JPH0129236Y2 - - Google Patents

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JPH0129236Y2
JPH0129236Y2 JP252784U JP252784U JPH0129236Y2 JP H0129236 Y2 JPH0129236 Y2 JP H0129236Y2 JP 252784 U JP252784 U JP 252784U JP 252784 U JP252784 U JP 252784U JP H0129236 Y2 JPH0129236 Y2 JP H0129236Y2
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quenching
tank
oil
heat treatment
quenching oil
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JP252784U
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、連続焼入熱処理装置に関し、詳しく
は、加熱炉とその最終端に接続される焼入槽を有
し、熱処理治具上に被熱処理部品を装着して連続
的に加熱炉内を搬送し、焼入槽内に浸漬して焼入
れを行う連続焼入熱処理装置に関する。 この連続焼入熱処理装置は、たとえば、焼入油
中に含まれる被膜焼入剤によつて焼入処理と同時
に被熱処理部品表面に潤滑被膜を形成させる被膜
焼入れに有効に利用される。 〔従来技術〕 連続焼入熱処理装置において、被熱処理部品を
装着した熱処理治具を充トレーと称し、被熱処理
部品を装着していない熱処理治具を空トレーと称
する。連続焼入熱処理においては、前工程から送
られる被熱処理部品の送給数の関係で空トレーが
一部混在して搬送される。 焼入処理において、充トレーが焼入槽中を搬送
されると、充トレーの被熱処理部品に付着した
り、もしくは、被熱処理部品の凹形状部に焼入油
等が溜まつた状態で焼入槽から搬出される。その
ため、焼入処理数(充トレーの搬送数)の増加に
伴つて徐々に焼入油等が焼入槽から持ち去られ
る。この焼入槽内の焼入油量が減少にともない、
焼入油等の補給が必要となる。焼入油等の補給を
行わないと、焼入油の冷却性能が低下して焼入れ
が充分に行われなくなる。 これに対しては、定期的に焼入油等の減少分を
補充して対応していた。 また、焼入処理によつて焼入油が劣化するが、
特に被膜焼入れの場合に、被膜焼入剤の劣化が生
じ易い。被膜焼入剤の劣化により被膜焼入剤の濃
度が変動すると、焼入歪等の変動が大きくなる。 この焼入油等の劣化に対しては、定期的に焼入
油等の特性試験を行い、特性値が管理の上・下限
値を外れた場合には、特性値を補正するための添
加材を加えていた。この特性試験は、JIS規格に
規定される銀棒試験法(JISK−2242)に基づき
行い、焼入れ油の特性値(特性温度、特性秒数)
を測定していた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述したような従来の焼入油等の管理法は、間
欠的に行われるので、管理幅を大きくとらざるを
得ないため、熱処理歪のバラツキを小さくするこ
とが困難であつた。また、熱処理歪のバラツキを
小さくしようとすると、更油あるいは目的に応じ
た添加剤、たとえば、焼入油の粘度を上げる添加
剤、特性温度を調整する添加剤、対流段階の冷却
能を調整する添加剤等による焼入油の焼入れ油等
の補正を頻繁に行わなければならず、多くの人手
を必要とするため、自動化が望まれていた。 したがつて、本考案の目的は、焼入処理に伴う
焼入油等の減少量に応じて焼入油等の補給を自動
的に行うことにより、焼入槽内における焼入油等
の特性値を一定に維持して、熱処理歪のバラツキ
を小さくするようにした連続焼入熱処理装置を提
供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本考案は、充トレーを検知して、充ト
レーの焼入槽よりの排出の都度、所定量の焼入れ
油等を焼入れ槽へ自動的に供給するようにした連
続焼入熱処理装置を特徴とする。 本考案の具体的構成は、次の通りである。 本考案は、加熱炉とその最終端に接続される焼
入槽を有し、熱処理治具上に被熱処理部品を装着
して連続的に加熱炉内を搬送し、焼入槽内に浸漬
して焼入れ処理を行う連続焼入熱処理装置であ
る。 この連続焼入熱処理装置は、焼入槽に対して焼
入油等を補給するための供給タンクと、供給タン
クから焼入油等の補給量を測定する測量手段と、
測量手段の測量値を設定する測量値設定手段と、
測量された焼入油等を供給タンクから焼入槽内へ
送給する送給手段と、送給手段における焼入油等
の送給時期を設定する送給時期設定手段と、焼入
槽から搬出される熱処理治具上における被熱処理
部品の有無を検知するための検知手段とからな
る。 〔考案の作用〕 以下、本考案の作用について説明する。 本考案にかかる連続焼入熱処理装置によれば、
焼入槽から搬出される熱処理治具上における被熱
処理部品の有無の検知結果に基づき、熱処理治具
上に被熱処理部品が存在する場合にのみ、測量さ
れた所定量の焼入油等を所定時期に送給手段によ
り供給タンクから焼入槽へ送給するようにされる
ものである。 まず、被熱処理部品は、加熱炉にて加熱され、
焼入槽へ浸漬されて焼入処理をされた後、排出さ
れる。このとき、充トレーの焼入処理がされるに
つれて、被熱処理部品に付着したり、被熱処理部
品の凹形状部に溜まつたりして、焼入槽から持ち
去られた焼入油の冷却特性、焼入油中の被膜焼入
用添加剤濃度が変動する。しかし、本考案によれ
ば、充トレーの焼入処理の都度、焼入油等が自動
的に補給されるので、焼入油等が一定量に保た
れ、冷却特性や添加剤濃度が変動しにくい。 なお、被熱処理部品が装着されていない空トレ
ーが焼入処理されても、焼入槽からの焼入油の持
ち去りはわずかであり、焼入油の冷却特性は変動
せず、冷却特性を補正するために焼入油を補給す
る必要はない。 また、測量手段によつて補給する焼入油等を所
定量だけ測量するようにしたのは、連続焼入熱処
理炉の使い方によつて、すなわち、被熱処理部
品、熱処理サイクル時間によつて焼入槽への単位
時間当りの入熱量が異なるため、管理しようとす
る焼入油の冷却特性の変動も異なり、一定に維持
するためには焼入油補給量を変更できるようにし
ておく必要があるからである。 さらに、送給時期設定手段によつて所定時期に
焼入油等を送給するようにしたのは、充トレーが
焼入処理されたことを検知した直後に焼入油を補
給すると、補給された焼入油は焼入槽内で十分均
一に分散されるものの、たとえば、被膜焼入用添
加剤が混合されている場合には、添加剤が熱分解
して添加剤の濃度低下をきたす不具合があるから
である。また、充トレーであることが検知された
次の充トレーが焼入処理される直前に焼入油が補
給されると、被膜焼入用添加剤は分解されない
が、焼入槽内への分散が不均一となるからであ
る。 〔実施例〕 以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例を
説明する。 第1図および第2図は、それぞれ、焼入油自動
補給装着を有する連続焼入熱処理炉の平面図およ
び側面図を示している。 この実施例においては、連続焼入熱処理炉本体
1の上部に焼入油自動補給装置3が配設されてい
る。 そして、焼入槽2において焼入処理されたトレ
ーは、搬出コンベア7により搬出される。 このとき、検知手段である充トレー検知用光電
管6により充トレー5であるか空トレーであるか
が検知される。 すなわち、充トレー5であればトレー上に装着
された被熱処理部品によつて、光電管6の光が遮
断され充トレー5であることが検知される。 一方、空トレーであれば被熱処理部品が装着さ
れていないため、光電管6の光が遮断されないこ
とから空トレーであることが検知される。 そして、充トレー5であることが検知される
と、補給信号が焼入油自動補給装置3に伝達さ
れ、焼入油が自動補給されるものである。 第3図に、焼入油自動補給装置本体の側面断面
図を示す。 図から理解されるように、供給タンクである補
給用焼入油タンク18の上部には、エアシリンダ
9が取り付けられている。 そして、シリンダ12内にたまつている焼入油
もしくは添加剤は、エアシリンダ9にシヤフト1
9を介して連結された弁付ピストン11によつて
押し出され、配管13を経て焼入油補給室14に
注入される。 その後、焼入油補給室14から焼入槽に通ずる
配管20を経て焼入槽に補給されるものである。 弁付ピストン11には逆止弁が配設されてお
り、焼入油を押し出す時には弁が閉じて焼入油を
送給し、弁付ピストン11が引き上げられる時に
は、弁が開いて補給用焼入油タンク18内の焼入
油もしくは添加剤がシリンダ12内に注入され
る。 また、補給量はシリンダ12の内径が一定であ
るので、そのストロークを調節することにより任
意の補給量に設定することができる。 このストロークの調節は、装置上部に配設され
た補給量表示目盛板15を見ながら、補給量調節
用治具10aの目盛合わせをすることにより簡単
に実施できる。 上述したように、エアシリンダ9、弁付ピスト
ン11、シリンダ12によつて、測量手段と送給
手段とが構成され、さらに補給量表示目盛板15
を加えて測量値設定手段が構成される。 さらに、焼入油送給時期は、送給時期設定手段
であるタイマーの設定により、焼入処理されたト
レーが充トレーであることを検知後、任意の時期
に焼入油を補給ことができる。 また、補給用焼入油タンク18の焼入油量は、
液面計16により検知されて、所定の下限レベル
に達すると、焼入油補給管20により、焼入油も
しくは添加剤が自動補給されるものである。 さて、本考案の焼入油自動補給装置を有する連
続焼入熱処理炉として、連続ガス浸炭焼入炉に焼
入油自動補給装置を取り付け、焼入油の冷却特性
と関連する焼入油の諸特性の経時変動を、焼入油
の使用開始時の状態を100%とした指数表示によ
り従来炉と比較して第1表に表す。
【表】 第1表から明らかなように、本考案の焼入油自
動補給装置を有する連続焼入熱処理炉を使用する
ことにより、従来炉に比較して焼入油の冷却特性
に関連する焼入油の諸特性の経時変動が著しく低
減されていることが理解される。 また、上述のように連続ガス浸炭焼入炉に焼入
油自動補給装置を取り付け、被膜焼入を実施して
被膜焼入用添加剤濃度の経時変動を、被膜焼入開
始時の濃度を100%とした指数表示により、従来
炉と比較して第2表に示す。
〔考案の効果〕
以上により明らかなように、本考案にかかる連
続焼入熱処理炉よれば、充トレーを検知して、充
トレーの焼入槽よりの排出の都度、所定量の焼入
れ油等を焼入れ槽へ自動的に供給するようにした
ので、焼入処理に伴う焼入油等の減少量に応じて
焼入油等の補給を自動的に行うが可能となり、そ
の結果、焼入槽内における焼入油等の特性値を一
定に維持して、熱処理歪のバラツキを小さくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本考案の焼入
油自動補給装置を有する連続焼入熱処理炉の一実
施例を示す平面図および側面図、第3図は、焼入
油自動補給装置の側面断面図である。 1……連続焼入熱処理炉本体、2……焼入槽、
3……焼入油自動補給装置、4……撹拌装置、5
……充トレー、6……被熱処理部品検知用光電
管、7……搬出コンベア、8……仕切扉、9……
エアシリンダ、10a……焼入油補給量調節治
具、10b……焼入油補給量調節用リミツトスイ
ツチ、11……弁付ピストン、12……シリン
ダ、13……配管、14……焼入油補給室、15
……補給量表示目盛板、16……液面計、17…
…配管、18……補給用焼入油タンク、19……
シヤフト、20……焼入油補給管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加熱炉とその最終端に接続される焼入槽を有
    し、熱処理治具上に被熱処理部品を装着して連続
    的に加熱炉内を搬送し、焼入槽内に浸漬して焼入
    れ処理を行う連続焼入熱処理装置であつて、 焼入槽に対して焼入油等を補給するための供給
    タンクと、 該供給タンクから焼入油等の補給量を測定する
    測量手段と、 該測量手段の測量値を設定する測量値設定手段
    と、 測量された焼入油等を供給タンクから焼入槽内
    へ送給する送給手段と、 該送給手段における焼入油等の送給時期を設定
    する送給時期設定手段と、 焼入槽から搬出される熱処理治具上における被
    熱処理部品の有無を検知するための検知手段とか
    らなり、 焼入槽から搬出される熱処理治具上における被
    熱処理部品の有無の検知結果に基づき、熱処理治
    具上に被熱処理部品が存在する場合にのみ、測量
    された所定量の焼入油等を所定時期に送給手段に
    より供給タンクから焼入槽へ送給するようにした
    ことを特徴とする連続焼入熱処理装置。
JP252784U 1984-01-11 1984-01-11 連続焼入熱処理装置 Granted JPS60117851U (ja)

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JP252784U JPS60117851U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 連続焼入熱処理装置

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JP252784U JPS60117851U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 連続焼入熱処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS60117851U JPS60117851U (ja) 1985-08-09
JPH0129236Y2 true JPH0129236Y2 (ja) 1989-09-06

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ID=30476286

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JP252784U Granted JPS60117851U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 連続焼入熱処理装置

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