JPH0128793B2 - - Google Patents
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- JPH0128793B2 JPH0128793B2 JP56125129A JP12512981A JPH0128793B2 JP H0128793 B2 JPH0128793 B2 JP H0128793B2 JP 56125129 A JP56125129 A JP 56125129A JP 12512981 A JP12512981 A JP 12512981A JP H0128793 B2 JPH0128793 B2 JP H0128793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- sheet
- acrylic
- modified polyolefin
- polypropylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明は粘着特性の優れた、ポリプロピレン系
シートを基材とする粘着テープの製造方法に関す
るものである。 近年、包装用、事務用等の粘着テープとして、
耐老化性、耐熱性等の特性が優れているアクリル
系粘着剤を延伸ポリプロピレンシート(以下
「OPPシート」という)に塗布したものが使われ
始めている。 該テープの製造においてはアクリル系粘着剤と
OPPシート間の接着力が弱く剥離するので、
OPPシートの粘着剤塗布面にあらかじめコロナ
処理等の表面活性化処理を施し、粘着剤界面と
OPPシート界面間の接着力を向上させることが
一般に行なわれている。 ところが、この粘着テープを再剥離用途に使用
すると、被着体によつては粘着剤層がOPPシー
トから界面破壊するいわゆる「のり残り」が生じ
るという問題があつた。 一方、上記アクリル系粘着剤は一般に有機溶剤
による溶液化がなされ基材に塗布されているが、
塗布後乾燥に多大な熱エネルギーを必要とし、ま
た環境衛生上の問題や火災の危険性等製造技術上
多くの問題をかかえている。そこで、アクリル系
粘着剤を無溶剤で基材に塗布するという方法が考
えられる。 ところがこの場合には、基材であるOPPシー
トが熱収縮しない100℃以下の温度で粘着剤を塗
布する必要があり、その結果使用するアクリル系
粘着剤は塗布時の粘度が低い、すなわち比較的低
分子量のものに限定される。こういつた低分子量
のアクリル系粘着剤では粘着特性が充分得られな
いという問題があつた。 本発明は、上記諸欠点を解決したものであつ
て、ポリプロピレン系シート基材と粘着剤とが強
固に接着した、無溶剤の高分子量アクリル系粘着
剤が塗布可能な粘着テープの製造方法を提供する
ものである。 すなわち本発明の要旨とするところは、ポリプ
ロピレン系シート基材の片面に、不飽和カルボン
酸もしくはその無水物を0.01〜10重量%含む変性
ポリオレフイン層を介して、反応基を有するアク
リル系粘着剤と架橋剤とを無溶剤で混合後塗布
し、該積層シートを加熱延伸することを特徴とす
る粘着テープの製造方法である。 本発明に使用するポリプロピレン系シートとし
てはアイソタクチツクポリプロピレン、あるいは
これに少量の他のポリオレフインをブレンドした
もの、プロピレンと他のα−オレフインとの共重
合体等のシートが挙げられる。この他、無機物や
石油樹脂、テルペン樹脂等をシートの延伸性を損
わない程度にブレンドしたものや、これらを積層
したシートも前記ポリプロピレン系シートとして
使用できる。また、変性ポリオレフイン層とはマ
レイン酸、アクリル酸、イタコン酸等の不飽和カ
ルボン酸、もしくは無水マレイン酸等の不飽和カ
ルボン酸の無水物をポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のポリオレフインに0.01〜10重量%の含有率
で付加重合または共重合させたものである。不飽
和カルボン酸もしくはその無水物の含有率が0.01
重量%未満では最終的な粘着テープの投錨性が劣
り、10重量%を越えるとポリプロピレン系シート
との接着力が低下し、いずれも好ましくない。ポ
リプロピレン系シートと変性ポリオレフインとの
積層は通常の押出ラミネート法、共抽出法等によ
つて行なうことができる。 アクリル系粘着剤は、アクリル酸エステルを主
成分とし反応基を有する化合物を0.1〜1.5モル%
の範囲で共重合させたものであり、反応基を有す
る化合物にはアクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸、ヒドロオキシエチルアクリレート等の
カルボン酸、カルボン酸無水物、水酸基等を有す
る化合物又はこれらの誘導体が挙げられる。反応
基を有する化合物が0.1モル%未満では最終的な
粘着テープの投錨性が劣り、15モル%を越える
と、粘着特性が悪化し好ましくない。 本発明に適用しうるアクリル系粘着剤の分子量
は重量平均分子量(ゲル.パーミエーシヨンクロ
マトグラフ法による)で25〜70万の範囲のものが
好ましい。20万よりも低分子量では必要な粘着特
性が発現せず、70万を越えるものは基材への塗布
が困難となる。 架橋剤としては、変性ポリオレフイン中の不飽
和カルボン酸もしくはその無水物及びアクリル系
粘着剤中の反応基と反応しうる基を1分子中に2
つ以上有する化合物であり、イソシアネート化合
物、アジリジン化合物、N−メチロール化合物等
が挙げられる。さらに該架橋剤の反応基を他の化
合物で化学結合させ、高温で反応基を遊離する様
にした、いわゆるブロツクされた架橋剤も使用で
きる。 アクリル系粘着剤と架橋剤を無溶剤で混合する
工程では、できるだけゲル化を防止する必要があ
り、該ブロツクされた架橋剤の使用は、作業上問
題のない程度までゲル化の低減を容易にはかれ
る。また混合は比較的低温で、かつできるだけ速
やかに基材シート上へ塗布することが必要であ
る。 本発明においては、後続の延伸工程で接着剤層
の厚さが薄くなる分だけ最初は粘着剤を厚く塗布
することになり、通常の粘着テープの粘着剤厚さ
(例えば20μ)には均一塗布できない上記高粘度
の粘着剤であつても通常のフアウンテンタイプコ
ーター等で容易に均一塗布することができる。粘
着剤塗布後の積層シートは通常の延伸装置によつ
て縦2〜10倍、横4〜10倍の延伸倍率で加熱下で
2軸延伸する。あらかじめ縦延伸されたシートに
粘着剤を塗布した場合は横方向に延伸する。この
延伸によつて高分子量の粘着剤を厚塗り後、均一
に薄くすることができる。なお必要に応じて背面
処理剤を、変性ポリオレフインを積層したポリプ
ロピレン系シート基材の裏面側に塗布する。塗布
は延伸工程前に実施することが好ましい。 本発明によれば、 ポリプロピレン系シート基材と反応基を有す
るアクリル系粘着剤との間に特定の変性ポリオ
レフインを介在させることにより、変性ポリオ
レフイン層と粘着剤とが強固に接着した投錨性
のよい粘着テープが得られる。この現象は、変
性ポリオレフインと粘着剤とがともに官能基を
有していることが寄与していると推定される。 基材シートに粘着剤を塗布した後延伸を行な
うことにより、最初に粘着剤を厚く塗ることが
できるため、従来無溶剤では塗布困難であつた
高分子量(即ち高粘度)のアクリル系粘着剤を
使用することができ、品質のよい粘着テープが
得られる。 基材シートに粘着剤を塗布した後加熱延伸を
行うことにより、粘着剤塗布時には基材シート
が厚いこと、延伸中には基材シートに安定した
張力が加わつていることにより、従来粘着剤塗
布時や粘着剤の架橋熱処理時に生じていた基材
の収縮、しわ入り等が防止され、また延伸時の
加熱により粘着剤の架橋処理が行われるともに
変性ポリオレフインと粘着剤との接着強度も増
加する。 等の優れた効果が発揮される。 以下実施例によりさらに詳細に説明する。 実施例 1 135℃のテトラリン溶液中で測定した極限粘度
が1.85でかつn−ヘプタン不溶分(沸点)で示す
アイソタクチツク・インデツクスが97%のポリプ
ロピレン70重量%と、ビカツト軟化点160℃のメ
チルペンテンポリマー(TPX、三井石油化学株
製)とが溶融混合された厚さ1600μのシート(以
下PP系シートという)と、固着剤として、表−
1に示した厚さ50μの各種変性ポリオレフインと
を押出ラミネーシヨン法により、2層の積層シー
トとした。ついでPP系シート裏面に市販の背面
処理剤をロールコーターで固形分の厚さ4μに塗
布した。さらに重量平均分子量440000で、カルボ
キシル基を6モル%含有するアクリル酸エステル
系ポリマー(粘着剤主成分)と、架橋剤として、
メチルエチルケトオキシムでブロツクされたイソ
ホロンジイソシアネート化合物(ブロツクされた
架橋剤)とを120℃で混合した粘着剤を、混合後
すみやかに変性ポリオレフイン層表面に塗布温度
120℃、厚さ800μで塗布した。この積層シートを
予熱後、162℃の延伸温度で縦6倍、横6倍に延
伸し、165℃で5秒間熱処理後巻取り、40℃で1
週間熟成した後、18mm幅にスリツトしてテープと
した。 得られたテープの厚み構成は、PP系シート層
40μ/変性ポリオレフイン層1μ/粘着剤層20μで
あつた。比較のため、変性ポリオレフインにかえ
てエチレン−エチルアクリレート(EEA)また
はスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)を使
用した粘着テープ、および二軸延伸ポリプロピレ
ン基材シートにぬれ指数40dyn/cm(JISK6768に
よる測定値)となるようにコロナ処理を施した
後、実施例1と同一粘着剤を20μの厚みで塗布し
た粘着テープを作成した。得られた粘着テープの
投錨性(注1)の比較を表−1に示す。 注1.投錨性:JISZ1522に規定する圧着ローラーを
使用し、室温で粘着剤面同志を圧着し、1週間
以上放置後、所定の温度(20℃、0℃)の雰囲
気でT型剥離試験を引張速度300mm/分で行な
い、剥離面の破壊形態を観察する。粘着剤層の
凝集破壊であれば良好(〇)、粘着剤層/変性
ポリオレフイン層または変性ポリオレフイン
層/PP系シート層および粘着剤層/PP系シー
ト層での界面破壊であるか、変性ポリオレフイ
ン自体の破壊の場合は不可(×)、さらに部分
的な界面破壊は(△)とした。
シートを基材とする粘着テープの製造方法に関す
るものである。 近年、包装用、事務用等の粘着テープとして、
耐老化性、耐熱性等の特性が優れているアクリル
系粘着剤を延伸ポリプロピレンシート(以下
「OPPシート」という)に塗布したものが使われ
始めている。 該テープの製造においてはアクリル系粘着剤と
OPPシート間の接着力が弱く剥離するので、
OPPシートの粘着剤塗布面にあらかじめコロナ
処理等の表面活性化処理を施し、粘着剤界面と
OPPシート界面間の接着力を向上させることが
一般に行なわれている。 ところが、この粘着テープを再剥離用途に使用
すると、被着体によつては粘着剤層がOPPシー
トから界面破壊するいわゆる「のり残り」が生じ
るという問題があつた。 一方、上記アクリル系粘着剤は一般に有機溶剤
による溶液化がなされ基材に塗布されているが、
塗布後乾燥に多大な熱エネルギーを必要とし、ま
た環境衛生上の問題や火災の危険性等製造技術上
多くの問題をかかえている。そこで、アクリル系
粘着剤を無溶剤で基材に塗布するという方法が考
えられる。 ところがこの場合には、基材であるOPPシー
トが熱収縮しない100℃以下の温度で粘着剤を塗
布する必要があり、その結果使用するアクリル系
粘着剤は塗布時の粘度が低い、すなわち比較的低
分子量のものに限定される。こういつた低分子量
のアクリル系粘着剤では粘着特性が充分得られな
いという問題があつた。 本発明は、上記諸欠点を解決したものであつ
て、ポリプロピレン系シート基材と粘着剤とが強
固に接着した、無溶剤の高分子量アクリル系粘着
剤が塗布可能な粘着テープの製造方法を提供する
ものである。 すなわち本発明の要旨とするところは、ポリプ
ロピレン系シート基材の片面に、不飽和カルボン
酸もしくはその無水物を0.01〜10重量%含む変性
ポリオレフイン層を介して、反応基を有するアク
リル系粘着剤と架橋剤とを無溶剤で混合後塗布
し、該積層シートを加熱延伸することを特徴とす
る粘着テープの製造方法である。 本発明に使用するポリプロピレン系シートとし
てはアイソタクチツクポリプロピレン、あるいは
これに少量の他のポリオレフインをブレンドした
もの、プロピレンと他のα−オレフインとの共重
合体等のシートが挙げられる。この他、無機物や
石油樹脂、テルペン樹脂等をシートの延伸性を損
わない程度にブレンドしたものや、これらを積層
したシートも前記ポリプロピレン系シートとして
使用できる。また、変性ポリオレフイン層とはマ
レイン酸、アクリル酸、イタコン酸等の不飽和カ
ルボン酸、もしくは無水マレイン酸等の不飽和カ
ルボン酸の無水物をポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のポリオレフインに0.01〜10重量%の含有率
で付加重合または共重合させたものである。不飽
和カルボン酸もしくはその無水物の含有率が0.01
重量%未満では最終的な粘着テープの投錨性が劣
り、10重量%を越えるとポリプロピレン系シート
との接着力が低下し、いずれも好ましくない。ポ
リプロピレン系シートと変性ポリオレフインとの
積層は通常の押出ラミネート法、共抽出法等によ
つて行なうことができる。 アクリル系粘着剤は、アクリル酸エステルを主
成分とし反応基を有する化合物を0.1〜1.5モル%
の範囲で共重合させたものであり、反応基を有す
る化合物にはアクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸、ヒドロオキシエチルアクリレート等の
カルボン酸、カルボン酸無水物、水酸基等を有す
る化合物又はこれらの誘導体が挙げられる。反応
基を有する化合物が0.1モル%未満では最終的な
粘着テープの投錨性が劣り、15モル%を越える
と、粘着特性が悪化し好ましくない。 本発明に適用しうるアクリル系粘着剤の分子量
は重量平均分子量(ゲル.パーミエーシヨンクロ
マトグラフ法による)で25〜70万の範囲のものが
好ましい。20万よりも低分子量では必要な粘着特
性が発現せず、70万を越えるものは基材への塗布
が困難となる。 架橋剤としては、変性ポリオレフイン中の不飽
和カルボン酸もしくはその無水物及びアクリル系
粘着剤中の反応基と反応しうる基を1分子中に2
つ以上有する化合物であり、イソシアネート化合
物、アジリジン化合物、N−メチロール化合物等
が挙げられる。さらに該架橋剤の反応基を他の化
合物で化学結合させ、高温で反応基を遊離する様
にした、いわゆるブロツクされた架橋剤も使用で
きる。 アクリル系粘着剤と架橋剤を無溶剤で混合する
工程では、できるだけゲル化を防止する必要があ
り、該ブロツクされた架橋剤の使用は、作業上問
題のない程度までゲル化の低減を容易にはかれ
る。また混合は比較的低温で、かつできるだけ速
やかに基材シート上へ塗布することが必要であ
る。 本発明においては、後続の延伸工程で接着剤層
の厚さが薄くなる分だけ最初は粘着剤を厚く塗布
することになり、通常の粘着テープの粘着剤厚さ
(例えば20μ)には均一塗布できない上記高粘度
の粘着剤であつても通常のフアウンテンタイプコ
ーター等で容易に均一塗布することができる。粘
着剤塗布後の積層シートは通常の延伸装置によつ
て縦2〜10倍、横4〜10倍の延伸倍率で加熱下で
2軸延伸する。あらかじめ縦延伸されたシートに
粘着剤を塗布した場合は横方向に延伸する。この
延伸によつて高分子量の粘着剤を厚塗り後、均一
に薄くすることができる。なお必要に応じて背面
処理剤を、変性ポリオレフインを積層したポリプ
ロピレン系シート基材の裏面側に塗布する。塗布
は延伸工程前に実施することが好ましい。 本発明によれば、 ポリプロピレン系シート基材と反応基を有す
るアクリル系粘着剤との間に特定の変性ポリオ
レフインを介在させることにより、変性ポリオ
レフイン層と粘着剤とが強固に接着した投錨性
のよい粘着テープが得られる。この現象は、変
性ポリオレフインと粘着剤とがともに官能基を
有していることが寄与していると推定される。 基材シートに粘着剤を塗布した後延伸を行な
うことにより、最初に粘着剤を厚く塗ることが
できるため、従来無溶剤では塗布困難であつた
高分子量(即ち高粘度)のアクリル系粘着剤を
使用することができ、品質のよい粘着テープが
得られる。 基材シートに粘着剤を塗布した後加熱延伸を
行うことにより、粘着剤塗布時には基材シート
が厚いこと、延伸中には基材シートに安定した
張力が加わつていることにより、従来粘着剤塗
布時や粘着剤の架橋熱処理時に生じていた基材
の収縮、しわ入り等が防止され、また延伸時の
加熱により粘着剤の架橋処理が行われるともに
変性ポリオレフインと粘着剤との接着強度も増
加する。 等の優れた効果が発揮される。 以下実施例によりさらに詳細に説明する。 実施例 1 135℃のテトラリン溶液中で測定した極限粘度
が1.85でかつn−ヘプタン不溶分(沸点)で示す
アイソタクチツク・インデツクスが97%のポリプ
ロピレン70重量%と、ビカツト軟化点160℃のメ
チルペンテンポリマー(TPX、三井石油化学株
製)とが溶融混合された厚さ1600μのシート(以
下PP系シートという)と、固着剤として、表−
1に示した厚さ50μの各種変性ポリオレフインと
を押出ラミネーシヨン法により、2層の積層シー
トとした。ついでPP系シート裏面に市販の背面
処理剤をロールコーターで固形分の厚さ4μに塗
布した。さらに重量平均分子量440000で、カルボ
キシル基を6モル%含有するアクリル酸エステル
系ポリマー(粘着剤主成分)と、架橋剤として、
メチルエチルケトオキシムでブロツクされたイソ
ホロンジイソシアネート化合物(ブロツクされた
架橋剤)とを120℃で混合した粘着剤を、混合後
すみやかに変性ポリオレフイン層表面に塗布温度
120℃、厚さ800μで塗布した。この積層シートを
予熱後、162℃の延伸温度で縦6倍、横6倍に延
伸し、165℃で5秒間熱処理後巻取り、40℃で1
週間熟成した後、18mm幅にスリツトしてテープと
した。 得られたテープの厚み構成は、PP系シート層
40μ/変性ポリオレフイン層1μ/粘着剤層20μで
あつた。比較のため、変性ポリオレフインにかえ
てエチレン−エチルアクリレート(EEA)また
はスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)を使
用した粘着テープ、および二軸延伸ポリプロピレ
ン基材シートにぬれ指数40dyn/cm(JISK6768に
よる測定値)となるようにコロナ処理を施した
後、実施例1と同一粘着剤を20μの厚みで塗布し
た粘着テープを作成した。得られた粘着テープの
投錨性(注1)の比較を表−1に示す。 注1.投錨性:JISZ1522に規定する圧着ローラーを
使用し、室温で粘着剤面同志を圧着し、1週間
以上放置後、所定の温度(20℃、0℃)の雰囲
気でT型剥離試験を引張速度300mm/分で行な
い、剥離面の破壊形態を観察する。粘着剤層の
凝集破壊であれば良好(〇)、粘着剤層/変性
ポリオレフイン層または変性ポリオレフイン
層/PP系シート層および粘着剤層/PP系シー
ト層での界面破壊であるか、変性ポリオレフイ
ン自体の破壊の場合は不可(×)、さらに部分
的な界面破壊は(△)とした。
【表】
ピレンシートが収縮、しわ入りが発生。
表−1から不飽和カルボン酸または不飽和カル
ボン酸無水物の含有率が0.01〜10重量%の変性ポ
リオレフインを使用したテープは、投錨性が良好
な事が判る。 また、エチレン−エチルアクリレート
(EEA)、ステレン−ブタジエン−スチレン共重
合体(SBS)を介して、実施例のアクリル酸エス
テル系粘着剤を使用したものは、低温での投錨性
に劣ることが判る。 さらに、二重延伸ポリプロピレンシートのコロ
ナ処理品は投錨性が劣り、また粘着剤塗布によつ
てしわ入りが発生することが判る。 実施例 2 実施例1と同じ厚さ1600μのPP系シートを使用
し、固着剤として、イタコン酸を2重量%含有す
る厚さ50μの変性ポリプロピレンを押出ラミネー
トして、2層の積層シートとした。ついでPP系
シート裏面に4μの背面処理剤を塗布後、表−2
に示した各種重量平均分子量を有し、カルボキシ
ル基を6モル%含有するアクリル酸エステル系ポ
リマー(粘着剤主成分)と実施例1と同じブロツ
クされた架橋剤とを120℃で混合した粘着剤を混
合後すみやかに変性ポリオレフイン層表面に塗布
温度120℃、厚さ800μで塗布した。その後積層シ
ートを実施例1と同一の延伸、熱処理、熟成処理
に付した後、スリツトしてテープとした。得られ
た粘着テープは、投錨性が優れており(20℃及び
0℃において〇)、また従来無溶剤では塗布困難
であつた高分子量のアクリル系粘着剤であつて
も、均一な厚さにむらなく、また基材に収縮やし
わ入りを生じることなく塗布されたものであつ
た。得られた粘着テープの保持力(注2)及び剥
離性(注3)を表−2に示す。 注2.保持力:JISZ 1524に準じ、テープ幅18mm、
重ねしろ20mmのサンプルをステンレス板に貼着
し室温で24時間放置後、40℃の熱風乾燥中で1
Kgの静荷重をかけ、サンプルが落下するまでの
時間で表示した。落下するまでの時間が2時間
を越える場合は、2時間経過時のづれの長さで
表示した。 注3.凝集性:JISE 1522に準じ、ステンレス板に
18mm幅でテープを圧着し、室温で24時間放置
後、20℃×65%RHの雰囲気下、300mm/分の
引張速度で180゜剥離させた時の剥離面の破壊形
態を観察する。ステンレス板に凝集破壊、いわ
ゆるのり残りが全く生じない場合は良好(◎)、
全面にのり残りが生じる場合は不可(×)、さ
らに部分的なのり残りが生じる場合は(〇)と
した。
表−1から不飽和カルボン酸または不飽和カル
ボン酸無水物の含有率が0.01〜10重量%の変性ポ
リオレフインを使用したテープは、投錨性が良好
な事が判る。 また、エチレン−エチルアクリレート
(EEA)、ステレン−ブタジエン−スチレン共重
合体(SBS)を介して、実施例のアクリル酸エス
テル系粘着剤を使用したものは、低温での投錨性
に劣ることが判る。 さらに、二重延伸ポリプロピレンシートのコロ
ナ処理品は投錨性が劣り、また粘着剤塗布によつ
てしわ入りが発生することが判る。 実施例 2 実施例1と同じ厚さ1600μのPP系シートを使用
し、固着剤として、イタコン酸を2重量%含有す
る厚さ50μの変性ポリプロピレンを押出ラミネー
トして、2層の積層シートとした。ついでPP系
シート裏面に4μの背面処理剤を塗布後、表−2
に示した各種重量平均分子量を有し、カルボキシ
ル基を6モル%含有するアクリル酸エステル系ポ
リマー(粘着剤主成分)と実施例1と同じブロツ
クされた架橋剤とを120℃で混合した粘着剤を混
合後すみやかに変性ポリオレフイン層表面に塗布
温度120℃、厚さ800μで塗布した。その後積層シ
ートを実施例1と同一の延伸、熱処理、熟成処理
に付した後、スリツトしてテープとした。得られ
た粘着テープは、投錨性が優れており(20℃及び
0℃において〇)、また従来無溶剤では塗布困難
であつた高分子量のアクリル系粘着剤であつて
も、均一な厚さにむらなく、また基材に収縮やし
わ入りを生じることなく塗布されたものであつ
た。得られた粘着テープの保持力(注2)及び剥
離性(注3)を表−2に示す。 注2.保持力:JISZ 1524に準じ、テープ幅18mm、
重ねしろ20mmのサンプルをステンレス板に貼着
し室温で24時間放置後、40℃の熱風乾燥中で1
Kgの静荷重をかけ、サンプルが落下するまでの
時間で表示した。落下するまでの時間が2時間
を越える場合は、2時間経過時のづれの長さで
表示した。 注3.凝集性:JISE 1522に準じ、ステンレス板に
18mm幅でテープを圧着し、室温で24時間放置
後、20℃×65%RHの雰囲気下、300mm/分の
引張速度で180゜剥離させた時の剥離面の破壊形
態を観察する。ステンレス板に凝集破壊、いわ
ゆるのり残りが全く生じない場合は良好(◎)、
全面にのり残りが生じる場合は不可(×)、さ
らに部分的なのり残りが生じる場合は(〇)と
した。
【表】
※ 測定法はゲル・パーミエーシヨン・クロ
マトグラフ(GPC)法による。
上記した如く、本発明は粘着特性の優れたポリ
プロピレン系シートを基材とする粘着テープの製
造方法を提供するものである。さらに粘着シー
ト、ラベルの製造方法にも適用でき、その効果は
著しく大きい。
マトグラフ(GPC)法による。
上記した如く、本発明は粘着特性の優れたポリ
プロピレン系シートを基材とする粘着テープの製
造方法を提供するものである。さらに粘着シー
ト、ラベルの製造方法にも適用でき、その効果は
著しく大きい。
Claims (1)
- 1 ポリプロピレン系シート基材の片面に、不飽
和カルボン酸もしくはその無水物を0.01〜10重量
%含む変性ポリオレフイン層を介して、反応基を
有するアクリル系粘着剤と架橋剤とを無溶剤で混
合後塗布し、次いで、該積層シートを加熱延伸す
ることを特徴とする粘着テープの製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12512981A JPS5827770A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 粘着テ−プの製造方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP12512981A JPS5827770A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 粘着テ−プの製造方法 |
Publications (2)
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| JPS5827770A JPS5827770A (ja) | 1983-02-18 |
| JPH0128793B2 true JPH0128793B2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=14902565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12512981A Granted JPS5827770A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-10 | 粘着テ−プの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827770A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1981
- 1981-08-10 JP JP12512981A patent/JPS5827770A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827770A (ja) | 1983-02-18 |
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