JPH0129278Y2 - - Google Patents

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JPH0129278Y2
JPH0129278Y2 JP12248386U JP12248386U JPH0129278Y2 JP H0129278 Y2 JPH0129278 Y2 JP H0129278Y2 JP 12248386 U JP12248386 U JP 12248386U JP 12248386 U JP12248386 U JP 12248386U JP H0129278 Y2 JPH0129278 Y2 JP H0129278Y2
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boat
paper
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vessel
lower frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば家庭で手軽に漉ける和紙の
手漉きセツトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、和紙の手漉き方法は、まず漉き舟に叩解
のすんだ紙料を入れ、それに適量の水を加えてむ
らがなくなるまで十分にかきまぜ、然るのち適量
のねりを加える。
次に竹又はカヤで造つた簀の嵌め込んである桁
を(この桁は、天井等に紐を介し吊り下げられて
いる)両手で把持し、手前の方を下に向けて漉舟
の中に入れ、そして紙料液をすくいあげ、前後左
右にゆり動かし、簀によつて水を過させながら
繊維の平均したからまりあいをはかり、紙層が望
みの厚みに達したと感じたとき余分の紙液を桁の
先端から捨てる。
漉き上がつた紙葉は、上桁をはずして簀ととも
に敷板の上に逆にうつし、簀をはぎとり、もとの
桁に簀をはめる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
大型な漉き舟や、天井等に紐を介し吊り下げた
大型な桁のため、高価で、しかも一般家庭で手軽
に漉くことができない問題があつた。
また、広い作業場所が必要になると共に、不使
用の格納に大きな面積を必要とする問題があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は上
面が開放する器体と、この器体に押し込んで上記
器体の内面全体に接触させる一枚の防水シート
と、器体の周壁上縁に防水シートを支持させる支
持具とで構成した漉き舟と、下枠と、この下枠の
周囲上面に周縁を支持させて張設した多孔性部材
と、下枠の上側に嵌め合わせて重ねる着脱自在の
上枠とで前記漉き舟内に納まる寸法となるよう構
成した漉き枠と、両端部を漉き舟の対向壁上縁に
受架させると共に、漉き舟に収納できる長さの二
本の丸棒と、漉き舟を被うカバーとで構成したも
のである。
〔実施例〕
図において、1は漉き舟である。
上記の漉き舟1は、上面が開放する器体2と、
この器体2に押し込んで前記器体2の内面全体に
接触させる一枚の合成樹脂製等の防水シート3
と、器体2の周壁上縁に嵌め込んで上記器体2の
上縁に防水シート3を支持させる支持具4とで構
成されている。
なお、上記の支持具4は、図示の場合器体2の
周壁各辺の上縁に略等しい長さの溝型材を用いて
いる。
5は漉き枠である。
上記の漉き枠5は、方形状の下枠6と、この下
枠6の周囲上面に周縁を支持させて張設したネツ
ト等の多孔性部材7と、下枠6の上側に嵌め合わ
せて重ねる着脱自在の上枠8とで構成され、かつ
漉き枠5は、漉き舟1に納まる寸法となつてい
る。
なお、上枠8は下枠6の外周面上縁から下方に
向け設けてある段部9に嵌め込んで、外周面を面
一とし、また上枠8の下面内縁に近い部分にスポ
ンジシート10を張り付けて、紙料液の繊維が上
枠8と下枠6との間〓に流入しないようになつて
いる。
11は漉き舟1の対向するコーナー間に納まる
長さで、かつ両端部を漉き舟1の対向壁上縁に受
架させる二本一組の丸棒である。
12は漉き舟1を被うカバーである。
上記のカバー12は、段ボール等の厚紙から成
り、漉き舟1の片方端壁に外接する底壁13と、
この底壁13の両側縁から連なつて漉き舟1の底
に外接する側壁14及び上記漉き舟1の開口を被
う側壁14と、この両側壁14,14から連なつ
て漉き舟1の残る片方端壁に重なる両突出壁1
5,15とで構成され、漉き舟1の端壁に取付け
てある提手16を両突出壁15,15の貫窓17
に貫通させ、そして上記提手16を把持して持ち
運びできるようになつているが、筒状等のケース
であつてもよい。
次に手漉き方法を説明する。
まず、備品の袋21から紙料22(パルプ)を
取り出し、細かくちぎつたのち、このちぎつた紙
料片を水の張つたボールに入れて浸たし、柔かく
なつたのち撹拌機(ハンドミキサーや電気ミキサ
ーを使用するとよい)によりどろどろになる迄撹
拌してパルプを得る。
また、もう一つのボールに適量の水を入れ、袋
23の粘剤を適量投入してよく混ぜる。
しかして、上記のパルプ、粘剤液、水を所定の
割合で別の容器に入れ、混合撹拌して紙料液Aを
作つたのち、漉き舟1に上記紙料液Aを投入す
る。
次に、第4図で示したように漉き舟1に二本の
丸棒11を渡して、この丸棒11の上に漉き枠5
を載置する。
しかして、紙料液A中に両手で把持した漉き枠
5を没入させると共に、上枠8内一杯に紙料液A
を溜めて水平に引き上げ、そして丸棒11の上に
漉き枠5をのせる。
その後素早く紙の繊維がからませるよう丸棒1
1上で漉き枠5を揺する。
このとき、紙料液中の水分は、多孔性部材7を
通過して漉き舟1内に流下する。
また、多孔性部材7上に形成された紙膜に厚み
をつける場合、前記の作業を繰り返すか、或はカ
ツプで漉き枠5に紙料液Aを流し込む。
このとき、紙膜に紙料液が当らないよう手の甲
でワンクツシヨンさせて流し込む。
しかして、丸棒11上で充分水切りを行なつた
のち、テーブル等の作業台に漉き枠5を移して、
まず上枠8を取り外し、次に紙膜の上に備品の袋
24に収納してある布25及び水切り毛布26を
取り出して、多孔性部材7上の和紙aの上に布2
5、毛布26を順次重ね、次いて下枠6を反転さ
せて作業台Bの上に載置すると共に、和紙aの端
を押し付けて下枠6をゆつくり剥がす。
以上の繰り返しにより順次得られた和紙aを
(二枚目からは毛布26を使用しない)第5図で
示したように順次積層し、必要に応じ重し27を
のせて放置し、一枚毎取り外した和紙aをアイロ
ンを用いて乾燥させる。
なお、最終の和紙の上に水切り毛布25をのせ
る、次いで板28をのせて重し27をのせる。
また、アイロンを用いないで天日乾燥させても
よい。
さらに、第1図で示した袋29に入つている押
し花や金銀片C等を好きなようにレイアウトし、
合せ漉きをする方法や、染料を使つて染紙料液を
作り、そして流し込む方法や、部分染、すかし、
和紙を使つたちぎり絵となるような方法を用いて
もよい。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る和紙の手漉きセ
ツトによれば、漉き舟に丸棒、漉き枠を収納し、
そして漉き舟をカバーで被うようにしてあるの
で、小型化できて、手軽に持ち運びすることがで
きると共に、嵩低く格納することができる。
また、漉き舟上に横架した二本の丸棒上に漉き
枠をのせるので、天井等からの吊り下げが不要に
なり、簡単に水切りすることができる。
さらに、漉き枠は、器体と、この器体に押し込
んで上記器体の内面に接触させる防水シートと、
この防水シートを器体の各辺壁上縁に支持させる
支持具とで構成してあるので、使用後防水シート
に付着する紙料液を洗い流すのみですみ、かつ器
体の底及び周壁のつぎ合わせ部分から紙料液がも
れるようなこともない。
また、漉き枠は、下枠と、この下枠に上方から
嵌め合わす着脱自在の上枠とで構成するので、上
枠を取り外して和紙を容易にはがすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る手漉きセツトの分解斜
視図、第2図は漉き舟と漉き枠の斜視図、第3図
は漉き舟の要部を示す縦断正面図、第4図は使用
状態を示す斜視図、第5図は和紙を積層した正面
図である。 A……紙料液、a……和紙、B……作業台、1
……漉き舟、2……器体、3……防水シート、4
……支持具、5……漉き枠、6……下枠、7……
多孔性部材、8……上枠、9……段部、10……
スポンジシート、11……丸棒、12……カバ
ー、13……底壁、14……側壁、15……突出
壁、16……提手、17……貫窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開放する器体と、この器体に押し込んで
    上記器体の内面全体に接触させる一枚の防水シー
    トと、器体の周壁上縁に防水シートを支持させる
    支持具とで構成した漉き舟と、下枠と、この下枠
    の周囲上面に周縁を支持させて張設した多孔性部
    材と、下枠の上側に嵌め合わせて重ねる着脱自在
    の上枠とで前記漉き舟内に納まる寸法となるよう
    構成した漉き枠と、両端部を漉き舟の対向壁上縁
    に受架させると共に、漉き舟に収納できる長さの
    二本の丸棒と、漉き舟を被うカバーとから成る和
    紙の手漉きセツト。
JP12248386U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0129278Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12248386U JPH0129278Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12248386U JPH0129278Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6330399U JPS6330399U (ja) 1988-02-27
JPH0129278Y2 true JPH0129278Y2 (ja) 1989-09-06

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JP12248386U Expired JPH0129278Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JPS6330399U (ja) 1988-02-27

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