JPH0130941B2 - - Google Patents
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- JPH0130941B2 JPH0130941B2 JP55187678A JP18767880A JPH0130941B2 JP H0130941 B2 JPH0130941 B2 JP H0130941B2 JP 55187678 A JP55187678 A JP 55187678A JP 18767880 A JP18767880 A JP 18767880A JP H0130941 B2 JPH0130941 B2 JP H0130941B2
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば人工皮革用基材として好適な
強靭で充実感がありかつ表面平滑性に富むシート
材料及びその製造方法に関するものである。
強靭で充実感がありかつ表面平滑性に富むシート
材料及びその製造方法に関するものである。
従来より、この種人工皮革用基材としてのシー
ト材料には、0.5デニール以上の短繊維を用いた
所謂不織布があり、これは、ウエツブにゴムラテ
ツクスを含浸させた後、空気中で乾燥させる乾式
法、ポリウレタンエラストマー溶液をウエツブに
含浸させた後、水中でポリウレタンエラストマー
を凝固させる湿式法などにより、種々広範囲で生
産されているが、いずれも強度的には優れている
ものの、人工皮革用基材としての表面平滑性及び
充実感に欠けるものであつた。すなわち、0.5デ
ニール以上の短繊維の場合だと、繊維感の空隙が
大きく、特に表面部分にはゴムラテツクスやポリ
ウレタンエラストマーが十分に含浸され難いた
め、凹凸ができて表面平滑性が得られない。また
空隙の多いことにより、密度が小さく、充実感に
乏しかつた。
ト材料には、0.5デニール以上の短繊維を用いた
所謂不織布があり、これは、ウエツブにゴムラテ
ツクスを含浸させた後、空気中で乾燥させる乾式
法、ポリウレタンエラストマー溶液をウエツブに
含浸させた後、水中でポリウレタンエラストマー
を凝固させる湿式法などにより、種々広範囲で生
産されているが、いずれも強度的には優れている
ものの、人工皮革用基材としての表面平滑性及び
充実感に欠けるものであつた。すなわち、0.5デ
ニール以上の短繊維の場合だと、繊維感の空隙が
大きく、特に表面部分にはゴムラテツクスやポリ
ウレタンエラストマーが十分に含浸され難いた
め、凹凸ができて表面平滑性が得られない。また
空隙の多いことにより、密度が小さく、充実感に
乏しかつた。
一方、不織布として集束繊維を用いたものも知
られている。この方法は、混合紡糸ノズルから例
えば2種類の繊維を紡糸した後、これを適当な長
さに切断して短繊維化し、引き続きクロスラツパ
ーにかけるなどしてウエツブを作り、次に一方成
分を溶解除去するものである。これにより得られ
た繊維は0.001〜0.1デニールの極めて細い繊維で
あるため、その不織布は空隙が小さく、表面平滑
性良好でかつ充実感に富み、柔軟性のあるもので
あるが、前記のように繊維形成工程が、複合紡
糸、短繊維化、一方成分溶解除去というように極
めて複雑であつて、コストが高く、汎用的とは言
い難い面があつた。
られている。この方法は、混合紡糸ノズルから例
えば2種類の繊維を紡糸した後、これを適当な長
さに切断して短繊維化し、引き続きクロスラツパ
ーにかけるなどしてウエツブを作り、次に一方成
分を溶解除去するものである。これにより得られ
た繊維は0.001〜0.1デニールの極めて細い繊維で
あるため、その不織布は空隙が小さく、表面平滑
性良好でかつ充実感に富み、柔軟性のあるもので
あるが、前記のように繊維形成工程が、複合紡
糸、短繊維化、一方成分溶解除去というように極
めて複雑であつて、コストが高く、汎用的とは言
い難い面があつた。
さらに、極細繊維の安価で簡単な製造方法に
は、溶融材料を紡糸ノズルから加熱空気流と共に
紡糸するメルトブロー法があるが、この場合、空
気流で引くのみで、特に延伸処理を施さずに繊維
化されるため、強度が不十分であつて、現在のと
ころ、接着芯地、防寒衣料の中入れ綿などへの応
用が多く、強度が必要とされる人工皮革用基材へ
の応用は殆んどなかつた。一部用いられている例
(特開昭54−12270、特開昭54−122702、特開昭55
−93881)もあるが、補強材としての織布または
編布と併用しなければならず、外観上は極細繊維
に起因して表面平滑性、充実感、柔軟性などがあ
るも、一体感に欠ける面があり、ときには極細繊
維の脱落が起つたり、剥離強度にも欠け、人工皮
革用基材としては満足のいくものではなかつた。
は、溶融材料を紡糸ノズルから加熱空気流と共に
紡糸するメルトブロー法があるが、この場合、空
気流で引くのみで、特に延伸処理を施さずに繊維
化されるため、強度が不十分であつて、現在のと
ころ、接着芯地、防寒衣料の中入れ綿などへの応
用が多く、強度が必要とされる人工皮革用基材へ
の応用は殆んどなかつた。一部用いられている例
(特開昭54−12270、特開昭54−122702、特開昭55
−93881)もあるが、補強材としての織布または
編布と併用しなければならず、外観上は極細繊維
に起因して表面平滑性、充実感、柔軟性などがあ
るも、一体感に欠ける面があり、ときには極細繊
維の脱落が起つたり、剥離強度にも欠け、人工皮
革用基材としては満足のいくものではなかつた。
そこで、本発明者等が、前記メルトブロー法に
より得られる極細繊維と強度的に優れた0.5デニ
ール以上の短繊維を用いて、見掛け密度、充実感
及び表面平滑性を改良した不織布を得るべく鋭意
研究した結果、極細繊維と短繊維とを三層構造に
組合せ、中間層にメルトブロー法による極細繊維
層を設け、この極細繊維層の上下両面に短繊維層
を配置させた後、ニードルパンチングすると、ニ
ードルの鉤により、極細繊維がある分布で移動す
ると同時に、主に表面の短繊維が移動し、一体化
した特性のよい交絡積層体を得ることができるこ
とを見出した。
より得られる極細繊維と強度的に優れた0.5デニ
ール以上の短繊維を用いて、見掛け密度、充実感
及び表面平滑性を改良した不織布を得るべく鋭意
研究した結果、極細繊維と短繊維とを三層構造に
組合せ、中間層にメルトブロー法による極細繊維
層を設け、この極細繊維層の上下両面に短繊維層
を配置させた後、ニードルパンチングすると、ニ
ードルの鉤により、極細繊維がある分布で移動す
ると同時に、主に表面の短繊維が移動し、一体化
した特性のよい交絡積層体を得ることができるこ
とを見出した。
本発明は、この点に基づきなされたもので、一
体感に富み強靭で、充実感がありかつ表面平滑性
に富み、天然皮革の風合いを有する人工皮革用基
材として好適なシート材料を提供することを目的
とする。
体感に富み強靭で、充実感がありかつ表面平滑性
に富み、天然皮革の風合いを有する人工皮革用基
材として好適なシート材料を提供することを目的
とする。
かかる本発明の要旨は、メルトブロー法により
紡糸された0.5デニール以下の極細繊維よりなる
極細繊維層と、該極細繊維層の上下両面を挟んで
配置される0.5デニール以上の短繊維よりなる短
繊維層とがニードルパンチングにより相互一体に
交絡されると共に、短繊維層の繊維の一部が極細
繊維層を貫通して他方の短繊維層の繊維と交絡さ
れ、且つ極細繊維の切断体の一部が前記短繊維層
の空〓部に充填されてなる交絡積層体に弾性重合
体が充填されてなることを特徴とする強靭で充実
感に富むシート材料にある。
紡糸された0.5デニール以下の極細繊維よりなる
極細繊維層と、該極細繊維層の上下両面を挟んで
配置される0.5デニール以上の短繊維よりなる短
繊維層とがニードルパンチングにより相互一体に
交絡されると共に、短繊維層の繊維の一部が極細
繊維層を貫通して他方の短繊維層の繊維と交絡さ
れ、且つ極細繊維の切断体の一部が前記短繊維層
の空〓部に充填されてなる交絡積層体に弾性重合
体が充填されてなることを特徴とする強靭で充実
感に富むシート材料にある。
本発明において、三層の積層体をニードルパン
チングすると、例えばこれを両面から行なつた場
合、両表面の短繊維が中間の極細繊維層に移動し
て交絡し、一部は更にこの極細繊維層を貫通して
相互に他方の短繊維層に移動して交絡する。また
この短繊維に比較して移動の割合いが少ないが、
極細繊維も同時に両表面の短繊維層に移動して交
絡する。すなわちニードルの鉤は表面の短繊維を
真先に引つ掛けるため移動割合いに差が生じるの
である。この場合、極細繊維は細くかつ強度が弱
いために、ニードルパンチング時に容易に切断さ
れ、この切断体は短繊維の空隙部に入り込み、一
種の充填剤的な働きをする。しかもこの際、極細
繊維は中間層にあつて、ニードルパンチングによ
り、中心部から表面部にかけて密度分布が順次小
さくなるように分布し、中心に大きい密度勾配を
持つて交絡される。
チングすると、例えばこれを両面から行なつた場
合、両表面の短繊維が中間の極細繊維層に移動し
て交絡し、一部は更にこの極細繊維層を貫通して
相互に他方の短繊維層に移動して交絡する。また
この短繊維に比較して移動の割合いが少ないが、
極細繊維も同時に両表面の短繊維層に移動して交
絡する。すなわちニードルの鉤は表面の短繊維を
真先に引つ掛けるため移動割合いに差が生じるの
である。この場合、極細繊維は細くかつ強度が弱
いために、ニードルパンチング時に容易に切断さ
れ、この切断体は短繊維の空隙部に入り込み、一
種の充填剤的な働きをする。しかもこの際、極細
繊維は中間層にあつて、ニードルパンチングによ
り、中心部から表面部にかけて密度分布が順次小
さくなるように分布し、中心に大きい密度勾配を
持つて交絡される。
次に、上述の如く得られた交絡積層体に弾性重
合体を含浸させ、繊維空隙部に該弾性重合体を充
填させる。ここで使用される弾性重合体としては
一般にポリウレタンエラストマーが用いられる
が、他のものを用いても差支えない。かくして本
発明シート材料が得られる。
合体を含浸させ、繊維空隙部に該弾性重合体を充
填させる。ここで使用される弾性重合体としては
一般にポリウレタンエラストマーが用いられる
が、他のものを用いても差支えない。かくして本
発明シート材料が得られる。
本発明シート材料は繊度の大きい短繊維を有す
ることに起因して大きな強度を有している。また
本発明シート材料において両短繊維層はそれらの
繊維の一部が極細繊維層を貫通して互いに他方の
短繊維層の繊維と交絡されているため、結合が強
く、完全に一体化されており、剥離したりする虞
れは全くない。更に、上下両層の短繊維が中間層
の極細繊維中に移動するため中心部の密度が増大
し、充実感に富むものとなる。したがつて、例え
ば曲げたとき、充実感の小さい場合に感じるごわ
ごわした感じはなく、天然皮革と同等の感触が得
られる。またニードルパンチングによる極細繊維
の切断体が短繊維に移動して空隙内に充填される
ためシート材料表面の密度が増大し、例えばポリ
ウレタンエラストマーなどの弾性重合体が付着し
易くなつて、表面平滑性を著しく良好ならしめる
ことができる。
ることに起因して大きな強度を有している。また
本発明シート材料において両短繊維層はそれらの
繊維の一部が極細繊維層を貫通して互いに他方の
短繊維層の繊維と交絡されているため、結合が強
く、完全に一体化されており、剥離したりする虞
れは全くない。更に、上下両層の短繊維が中間層
の極細繊維中に移動するため中心部の密度が増大
し、充実感に富むものとなる。したがつて、例え
ば曲げたとき、充実感の小さい場合に感じるごわ
ごわした感じはなく、天然皮革と同等の感触が得
られる。またニードルパンチングによる極細繊維
の切断体が短繊維に移動して空隙内に充填される
ためシート材料表面の密度が増大し、例えばポリ
ウレタンエラストマーなどの弾性重合体が付着し
易くなつて、表面平滑性を著しく良好ならしめる
ことができる。
本発明において仕上り状態、即ち、表面平滑
性、充実感、強度等の程度は、使用する極細繊維
及び短繊維の組成、繊維径、繊維長、さらにはニ
ードルの径、形状及びニードルパンチングの針密
度などの総合的な条件により変化するものである
ため、所望のものを得ようとするためには上記し
た種々の条件を適宜設定すればよい。
性、充実感、強度等の程度は、使用する極細繊維
及び短繊維の組成、繊維径、繊維長、さらにはニ
ードルの径、形状及びニードルパンチングの針密
度などの総合的な条件により変化するものである
ため、所望のものを得ようとするためには上記し
た種々の条件を適宜設定すればよい。
本発明において使用する極細繊維は、上述のよ
うにメルトブロー法により製造する。この方法に
よると、生産性がよく、低コストで極細繊維を得
ることができる利点がある。またこのものの繊度
は0.5デニール以下とする必要がある。0.5デニー
ルを越えるとニードルパンチング時に切断体が得
られ難く、且つ短繊維空隙内に充填させることが
困難となるからである。一方、短繊維層は周知の
いずれかの方法、例えばエアーレイ方式、カード
方式などの乾式法、あるいは抄造法によつて製造
すればよいが、三層構造の上下両面にあつて主に
強度を付与する役割を果すものであるため、繊度
は0.5デニール以上とする必要がある。そしてこ
の短繊維に対する極細繊維の割合は、通常、5〜
50重量%(好ましくは10〜30重量%)が良好であ
る。これら繊維の具体的素材としては、例えば6
ナイロンなどのポリアミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレートなどのポリエステル繊維などを用い
ることができる。ここで各繊維は同一素材の組合
せでも別素材の組合せでもよい。
うにメルトブロー法により製造する。この方法に
よると、生産性がよく、低コストで極細繊維を得
ることができる利点がある。またこのものの繊度
は0.5デニール以下とする必要がある。0.5デニー
ルを越えるとニードルパンチング時に切断体が得
られ難く、且つ短繊維空隙内に充填させることが
困難となるからである。一方、短繊維層は周知の
いずれかの方法、例えばエアーレイ方式、カード
方式などの乾式法、あるいは抄造法によつて製造
すればよいが、三層構造の上下両面にあつて主に
強度を付与する役割を果すものであるため、繊度
は0.5デニール以上とする必要がある。そしてこ
の短繊維に対する極細繊維の割合は、通常、5〜
50重量%(好ましくは10〜30重量%)が良好であ
る。これら繊維の具体的素材としては、例えば6
ナイロンなどのポリアミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレートなどのポリエステル繊維などを用い
ることができる。ここで各繊維は同一素材の組合
せでも別素材の組合せでもよい。
以上説明したように本発明シート材料は、メル
トブロー法により紡糸された0.5デニール以下の
極細繊維よりなる極細繊維層と、該極細繊維層の
上下両面を挟んで配置される0.5デニール以上の
短繊維よりなる短繊維層をニードルパンチングに
より相互一体に交絡されると共に、短繊維層の繊
維の一部が極細繊維層を貫通して他方の短繊維層
の繊維と交絡され、極細繊維の切断体の一部を短
繊維層の空〓部に充填せしめてなる交絡積層体に
弾性重合体を充填せしめてなるため、一体感に富
み強靭で、密度大にして充実感があり且つ表面平
滑性に富み、これを人工皮革用基材として用いた
とき、天然皮革に酷似の風合、感触を現出できる
ものである。
トブロー法により紡糸された0.5デニール以下の
極細繊維よりなる極細繊維層と、該極細繊維層の
上下両面を挟んで配置される0.5デニール以上の
短繊維よりなる短繊維層をニードルパンチングに
より相互一体に交絡されると共に、短繊維層の繊
維の一部が極細繊維層を貫通して他方の短繊維層
の繊維と交絡され、極細繊維の切断体の一部を短
繊維層の空〓部に充填せしめてなる交絡積層体に
弾性重合体を充填せしめてなるため、一体感に富
み強靭で、密度大にして充実感があり且つ表面平
滑性に富み、これを人工皮革用基材として用いた
とき、天然皮革に酷似の風合、感触を現出できる
ものである。
以下、本発明の実施例を示し、本発明を具体的
に説明するが、もとより本発明はこれに限定され
るものではない。
に説明するが、もとより本発明はこれに限定され
るものではない。
実施例 1
1.2デニール6ナイロン、51m/m繊維長の短
繊維70%(%は重量%を表わす。以下同じ。)、
1.5デニール6ナイロン、51m/m繊維長の短繊
維30%よりなる100g/m2の目付のウエツブをカ
ード機及びクロスラツパーにより形成し、別に6
ナイロンをメルトブロー法により0.01〜0.05デニ
ールの繊度を有する50g/m2の目付のウエツブと
して形成し、このメルトブロー法により得られた
極細繊維層が中間層になるように該層の両側に前
記1.2デニール及び1.5デニール6ナイロン短繊維
の混合されてなる短繊維層を配置して積層した
後、針密度1cm2当り500本の条件で両面よりニー
ドルパンチングし、目付220g/m2の交絡一体化
した厚さ1.2m/mのウエツブを得た。次いで軟
化点180℃のポリウレタンエラストマーの固形分
8.2%のジメチルフオルムアミド溶液に含浸し、
スクイズロールで絞液し、繊維対樹脂が100対40
になるようにし、直ちに20℃の水を主成分とする
凝固槽に浸漬し、凝固、脱溶媒させ、次いで50゜
〜60℃の温水槽に導き十分に脱溶媒し、水洗後、
130℃で通風乾燥させ、厚さ1.1m/mの不織布を
得た。このものは極めて充実感に富み、紳士靴甲
材用不織布としての規格を十分に満足させる強度
を有するものであつた。
繊維70%(%は重量%を表わす。以下同じ。)、
1.5デニール6ナイロン、51m/m繊維長の短繊
維30%よりなる100g/m2の目付のウエツブをカ
ード機及びクロスラツパーにより形成し、別に6
ナイロンをメルトブロー法により0.01〜0.05デニ
ールの繊度を有する50g/m2の目付のウエツブと
して形成し、このメルトブロー法により得られた
極細繊維層が中間層になるように該層の両側に前
記1.2デニール及び1.5デニール6ナイロン短繊維
の混合されてなる短繊維層を配置して積層した
後、針密度1cm2当り500本の条件で両面よりニー
ドルパンチングし、目付220g/m2の交絡一体化
した厚さ1.2m/mのウエツブを得た。次いで軟
化点180℃のポリウレタンエラストマーの固形分
8.2%のジメチルフオルムアミド溶液に含浸し、
スクイズロールで絞液し、繊維対樹脂が100対40
になるようにし、直ちに20℃の水を主成分とする
凝固槽に浸漬し、凝固、脱溶媒させ、次いで50゜
〜60℃の温水槽に導き十分に脱溶媒し、水洗後、
130℃で通風乾燥させ、厚さ1.1m/mの不織布を
得た。このものは極めて充実感に富み、紳士靴甲
材用不織布としての規格を十分に満足させる強度
を有するものであつた。
実施例 2
1.2デニール6ナイロン、51m/m繊維長の短
繊維40%、1.0デニール6ナイロン、51m/m繊
維長の短繊維60%よりなる80g/m2の目付のウエ
ツブをカード機及びクロスラツパーにより形成
し、別に6ナイロンをメルトブロー法により0.01
〜0.05デニールの繊度を有する40g/m2の目付の
ウエツブとして形成し、このメルトブロー法によ
り得られた極細繊維層が中間層になるように該層
の両側に前記1.2デニール及び1.0デニール6ナイ
ロン短繊維の混合されてなる短繊維層を配置して
積層した後、針密度1cm2当り950本の条件で両面
より均等にニードルパンチングし、目付180g/
cm2の交絡一体化したウエツブを得た。次いでこれ
をポリオール成分がポリテトラメチレンエーテル
グリコール30%、ポリプロピレンエーテルグリコ
ール70%の比率よりなる軟化点210℃のポリエー
テル系ポリウレタンエラストマーの固形分10%を
含むジメチルフオルムアミド溶液に含浸し、繊維
対ポリウレタン樹脂が100対50になるようにスク
イズロールで絞液した後、直ちに20℃の水を主成
分とする凝固槽に浸漬し、凝固、脱溶媒し、次い
で50゜〜60℃の温水槽に導き、脱溶媒を完了させ
た。さらに水洗後、130℃で通風乾燥させ、厚さ
1.0m/mの不織布を得た。このものは極めて柔
軟で充実感があり、椅子張り用としての人工皮革
基材に好適な物性基準を十分に満足できるもので
あつた。
繊維40%、1.0デニール6ナイロン、51m/m繊
維長の短繊維60%よりなる80g/m2の目付のウエ
ツブをカード機及びクロスラツパーにより形成
し、別に6ナイロンをメルトブロー法により0.01
〜0.05デニールの繊度を有する40g/m2の目付の
ウエツブとして形成し、このメルトブロー法によ
り得られた極細繊維層が中間層になるように該層
の両側に前記1.2デニール及び1.0デニール6ナイ
ロン短繊維の混合されてなる短繊維層を配置して
積層した後、針密度1cm2当り950本の条件で両面
より均等にニードルパンチングし、目付180g/
cm2の交絡一体化したウエツブを得た。次いでこれ
をポリオール成分がポリテトラメチレンエーテル
グリコール30%、ポリプロピレンエーテルグリコ
ール70%の比率よりなる軟化点210℃のポリエー
テル系ポリウレタンエラストマーの固形分10%を
含むジメチルフオルムアミド溶液に含浸し、繊維
対ポリウレタン樹脂が100対50になるようにスク
イズロールで絞液した後、直ちに20℃の水を主成
分とする凝固槽に浸漬し、凝固、脱溶媒し、次い
で50゜〜60℃の温水槽に導き、脱溶媒を完了させ
た。さらに水洗後、130℃で通風乾燥させ、厚さ
1.0m/mの不織布を得た。このものは極めて柔
軟で充実感があり、椅子張り用としての人工皮革
基材に好適な物性基準を十分に満足できるもので
あつた。
比較例
前記実施例1で用いた1.2デニール6ナイロン、
51m/m繊維長の短繊維70%、1.5デニール6ナ
イロン、51m/m繊維長の短繊維30%よりなるウ
エツブをカード機及びクロスラツパーにより形成
し、更に実施例1と同じ条件でニードルパンチン
グを行ない、目付220g/m2のウエツブを得た後、
実施例1と同じ条件でポリウレタンエラストマー
を含浸し、厚さ1.2m/mの不織布を得た。この
ものは強度の点では紳士靴甲材用の規格を満足す
るが、充実感のない折れ皺の大きいごわごわした
もので、かつ表面平滑性にも欠けるものであつ
た。
51m/m繊維長の短繊維70%、1.5デニール6ナ
イロン、51m/m繊維長の短繊維30%よりなるウ
エツブをカード機及びクロスラツパーにより形成
し、更に実施例1と同じ条件でニードルパンチン
グを行ない、目付220g/m2のウエツブを得た後、
実施例1と同じ条件でポリウレタンエラストマー
を含浸し、厚さ1.2m/mの不織布を得た。この
ものは強度の点では紳士靴甲材用の規格を満足す
るが、充実感のない折れ皺の大きいごわごわした
もので、かつ表面平滑性にも欠けるものであつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メルトブロー法により紡糸された0.5デニー
ル以下の極細繊維よりなる極細繊維層と、該極細
繊維層の上下両面を挾んで配置される0.5デニー
ル以上の短繊維よりなる短繊維層とがニードルパ
ンチングにより相互一体に交絡されると共に、短
繊維層の繊維の一部が極細繊維層を貫通して他方
の短繊維層の繊維と交絡され、且つ極細繊維の切
断体の一部が前記短繊維層の空隙部に充填されて
なる交絡積層体に弾性重合体が充填されてなるこ
とを特徴とする強靭で充実感に富むシート材料。 2 前記弾性重合体がポリウレタンエラストマー
である特許請求の範囲第1項記載の強靭で充実感
に富むシート材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55187678A JPS57112447A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Tough sheet material rich in fullness and production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55187678A JPS57112447A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Tough sheet material rich in fullness and production thereof |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57112447A JPS57112447A (en) | 1982-07-13 |
| JPH0130941B2 true JPH0130941B2 (ja) | 1989-06-22 |
Family
ID=16210220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55187678A Granted JPS57112447A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Tough sheet material rich in fullness and production thereof |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57112447A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109355805B (zh) * | 2018-12-26 | 2020-09-08 | 董驾潮 | 一种抗拉高弹性羊绒毛絮片的生产工艺 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP55187678A patent/JPS57112447A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57112447A (en) | 1982-07-13 |
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