JPH0129853B2 - - Google Patents
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- JPH0129853B2 JPH0129853B2 JP59165580A JP16558084A JPH0129853B2 JP H0129853 B2 JPH0129853 B2 JP H0129853B2 JP 59165580 A JP59165580 A JP 59165580A JP 16558084 A JP16558084 A JP 16558084A JP H0129853 B2 JPH0129853 B2 JP H0129853B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
- C22C38/54—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with boron
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/001—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing N
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
〔発明の目的〕
本発明は、高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造
方法に係り、低C系の鋼においても優れた強度、
靭性を具備した圧力容器用鋼の製造方法を提供し
ようとするものである。 産業上の利用分野 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造技術。 従来の技術 石油精製設備等に使用される1 1/4Cr−1/2
Moないし3Cr−1MoのようなCr−Mo鋼は、精製
効率向上を図るためその装置が高温、高圧比され
る傾向にあるところからその高温および常温下で
の高強度化が要望されている。然してこのような
高強度化対策として従来からB処理による焼入性
の確保や、C量および合金元素を規格上限まで添
加する方法が採られている。また、V、Nb、Ti
等の微量合金(micro alloying)元素の添加によ
る高強度化も提案されており、又このものにおい
て高温加熱焼準又は高温加熱焼入―焼戻しも提案
されている。 発明が解決しようとする問題点 しかし前記したB処理による焼入性の確保やC
量および合金元素を規格上限まで添加する方法で
は、それによつて高強度化を図つても極厚鋼板で
は長時間の応力除去焼鈍(PWHT)が必要であ
るためASME Sec.V Div.1に規定される高温
の許容応力を満足することが困難である。又高C
化は耐水素侵食性(高温高圧雰囲気に鋼材が曝さ
れることにより水素ガスが熱解離によつて鋼表面
から原子状水素として材料中に拡散し鋼中に存在
する炭化物と結合してメタンガスが発生すること
による侵食に耐える特性)、耐Overlay
Disbonding性(Cr−Mo鋼製圧力容器等の内面に
はステンレス鋼などを肉盛溶接して使用するが、
操業中断〔shat down〕などにおいて圧力容器温
度が低下して来ると水素の溶解度減少に伴つて水
素がCr―Mo鋼と肉盛金属の界面部分に集積し肉
盛金属の剥離をもたらす現象に耐える特性)およ
び溶接性を害する。 又微細合金元素の添加による高強度化は通常行
われている加熱温度の熱間加工、焼準、焼入―焼
戻し処理の場合にはそれら元素の容体化が不充分
なため微細炭窒化物による強化が有効になされな
い。そこでこのものにおいて高温加熱焼準又は高
温加熱焼入れ焼戻しが提案されているが、その高
温加熱熱処理は高強度化には有効であつても加熱
時のγ粒の粗大化により靭性劣化が著しい。然し
て、近時高温用圧力容器に対しても、特に水素環
境下で使用されるものには装置の安全姓に対する
配慮が重要視される趨勢にあるから高強度ととも
に靭性改善も重要な課題となつている。 「発明の構成」 問題点を解決するための手段 本発明は上記したような従来のものの問題点を
解消するように検討を重ねて創案されたものであ
つて、 C:0.03〜1.12wt%、 Si:0.10wt%を超え0.80wt%未満、 Mn:0.45wt%を超え1.00wt%未満、 Cr:0.80wt%を超え3.50wt%未満、 Mo:0.10wt%を超え1.60wt%未満、 Ni:0.10wt%を超え0.53wt%以下、 sol.Al:0.010wt%を超え0.040wt%未満、 を含有すると共に、 V:0.05〜0.40wt%、Nb:0.02〜0.20wt% の何れか1種または2種を含有し、更に、 Ti:0.010wt%未満、 B:0.0002〜0.0010wt%、 N:0.0040wt%未満、 を含有し、しかも前記N量とTi量が N<14/48×Ti+0.0024% の関係を満し、残部が鉄および不可避的不純物か
らなる鋼を、1200℃以上の温度に加熱後、1050℃
以上の温度で30%以上の累積圧下を行う圧延を行
い、直接焼入れし、最終的に焼戻すことを特徴と
する高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法であ
る。 作 用 C:0.03〜0.12wt%の低ベース鋼に0.05〜0.4wt
%Vおよび0.02〜0.20wt%Nbの何れか1種また
は2種を添加し、同時に焼入性を確保するために
0.10〜0.50%NiおよびTi、Nを N<0.29wt%Ti―0.0024wt% Ti<0.010wt% N<0.0040wt% の各条件を満足するように含有せしめ、Bを
0.0002〜0.0010wt%の範囲で含有させた鋼を用い
ることにより遊離NをTiによつて固定し、又粗
大TiNの生成を回避してBの焼入性に対する効
果を充分に発揮する。直接焼入に際して1200℃以
上に加熱することでV、Nb等の溶体化を十分に
図り、又1050℃以上の累積圧下を30%以上として
圧延することによりγ粒を細粒化し、この状態で
直接焼入することによつて靭性を害することなし
に大幅な強度上昇を図らしめる。 実施例 上記したような本発明によるものについて更に
説明すると、本発明者等はCr―Mo鋼の高強度化
ならびに耐水素侵食性(HA:Hydrogen
Attack)、耐Overlay Disbonding性および溶接
性の如きの全般についての改善を目的として低C
(≦0.12%)ベースのCr―Mo鋼に直接焼入
(Direct Quench:以下DQという)を適用し、
DQ材の強度、靭性に及ぼす合金元素の影響を調
査検査した結果、特定組成を有するCr―Mo鋼に
特定条件のDQを適用することにより靭性を害う
ことなしに大幅な強度上昇を図り得ることを確認
した。 即ち本発明はこのような新しい知見に基いて、
DQの適用により低C系の鋼においても優れた高
温強度性、高靭性および溶接性を共に具備した
Cr―Mo鋼の製造方法を提供するものであつて、
その特徴を説明すると以下の如くである。 低Cベースの鋼(C:0.03〜0.12wt%)に、wt
%(以下単に%という)で0.05〜0.4%Vおよび
0.02〜0.2%Nbの1種または2種を添加し、又焼
入性を確保するために0.10〜0.50%のNiおよび
Ti、NをN<0.29Ti+0.0024の条件を満足するよ
うに添加し、又Bを0.0002〜0.0010%の範囲で含
有したCr―Mo鋼をDQを適用して製造する。こ
のDQの条件としては、圧延加熱温度は1200℃以
上の高温としてV、Nb等の溶体化を充分に図り、
1050℃以上の温度で30%以上の累積圧下を行う圧
延をなし、γ粒を細粒にした後DQし、最終的に
焼戻すものである。 然してこのような本発明の重要な構成要素であ
るDQについて説明するならば、このDQプロセ
スの適用によつて大幅な強度上昇が図られる関係
は添付図面にその1例を示す如くである。即ち
0.06%C―0.5Ni―0.007%Ti―0.0008%B―0.003
%N系2 1/4Cr―1Mo鋼をベース成分とし、こ
れにVを添加し、DQプロセス(板厚130mm相当)
を適用すると約20Kg/mm2以上のTS上昇が得られ
る。つまり0.06%のような低Cレベルにおいても
従来鋼に比較して靭性を害することなく大幅な強
度上昇を図り得ることが理解される。 又Nb添加もVと略同様な効果を得しめ、DQに
より大幅な強度上昇を得しめる。しかしTiの添
加は同図に示すように強度上昇は図れても同時に
靭性を著しく害する。このことは遊離Nを固定す
る以上の過剰なTi添加は好ましくないことを示
す。 一方1250℃のような高温条件での再加熱焼入れ
(RHQ、130mm相当)の場合は、強度については
DQの場合と略同等のレベルが得られるが、靭性
は著しく劣化する。これは前述のように高温再加
熱時にγ粒が粗大化するためであつて、PQプロ
セスの効果はこの粗大化したγ粒を1050℃以上の
温度域で30%以上の累積圧下を行うことにより細
粒化してから直接焼入れし、靭性への悪影響を取
除くことにある。即ち圧力容器用鋼におけるDQ
プロセスの要点は圧延のための加熱温度を1200℃
以上として通常の焼準や熱間加工温度(=950℃)
では固溶し難いV、Nb等の元素の溶体化を充分
に図り、その後1050℃以上の温度で30%以上の累
積圧下をなし、十分に細粒化したオーステナイト
を直接焼入することにより、焼入―焼戻後の強
度、靭性を何れも改善することである。斯様な
DQプロセスの適用によりこの種の圧力容器用Cr
―Mo鋼の強度、靭性を低下させずに、しかも成
分的に低C化が可能となる。又この製造法により
製造したCr―Mo鋼は、耐HA性、耐OLDB性お
よび溶接性などについても優れたものとすること
が期待される。 次に本発明るよるものの構成上、重要な要件を
なす鋼の成分組成設定理由について説明すると、
以下の如くである。 Cは、耐HA性、耐OLDB性および溶接性の観
点から0.12%以下の低C系が好ましいが、一方焼
入性確保、高温強度の観点からは0.03%以上が必
要であつて、0.03〜0.12%とした。 Niは、低Cベースであることから焼入性を確
保するため0.1%を越えることが必要であるが、
又0.53%越えの含有は焼戻し脆化感受性を高める
ことから好ましくないので0.1%を超え0.53%以
下とする。 Siは、強度確保および耐酸化性の事由から0.10
%程度は必要であるが、同時に0.8%以上となる
と靭性低下、焼戻し脆性感受性やHA感受性の増
大を来すので0.10%を超え、0.80%未満とする。 Mnは、強度、靭性を向上させるために有効で
あるが、焼戻し脆化感受性を高めることから0.45
<Mn<1.00%の範囲とする。 Crは、圧力容器用鋼にとつて重要な性能であ
る高温強度、耐水素アタツク性、耐酸化性に対し
て有効であつて0.80%以上含有させることが必要
であるが、一方コストおよび溶接性の観点より
3.50%を上限とした。 Moは、安定的に炭化物を生成するためにCr同
様に、高温強度、クリープ強度、耐水素アタツク
性に有効であるが、過剰な添加は溶接性を害し、
経済性を損うため0.10<Mo<1.60%の範囲とし
た。 又V、Nbは、それぞれ焼戻しにより安定な炭
化物を形成し、高温強度、クリープ強度や耐水素
アタツク特性を改善するもので、このためには
V:0.05%以上、Nb:0.02%以上は必要である。
然しこれらのものが多過ぎると靭性および溶接性
を害するので、上限についてはVが0.40%、Nb
については0.20%とすることが必要である。 sol.Alは、結晶粒の微細化および固溶Nの固定
によりBの焼入性効果を高める働きがあるが、過
剰な添加はクリープ強度および耐水素侵食性を劣
化させるために0.010<sol.Al<0.040%とした。 不純物元素であるP、Sについては、靭性の確
保という観点からP0.015%、S0.007%にコ
ントロールすることが望ましい。 上のような成分組成のものにおいて、本発明に
おける鋼の特徴であるTi、B、Nに関して説明
すると、以下の如くである。 即ち先ず、Tiの添加は、本発明においてはB
の焼入性効果を有効に活用するために遊離Nを固
定する目的で添加するものであるが、過剰のTi
添加は後述するように靭性を著しく劣化させるこ
ととなるので好ましくないので0.010%未満とす
る。Cr―Mo鋼において溶接性や強度、靭性の改
善対策としてTi、Bを添加すること自体は従来
から採られているところであるが、本発明におけ
る如き圧力容器用鋼板に使用される例えば30トン
以上の大型大単重鋼塊の場合には凝固時の冷却速
度が遅くなり鋼塊中心部に粗大なTiNを生成し
靭性に悪影響を与える。本発明者等はこのような
Cr―Mo鋼においてTi量とN量のバランスおよび
強度、靭性の関係について仔細な検討をなし、上
記のような粗大TiNの生成を抑制し、強度と靭
性がともに優れたTi量とN量のバランスが存在
することを確認しており、このような技術的背景
に基いて前記のような範囲のTi添加をなすもの
である。 Bは、固溶Nが上記したようなTi等によつて
充分に固定されている場合においては0.0002%以
上の添加で焼入性向上効果が適切に認められ、一
方0.0010%を超えて添加することは逆に焼入性を
低下させると共に熱間加工性をも低下させること
が多くの実地検討で確認され、従つて0.0002〜
0.0010%の範囲とすることが必要である。 Nについては、上記したBの焼入性はN量によ
つてかなり急激に変化することが確認され、少く
ともN量が0.0024%未満のときには強度、靭性が
大幅に向上されてBの焼入性が充分に発揮されて
いることが解明されている。即ちこの場合の焼準
温度においては次式、 B〔固溶〕+N〔固溶〕BN〔析出物〕 の平衡関係が考えられ、total N量が前記0.0024
%未満においてはBN〔析出物〕が殆んど存在せ
ず、鋼中Bおよび鋼中Nの殆んどはB〔固溶〕、N
〔固溶〕として存在し、その結果として前記のよ
うに焼入性が大きくなつているものと認められ
る。然して強力なN固定元素であるTiが存在す
る場合は焼準温度で鋼中Nの一部、つまりTi含
有量に対してTiNの化学量論的結合ライン以下
のNはTiNとして結合し固定されている。従つ
てBに充分な焼入性を発揮させるためにはTiに
よつて固定されないN量、即ち〔Total N−14/48 ×Ti量〕を前記0.0024%未満とすればよい。即ち
N<0.0040%で、Ti<0.010%の範囲内において
は鋼中Nと鋼中Tiの関係が、 N<14/48×Ti(%)+0.0024 の関係を満足する範囲内では高強度且つ高靭性が
得られるが、N>14/48×Ti(%)+0.0024となると Bの焼入性が発揮されず、低強度、低靭性材しか
得られない。然してN0.0040%のような高N量
領域で、上記の条件を満足するようにTiを添加
すると、例えば単重30トン以上の大型鋼塊では鋼
塊中心部の凝固速度が遅くなつて1μm以上の粗大
TiNが多数発生し、靭性を著しく劣化させるの
でTi、N量の範囲としては、 Ti<0.010%で、且つN<0.0040% であることが強度と靭性を共に確保する上におい
て非常に重要である。 上記したような成分組成の鋼にたいする直接焼
入(DQ)に関する条件限定理由については以下
の如くである。 先ず鋼片加熱温度は、1200℃以上であつて、
1200℃未満ではV、Nbの固溶が充分におこらず、
従つて上述したような本発明の低C量のもとで高
強度を得ることができない。 又本発明では1050℃以上における累積圧下率を
30%以上とするもので、1050℃以上の温度域で圧
下することにより再結晶は起るが、累積圧下率が
30%未満では再結晶オーステナイトが十分に微細
化せず、DQを行つても十分な靭性が得られな
い。 なお本発明においては必ずしも圧延を1050℃以
上で終了することを要しない。即ち既に説明した
ように1050℃以上の温度域で十分な累積圧下を行
い、微細な再結晶オーステナイトとしておけば、
それ以下の温度で圧下を行つても本発明の効果を
何等妨げるものではない。但しAr3点以下の温度
まで圧下を加えることは、直接焼入―焼戻後の靭
性を劣化させるので仕上温度はAr3以上とする必
要がある。焼戻しについて言うならば、焼入れ処
理された材料は通常焼戻される。本発明でも最終
処理とて焼戻しを行うことは従来のものと変りは
ない。本発明における焼戻温度は通常のCr―Mo
鋼における焼戻しのそれと特に差はなく、675℃
〜Ac1の温度域で行う。 本発明方法によるものの具体的な製造例につい
て比較例と共に説明すると以下の如くである。 先ず本発明者等の用いた本発明で規定する範囲
内の鋼および範囲外の従来の鋼についてその化学
成分を併せて示すと次の第1表の如くであり、A
〜Eは本発明規定範囲内の鋼で、F〜Hは範囲外
の従来鋼である。
方法に係り、低C系の鋼においても優れた強度、
靭性を具備した圧力容器用鋼の製造方法を提供し
ようとするものである。 産業上の利用分野 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造技術。 従来の技術 石油精製設備等に使用される1 1/4Cr−1/2
Moないし3Cr−1MoのようなCr−Mo鋼は、精製
効率向上を図るためその装置が高温、高圧比され
る傾向にあるところからその高温および常温下で
の高強度化が要望されている。然してこのような
高強度化対策として従来からB処理による焼入性
の確保や、C量および合金元素を規格上限まで添
加する方法が採られている。また、V、Nb、Ti
等の微量合金(micro alloying)元素の添加によ
る高強度化も提案されており、又このものにおい
て高温加熱焼準又は高温加熱焼入―焼戻しも提案
されている。 発明が解決しようとする問題点 しかし前記したB処理による焼入性の確保やC
量および合金元素を規格上限まで添加する方法で
は、それによつて高強度化を図つても極厚鋼板で
は長時間の応力除去焼鈍(PWHT)が必要であ
るためASME Sec.V Div.1に規定される高温
の許容応力を満足することが困難である。又高C
化は耐水素侵食性(高温高圧雰囲気に鋼材が曝さ
れることにより水素ガスが熱解離によつて鋼表面
から原子状水素として材料中に拡散し鋼中に存在
する炭化物と結合してメタンガスが発生すること
による侵食に耐える特性)、耐Overlay
Disbonding性(Cr−Mo鋼製圧力容器等の内面に
はステンレス鋼などを肉盛溶接して使用するが、
操業中断〔shat down〕などにおいて圧力容器温
度が低下して来ると水素の溶解度減少に伴つて水
素がCr―Mo鋼と肉盛金属の界面部分に集積し肉
盛金属の剥離をもたらす現象に耐える特性)およ
び溶接性を害する。 又微細合金元素の添加による高強度化は通常行
われている加熱温度の熱間加工、焼準、焼入―焼
戻し処理の場合にはそれら元素の容体化が不充分
なため微細炭窒化物による強化が有効になされな
い。そこでこのものにおいて高温加熱焼準又は高
温加熱焼入れ焼戻しが提案されているが、その高
温加熱熱処理は高強度化には有効であつても加熱
時のγ粒の粗大化により靭性劣化が著しい。然し
て、近時高温用圧力容器に対しても、特に水素環
境下で使用されるものには装置の安全姓に対する
配慮が重要視される趨勢にあるから高強度ととも
に靭性改善も重要な課題となつている。 「発明の構成」 問題点を解決するための手段 本発明は上記したような従来のものの問題点を
解消するように検討を重ねて創案されたものであ
つて、 C:0.03〜1.12wt%、 Si:0.10wt%を超え0.80wt%未満、 Mn:0.45wt%を超え1.00wt%未満、 Cr:0.80wt%を超え3.50wt%未満、 Mo:0.10wt%を超え1.60wt%未満、 Ni:0.10wt%を超え0.53wt%以下、 sol.Al:0.010wt%を超え0.040wt%未満、 を含有すると共に、 V:0.05〜0.40wt%、Nb:0.02〜0.20wt% の何れか1種または2種を含有し、更に、 Ti:0.010wt%未満、 B:0.0002〜0.0010wt%、 N:0.0040wt%未満、 を含有し、しかも前記N量とTi量が N<14/48×Ti+0.0024% の関係を満し、残部が鉄および不可避的不純物か
らなる鋼を、1200℃以上の温度に加熱後、1050℃
以上の温度で30%以上の累積圧下を行う圧延を行
い、直接焼入れし、最終的に焼戻すことを特徴と
する高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法であ
る。 作 用 C:0.03〜0.12wt%の低ベース鋼に0.05〜0.4wt
%Vおよび0.02〜0.20wt%Nbの何れか1種また
は2種を添加し、同時に焼入性を確保するために
0.10〜0.50%NiおよびTi、Nを N<0.29wt%Ti―0.0024wt% Ti<0.010wt% N<0.0040wt% の各条件を満足するように含有せしめ、Bを
0.0002〜0.0010wt%の範囲で含有させた鋼を用い
ることにより遊離NをTiによつて固定し、又粗
大TiNの生成を回避してBの焼入性に対する効
果を充分に発揮する。直接焼入に際して1200℃以
上に加熱することでV、Nb等の溶体化を十分に
図り、又1050℃以上の累積圧下を30%以上として
圧延することによりγ粒を細粒化し、この状態で
直接焼入することによつて靭性を害することなし
に大幅な強度上昇を図らしめる。 実施例 上記したような本発明によるものについて更に
説明すると、本発明者等はCr―Mo鋼の高強度化
ならびに耐水素侵食性(HA:Hydrogen
Attack)、耐Overlay Disbonding性および溶接
性の如きの全般についての改善を目的として低C
(≦0.12%)ベースのCr―Mo鋼に直接焼入
(Direct Quench:以下DQという)を適用し、
DQ材の強度、靭性に及ぼす合金元素の影響を調
査検査した結果、特定組成を有するCr―Mo鋼に
特定条件のDQを適用することにより靭性を害う
ことなしに大幅な強度上昇を図り得ることを確認
した。 即ち本発明はこのような新しい知見に基いて、
DQの適用により低C系の鋼においても優れた高
温強度性、高靭性および溶接性を共に具備した
Cr―Mo鋼の製造方法を提供するものであつて、
その特徴を説明すると以下の如くである。 低Cベースの鋼(C:0.03〜0.12wt%)に、wt
%(以下単に%という)で0.05〜0.4%Vおよび
0.02〜0.2%Nbの1種または2種を添加し、又焼
入性を確保するために0.10〜0.50%のNiおよび
Ti、NをN<0.29Ti+0.0024の条件を満足するよ
うに添加し、又Bを0.0002〜0.0010%の範囲で含
有したCr―Mo鋼をDQを適用して製造する。こ
のDQの条件としては、圧延加熱温度は1200℃以
上の高温としてV、Nb等の溶体化を充分に図り、
1050℃以上の温度で30%以上の累積圧下を行う圧
延をなし、γ粒を細粒にした後DQし、最終的に
焼戻すものである。 然してこのような本発明の重要な構成要素であ
るDQについて説明するならば、このDQプロセ
スの適用によつて大幅な強度上昇が図られる関係
は添付図面にその1例を示す如くである。即ち
0.06%C―0.5Ni―0.007%Ti―0.0008%B―0.003
%N系2 1/4Cr―1Mo鋼をベース成分とし、こ
れにVを添加し、DQプロセス(板厚130mm相当)
を適用すると約20Kg/mm2以上のTS上昇が得られ
る。つまり0.06%のような低Cレベルにおいても
従来鋼に比較して靭性を害することなく大幅な強
度上昇を図り得ることが理解される。 又Nb添加もVと略同様な効果を得しめ、DQに
より大幅な強度上昇を得しめる。しかしTiの添
加は同図に示すように強度上昇は図れても同時に
靭性を著しく害する。このことは遊離Nを固定す
る以上の過剰なTi添加は好ましくないことを示
す。 一方1250℃のような高温条件での再加熱焼入れ
(RHQ、130mm相当)の場合は、強度については
DQの場合と略同等のレベルが得られるが、靭性
は著しく劣化する。これは前述のように高温再加
熱時にγ粒が粗大化するためであつて、PQプロ
セスの効果はこの粗大化したγ粒を1050℃以上の
温度域で30%以上の累積圧下を行うことにより細
粒化してから直接焼入れし、靭性への悪影響を取
除くことにある。即ち圧力容器用鋼におけるDQ
プロセスの要点は圧延のための加熱温度を1200℃
以上として通常の焼準や熱間加工温度(=950℃)
では固溶し難いV、Nb等の元素の溶体化を充分
に図り、その後1050℃以上の温度で30%以上の累
積圧下をなし、十分に細粒化したオーステナイト
を直接焼入することにより、焼入―焼戻後の強
度、靭性を何れも改善することである。斯様な
DQプロセスの適用によりこの種の圧力容器用Cr
―Mo鋼の強度、靭性を低下させずに、しかも成
分的に低C化が可能となる。又この製造法により
製造したCr―Mo鋼は、耐HA性、耐OLDB性お
よび溶接性などについても優れたものとすること
が期待される。 次に本発明るよるものの構成上、重要な要件を
なす鋼の成分組成設定理由について説明すると、
以下の如くである。 Cは、耐HA性、耐OLDB性および溶接性の観
点から0.12%以下の低C系が好ましいが、一方焼
入性確保、高温強度の観点からは0.03%以上が必
要であつて、0.03〜0.12%とした。 Niは、低Cベースであることから焼入性を確
保するため0.1%を越えることが必要であるが、
又0.53%越えの含有は焼戻し脆化感受性を高める
ことから好ましくないので0.1%を超え0.53%以
下とする。 Siは、強度確保および耐酸化性の事由から0.10
%程度は必要であるが、同時に0.8%以上となる
と靭性低下、焼戻し脆性感受性やHA感受性の増
大を来すので0.10%を超え、0.80%未満とする。 Mnは、強度、靭性を向上させるために有効で
あるが、焼戻し脆化感受性を高めることから0.45
<Mn<1.00%の範囲とする。 Crは、圧力容器用鋼にとつて重要な性能であ
る高温強度、耐水素アタツク性、耐酸化性に対し
て有効であつて0.80%以上含有させることが必要
であるが、一方コストおよび溶接性の観点より
3.50%を上限とした。 Moは、安定的に炭化物を生成するためにCr同
様に、高温強度、クリープ強度、耐水素アタツク
性に有効であるが、過剰な添加は溶接性を害し、
経済性を損うため0.10<Mo<1.60%の範囲とし
た。 又V、Nbは、それぞれ焼戻しにより安定な炭
化物を形成し、高温強度、クリープ強度や耐水素
アタツク特性を改善するもので、このためには
V:0.05%以上、Nb:0.02%以上は必要である。
然しこれらのものが多過ぎると靭性および溶接性
を害するので、上限についてはVが0.40%、Nb
については0.20%とすることが必要である。 sol.Alは、結晶粒の微細化および固溶Nの固定
によりBの焼入性効果を高める働きがあるが、過
剰な添加はクリープ強度および耐水素侵食性を劣
化させるために0.010<sol.Al<0.040%とした。 不純物元素であるP、Sについては、靭性の確
保という観点からP0.015%、S0.007%にコ
ントロールすることが望ましい。 上のような成分組成のものにおいて、本発明に
おける鋼の特徴であるTi、B、Nに関して説明
すると、以下の如くである。 即ち先ず、Tiの添加は、本発明においてはB
の焼入性効果を有効に活用するために遊離Nを固
定する目的で添加するものであるが、過剰のTi
添加は後述するように靭性を著しく劣化させるこ
ととなるので好ましくないので0.010%未満とす
る。Cr―Mo鋼において溶接性や強度、靭性の改
善対策としてTi、Bを添加すること自体は従来
から採られているところであるが、本発明におけ
る如き圧力容器用鋼板に使用される例えば30トン
以上の大型大単重鋼塊の場合には凝固時の冷却速
度が遅くなり鋼塊中心部に粗大なTiNを生成し
靭性に悪影響を与える。本発明者等はこのような
Cr―Mo鋼においてTi量とN量のバランスおよび
強度、靭性の関係について仔細な検討をなし、上
記のような粗大TiNの生成を抑制し、強度と靭
性がともに優れたTi量とN量のバランスが存在
することを確認しており、このような技術的背景
に基いて前記のような範囲のTi添加をなすもの
である。 Bは、固溶Nが上記したようなTi等によつて
充分に固定されている場合においては0.0002%以
上の添加で焼入性向上効果が適切に認められ、一
方0.0010%を超えて添加することは逆に焼入性を
低下させると共に熱間加工性をも低下させること
が多くの実地検討で確認され、従つて0.0002〜
0.0010%の範囲とすることが必要である。 Nについては、上記したBの焼入性はN量によ
つてかなり急激に変化することが確認され、少く
ともN量が0.0024%未満のときには強度、靭性が
大幅に向上されてBの焼入性が充分に発揮されて
いることが解明されている。即ちこの場合の焼準
温度においては次式、 B〔固溶〕+N〔固溶〕BN〔析出物〕 の平衡関係が考えられ、total N量が前記0.0024
%未満においてはBN〔析出物〕が殆んど存在せ
ず、鋼中Bおよび鋼中Nの殆んどはB〔固溶〕、N
〔固溶〕として存在し、その結果として前記のよ
うに焼入性が大きくなつているものと認められ
る。然して強力なN固定元素であるTiが存在す
る場合は焼準温度で鋼中Nの一部、つまりTi含
有量に対してTiNの化学量論的結合ライン以下
のNはTiNとして結合し固定されている。従つ
てBに充分な焼入性を発揮させるためにはTiに
よつて固定されないN量、即ち〔Total N−14/48 ×Ti量〕を前記0.0024%未満とすればよい。即ち
N<0.0040%で、Ti<0.010%の範囲内において
は鋼中Nと鋼中Tiの関係が、 N<14/48×Ti(%)+0.0024 の関係を満足する範囲内では高強度且つ高靭性が
得られるが、N>14/48×Ti(%)+0.0024となると Bの焼入性が発揮されず、低強度、低靭性材しか
得られない。然してN0.0040%のような高N量
領域で、上記の条件を満足するようにTiを添加
すると、例えば単重30トン以上の大型鋼塊では鋼
塊中心部の凝固速度が遅くなつて1μm以上の粗大
TiNが多数発生し、靭性を著しく劣化させるの
でTi、N量の範囲としては、 Ti<0.010%で、且つN<0.0040% であることが強度と靭性を共に確保する上におい
て非常に重要である。 上記したような成分組成の鋼にたいする直接焼
入(DQ)に関する条件限定理由については以下
の如くである。 先ず鋼片加熱温度は、1200℃以上であつて、
1200℃未満ではV、Nbの固溶が充分におこらず、
従つて上述したような本発明の低C量のもとで高
強度を得ることができない。 又本発明では1050℃以上における累積圧下率を
30%以上とするもので、1050℃以上の温度域で圧
下することにより再結晶は起るが、累積圧下率が
30%未満では再結晶オーステナイトが十分に微細
化せず、DQを行つても十分な靭性が得られな
い。 なお本発明においては必ずしも圧延を1050℃以
上で終了することを要しない。即ち既に説明した
ように1050℃以上の温度域で十分な累積圧下を行
い、微細な再結晶オーステナイトとしておけば、
それ以下の温度で圧下を行つても本発明の効果を
何等妨げるものではない。但しAr3点以下の温度
まで圧下を加えることは、直接焼入―焼戻後の靭
性を劣化させるので仕上温度はAr3以上とする必
要がある。焼戻しについて言うならば、焼入れ処
理された材料は通常焼戻される。本発明でも最終
処理とて焼戻しを行うことは従来のものと変りは
ない。本発明における焼戻温度は通常のCr―Mo
鋼における焼戻しのそれと特に差はなく、675℃
〜Ac1の温度域で行う。 本発明方法によるものの具体的な製造例につい
て比較例と共に説明すると以下の如くである。 先ず本発明者等の用いた本発明で規定する範囲
内の鋼および範囲外の従来の鋼についてその化学
成分を併せて示すと次の第1表の如くであり、A
〜Eは本発明規定範囲内の鋼で、F〜Hは範囲外
の従来鋼である。
【表】
【表】
上記したような各鋼に対する熱延条件を要約し
て示すと次の第2表の如くであつて、鋼A〜Eに
対しては本発明に従つたDQがなされている。
て示すと次の第2表の如くであつて、鋼A〜Eに
対しては本発明に従つたDQがなされている。
【表】
【表】
然して得られた各鋼についての機械的特性を測
定した結果について要約して示すと次の第3表の
如くである。
定した結果について要約して示すと次の第3表の
如くである。
【表】
即ち本発明によるものは1 1/4Cr―1/2Mo〜
3Cr―1Moの何れの成分系においても従来鋼F〜
Hに比較して常温および高温強度、クリープ強度
および靭性の何れにおいても優れた値を示してい
る。また耐HA性、耐OLDB性および溶接性の如
きに関しても本発明によるものが従来鋼に比し好
ましい改善の得られていることが確認された。 「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは低C系
鋼において好ましい高強度性、高靭性を得しめ、
即ち近時における製造技術の進歩に適合して強
度、靭性、耐HA性、耐OLDB性、溶接性の如き
何れにおいても優れた特性を示す圧力容器用Cr
―Mo鋼を的確に得しめるものであるから工業的
にその効果の大きい発明である。
3Cr―1Moの何れの成分系においても従来鋼F〜
Hに比較して常温および高温強度、クリープ強度
および靭性の何れにおいても優れた値を示してい
る。また耐HA性、耐OLDB性および溶接性の如
きに関しても本発明によるものが従来鋼に比し好
ましい改善の得られていることが確認された。 「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは低C系
鋼において好ましい高強度性、高靭性を得しめ、
即ち近時における製造技術の進歩に適合して強
度、靭性、耐HA性、耐OLDB性、溶接性の如き
何れにおいても優れた特性を示す圧力容器用Cr
―Mo鋼を的確に得しめるものであるから工業的
にその効果の大きい発明である。
図面は本発明の技術的内容を示すものであつ
て、0.06%C、0.5%Ni―0.007%Ti―0.0008%B
―0.003%N系、2 1/4Cr−1Mo鋼をベース成分
とし、これにV、Nb、Tiを添加し直接焼入した
ものと比較例についての強度特性を示した図表で
ある。
て、0.06%C、0.5%Ni―0.007%Ti―0.0008%B
―0.003%N系、2 1/4Cr−1Mo鋼をベース成分
とし、これにV、Nb、Tiを添加し直接焼入した
ものと比較例についての強度特性を示した図表で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.03〜0.12wt%、 Si:0.10wt%を超え0.80wt%未満、 Mn:0.45wt%を超え1.00wt%未満、 Cr:0.80wt%を超え3.50wt%未満、 Mo:0.10wt%を超え1.60wt%未満、 Ni:0.10wt%を超え0.53wt%以下、 sol.Al:0.010wt%を超え0.040wt%未満 を含有すると共に、 V:0.05〜0.40wt%、 Nb:0.02〜0.20wt% の何れか1種または2種を含有し、更に、 Ti:0.010wt%未満、 B:0.0002〜0.0010wt%、 N:0.0040wt%未満 を含有し、しかも前記N量とTi量が N<14/48×Ti+0.0024% の関係を満し、残部が鉄および不可避的不純物か
らなる鋼を、1200℃以上の温度に加熱後、1050℃
以上の温度で30%以上の累積圧下を行う圧延を行
い、直接焼入れし、最終的に焼戻すことを特徴と
する高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59165580A JPS6144121A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法 |
| CA000488247A CA1260367A (en) | 1984-08-09 | 1985-08-07 | Method of manufacturing pressure vessel steel with high strength and toughness |
| DE19853528537 DE3528537A1 (de) | 1984-08-09 | 1985-08-08 | Verfahren zur herstellung von stahl hoher festigkeit und zaehigkeit fuer druckbehaelter |
| FR8512174A FR2568894B1 (fr) | 1984-08-09 | 1985-08-08 | Procede de fabrication d'acier de resistance et de tenacite elevees pour recipients tenant la pression |
| GB08520050A GB2162857B (en) | 1984-08-09 | 1985-08-09 | Method of manufacturing pressure vessel steel with high strength and toughness |
| US07/056,264 US4755234A (en) | 1984-08-09 | 1987-05-26 | Method of manufacturing pressure vessel steel with high strength and toughness |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59165580A JPS6144121A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6144121A JPS6144121A (ja) | 1986-03-03 |
| JPH0129853B2 true JPH0129853B2 (ja) | 1989-06-14 |
Family
ID=15815052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59165580A Granted JPS6144121A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4755234A (ja) |
| JP (1) | JPS6144121A (ja) |
| CA (1) | CA1260367A (ja) |
| DE (1) | DE3528537A1 (ja) |
| FR (1) | FR2568894B1 (ja) |
| GB (1) | GB2162857B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JPH062904B2 (ja) * | 1984-12-04 | 1994-01-12 | 新日本製鐵株式会社 | 高強度低合金鋼極厚鋼材の製造方法 |
| JPS62235420A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-15 | Japan Casting & Forging Corp | 圧力容器用鍛鋼の製造法 |
| JPH0743903B2 (ja) * | 1987-07-13 | 1995-05-15 | 住友金属工業株式会社 | 磁気ディスク用メタルハブ |
| JPH0635618B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1994-05-11 | 新日本製鐵株式会社 | 溶接後熱処理が不要な圧力容器用鋼の製造方法 |
| US5302214A (en) * | 1990-03-24 | 1994-04-12 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Heat resisting ferritic stainless steel excellent in low temperature toughness, weldability and heat resistance |
| RU2001965C1 (ru) * | 1992-02-14 | 1993-10-30 | Научно-производственное объединение "Салма" | Хладостойка лита сталь |
| US5409554A (en) * | 1993-09-15 | 1995-04-25 | The Timken Company | Prevention of particle embrittlement in grain-refined, high-strength steels |
| US6012598A (en) * | 1997-06-09 | 2000-01-11 | The Columbiana Boiler Company | Freight container |
| US6075056A (en) * | 1997-10-03 | 2000-06-13 | Penederm, Inc. | Antifungal/steroid topical compositions |
| RU2124571C1 (ru) * | 1998-06-09 | 1999-01-10 | Открытое акционерное общество "НОСТА" (ОХМК) | Способ производства катаных заготовок из легированных шихтовых материалов |
| RU2124570C1 (ru) * | 1998-06-09 | 1999-01-10 | Открытое акционерное общество "НОСТА" (ОХМК) | Способ производства проката из легированных шихтовых материалов |
| RU2191846C1 (ru) * | 2001-02-06 | 2002-10-27 | Ерманок Ефим Зеликович | Среднелегированная строительная сталь |
| RU2217520C2 (ru) * | 2002-02-08 | 2003-11-27 | Открытое акционерное общество специального машиностроения и металлургии "Мотовилихинские заводы" | Сталь |
| RU2237105C1 (ru) * | 2003-04-14 | 2004-09-27 | Общество с ограниченной ответственностью "НОРМА-ИМПОРТ ИНСО" | Конструкционная сталь повышенной прокаливаемости |
| RU2237104C1 (ru) * | 2003-04-14 | 2004-09-27 | Общество с ограниченной ответственностью "НОРМА-ИМПОРТ ИНСО" | Сталь конструкционная повышенной прокаливаемости |
| RU2237103C1 (ru) * | 2003-04-14 | 2004-09-27 | Общество с ограниченной ответственностью "НОРМА-ИМПОРТ ИНСО" | Высокопрочная конструкционная сталь повышенной прокаливаемости |
| CN102392195A (zh) * | 2011-12-15 | 2012-03-28 | 钢铁研究总院 | 一种高强度高韧性核电压力容器锻件钢及其制造方法 |
| CN104328339A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-02-04 | 钢铁研究总院 | 一种钒氮复合微合金化高强度压力容器钢板及制备方法 |
| CN106282528A (zh) * | 2015-05-27 | 2017-01-04 | 鞍钢股份有限公司 | 一种SA516Gr70钢板的生产方法 |
| CN117754234A (zh) * | 2023-11-27 | 2024-03-26 | 鹰潭市远大气体有限公司 | 一种钢制大容积高纯工业气体瓶式容器的成型方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52152814A (en) * | 1976-06-14 | 1977-12-19 | Nippon Steel Corp | Thermo-mechanical treatment of seamless steel pipe |
| JPS5810444B2 (ja) * | 1979-03-28 | 1983-02-25 | 住友金属工業株式会社 | 耐水素誘起割れ性のすぐれた鋼板の製造法 |
| JPS5814849B2 (ja) * | 1979-07-31 | 1983-03-22 | 新日本製鐵株式会社 | 高ヤング率鋼材の製造法 |
| JPS5672156A (en) * | 1979-11-15 | 1981-06-16 | Japan Steel Works Ltd:The | Low-alloy heat-resistant steel for high temperature use |
| DE3121433A1 (de) * | 1980-05-30 | 1982-04-01 | Asahi Kasei Kogyo K.K., Osaka | "thermophotographisches aufzeichnungsmaterial" |
| JPS5741323A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-08 | Kawasaki Steel Corp | Manufacture of refined thick steel products with superior characteristic stopping brittle rupture propagation |
| US4375377A (en) * | 1981-02-25 | 1983-03-01 | Sumitomo Metal Industries, Limited | Steels which are useful in fabricating pressure vessels |
| JPS581012A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-06 | Nippon Steel Corp | 均質な鋼の製造方法 |
| US4394184A (en) * | 1982-03-26 | 1983-07-19 | Pennwalt Corporation | Determination of grain refiners in phosphate conversion coating baths |
| JPS5983719A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-15 | Nippon Steel Corp | 非調質高強度鋼の製造法 |
| JPS59100214A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-09 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 厚肉高張力鋼の製造方法 |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP59165580A patent/JPS6144121A/ja active Granted
-
1985
- 1985-08-07 CA CA000488247A patent/CA1260367A/en not_active Expired
- 1985-08-08 DE DE19853528537 patent/DE3528537A1/de active Granted
- 1985-08-08 FR FR8512174A patent/FR2568894B1/fr not_active Expired
- 1985-08-09 GB GB08520050A patent/GB2162857B/en not_active Expired
-
1987
- 1987-05-26 US US07/056,264 patent/US4755234A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB8520050D0 (en) | 1985-09-18 |
| GB2162857A (en) | 1986-02-12 |
| FR2568894B1 (fr) | 1987-04-30 |
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| DE3528537A1 (de) | 1986-02-20 |
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| CA1260367A (en) | 1989-09-26 |
| GB2162857B (en) | 1988-09-28 |
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| JPS6144121A (ja) | 1986-03-03 |
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