JPH0130242Y2 - - Google Patents

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JPH0130242Y2
JPH0130242Y2 JP1981163368U JP16336881U JPH0130242Y2 JP H0130242 Y2 JPH0130242 Y2 JP H0130242Y2 JP 1981163368 U JP1981163368 U JP 1981163368U JP 16336881 U JP16336881 U JP 16336881U JP H0130242 Y2 JPH0130242 Y2 JP H0130242Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はワイヤなどの可撓部材を用いた自動車
の懸架装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、構成が比較的簡単でかつ軽量な自動車用
懸架装置として、ワイヤなどの可撓部材を用いた
ものが特開昭51−31414号公報に開示されている。
この従来技術は、第4図に示すように、シヤー
シに共通の軸によりプーリ62とアーム63を支
持し、アーム63の先端にアクスル65およびプ
ーリ64を支持して、プーリ62の下側とプーリ
64の上側とにジグザグに掛け渡した可撓部材6
6の両端部をばね61を介してシヤーシに結合し
たものである。
そして、例えば前記アクスルに支持された車輪
が同時に路面の段差に乗上げた場合のように可撓
部材66が引張されるときは、ばね61を伸長し
て可撓部材66に所定以上の力がかゝることを防
止している。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記ばね61のみでは前記アクスルの
動きに伴う可撓部材の運動が大きくなり、また振
動が減衰しないため、可撓部材がプーリから外れ
たり積載物の破損を起こすおそれがある。
また、ばね支持部60,60aの耐久性にも問
題を生ずる。特に一方のばね支持部60aはアク
スル65の上下移動に伴つて張り角αが変化する
ので、特別な取付構造が要求される。この場合、
ばね61は折損に対して安全な圧縮ばねとするこ
とが好ましいが、張り角αの変化に対応できかつ
シヨツクアクソーバを併設するとなれば、ばね支
持部60aの構成は一層複雑なものとなる。
本考案の目的は、可撓部材に作用する衝撃を効
果的に吸収して、可撓部材の急激かつ過大な運動
を抑えることができ、且つ前記ばねの動きも円滑
で構成が簡単な自動車の懸架装置を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の構成は、ア
クスルに支持された複数の第1のプーリ上側とそ
れらのプーリ間及びそれらの最前後部に配設した
第2のプーリ下側に掛ける可撓部材端部に結合し
たロツドを、可撓部材の張り角に合わせて前記シ
ヤシに固定した円筒体をもつ支持部材に摺動可能
に挿通支持し、且つ前記ロツド先端に前記円筒体
と対応する円筒体をもつ固定部材を固定し、前記
円筒体間にコイルばねを介装するとともに、前記
固定部材と支持部材間に前記ばねと並行に直動型
シヨツクアブソーバを連結したものである。
[作用] 可撓部材14に例えば前記の如き衝撃力が加わ
つたときは、可撓部材14の端部にとりつけた固
定部材30を介し前記円筒体36,37間でコイ
ルばね35と直動型シヨツクアブソーバ44を圧
縮して前記衝撃力が効果的に吸収され、可撓部材
14の緊張力がほぼ一定に保たれる。
また、この場合シヤシ側の第2のプーリ15は
アクスル相互の間および最前・後部に配置される
ので、可撓部材14の両端部の張り角は常に一定
に保たれ、したがつて、コイルばね35およびシ
ヨツクアブソーバ44には可撓部材14の軸線方
向と平行な力だけが作用し、動作が安定しシヤシ
に対する取付構成も簡単になる。
[考案の実施例] 本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、
第1図に示すように、2はシヤシで、フレーム4
を横部材5によつて梯子状に連結してなるもので
ある。
12は懸架装置で、アクスル10,11の直上
にはそれぞれフレーム4の外側で後輪7,8より
も内側に配設された複数個の第1のプーリ16を
取付け、また該第1のプーリ16と同一平面内で
フレーム4の外側において第1のプーリ16の間
及びそれらの最前後部に配設された複数個の第2
のプーリ15を設け、上記第1のプーリ16の上
側を通り、かつ上記第2のプーリ15の下側を通
つてジグザグにワイヤまたはチエーン等の可撓部
材14を掛け渡し、更に両端をダンパ装置13を
もつてフレーム4に支持したものである。
上記第1のプーリ16は第2図に示すように、
アクスル10,11の直上にそれぞれ固定したブ
ラケツト17に、前記アクスルと平行な軸26を
もつて回転可能に支持し、第2のプーリ15はフ
レーム4側面に固定したブラケツト18,19
に、軸25をもつて回転可能に支持されている。
そして、各アクスル10,11は両者の間に配
設されたブラケツト18の連結部材20と、これ
より前後方向に延びるトルクロツド29をもつて
それぞれ連結され、各アクスル10,11の駆動
力をトルクロツド29を介してシヤシ2に伝達す
るようになつている。
本考案では更に、第3図に示すように、可撓部
材14の両端にロツド34を結合し、これをフレ
ーム4の側壁に固定した円筒体36をもつた支持
部材31に挿通支持し、上記円筒体36と、ロツ
ド34の端部に結合した円筒体37をもつ固定部
材30との間に、コイルばね35を介装し、さら
に前記固定部材30と支持部材31間に直動型シ
ヨツクアブソーバ44を連結したものである。
前記支持部材31はほぼ箱形をなすものであ
り、フレーム4の側壁面にボルトなどの適当な固
定手段により、可撓部材14の張り角に合せて傾
斜して固定される。支持部材31の端部には前記
ロツド34を挿通する穴51を有するばね座32
が結合され、これに後記コイルばね35を案内す
る円筒体36が結合されている。一方、ロツド3
4の先端にはねじ軸34aが形成され、これにナ
ツト39,38が螺合され、ナツト38にはその
内側に穴52をあけ、円筒体37が結合されたば
ね座33を含む固定部材30が係合されている。
37はコイルばねで、前記円筒体36と37間に
ロツド34を囲むように配設されている。尚、4
0はボルトである。
50は腕で、固定部材30とともにロツド34
にナツト39,38をもつて固定され、かつロツ
ド34の側方へ突出されている。また、支持部材
31の側壁には側方へ突出するロツド41が結合
され、このロツド41と前記腕50との間に、コ
イル35と並列に直動型シヨツクアブソーバ44
が連結されている。
上記シヨツクアブソーバ44は広く使用されて
いる直動型のもので、3本の同心管とピストン、
弁、ガスケツトなどより成り、最外側の防塵筒で
覆われた内部の2本の管の下端を逃し弁で通じさ
せ、上端を密封したもので、2本の管の空隙を油
溜として最内側の筒内にピストンを置き、これを
最外側の筒と連絡することにより上下の管が圧
縮、伸張して前記油が逃し弁を介して移動する際
エネルギ損失を生じ、これによつて前記ばね及可
撓部材の運動を減衰することができる。すなわ
ち、シヨツクアブソーバ44の外端部に設けた取
付部材42がロツド41に外挿され、かつナツト
43を締付けて支持する一方、他端部から延びる
ロツド49に、一対の座板45の間に弾性部材4
6を介装してなる弾性支持部材が外挿され、かつ
一方の座板45をシヨツクアブソーバ44の端壁
に、他方の座板45を前記ロツド49に螺合した
ダブルナツト48にそれぞれ衝合して支持され
る。そして、弾性部材46の外周を取巻く係合部
材47を前述した腕50に結合する。
次に、本考案装置の作動について説明すると、
第2図に示すように、可撓部材14がフレーム4
に固定したブラケツト18,19の第2のプーリ
15の下側と、アクスル10,11に固定したブ
ラケツト17の第1のプーリ16の上側とに交互
に掛け渡され、かつ両端をフレーム4にダンパ装
置13をもつて支持されているので、車体の荷重
はプーリ15を介して可撓部材14を押し下げる
ように作用し、さらに第1のプーリ16を介して
ブラケツト17を押し下げるように作用し、アク
スル10,11で支持される。
後輪7,8の一方が、例えば後輪7が路面の段
差に乗り上げると、アクスル10とともにブラケ
ツト17および第1のプーリ16がフレーム4に
対して押し上げられ、これにより可撓部材14の
張り角θが変化して、前記プーリ16とともにブ
ラケツト17およびアクスル11が押し下げられ
る。このようにして、後輪7,8がともに接地状
態に維持され、車体の荷重が後輪7,8へ均等に
加えられる。
後輪7,8が路面の段差に急激に乗り上げた場
合は、可撓部材14の端部に衝撃荷重が掛かるが
可撓部材14端部に結合したロツド34がコイル
ばね35の力に抗して斜め下方へ移動して、一時
的に可撓部材14を伸張させるとともに、シヨツ
クアブソーバ44が衝撃を吸収する。
悪路を走行するような場合に、車輪が大きくバ
ウンドすると、可撓部材14に連結されたロツド
34が急激に突き上げられ、これによりロツド3
4に結合された固定部材30のばね座33がコイ
ルばね35の上端部から離れ、コイルばね35が
ホツピングを起こすことがある。
しかし、本考案ではロツド34のばね座33側
に固定した腕50と支持部材31側に支持したロ
ツド41との間にシヨツクアブソーバ44が連結
されているので、上述のようにロツド34が突き
上げられるとき、シヨツクアブソーバ44のダン
ピング作用によつてロツド34の急激かつ過大な
運動が抑えられ、ばね35のホツピングを防止す
ることができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、アクスルに支持された
複数の第1のプーリの上側とそれらのプーリ間及
びそれらの最前後部に配設した第2のプーリ下側
に掛ける可撓部材端部に結合したロツドを可撓部
材の張り角に合わせて前記シヤシに固定した円筒
体をもつ支持部材に摺動可能に挿通支持し、且つ
前記ロツド先端に前記円筒体と対応する円筒体を
もつ固定部材を固定し、前記円筒体間にコイルば
ねを介装するとともに、前記固定部材と支持部材
間に前記ばねと平行に直動型シヨツクアブソーバ
を連結してなるので、可撓部材に衝撃的な力が加
わつたときもコイルばねとシヨツクアブソーバが
並設されているので上記衝撃力が効果的に吸収さ
れ、可撓部材の緊張力をほゞ一定に保つことがで
き、可撓部材がプーリから外れることも防止でき
る。
また、本案ではアクスル側の第1のプーリの間
及びアクスルの最前方側と最後方側とにシヤシ側
の第2のプーリを配置したことにより、可撓部材
の両端部の張り角ないし傾斜角を一定に保つこと
ができる。したがつて、可撓部材の両端部のロツ
ドは前記張り角に合せて配設した固定部材によつ
て軸方向に摺動可能に支持するだけでよく、その
構成および取付けが簡単で作動が円滑となる。ま
た、コイルばねは円筒体間に配設したのでコイル
ばねの伸縮又は移動が円滑に行われる効果もあ
る。更にコイルばねおよびシヨツクアブソーバは
前記支持部材と固定部材の間に併設することがで
きるので、全体としてコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両の懸架装置を備えた
シヤシの平面図、第2図は同装置の側面図、第3
図は可撓部材の端部をフレームに支持するダンパ
装置の側面断面図、第4図は従来の車両の懸架装
置の側面略示図である。 2:シヤシ、3:前輪、4:フレーム、5:横
部材、7,8:後輪、10,11:アクスル、1
2:懸架装置、13:ダンパ装置、14:可撓部
材、15:第2のプーリ、16:第1のプーリ、
17〜19:ブラケツト、25,26:軸、2
9:トルクロツド、30:固定部材、31:支持
部材、32,33:ばね座、34:ロツド、3
5:コイルばね、38,39:ナツト、41:ロ
ツド、44:直動型シヨツクアブソーバ、50:
腕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクスルに支持された複数の第1のプーリ上側
    とそれらのプーリ間及びそれらの最前後部に配設
    した第2のプーリ下側に掛ける可撓部材端部に結
    合したロツドを、可撓部材の張り角に合わせて前
    記シヤシに固定した円筒体をもつ支持部材に摺動
    可能に挿通支持し、且つ前記ロツド先端に前記円
    筒体と対応する円筒体をもつ固定部材を固定し、
    前記円筒体間にコイルばねを介装するとともに、
    前記固定部材と支持部材間に前記ばねと並行に直
    動型シヨツクアブソーバを連結してなる自動車の
    懸架装置。
JP16336881U 1981-10-31 1981-10-31 車両の懸架装置 Granted JPS5868411U (ja)

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JP16336881U JPS5868411U (ja) 1981-10-31 1981-10-31 車両の懸架装置

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JPS5868411U JPS5868411U (ja) 1983-05-10
JPH0130242Y2 true JPH0130242Y2 (ja) 1989-09-14

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AU475680B2 (en) * 1974-07-10 1976-01-15 Boomerang Engineering Pty. Ltd. Improved suspension for vehicles

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JPS5868411U (ja) 1983-05-10

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