JPH01294876A - グラスライニング層の補修剤および補修方法 - Google Patents

グラスライニング層の補修剤および補修方法

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JPH01294876A
JPH01294876A JP12682088A JP12682088A JPH01294876A JP H01294876 A JPH01294876 A JP H01294876A JP 12682088 A JP12682088 A JP 12682088A JP 12682088 A JP12682088 A JP 12682088A JP H01294876 A JPH01294876 A JP H01294876A
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JP
Japan
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glass
resin
repair
agent
coupling agent
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JP12682088A
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Katsumi Yamazoe
山添 勝巳
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Shinko Pantec Co Ltd
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Shinko Pantec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、化学工業、醸造、食品加工等の技術分野で反
応、処理の遂行のため使用されるグラスライニング機器
のグラスライニング層の損傷部を補修するための補修剤
および補修方法に関する。
(従来の技術) グラスライニング機器は機器を構成する鉄鋼素地の腐蝕
性流体に接する面上に耐蝕性ガラスの粉末を塗着し高温
炉内で焼成してガラス質の溶合融着被覆層を形成したも
のであるから、そのグラスライニング被覆は腐蝕性の弱
点が生じないように全面連続無欠陥の層形層であること
を要求される。ところが、製造中あるいは使用中に衝撃
が加わる等の理由により、素地と化学的、機械的に一体
結合されて強化されている筈のグラスライニング被覆に
亀裂、剥離等の小欠陥が局部的に生ずることがある。こ
れをそのままにして使用し続けると、浸透した腐蝕性流
体により下層の素地の腐蝕が急速に進行し、回復不能と
なって機器の寿命が短縮され、また溶出した鉄イオンな
どが機器内溶液に混入して製品の劣化を招くことになる
ので、早急に欠陥個所を補修しなければならない。
従来、グラスライニング機器、はうろう等の欠陥の補修
方法は各種知られているが、機器、欠陥の条件により樹
脂系の補修剤を塗布して硬化させる方法が、施工の困難
さがない点、相当程度の信頼性のある補修結果が得られ
る点で、よく使用される。
その改良方法としては、樹脂には浸透性があるので、樹
脂中北ガラスフレークを充填材として混入し塗着後に展
延を行ってフレークを層面に沿わせて浸透性の軽減の向
上を図ることにより補修部の耐久性を向上させる方法(
特公昭47−18990) 、あるいはシラン剤をプラ
イマーとして使用し、あるいは樹脂に配合して素地との
密着性の向上を図る方法(特開昭58−221277 
、同221278)等が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来技術による上記の改善方法は充分に
満足すべき結果を得ていない。その理由は、補修用樹脂
の耐蝕性の向上を計るために樹脂中に配合する充填材、
界面物質等はそれ自体の耐蝕性が機器内面のグラスライ
ニング層、樹脂に較べて同等以上となるようにしなけれ
ばならないがシラン剤だけでは十分でない。
また補修用耐蝕性樹脂はガラスとのなじみが悪く、その
ために従来技術では充填物配合樹脂によりグラスライニ
ング面を補修した場合等には、浸透した腐蝕性流体によ
り先ずガラスと樹脂との界面で剥離が起こり、これが素
地への浸透を容易として全面はがれとなり、補修結果が
不良化を招く。すなわち界面が却って耐蝕性の低下の誘
発原因となることがある。
また補修個所がグラスライニング部分と色の違いがある
。と、外観上補修個所が目立ち過ぎで不都合であるが、
この点が解決されていない。
(課題を解決するための手段) 従来技術の前記諸問題を総合的に解決するため、本発明
においては、被補修部のグラスライニング層と同系統の
グラスライニング用ガラスの粒度100〜400メツシ
ュのガラス粉末をカップリング剤で処理して充填物とし
て補修用樹脂と混合することによりその界面における密
着性の改善を計る。またこの密着性の向上を利用して、
透明な補修用樹脂の100重量部に対しガラス粉末は同
系統の色調を有するものとして、これ以上に多い100
〜300重量部で充填して、補修部の耐蝕性の向上と、
樹脂の浸透性の低下と色調の近似一致効果が総合的に実
現されるようにする。
すなわち、本発明のグラスライニング層の補修剤は、構
成としては、グラスライニング層の被補修部を補修する
ため、透明な補修用樹脂100重量部に対し、グラスラ
イニング層と同系統の色調を有するグラスライニング用
ガラスの粒度100〜400メツシュの粉末をカップリ
ング剤で処理して充填材とし100〜300重量部の割
合で配合して混合したことを特徴とする。その数値限定
の根拠については後で作用の説明とともに説明する。
またこの補修剤を使用しての補修方法としては、その補
修用樹脂の硬化剤を硬化に適量を補修直前に配合し混合
して被補修部に塗布して硬化させることを特徴とする。
さらに被補修部にカップリング処理を施した上で上記補
修剤に硬化剤を混合して塗布するようにすることを特徴
とする。
(作 用) ガラスの粉末は光の乱反射により白色を呈している。こ
れを充填材として透明な樹脂と混合すると、ガラス表面
の凹凸に樹脂が入り込み、表面が濡れた状態となり、光
の乱反射を防ぐので、透明感のあるガラス状光沢を持つ
樹脂が得られる。従って本発明により被補修部のグラス
ライニング層と同系統の色調を持つガラス質の粉末を使
用することにより、補修部の色の違いが目立たない補修
剤とすることができる。
ところで、本発明と異なり、ガラスを粉砕し篩分しただ
けのガラス粉末を充填材に使用すると、樹脂とガラスと
の間にはなじみがないので、腐蝕性薬液に接触した場合
、界面が薬液の浸透を導き易く、またそれより変化が起
こり易く、また耐蝕性の低下等に問題が生ずる。これら
の問題は次のような機構により起こるものと説明するこ
とができる。すなわち、例えば単なるガラス粉末を充填
した樹脂で補修した補修部を水に浸漬した場合、ガラス
表面は親水性の5i−OHでカバーされているし、ガラ
ス内部の5i−0−3t構造は加水分解されて5i−O
Hになり、何れにしても可溶化する。また水素結合を持
つ樹脂はすべてそれにより水を吸収し膨潤可溶化する。
特にガラスと樹脂との界面では、両者による水の吸着、
膨潤、可溶化が著しく、そのため界面またはその近傍が
破壊され、耐蝕性、結合強度の劣化を来し、接着部分で
は補修部の剥離が起こる。
これに反し、本発明によりガラス粉末をシランカップリ
ング剤等のカップリング剤で処理して充填材とすると、
補修部の処理ガラス粉末と樹脂との界面は、最も水の溜
り易い表面が疎水化され、それにより水の浸透侵入を極
力防ぐことができる。その結果、界面の腐蝕を抑制し、
密着性の低下、変色を抑制することができる。
また充填材とするガラス粉末の材質としてグラスライニ
ング層と同等の高耐蝕性のガラスを使用することにより
、カンプリラグ効果が薄れた場合でも充填材自身の耐蝕
性により補修部の腐蝕を抑制し長時間の寿命を維持する
ことができる。
カップリング剤としては、基本樹脂と反応する官能基を
持ち、樹脂と強く結合できる種類のものを選定すること
が望ましい。例えば基本樹脂がエポキシ樹脂であればカ
ップリング剤としてはアミン基、エポキシ基、クロロ基
、メルカプト基を持つもの等が適当である。カップリン
グ剤は、ガラス粉末表面の水分等と反応し、加水分解、
縮重合して表面にポリシロキサンのオリゴマーを生成し
て疎水膜を生成させるものであるから、使用するカップ
リング剤、基本樹脂、充填材との関係において最適処理
方法には個々差がでる。
補修用樹脂に充填するガラス粉末の粒度は、100メツ
シュより大きな粉末を使用すると薄く塗布した補修剤の
表面に粒子が浮き、凹凸表面になり易く外観上よくない
。また反対に400メツシュ以下の微粉末を使用すると
、カップリング剤処理後に粉末表面に付着したカップリ
ング剤のオリゴマーが洗浄し難く、乾燥工程で凝固し樹
脂が硬化した補修部に水などが浸透すると加水分解して
性質が不安定になり易い。
樹脂に対する処理ガラス粉末の充填比率については、樹
脂100重量部に対してガラス粉末100本星部以下で
充填すると、その補修部を腐蝕性薬液に長時間浸漬した
場合、補修部が柔らかくなり、また薬液が界面に浸透し
た場合、ふくれまたはブリスターを生じ易い。また低粘
度の樹脂を使用すると、補修剤が非常に流れ易く、機器
の垂直面に塗布する場合に作業がやり辛い。
反対に処理ガラス粉末を300重量部以上充填すると樹
脂と混合し辛くなり、硬化剤を添加した場合、均一に混
らない。処理ガラス粉末と樹脂との配合割合は、粘度、
作業性を考慮して上記範囲内で最適となるように決定す
る。
(実施例) 以下、本発明を好適条件の補修実施例および条件の変化
に対応する補修結果の特性評価試験結果により具体的に
詳細に説明する。
(1)好適実施例 (1)配合剤。
(a)基本補修用樹脂。
エポキシ樹脂 (透明、未変性ビスフェノールA型、 粘度90〜110 P、 エポキシ当!1t180〜190g/eq 。
分子量 約350゜ 例:日本チバガイギー社製 GY250シェル社製 エ
ピコート827) (b)硬化剤(本発明補修剤に補修直前に配合する硬化
剤)。
脂肪族ポリアミン (例ニトリエチレンテトラミン、日本 チバガイギー社製 )IY951) (C)ガラス粉末材料。
工業用グラスライニング機器用ガラス フリット(JIS R4201第1種、コバルトブルー
色) (d)カップリング処理剤。
(di) N−β−(アミノエチル)−r−アミノプロ
ピル トリメトキシシラン、 (d2)γ−クロロプロヒル トリメトキシシラン、 (d3)γ−メルカプトプロピル トリメトキシシラン
、 (d4)γ−グリシドキシプロピル トリメトキシシラ
ン、 (d5)β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−エ
チルトリメトキシシラン、 (2)ガラス粉末の粒度調整およびカップリング剤処理
の例。
前記カップリング処理剤の種類によって処理方法は異な
るが、ここでは水溶性で無臭の前記(dl)を使用した
例を示す。
予めミル引き粉砕したガラス粉末(C)(粒度を揃えて
おくのがよいが必ずしも必要ではない)を0.1〜1%
程度の前記カップリング処理剤(dl)の水溶液中に浸
漬し、充分混合する。また上記水溶液中でミル引きして
粉砕と同時に浸漬してもよい。混合浸漬時間は1〜2時
間でよく、その後充分に水洗いし、130°Cで完全に
さらさらの粉末になるまで乾燥する。乾燥物を篩分けし
、100〜400メツシュ粒度と400メツシュ以下粒
度とに分ける。
(3)補修剤の調製。
前記の100〜400メツシュ粒度の処理ガラス粉末を
、樹脂(a) 100重量部に対し100〜300重墳
部配合して充分に混合し本発明の補修剤とする。
(4)補修実施例。
前記補修剤の主剤に適量の硬化剤(b)を充分に混合し
被補修部に塗布して、一定温度、一定時間で硬化させる
被補修部のカップリング剤処理を行う場合は、予めカッ
プリング処理剤(d)の水溶液を被補修部に表面が全面
浸透するように薄く塗布し、余分の液は布等で抜き取っ
て置いた上で、前記の補修を実施する。
(n)条件の変化に対応する補修結果の特性評価試験。
(II−1)ガラス粉末充填材のカップリング処理の有
無とその結果。
第1表の配合のもとにガラス粉末のカップリング剤処理
の有無が異なり他の条件を同じにして作成した補修部の
テストピースを各種薬液中に浸漬した場合の浸漬日数に
対するその膨潤率および変色を測定して比較した。
テストピースは、ポリプロピレン製の容器を型にして、
50φX(1〜4)tの円板に成形し、それを4等分し
て使用した。
試験は、250ccのガラスまたはポリプロピレン容器
中に1記テストピースを浸漬し、所定時間経過後の重量
増を測定しその率を以て膨潤率とした。変色は目視結果
である。
その結果は、4日経過後の膨潤率および変色を第2表に
示し、第1図に横軸に経過日数、縦軸に膨潤率をとって
膨潤率の時間的変化を示す。
第1表 配 合 (ll−2)カップリング剤処理ガラス粉末充填物の粒
度の差異とその結果。
第1表記合の本発明Aとそのガラス粉末材料(C)の粒
度を400メツシュ以下にした比較例Cとにより、前同
様にして作成したテストピースを用いて浸漬試験を行っ
た場合の膨潤率および変色を測定して比較した。
その結果は、膨潤率の経日変化を第2図に示し、変色を
第3表に示す。
(Ill−3)被補修部のガラス面および鉄素地面に対
するカップリング剤処理の有無とその結果。
被補修部のガラス面に対するカップリング剤処理の有無
による密着性の差異を比較するため、第1表記合の本発
明例Aの補修剤を、100φのカップリング剤処理の有
無のグラスライニング面上に塗布して10 X 15X
1.5tの硬化物となるようにし、JIS R4201
(7,4)の試験装置を用いて100°Cの純水中の液
相部中に浸漬して、ガラスと補修剤硬化物との界面で剥
離を生ずるまでの日数を測定した。
その結果を第4表に示す。
第4表 ガラスと補修剤硬化物との界面で剥離する日数 (註:*・・・全面剥離するまでに20日以上の日数を
要する。
**・・・全面剥離) なお鉄素地にカップリング剤処理を施した場合は60日
以上剥離しなかった。
(H−4)硬化剤量および硬化条件の差異とその影響。
本発明により補修部の最大の密着性を得るには、硬化の
条件を適正範囲にする。硬化条件の影響の調査のため、
カップリング剤処理したガラス面につき、硬化剤量およ
び硬化温度、時間を変化させて得たテストピースにより
、前記(II−3) と同様にして100°C純水中で
の剥離試験を行った。
その結果を第5表に示す。なお剥離日数は一部剥離する
までの日数で表示した。
(It−5)カップリング剤の差異とその影響。
(1) (1)の配合の本発明例へと他の条件は同じで
カップリング処理剤を(dl)から(d2)(d3) 
(d4) (d5)に変化させて(1) (2)と同様
の処理を施し、そのテストピースを70°C純水中に浸
漬して変色を測定した。
その結果を第6表に示す。
また( + ) (1)の配合の本発明例Aと他の条件
は同じで、硬化剤い)のみ15部とし、これを各種カッ
プリング剤の1%水溶液でカップリング剤処理したガラ
ス面上に(It−3)と同様にして通用し8、硬化させ
て得たテストピースを100°C純水中に浸漬して剥離
試験を行った。
その結果を第7表に示す。
(発明の効果) 本発明によると、グラスライニング機器の被補修部を耐
蝕性樹脂で補修する場合に、各種腐蝕性薬液に対し、グ
ラスライニングと色調が同じで変色が起こり難く、耐蝕
性が全般的に優れ、ガラスとの密着性が良く補修部の健
全性が機器の長い使用期間にわたって維持される等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス粉末充填物のカップリング剤処理の有無
とその結果を示す横軸の100゛C純水中浸漬時間に対
する縦軸の膨潤率との関係の図表、第2図はカップリン
グ剤処理ガラス粉末充填物の粒度の差異とその結果を示
す横軸の100゛C純水中浸漬時間に対する縦軸の膨潤
率との関係の図表である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グラスライニング層の被補修部を補修するため、
    透明な補修用樹脂100重量部に対し、グラスライニン
    グ層と同系統の色調を有するグラスライニング用グラス
    の粒度100〜400メッシュの粉末をカップリング剤
    で処理して充填材とし100〜300重量部の割合で配
    合して混合したことを特徴とするグラスライニング層の
    補修剤。
  2. (2)透明な補修用樹脂100重量部に対し、グラスラ
    イニング層と同系統の色調を有するグラスライニング用
    グラスの100〜400メッシュの粒度の粉末をカップ
    リング剤で処理して充填材とし100〜300重量部の
    割合で配合して混合した補修剤に対し、その補修用樹脂
    の硬化剤を適量混合して被補修部に塗布して硬化させて
    補修するようにしたことを特徴とするグラスライニング
    層の補修方法。
  3. (3)被補修部にカップリング剤処理を施した上で前記
    補修を実施する特許請求の範囲第2項のグラスライニン
    グ層の補修方法。
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Cited By (1)

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