JPH0130243B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130243B2 JPH0130243B2 JP55162881A JP16288180A JPH0130243B2 JP H0130243 B2 JPH0130243 B2 JP H0130243B2 JP 55162881 A JP55162881 A JP 55162881A JP 16288180 A JP16288180 A JP 16288180A JP H0130243 B2 JPH0130243 B2 JP H0130243B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stranded wire
- wire layer
- layer
- corona discharge
- semiconductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、超高圧送電におけるコロナ放電を
抑制させるようにした鋼心アルミ撚線に関するも
のである。
抑制させるようにした鋼心アルミ撚線に関するも
のである。
「従来技術とその課題」
超高圧送電線においては、コロナ放電による可
聴雑音(オーデイブルノイズ)、電力損失などを
軽減させることが要求されており、送電線が居住
地の近くに設けられる場合、可聴雑音が公害化す
る可能性がある。
聴雑音(オーデイブルノイズ)、電力損失などを
軽減させることが要求されており、送電線が居住
地の近くに設けられる場合、可聴雑音が公害化す
る可能性がある。
雨天時などにおいて、送電線の表面に雨滴が付
着した状態であると、電気良導体である雨滴付近
の電位傾度が高くなり、コロナ放電が発生し易く
なる。
着した状態であると、電気良導体である雨滴付近
の電位傾度が高くなり、コロナ放電が発生し易く
なる。
従来、高圧送電線からのコロナ放電を抑制する
方法として、鋼心アルミ撚線(以下ACSRと略
す)の表面に帯状体をらせん状に巻きつけ、送電
線の下側に位置している帯状体の一部に雨滴を集
中させて、電位傾度が高くなる箇所の数を減少さ
せる技術が考えられているが、ACSRの表面とと
もに帯状体の表面が化学的汚染などによつて変化
して、雨滴を下側に集中させる効果が徐々に低下
する可能性があり、また、乾燥状態においても
ACSRから突出している帯状体が電位傾度を高め
てコロナ放電を発生させる要因となるなどの課題
があつた。また、他の方法として、ACSRの素線
表面を強制腐食、たとえば酸化させるなどして水
との親和性を高め、雨滴が粒状となる現象を少な
くする技術も考えられている。しかしながら、こ
の技術においても表面の化学的汚染などによつて
効果が低下するとともに、降水量が多い場合には
効果が薄れるという欠点があつた。
方法として、鋼心アルミ撚線(以下ACSRと略
す)の表面に帯状体をらせん状に巻きつけ、送電
線の下側に位置している帯状体の一部に雨滴を集
中させて、電位傾度が高くなる箇所の数を減少さ
せる技術が考えられているが、ACSRの表面とと
もに帯状体の表面が化学的汚染などによつて変化
して、雨滴を下側に集中させる効果が徐々に低下
する可能性があり、また、乾燥状態においても
ACSRから突出している帯状体が電位傾度を高め
てコロナ放電を発生させる要因となるなどの課題
があつた。また、他の方法として、ACSRの素線
表面を強制腐食、たとえば酸化させるなどして水
との親和性を高め、雨滴が粒状となる現象を少な
くする技術も考えられている。しかしながら、こ
の技術においても表面の化学的汚染などによつて
効果が低下するとともに、降水量が多い場合には
効果が薄れるという欠点があつた。
この発明は前記背景を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、鋼心上のアルミ撚
線層の外側に半導電層を設けてACSR表面の電位
傾度をなだらかにし、コロナ放電エネルギを半導
電層で吸収させて可聴雑音などを低減させ得る
ACSRを提供しようとするものである。
で、その目的とするところは、鋼心上のアルミ撚
線層の外側に半導電層を設けてACSR表面の電位
傾度をなだらかにし、コロナ放電エネルギを半導
電層で吸収させて可聴雑音などを低減させ得る
ACSRを提供しようとするものである。
「実施例」
以下、第1図に示すこの発明に係る鋼心アルミ
撚線の一実施例について説明する。
撚線の一実施例について説明する。
第1図に断面図で示すように、鋼心アルミ撚線
は、鋼心1の上で電流を通すアルミ撚線層2を設
け、このアルミ撚線層2の上に例えば炭素繊維入
合成樹脂などの半導電性素線を撚り合わせてなる
半導電性素線撚合わせ層3を、環状をなすととも
に半径方向に厚さを有するように設け、この半導
電性素線撚り合わせ層3の上に通電電流を通さな
い、つまり送電を目的としない例えばアルミから
なる金属撚線層4を、アルミ撚線層2に対して非
接触状態に設けたもので、半導電性素線撚り合わ
せ層3は、その半径方向の厚さ寸法が上記非接触
状態を確保するように設定される。
は、鋼心1の上で電流を通すアルミ撚線層2を設
け、このアルミ撚線層2の上に例えば炭素繊維入
合成樹脂などの半導電性素線を撚り合わせてなる
半導電性素線撚合わせ層3を、環状をなすととも
に半径方向に厚さを有するように設け、この半導
電性素線撚り合わせ層3の上に通電電流を通さな
い、つまり送電を目的としない例えばアルミから
なる金属撚線層4を、アルミ撚線層2に対して非
接触状態に設けたもので、半導電性素線撚り合わ
せ層3は、その半径方向の厚さ寸法が上記非接触
状態を確保するように設定される。
このような構成をしたACSRにおいて、アルミ
撚線層2により送電を行い、かつ、このときその
アルミ撚線層2と最外部の金属撚線層4とを短絡
などによつて同電位としない状態にしておいたと
すれば、最外部の金属撚線層4の電位は、アルミ
撚線層2と大地との電位差とインピーダンスの按
分比との積で表される。コロナ放電が発生してい
ない場合は、金属撚線層4およびアルミ撚線層2
間の静電容量と、半導電性素線撚合わせ層3部分
の抵抗値とが並列接続された部分の合成インピー
ダンスが、金属撚線層4および大地間の静電容量
によるインピーダンスに比較して非常に小さいか
ら、金属撚線層4の電位はアルミ撚線層2の電位
にほぼ等しくなる。
撚線層2により送電を行い、かつ、このときその
アルミ撚線層2と最外部の金属撚線層4とを短絡
などによつて同電位としない状態にしておいたと
すれば、最外部の金属撚線層4の電位は、アルミ
撚線層2と大地との電位差とインピーダンスの按
分比との積で表される。コロナ放電が発生してい
ない場合は、金属撚線層4およびアルミ撚線層2
間の静電容量と、半導電性素線撚合わせ層3部分
の抵抗値とが並列接続された部分の合成インピー
ダンスが、金属撚線層4および大地間の静電容量
によるインピーダンスに比較して非常に小さいか
ら、金属撚線層4の電位はアルミ撚線層2の電位
にほぼ等しくなる。
一方、金属撚線層4の表面に多数の雨滴が付着
して、雨滴付近の電位傾度が高まり、コロナ放電
が発生したとすれば、このコロナ放電エネルギは
半導電性素線撚合わせ層3の合成インピーダンス
を介して供給される。コロナ放電の発生箇所が多
数あつて、コロナ放電電流値が大きくなる場合で
あると、半導電性素線撚合わせ層3の抵抗値によ
るエネルギ消費がコロナ放電電流増加の2乗に比
例して急増し、コロナ放電エネルギの供給を断つ
方向に作用する。
して、雨滴付近の電位傾度が高まり、コロナ放電
が発生したとすれば、このコロナ放電エネルギは
半導電性素線撚合わせ層3の合成インピーダンス
を介して供給される。コロナ放電の発生箇所が多
数あつて、コロナ放電電流値が大きくなる場合で
あると、半導電性素線撚合わせ層3の抵抗値によ
るエネルギ消費がコロナ放電電流増加の2乗に比
例して急増し、コロナ放電エネルギの供給を断つ
方向に作用する。
この場合にあつて、雨水がACSRの金属撚線層
4の撚り目の間に侵入すると、雨滴量によつては
半導電性素線撚合わせ層3、さらにその内側のア
ルミ撚線層2にも取り込まれることになつて、金
属撚線層4の表面の雨滴数を減少させる。その一
方において、半導電性素線撚合わせ層3の部分に
コロナ放電電流が流れることによる抵抗発熱によ
つて、その付近の水分が蒸発化して撚り目を介し
て上方に放出される現象や、引力の作用で半導電
性素線撚合わせ層3の下側付近の撚り目に集まつ
た水分が、導電性を有する一種の抵抗体であるた
めに、その部分の低抗値を低下させてコロナ放電
電流が集中し、下側の発熱量が相対的に大きくな
つて除去される現象などを生じることが期待され
る。
4の撚り目の間に侵入すると、雨滴量によつては
半導電性素線撚合わせ層3、さらにその内側のア
ルミ撚線層2にも取り込まれることになつて、金
属撚線層4の表面の雨滴数を減少させる。その一
方において、半導電性素線撚合わせ層3の部分に
コロナ放電電流が流れることによる抵抗発熱によ
つて、その付近の水分が蒸発化して撚り目を介し
て上方に放出される現象や、引力の作用で半導電
性素線撚合わせ層3の下側付近の撚り目に集まつ
た水分が、導電性を有する一種の抵抗体であるた
めに、その部分の低抗値を低下させてコロナ放電
電流が集中し、下側の発熱量が相対的に大きくな
つて除去される現象などを生じることが期待され
る。
なお、半導電性素線撚合わせ層3の厚さ方向の
抵抗値を高くして、この部分の電圧降下が絶縁耐
力の範囲内となるようにすることはもちろんであ
る。また、この際に金属撚線層4の電位は、コロ
ナ放電電流分の力率がほぼ1と考えられることか
ら、アルミ撚線層2の電位から半導電性素線撚合
わせ層3の電圧降下分を差し引いた値の近似値と
なる。
抵抗値を高くして、この部分の電圧降下が絶縁耐
力の範囲内となるようにすることはもちろんであ
る。また、この際に金属撚線層4の電位は、コロ
ナ放電電流分の力率がほぼ1と考えられることか
ら、アルミ撚線層2の電位から半導電性素線撚合
わせ層3の電圧降下分を差し引いた値の近似値と
なる。
「発明の効果」
このように、この発明においては、鋼心上のア
ルミ撚線層の部分が送電を分担し、コロナ放電電
流が、アルミ撚線層からその外側の半導電性素線
撚合わせ層、さらに金属撚線層から空気中に流れ
る経路をたどるため、半導電性素線撚合わせ層の
部分が抵抗体であることに基づいて、コロナ放電
のエネルギをコロナ放電電流の2乗に比例して吸
収することによりオーデイブルノイズの低減を計
ることができ、雨水がACSRの内部に侵入した場
合でも、半導電性素線撚合わせ層の抵抗発熱によ
つて撚り目から蒸気が放出され、雨水の滴下量お
よび雨滴数を減少させることができる。
ルミ撚線層の部分が送電を分担し、コロナ放電電
流が、アルミ撚線層からその外側の半導電性素線
撚合わせ層、さらに金属撚線層から空気中に流れ
る経路をたどるため、半導電性素線撚合わせ層の
部分が抵抗体であることに基づいて、コロナ放電
のエネルギをコロナ放電電流の2乗に比例して吸
収することによりオーデイブルノイズの低減を計
ることができ、雨水がACSRの内部に侵入した場
合でも、半導電性素線撚合わせ層の抵抗発熱によ
つて撚り目から蒸気が放出され、雨水の滴下量お
よび雨滴数を減少させることができる。
また、上記半導電性素線撚合わせ層がACSRの
最外層の高ストレスに直接さらされることがな
く、つまり半導電性素線撚合わせ層がその外側の
金属撚線層によつて保護されるので、これが日照
等により劣化したり直接的外力による機械的損傷
を生じたりすることがない。
最外層の高ストレスに直接さらされることがな
く、つまり半導電性素線撚合わせ層がその外側の
金属撚線層によつて保護されるので、これが日照
等により劣化したり直接的外力による機械的損傷
を生じたりすることがない。
さらに、鋼心アルミ撚線全体が線材によつて構
成されるので、通常の撚線製造ラインを応用した
撚線技術により、容易に製造することが可能とな
る等の効果が得られる。
成されるので、通常の撚線製造ラインを応用した
撚線技術により、容易に製造することが可能とな
る等の効果が得られる。
第1図はこの発明に係る鋼心アルミ撚線一実施
例を示す一部を省略した概略断面図である。 1……鋼心、2……アルミ撚線層、3……半導
電性素線撚合わせ層、4……金属撚線層。
例を示す一部を省略した概略断面図である。 1……鋼心、2……アルミ撚線層、3……半導
電性素線撚合わせ層、4……金属撚線層。
Claims (1)
- 1 鋼心1の上のアルミ撚線層2の外側に環状を
なすとともに半径方向に厚さを有する半導電性素
線撚合わせ層3が設けられ、さらにその外側にア
ルミ撚線層2に対して非接触状態の金属撚線層4
が設けられていることを特徴とする鋼心アルミ撚
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16288180A JPS5787012A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Steel wire core aluminum twisted wire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16288180A JPS5787012A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Steel wire core aluminum twisted wire |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5787012A JPS5787012A (en) | 1982-05-31 |
| JPH0130243B2 true JPH0130243B2 (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=15763030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16288180A Granted JPS5787012A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Steel wire core aluminum twisted wire |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5787012A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852965Y2 (ja) * | 1978-10-24 | 1983-12-02 | 古河電気工業株式会社 | 架空電線 |
| JPS5736710A (ja) * | 1980-08-12 | 1982-02-27 | Hitachi Cable | Koronasoonboshigatakoshinarumyorisen |
-
1980
- 1980-11-19 JP JP16288180A patent/JPS5787012A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5787012A (en) | 1982-05-31 |
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