JPH0129277Y2 - - Google Patents

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JPH0129277Y2
JPH0129277Y2 JP8699887U JP8699887U JPH0129277Y2 JP H0129277 Y2 JPH0129277 Y2 JP H0129277Y2 JP 8699887 U JP8699887 U JP 8699887U JP 8699887 U JP8699887 U JP 8699887U JP H0129277 Y2 JPH0129277 Y2 JP H0129277Y2
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layer
butt
thin layer
dryer felt
base fabric
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は基布の表裏面にバツト層を一体に形
成した製紙用ドライヤーフエルトで、特に表裏両
面を使用可能にしたドライヤーフエルトに関する
ものである。
従来の技術 抄紙機に用いられる製紙用ドライヤーカンバス
或いは製紙用ドライヤーフエルトは、特公昭50−
6563号公報や実公昭58−19199号公報にて開示さ
れているように無端状に構成して抄紙機に用いら
れている。
ところで、従来ドライヤーカンバスを無端状に
構成する手段としては、例えば第6図及び第7図
に示す様に、長い帯状に織り成されたカンバス1
の端部近傍において、複数本の緯糸を抜糸して経
糸2のみの簾状部3を形成し、この簾状部3の経
糸2にスパイラル線4を装着し、折り返して端部
織成部分1bを本体1aに重ね合わせて縫着ある
いは接着し、経糸2で形成される各ループ2aと
スパイラル線4との共通小穴列に線材5を挿通し
てスパイラル線4をカンバス端部先端で保持し、
これをカンバス両端に夫々施し、両スパイラル線
4,4を互いに環状部分で噛合わせ、両者の共通
環状部に芯線6を挿通して構成している。
上記ドライヤーカンバスは、従来織物を使用し
ていたが、近時、汚れが付着し難いドライヤーフ
エルトも用いるようになつてきた。これは第8図
に示す様に、基布7の表裏面の一方或いは双方の
面にバツト層(或いはウエブ層)8a,8bをニ
ードリングにより固着一体化したものである。こ
のドライヤーフエルト11は使用時、第9図に示
す様に、ドライヤーフエルト11の端部におい
て、一方のバツト層8aを所定長さ除去し、基布
7から緯糸を抜糸して簾状部9を形成し、簾状部
9にスパイラル線10を嵌めた後薄層端部11a
を折返えし、薄層端部11aを薄層本体11bに
重合して一体結合し、これを両端に施し、両スパ
イラル線10,10を互いに環状部分10aで噛
合わせ、両者の共通環状部に芯線12を挿通して
無端状に構成して使用する。
考案が解決しようとする問題点 上記ドライヤーフエルト11は、汚れが付着し
難いものであるが、紙の高級化や塗工紙の増加に
伴い、短時間で接紙面が汚れるようになつてき
た。接紙面が汚れると、ドライヤーフエルト11
を洗浄すればよいが、高圧水を吹き付けると、表
面が毛羽立つたり、脱毛したりすることがあるた
め、低圧水等で洗浄せねばならず、十分な洗浄が
行えない。
そこで一方の面が汚れると、ドライヤーフエル
ト11を裏返して他方の面を用いるようにすれば
よいが、従来のドライヤーフエルト11は無端状
に接合した接合端の厚みが他の部分に較べて厚く
なつており、他方の面側で段差13を生じてい
る。この為、段差13を生じている面を抄紙に使
用すると、段差13で紙切れを生じたり紙の水分
むら或はマークを生じたりするので、ドライヤー
フエルト11の両面を使用できず、短期間で交換
せねばならなかつた。
問題点を解決するための手段 この考案は基布の表裏面に繊維をニードリング
にて固着一体化してバツト層を形成した製紙用ド
ライヤーフエルトにおいて、一方のバツト層の厚
みを他方のバツト層と基布とを合わせた厚みと等
しくなるように形成し、ドライヤーフエルトの端
部において、厚みの厚いバツト層を所定長さ除去
して薄層部を形成し、この薄層部の中央部の残り
のバツト層及び緯糸を抜糸して簾状部を形成し、
簾状部にスパイラル線を装着し、端部側薄層部を
折返えして本体側薄層部に重ね合わせて一体結合
したもので、ドライヤーフエルトの表裏面共に面
一に形成している。
作 用 この考案はドライヤーフエルトの表裏側或いは
裏面側を任意に外部に露出させて無端状に構成し
たとき、何れの面側にも段差を生じない。
実施例 本考案の実施例を図面を参照して、説明する。
第1図及び第2図において、15は基布で、例
えば合成樹脂のモノフイラメント或いはモノフイ
ラメントの撚糸を経糸15a、緯糸15bとして
一重或いは二重に織成したものを用いている。こ
の実施例では二重に織成したものを用いている。
16は基布15の表面に形成したバツト層(第1
バツト層)で、基布15に合成繊維を積み重ねて
ニードリングにより固着一体化して形成してあ
る。17は基布15の裏面に形成したバツト層
(第2バツト層)で前記と同様基布15の裏面に
合成繊維を積み重ねてニードリングにより固着一
体化して形成してある。前記第1バツト層16は
その厚みt1を基布15の厚みt2や第2バツト層1
7の厚みt3より厚く形成し、好ましくは第1バツ
ト16の厚みt1が基布15と第2バツト層17と
を合わせた厚みt2+t3と等しくなるように形成す
る。18は接合用スパイラル線で、後述の如く露
出した基布15の経糸15aに装着してある。
スパイラル線18の装着は、先ず、第3図に示
す様に、ドライヤーフエルトの端部において、厚
みの厚い第1バツト層16を端縁から所定長さ除
去して基布15と第2バツト層17からなる薄層
部19を形成する。次に薄層部19の中央部の第
2バツト層17を除去して基布15を適当寸法露
出させる。次に露出させた基布15から緯糸15
bを数本抜糸して第4図に示す様に、経糸15a
のみの簾状部20を形成する。そしてこの簾状部
20の経糸15a,15a…間にスパイラル線1
8を嵌込み、簾状部20を中心に端部側薄層部1
9aを表面側に折返えし本体側薄層部19bに重
ね合わせ、経糸15a,15a…で形成されるル
ープとスパイラル線18との間に線材21を挿通
する。尚、前記線材21は必ず用いる必要はな
い。スパイラル線18を装着した後、端部側薄層
部19aと本体側薄層部19bとを縫着等で一体
結合する。
尚、上記構成はドライヤーフエルトの両端部で
施す。
上記の如きドライヤーフエルトは、使用時、第
5図に示す様に、両端を突き合わせて両スパイラ
ル線18,18を噛合わせ、その共通環状部に芯
線22を挿入してドライヤーフエルトを無端状に
接合し、スパイラル線18,18の周囲に各スパ
イラル線18,18と交差させて糸23を並列に
綴り込んで全体をより面一にして抄紙機に装着す
る。尚、この綴りこみ糸は継手部の通気度を本体
側と等しくするためにも役立つこの場合、ドライ
ヤーフエルトの先ず表面側の第1バツト層16を
接紙面として抄紙を行い、当該バツト層16が汚
れると、ドライヤーフエルトを裏返えして裏面側
の第2バツト層17を接紙面として抄紙乾燥を行
う。
考案の効果 この考案によればドライヤーフエルトの接合部
の表裏面が面一に形成されるので、両端部をスパ
イラル線を介して接合させ無端状に構成すれば、
その表面側及び裏面側を抄紙面として使用でき、
寿命が大幅に向上する。また抄紙時に、一方の面
を何らかの原因で傷つけたりすれば、反対面を使
用でき、るので従来品では使用不可能であつたも
のがこの考案によつて裏がして使用することによ
り継続使用が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る製紙用ドライヤーフエル
トの要部断面図、第2図は成形前のドライヤーフ
エルトの要部断面図、第3図及び第4図はドライ
ヤーフエルトの端部の成形工程を説明する要部断
面図、第5図はドライヤーフエルトの端部同志の
接合構造を示す要部断面図、第6図は従来のドラ
イヤーカンバスの接合構造を示す要部断面図、第
7図はその成形工程を示す平面図、第8図は従来
のドライヤーフエルトを示す要部断面図、第9図
は従来のドライヤーフエルトの接合構造を示す要
部断面図である。 15……基布、16……バツト層、17……バ
ツト層、18……スパイラル線、19……薄層
部、19a……端部側薄層部、19b……本体側
薄層部、20……簾状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基布の表裏面に繊維をニードリングにて固着一
    体化してバツト層を形成した製紙用ドライヤーフ
    エルトにおいて、一方のバツト層の厚みを他方の
    バツト層と基布を合わせた厚みと等しくなるよう
    に形成し、ドライヤーフエルトの端部において、
    厚みの厚いバツト層を所定長さ除去して薄層部を
    形成し、この薄層部の中央部の残りのバツト層及
    び基布の緯糸を抜糸して簾状部を形成し、この簾
    状部にスパイラル線を装着し、端部側薄層部を折
    り返して本体側薄層部に重ね合わせて一体結合
    し、端部側薄層部のバツト層とこれと連なるバツ
    ト層とを面一にしたことを特徴とする製紙用ドラ
    イヤーフエルト。
JP8699887U 1987-06-03 1987-06-03 Expired JPH0129277Y2 (ja)

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JP8699887U JPH0129277Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JP8699887U JPH0129277Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JPS63195599U JPS63195599U (ja) 1988-12-15
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