JPH0130984Y2 - - Google Patents
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- JPH0130984Y2 JPH0130984Y2 JP15518185U JP15518185U JPH0130984Y2 JP H0130984 Y2 JPH0130984 Y2 JP H0130984Y2 JP 15518185 U JP15518185 U JP 15518185U JP 15518185 U JP15518185 U JP 15518185U JP H0130984 Y2 JPH0130984 Y2 JP H0130984Y2
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Landscapes
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、農用散粒機に関し、特に、育苗に用
いる顆粒状肥料または顆粒状消毒剤の散粒機に関
する。
いる顆粒状肥料または顆粒状消毒剤の散粒機に関
する。
育苗を稲作で説明すれば、現在、稲作の80%余
りが機械移植栽培となり、稲作といえば、機械植
という時代になつた、機械植に用いる田植機は、
手植栽培の苗代育苗と異なり育苗箱を使用してい
る。この育苗箱は一応の大きさが決められてお
り、例えば、外寸は縦60cm、横30cm、内寸で縦58
cm、横28cmで深さは約3cmとなつており、かかる
育苗箱を使い、播種、覆土、潅水などの一連の播
種作業の後、育苗箱を適切な温度および湿度を保
つて均一に発芽させるためビニールハウス内に並
置する。そして、育苗箱への施肥方法としては、
全量元肥とするのは好ましくなく、大半は一部追
肥としている。また、育苗箱が密接状態で並置さ
れているため、病害の発生伝播を防止する目的
で、その病原菌に対する防除薬剤を散布してい
る。
りが機械移植栽培となり、稲作といえば、機械植
という時代になつた、機械植に用いる田植機は、
手植栽培の苗代育苗と異なり育苗箱を使用してい
る。この育苗箱は一応の大きさが決められてお
り、例えば、外寸は縦60cm、横30cm、内寸で縦58
cm、横28cmで深さは約3cmとなつており、かかる
育苗箱を使い、播種、覆土、潅水などの一連の播
種作業の後、育苗箱を適切な温度および湿度を保
つて均一に発芽させるためビニールハウス内に並
置する。そして、育苗箱への施肥方法としては、
全量元肥とするのは好ましくなく、大半は一部追
肥としている。また、育苗箱が密接状態で並置さ
れているため、病害の発生伝播を防止する目的
で、その病原菌に対する防除薬剤を散布してい
る。
そして本考案は、一般の育苗箱等に対し顆粒状
肥料または顆粒状消毒剤を散粒する散粒機の改良
に関するものである。
肥料または顆粒状消毒剤を散粒する散粒機の改良
に関するものである。
従来における、顆粒状消毒剤・顆粒状肥料の散
粒には、中小規模の育苗では狭いビニールハウス
内に密接して並置された育苗箱が使用されている
ため、手播きが殆どであるが、一部には、小回り
がきく肩掛け式または背負い式で、収納タンクよ
り把持パイプを介して連通したホツパーを設け、
該ホツパーの開口部に扇状のスジ溝を施した分散
板を設けた散粒機(実開昭59−180750号公報参
照)が使用されているが、かかる散粒機は本来、
田畑において使用するもので、当該散粒機を、狭
いビニールハウス内の5列または6列に密接状態
で並置された多数の育苗箱に対し散粒(例えば、
消毒剤を散布する場合、育苗箱1箱につき50gの
散粒)すると、手前の育苗箱と離れた育苗箱との
間において、分散板の開口方向が相違することか
ら、依然として、育苗箱同志の不均一さは免れな
い。
粒には、中小規模の育苗では狭いビニールハウス
内に密接して並置された育苗箱が使用されている
ため、手播きが殆どであるが、一部には、小回り
がきく肩掛け式または背負い式で、収納タンクよ
り把持パイプを介して連通したホツパーを設け、
該ホツパーの開口部に扇状のスジ溝を施した分散
板を設けた散粒機(実開昭59−180750号公報参
照)が使用されているが、かかる散粒機は本来、
田畑において使用するもので、当該散粒機を、狭
いビニールハウス内の5列または6列に密接状態
で並置された多数の育苗箱に対し散粒(例えば、
消毒剤を散布する場合、育苗箱1箱につき50gの
散粒)すると、手前の育苗箱と離れた育苗箱との
間において、分散板の開口方向が相違することか
ら、依然として、育苗箱同志の不均一さは免れな
い。
そのため、本出願人は、収納タンクと連通した
把持パイプの先端に設け、かつ、屈折自在の補助
アームを添設した可撓性ホースを用い、該可撓性
ホースの先端に、動力駆動される排出ローラを内
蔵した扇状散粒口を吊下した農用散粒機でもつ
て、狭いビニールハウス内で密接状態で並置され
た、いずれの育苗箱にも均一に散粒しようとする
提案を行つた(実開昭62−7814号)。
把持パイプの先端に設け、かつ、屈折自在の補助
アームを添設した可撓性ホースを用い、該可撓性
ホースの先端に、動力駆動される排出ローラを内
蔵した扇状散粒口を吊下した農用散粒機でもつ
て、狭いビニールハウス内で密接状態で並置され
た、いずれの育苗箱にも均一に散粒しようとする
提案を行つた(実開昭62−7814号)。
ところが、かかる提案を各種の条件、殊に、粒
状物の形状、大きさおよび硬さを異にして試験し
たところ、排出ローラを駆動する動力源のモータ
が軽量化のため超小形のものであることから、粒
状物が排出ローラの回転を妨げるよう噛み込んだ
場合、排出ローラを停止する、という不都合が新
たに判明した。
状物の形状、大きさおよび硬さを異にして試験し
たところ、排出ローラを駆動する動力源のモータ
が軽量化のため超小形のものであることから、粒
状物が排出ローラの回転を妨げるよう噛み込んだ
場合、排出ローラを停止する、という不都合が新
たに判明した。
そこで本考案は、かかる不都合を解消しようと
して案出されたもので、本考案の構成を添付図面
に示す実施例により詳細に説明する。
して案出されたもので、本考案の構成を添付図面
に示す実施例により詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の全体斜視図、第2図
は第1図のB矢視一部破断側面図、第3図は第1
図のA〜A断面図、第4図は第3図におけるR部
拡大図を示す。
は第1図のB矢視一部破断側面図、第3図は第1
図のA〜A断面図、第4図は第3図におけるR部
拡大図を示す。
本実施例は、顆粒状(例えば、長さ2mmの小片
状のもの)の肥料または消毒剤を、多数並設した
稲作用育苗箱に散粒するために使用する散粒機
で、収納タンク1は図示しないが肩掛け式または
背負い式となつており、顆粒状の粒状物を該収納
タンク1に入れ、伸縮自在の把持パイプ2を片手
にもつて、散粒する形式のものである。該把持パ
イプ2の先端にカラー3を介して可撓性ホース4
を延設し、該可撓性ホース4の先端に、カラー5
を介して、該カラー5に対し回動自在に装着され
た扇状散粒口6を連設している。これらカラー
3,5にはそれぞれの一端を固着した、2部材か
らなる補助アーム7,8を一対添設し、これら補
助アーム7,8は他端で互いに回動自在に枢支さ
れ、そのため、屈折自在に構成されている。そし
て、これら補助アーム7,8は第1図では片側し
か図示していないが、該図示の反対側にも同形の
ものが添設され一対となつている。したがつて、
扇状散粒口6はその重量でもつて把持パイプ2に
提灯状に吊下げられている。
状のもの)の肥料または消毒剤を、多数並設した
稲作用育苗箱に散粒するために使用する散粒機
で、収納タンク1は図示しないが肩掛け式または
背負い式となつており、顆粒状の粒状物を該収納
タンク1に入れ、伸縮自在の把持パイプ2を片手
にもつて、散粒する形式のものである。該把持パ
イプ2の先端にカラー3を介して可撓性ホース4
を延設し、該可撓性ホース4の先端に、カラー5
を介して、該カラー5に対し回動自在に装着され
た扇状散粒口6を連設している。これらカラー
3,5にはそれぞれの一端を固着した、2部材か
らなる補助アーム7,8を一対添設し、これら補
助アーム7,8は他端で互いに回動自在に枢支さ
れ、そのため、屈折自在に構成されている。そし
て、これら補助アーム7,8は第1図では片側し
か図示していないが、該図示の反対側にも同形の
ものが添設され一対となつている。したがつて、
扇状散粒口6はその重量でもつて把持パイプ2に
提灯状に吊下げられている。
前記扇状散粒口6は全体若しくは片面をアクリ
ル樹脂のごとき透明体で構成し、第1図中B矢視
(第2図)からは山形状で、C矢視からは逆山形
状に形成され、かかる形状にしたから、扇状散粒
口6下端に装着された長尺の排出ローラ部9に対
し均等に粒状物が供給できる。すなわち、該排出
ローラ部9内の排出ローラ10は、第3図に示す
ように、その径を、例えば1.5cmとし、軸方向長
さを、育苗箱の横巾と略同じ長さにしており、し
たがつて、把持パイプ2または可撓性ホース4の
径3.5cmに比べ、該排出ローラ10は小径で、か
つ、長尺となるから、扇状散粒口6はB矢視面で
は扇状に拡大させ、C矢視面では絞つた形状とし
ている。
ル樹脂のごとき透明体で構成し、第1図中B矢視
(第2図)からは山形状で、C矢視からは逆山形
状に形成され、かかる形状にしたから、扇状散粒
口6下端に装着された長尺の排出ローラ部9に対
し均等に粒状物が供給できる。すなわち、該排出
ローラ部9内の排出ローラ10は、第3図に示す
ように、その径を、例えば1.5cmとし、軸方向長
さを、育苗箱の横巾と略同じ長さにしており、し
たがつて、把持パイプ2または可撓性ホース4の
径3.5cmに比べ、該排出ローラ10は小径で、か
つ、長尺となるから、扇状散粒口6はB矢視面で
は扇状に拡大させ、C矢視面では絞つた形状とし
ている。
次に、該排出ローラ部9は、第3図に示すよう
な構成にしている。すなわち、扇状散粒口6の直
下よりlだけ偏位した位置に、排出ローラ10を
内蔵し、該散粒口6の前後方向における後壁11
を分岐して延設した仕切板12は、排出ローラ1
0軸方向で、排出ローラ10の上部を覆うよう臨
設するとともに、該仕切板12の下縁で水平方向
に開口した開口部13を形成している。前記後壁
11と、それと対面した前壁11′はそれぞれ延
設され、スカート部14,14を形成している。
したがつて、排出ローラ10が第3図中矢印p方
向に回転すれば、自然流下して蓄積している扇状
散粒口6内の粒状物は、直ちに該排出ローラ10
上に流下するのではなく、一旦、前壁11′の段
部15上に溜り、次いで、水平方向に開口された
開口部13より定量ずつすくい上げながら、該排
出ローラ10と後壁11で形成された流路16に
沿つて流下・排出されるのである。なお、該金属
製の排出ローラ10は、粒状物の排出量を規制
し、かつ、均一に排出させるため、表面形状に長
溝17を形成している。
な構成にしている。すなわち、扇状散粒口6の直
下よりlだけ偏位した位置に、排出ローラ10を
内蔵し、該散粒口6の前後方向における後壁11
を分岐して延設した仕切板12は、排出ローラ1
0軸方向で、排出ローラ10の上部を覆うよう臨
設するとともに、該仕切板12の下縁で水平方向
に開口した開口部13を形成している。前記後壁
11と、それと対面した前壁11′はそれぞれ延
設され、スカート部14,14を形成している。
したがつて、排出ローラ10が第3図中矢印p方
向に回転すれば、自然流下して蓄積している扇状
散粒口6内の粒状物は、直ちに該排出ローラ10
上に流下するのではなく、一旦、前壁11′の段
部15上に溜り、次いで、水平方向に開口された
開口部13より定量ずつすくい上げながら、該排
出ローラ10と後壁11で形成された流路16に
沿つて流下・排出されるのである。なお、該金属
製の排出ローラ10は、粒状物の排出量を規制
し、かつ、均一に排出させるため、表面形状に長
溝17を形成している。
ここにおいて、本出願人が先に提案した農用散
粒機では、排出ローラ10は前壁11′の段部1
5上に溜つた粒状物を定量ずつすくい上げる構造
としているので、該段部15の先端20と、排出
ローラ10との間に、粒状物の形状や大きさによ
つては、粒状物が噛み込み、小形モータ21がト
ルク不足のため排出ローラ10を停止させること
があつたが、本実施例では、この不都合を避ける
ために、次のような工夫を施している。
粒機では、排出ローラ10は前壁11′の段部1
5上に溜つた粒状物を定量ずつすくい上げる構造
としているので、該段部15の先端20と、排出
ローラ10との間に、粒状物の形状や大きさによ
つては、粒状物が噛み込み、小形モータ21がト
ルク不足のため排出ローラ10を停止させること
があつたが、本実施例では、この不都合を避ける
ために、次のような工夫を施している。
すなわち、第3図のR部を拡大した第4図に示
すように、排出ローラ10の外径に対し2/3の大
きさの径からなるフリーローラ18を、段部15
の下側で該排出ローラ10と並設して段部延設部
材を形成している。すなわち、該フリーローラ1
8と該排出ローラ10との間はきわめて接近させ
(約0.5mm)、その間より粒状物は落下させないよ
うにしているが、段部15の先端20と排出ロー
ラ10との間は、比較的大きく離し、粒状物がそ
の間で自由に動くようにしている。そして、該フ
リーローラ18は前後のスカート部14,14を
連結した側壁19に、回動自在に支持されてい
る。
すように、排出ローラ10の外径に対し2/3の大
きさの径からなるフリーローラ18を、段部15
の下側で該排出ローラ10と並設して段部延設部
材を形成している。すなわち、該フリーローラ1
8と該排出ローラ10との間はきわめて接近させ
(約0.5mm)、その間より粒状物は落下させないよ
うにしているが、段部15の先端20と排出ロー
ラ10との間は、比較的大きく離し、粒状物がそ
の間で自由に動くようにしている。そして、該フ
リーローラ18は前後のスカート部14,14を
連結した側壁19に、回動自在に支持されてい
る。
したがつて、扇状散粒口6内に蓄積された粒状
物が、排出ローラ10ですくい上げられず、一
部、段部15の先端20との間より、フリーロー
ラ18上に蓄積され、それが排出ローラ10とフ
リーローラ18との間に噛み込まれようとする
が、フリーローラ18は排出ローラ10の回転力
で噛み込まれた粒状物を介して矢印q方向に自転
され、かつ、扇状粒状口6の微振動も加わつて、
噛み込まれようとする粒状物は浮き上り、第4図
中右側のスカート部14に沿つて落下する。その
ため、排出ローラ10は停止することなく、円滑
に回動する。
物が、排出ローラ10ですくい上げられず、一
部、段部15の先端20との間より、フリーロー
ラ18上に蓄積され、それが排出ローラ10とフ
リーローラ18との間に噛み込まれようとする
が、フリーローラ18は排出ローラ10の回転力
で噛み込まれた粒状物を介して矢印q方向に自転
され、かつ、扇状粒状口6の微振動も加わつて、
噛み込まれようとする粒状物は浮き上り、第4図
中右側のスカート部14に沿つて落下する。その
ため、排出ローラ10は停止することなく、円滑
に回動する。
なお、排出ローラの伝動機構は第2図に示すよ
うになつている。すなわち、後壁11の外面に、
市販されている簡易小形モータ21を固着し、該
モータ21に、減速機構22を介して横設された
駆動軸23を連結している。該駆動軸23の途中
には自在接手24を介在させている。これは、前
記モータ21および前記減速機構22を後壁11
の外面に装着する際、その位置と、サイド減速機
構(図示せず)を扇状散布口6の一方の側壁19
に装着する際の位置とが、駆動軸23上で喰い違
つている場合、その誤差を吸収するとともに、モ
ータ21の駆動中、その伝動径路に振動を積極的
に誘発させようとするものである。そして、該駆
動軸23は側壁19より突出させ、サイド減速機
構を介して、排出ローラ10を駆動している。
うになつている。すなわち、後壁11の外面に、
市販されている簡易小形モータ21を固着し、該
モータ21に、減速機構22を介して横設された
駆動軸23を連結している。該駆動軸23の途中
には自在接手24を介在させている。これは、前
記モータ21および前記減速機構22を後壁11
の外面に装着する際、その位置と、サイド減速機
構(図示せず)を扇状散布口6の一方の側壁19
に装着する際の位置とが、駆動軸23上で喰い違
つている場合、その誤差を吸収するとともに、モ
ータ21の駆動中、その伝動径路に振動を積極的
に誘発させようとするものである。そして、該駆
動軸23は側壁19より突出させ、サイド減速機
構を介して、排出ローラ10を駆動している。
本実施例は、叙上の構成となつているので、本
散粒機を防除機として使用する場合には、タンク
1に顆粒状の消毒剤を収納し、本防除機を背負
い、ビニールハウス内に入る。ビニールハウス内
では、片側に4〜5列状態で密接して並置された
育苗箱群の中央通路を通りながら左右の育苗箱に
均一に消毒剤を散布するのであるが、該タンク1
に収納された消毒剤は予め自然流下して扇状散布
口6内迄、充満している。そして、作業者は片手
で把持パイプ2を握り、これら育苗箱中所定の箱
上に該扇状散布口6を位置させると、その扇状散
布口6や充満している消毒剤および排出ローラ部
9等の重量で、可撓性ホース4は折曲するが、補
助アーム7,8が添設されているため、把持パイ
プ2をいかなる角度になるよう把持しても、扇状
散粒口6は常に垂直を保持して、いわゆる提灯状
に吊下している。すなわち、例えば、中央通路際
の育苗箱の上方に位置させると、把持パイプ2は
大きく傾斜するが、扇状散粒口6は垂直状に吊下
され、また、該通路より最遠方の育苗箱の上方に
位置させると、作業者の腕および把持パイプ12
を可及的に延ばすため、把持パイプ2は水平状と
なるが扇状散粒口6はここでも垂直状に吊下され
る。かかるごとく、把持パイプ2の角度は作業
者、育苗箱の並置数およびその位置によつて変化
するが、本実施例の扇状散粒口6は常に垂直状と
なつており、したがつて、スカート部14,14
の開口は常に下方を向いている。そこで、モータ
21にスイツチを入れれば、排出ローラ10は回
転し、扇状散粒口6内の消毒剤は、所定の育苗箱
内にすだれ状となつて一定量強制排出される。か
かる状態で作業者が略一定速度で歩行すれば、消
毒剤は各育苗箱全面に均一に散粒できる。また、
扇状散粒口6のスカート部14の長手方向は作業
者の進む方向に直角に向けて位置するのが普通で
あるが、該スカート部14の長手方向を、作業者
の進む方向に平行にして作業者の手前にある育苗
箱に対し散粒することもできる。
散粒機を防除機として使用する場合には、タンク
1に顆粒状の消毒剤を収納し、本防除機を背負
い、ビニールハウス内に入る。ビニールハウス内
では、片側に4〜5列状態で密接して並置された
育苗箱群の中央通路を通りながら左右の育苗箱に
均一に消毒剤を散布するのであるが、該タンク1
に収納された消毒剤は予め自然流下して扇状散布
口6内迄、充満している。そして、作業者は片手
で把持パイプ2を握り、これら育苗箱中所定の箱
上に該扇状散布口6を位置させると、その扇状散
布口6や充満している消毒剤および排出ローラ部
9等の重量で、可撓性ホース4は折曲するが、補
助アーム7,8が添設されているため、把持パイ
プ2をいかなる角度になるよう把持しても、扇状
散粒口6は常に垂直を保持して、いわゆる提灯状
に吊下している。すなわち、例えば、中央通路際
の育苗箱の上方に位置させると、把持パイプ2は
大きく傾斜するが、扇状散粒口6は垂直状に吊下
され、また、該通路より最遠方の育苗箱の上方に
位置させると、作業者の腕および把持パイプ12
を可及的に延ばすため、把持パイプ2は水平状と
なるが扇状散粒口6はここでも垂直状に吊下され
る。かかるごとく、把持パイプ2の角度は作業
者、育苗箱の並置数およびその位置によつて変化
するが、本実施例の扇状散粒口6は常に垂直状と
なつており、したがつて、スカート部14,14
の開口は常に下方を向いている。そこで、モータ
21にスイツチを入れれば、排出ローラ10は回
転し、扇状散粒口6内の消毒剤は、所定の育苗箱
内にすだれ状となつて一定量強制排出される。か
かる状態で作業者が略一定速度で歩行すれば、消
毒剤は各育苗箱全面に均一に散粒できる。また、
扇状散粒口6のスカート部14の長手方向は作業
者の進む方向に直角に向けて位置するのが普通で
あるが、該スカート部14の長手方向を、作業者
の進む方向に平行にして作業者の手前にある育苗
箱に対し散粒することもできる。
そして、本実施例では、モータ21からの回転
は、数枚の歯車群からなる減速機構22、自在接
手24、駆動軸23および数枚の歯車群からなる
サイド減速機構を介して、排出ローラ10に伝え
られるので、これらの伝動機構が振動し、その結
果、扇状散粒口6は微振動され、散粒口6内の消
毒剤はブリツジを起こすことがない。しかも、排
出ローラ10の円滑な回動によつて、消毒剤は連
続的に流下し拡散しながら散粒される。
は、数枚の歯車群からなる減速機構22、自在接
手24、駆動軸23および数枚の歯車群からなる
サイド減速機構を介して、排出ローラ10に伝え
られるので、これらの伝動機構が振動し、その結
果、扇状散粒口6は微振動され、散粒口6内の消
毒剤はブリツジを起こすことがない。しかも、排
出ローラ10の円滑な回動によつて、消毒剤は連
続的に流下し拡散しながら散粒される。
なお、本実施例は稲作用育苗箱で説明したが、
本考案はこれに限らず、野菜育苗用の育苗鉢やポ
ツトにも用いることができる。
本考案はこれに限らず、野菜育苗用の育苗鉢やポ
ツトにも用いることができる。
また、本実施例では段部延設部材をフリーロー
ラ18で説明したが、本考案はこれに限らず、第
5図イ,ロに示す揺動板25で構成してもよい。
すなわち、揺動板25は、上下方向における中央
部を、排出ローラ10の外周に若干の間隙を介し
て沿うよう形成された弯曲面26と、上下方向に
おける若干下方で突設したバランスウエイト27
と、上下方向における上方で該可動板25を支持
する支持孔28と、から構成した帯状板であつ
て、したがつて、揺動板25は支持孔28を支点
として吊下され、揺動板25の上縁29が排出ロ
ーラ10の外面に常に当接し、粒状物が排出ロー
ラ10と揺動板25との間に噛み込まないように
バランスがとられている。したがつて、排出ロー
ラ10の回転を阻止することはない。なお、30
は支持孔28と前記側壁19とに挿入するピンを
示す。
ラ18で説明したが、本考案はこれに限らず、第
5図イ,ロに示す揺動板25で構成してもよい。
すなわち、揺動板25は、上下方向における中央
部を、排出ローラ10の外周に若干の間隙を介し
て沿うよう形成された弯曲面26と、上下方向に
おける若干下方で突設したバランスウエイト27
と、上下方向における上方で該可動板25を支持
する支持孔28と、から構成した帯状板であつ
て、したがつて、揺動板25は支持孔28を支点
として吊下され、揺動板25の上縁29が排出ロ
ーラ10の外面に常に当接し、粒状物が排出ロー
ラ10と揺動板25との間に噛み込まないように
バランスがとられている。したがつて、排出ロー
ラ10の回転を阻止することはない。なお、30
は支持孔28と前記側壁19とに挿入するピンを
示す。
本考案は叙上の構成で採択したので、以下の効
果を奏する。
果を奏する。
補助アームを添設した可撓性ホースを介して扇
状散粒口を設けたので、把持パイプをいかなる角
度にして把持しても、該扇状散粒口は常に垂直方
向に吊下され、排出ローラによる定量排出や散粒
機能と相俟つて、粒状物は均一に散粒でき、隣接
の育苗に対してみだりに四散することがなく、し
たがつて、2重に散布することがない。殊に、ハ
ウス栽培用に多数並置した育苗栽培に対し、小回
りよく、かつ、デリケートな育苗に好適なものと
することができる。
状散粒口を設けたので、把持パイプをいかなる角
度にして把持しても、該扇状散粒口は常に垂直方
向に吊下され、排出ローラによる定量排出や散粒
機能と相俟つて、粒状物は均一に散粒でき、隣接
の育苗に対してみだりに四散することがなく、し
たがつて、2重に散布することがない。殊に、ハ
ウス栽培用に多数並置した育苗栽培に対し、小回
りよく、かつ、デリケートな育苗に好適なものと
することができる。
加えて、排出ローラは扇状散粒口の上下方向中
心線より段部および段部延設部材を介して偏位し
て内蔵されているので、該排出ローラの回転を止
めれば、散粒停止の切れが良好となり、粒状物の
余分な落下が防止できる。しかも、段部延設部材
は粒状物の落下を防止しながら、粒状物の噛み込
みがあれば、逃げが生じるので、排出ローラと段
部延設部材との間の噛み込みによる排出ローラの
停止は防止でき、その回転は常に円滑に行われ
る。
心線より段部および段部延設部材を介して偏位し
て内蔵されているので、該排出ローラの回転を止
めれば、散粒停止の切れが良好となり、粒状物の
余分な落下が防止できる。しかも、段部延設部材
は粒状物の落下を防止しながら、粒状物の噛み込
みがあれば、逃げが生じるので、排出ローラと段
部延設部材との間の噛み込みによる排出ローラの
停止は防止でき、その回転は常に円滑に行われ
る。
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は第
1図のB矢視一部破断側面図、第3図は第1図の
A〜A断面図、第4図は第3図のR部拡大図、第
5図は第4図の別の実施例を示す。 1……収納タンク、2……把持パイプ、4……
可撓性ホース、6……扇状散粒口、7,8……補
助アーム、10……排出ローラ、15……段部、
18……フリーローラ、25……揺動板。
1図のB矢視一部破断側面図、第3図は第1図の
A〜A断面図、第4図は第3図のR部拡大図、第
5図は第4図の別の実施例を示す。 1……収納タンク、2……把持パイプ、4……
可撓性ホース、6……扇状散粒口、7,8……補
助アーム、10……排出ローラ、15……段部、
18……フリーローラ、25……揺動板。
Claims (1)
- 手元で携帯する粒状物収納タンクと、該タンク
と連通した把持パイプと、該パイプの先端に設
け、かつ、屈折自在の補助アームを添設した可撓
性ホースと、該可撓性ホースの先端に設け、か
つ、動力駆動される排出ローラをその開口部近傍
に横架・内蔵した扇状散粒口と、からなる農用散
粒機であつて、該排出ローラを、該扇状散粒口の
上下方向中心線より段部を介して前後方向に偏位
した位置に内蔵するとともに、該段部の下側に、
粒状物の噛み込みにより変移する段部延設部材を
設けた農用散粒機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15518185U JPH0130984Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15518185U JPH0130984Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6264215U JPS6264215U (ja) | 1987-04-21 |
| JPH0130984Y2 true JPH0130984Y2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=31075655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15518185U Expired JPH0130984Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0130984Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001224205A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Yamato Noji Kk | 播種機用粒状物散布装置 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP15518185U patent/JPH0130984Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001224205A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Yamato Noji Kk | 播種機用粒状物散布装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6264215U (ja) | 1987-04-21 |
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