JPH0131216Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131216Y2 JPH0131216Y2 JP18814486U JP18814486U JPH0131216Y2 JP H0131216 Y2 JPH0131216 Y2 JP H0131216Y2 JP 18814486 U JP18814486 U JP 18814486U JP 18814486 U JP18814486 U JP 18814486U JP H0131216 Y2 JPH0131216 Y2 JP H0131216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystallization
- solution
- supercooling
- heater
- generates heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、過冷却された溶液が晶析する時に生
ずる熱を熱源として利用するヒーターに関するも
のである。
ずる熱を熱源として利用するヒーターに関するも
のである。
〈従来の技術と問題点〉
従来の化学反応から生ずる発熱を利用したヒー
ターは、第5図に示したように、通気性を有する
袋体8内に、酸素と化合して発熱する粉状の発熱
剤9を充填して閉鎖し、この袋体8を外気と遮断
可能な外装袋10内に収納して構成されており、
袋体8を外装袋10より取出すと、酸素が袋体8
の内部へ透過するため、発熱剤9が酸素と化合し
て化学反応を起こし、反応時に発生する熱で身体
を加熱するようになつている。
ターは、第5図に示したように、通気性を有する
袋体8内に、酸素と化合して発熱する粉状の発熱
剤9を充填して閉鎖し、この袋体8を外気と遮断
可能な外装袋10内に収納して構成されており、
袋体8を外装袋10より取出すと、酸素が袋体8
の内部へ透過するため、発熱剤9が酸素と化合し
て化学反応を起こし、反応時に発生する熱で身体
を加熱するようになつている。
しかしながら、かかる発熱剤は、一旦反応する
と還元しないため、一度の発熱を利用する使い捨
てには適しているが、再使用が不可能であり、又
使用中は絶えず酸素を供給する必要があるため、
袋体が衣服等によつて密閉されないように留意し
なければならず、更に発熱温度の調節ができない
難点があつた。
と還元しないため、一度の発熱を利用する使い捨
てには適しているが、再使用が不可能であり、又
使用中は絶えず酸素を供給する必要があるため、
袋体が衣服等によつて密閉されないように留意し
なければならず、更に発熱温度の調節ができない
難点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案は、上記の難点に対処したもので、その
目的とするところは、熱源として過冷却と晶析を
反復し、この晶析時に熱を発生する性状を有する
溶液と、晶析を誘発する特殊な晶析誘発具とを組
合せることによつて、酸素を供給することなく発
熱させることができ、再使用が可能なヒーターを
提供しようとするものである。
目的とするところは、熱源として過冷却と晶析を
反復し、この晶析時に熱を発生する性状を有する
溶液と、晶析を誘発する特殊な晶析誘発具とを組
合せることによつて、酸素を供給することなく発
熱させることができ、再使用が可能なヒーターを
提供しようとするものである。
〈問題点を解決するための手段と作用〉
本考案は、上記の目的を達成するために、柔軟
性物質によつて袋体を形成し、この袋体内に、過
冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液を充填
すると共に、2本の金属性の操作片を回動可能に
軸支して構成した晶析誘発具を封入したものであ
る。
性物質によつて袋体を形成し、この袋体内に、過
冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液を充填
すると共に、2本の金属性の操作片を回動可能に
軸支して構成した晶析誘発具を封入したものであ
る。
上記の構成からなる本考案は、内部の溶液が過
冷却された液体の状態において、晶析誘発具の操
作片を回動させると、軸孔の壁部と軸との小間隙
部に存在する溶液が圧縮されて衝撃を受けるた
め、この溶液が晶析し、晶析時に発熱する。
冷却された液体の状態において、晶析誘発具の操
作片を回動させると、軸孔の壁部と軸との小間隙
部に存在する溶液が圧縮されて衝撃を受けるた
め、この溶液が晶析し、晶析時に発熱する。
〈実施例〉
以下、実施例について詳細に説明する。
1は軟質合成樹脂等の柔軟性物質によつて形成
した透明の袋体である。この袋体1の内部には、
過冷却と晶析を反復し、晶析時に発熱する溶液の
一例としての酢酸ナトリウム溶液2が、過冷却の
状態で充填され、密閉されている。この酢酸ナト
リウム溶液2は、無水酢酸ナトリウムを所望量の
水に溶解して製造するもので、水100gに対して
100〜200gの無水酢酸ナトリウムが適当である。
この酢酸ナトリウム溶液2は、過冷却された液体
時に衝撃を受けると晶析し、この晶析時に発熱す
る性状を有しており、無水酢酸ナトリウムに対し
て水の量が増加すると、発熱温度が低下する。こ
のため、無水酢酸ナトリウムに対して水の比率を
変更することによつて、発熱温度を調節すること
ができる。3は袋体1の内部に封入された晶析誘
発具で、常に酢酸ナトリウム溶液2に浸漬されて
いる。この晶析誘発具3は、2本の金属性の操作
片4,4の一端部に軸孔5を穿設し、この軸孔
5,5に、一端に頭部を有する金属性の軸6を挿
入し、他端をカシメ止めして構成されており、2
本の操作片4,4が回動可能になつている。各操
作片4,4の他端には、偏平状の押圧部7が形成
され、回動操作時に押圧する。操作片4,4およ
び軸6の材質は、金属であれば鉄でも非鉄でも良
いが、錆ないもの或は防錆加工されたものが望ま
しい。
した透明の袋体である。この袋体1の内部には、
過冷却と晶析を反復し、晶析時に発熱する溶液の
一例としての酢酸ナトリウム溶液2が、過冷却の
状態で充填され、密閉されている。この酢酸ナト
リウム溶液2は、無水酢酸ナトリウムを所望量の
水に溶解して製造するもので、水100gに対して
100〜200gの無水酢酸ナトリウムが適当である。
この酢酸ナトリウム溶液2は、過冷却された液体
時に衝撃を受けると晶析し、この晶析時に発熱す
る性状を有しており、無水酢酸ナトリウムに対し
て水の量が増加すると、発熱温度が低下する。こ
のため、無水酢酸ナトリウムに対して水の比率を
変更することによつて、発熱温度を調節すること
ができる。3は袋体1の内部に封入された晶析誘
発具で、常に酢酸ナトリウム溶液2に浸漬されて
いる。この晶析誘発具3は、2本の金属性の操作
片4,4の一端部に軸孔5を穿設し、この軸孔
5,5に、一端に頭部を有する金属性の軸6を挿
入し、他端をカシメ止めして構成されており、2
本の操作片4,4が回動可能になつている。各操
作片4,4の他端には、偏平状の押圧部7が形成
され、回動操作時に押圧する。操作片4,4およ
び軸6の材質は、金属であれば鉄でも非鉄でも良
いが、錆ないもの或は防錆加工されたものが望ま
しい。
従つて、袋体1内の酢酸ナトリウム溶液2が過
冷却化された液体の状態において、袋体1の外部
より晶析誘発具3のいずれか一方或は双方の操作
片4をその押圧部7を押圧して回動させると、軸
孔5の壁部と軸6との間に生じた小間隙部に存在
する酢酸ナトリウム溶液2が、軸孔5内における
軸6の移動によつて圧縮されて衝撃を受けること
になり、溶液2は衝撃を受けた部分から徐々に晶
析を開始して連鎖的に全ての溶液2が晶析し、こ
れまで透明であつた溶液2が白色固形状となる。
溶液2が晶析すると発熱し、この熱が袋体1の外
部へ伝達されるので、袋体1をヒモ等で身体に当
接するか、衣服間に挟んで当接すると、ヒーター
として使用することができる。
冷却化された液体の状態において、袋体1の外部
より晶析誘発具3のいずれか一方或は双方の操作
片4をその押圧部7を押圧して回動させると、軸
孔5の壁部と軸6との間に生じた小間隙部に存在
する酢酸ナトリウム溶液2が、軸孔5内における
軸6の移動によつて圧縮されて衝撃を受けること
になり、溶液2は衝撃を受けた部分から徐々に晶
析を開始して連鎖的に全ての溶液2が晶析し、こ
れまで透明であつた溶液2が白色固形状となる。
溶液2が晶析すると発熱し、この熱が袋体1の外
部へ伝達されるので、袋体1をヒモ等で身体に当
接するか、衣服間に挟んで当接すると、ヒーター
として使用することができる。
袋体1の温度が低下した場合、これを煮沸する
と、晶析状態にある溶液2が過冷却の液体に戻
り、溶液を常温にまで低下させると、前述と同様
に晶析誘発具3を操作すれば、再晶析が可能とな
り、ヒーターとして再使用することができる。又
煮沸して液体化した直後は、溶液が高温であるた
め、常温に低下するまでの熱を利用してヒーター
として使用することも可能である。
と、晶析状態にある溶液2が過冷却の液体に戻
り、溶液を常温にまで低下させると、前述と同様
に晶析誘発具3を操作すれば、再晶析が可能とな
り、ヒーターとして再使用することができる。又
煮沸して液体化した直後は、溶液が高温であるた
め、常温に低下するまでの熱を利用してヒーター
として使用することも可能である。
尚、上記の実施例においては、過冷却と晶析を
反復し晶析時に発熱する溶液として、酢酸ナトリ
ウム溶液を用いたが、これ以外に硫酸ナトリウム
溶液、チオ硫酸ナトリウム溶液も性状が同一であ
るため使用することができる。
反復し晶析時に発熱する溶液として、酢酸ナトリ
ウム溶液を用いたが、これ以外に硫酸ナトリウム
溶液、チオ硫酸ナトリウム溶液も性状が同一であ
るため使用することができる。
又上記実施例では、晶析誘発具は、2本の操作
片を別部材の軸によつて回動可能に軸支して構成
したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、一方の操作片に軸を一体的に形成することも
でき、2個の部材が軸を支点に回動するように構
成されたものであれば良く、種々の形状が考えら
れる。
片を別部材の軸によつて回動可能に軸支して構成
したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、一方の操作片に軸を一体的に形成することも
でき、2個の部材が軸を支点に回動するように構
成されたものであれば良く、種々の形状が考えら
れる。
〈考案の効果〉
本考案は、上記の実施例の説明によつて明らか
なように、晶析誘発具を回動操作して溶液に衝撃
を与えると、晶析して熱が発生するので、袋体を
身体に当接すると身体が加熱され、ヒーターとし
て使用することができる。
なように、晶析誘発具を回動操作して溶液に衝撃
を与えると、晶析して熱が発生するので、袋体を
身体に当接すると身体が加熱され、ヒーターとし
て使用することができる。
又本考案は、熱源として過冷却と晶析を永久的
に反復し晶析時に発熱する溶液を使用したので、
従来の粉状発熱剤を用いた使い捨てのものとは相
違して、再使用が可能であり、又溶液に配合され
た水の比率を変更することによつて、発熱温度を
調節することもできる。
に反復し晶析時に発熱する溶液を使用したので、
従来の粉状発熱剤を用いた使い捨てのものとは相
違して、再使用が可能であり、又溶液に配合され
た水の比率を変更することによつて、発熱温度を
調節することもできる。
更に本考案は、従来例のように酸素を供給する
必要がないため、袋体の全面が密閉性の部材で被
覆された状態においても使用することができ、又
身体用としのみならず、缶入りの酒類、コーヒー
類等の加熱用として使用することもでき、ヒータ
ーとして広範囲に利用することができる等の実用
的な効果を有するものである。
必要がないため、袋体の全面が密閉性の部材で被
覆された状態においても使用することができ、又
身体用としのみならず、缶入りの酒類、コーヒー
類等の加熱用として使用することもでき、ヒータ
ーとして広範囲に利用することができる等の実用
的な効果を有するものである。
第1図は本考案に係るヒーターの一部切欠斜視
図、第2図は第1図の一部断面側面図、第3図は
本考案に用いる晶析誘発具の拡大平面図、第4図
は第3図の側面図、第5図は従来例の一部断面側
面図である。 1……袋体、2……酢酸ナトリウム溶液、3…
…晶析誘発具、4……操作片、5……軸孔、6…
…軸、7……押圧部。
図、第2図は第1図の一部断面側面図、第3図は
本考案に用いる晶析誘発具の拡大平面図、第4図
は第3図の側面図、第5図は従来例の一部断面側
面図である。 1……袋体、2……酢酸ナトリウム溶液、3…
…晶析誘発具、4……操作片、5……軸孔、6…
…軸、7……押圧部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 柔軟性物質によつて形成した袋体内に、過冷
却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液を充填
すると共に、2本の金属製の操作片を回動可能
に軸支して構成した晶析誘発具を封入したこと
を特徴とするヒーター。 (2) 過冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液
が酢酸ナトリウム溶液である実用新案登録請求
の範囲第1項記載のヒーター。 (3) 過冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液
が硫酸ナトリウム溶液である実用新案登録請求
の範囲第1項記載のヒーター。 (4) 過冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液
がチオ硫酸ナトリウム溶液である実用新案登録
請求の範囲第1項記載のヒーター。 (5) 各操作片の他端に偏平状の押圧部を形成した
実用新案登録請求の範囲第1項記載のヒータ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18814486U JPH0131216Y2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18814486U JPH0131216Y2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6393918U JPS6393918U (ja) | 1988-06-17 |
| JPH0131216Y2 true JPH0131216Y2 (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=31139240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18814486U Expired JPH0131216Y2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0131216Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP18814486U patent/JPH0131216Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6393918U (ja) | 1988-06-17 |
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