JPH0351326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351326Y2 JPH0351326Y2 JP6296587U JP6296587U JPH0351326Y2 JP H0351326 Y2 JPH0351326 Y2 JP H0351326Y2 JP 6296587 U JP6296587 U JP 6296587U JP 6296587 U JP6296587 U JP 6296587U JP H0351326 Y2 JPH0351326 Y2 JP H0351326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- bag
- sodium acetate
- label
- crystallization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、過冷却された液体が晶析する時に生
ずる熱を熱源として利用したヒーターに関するも
のである。
ずる熱を熱源として利用したヒーターに関するも
のである。
〈従来の技術と問題点〉
従来の化学反応から生ずる発熱を利用したヒー
ターは、第4図に示したように、通気性を有する
不織布からなる袋体6内に、酸素と化合して発熱
する粉状の発熱剤7を充填し、この袋体6を外気
と遮断可能な外装袋8内に収納して構成されてお
り、袋体6を外装袋8より取出すと、大気中の酸
素が袋体6の内部へ透過するため、発熱剤7が酸
素と化合して化学反応を起こし、反応時に発生す
る熱で身体を加熱するようになつている。しかし
ながら、かかる粉状の発熱剤を利用したヒーター
は、使用中に絶えず酸素を供給する必要があるた
め、袋体が衣服等によつて密閉されないように留
意しなければならず、又発熱温度の調節ができな
い難点があつた。
ターは、第4図に示したように、通気性を有する
不織布からなる袋体6内に、酸素と化合して発熱
する粉状の発熱剤7を充填し、この袋体6を外気
と遮断可能な外装袋8内に収納して構成されてお
り、袋体6を外装袋8より取出すと、大気中の酸
素が袋体6の内部へ透過するため、発熱剤7が酸
素と化合して化学反応を起こし、反応時に発生す
る熱で身体を加熱するようになつている。しかし
ながら、かかる粉状の発熱剤を利用したヒーター
は、使用中に絶えず酸素を供給する必要があるた
め、袋体が衣服等によつて密閉されないように留
意しなければならず、又発熱温度の調節ができな
い難点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案は、上記の難点に対処したもので、その
目的とするところは、熱源として過冷却と晶析を
反復し、晶析時に発熱する性状を有する溶液を利
用することによつて、酸素を供給することなく溶
液に衝撃を与えることによつて発熱させることが
でき、発熱温度を調節することができ、使い捨て
が可能なヒーターを提供しようとするものであ
る。
目的とするところは、熱源として過冷却と晶析を
反復し、晶析時に発熱する性状を有する溶液を利
用することによつて、酸素を供給することなく溶
液に衝撃を与えることによつて発熱させることが
でき、発熱温度を調節することができ、使い捨て
が可能なヒーターを提供しようとするものであ
る。
〈問題点を解決する為の手段と作用〉
本考案は、上記の目的を達成するために、柔軟
性物質によつて形成した小孔を有する袋体内に、
過冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液を充
填してシール部で密封し、柔軟性物質からなるラ
ベルを袋体の小孔に接着して閉鎖したものであ
る。
性物質によつて形成した小孔を有する袋体内に、
過冷却と晶析を反復し晶析時に発熱する溶液を充
填してシール部で密封し、柔軟性物質からなるラ
ベルを袋体の小孔に接着して閉鎖したものであ
る。
上記の構成からなる本考案は、内部の溶液が過
冷却された状態において、ラベルを剥がすと小孔
内の溶液が外気と接触して衝撃を受け、溶液は衝
撃を受けた部分から晶析し、発熱する。
冷却された状態において、ラベルを剥がすと小孔
内の溶液が外気と接触して衝撃を受け、溶液は衝
撃を受けた部分から晶析し、発熱する。
〈実施例〉
以下、実施例を第1図ないし第3図において詳
細に説明する。
細に説明する。
1は軟質合成樹脂等の柔軟性物質によつて形成
した袋体で、一面に小孔2が穿設されている。こ
の袋体1の内部には、過冷却と晶析を反復し、晶
析時に発熱する溶液の一例としての酢酸ナトリウ
ム溶液3が充填され、外周がシール部4によつて
密封され、小孔2は柔軟性物質からなるラベル5
を袋体1に接着して閉鎖されている。酢酸ナトリ
ウム溶液3は、無水酢酸ナトリウム又は酢酸ナト
リウムを所望量の水に溶解して製造する。この酢
酸ナトリウム溶液3は、過冷却された液体時に衝
撃を受けると晶析し、この晶析時に発熱する性状
を有しており、酢酸ナトリウムに対して水の量が
増加すると、発熱温度が低下する。このため、酢
酸ナトリウムに対して水の比率を変更することに
よつて、発熱温度を調節することができる。
した袋体で、一面に小孔2が穿設されている。こ
の袋体1の内部には、過冷却と晶析を反復し、晶
析時に発熱する溶液の一例としての酢酸ナトリウ
ム溶液3が充填され、外周がシール部4によつて
密封され、小孔2は柔軟性物質からなるラベル5
を袋体1に接着して閉鎖されている。酢酸ナトリ
ウム溶液3は、無水酢酸ナトリウム又は酢酸ナト
リウムを所望量の水に溶解して製造する。この酢
酸ナトリウム溶液3は、過冷却された液体時に衝
撃を受けると晶析し、この晶析時に発熱する性状
を有しており、酢酸ナトリウムに対して水の量が
増加すると、発熱温度が低下する。このため、酢
酸ナトリウムに対して水の比率を変更することに
よつて、発熱温度を調節することができる。
水に対する酢酸ナトリウム濃度と発熱最高温度
との関係は下記の通りである。
との関係は下記の通りである。
酢酸ナトリウム濃度 80% 88% 96%
発熱最高温度 45℃ 50℃ 55℃
従つて、袋体1内の酢酸ナトリウム溶液3が過
冷却化された液体の状態において、ラベル5を剥
がすと、小孔2内の溶液3が外気に接触して衝撃
を受け、溶液3は衝撃を受けた部分から徐々に晶
析を開始し、連鎖的に袋体1内の総ての溶液3が
晶析し、これまで透明であつた溶液3が白色固形
状となる。溶液3が晶析すると直ちに発熱し、袋
体1の全体が加熱されてその熱が外部へ伝達され
るので、袋体1をヒモ等で身体に当接するか、衣
服間に挾んで当接すると身体が温められ、ヒータ
ーとして使用することができる。ラベル5を剥が
した際に小孔2より溶液3が噴出しても、溶液3
は直ちに晶結固化するので、液体の状態で流出す
るおそれはない。
冷却化された液体の状態において、ラベル5を剥
がすと、小孔2内の溶液3が外気に接触して衝撃
を受け、溶液3は衝撃を受けた部分から徐々に晶
析を開始し、連鎖的に袋体1内の総ての溶液3が
晶析し、これまで透明であつた溶液3が白色固形
状となる。溶液3が晶析すると直ちに発熱し、袋
体1の全体が加熱されてその熱が外部へ伝達され
るので、袋体1をヒモ等で身体に当接するか、衣
服間に挾んで当接すると身体が温められ、ヒータ
ーとして使用することができる。ラベル5を剥が
した際に小孔2より溶液3が噴出しても、溶液3
は直ちに晶結固化するので、液体の状態で流出す
るおそれはない。
時間の経過によつて、袋体1の温度が低下した
場合、ラベル5によつて小孔2を閉鎖し、袋体1
を煮沸すると、晶析状態にある溶液3が過冷却の
液体に戻り、溶液を常温にまで低下させると、前
述と同様にラベル5を剥がすことによつて、再晶
析が可能となり、ヒーターとして再使用すること
ができる。
場合、ラベル5によつて小孔2を閉鎖し、袋体1
を煮沸すると、晶析状態にある溶液3が過冷却の
液体に戻り、溶液を常温にまで低下させると、前
述と同様にラベル5を剥がすことによつて、再晶
析が可能となり、ヒーターとして再使用すること
ができる。
尚、上記の実施例においては、過冷却と晶析を
反復し晶析時に発熱する溶液として、酢酸ナトリ
ウム溶液を用いたが、これ以外に酢酸ナトリウム
溶液、チオ硫酸ナトリウム溶液も性状が同一であ
るため使用することができる。
反復し晶析時に発熱する溶液として、酢酸ナトリ
ウム溶液を用いたが、これ以外に酢酸ナトリウム
溶液、チオ硫酸ナトリウム溶液も性状が同一であ
るため使用することができる。
〈考案の効果〉
本考案は、上記の実施例の説明によつて明らか
なように、ラベルを剥がして溶液に衝撃を与える
と、晶析して発熱するので、袋体を身体に当接す
ると身体が加熱され、ヒーターとして使用するこ
とができる。
なように、ラベルを剥がして溶液に衝撃を与える
と、晶析して発熱するので、袋体を身体に当接す
ると身体が加熱され、ヒーターとして使用するこ
とができる。
又本考案は、溶液が晶析すると晶析した部分か
ら直ちに発熱するので、従来の粉状の発熱剤を利
用したものに比較して、最高温度への到達時間が
1分以内で、従来品の30分要するのに比べ極めて
短く、ヒーターとしての基本的要件を具備してお
り、又溶液に配合する水の比率を変更することに
よつて、発熱温度を調節することもできる。
ら直ちに発熱するので、従来の粉状の発熱剤を利
用したものに比較して、最高温度への到達時間が
1分以内で、従来品の30分要するのに比べ極めて
短く、ヒーターとしての基本的要件を具備してお
り、又溶液に配合する水の比率を変更することに
よつて、発熱温度を調節することもできる。
更に本考案は、従来例のように酸素を供給する
必要がないため、身体が衣服等で被覆された状態
においても使用することができ、又身体用のヒー
ター或いは温熱医療用具としてのみならず、缶入
りの飲料等の加熱用として広範囲に使用すること
ができ、構造が簡単で材料費が安価であるため、
使い捨てが可能である等の実用的な効果を有する
ものである。
必要がないため、身体が衣服等で被覆された状態
においても使用することができ、又身体用のヒー
ター或いは温熱医療用具としてのみならず、缶入
りの飲料等の加熱用として広範囲に使用すること
ができ、構造が簡単で材料費が安価であるため、
使い捨てが可能である等の実用的な効果を有する
ものである。
第1図は本考案に係るヒーターの平面図、第2
図は中央部の縦断面図、第3図はラベル取付部の
拡大縦断面図、第4図は従来例の一部断面側面図
である。 1……袋体、2……小孔、3……酢酸ナトリウ
ム溶液、4……シール部、5……ラベル。
図は中央部の縦断面図、第3図はラベル取付部の
拡大縦断面図、第4図は従来例の一部断面側面図
である。 1……袋体、2……小孔、3……酢酸ナトリウ
ム溶液、4……シール部、5……ラベル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 柔軟性物質によつて形成した小孔を有する袋
体内に、過冷却と晶析を反復し晶析時に発熱す
る溶液を充填して密封し、ラベルを袋体の小孔
に接着して閉鎖したことを特徴とするヒータ
ー。 (2) 溶液が酢酸ナトリウム溶液である実用新案登
録請求の範囲第1項記載のヒーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296587U JPH0351326Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296587U JPH0351326Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63170445U JPS63170445U (ja) | 1988-11-07 |
| JPH0351326Y2 true JPH0351326Y2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=30897745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6296587U Expired JPH0351326Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351326Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-25 JP JP6296587U patent/JPH0351326Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63170445U (ja) | 1988-11-07 |
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