JPH0129600B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0129600B2
JPH0129600B2 JP26665984A JP26665984A JPH0129600B2 JP H0129600 B2 JPH0129600 B2 JP H0129600B2 JP 26665984 A JP26665984 A JP 26665984A JP 26665984 A JP26665984 A JP 26665984A JP H0129600 B2 JPH0129600 B2 JP H0129600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
opening
lid member
fluororesin
pentaerythritol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP26665984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61143098A (ja
Inventor
Hidetaka Yabuchi
Akira Kataoka
Yoshasu Nobuto
Tsuneo Shibata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59266659A priority Critical patent/JPS61143098A/ja
Priority to EP85115887A priority patent/EP0187966B1/en
Priority to DE8585115887T priority patent/DE3580349D1/de
Priority to US06/809,778 priority patent/US4774395A/en
Priority to AU51322/85A priority patent/AU575231B2/en
Publication of JPS61143098A publication Critical patent/JPS61143098A/ja
Publication of JPH0129600B2 publication Critical patent/JPH0129600B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蓄熱材を用いて温度低下を抑制するよ
うにした蓄熱装置に関するものである。
従来の技術 一般に蓄熱材は、顕熱型、潜熱型、化学熱型の
3種類に大きく分類される。特に潜熱型の蓄熱材
は蓄熱密度が大きく、複雑な装置を必要としない
ため実用性が高い。本発明者らはアイロンや保温
盆などの家電製品の熱源として潜熱蓄熱材を使用
した蓄熱装置の検討を行なつてきたが、主材とな
る蓄熱物質としては蓄熱温度・蓄熱量・価格等の
点でペンタエリスリトール(Pentaerythritol)
が最も適していることが分つた。ペンタエリスリ
トールは188℃で結晶転移点を有し、その転移潜
熱が約300J/gと比較的大きく、しかもペンタエ
リスリトールそのものは樹脂や塗料の原料として
工業的に多く使用されており入手しやすい。
発明が解決しようとする問題点 ペンタエリスリトールは有機物質としては熱に
対して比較的安定な方に属するが、空気中で高温
下に長時間さらされると徐々に熱分解を起こして
蓄熱量が低下してしまう。これは空気中の酸素の
影響によるものであり、ペンタエリスリトールを
酸素としや断すれば耐久寿命は大幅に向上する。
しかし200℃を越える高温下では酸素をしや断し
た密閉系においてもこのような蓄熱量低下を引き
起こすことがある。この問題を解決する一つの手
段として、ある種の適当な安定剤をペンタエリス
リトールに添加することが有効であることが分か
つているが、さらにこの蓄熱量低下を引き起こす
要因として金属の影響が無視できないことが分か
つてきた。
この様子を示すのが第7図である。これは同形
状の各金属片をガラス製の試験管の中へそれぞれ
ペンタエリスリトールと混合封管して220℃の雰
囲気中で連続加熱を行ない蓄熱量の変化を測定し
たものである。図において、aのペンタエリスリ
トールのみを封管したものに比較して、bの鉄、
cのアルミ、dの黄銅、eの銅片を混合したもの
はいづれも蓄熱量低下が大きくなつていることが
分かる。この結果はペンタエリスリトールを主材
とする蓄熱材が直接接触する蓄熱容器材質として
金属が適さないことを示すものであり、特に熱伝
導にすぐれた銅やアルミが使用できないというこ
とは、蓄熱装置においては致命的な欠点になり得
るものである。
本発明はこのような問題点に着目してなされた
もので、蓄熱材を金属製の蓄熱容器に収容しても
蓄熱材の耐久寿命を低下させることがなく、しか
も外気との密閉を容易にして耐久性にすぐれた蓄
熱装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、開口部
を有する金属製の蓄熱容器の内面及び開口部周縁
に弗素樹脂被膜を形成し、開口部周縁に蓋部材を
取付けて開口部を封止している構成のものであ
る。
作用 この構成により、弗素樹脂は蓄熱材に対して非
常に不活性であると同時に耐熱性が高いため、
200℃以上の高温時においても蓄熱容器の内面に
形成した弗素樹脂被膜は蓄熱材が金属容器に直接
接触するのを防止する。また、蓄熱容器の開口部
周縁に形成した弗素樹脂被膜は蓋部材との気密性
を向上するため蓄熱容器の密閉が容易となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1図において、1は開口部2を有
する金属製の蓄熱容器で、内面には15μ〜5mm程
度の弗素樹脂被膜3が形成されている。4はペン
タエリスリトールを主材とする蓄熱材で、開口部
2より蓄熱容器1内に充填されている。5は蓄熱
材4を加熱するための加熱体である。開口部周縁
2Aには弗素樹脂被膜6が形成されており、この
面に蓋部材7がビス8によつて圧接され開口部2
を封止している。
第2図は以上の構成において、蓄熱容器1の内
面に形成した弗素樹脂被膜3の効果を表わすグラ
フである。加熱体5によつて蓄熱容器1を220℃
一定に加熱し、そのときの蓄熱材4の蓄熱量の変
化を測定している。図中、イは弗素樹脂被膜3に
四弗化エチレン樹脂(以下PTFE)を、ロは四弗
化エチレン−パ−フロロアルコキシエチレン共重
合体樹脂(以下PFA)を、ハは四弗化エチレン
−六弗化プロピレン共重合体樹脂(以下FEP)
を使用した場合を示しており、弗素樹脂被膜3を
形成しなかつたニの場合と比較していずれも蓄熱
材4の蓄熱量低下が大幅に改善されているのが分
かる。これは、弗素樹脂被膜3の連続耐熱温度が
PTFEとPFAは260℃、FEPは220℃と高いため、
高温時においても蓄熱材4が蓄熱容器1の金属面
に接触しないように保護しているからである。
第3図は弗素樹脂が他の高融点樹脂と比べてペ
ンタエリスリトールに対して不活性であることを
表わした実験結果である。これは第7図の場合と
同様に、同形状の各樹脂片をガラス製の試験管の
中へそれぞれペンタエリスリトールと混合封管し
て220℃の雰囲気中で連続加熱を行ない蓄熱量の
変化を測定したものである。図中、Aはペンタエ
リスリトールのみを封管したもの、Bは弗素樹脂
(PTFE)、Cはエポキシ樹脂、Dはポリイミド樹
脂、Eはポリアミド樹脂(66−ナイロン)片を混
合したものであり、弗素樹脂を混合したBは他の
ものより蓄熱量低下が少なくペンタエリスリトー
ルに対して不活性であることが分かるとともに、
弗素樹脂以外の樹脂はペンタエリスリトールの耐
久寿命に大きく影響していることが分かる。
以上のように、ペンタエリスリトールに対して
不活性である弗素樹脂被膜3を蓄熱容器1の内面
に形成することにより金属の蓄熱材4に対する影
響を除くことができる。また、同時に開口部周縁
2Aに形成した弗素樹脂被膜6は、高温時におい
ても樹脂としての弾性を示すため蓋部材7との密
閉性が維持され外気が蓄熱容器1内に侵入して蓄
熱材4の耐久寿命に影響を与えるのを防止する。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第4図は本発明の第2の実施例を示す。これは
蓄熱容器1の開口部周縁2Aに弗素樹脂被膜6を
形成するとともに蓋部材7にも弗素樹脂被膜9を
形成し、この両弗素樹脂被膜6,9を相互に溶着
することにより開口部2を封止している。この構
成によりビス等を使用することなくしかも確実
に、開口部周縁2Aと蓋部材7とを密閉できる。
なお、弗素樹脂膜9は蓋部材7全面に設けること
が好ましいが、図に示すように開口部周縁2Aに
対する部分だけであつてもよい。
第5図は本発明の第3の実施例を示す。これは
弗素樹脂フイルムからなる蓋部材10を開口部周
縁2Aに形成した弗素樹脂被膜6と直接溶着して
開口部2を封止している。なお弗素樹脂フイルム
にかえて弗素樹脂板を用いても同様に封止でき
る。これらの構成により第2の実施例よりさらに
簡単に開口部2を封止できる。
また、第6図の第4の実施例に示すように、弗
素樹脂フイルムからなる蓋部材10の上をさらに
カバー11で押圧すれば、蓋部材10と弗素樹脂
被膜6を溶着する必要がなく蓋部材10が不意に
破れたりする心配がない。
なお、以上の実施例では蓄熱材としてペンタエ
リスリトールを主材とするものについて述べた
が、実用上、密閉系で用いた方が望ましく、かつ
金属の影響が問題になる蓄熱材の場合は上記実施
例と同様の構成で同様の効果が得られる。
例えばパラフインワツクスは、その融解潜熱を
利用して低温型の蓄熱材として用いられるが、
100℃以下の蓄熱温度以下で使用する場合は金属
容器に直接密閉しても問題はない。しかし、用途
によつて蓄熱材の温度が200℃近辺まで上昇する
蓄熱装置では、パラフインワツクスは金属との共
存下で分解が促進させられ耐久性が極端に低下し
てしまう。このような場合、本発明によれば外気
と金属との両方の影響を取り除くことができる。
また、NaOH、LiCl等の金属腐食性の大きい
金属無機塩の融解潜熱を利用した蓄熱材を用いる
場合にでも本発明を応用すれば蓄熱材と金属容器
との反応が防止できるものである。
発明の効果 本発明は、開口部を有する金属製の蓄熱容器の
内面及び開口部周縁に弗素樹脂被膜を形成し、開
口部周縁に蓋部材を取付けて開口部を封止すると
いう簡単な構成で、蓄熱容器内面に形成した弗素
樹脂被膜が蓄熱材と金属との接触を阻止して金属
による蓄熱材の蓄熱量低下を防止し、開口部周縁
に形成した弗素樹脂被膜が蓋部材と開口部周縁と
の密閉性を向上して外気による蓄熱材の蓄熱量低
下を防止し、この2つの相乗作用によりかつてな
い耐久性にすぐれた蓄熱装置が実現できるもので
ある。そして本発明の蓄熱装置は、例えば蓄熱式
のアイロンや保温盆などの家電製品の熱源として
利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の蓄熱装置の断面
図、第2図は同蓄熱装置の弗素樹脂被膜の効果を
示す特性図、第3図は弗素樹脂及びその他の樹脂
とペンタエリスリトールとの共存性を示す特性
図、第4図〜第6図はそれぞれ本発明の第2〜第
4の実施例の蓄熱装置の断面図、第7図は金属と
ペンタエリスリトールとの共存性を示す特性図で
ある。 1……蓄熱容器、2……開口部、2A……開口
部周縁、3,6……弗素樹脂被膜、4……蓄熱
材、7……蓋部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口部を有する金属製の蓄熱容器の内面及び
    開口部周縁に弗素樹脂被膜を形成し、上記蓄熱容
    器内に蓄熱材を収容するとともに上記開口部周縁
    に蓋部材を取付けて開口部を封止した蓄熱装置。 2 蓄熱材はペンタエリスリトールを主材とする
    特許請求の範囲第1項記載の蓄熱装置。 3 蓋部材の少なくとも蓄熱容器の開口部周縁と
    の当接部に弗素樹脂被膜を形成した特許請求の範
    囲第1項の蓄熱装置。 4 蓋部材は弗素樹脂フイルムまたは弗素樹脂板
    よりなる特許請求の範囲第1項記載の蓄熱装置。 5 蓋部材は蓋部材をおおうカバーによつて開口
    部周縁に押圧されて取付けられた特許請求範囲第
    1項〜第4項のいずれかの項記載の蓄熱装置。
JP59266659A 1984-12-18 1984-12-18 蓄熱装置 Granted JPS61143098A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59266659A JPS61143098A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 蓄熱装置
EP85115887A EP0187966B1 (en) 1984-12-18 1985-12-12 Heating apparatus having a heat storage device
DE8585115887T DE3580349D1 (de) 1984-12-18 1985-12-12 Heizgeraet mit waermespeicheranordnung.
US06/809,778 US4774395A (en) 1984-12-18 1985-12-17 Electric heat storage apparatus employing pentaerythritol heat storage compositions
AU51322/85A AU575231B2 (en) 1984-12-18 1985-12-17 Heating apparatus having a heat storage device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59266659A JPS61143098A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 蓄熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61143098A JPS61143098A (ja) 1986-06-30
JPH0129600B2 true JPH0129600B2 (ja) 1989-06-12

Family

ID=17433900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59266659A Granted JPS61143098A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 蓄熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61143098A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457873U (ja) * 1990-09-25 1992-05-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457873U (ja) * 1990-09-25 1992-05-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61143098A (ja) 1986-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lin et al. High thermal conductivity liquid metal pad for heat dissipation in electronic devices
Boudenne et al. Thermophysical properties of polypropylene/aluminum composites
Langmuir The evaporation of small spheres
JPH06506411A (ja) ナノ構造型複合フィルムを基礎とするセンサー
ES8407325A1 (es) "procedimiento para la produccion de revestimientos de varias capas a base de polimeros fluorocarbonados sobre substratos con superficies duras"
Brown et al. Relating phase transition heat capacity to thermal conductivity and effusivity in Cu2Se
Heacock et al. Polyimides—new high temperature polymers: H‐film, a polypyromellitimide film
JPH0129600B2 (ja)
EP0431398A2 (en) Heating device with a phase change temperature controller
US3412359A (en) Thermoprobe assembly
Tatsuyama et al. Electrical and optical properties of GaSe
JP2015097167A (ja) 面状ヒータ及びこの面状ヒータの製造方法
FR2569904A1 (fr) Procede pour la detection de fuites de piles electrochimiques a electrolyte non aqueux
Iwasaki et al. Thermal conductivity of molecular crystal with various types of chemical bonding: Quasi-one-dimensional organic superconductor (DMET) 2AuI2
JPS643919B2 (ja)
EP4239299B1 (en) Temperature sensor and method for producing temperature sensor
CN204422093U (zh) 高耐蚀温度传感器
Wilson Temperature Gradients in Reaction Cells
Kenneth Chiang et al. A Coupled Multielectrode Array Sensor for Corrosion Monitoring at High Temperatures
JPH0129599B2 (ja)
JPH0231147A (ja) 熱伝導率測定装置及び熱伝導率測定用プローブ
JP3749949B2 (ja) 水の検知装置
KR890017746A (ko) 휴 우 즈
JPS6343757Y2 (ja)
Mansour Electric studies on polyvinyl alcohol with additions of magnesium sulfate