JPH01305876A - セメント系基材の塗装方法 - Google Patents

セメント系基材の塗装方法

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JPH01305876A
JPH01305876A JP13665788A JP13665788A JPH01305876A JP H01305876 A JPH01305876 A JP H01305876A JP 13665788 A JP13665788 A JP 13665788A JP 13665788 A JP13665788 A JP 13665788A JP H01305876 A JPH01305876 A JP H01305876A
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正隆 大岡
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Isao Kawai
功 河合
Hiroshi Ozawa
洋 小沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、セメント系基材の塗装方法に関するものであ
り、さらに詳しくは特定の着色塗料をベースコートとし
て塗装した後に、特定のフルオロオレフィン系共重合体
、硬化剤および紫外線吸収剤を必須成分として含んで成
るクリヤー塗料をトップコートとして塗布、硬化せしめ
ることにより極めて耐久性に優れた塗装物を形成する塗
装方法に関するものである。
(従来の技術とその問題点) コンクリート、石綿スレート、モルタル、ALC板、ケ
イ酸カルシウム系材料、石膏・スラグ系材料の如きセメ
ント系材料は建築、建材用途に広く使用されており、か
かる材料に美粧性を付与したり、耐久性を向上する目的
で溶液型のアクリル樹脂系着色塗料が塗装されて来た。
しかし、かかる塗料を塗装して得られる塗膜は耐候性が
不充分なために長期間の曝露により光沢が低下して美粧
性が損なわれ、また剥離してしまうためにセメント系基
材の劣化を十分に防止することができないという欠点が
あった。
この様な欠点を改良するために、仕上げ塗料として溶液
型のフルオロオレフィン系共重合体をベース樹脂とする
着色塗料を塗装する方法が提案されている(特公昭62
−16141号公報)。
しかし、この塗装方法においても長期の曝露により光沢
が低下したり変色が大きくなる欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、かかる欠点を改良するべく鋭意研究を重
ねた結果、セメント系基材に直接、あるいは予め有機系
塗膜が形成されたセメント系基材に特定の溶液型のフル
オロオレフィン系共重合体樹脂をベースとした着色塗料
を塗布し、次いで仕上げ塗料として特定のフルオロオレ
フィン系共重合体、硬化剤および紫外線吸収剤を必須成
分として含んで成る溶液型のクリヤー塗料を塗布するこ
とにより極めて耐久性に優れた塗装物が得られることを
見い出し、本発明を完成させるに至った。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明はセメント系基材に直接、
または予め有機系塗膜を形成したセメント系基材に、ベ
ースコートとして1分子当り少なくとも2個の反応性官
能基を含有する溶剤に可溶なフルオロオレフィン系共重
合体(A)、前記反応性官能基と反応し得る硬化剤(B
)および着色材(C)を必須成分として含んで成る溶液
型の着色塗料〔I〕を塗布して必要に応じて硬化せしめ
た後に。
トップコートとして1分子当り少なくとも2個の反応性
官能基を含有する溶剤に可溶なフルオロオレフィン系共
重合体(D)、前記反応性官能基と反応し得る硬化剤(
E)および紫外線吸収剤(F)を必須成分として含んで
成る溶液型のクリヤー塗料(II)を塗布し硬化せしめ
ることを特徴とするセメント系基材の塗装方法に関する
ものである。
以下、本発明の構成を詳しく説明する。
まず、本発明においてベースコートとして使用される溶
液型の着色塗料(1)もしくはトップコートとして使用
される溶液型のクリヤー塗料(II)を構成する、ペー
ス樹脂成分である溶剤可溶型のフルオロオレフィン系共
重合体(A)または(D)について説明する。
前記した溶剤可溶型のフルオロオレフィン系共重合体(
A)もしくは(D)とは、フッ化ビニル、フッ化ビニリ
デン、トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン
、プロモトリフルオロエチレン。
りpロトリフルオロエチレン、ペンタフルオロプロピレ
ン、ヘキサフルオロプロピレンもしくは(パー)フルオ
ロアルキルトリフルオロビニルエーテル〔但し、(バー
)フルオロアルキル基の炭基数は1〜18個〕の如きフ
ルオロオレフィン単位を必須の構成成分として含み、且
つ、水酸基、エポキシ基、カルボキシル基、トリアルキ
ルシリルオキシアミノ基,イソシアネート基,アミド基
、カルボン酸無水基の如き反応性の官能基を1分子中に
平均少なくとも2個含有する共重合体で公知慣用の溶剤
類に可溶性であるものを相称する。
かかるフルオロオレフィン系共重合体(A)もしくは(
D)は、■上記した如きフルオロオレフィン系単量体(
a)、上記した如き反応性官能基を含有するビニル系単
量体(b)、および、これらと共重合可能な単量体類(
c)を共重合する方法、■予め■の方法により調製した
特定の反応性官能基を含有するフルオロオレフィン系共
重合体を特定の変性剤と反応させて異なる反応性官能基
を含有するフルオロオレフィン系共重合体に変換する等
の方法、■反応性官能基として水酸基を含有する共重合
体を調製する場合には予め調製したフルオロオレフィン
とカルボン酸ビニルエステルを必須成分とする共重合体
を特開昭59−219372号公報や特開昭60−15
8209号公報に開示された如く加水分解する方法,等
により調製することができる。
前記■の方法によりフルオロオレフィン系共重合体(A
)もしくは(D)を調製する際に使用される反応性官能
基を含有するビニル系単量体の具体例としては、2−ヒ
ドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシエチル
ビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニルエーテ
ル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、3−ヒドロ
キシブチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシペンチルビ
ニルエーテル、6−ヒドロキシエチルビニルエーテル、
2−ヒドロキシエチルアリルエーテル、3−ヒドロキシ
プロピルアリルエーテル、4−ヒドロキシブチルアリル
エーテル、2−ヒドロキエチlレメタアクリレートもし
くは2−ヒドロキシエチルアクリレートの如き水酸基を
含有する単量体類;2−ジメチルアミノエチルビニルエ
ーテル、3−ジメチルアミノプロピルビニルエーテル、
2−ジエチルアミノエチルビニルエーテル、3−ジエチ
ルアミノプロピルビニルエーテル、4−ジメチルアミノ
ブチルビニルエーテル、p−ジメチルアミノエチルスチ
レン、p−ジエチルアミノエチルスチレン、2−ジメチ
ルアミノエチルメタアクリレートもしくは2−ジメチル
アミノエチルアクリレートの如きアミノ基を含有する単
量体類;コハク酸モノビニルエステル、アジピン酸モノ
ビニルエステル、セバシン酸モノビニルエステル、アク
リル酸、メタアクリル酸もしくはクロトン酸の如きカル
ボキシル基を含有する単量体類;無水マレイン酸、無水
イタコン酸もしくは無水トリメリット酸モノビニルエス
テルの如きカルボン酸無水基を含有する単量体類;グリ
シジルビニルエーテル、グリシジルアクリレートもしく
はグリシジルメタアクリレートの如きエポキシ基を含有
する単量体類;ビニルイソシアネート、アリルイソシア
ネートもしくは2−イソシアナートエチルメタアクリレ
ートの如きイソシアネート基を含有する単量体類;アク
リルアミド、メタアクリルアミド、N−ブトキシメチル
アクリルアミドもしくはN−メチロールアクリルアミド
の如きアミド基を含有する単量体類;2−トリメチルシ
リルオキシエチルビニルエーテル、3−トリメチルシリ
ルオキシプロピルビニルエーテル、4−トリメチルシリ
ルオキシブチルビニルエーテル、2−トリメチルシリル
オキシエチルメタアクリレートもしくは2−トリメチル
シリルオキシエチルアクリレートの如きトリアルキルシ
リルオキシ基を含有するビニル系単量体類;4−トリメ
チルシリルオシキ力ルポニルペンタン酸ビニル、トリメ
チルシリルメタアクリレートもしくはトリメチルシリル
アクリレートの如きトリアルキルシリルオキシカルボニ
ル基を含有する単量体類がある。かかる単量体のうち(
メタ)アクリル系の単量体類はフルオロオレフィン類と
の共重合性が不充分であるのでこれらを使用する場合に
は重合率を低下させない程度の量に抑えるのが好ましい
前記単量体(a)および(b)と共重合可能な単量体類
(c)の具体例としては、メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソ
プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、
イソブチルビニルエーテル、し−ブチルビニルエーテル
、n−ペンチルビニルエーテル、n−ヘキシルビニルエ
ーテル、n−オクチルビニルエーテル、2−エチルヘキ
シルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル類;シ
クロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエ
ーテルもしくはメチルシクロヘキシルビニルエーテルの
如きシクロアルキルビニルエーテル類;ベンジルビニル
エーテルもしくはフェネチルビニルエーテルの如きアラ
ルキルビニルエーテル類;2.2,3.3−テトラフル
オロプロピルビニルエーテル、2.2,3,3,4,4
,5.5−オクタフルオロペンチルビニルエーテル、2
,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,9.9−へキサデカフルオロノニルビニルエーテル
、パーフルオロメチルビニルエーテル、パーフルオロエ
チルビニルエーテル、パーフルオロプロピルビニルエー
テル、パーフルオロオクチルビニルエーテル。
パーフルオロシクロヘキシルビニルエーテル如き(パー
)フルオロアルキルビニルエーテル類;酢酸ビニル、酢
酸イソプロペニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、
イソ醋酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプロン酸ビニル
、パーサティック酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステア
リン酸ビニル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル
安息香酸ビニル、サリチル酸ビニル、シクロヘキサンカ
ルボン酸ビニル等のカルボン酸ビニルエステル類;さら
には。
エチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アク
リロニトリル、各種(メタ)アクリル酸エステル類等が
代表的なものである。
かかる単量体類からフルオロオレフィン共重合体(A)
もしくは(D)を得るには、フルオロオレフィン(a)
15〜70重量%、反応性官能基を含有するビニル系単
量体(b)1〜30重量%、共重合可能な単量体類(c
)5〜84重景%風量らに好ましくは。
(aJ 20〜60重量%、(b)3〜25重量%、(
C)10〜77重量%の割合で共重合すれば良い。
フルオロオレフィン(a)の使用量が15重量%未満で
は耐候性が不充分であるし、70重量%を越えると得ら
れる共重合体の溶剤への溶解性が低下して作業性の点で
問題が生じる。また、反応性官能基を含有する単量体(
b)の使用量が1重景%未満では硬化塗膜の耐シンナー
性が劣るし、30重重景を越えると得られる共重合体の
溶剤に対する溶解性が低下したり、配合する硬化剤の量
が多くなって耐候性の低下を招くので好ましくない。さ
らに、共重合可能な単量体類(c)の使用量が5重量%
未満では得られる共重合体の溶剤への溶解性が低くなる
し、84重量%を越えると硬化塗膜の耐候性が低下する
ので好ましくない。
なお、共重合可能な単量体類(c)のうち、共重合体調
製時の重合率を高める点および塗膜の耐候性の点からア
ルキルビニルエーテル類、シクロアルキルビニルエーテ
ル類およびカルボン酸ビニルエステル類から成る群より
選ばれる少なくとも一種を使用することが特に好ましい
前記した単量体類からフルオロオレフィン系共重合体(
A)もしくは(D)を調製するに当り、使用する重合開
始剤としては、公知慣用のラジカル重合開始剤が使用さ
れ、かかる重合開始剤の代表例としては、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等のアゾ
化合物;t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチル
パーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−
エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、ジ
−t−ブチルパーオキサイド、ジグミルパーオキサイド
、t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロ
パーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、
ジイソプロピルパーオキシカーボネートなどの過酸化物
がある。
かかるラジカル重合開始剤の使用量は、重合開始剤の種
類1重合温度、共重合体の分子量等に応じて適宜決定さ
れるが、概ね、共重合せしめる単量体総量の0.01〜
10重量%程度で良い。
前記した各単量体成分を使用して反応性官能基を含有す
るフルオロオレフィン系共重合体(A)もしくは(D)
を製造するには、乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶液
重合等の公知の重合方法を適用し得るが、塊状重合、溶
液重合法が好ましく、さらには得られる共重合体をその
ままの形態で溶液型塗料用のベース樹脂成分等の硬化性
樹脂組成物として使用し得る点から、溶液重合法が特に
好ましい。溶液重合法により共重合体を製造するに当り
使用する溶媒の代表的なものとしては、ベンゼン、トル
エン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素;
n−ペンタン、n−ヘキサン、n−オクタシ等の脂肪族
炭化水崇;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の脂環族系炭化
水素;メタノール。
エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール、n
−ブタノール、イソブタノール、tert−ブタノール
、n−ペンタノール、インペンタノール。
n−ヘキサノール、n−オクタツール、2−エチルヘキ
サノール、シクロヘキサノール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノエチルエーテル等のアルコール類;ジメトキシ
エタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジイソプロ
ピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル等のエーテル類
;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、ジイソブチルケトン、メチルアミルケトン、シク
ロヘキがシ、イソホロン等のケトン類;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸
n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、エチレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノブチルエーテルアセテート等のエステル類;ク
ロロホルム、メチレンクロライド、四塩化炭素、トリク
ロルエタン、テトラクロルエタン等の塩素化炭化水素;
さらには、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセドア旦ド、エチレンカーボネート等が
ある。かかる溶媒類は単独で用いても良いし、2種以上
の混合物としても使用することができるが生成する共重
合体を溶解する様に選択するのが好ましい。そして、そ
の使用量は使用する単量体総量100重量部に対して5
〜1000重量部程度で良い。
前記した溶剤類のうち、反応性官能基としてイソシアネ
ート基、トリアルキルシリルオキシ基、トリアルキルシ
リルオキシカルボニル基を含有する共重合体を調製した
り、硬化剤として後述する如きポリイソシアネート化合
物を配合する場合には、アルコール系溶剤の使用は避け
ることが望ましい。
■の方法により本発明のフルオロオレフィン系共重合体
(A)を調製する具体例としては、(i)前記■の方法
により調製した水酸基を含有する共重合体をポリカルボ
ン酸無水物もしくはポリイソシアネート化合物と反応さ
せることによりそれぞれカルボキシル基もしくはイソシ
アネート基を導入するもの、(ii)前記■の方法によ
り調製したカルボキシル基を含有する共重合体をモノエ
ポキシ化合物、ポリイソシアネート化合物もしくはアジ
リジン化合物と反応させることによりそれぞれ水酸基、
イソシアネート基もしくはアミノ基を導入するもの、(
■)前記■の方法により調製したエポキシ基を含有する
共重合体を1級アミン化合物もしくは2級アミン化合物
と反応させることにより2級もしくは3級アミノ基を導
入するもの、(iv)前記■の方法により調製したカル
ボン酸無水基を含有する共重合体を、1分子中にそれぞ
れ1個の活性水素含有基と3級アミノ基を併有する化合
物を反応させて3級アミノ尤を導入するもの、(V)■
の方法によりWs製した水酸基を含有する共重合体を塩
基の存在下にトリアルキルクロルシラン化合物と反応さ
せてトリアルキルシリルオキシ基を導入するもの、(v
i)■の方法により調製したカルボキシル基を含有する
フルオロオレフィン系共重合体を塩基の存在下にトリア
ルキルクロルシラン化合物と反応させてトリアルキルシ
リルオキシカルボニル基を導入するもの、等の方法が挙
げられる。
かくして得られるフルオロオレフィン系共重合体(A)
もしくは(D)の重量平均分子量(17)は、7.00
0〜300,000、さらに好ましくはio、ooo〜
250.000である。ivが7 、000未満である
と硬化性や耐汚染性が劣るし、@露後の付着性が低下す
るので好ましくない。πが300,000を越えると塗
料の粘度が高くなるために塗装作業性や仕上がり外観が
低下するし、塗料の可使時間が著しく短かくなるので好
ましくない。また、共重合体(A)もしくは(D)は、
硬化性の点から反応性官能基を1分子当り少なくとも2
個、さらには3個〜60個有するものが特に好ましい。
次に、着色塗料CI)およびクリヤー塗料(11)を構
成する反応性官能基と反応し得る硬化剤(B)、(E)
の代表的なものとしては、反応性官能基が水酸基の場合
にはポリイソシアネート化合物、ブロックポリイソシア
ネート化合物、アミノ樹脂もしくはポリカルボン酸無水
物化合物を、反応性官能基がカルボキシル基の場合には
ポリエポキシ化合物、ポリアジリジン化合物ポリイソシ
アネート化合物もしくはブロックポリイソシアネート化
合物を、反応性官能基がアミノ基の場合にはポリエポキ
シ化合物、1分子中にエポキシ基と加水分解性シリル基
を併有する化合物、ブロックポリイソシアネート化合物
もしくはポリイソシアネート化合物を1反応性官能基が
エポキシ基の場合にはポリカルボキシ化合物、ポリカル
ボン酸無水物化合物、ポリケチミン化合物もしくはポリ
アルドイミン化合物を1反応性官能基がトリアルキルシ
リルオキシ基の場合にはポリイソシアネート化合物、ブ
ロックポリイソシアホー1−化合物、アミノ樹脂もしく
はポリカルボン酸無水物化合物を、反応性官能基がトリ
アルキルシリルオキシカルボニル化合物の場合にはポリ
エポキシ化合物、ポリアジリジン化合物、ポリイソシア
ネート化合物もしくはブロックポリイソシアネート化合
物を1反応性官能基がアミド基の場合にはポリイソシア
ネート化合物、アミノ樹脂もしくはブロックポリイソシ
アネート化合物を配合することができる。
また、反応性官能基がトリアルキルシリルオキシ基の場
合には、塗装後にシリルオキシ基が空気中の水分により
加水分解されて水酸基を生成して、上記の如く水酸基と
反応し得る硬化剤により硬化させることが可能である。
さらに1反応性官能基がトリアルキルシリルオキシカル
ボニル基の場合には、塗装後にトリアルキルシリルオキ
シカルボニル基が空気中の水分により加水分解されてカ
ルボキシル基を生成するので上記の如くカルボキシル基
と反応し得る硬化剤を配合して硬化せしめることができ
る。
また、反応性官能基が水酸基、カルボキシルJ、(。
トリアルキルシリルオキシ基、トリアルキルシリルオキ
シカルボニル基の場合には、アルミニウム、チタニウム
、ジルコニウム、ケイ素等の金属のアルコキシドもしく
は錯化合物を硬化剤として配合することもできる。
前記した硬化剤(B)、(E)としてのポリイソシアネ
ート化合物の代表的なものとしては、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネートの如き脂肪族ジイソシアネート類;キシリレンジ
イソシアネート、インホロンジイソシアネートの如き環
状脂肪族ジイソシアネート類;またはトリレンジイソシ
アネート、4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
トの如き芳香族ジイソシアネート類などの有機ジイソシ
アネート、あるいはこれら有機ジイソアネートと多価ア
ルコールとの付加物、さらには前記有機ジイソシアネー
ト同士の重合体やイソシアネート・ビウレット体などが
挙げられるが、耐候性の点からは脂肪族系、脂環族系あ
るいはアラルキル系のインシアネート化合物が特に好ま
しい。かかる各種のポリイソシアネート化合物の代表的
な市販品の例を挙げれば「パーノックDN−950,−
980,−9814〔大日本インキ化学工業曲製品〕、
[ディスモジュールNJ(西ドイツ国バイエル社製品)
、「タケネートD−14ONJ (武田薬品工業■製品
〕、[コロネートEHJ(日本ポリウレタン工業曲製品
]、「デュラネート24 A −90cxJ (旭化成
]二業■製品)、あるいはイソシアネート基を含有する
ビニル系重合体などがある。
使方、ブロックポリイソシアネート化合物の代表例とし
ては、前記した如き各種のポリイソシアネート化合物を
公知慣用のブロック化剤でブロック化せしめて得られる
ものを指称し、かかるブロックポリイソシアネート化合
物の代表的な市販品の例を挙げれば[バーノックB7−
671J (大日本インキ化学工業■製品〕、「タケネ
ートB−815−NJ [武田薬品工業■又品〕、「ア
ゾイト−# (ADDITOL) VXL−80」〔ヘ
キスト合成曲製品〕または[コロネート2507J (
日本ポリウレタン工業■製品〕、あるいはブロックイソ
シアネート基を有するビニル系重合体などがある。
ポリカルボン酸無水物化合物の具体例としては、無水ト
リメリット酸、無水ピロメリット酸もしくはカルボン酸
無水基を含有するビニル系重合体などがある。
ポリエポキシ化合物の具体例としては、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセリンポリグリシジル
エーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、フタ
ル酸グリシジルエステルあるいはエポキシ基を含有する
ビニル系重合体などがある。
1分子中にエポキシ基と加水分解性シリル基を併有する
化合物の具体例としては、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイソ
プロペニルオキシシランもしくはグリシジルメタアクリ
レートとγ−メタアクリロキシプロピルトリメトキシシ
ランを必須のモノマー成分とするアクリル系共重合体の
如きものがある。
アミノプラストの代表的なものとしては、メラミン、尿
素、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、またはスピ
ログアナミンの如きアミノ基含有化合物成分と、ホルム
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド
またはグリオキザールの如きアルデヒド系化合物成分と
を、公知慣用の方法により反応させて得られる縮合物、
あるいはこれらの各縮合物をアルコールでエーテル化せ
しめて得られるものなどが挙げられるが、通常。
塗料用として使用されているものであれば、いずれも使
用することができることは勿論のことである。
そのうちでも、C0〜C4なるアルコール類で部分的に
あるいは完全にエーテル化せしめたものが好ましく、か
かるアミノプラストの具体例としては、ヘキサメチルエ
ーテル化メチロールメラミン、ヘキサブチルエーテル化
メチロールメラミン、メチルブチル混合エーテル化メチ
ロールメラミン、メチルエーテル化メチロールメラミン
、ブチルエーテル化メチロールメラミンまたは1so−
ブチルエーテル化メチロールメラミン、あるいはそれら
の縮合物などが挙げられる。
ボr)アジリジン化合物の具体例としては、エチレング
リコールジアクリレートとエチレンイミンのモル比1:
2付加物、トリメチロールプロパントリアクリレートと
エチレンイミンのモル比1:3付加物もしくはアジリジ
ニル基を含有するビニル系重合体等が挙げられる。
次に、本発明において使用される着色塗料〔I〕を調製
する際に使用される着色材(C)の代表的なものとして
は、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン、キナクリドンレッド等の有機系顔料
、酸化チタン、酸化鉄、チタン−バリウム−ニッケル系
複合酸化物、チタン−アンチモン−クロム系複合酸化物
、チタンーコバル1へ一ニッケルー亜鉛系複合酸化物、
コバルト−アルミニウム系複合酸化物、銅−クロム系複
合酸化物、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、炭
酸バリウム等の無機系顔料が挙げられる。
これらは単独で使用しても良いし2種以上を併用しても
良い。これらの着色材(C)は美粧性を付与するととも
に曝露による塗膜の付着性の経時的な低下を防止する観
点から使用されるものである。
本発明において使用される着色塗料は溶液型でありフル
オロオレフィン系共重合体(A)および硬化剤(B)は
完全に、もしくは大部分が有機溶剤に溶解した状態で使
用される。このために使用される溶剤類の代表的なもの
としては、フルオロオレフィン系共重合体を調製する際
に使用される前掲した如き各種のものが挙げられる。
本発明において着色塗料〔I〕を調製するに際して、レ
ベリング剤、色分れ防止剤、顔料分散剤、前記した如き
硬化触媒、後掲の如き酸化防止剤や紫外線吸収剤等の公
知慣の添加剤類を添加できる。
前記した如き各構成成分から着色塗料〔I〕を調製する
には、フルオロオレフィン系共重合体(A)、着色材(
C)および溶剤類とから成る混合物をサンドミルの如き
顔料分散機を使用して着色ベースを調製した後、硬化剤
を配合すれば良い。
次に、本発明で使用されるクリヤー塗料(II)につい
て説明する。
本発明のクリヤー塗料[II)を構成するフルオロオレ
フィン系共重合体(D)は、前述したようにフルオロオ
レフィン系共重合体(A)と同様、各種フルオロオレフ
ィン単位を必須の構成成分として含み、且つ、前記した
如き反応性の官能記を1分子中に平均少なくとも2個含
有する共重合体で、公知慣用の溶剤類に可溶性のもので
ある。
かかるフルオロオレフィン系共重合体(D)の具体的な
ものは、既に説明した通りである。
また、本発明で使用されるクリヤー塗料(+11を構成
する硬化剤(E)についても、着色塗料〔I〕を構成す
る硬化剤(B)と同様であることを既に説明した。
本発明で使用されるクリヤー塗料(Il〕を構成する紫
外線吸収剤(F)としては、(D)、(E)両成分と相
溶性を有するものであれば特に制限されるものでなく、
その代表的なものとしては2−(2’−ヒドロキシ−5
′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2− (2
’−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2− (2’
−ヒドロキシ−4’−n−オフ1−キシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−3’、5’
−ビス(α、α−ジメチルベンジル)フェニル) −2
H−ベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ−
51−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(3’。
5′−ジ−t−ブチル−2′−ヒドロキシフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2(3’−t−ブチル−5′−メチ
ル−2′−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(3’、5’−ジ−t−アミル−2′
−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2− (
2’−ヒドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’、4’−ヒドロキシフェニル
)ベンゾトリアゾールの如きベンゾトリアゾール系化合
物; 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2′−ジ
ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−2′−カルボキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシベ
ンゾフェノン、 2.2’、4.4’−テトラヒドロキ
シベンゾフェノン、4−デシルオキシ−2−ヒドロキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキー4−ベンゾキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2′−カル
ボキシベンゾフェノン等の如きベンゾフェノン系化合物
;フェニルサリシレート、p−オグチルフェニルサリシ
レート、p−t−プチルフェニルサリシレート等の如き
サリチル酸エステル系化合物:N−(2−エトキシフェ
ニル)−N’−(4−イソドデシルフェニル)エタンジ
アミド、N−(2−エトキシフェニル”)−N’−(2
−エチル)エタンジアミドの如きシュウ酸アニリド系化
合物;2−シアノ−3゜3−ジフェニルアクリル酸オク
チル、2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリル酸エチ
ル、2−シアノ−3−フェニル−3(3,4−ジメチル
フェニル)アクリル酸2−エチルヘキシル、2−シアノ
−3−(p−メトキシフェニル)−3−(3,4−ジメ
チルフェニル)アクリル酸2−エチルヘキシル、p−メ
トキシ−α−(3,4−キシリル)ベンジリデンマロノ
ニトリルの如き不飽和ニトリル系化合物;その他レゾル
シノールモノベンゾエート、2゜4−ジ−t−ブチルフ
ェニル−3’、5’−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゾエート、〔2,2=チオビス(4−t−オクチル
フェルレート)〕−〕〇ジーチルアミンーニッケルn)
m体、ニッケルジブチルジチオカーボネート等がある。
前記した如き紫外線吸収剤のうち、耐久性を向上させる
効果の点から特にベンゾトリアゾール系化合物、ヒドロ
キシベンゾフェノン系の使用が好ましい。
前記した(D)、(E)、CF)の各成分からクリヤー
塗料〔II〕を得るには、(D)成分の100重量部に
対して、(E)成分の1−〜100重量部、さらに好ま
しくは2〜70重量部を配合し、さらに(D)、(E)
両成分の総量100重量部に対して(F)成分を0.1
〜20重量部、さらに好ましくは0.3〜15重量部を
配合すわば良い。
本発明において、前記クリヤー塗料(11)に、さらに
酸化防止剤を添加することにより、いっそう耐久性を向
上させることができる。かかる酸化防止剤としては、(
D)成分および(E)成分と相溶性を有するものであれ
ば特に制限されるものでなく、具体的には、4.4′−
メチレンビス−(2,6−ジーし一ブチルフェノール)
、2.2’−メチレンビス−(4−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、1.3.5−1−ジメチル−2,4
,6−)−リス(3,5−ジーも一ブチルー4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン、1,1.3−トリス−(2−
メチル−5−L−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2.2′−エチリデンビス−(4,6−ジーt
−ブチルフェノール)、トリエチレングリコール−ビス
−3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチル
フェニル)プロピオネート、3−(3’、5’−ジーt
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸オ
クタデシル、2.2’−メチレンビス(4−エチル−6
−t−ブチルフェノール)、ペンタエリスリチル−テト
ラキス−[3−(3,5−ジー1−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート〕、2,6−ジーL−ブ
チル−4−メチルフェノール、4,4′−ブチリデンビ
ス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,
6−ヘキサンシオールビスー3−(3’、5’−ジ−t
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
の如きヒンダードフェノール系化合物;ビス(1,2゜
2.6.6−ベンタメチルー4−ピペリジル)セバケー
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)セバケート、1−[2−〔3−(3,5−7−t
−ブチル−4−ドロキシフェニル)プロピオニルオキシ
〕エチル]−4−[3−(3,5−ジー1−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ)−2,2
,6,6−チトラメチルビペリジン、8−ベンジル−’
l、’!、9.9−テトラメチル−3−オクチル−1,
3,8−トリアザスピロ(4,5)ウンデカン−2,4
−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−チ
トラメチルピペリジン等の如きヒンダードアミン系化合
物;ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチ
オジプロピオネート、ペンタエリスリトール−テトラキ
ス−(3−ラウリルチオプロピオネート、シミリスチル
チオジプロピオネート等の如き有機硫黄化合物等がある
。これらの酸化防止剤類のうち、耐久性向上効果の点か
らすればヒンダードアミン系化合物もしくはヒンダード
フェノール系化合物が特に好ましい。
かかる酸化防止剤を添加する場合には(D)。
(E)総量100重量部に対して0.1〜10重量部程
度添加すれば良い。
さらに、本発明で使用されるクリヤー塗料(II)には
レベリング剤、硬化触媒その他の公知慣用の添加剤を配
合することができる。
本発明の塗装方法が適用されるセメント系基材は、コン
クリート、石綿スレート、モルタル、ケイ酸カルシウム
板、ALC板、石膏・スラグ系材料の如きセメント系材
料を必須成分として調製された各種の基材類である。
本発明の塗装方法においては、かかるセメント系基材あ
るいは予め有機塗膜が形成されたセメント系基材に、着
色塗料としての溶液型のフルオロオレフィン系共重合体
をベースとした着色塗料〔I〕をスプレー塗装、ローラ
ー塗装、ハケ塗り等の公知慣用の方法により塗布し、未
乾燥のまま上塗り塗料を塗装しても良いし、室温で乾燥
するか。
もしくは60〜250℃程度の温度で加熱乾燥だ後にト
ップコートとしての前記溶液型クリヤー塗料(II)を
前記した如き公知慣用の方法により塗装しても良い。
本発明の塗装方法において、アルカリ分の滲出し昌い基
材を使用する場合には、アルカリ分の滲出を防止したり
、基材との付着性を向上させる点から、予めシーラー等
の下塗り塗料を塗装することにより有機系塗膜を形成し
ておくことが特に好ましい。かかる下塗り塗料の代表的
なものとしてはアクリルラッカー型塗料、アクリル−ウ
レタン系塗料、アクリル−エポキシ系塗料、アクリル−
メラミン系塗料等の各種のアクリル系の溶液型塗料、ア
クリルエマルジョン型塗料、塩素化ポリエチレンもしく
は塩素化ポリプロピレンの如き塩素化ポリオレフィン類
を主体とするラッカー型の塗料、湿気硬化型ウレタン樹
脂塗料や各種のエポキシ樹脂系塗料等がある。
以上のようにして上塗り塗料を塗装した後、上塗り塗膜
を(場合によっては溶液型アクリル樹脂系着色塗膜と同
時に)硬化せしめるには、硬化剤の種類に応じて室温で
乾燥させたり、60〜250℃程度の温度で強制乾燥も
しくは焼付けを行なえば良い。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例のものに限定されない。なお、特
に断りのない限り1部」は重量基準である。
(i)  フルオロオレフィン系共重合体(A)および
(D)フルオロオレフィン系共重合体(A)および(D
)成分として第1表に示した如き組成、性状を有する重
合体の溶液V−1〜V−5を使用した。
(ji)  着色塗料(1)の調製 第1表に示したフルオロオレフィン系共重合体。
着色材および硬化触媒等の添加剤から成る混合物を第2
表に示した割合で配合したものにガラスピースを加えサ
ンドミルを使用して1時間分散した後、第2表に示した
割合で硬化剤を配合し、さらにトルエン/キシレン/酢
酸ブチル/セロソルブアセテート: 30/30/30
/ 10(重量比)なる混合溶剤でエアースプレー可能
な粘度に希釈して着色塗料I−1〜I−7を調製した。
(iii )  クリヤー塗料C11)の調製第1表に
示したフルオロオレフィン系共重合体。
紫み線吸収剤、酸化防止剤、硬化剤および硬化触媒を第
3表に示した割合で混合し、さらにトルエン/キシレン
/酢酸ブチル/セロソルブアセテ−1−=30/30/
30/10(重量比)なる混合溶剤でエアースプレー可
能な粘度に希釈してクリヤー塗料■−1〜ll−7を調
製した。
(以下余白) 第4表に示した各種のセメント系基材あるいは予め有機
系塗膜が形成されたセメント系基材に。
前記着色塗料〔I〕をエアースプレーし、第4表に示し
た条件で乾燥した後、前記クリヤー塗料〔II〕をエア
ースプレーし、第4表に示した条件で硬化して塗装物を
得た。
かくして得られた塗装物をデユーパネル光コントロール
ウェザオメーター(メガ試験4!&曲製の促進耐候性試
験機、試験条件:U■照射70℃−8時間、凝縮50℃
−4時間を1サイクルとし、繰返し曝露)に6000時
間曝露して光沢とカラー変化を調べた。
さらに、曝露後の塗装物について下記の温冷繰り返し試
験を10サイクル行なって塗膜の状態変化を調べた。結
果を第5表にあわせて示す。
比較例1 クリヤー塗料n−2を塗装しない以外は実施例2と同様
にして、トップコートとして着色塗料I−2が塗装され
たコンクリート板を調製した。このパネルを実施例と同
様の促進耐候性試験に供し、6000時間曝露したとこ
ろ、光沢保持率は25%であり、かつ著しいチョーキン
グが認められた。
比較例2 クリヤー塗料If−5を塗装しない以外は実施例6と同
様にして、トップコートとして着色塗料I−1を塗装し
た後、25℃で10日間乾燥して塗装コンクリート板を
調製した。このパネルを実施例と同様の促進耐候性試験
に供し、6,000時間曝露したところ、光沢保持率は
40%にまで低下した。
比較例3 クリヤー塗料ll−7を塗装しない以外は実施例9と同
様にして、トップコートとして着色塗料I−7が塗装さ
れたスレート板を調製した。このパネルを実施例と同様
の促進耐候性試験に供し、6 、000時間@露したと
ころ、光沢保持率は25%であり、かつ著しいチョーキ
ングが認められた。
比較例4 クリヤー塗料11−4を塗装しない以外は実施例4と同
様にして、トップコートとして着色塗料■−4を塗装後
、80℃で30分間焼付けて塗装コンクリート板を得た
。このパネルを室温に10日間放置した後、実施例と同
様の促進耐候性試験に供し6000時間曝露したところ
、光沢保持率は35%にまで低下した。また、色差ΔE
は11.5であった。
(以下余白) ■ 5 め (以下余白) 〔発明の効果〕 本発明のセメント系基材の塗装方法、即ち、セメント系
基材あるいは予め有機系塗膜が形成されたセメント系基
材に、ベースコートとしてフルオロオレフィン系共重合
体、硬化剤および着色材を含んで成る着色塗料を塗装し
た後に、トップコートとしてフルオロオレフィン系共重
合体、硬化剤および紫外線吸収剤を含んで成るクリヤー
塗料を塗布することにより、セメント糸端村上に極めて
耐久性と美粧性に優れた塗膜を形成させることができる
従って、本発明の塗装方法は各種のセメント系基材に適
用され、長期に亘すセメント系基材の美粧性や耐久性を
向上させることができるので、その利用価値は極めて高
い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セメント系基材にベースコートとして1分子当り少
    なくとも2個の反応性官能基を含有する溶剤に可溶なフ
    ルオロオレフィン系共重合体(A)、前記反応性官能基
    と反応し得る硬化剤(B)および着色材(C)を必須成
    分として含んで成る溶液型の着色塗料〔 I 〕を塗布し
    て必要に応じて硬化せしめた後に、トップコートとして
    1分子当り少なくとも2個の反応性官能基を含有する溶
    剤に可溶なフルオロオレフィン系共重合体(D)、前記
    反応性官能基と反応し得る硬化剤(E)および紫外線吸
    収剤(F)を必須成分として含んで成る溶液型のクリヤ
    ー塗料〔II〕を塗布し硬化せしめることを特徴とするセ
    メント系基材の塗装方法。 2、予め有機塗膜が形成されたセメント系基材にベース
    コートとして1分子当り少なくとも2個の反応性官能基
    を含有する溶剤に可溶なフルオロオレフィン系共重合体
    (A)、前記反応性官能基と反応し得る硬化剤(B)お
    よび着色材(C)を必須成分として含んで成る着色塗料
    〔 I 〕を塗布して必要に応じて硬化せしめた後に、ト
    ップコートとして1分子当り少なくとも2個の反応性官
    能基を含有する溶剤に可溶なフルオロオレフィン系共重
    合体(D)、前記反応性官能基と反応し得る硬化剤(E
    )および紫外線吸収剤(F)を必須成分として含んで成
    るクリヤー塗料〔II〕を塗布し硬化せしめることを特徴
    とするセメント系基材の塗装方法。 3、前記フルオロオレフィン系共重合体(A)もしくは
    (D)が、(a)フルオロオレフィン15〜70重量%
    、(b)反応性官能基を有するビニル系単量体1〜50
    重量部および(c)共重合可能な他の単量体5〜84重
    量部を共重合して成るものである請求項1または2に記
    載の塗装方法。 4、前記フルオロオレフィン(a)が、テトラフルオロ
    エチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキサフルオ
    ロプロピレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、(パ
    ー)フルオロアルキルトリフルオロビニルエーテル(但
    し、アルキル基の炭素数1〜18)より成る群から選ば
    れる少なくとも一種である請求項3に記載の塗装方法。 5、前記反応性官能基が水酸基、カルボキシル基、アミ
    ノ基、エポキシ基、アミド基、イソシアネート基、カル
    ボン酸無水基、シリルオキシ基およびシリルオキシカル
    ボニル基より成る群から選ばれる少なくとも一種である
    請求項1、2または3のいずれか1つに記載の塗装方法
    。 6、前記共重合可能な他の単量体(c)が、アルキルビ
    ニルエーテル、シクロアルキルビニルエーテル、カルボ
    ン酸ビニルエステルより成る群から選ばれる少なくとも
    一種である請求項3に記載の塗装方法。 7、前記フルオロオレフィン系共重合体(A)もしくは
    (D)の重量平均分子量が、7,000〜300,00
    0である請求項1または2に記載の塗装方法。 8、前記硬化剤(B)もしくは(E)が、ポリイソシア
    ネート化合物、ブロックポリイソシアネート化合物、ア
    ミノ樹脂、ポリエポキシ化合物および1分子中にエポキ
    シ基と加水分解性シリル基を併有する化合物から成る群
    より選ばれる少なくとも一種である請求項1または2に
    記載の塗装方法。 9、前記紫外線吸収剤(F)が、ベンゾトリアゾール系
    化合物である請求項1または2に記載の塗装方法。 10、前記紫外線吸収剤(F)が、ヒドロキシベンゾフ
    ェノン系化合物である請求項1または2に記載の塗装方
    法。 11、前記クリアー塗料(II)が、酸化防止剤を含有し
    て成るものである請求項1または2に記載の塗装方法。
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