JPH01308848A - 高密着性熱線反射ガラス - Google Patents

高密着性熱線反射ガラス

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JPH01308848A
JPH01308848A JP13840488A JP13840488A JPH01308848A JP H01308848 A JPH01308848 A JP H01308848A JP 13840488 A JP13840488 A JP 13840488A JP 13840488 A JP13840488 A JP 13840488A JP H01308848 A JPH01308848 A JP H01308848A
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    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
    • C03C17/3411—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials
    • C03C17/3429—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials at least one of the coatings being a non-oxide coating
    • C03C17/3435—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials at least one of the coatings being a non-oxide coating comprising a nitride, oxynitride, boronitride or carbonitride

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用又は建築用に適する高密着性熱線反射
ガラスに関する。
[従来の技術] 従来、CrやTiなとの遷移金属の金属層が形成された
ガラスは、可視スペクトル帯域で低い透過率を有すると
同時に、太陽光スペクトルもその大部分を遮断するので
ソーラーコントロールパネルと称され、熱線反射の目的
で、建築物の窓ガラスや自動車のサンルーフに使用され
てきた。しかし、これらの金属膜は耐久性、特に耐擦傷
性が十分でなく、又、色調の変化も乏しがった。
かかる金属膜の代替材料として、窒化チタン、窒化ジル
コニム、窒化タンタル、窒化クロムなどの窒化物が知ら
れている。かかる窒化物膜は、電気抵抗が比較的低く、
通常の金属膜並の赤外線反射特性を有するとともに、高
い硬度を有し、さらに、化学的耐久性にも優れている。
又、光沢のある独特の色を呈しているため、ステンレス
等の金属表面に被覆され、超硬材料、装飾物等にも利用
されている。
又、これらの窒化物に硼素を添加した硼窒化物も、電気
抵抗は多少高いが、純粋な窒化物とは異なった色調を有
するので、やはり装飾物等に利用されている。
[発明の解決しようとする課題] 一般に、窒化物膜は内部応力が高いことが知られている
が、上述の窒化物や硼窒化物は、チタン、ジルコニウム
、タンタル、クロムなどの金属原子がつくるマトリック
ス中に窒素や硼素が侵入した侵入型化合物であるので、
かかる窒化物膜又は硼窒化物膜を金属上に形成した場合
の、窒化物膜又は硼窒化物膜と金属との間の密着性は比
較的良好である。
しかしながら、かかる窒化物膜又は硼窒化物膜をガラス
基板上に形成した場合、金属上に形成する場合と比べて
、かかる膜とガラス基板との密着性が悪く、熱線反射ガ
ラスとして実際に使用する際には耐擦傷性が十分でなく
、膜はがれを起こしやすいという問題点があった。
又、ガラス基板と窒化物膜又は硼窒化物膜との間に酸化
物膜などのバインダー層を挿入して、かかる膜のガラス
基板への付着力の向上を図る方法も研究されているが、
ガラス基板に直接窒化物膜又は硼窒化物膜を高密着力を
もって形成する方法は見出されていなかった。
このため、これらの窒化物膜又は硼窒化物膜は、熱線反
射膜としては比較的価れた特性を有しているのに、金属
基材に対してしか利用できず、ガラス上に直接形成し4
こくいため、実際に熱線反射ガラスとして実用化される
範囲を挾めていた。
[課題を解決するための手段] 本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、ガラス基板上に下地膜を形成し、該下地膜面に高エネ
ルギーのイオンを照射し、該イオン照射された膜表面に
、窒化物膜又は硼窒化物膜を形成してなる高密着性熱線
反射ガラスを提供するものである。
第1図は、本発明の高密着性熱線反射ガラスの製造方法
の手順を示したものであり、(a)はガラス基板lに下
地膜2を形成する第1段階、fb)は下地膜2面に高エ
ネルギーのイオン3を注入する第2段階、(c)はイオ
ン注入された膜表面に窒化物膜又は硼窒化物膜4を形成
する第3段階を示す。
本発明において下地III 2を形成するガラス基板1
は特に限定されるものではなく、使用目的に応じてソー
ダライムシリケートガラス、アルミノシリケートガラス
、硼珪酸塩ガラス、リチウムアルミノシリケートガラス
、石英ガラスなどが使用できる。
又、下地膜2としては、使用目的に応じて、Ti、Zr
、Ta、Cr、Hf、Nb、A1.Mo、Ni、Fe、
Goなどの金属単体、もしくはこれらの少なくとも一種
の金属元素を含む合金、又は窒化物、硼化物、炭化物、
酸化物などの化合物、又は、窒素、硼素、炭素、酸素の
少なくとも2種を含む多元化合物、例えば、炭化硼化物
、窒化硼化物など、あるいは上記各種物質の複合膜など
が使用可能である1本発明において、高エネルギーのイ
オンを注入された下地膜上に熱線反射膜として形成され
る窒化物膜又は硼窒化物膜4との関連を考慮すると、下
地膜2は、窒化物膜又は硼窒化物膜4と共通の成分を少
なくとも1つ以上含有していることが望ましい、なぜな
らば、下地膜2と窒化物膜又は硼窒化物膜4とが共通の
成分を有していれば、実質的に同種の膜が2層形成され
ている状態に近くなり、膜相互の密着性が上がる為と考
^られる。特に、窒化物膜又は硼窒化物膜4としてチタ
ン、ジルコニウム、タンクル、クロム又はこれらの混合
物の窒化物膜又は硼窒化物膜を採用する場合には、下地
膜2は、それぞれ、チタン、ジルコニウム、クンタル、
クロムの金属膜、又はこれらの合金の金属膜が好ましい
。
下地膜2の膜厚は、30〜200人、好ましくは30〜
100人、特に、30〜50人であることが好ましい。
薄ずぎると、下地膜としての役割を果たさなくなるし、
厚すぎると、下地膜表面からガラス基板との界面までの
距離が長くなり、注入するイオンが、ガラス基板との界
面に達して混合層を形成できるようにする為には非常に
高エネルギーのイオンを注入しなければならず、その為
には大がかりなイオン注入製雪が必要となってしまうか
らである。
本発明において、下地膜の作成方法は特に限定されるも
のではないが、lI厚副制御容易さを考慮すると、スパ
ッタリング法、真空蒸着法、イオンブレーティング法な
どの物理蒸着法が望ましい。
第2段階として下地膜2の上から注入される高エネルギ
ーイオン3としては、アルゴン、窒素、酸素などの気体
のイオンや、金属を蒸発させて得られる金属原子イオン
などが使用可能であるが、アルゴンイオン、窒素イオン
、酸素イオンが、イオン作成が容易なため、好ましい。
中でも、本発明の第3段階において熱線反射膜として窒
化物膜又は硼窒化物膜が下地膜2の上に形成されること
を考慮すると、特に窒素イオンが好ましい、又、窒素イ
オンには、大きく分けて単原子イオン(No)と分子イ
オン(N 2”)の2種類が存在するが、どちらを使用
しても良い。
本発明において、ガラス基板l上に形成された下地膜2
に注入するイオンのエネルギーは下地II! 2の膜厚
によって変える必要がある。イオンのもぐりこみ深さは
、イオンのエネルギーに依存するので、イオンが下地膜
とガラス基板の境界近傍に到達するように、下地膜の膜
厚に応じて打込むイオンのエネルギーを選択しなければ
ならない。本発明においては、打込むイオンのエネルギ
ーは30KeV以下、好ましくは5〜20にeV 、特
に10〜15KeVが望ましい。これ以下のエネルギー
ではイオンのもぐりこみが小さ(なり、下地膜のスパッ
タ効果が大きくなる為であり、又、これ以上のエネルギ
ーのイオンを注入しようとするとイオンガンのコストも
高くなるためである。
注入するイオンの量の上限としては、1.0×1017
ions/cm”、好ましくは58口X 1016io
ns/cm”以下、特に好ましくは3.Ox 10”1
ons/cwt”以下であることが望ましい、これより
多くしようとすると、不純物が混入する割合が多くなり
、イオン打込み処理時間も長くなるとともに、下地膜そ
のものの変質が著しくなり好ましくない。
又、注入するイオンの量の下限としては1.0×10I
8ions/cm”以上であることが好ましい、これよ
り少ないと、充分なミキシング効果が得られないので好
ましくない。
高エネルギーのイオンを注入する方法としては、原子を
イオン化し、上述のエネルギーのイオンを提供できるも
のであれば、特に限定されるものではないが、イオンガ
ンをイ吏用するのがf49を的である。高エネルギーイ
オン注入時の真空度は、該注入イオンの散乱を防止する
為に、10−’torr台以下が台土下い。
高エネルギーを注入した下地膜2の上に、熱線反射膜と
して形成される窒化物膜又は硼窒化物膜4としては、熱
線反射性能や耐久性を考慮すると、特に、チタン、ジル
コニウム、タンタル、クロムのうち少なくとも1種の金
属元素を含む窒化物膜又は硼窒化物膜が望ましい。
かかる窒化物膜又は硼窒化物膜4の膜厚は、必要な熱線
反射性能や、内部応力等を考慮すると、50人〜100
0人が好ましい。
かかる窒化物膜や硼窒化物膜4を形成する方法としては
、スパッタリング法、真空蒸着法。
イオンブレーティング法、アーク蒸着法などの物理蒸着
法が好ましいが、特に限定されるものではなく、化学的
手法であるCVD法等を用いてもよい。
下地膜2にイオン注入した後で窒化物膜又は硼窒化物膜
4を形成するが、下地膜2と窒化物膜又は硼窒化物膜4
の付着力を十分強(する為には、下地膜形成工程、イオ
ン注入工程、窒化物膜又は硼窒化物膜形成工程の3つの
工程を、真空を破ることなく、同一真空装置内、即ち、
オンライン型の真空装置内で連続処理すると。
より高品質の高密着性熱線反射ガラスが製造できるので
好ましい、下地膜を形成した後、あるいはイオン注入を
施した後で基体を大気にさらすと、空気中の水分や油脂
分が付着し、付着力を低下させる原因となるからである
。
さらに、窒化物膜又は硼窒化物膜4の上に、酸化物膜等
の保護層又はその他色調調整膜など各種機能層を設けて
も良い、かかる保護層又は機能層としては、窒化物膜又
は硼窒化物膜と少な(とも1つ以上の共通の成分を含有
することが特に好ましい。
[イ乍用] 本発明は、イオンビームミキシングを利用している。あ
る運動エネルギーを持ったイオンが固体に照射された場
合、そのエネルギーが低い場合は主にスパッタリング現
象が起こる。しかしながら、そのエネルギーが本発明で
提案した程度であるとイオンは固体中に侵入し、固体中
でイオンは原子と繰り返し衝突をし、最後には、イオン
はそのエネルギーのすべてを失い、固体中で静止する。
この現象はLSS理論(K。
Dan、Videsk、5elsk、Mat−Fys、
Medd、33 (1963) )によって説明できる
。またイオンが固体中の原子と衝突する際その原子も散
乱され、これが繰り返されていわゆるカスケード衝突が
起こる。そしてこのカスケード衝突が、下地膜とガラス
基板の界面付近で生ずる様に注入するエネルギーを調整
すれば、そこで原子のミキシングが起こり、混合層が形
成される。その結果、下地膜とガラス基板の境界が、乱
れたはっきりしない状態となり、付着力の低下を大幅に
防止できると考えられる。
高密着性熱線反射ガラスとして、下地膜を設けないで、
ガラス基板上に熱線反射膜として窒化物膜又は硼窒化物
膜を作成した後、イオン注入を行なって、熱線反射膜と
ガラス基板との付着力を向上させた高密着性熱線反射ガ
ラスも考えられる。しかしながら、この場合、注入され
たイオンが熱線反射膜中を通過することとなる為、熱線
反射膜に損傷を与える恐れがある。
そこで本発明においては、窒化物膜又は硼窒化物膜上に
イオン注入するのではなく、かかる熱線反射膜を作成す
る前に下地膜を形成し、該下地膜の上からイオン注入す
ることによって下地膜を強固にガラス基板と密着させ、
その上から、上記熱線反射膜を形成することによって、
高耐久性熱線反射ガラスを提供するものである。かかる
熱線反射膜と下地膜との密着性は、かかる熱線反射膜と
ガラス基板との密着性に比べて十分良好であり、特に、
下地膜が熱線反射膜と共通の成分を有している場合には
、下地膜と熱線反射膜との組成の連続性も得られ、大変
良好な密着性が得られる。特に、注入イオンとして窒素
イオンを用いる場合には、下地膜とガラス基板との間で
ミキシングが起こると同時に、下地膜自体もある程度窒
化される為、その上に形成される窒化物膜又は硼窒化物
膜との密着性はより強固になると考えられる。
さらに、単に下地膜とガラス基板との間でミキシングを
起こすだけであればアルゴンなどの不活性ガスのイオン
を注入すれば十分であるが、窒素イオンを注入する場合
には、ミキシングが起こり混合層が形成されるだけでな
く、該混合層内で窒素が化学的な結合を作り、窒化物が
形成される為ガラス基板と下地膜との密着性もさらに向
上すると考^られる。
又、本発明の熱線反射ガラスにおいては、上述のように
、下地膜の上からイオンを注入して下地膜とガラス基板
との間に混合層を形成することで熱線反射膜のガラス基
板への付着力を向上させているため、熱線反射ガラス製
造時にガラス基板を特に加熱することなく、十分強い付
着力で窒化物膜又は硼窒化物膜を形成することができる
。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 パケット型のイオン注入装置を備え付けたマグネトロン
D、C,スパック装置の陰極上に金属Tiターゲットを
セットした0次に2n+n厚のソーダライムガラス基板
を、炭酸カルシウム粉末研磨、流水すすぎ、エタノール
すすぎ、N2乾燥の手順で洗浄した後、上記スパッタ装
置の真空槽内に入れ、油拡散ポンプで4.Ox 10−
’Torr以下まで排気した。 2.2 X to−”
TorrのAr雰囲気中で金属Tiターゲットに2.6
■/cm”のパワーを印加し、金属チタン膜(50人)
を形成した0次に、該金属チクン膜上に、エネルギー1
0KeV 、イオン注入量8.6 x 10”1ons
/cがの条件で窒素イオンを注入した。この時の真空度
は3.2 X 10−’Torrであった。イオン注入
量はイオン電流密度をファラデーカップで測定して調整
した。最後に全圧が2.2X 10−”TorrのAr
:Nz=9:1の混合がス雰囲気中でTiターゲットに
2.6W/cm”のパワーを印加し、窒化チタン膜(4
00人)を製膜した。
このようにして作製した熱線反射ガラスを大気中に取り
出し、2IIIff+角の部分にハングをつけて引張強
度試験を行なったところ、1.3kgで破壊した。破断
面はガラス基板に生じおり、ガラス基板から破壊されて
いることが確認できた。
熱線反射膜は剥離していなかった。
実施例2 実施例1と同様のマグネトロンD、 C,スパッタ装置
の陰極上にZr:B・7:3の組成を有する硼化ジルコ
ニウムターゲットをセットした。実施例1と同様の手順
で2+nm厚のソーダライムガラス基板を洗浄した後、
上記スパック装置の真空槽内に入れ、2.IX 10−
”TorrのAr雰囲気中で硼化ジルコニウムターゲッ
トに1.6W/c+n”のパワーを印加し、ジルコニウ
ム硼素膜(70人)を形成した0次に該ジルコニウム硼
素膜上に、エネルギー15KeV 、イオン注入量1.
Ox 10”1ons/ca+’の条件で窒素イオンを
注入した。この時の真空度は3.OX 10−’Tor
rであった。イオン注入量はイオン電流密度をファラデ
ーカップで測定して調整した。最後に全圧が1.8X 
10””TorrのAr:N、=88:12の混合がス
雰囲気中で硼化ジルコニムターゲットに2.617cm
”のパワーを印加し、ジルコニウム硼窒化物膜(600
人)を製膜した。
このようにして作製した熱線反射ガラスを大気中に取り
出し、実施例1と同様の引張強度試験を行なったところ
、1.69kgで破壊した。破断面はガラス基板に生じ
ており、熱線反射膜は剥離していなかった。
実施例3 パケット型のイオン注入装置を備え付けたマグネトロン
D、 C,スパッタ装置の陰極上に金属Crターゲット
をセットした0次に2+n+n厚のソーダライムガラス
基板を、炭酸カルシウム粉末研磨、流水すすぎ、エタノ
ールすすぎ、N2乾燥の手順で洗浄した後、上記スパッ
タ装置の真空槽内に入れ、油拡散ポンプで4.OX 1
0−’Torr以下まで排気した。 2.2 X 10
−”TorrのAr雰囲気中で金属Crターゲットに2
.4W/cm”のパワーを印加し、金属クロム膜(50
人)を形成した0次に、該金属クロム膜上に、エネルギ
ー10KeV 、イオン注入量7.5 X 10”1o
ns/cm”の条件で窒素イオンを注入した。この時の
真空度は3.2 XIG−’Torrであった。イオン
注入量はイオン電流密度をファラデーカップで測定して
調整した。最後に全圧が2.2X 1G−”Torrの
Ar:Nz:9:1の混合がス雰囲気中でCrターゲッ
トに2.6W/cm”のパワーを印加し、窒化クロム膜
(400人)を製膜した。
このようにして作製した熱線反射ガラスを大気中に取り
出し、2IIIQ角の部分にハンダをつけて引張強度試
験を行なったところ、1.1kgで破壊した。破断面は
ガラス基板に生じおり、ガラス基板から破壊されている
ことが確認できた。
熱線反射膜は剥離していなかった。
比較例 実施例1と同様のマグネトロンD、C,スパッタ装置の
陰極上に金属Tiターゲットをセットした。実施例1と
同様の手順で2ffiII+厚のソーダライムガラス基
板を洗浄した後、上記スパッタ装置の真空槽内に入れ、
4.0 X 10”’Torr以下まで排気した0次に
、全圧が2.2X 10−’TorrのAr:N2=9
:1の混合ガス雰囲気中でTiターゲットに2.6W/
c+n”のパワーを印加し、窒化チタン膜(400人)
を製膜した。
このようにして作製した熱線反射ガラスを大気中に取り
出し、実施例1と同様の引張強度試験を行なったところ
、0.69kgで破壊した。熱線反射膜の剥離が認めら
れ、破断面はガラス基板には生じていなかった。
[効果] 本発明の熱線反射ガラスは、内部応力の大きな窒化物膜
又は硼窒化物膜の熱線反射膜が十分強い付着力でガラス
基板に密着したものであり、かかる熱線反射膜が膜はが
れを起こすことなく、耐擦傷性も大変層れている。従っ
て、自動車用や建築用などの用途に、合わせガラス化又
は複層ガラス化することなく、単板の熱線反射ガラスと
して広く利用することができる。
又、本発明においては、まず下地膜を形成し、この下地
膜にイオン注入を行なうことによりガラス基板への付着
力を高めているので、熱線反射性能を司る窒化物膜又は
硼窒化物膜自体のイオン注入過程による損傷のない高密
着性熱線反射ガラスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高密着性熱線反射ガラスの各製造工程
におけるガラス基板の断面図により本発明の高密着性熱
線反射ガラスの製造方法を示す説明図である。1はガラ
ス基板、2は下地膜、3は高エネルギーイオン、4は窒
化物膜又は硼窒化物膜を示している。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス基板上に下地膜を形成し、該下地膜面に高
    エネルギーのイオンを注入し、該イオン注入された膜表
    面に、窒化物膜又は硼窒化物膜を形成してなる高密着性
    熱線反射ガラス。
  2. (2)下地膜に注入されるイオンが窒素イオンであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の高密着性熱線反射ガラス
    。
  3. (3)下地膜が、窒化物膜又は硼窒化物膜と共通の成分
    を含有していることを特徴とする請求項1又は2記載の
    高密着性熱線反射ガラス。
  4. (4)窒化物膜又は硼窒化物膜が、チタン、ジルコニウ
    ム、タンタル、クロムの群から選ばれる少なくとも一種
    の金属元素を含むことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一項記載の高密着性熱線反射ガラス。
  5. (5)下地膜が、窒化物膜又は硼窒化物膜と共通の金属
    元素を含む金属膜であることを特徴とする請求項4記載
    の高密着性熱線反射ガラス。
  6. (6)下地膜の膜厚が30〜200Åであることを特徴
    とする請求項1〜5いずれか一項記載の高密着性熱線反
    射ガラス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166294A (ja) * 1988-12-20 1990-06-26 Ngk Insulators Ltd メッキ付き基材
JPH07305163A (ja) * 1994-05-10 1995-11-21 Itochu Fine Chem Kk 低反射クロム系膜
JP2014034479A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Asahi Glass Co Ltd Ti膜付きガラス基板及びこれを用いた金属膜付きガラス基板、Ti膜付きガラス基板及びこれを用いた金属膜付きガラス基板の製造方法、ならびにガラス基板表面の平坦度評価方法

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