JPH0129564Y2 - - Google Patents

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JPH0129564Y2
JPH0129564Y2 JP1980119762U JP11976280U JPH0129564Y2 JP H0129564 Y2 JPH0129564 Y2 JP H0129564Y2 JP 1980119762 U JP1980119762 U JP 1980119762U JP 11976280 U JP11976280 U JP 11976280U JP H0129564 Y2 JPH0129564 Y2 JP H0129564Y2
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gas
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gas extraction
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、変圧器などの油入機器中の油中溶
解ガス量を測定する場合などに用いる液中ガス量
測定器に関するものである。
【従来の技術】
従来の油中ガス量測定器は、実開昭54−160094
号又は三菱電機技報VOL.27,No.12−1963に開示
するものがあつた。 第1図は上記三菱電機技報VOL.27,103頁に
図示したところの従来のトリチエリー式油中ガス
量測定器を示す縦断面図である。第1図におい
て、1はガス排出口、2は2方コツク、3は油中
溶解ガスを集積してそのガス量を計量するビユレ
ツト、4は3方コツク、5は採油口、6はガス抽
出容器、7はガス抽出容器6内の水銀(Hg)の
量を調節するための2方コツク、8は水銀溜め、
9はガス抽出容器6と水銀溜め8とを連通させる
ためのフレキシブルチユーブである。 前述の各部から構成された従来のガス量測定器
による油中ガス量の測定手順について述べる。ま
ず、3方コツク4の流路をビユレツト3側とガス
抽出容器6側とが連通するように切り換え、次に
コツク2を開放する。水銀溜め8をコツク2の高
さ以上に持ち上げてからコツク7を開いてガス抽
出容器6内の水銀面をコツク2まで上げ、ガス抽
出容器6内の油あるいは空気を排出し、コツク2
を閉じる。その後、水銀溜め8を持ち下げ、ガス
抽出容器6側の水銀面を3方コツク4のすぐ下方
まで下げ、コツク7を閉じる。3方コツク4の流
路を採油口5側とガス抽出容器6側とが連通する
ように切り換えた後、試料油が充填された容器な
どを採油口5に接続する。水銀溜め8を下げ、コ
ツク7を開いて試料油をガス抽出容器6に導く。
この時、所定量よりも多い試料油と気泡を採油口
5から排出してコツク7を閉じ、さらに3方コツ
ク4の流路の両端のうちの1つが採油口5とガス
抽出容器6との間、他の1つがビユレツト3とガ
ス抽出容器6との間に位置するように、すなわち
中立位置に3方コツクを切り換える。水銀溜め8
を持ち下げ、コツク7を開いてガス抽出容器6内
の水銀面を下げコツク7を閉じる。この時、ガス
抽出容器6の油面上空間は真空となる。ガス抽出
容器6を手に持つて激しく振盪すると、試料油は
水銀によつて撹拌され、油中溶解ガスは油面上空
間へ放出される。振盪後、コツク7を開いてガス
抽出容器6内の水銀面を持ち上げる。この時、油
面上に溶解ガスが溜るが、これを3方コツク4を
切り換えてビユレツト3に導く。以上の操作を何
回か繰り返して油中溶解ガスをビユレツト3に集
積し、最後に排油をした後、ガス抽出容器6側と
水銀溜め8側との水銀面を合わせ、採取された油
中溶解ガスの量をビユレツト3の目盛部によつて
読みとる。これを更に詳しく述べると、上述のよ
うに抽出したガスを計量する際、ビユレツト3へ
溶解ガスを集め、このガスを大気圧としてビユレ
ツト3の目盛部で計量する。この方法によれば、
溶解度の大きなガスは大気圧に戻したとき容器内
に残留する油に再溶解する問題がある。そのた
め、できるだけ油がない状態でガス量を読取る必
要がある。この理由から上述のガス抽出が終わつ
たあと、容器6内の試料をコツク4を経て採油口
5から排出させたあと、コツク4を切り換えて容
器6内の水銀を上昇させてコツク4を経てビユレ
ツト3の目盛部へ導き、水銀溜め8内の水銀と上
記ビユレツト3内の水銀との面を合わせた後、目
盛りを読取る手順となる。
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来のトリチエリー式の油中ガス量測
定器は比較的小形ではあるが、衛生上有害な水銀
を使用している上、測定器の材質がガラスである
など、安全衛生上の問題点があり、また現場用と
しては水銀溜めと本体とがチユーブで接続されて
おり、持運びに非常に不便であるという問題点が
あつた。 また、上記従来例の問題点を改善すべく水銀を
用いないで油中の溶解ガスを測定する測定器とし
て実開昭54−160094号に示すものが開発されてい
る。しかしこの実開昭54−160094号公報の考案で
は、油中の溶解ガスの分離を真空ポンプによる真
空を利用して行うため、真空ポンプが必要で、又
これの駆動用電源が必要となり、装置の寸法や重
量が大きくなり、流路操作が複雑で且つ可搬に適
しないという問題点があつた。 この考案は、前述した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、水銀を使用せず、持運び
が便利で簡易な液中ガス量測定器を提供すること
を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
この考案においては上記目的を達成するため
に、ガス抽出容器の内周面に気密を保持して摺接
する手動ピストンを配置し、その内容積を上記手
動のピストンの摺動により拡大することによつて
減圧または真空を得るようにすると共に、一部が
目盛付き透明管からなり、かつ一端が上記容器の
上部開口に接続されると共に、他端が流路開閉手
段を介して試料液の排出口と連通する管と、上記
ピストン内に形成され一端が上記容器内に開口さ
れかつ他端が流路開閉手段を介して試料液の採取
口と連通する流路とを備えたものである。
【作用】
この考案の液中ガス量測定器は、シリンダ型の
ガス抽出容器の内容積を拡大する方向に手動ピス
トンを手動操作させることで、ガス抽出容器内の
減圧または真空を得ることができるので、油など
の試料液を収容した測定器を減圧または真空状態
に維持したまま振盪させて、上記ガス抽出容器内
に取り込まれた試料液中の溶解ガスを減圧または
真空空間の液面上に放出させて、試料液と溶解ガ
スとを分離し、この溶解ガスを目盛付き透明管内
に導いて、透明管の目盛りを読取ることができ
る。従つて、従来のように試料油の上面にトリチ
エリー真空空間を得るために水銀を使用する必要
がなく、安全衛生上において優れていると共に減
圧または真空空間を手動によつて操作されるピス
トンの摺動によつて得ることができる簡単な構成
としたので、現場等への可搬性がよく使用が容易
である。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明す
る。第2図はこの考案の一実施例を示す縦断面図
である。第2図において、1は試料液としての油
の排出口、2は2方コツク、3は油中ガス量を読
取るための目盛付き透明管であるガラス管であ
り、このガラス管3はU字形湾曲部3aを有し、
かつ一方の流路を構成する。9はシリンダ型のガ
ス抽出容器で、この容器9の上部に前記ガラス管
3が嵌合され、ガス抽出容器9の上部に螺着した
袋ナツト10でOリング11がガラス管3に押し
付けられていることにより、このガラス管3が固
定されていると共に、ガス抽出容器9とガラス管
3との間がシールされている。また、12は前記
ガス抽出容器9内を摺動するピストンで、このピ
ストン12はガス抽出容器9の下方に延び且つ下
端に握り手12aを有している。13はピストン
12に嵌着されたこれとガス抽出容器9との間の
シール用Oリング、14はガス抽出容器9に螺着
された袋ナツト、15は袋ナツト14上に設けら
れたピストンガイド、16はピストン12内に形
成されてガス抽出容器9内に開口する他方の流
路、17はこの流路16の先端に設けた試料液で
ある油の採油口、18は流路16に設けた2方コ
ツクである。19はピストン12の位置を決める
ためのストツパー機構で、ピストン12の鋸歯状
凹凸12bと係合する爪19aを備えている。 前述したように構成された油中ガス量測定器に
よる油中ガス量の測定手順について述べる。 まず、測定器の軸が垂直方向になるように保持
し、コツク2及び18を開いてピストン12をガ
ス抽出容器9の所定の位置まで押し入れ、ストツ
パー機構19によつてピストン12を固定する。
試料油を採取口17から油中ガス抽出容器9へ導
入し、目盛付きガラス管3内を経由して排出口1
から排出し、ガラス管3内に気泡がないことを確
かめてから、コツク2および18を閉じる。次に
ピストン12を引き下げる。この時、ガス抽出容
器9内は減圧となる。測定器を手に持ち激しく振
盪させて油中ガスを油面上に放出させ、抽出ガス
が目盛付きガラス管3に入り込むように、ガス抽
出容器9を傾け、目盛付きガラス管3内の油をガ
ス抽出容器9内に落下させる。すなわち、油を振
盪した後は、油中ガスが油面と減圧空間に抽出さ
れている。振盪の影響で油が目盛付きガラス管3
内に入り込んでいるので、容器を傾け更に本体部
へ落下させる手順となる。目盛付きガラス管内に
油がなく且つ本体部の油面と空間と目盛付きガラ
ス管内が連通している状態にすれば減圧空間に存
在する抽出ガスは、当然上記ガラス管内にも入り
込む。コツク2を上にし、かつ測定器の軸がほぼ
水平になるようにして回転させる。測定器を回転
させると、試料油は目盛付きガラス管3内に入り
込むので、抽出容器9内の油の油面がガラス管3
内の油の油面よりも高い位置になつたところ(目
盛付きガラス管3内へ油のヘツド圧がかかつた状
態)で測定器の回転を止める。そして、目盛付き
ガラス管3の空間容量を読み取る。なお、ガラス
管3に刻まれた数値は、抽出率の最も高いとされ
ているテプラー(Toepler)抽出器を用いて構成
された油中ガス量である。 また、前述の説明は油中の溶解ガスを測定する
場合について述べたが、この考案の液中ガス量測
定器は、その他の蒸気圧が小さい液中の溶解ガス
量を測定するのに利用できることはいうまでもな
い。
【考案の効果】
この考案は、以上説明したとおり、内容積を手
動のピストンの摺動により拡大することによつて
減圧又は真空を得るようにしたシリンダ型のガス
抽出容器に、一部が目盛付き透明管により形成さ
れ、試料液の排出口と連通する管と、上記ピスト
ン内に形成され一端が上記容器内に開口し、他端
が試料液の採取口と連通する流路とを設け、上記
管および流路には、それぞれ流路開閉手段を備え
た構成としたので、水銀を用いないことにより、
安全衛生上において優れ、またガス抽出容器内の
減圧または真空を手動のピストンの後退操作によ
り得ることができる簡単な構成としたので安価で
あると共に、減圧状態で液中ガス量の計量が可能
であり、現場において簡単に使用できる液中ガス
量測定器を提供できる効果がある。 また、この考案の液中ガス量測定器は、液中ガ
ス量の比較的少ない試料について精度の高い測定
ができるという効果がある。これを詳述すれば実
開昭54−160094号あるいは上記三菱電機技報記載
の装置では、抽出したガスを計量する際、シリン
ダ上部の毛管目盛部へガスを集め、大気圧と平衡
させて計量する。この方法によれば溶解度の大き
なガスは大気圧に戻した時、容器内に残留する試
料液に再溶解する問題がある。 これに対し、この考案では目盛付き透明管内へ
抽出したガスの一部を送り込んだ後、抽出容器を
傾斜させ、試料液のヘツド圧を前記目盛付き透明
管内にかけ、目盛りを読取るようにしているの
で、目盛りを読まないで容器内を大気に戻すこと
がなく、従つて抽出ガスが再溶解することはな
い。 このことから、液中ガス量の比較的少ない試料
について精度の高い測定ができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトリチエリー式の油中ガス量測
定器を示す縦断面図、第2図はこの考案の一実施
例による油中ガス量測定器を示す縦断面図であ
る。 2…コツク(流路開閉手段)、3…ガラス管
(流路)、9…ガス抽出容器(耐真空容器)、12
…ピストン、16…流路、18…コツク(流路開
閉手段)。なお、図中同一符号は同一又は相当部
分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ型のガス抽出容器と、該ガス抽出容器
    の内周面に気密を保持して摺接する手動ピストン
    を配置し、その内容積を上記手動のピストンの摺
    動により拡大することによつて減圧または真空を
    得るようにすると共に、一部が目盛付き透明管か
    らなり、かつ一端が上記容器の上部開口に接続さ
    れると共に、他端が流路開閉手段を介して試料液
    の排出口と連通する管と、上記ピストン内に形成
    され一端が上記容器内に開口されかつ他端が流路
    開閉手段を介して試料液の採取口と連通する流路
    とを備えてなる液中ガス量測定器。
JP1980119762U 1980-08-22 1980-08-22 Expired JPH0129564Y2 (ja)

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JP1980119762U JPH0129564Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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JP1980119762U JPH0129564Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS5742954U JPS5742954U (ja) 1982-03-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6179137A (ja) * 1984-09-26 1986-04-22 Denki Kagaku Keiki Co Ltd 油中の水分濃度測定方法
JPS61243329A (ja) * 1985-04-19 1986-10-29 Mitsubishi Electric Corp 液中ガス量測定器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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