第9図の装置の正常動作
時を示す縦断面図、第13図(a)、(b)、(c)は
、第9図の装置のバイメタル破断時の動作を示す縦断面
図、第14図は、第2の発明の他の実施例に係る過負荷
保護装置の縦断面図、第15図は、従来の過負荷保護装
置の縦断面図、第16図は、第15図のC−C矢視断面
図、第17図は、従来の他の過負荷保護装置の縦断面図
、第18図は。 第17図、第8図、第14図の装置の電気回路図、第1
9図は、本発明の過負荷保護装置を採用した制御回路の
略示回路図である。 1・・・ケース、2・・・蓋、3,4・・・可動接点、
5・・・バイメタル、6,6A、6B・・・軸、7,8
・・・固定接点、9.10・・・固定端子、13.15
・・・ばね、14・・・可溶体、17.17’・・・胴
体部、17a。 178′・・・軸、18.18’・・・頭部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、有底円筒状のケースで囲んだ空間に、可動接点を固
着したディスク状のバイメタルを備え、このバイメタル
を、ケースの底面に固定した軸の頭部側にばねを介して
反転自在に軸支するとともに、前記可動接点と対向する
位置に、固定接点を固着した固定端子を前記ケースの底
面に貫通固定するようにした過負荷保護装置において、
上記軸の頭部、軸の胴体部、ばねの少なくとも一つ以上
を形状記憶合金で形成したことを特徴とする過負荷保護
装置。 2、有底円筒状のケースで囲んだ空間に、可動接点を固
着したディスク状のバイメタルを備え、このバイメタル
を、ケースの底面に固定した軸の可溶体を介在させて形
成した頭部側にばねを介して反転自在に軸支するととも
に、前記可動接点と対向する位置に、固定接点を固着し
た固定端子を前記ケースの底面に貫通固定し、かつ、前
記固定端子を接続部を介して電動機巻線に直列に接続す
るようにした過負荷保護装置において、上記軸の頭部の
可溶体は、バイメタルの反転動作温度より高い溶融温度
のものとし、上記ばねは、前記可溶体の溶融温度とほぼ
等しい温度で形状が急変し膨張する形状記憶合金で形成
したことを特徴とする過負荷保護装置。 3、有底円筒状のケースで囲んだ空間に、可動接点を固
着したディスク状のバイメタルを備え、このバイメタル
を、ケースの底面に固定した軸の頭部側にばねを介して
反転自在に軸支するとともに、前記可動接点と対向する
位置に、固定接点を固着した固定端子を前記ケースの底
面に貫通固定するようにした過負荷保護装置において、
上記軸を、穴を有する頭部と、その頭部の穴に常温で圧
入嵌合されるべき軸を有する胴体部とで構成し、少なく
とも、これら頭部、胴体部のいずれかもしくは両方を形
状記憶合金で形成したことを特徴とする過負荷保護装置
。 4、有底円筒状のケースで囲んだ空間に、可動接点を固
着したディスク状のバイメタルを備え、このバイメタル
を、ケースの底面に固定した軸の頭部側にばねを介して
反転自在に軸支するとともに、前記可動接点と対向する
位置に固定接点を固着した固定端子を前記ケースの底面
に貫通固定し、かつ、前記固定端子を接続部を介して電
動機巻線に直列に接続するようにした過負荷保護装置に
おいて、上記軸を、穴を有する頭部と、その頭部の穴に
常温で圧入嵌合されるべき軸を有する胴体部とで構成し
、少なくとも、これら頭部、胴体部、および上記ばねの
いずれか2者を形状記憶合金で形成したことを特徴とす
る過負荷保護装置。 5、特許請求の範囲第3項または第4項記載のもののい
ずれかにおいて、ケース内温度上昇時に、頭部の穴径を
拡大させるか、または胴体部の軸径を収縮させるように
、軸の頭部または胴体部のいずれか一方を形状記憶合金
で形成するとともに、ばねの弾性作用によって前記頭部
を前記胴体部から離脱させ、バイメタルの軸支位置を移
動させるように構成したことを特徴とする過負荷保護装
置。 6、特許請求の範囲第3項ないし第5項記載のもののい
ずれかにおいて、軸の頭部側にバイメタルの反転動作温
度プラス10℃〜100℃の温度差でその穴径が拡大す
る形状記憶合金を用い、胴体部に鉄系または銅系の金属
を用いたことを特徴とする過負荷保護装置。 7、特許請求の範囲第3項ないし第5項記載のもののい
ずれかにおいて、軸の胴体側にバイメタルの反転動作温
度プラス10℃〜100℃の温度差でその軸径が収縮す
る形状記憶合金を用い、頭部に鉄系または銅系の金属を
用いたことを特徴とする過負荷保護装置。 8、特許請求の範囲第3項ないし第5項記載のもののい
ずれかにおいて、ケースの蓋と軸の胴体部先端との間隙
をδとし、軸の頭部高さをTとしたとき、T>δとなる
ように構成したことを特徴とする過負荷保護装置。 9、特許請求の範囲第3項ないし第5項記載のもののい
ずれかにおいて、ばねは、バイメタルの反転動作温度プ
ラス10℃〜100℃の温度差で形状が急変し膨張する
形状記憶合金を用いたことを特徴とする過負荷保護装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63113657A JP2637468B2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | 過負荷保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63113657A JP2637468B2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | 過負荷保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01286220A true JPH01286220A (ja) | 1989-11-17 |
| JP2637468B2 JP2637468B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14617835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63113657A Expired - Fee Related JP2637468B2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | 過負荷保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2637468B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0244232U (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-27 | ||
| JPH02128338U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-23 | ||
| US5184269A (en) * | 1990-04-06 | 1993-02-02 | Hitachi, Ltd. | Overload protective device |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4998764U (ja) * | 1972-12-18 | 1974-08-26 | ||
| JPS5972641U (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-17 | 株式会社東芝 | 圧縮機の過負荷保護装置 |
| JPS60183349U (ja) * | 1984-05-11 | 1985-12-05 | 三菱電機株式会社 | 熱動保護器のバイメタル支持装置 |
| JPS6233141U (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-27 | ||
| JPS63109735A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | Maruzen Kasei Kk | クリ−ムの製造法 |
| JPS6435642U (ja) * | 1987-08-27 | 1989-03-03 |
-
1988
- 1988-05-12 JP JP63113657A patent/JP2637468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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|---|---|---|---|---|
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| US5184269A (en) * | 1990-04-06 | 1993-02-02 | Hitachi, Ltd. | Overload protective device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2637468B2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |