JPH01312283A - 圧電体アクチユエータを備えた油圧切換弁 - Google Patents
圧電体アクチユエータを備えた油圧切換弁Info
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- JPH01312283A JPH01312283A JP14040988A JP14040988A JPH01312283A JP H01312283 A JPH01312283 A JP H01312283A JP 14040988 A JP14040988 A JP 14040988A JP 14040988 A JP14040988 A JP 14040988A JP H01312283 A JPH01312283 A JP H01312283A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、圧電体アクチュエータを備えた油圧切換弁に
関する。
関する。
[技術的背景と従来技術]
一般に、油圧切換弁の駆動源としては電磁コイルが用い
られているが、応答性が30ミリ秒〜100ミリ秒かか
り、高速で切換弁を作動させる際に応答が遅れるといっ
た問題がある。
られているが、応答性が30ミリ秒〜100ミリ秒かか
り、高速で切換弁を作動させる際に応答が遅れるといっ
た問題がある。
一方、素子に歪を与えたときに電圧を発生するいわゆる
圧電素子の特性を利用して、円盤状の素子を円柱状に積
層し、これに電圧を印加したときに、円盤状の素子が厚
さ方向に伸長する作動を駆動力として用いる圧電体装置
が提案されている。
圧電素子の特性を利用して、円盤状の素子を円柱状に積
層し、これに電圧を印加したときに、円盤状の素子が厚
さ方向に伸長する作動を駆動力として用いる圧電体装置
が提案されている。
この圧電体装置は応答性が0.1ミリ秒〜1ミリ秒と、
従来の電磁コイルに比べて高い応答性を得ることができ
るが、圧電体の変位量が10〜100ミクロンと小さい
ので、切換弁の駆動装置として使用する場合には圧電体
の変位を拡大する機構を付加する必要がある。この変位
拡大機構の1つに油圧ピストンを用い、このピストンの
面積の差を利用して変位量を拡大する機構がある。
従来の電磁コイルに比べて高い応答性を得ることができ
るが、圧電体の変位量が10〜100ミクロンと小さい
ので、切換弁の駆動装置として使用する場合には圧電体
の変位を拡大する機構を付加する必要がある。この変位
拡大機構の1つに油圧ピストンを用い、このピストンの
面積の差を利用して変位量を拡大する機構がある。
第4図は圧電体アクチュエータを利用した油圧切換弁の
作動機構の概要を示すもので、全体を符号1で示す切換
弁は、ケーシング2内に圧電素子を用いた圧電体3が装
備されている。この圧電体3は、例えば薄い円盤状の圧
電素子を例えば100枚程度積層して構成されるもので
、各素子の間には金属箔等から成る薄い層間電極が挾ま
れる。これらの電極は1つおきにプラスのリード線とマ
イナスのリード線に接続される。そしてプラス電極とマ
イナス電極との間に5例えば約500の電圧を印加する
ことによって各圧電素子に電場をかければ、各素子は厚
さ方向に伸長し、圧電体3は第4図の中心線から下半分
の■の状態に示すように軸方向に伸長する。
作動機構の概要を示すもので、全体を符号1で示す切換
弁は、ケーシング2内に圧電素子を用いた圧電体3が装
備されている。この圧電体3は、例えば薄い円盤状の圧
電素子を例えば100枚程度積層して構成されるもので
、各素子の間には金属箔等から成る薄い層間電極が挾ま
れる。これらの電極は1つおきにプラスのリード線とマ
イナスのリード線に接続される。そしてプラス電極とマ
イナス電極との間に5例えば約500の電圧を印加する
ことによって各圧電素子に電場をかければ、各素子は厚
さ方向に伸長し、圧電体3は第4図の中心線から下半分
の■の状態に示すように軸方向に伸長する。
圧電体3の軸方向一端部には大径のピストン4がその一
面がとりつけられてあって、ケーシング2のシリンダ内
に挿入され、ピストン4の他面とシリンダ底壁との間に
油圧室5を形成している。
面がとりつけられてあって、ケーシング2のシリンダ内
に挿入され、ピストン4の他面とシリンダ底壁との間に
油圧室5を形成している。
この油圧室5は小径の油圧室6に連通し、油圧室6には
小径のピストン7が挿入されている。ピストン7は切換
弁の弁体8の先端に当接しており、弁体8はスプリング
10により常時ケーシングに形成した弁座9に向けて付
勢されている。
小径のピストン7が挿入されている。ピストン7は切換
弁の弁体8の先端に当接しており、弁体8はスプリング
10により常時ケーシングに形成した弁座9に向けて付
勢されている。
弁体8は、弁座9との間で開閉弁を構成していて入口1
1から導入されて、出口12に通ずる通路13内の作動
油の流れを制御する。したがって、圧電体3が不作動の
状態においては、第4図の中心線より上半分のIに示す
ように大径ピストン4は原位置に止まり、切換弁の弁体
8は弁座9に押圧されて作動油の流路を閉じている。圧
電体3に電圧を印加すると、前述したように、圧電体3
は第4図の下半分の図■のように伸長し、大径ビス1−
ン4を押し出す。これにより油圧室5の作動油が小径シ
リンダ6へ押し出され、小径ピストン7を移動させる。
1から導入されて、出口12に通ずる通路13内の作動
油の流れを制御する。したがって、圧電体3が不作動の
状態においては、第4図の中心線より上半分のIに示す
ように大径ピストン4は原位置に止まり、切換弁の弁体
8は弁座9に押圧されて作動油の流路を閉じている。圧
電体3に電圧を印加すると、前述したように、圧電体3
は第4図の下半分の図■のように伸長し、大径ビス1−
ン4を押し出す。これにより油圧室5の作動油が小径シ
リンダ6へ押し出され、小径ピストン7を移動させる。
この小径ピストン7の移動により。
弁体8はスプリング10の弾力に抗して弁座9がら押し
戻され、切換弁は流路を開く。
戻され、切換弁は流路を開く。
いま、大径ピストン4のストロークをX L l受正面
積をSよ、小径ピストン7のス1−ロークをXo。
積をSよ、小径ピストン7のス1−ロークをXo。
受圧面積をSoとすると、
X、=(Sよ/S0) xx。
となり、大径ピストン4のストロークは大小のピストン
4,7の面積比に応じて拡大されて小径ピストン7に伝
達される。
4,7の面積比に応じて拡大されて小径ピストン7に伝
達される。
以上に示す圧電体と変位拡大機構を組合せることにより
圧電体アクチュエータが構成され、数10ミクロンの圧
電体の変位は1ミリ程度のストロークとして出力される
。したがって、このス1〜ロータにより切換弁を操作す
るように構成することで圧電体アクチュエータによる油
圧切換弁を得ることができる。
圧電体アクチュエータが構成され、数10ミクロンの圧
電体の変位は1ミリ程度のストロークとして出力される
。したがって、このス1〜ロータにより切換弁を操作す
るように構成することで圧電体アクチュエータによる油
圧切換弁を得ることができる。
以上に示す機構においては、シリンダ5,6に密封され
る油の漏れや温度変化が問題になる。すなわち、シリン
ダ5,6の油が漏れ出すと小径ピストン7のストローク
は減少してしまい、油圧切換弁の正常な切換作動ができ
なくなる。また、油の温度が上昇したり、周辺の機器の
温度変化によっても油圧切換弁の開閉が不具合となる。
る油の漏れや温度変化が問題になる。すなわち、シリン
ダ5,6の油が漏れ出すと小径ピストン7のストローク
は減少してしまい、油圧切換弁の正常な切換作動ができ
なくなる。また、油の温度が上昇したり、周辺の機器の
温度変化によっても油圧切換弁の開閉が不具合となる。
シリンダ内からの油の流出を補償するために、チエツク
弁15を設けて、例えば作動油通路12側と連通し、シ
リンダ内の油が不足したときには、作動油通路12側の
油をチエツク弁15を介してシリンダ5,6に供給する
手段が知られている。
弁15を設けて、例えば作動油通路12側と連通し、シ
リンダ内の油が不足したときには、作動油通路12側の
油をチエツク弁15を介してシリンダ5,6に供給する
手段が知られている。
この手段によれば、シリンダ内の油の不足は解消するが
逆に、作動油通路12側の圧力が高いと、この作動油が
シリンダに導入されて、圧電体を弾性変形させてしまい
、大径ピストン4の位置を変化させたり、小径ピストン
7を押し出す現象をもたらす。この結果、駆動装置を作
動させても油圧切換弁が正常に作動しない不都合が発生
する。
逆に、作動油通路12側の圧力が高いと、この作動油が
シリンダに導入されて、圧電体を弾性変形させてしまい
、大径ピストン4の位置を変化させたり、小径ピストン
7を押し出す現象をもたらす。この結果、駆動装置を作
動させても油圧切換弁が正常に作動しない不都合が発生
する。
この不都合を解消するために、ケーシングに貫通孔を設
けて作動油通路又はチエツク弁付近の作動油を大径ピス
トンの裏側に導入することが考えられる。これにより、
チエツク弁から高圧の油がシリンダ内に導入されて大径
ピストンの受圧面を押圧しても、同じ作動油が大径ピス
トンの裏側にも導入されるので、大径ピストンに作用す
るカをほぼバランスさせることができる。
けて作動油通路又はチエツク弁付近の作動油を大径ピス
トンの裏側に導入することが考えられる。これにより、
チエツク弁から高圧の油がシリンダ内に導入されて大径
ピストンの受圧面を押圧しても、同じ作動油が大径ピス
トンの裏側にも導入されるので、大径ピストンに作用す
るカをほぼバランスさせることができる。
しかしながら、大径ピストンの裏側に作動油を導入する
と、大径ピストンに直結する圧電体も作動油中に浸漬さ
れることになり、油中の水分や金属不純物、ゴミ等によ
って圧電体に印加した電圧が漏電するといった新たな問
題を生ずる。
と、大径ピストンに直結する圧電体も作動油中に浸漬さ
れることになり、油中の水分や金属不純物、ゴミ等によ
って圧電体に印加した電圧が漏電するといった新たな問
題を生ずる。
特開昭60−104762号公報には、圧電体を金属ベ
ローズ又はゴム体で被覆して絶縁流体を封入することで
圧電体が作動油に浸漬することを防止し、上述した問題
を解決する手段が提案されている。しかし、この手段は
圧電体を燃料噴射弁の加圧ポンプのピストン駆動に用い
たものであって、油圧を利用した変位拡大機構を備えた
ものではない。
ローズ又はゴム体で被覆して絶縁流体を封入することで
圧電体が作動油に浸漬することを防止し、上述した問題
を解決する手段が提案されている。しかし、この手段は
圧電体を燃料噴射弁の加圧ポンプのピストン駆動に用い
たものであって、油圧を利用した変位拡大機構を備えた
ものではない。
また、駆動力源となる圧電体は円盤状の圧電素子を板厚
方向に多数積層して使用するので、横ずれをおこしやす
く、圧電素子間にギャップが生じやすい。このギャップ
は作動時にいわゆる遊びとなって応答性やストロークを
不安定とする要因となる。
方向に多数積層して使用するので、横ずれをおこしやす
く、圧電素子間にギャップが生じやすい。このギャップ
は作動時にいわゆる遊びとなって応答性やストロークを
不安定とする要因となる。
[発明の目的]
本発明の目的は、圧電体アクチュエータを駆動源として
利用する油圧切換弁において、圧電体の作動が確実でし
かも圧電体への作動油の侵入を防止した油圧切換弁を提
供するものである。
利用する油圧切換弁において、圧電体の作動が確実でし
かも圧電体への作動油の侵入を防止した油圧切換弁を提
供するものである。
[発明の構成]
ケーシングの長手方向に沿って油圧切換弁と圧電体アク
チュエータとを配設し、該圧電体アクチュエータの変位
を拡大して油圧切換弁に伝達すべくした油圧切換弁にお
いて、 小径のシリンダ状貫通孔を形成した仕切り壁と、前記シ
リンダ状貫通孔によって互いに連通せしめられ、かつ前
記仕切壁の両側にそれぞれ形成された弁室およびアクチ
ュエータ室を備えるケーシングと、 多数の円盤状の圧電素子をこれら圧電素子の間に電極を
挿置してその軸方向に積層した円柱状の圧電体と、それ
ぞれが前記シリンダ状貫通孔の中心軸と同心的に配設さ
れ、前記圧電体の軸方向の一端面に当接する面と該圧電
体の円柱状周面に緩く嵌装される円筒壁面とを有し、前
記ケーシングに固着されるシリンダ状部材と、前記圧電
体の軸方向の他端面に当接する面を少くとも有し、前記
支持壁と前記シリンダ状部材との間に配設されて該シリ
ンダ部材に対し前記シリンダ状貫通孔の中心軸に沿って
相対的に移動可能のピストン状部材とを含み前記圧電体
を液密に被覆する保持体と、前記ピストン状部材を前記
シリンダ状部材に向けて弾発するばね手段とから成り、
前記アクチュエータ室内に配置された圧電体アクチュエ
ータと、前記弁室に連通せしめて前記仕切壁に形成した
作動軸排出通路と、前記弁室内に前記シリンダ状貫通孔
の中心軸に沿って移動可能に配置され、前記弁室と作動
油排出通路との連通孔を開閉する弁体と、該弁体を前記
連通孔に圧接する方向に弾発するばね手段と、前記弁室
を圧力作動油源に連通せしめる作動油導入口とを備えた
油圧切換弁と。
チュエータとを配設し、該圧電体アクチュエータの変位
を拡大して油圧切換弁に伝達すべくした油圧切換弁にお
いて、 小径のシリンダ状貫通孔を形成した仕切り壁と、前記シ
リンダ状貫通孔によって互いに連通せしめられ、かつ前
記仕切壁の両側にそれぞれ形成された弁室およびアクチ
ュエータ室を備えるケーシングと、 多数の円盤状の圧電素子をこれら圧電素子の間に電極を
挿置してその軸方向に積層した円柱状の圧電体と、それ
ぞれが前記シリンダ状貫通孔の中心軸と同心的に配設さ
れ、前記圧電体の軸方向の一端面に当接する面と該圧電
体の円柱状周面に緩く嵌装される円筒壁面とを有し、前
記ケーシングに固着されるシリンダ状部材と、前記圧電
体の軸方向の他端面に当接する面を少くとも有し、前記
支持壁と前記シリンダ状部材との間に配設されて該シリ
ンダ部材に対し前記シリンダ状貫通孔の中心軸に沿って
相対的に移動可能のピストン状部材とを含み前記圧電体
を液密に被覆する保持体と、前記ピストン状部材を前記
シリンダ状部材に向けて弾発するばね手段とから成り、
前記アクチュエータ室内に配置された圧電体アクチュエ
ータと、前記弁室に連通せしめて前記仕切壁に形成した
作動軸排出通路と、前記弁室内に前記シリンダ状貫通孔
の中心軸に沿って移動可能に配置され、前記弁室と作動
油排出通路との連通孔を開閉する弁体と、該弁体を前記
連通孔に圧接する方向に弾発するばね手段と、前記弁室
を圧力作動油源に連通せしめる作動油導入口とを備えた
油圧切換弁と。
前記ケーシングのアクチュエータ室の内壁に前記仕切壁
の壁面に連接して形成された前記シリンダ状貫通孔の内
径の数倍ないし十数倍の内径を有し該シリンダ状貫通孔
の中心軸に同心的に形成されたシリンダ壁と、該シリン
ダ壁に液密的に嵌合せしめられて前記圧電体アクチュエ
ータのピストン状部材と一体的に移動する大径ピストン
と、前記シリンダ状貫通孔内に液密的にかつその中心軸
方向に摺動自在に挿置され、その軸方向一端は前記油圧
切換弁の弁体が前記弁室と作動油排出通路との連通孔を
閉じた状態において前記油圧切換弁の弁体に当接せしめ
られる小径ピストンと、前記シリンダ壁と大径ピストン
および小径ピストンの他端部とで囲まれる空間に作動油
を封入せしめた圧力室とよりなる変位拡大手段と、 前記ケーシング内に形成され、前記作動油排出通路と前
記圧力室とを前記作動油排出通路の作動油を圧力室に供
給する方向にのみ作用するチエツク弁を介して連通ずる
作動油供給通路と、前記作動油排出通路内の作動油圧力
を前記大径ピストンの前記圧力室に面する圧力面に対し
前記シリンダ状貫通孔の中心軸方向の反対側に形成した
受圧面に伝達する圧力伝達通路とを備えた作動油補償手
段とからなる構成を具備している。
の壁面に連接して形成された前記シリンダ状貫通孔の内
径の数倍ないし十数倍の内径を有し該シリンダ状貫通孔
の中心軸に同心的に形成されたシリンダ壁と、該シリン
ダ壁に液密的に嵌合せしめられて前記圧電体アクチュエ
ータのピストン状部材と一体的に移動する大径ピストン
と、前記シリンダ状貫通孔内に液密的にかつその中心軸
方向に摺動自在に挿置され、その軸方向一端は前記油圧
切換弁の弁体が前記弁室と作動油排出通路との連通孔を
閉じた状態において前記油圧切換弁の弁体に当接せしめ
られる小径ピストンと、前記シリンダ壁と大径ピストン
および小径ピストンの他端部とで囲まれる空間に作動油
を封入せしめた圧力室とよりなる変位拡大手段と、 前記ケーシング内に形成され、前記作動油排出通路と前
記圧力室とを前記作動油排出通路の作動油を圧力室に供
給する方向にのみ作用するチエツク弁を介して連通ずる
作動油供給通路と、前記作動油排出通路内の作動油圧力
を前記大径ピストンの前記圧力室に面する圧力面に対し
前記シリンダ状貫通孔の中心軸方向の反対側に形成した
受圧面に伝達する圧力伝達通路とを備えた作動油補償手
段とからなる構成を具備している。
[発明の作用]
圧電体は、円盤状の圧電素子を100枚程度積層して電
極を挾みこんである。この圧電体に電圧を印加すると圧
電体は0.1ミリ秒〜1ミリ秒という短い応答時間で伸
長する。しかしながら変位量は10〜100ミクロンと
少なく、このままでは機器の駆動源としては充分ではな
い。そこで本発明では大径ピストンと小径ピストンによ
り密封した油圧室の大径ピストンに圧電体の変位を伝達
し、パスカルの原理を利用して小径ピストンを拡大変位
する機構とを組合せることによって、充分な変位量(ス
トローク)を有し、かつ応答性の良い圧電体アクチュエ
ータを得ることができる。油圧室の作動油は作動により
洩れが生ずることもあるが、これを補償するために、チ
エツク弁を介して外部の作動油を油圧室に導入する。同
じ作動油は大径ピストンの裏側にも導入され、大径ピス
トンにかかる力をバランスする。
極を挾みこんである。この圧電体に電圧を印加すると圧
電体は0.1ミリ秒〜1ミリ秒という短い応答時間で伸
長する。しかしながら変位量は10〜100ミクロンと
少なく、このままでは機器の駆動源としては充分ではな
い。そこで本発明では大径ピストンと小径ピストンによ
り密封した油圧室の大径ピストンに圧電体の変位を伝達
し、パスカルの原理を利用して小径ピストンを拡大変位
する機構とを組合せることによって、充分な変位量(ス
トローク)を有し、かつ応答性の良い圧電体アクチュエ
ータを得ることができる。油圧室の作動油は作動により
洩れが生ずることもあるが、これを補償するために、チ
エツク弁を介して外部の作動油を油圧室に導入する。同
じ作動油は大径ピストンの裏側にも導入され、大径ピス
トンにかかる力をバランスする。
そして、この圧電体アクチュエータの出力を利用して油
圧切換弁を操作するので応答が早く、作動の確実な油圧
切換作用が可能である。
圧切換弁を操作するので応答が早く、作動の確実な油圧
切換作用が可能である。
[実施例]
以下、第1図乃至第3図を用いて本発明の詳細な説明す
る。
る。
第1図は本発明による圧電体アクチュエータを用いた油
圧切換弁の第1実施例を示すものである。
圧切換弁の第1実施例を示すものである。
圧電体アクチュエータは、次のとおりに構成される。先
ず、円筒状に形成した第1のケーシング30内に第1の
保持部材である有底円筒状のベース32がオイルシール
リング31を介して液密に嵌着され、第1のケーシング
30の周壁に形成した貫通孔33を利用してセットビス
等により両者は固着される。このベース32内には、該
ベース32の開口端より、円盤状の圧電素子と電極とを
円柱状に積層して構成した圧電体35が一端部より挿入
される。圧電素子は先述したように例えば100枚を重
ねたもので、電極は1枚おきに同極のリード線36に連
結される。
ず、円筒状に形成した第1のケーシング30内に第1の
保持部材である有底円筒状のベース32がオイルシール
リング31を介して液密に嵌着され、第1のケーシング
30の周壁に形成した貫通孔33を利用してセットビス
等により両者は固着される。このベース32内には、該
ベース32の開口端より、円盤状の圧電素子と電極とを
円柱状に積層して構成した圧電体35が一端部より挿入
される。圧電素子は先述したように例えば100枚を重
ねたもので、電極は1枚おきに同極のリード線36に連
結される。
ベース32の開口端側の外周には、段付円筒状部材4o
が嵌装される。該段付円筒状部材40は、ベース32に
嵌合する側の軸方向端部の大径内筒部401の開口端縁
に爪42を形成し、該爪42を半径方向内方に折り曲げ
てベース32の外周に形成した環状溝37に係合させる
ことによりベース32に係止される。この際に、ベース
32の外周と段付円筒状部材40の内周との間には、ベ
ース32の外周に形成した環状溝に装着したオイルシー
ル44を介在させてベース32の内周面と大径円筒部4
01の外周面との間の液密を保ち、圧電体35への作動
油等の侵入を防止する。
が嵌装される。該段付円筒状部材40は、ベース32に
嵌合する側の軸方向端部の大径内筒部401の開口端縁
に爪42を形成し、該爪42を半径方向内方に折り曲げ
てベース32の外周に形成した環状溝37に係合させる
ことによりベース32に係止される。この際に、ベース
32の外周と段付円筒状部材40の内周との間には、ベ
ース32の外周に形成した環状溝に装着したオイルシー
ル44を介在させてベース32の内周面と大径円筒部4
01の外周面との間の液密を保ち、圧電体35への作動
油等の侵入を防止する。
段付円筒状部材40は、軸方向の一端部に形成した前記
大径円筒部401に接続して、これより直径を小とした
中径円筒部402の一方の端部を第1の段部403を介
して同軸的に形成し、さらに該中径円筒部402の他方
の端部には第2の段部404を形成し、前記中径円筒部
402の直径より小なる外径を有する細径部46を同軸
的に形成する。
大径円筒部401に接続して、これより直径を小とした
中径円筒部402の一方の端部を第1の段部403を介
して同軸的に形成し、さらに該中径円筒部402の他方
の端部には第2の段部404を形成し、前記中径円筒部
402の直径より小なる外径を有する細径部46を同軸
的に形成する。
一方、柱状の圧電体35の外周には、前記ベース32よ
り突出した部分を囲むように第2の保持部材である内径
を圧電体35の外径よりやや大とした有底筒状のピスト
ン状部材48を嵌装する。
り突出した部分を囲むように第2の保持部材である内径
を圧電体35の外径よりやや大とした有底筒状のピスト
ン状部材48を嵌装する。
このピストン状部材48の先端部に細径の円筒状外壁を
有する首部50を同軸的に形成し、この首部50を段付
円筒状部材4oの細径部46にその中心軸に沿って形成
された中心孔405内に摺動自在に支承せしめる。そし
て首部5oと細径部46の間にはオイルシール52を挿
入し、両者間を液密に封止している。圧電体35は円盤
状の素子を多数枚積層したものであるので、横ずれ等を
生ずるおそれもあるが、有底筒状のピストン状部材48
で圧電体35を包囲することにより横ずれ等の発生が防
止できる。
有する首部50を同軸的に形成し、この首部50を段付
円筒状部材4oの細径部46にその中心軸に沿って形成
された中心孔405内に摺動自在に支承せしめる。そし
て首部5oと細径部46の間にはオイルシール52を挿
入し、両者間を液密に封止している。圧電体35は円盤
状の素子を多数枚積層したものであるので、横ずれ等を
生ずるおそれもあるが、有底筒状のピストン状部材48
で圧電体35を包囲することにより横ずれ等の発生が防
止できる。
ピストン状部材48のベース32側の端部は、該ベース
32の内壁に摺動自在とし、その外周に環状部材49が
半径方向に突出されるように固定される。前記環状部材
49と段付円筒状部材4゜の第1の段部403との間に
は、コイルばね54が設けられてピストン状部材48を
常時圧電体35側へ押圧する。
32の内壁に摺動自在とし、その外周に環状部材49が
半径方向に突出されるように固定される。前記環状部材
49と段付円筒状部材4゜の第1の段部403との間に
は、コイルばね54が設けられてピストン状部材48を
常時圧電体35側へ押圧する。
ピストン状部材48の首部50を形成した側の端部の裏
側はプレート38を介して圧電体35に当接させ、圧電
体35はばね54により常時予圧を与えられ、圧電体の
作動は安定する。ピストン状部材48の首部50には、
その自由端部に開口する挿入孔56が同軸的に形成され
、この挿入孔56に大径ピストン60の中心に形成され
た円柱状のボス62が挿入される。挿入孔56とボス6
2との間はしばりばねとなっており、大径ピストン60
とピストン状部材48は一体で運動する。
側はプレート38を介して圧電体35に当接させ、圧電
体35はばね54により常時予圧を与えられ、圧電体の
作動は安定する。ピストン状部材48の首部50には、
その自由端部に開口する挿入孔56が同軸的に形成され
、この挿入孔56に大径ピストン60の中心に形成され
た円柱状のボス62が挿入される。挿入孔56とボス6
2との間はしばりばねとなっており、大径ピストン60
とピストン状部材48は一体で運動する。
第1のケーシング30の端部には第2のケーシング65
の円筒状端部651がねじ66を介して螺装される。該
円筒状端部651の内部には同軸的に有底孔652が前
記第1のケーシング30への螺装端より形成されており
、その開口端側には前記段付円筒状部材40の大径円筒
部401の外周面に緩く嵌合す゛る第1の筒状内壁面6
53が、またその底部側には前記大径ピストン60の外
周に液密に嵌合する第2の筒状内壁面655および該内
壁面655に直交する平面状の底壁面654がそれぞれ
形成され、該底壁面654と大径ピストン60との間に
第2の筒状内壁面655で囲まれる第1の油圧室68が
形成されている。すなわち大径ピストン60は第2の筒
状内壁面655内を軸方向に摺動して第1の油圧室68
内の作動油を加圧する。大径ピストン6oの外周部に形
成した溝にオイルシールリング67を嵌装して摺動部の
液密を保つ。
の円筒状端部651がねじ66を介して螺装される。該
円筒状端部651の内部には同軸的に有底孔652が前
記第1のケーシング30への螺装端より形成されており
、その開口端側には前記段付円筒状部材40の大径円筒
部401の外周面に緩く嵌合す゛る第1の筒状内壁面6
53が、またその底部側には前記大径ピストン60の外
周に液密に嵌合する第2の筒状内壁面655および該内
壁面655に直交する平面状の底壁面654がそれぞれ
形成され、該底壁面654と大径ピストン60との間に
第2の筒状内壁面655で囲まれる第1の油圧室68が
形成されている。すなわち大径ピストン60は第2の筒
状内壁面655内を軸方向に摺動して第1の油圧室68
内の作動油を加圧する。大径ピストン6oの外周部に形
成した溝にオイルシールリング67を嵌装して摺動部の
液密を保つ。
第2のケーシング65の底壁面654の中心部には、小
径のシリンダ状貫通孔7oが軸線に沿って形成される。
径のシリンダ状貫通孔7oが軸線に沿って形成される。
そして、この貫通孔7oに直交するとともに該貫通孔7
oに連通し、がっ両端が第2のケーシング65の外周面
に開口する段付の貫通孔72が設けられ、この貫通孔7
2の開口部の一方にはチエツク弁75がとりつけられ、
他方の開口部はプラグ721で閉塞される。チエツク弁
75は中心部に細孔755を設けたプラグ状の弁座体7
51を貫通孔72の開口部にとりつけ、貫通孔72内に
封入したコイルスプリング753によってボール752
を弁座体751に押圧して弁座体751の細孔755を
常時閉じるように構成したものである。
oに連通し、がっ両端が第2のケーシング65の外周面
に開口する段付の貫通孔72が設けられ、この貫通孔7
2の開口部の一方にはチエツク弁75がとりつけられ、
他方の開口部はプラグ721で閉塞される。チエツク弁
75は中心部に細孔755を設けたプラグ状の弁座体7
51を貫通孔72の開口部にとりつけ、貫通孔72内に
封入したコイルスプリング753によってボール752
を弁座体751に押圧して弁座体751の細孔755を
常時閉じるように構成したものである。
シリンダ状貫通孔7oには棒状の小径ピストン76が挿
入される。この小径ピストン76の一端は第1の油圧室
68内に突出し、その先端は大径ピストン60の中心部
に設けた第2の油圧室となる有底孔601に挿入される
0貫通孔72と第1の油圧室68の間は通路741で連
通され、小径ピストン76には貫通孔72とシリンダ状
貫通孔70が直交する部分に相当する位置の外周に環状
溝762を形成して、チエツク弁75から導入される作
動油が常時通路741へ流れるようにする。
入される。この小径ピストン76の一端は第1の油圧室
68内に突出し、その先端は大径ピストン60の中心部
に設けた第2の油圧室となる有底孔601に挿入される
0貫通孔72と第1の油圧室68の間は通路741で連
通され、小径ピストン76には貫通孔72とシリンダ状
貫通孔70が直交する部分に相当する位置の外周に環状
溝762を形成して、チエツク弁75から導入される作
動油が常時通路741へ流れるようにする。
第2ケーシグ65の円筒状端部651と軸方向反対側の
端部には、端面656に開口する段付孔80が形成され
、シリンダ状貫通孔70の第1の油圧室68に連通する
端部とは反対側の端部は、前記段付孔80の小径孔80
1に開口する。そして、この小径孔801に直交して圧
油の出口となる貫通孔82が第2のケーシング65に設
けられる。シリンダ状貫通孔70に挿入した小径ピスト
ン76の第1の油圧室68とは反対側の端部764はこ
の小径孔801に突出する。小径ピストン76とシリン
ダ状貫通孔70との間は、シリンダ状貫通孔7oの内壁
面に形成した段部に挿入したオイルシールリング84で
液密に保たれ、このオイルシールリング84はスナップ
リング86で抜き止めされる。小径ピストン76にはっ
ば766が形成され、スナップリング86により第1の
油圧室68側への動きが規制される。
端部には、端面656に開口する段付孔80が形成され
、シリンダ状貫通孔70の第1の油圧室68に連通する
端部とは反対側の端部は、前記段付孔80の小径孔80
1に開口する。そして、この小径孔801に直交して圧
油の出口となる貫通孔82が第2のケーシング65に設
けられる。シリンダ状貫通孔70に挿入した小径ピスト
ン76の第1の油圧室68とは反対側の端部764はこ
の小径孔801に突出する。小径ピストン76とシリン
ダ状貫通孔70との間は、シリンダ状貫通孔7oの内壁
面に形成した段部に挿入したオイルシールリング84で
液密に保たれ、このオイルシールリング84はスナップ
リング86で抜き止めされる。小径ピストン76にはっ
ば766が形成され、スナップリング86により第1の
油圧室68側への動きが規制される。
第2ケーシング65の端部656から形成される段付孔
80は、端面656に開口する大径孔802と、該大径
孔802と同軸的に配置された前述の小径孔801及び
大径孔802から小径孔801に向って径が小となるよ
うに形成したテーパー面804とを備える。
80は、端面656に開口する大径孔802と、該大径
孔802と同軸的に配置された前述の小径孔801及び
大径孔802から小径孔801に向って径が小となるよ
うに形成したテーパー面804とを備える。
大径孔802には筒状部材86が大径孔802の内周面
との間に形成したねじ862を介して螺装される。この
筒状部材86には第2のケーシング65の軸線に平行に
複数個の貫通孔864が形成してあり、圧油の入口通路
を構成する。また、該筒状部材86はその中心部に小径
孔801に向って開口する有底孔865を有し、該有底
孔865内に筒形の弁体92を第2のケーシング65の
中心軸に沿って摺動自在に支承する。この筒形の弁体9
2は円筒部924とこの円筒部924に直交する底部9
26を有し、円筒部924と底部926との接合面はテ
ーパ一部922を形成する。円筒部924は筒状部材8
6の有底孔865に摺動自在に嵌合され、テーパー部9
22は前述のテーパー面804に当接する。
との間に形成したねじ862を介して螺装される。この
筒状部材86には第2のケーシング65の軸線に平行に
複数個の貫通孔864が形成してあり、圧油の入口通路
を構成する。また、該筒状部材86はその中心部に小径
孔801に向って開口する有底孔865を有し、該有底
孔865内に筒形の弁体92を第2のケーシング65の
中心軸に沿って摺動自在に支承する。この筒形の弁体9
2は円筒部924とこの円筒部924に直交する底部9
26を有し、円筒部924と底部926との接合面はテ
ーパ一部922を形成する。円筒部924は筒状部材8
6の有底孔865に摺動自在に嵌合され、テーパー部9
22は前述のテーパー面804に当接する。
また、弁体92の底部926には複数個の孔928が設
けられ、圧油の逃げる孔を形成する。
けられ、圧油の逃げる孔を形成する。
弁体92の内側には有底孔865の底面との間にコイル
ばね96が挿入され、弁体92のテーパ一部922をテ
ーパー面804に常時押圧する。
ばね96が挿入され、弁体92のテーパ一部922をテ
ーパー面804に常時押圧する。
また、弁体92の底部926の底面には小径ピストン7
6の端部764の先端が当接する。本発明における油圧
弁は、第2のケーシング65の前記端面656に開口す
る段付孔80を形成した端部、段付孔80に螺装された
筒状部材86、該筒状部材86内に配設された筒形の弁
体92、該弁体92を弾発するコイルばね96、第2の
ケーシング65に形成された貫通孔82により構成され
る。
6の端部764の先端が当接する。本発明における油圧
弁は、第2のケーシング65の前記端面656に開口す
る段付孔80を形成した端部、段付孔80に螺装された
筒状部材86、該筒状部材86内に配設された筒形の弁
体92、該弁体92を弾発するコイルばね96、第2の
ケーシング65に形成された貫通孔82により構成され
る。
第2のケーシング65の前記円筒状端部651には、そ
の外周面から該円筒状端部651の内側の段付有底孔6
52に向けて、段付有底孔652に挿入された前記役付
円筒状部材40の中径円筒部402と円筒状端部651
の第1の筒状内壁面653との間に形成される間隙部6
58に開口する貫通孔659が設けられる。
の外周面から該円筒状端部651の内側の段付有底孔6
52に向けて、段付有底孔652に挿入された前記役付
円筒状部材40の中径円筒部402と円筒状端部651
の第1の筒状内壁面653との間に形成される間隙部6
58に開口する貫通孔659が設けられる。
以下、本装置の作用を説明する。
圧電体35に電圧が印加されると、圧電体35を構成す
る各圧電素子は伸長し、圧電体35の変位はプレート3
8を介してビス1−ン状部材48の裏面に伝達される。
る各圧電素子は伸長し、圧電体35の変位はプレート3
8を介してビス1−ン状部材48の裏面に伝達される。
これによりピストン状部材48はコイルばね54の弾力
に抗してベース32から離れる方向に中心軸方向に移動
し、その首部50の外周面は段付円筒状部材40の細径
部46に形成した中心孔405内を中心軸方向に摺動す
る。大径ピストン60は中心部のボス62により首部5
0の挿入孔56に結合されているので、大径ピストン6
oはピストン状部材48に押されて第1の油圧室68を
圧縮する。第1の油圧室68内には予め作動油が密封さ
れており、この作動油が圧縮されて室601内に突出す
る小径ピストン76の頭部に伝達され、小径ピストン7
6を大径ピストン60から離れる方向に摺動する。この
ときの小径ピストン76の移動量と大径ピストン60の
移動量との比率は小径ピストン76の受圧面積と大径ピ
ストン60の受圧面積の比に対応したものになる。
に抗してベース32から離れる方向に中心軸方向に移動
し、その首部50の外周面は段付円筒状部材40の細径
部46に形成した中心孔405内を中心軸方向に摺動す
る。大径ピストン60は中心部のボス62により首部5
0の挿入孔56に結合されているので、大径ピストン6
oはピストン状部材48に押されて第1の油圧室68を
圧縮する。第1の油圧室68内には予め作動油が密封さ
れており、この作動油が圧縮されて室601内に突出す
る小径ピストン76の頭部に伝達され、小径ピストン7
6を大径ピストン60から離れる方向に摺動する。この
ときの小径ピストン76の移動量と大径ピストン60の
移動量との比率は小径ピストン76の受圧面積と大径ピ
ストン60の受圧面積の比に対応したものになる。
小径ピストン76は、その先端部764で筒形の弁体9
2の底面926を押し、コイルばね96の押圧力80に
抗して弁体92を移動させ、そのテーパ一部922を第
2のケーシング5の段付孔80に形成したテーパー面8
04から離間させて間隙を形成する。
2の底面926を押し、コイルばね96の押圧力80に
抗して弁体92を移動させ、そのテーパ一部922を第
2のケーシング5の段付孔80に形成したテーパー面8
04から離間させて間隙を形成する。
弁体92の円筒部924の外周面が第2のケーシング6
5の大径孔802に面する部分には入口孔864を介し
て油圧回路の作動油が導入され、作動油は弁体92のテ
ーパ一部922とテーパー面804との間隙を通り、小
径孔801から第2のケーシング65の外周面に通ずる
貫通孔82に流出し、油圧弁が開口した状態となる。
5の大径孔802に面する部分には入口孔864を介し
て油圧回路の作動油が導入され、作動油は弁体92のテ
ーパ一部922とテーパー面804との間隙を通り、小
径孔801から第2のケーシング65の外周面に通ずる
貫通孔82に流出し、油圧弁が開口した状態となる。
圧電体35への電圧の印加を遮断すると、圧電素子は初
期状態に収縮し、コイルばね54の作用によりピストン
状部材48及び大径ピストン60はベース32に近接す
る方向に戻され、油圧室68内の作動油は減圧される。
期状態に収縮し、コイルばね54の作用によりピストン
状部材48及び大径ピストン60はベース32に近接す
る方向に戻され、油圧室68内の作動油は減圧される。
これにより小径ピストン76の弁体92に対する抑圧も
解除され、コイルばね96の作用によって弁体92はテ
ーパー面804に押圧されて油圧弁が閉じる。
解除され、コイルばね96の作用によって弁体92はテ
ーパー面804に押圧されて油圧弁が閉じる。
弁体92の底部926には孔928が設けてあり、小径
部801の作動油は弁体92の内側にも導入され、弁体
92にかかる作動油の圧力をバランスする。
部801の作動油は弁体92の内側にも導入され、弁体
92にかかる作動油の圧力をバランスする。
この作用をくり返すことで、油圧弁の開閉が行なわれる
が、油圧室68内の作動油が不足した場合には、チエツ
ク弁75が開き、周囲の油圧回路の作動油が自動的に導
入される。すなわち、油圧室68内の圧力が周囲の圧力
より低くなると、弁体752がばね753に抗して押し
下げられ、細孔755から作動油が貫通孔72に流入す
る。この貫通孔72はシリンダ状貫通孔70と交叉して
いるが、シリンダ状貫通孔70に挿置されている小径ピ
ストン76にはこの交叉部に相当する位置に細径部76
2が形成してあり、作動油はこの細径部762を通って
チエツク弁75とは反対側まで流れ、通路741を介し
て油圧室68に供給される。
が、油圧室68内の作動油が不足した場合には、チエツ
ク弁75が開き、周囲の油圧回路の作動油が自動的に導
入される。すなわち、油圧室68内の圧力が周囲の圧力
より低くなると、弁体752がばね753に抗して押し
下げられ、細孔755から作動油が貫通孔72に流入す
る。この貫通孔72はシリンダ状貫通孔70と交叉して
いるが、シリンダ状貫通孔70に挿置されている小径ピ
ストン76にはこの交叉部に相当する位置に細径部76
2が形成してあり、作動油はこの細径部762を通って
チエツク弁75とは反対側まで流れ、通路741を介し
て油圧室68に供給される。
同時に1周囲の作動油は第2のケーシング65に設けた
貫通孔659を介して段付円筒状部材40の段付有底孔
652内の中径円筒部402と円筒状端部651の第1
の円筒状内壁面653との間の間隙658に導入され、
大径ピストン60の裏面にも作用して前述した態様によ
って大径ピストン60に作用する圧力をバランスする。
貫通孔659を介して段付円筒状部材40の段付有底孔
652内の中径円筒部402と円筒状端部651の第1
の円筒状内壁面653との間の間隙658に導入され、
大径ピストン60の裏面にも作用して前述した態様によ
って大径ピストン60に作用する圧力をバランスする。
大径ピストン60のボス62を固定したピストン状部材
48の首部50は段付円筒状部材40の細径部46の中
心孔405に液密的に摺動自在とされているから、大径
ピストン60の裏面に導入された作動油が段付円筒状部
材40の内部に侵入するおそれはなく、また作動油は各
所に配したオイルシールリングによって圧電体35への
侵入が防止される。
48の首部50は段付円筒状部材40の細径部46の中
心孔405に液密的に摺動自在とされているから、大径
ピストン60の裏面に導入された作動油が段付円筒状部
材40の内部に侵入するおそれはなく、また作動油は各
所に配したオイルシールリングによって圧電体35への
侵入が防止される。
次に、第2図により本発明の第2実施例を説明するが第
1図と同様の構成については同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
1図と同様の構成については同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
本実施例においても、円筒状の第1のケーシング30内
に第1の保持部材である有底円筒状のベース32がオイ
ルシールリング31を介して液密に嵌着され、ベース3
2内には該ベース32内の開口端より圧電体35が一端
部より挿入される。
に第1の保持部材である有底円筒状のベース32がオイ
ルシールリング31を介して液密に嵌着され、ベース3
2内には該ベース32内の開口端より圧電体35が一端
部より挿入される。
ベース32の先端側は外側に段部321と内側に段付孔
324を形成した円筒部322となり、その内周面32
5に対して保持体であるシリンダ状部材150の段付円
筒部151が挿入される。
324を形成した円筒部322となり、その内周面32
5に対して保持体であるシリンダ状部材150の段付円
筒部151が挿入される。
内周面325と段付円筒部151の間にはオイルシール
リング115が嵌着されて液密を保つ。シリング状部材
150の大径部152とベース32の円筒部322の外
周面326とはほぼ等しい径寸法を有しており、両者の
外周部にシリンダ状の第2ケーシング100が内部に形
成した孔103を介して嵌着される。第2ケーシング1
00の第1ケーシング30に対向する側の端部は、外周
面にねじ部101を形成した円筒部102となり、円筒
部102とシリンダ状部材150とはセットビス120
により固着される。
リング115が嵌着されて液密を保つ。シリング状部材
150の大径部152とベース32の円筒部322の外
周面326とはほぼ等しい径寸法を有しており、両者の
外周部にシリンダ状の第2ケーシング100が内部に形
成した孔103を介して嵌着される。第2ケーシング1
00の第1ケーシング30に対向する側の端部は、外周
面にねじ部101を形成した円筒部102となり、円筒
部102とシリンダ状部材150とはセットビス120
により固着される。
第1ケーシング30と第2ケーシング100は。
第1ケーシング30の端部の内周面に形成したねじ部3
02と第2ケーシング100の外周面に形成したねじ部
101を螺合することにより装着される。
02と第2ケーシング100の外周面に形成したねじ部
101を螺合することにより装着される。
シリンダ状部材150は中心軸上に大小の径をもつ段付
の貫通孔を有しており、大径の孔155はその内径寸法
が圧電体35の外径寸法に対して緩く勘合する寸法を有
し、圧電体35の伸縮を案内する。シリンダ状部材15
0の段付円筒部151とは反対側の外周は、大径部15
2から径が減少するようにテーパ一部153が形成され
先端の小径部154に連続する。
の貫通孔を有しており、大径の孔155はその内径寸法
が圧電体35の外径寸法に対して緩く勘合する寸法を有
し、圧電体35の伸縮を案内する。シリンダ状部材15
0の段付円筒部151とは反対側の外周は、大径部15
2から径が減少するようにテーパ一部153が形成され
先端の小径部154に連続する。
シリンダ状部材150の孔103はやや小径の筒状内壁
面105に連続し、この壁面の軸線に直交する平面壁1
04に達する。筒状内壁面105内には大径ピストン1
60が摺動自在に挿入される。
面105に連続し、この壁面の軸線に直交する平面壁1
04に達する。筒状内壁面105内には大径ピストン1
60が摺動自在に挿入される。
大径ピストンの中央部にはピストン上面に開口する有底
の円筒部162が形成され、円筒部162はオイルシー
ルリング164を介してシリンダ状部材150の小径部
154の孔156に挿入される。大径ピストン160の
円筒部162の底部163はプレート38を介して圧電
体35に当接する。大径ピストン160の円筒部162
が形成する空間165内にはコイルばね166が挿入さ
れ、また、大径ピストン160の上面と第2ケーシング
100の筒状内壁面105及び平面壁104との間で第
1の油圧室68が画成される。
の円筒部162が形成され、円筒部162はオイルシー
ルリング164を介してシリンダ状部材150の小径部
154の孔156に挿入される。大径ピストン160の
円筒部162の底部163はプレート38を介して圧電
体35に当接する。大径ピストン160の円筒部162
が形成する空間165内にはコイルばね166が挿入さ
れ、また、大径ピストン160の上面と第2ケーシング
100の筒状内壁面105及び平面壁104との間で第
1の油圧室68が画成される。
大径ピストン160の外周面と第2ケーシング100の
筒状内壁面105の間には液密を保っためのオイルシー
ルリング108が挿入される。
筒状内壁面105の間には液密を保っためのオイルシー
ルリング108が挿入される。
第2ケーシング100の平面壁104からは軸線に沿っ
て貫通孔110が油圧弁の出口となる小径孔112に開
口するように形成される。第2シリンダ100の端部に
は段付の円筒部114が形成され、この円筒部に刻成し
たねじ116を介して弁体を支える円筒部材180が螺
装される0円筒部材180には作動油の入口182が形
成され、第2ケーシング100の段付円筒部114の内
側の大径孔115に通じている。大径孔115と小径孔
112との間はテーパー孔117で連結される。
て貫通孔110が油圧弁の出口となる小径孔112に開
口するように形成される。第2シリンダ100の端部に
は段付の円筒部114が形成され、この円筒部に刻成し
たねじ116を介して弁体を支える円筒部材180が螺
装される0円筒部材180には作動油の入口182が形
成され、第2ケーシング100の段付円筒部114の内
側の大径孔115に通じている。大径孔115と小径孔
112との間はテーパー孔117で連結される。
円筒部材180の中心には有底筒状の支持部184が形
成され、第1実施例と同様の弁体92及びコイルばね9
6が嵌装される。弁体92のテーパ一部922はテーパ
ー孔117との間で離接して開閉弁を構成し、弁体92
の底面に当接するように小径ピストン70が貫通孔11
0内に挿入される。この小径ピストン70と、貫通孔1
10に直交して配置される作動油の補充用のチエツク弁
75及び通路72等は第1実施例と同様である。
成され、第1実施例と同様の弁体92及びコイルばね9
6が嵌装される。弁体92のテーパ一部922はテーパ
ー孔117との間で離接して開閉弁を構成し、弁体92
の底面に当接するように小径ピストン70が貫通孔11
0内に挿入される。この小径ピストン70と、貫通孔1
10に直交して配置される作動油の補充用のチエツク弁
75及び通路72等は第1実施例と同様である。
さらに、第2のケーシング100には、貫通孔119を
設けて大径ピストン160の裏側にも作動油を導入して
バランスをとるようにしである。
設けて大径ピストン160の裏側にも作動油を導入して
バランスをとるようにしである。
この実施例の作用は、第1実施例の作用と同様であるが
、圧電体35の変位は大径ピストン160の円筒部16
2に直接に伝達されるので、装置の構成部品が少なくて
すみ、また、圧電体35に予圧を付与するコイルばねの
装着手段も簡素化されている。
、圧電体35の変位は大径ピストン160の円筒部16
2に直接に伝達されるので、装置の構成部品が少なくて
すみ、また、圧電体35に予圧を付与するコイルばねの
装着手段も簡素化されている。
次に第3図により本発明の第3実施例を説明するが、第
1図と同様の構成については同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
1図と同様の構成については同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
本実施例においても、円筒状の第1のケーシング30内
に図示しないベースを介して圧電体35が装嵌される。
に図示しないベースを介して圧電体35が装嵌される。
第1ケーシング30の端部にはねじ部202を利用して
円筒状の第2ケーシング200の円筒部201が螺装さ
れるが、この際に両ケーシング30,200の内孔部に
シリンダ状部材220が挿入され、シリンダ状部材22
0の外周部に形成したフランジ221を第1ケーシング
30の段部305と第2ケーシング200の円筒部20
1の先端205で挟持することでシリンダ状部材220
は固定される。第1ケーシング30とシリンダ状部材2
20との間にはオイルシールリング307が嵌装され、
液密に保たれる。
円筒状の第2ケーシング200の円筒部201が螺装さ
れるが、この際に両ケーシング30,200の内孔部に
シリンダ状部材220が挿入され、シリンダ状部材22
0の外周部に形成したフランジ221を第1ケーシング
30の段部305と第2ケーシング200の円筒部20
1の先端205で挟持することでシリンダ状部材220
は固定される。第1ケーシング30とシリンダ状部材2
20との間にはオイルシールリング307が嵌装され、
液密に保たれる。
シリンダ状部材220はテーパ一部224を介して小径
部226が形成されていて、小径部226の内孔は第2
の保持部材であるピストン状部材250の首部251を
摺動自在に支えている。
部226が形成されていて、小径部226の内孔は第2
の保持部材であるピストン状部材250の首部251を
摺動自在に支えている。
そして、この摺動部にはオイルシールリング252が嵌
装されて液密を保つ。ピストン状部材250の内径は圧
電体35を緩く支持する寸法を有している。
装されて液密を保つ。ピストン状部材250の内径は圧
電体35を緩く支持する寸法を有している。
ピストン状部材250の首部251の先端255は、第
2ケーシング200の内孔に形成された第1の油圧室6
8に挿入された大径ピストン230の裏面に当接する。
2ケーシング200の内孔に形成された第1の油圧室6
8に挿入された大径ピストン230の裏面に当接する。
大径ピストン230の外周にはオイルシールリング23
1があって摺動部の液密を保ち、大径ピストン230の
表面中央には小径の円筒状突起235が形成され、円筒
状突起235の内側には大径ピストン230の軸線上に
有底孔233が形成しである。
1があって摺動部の液密を保ち、大径ピストン230の
表面中央には小径の円筒状突起235が形成され、円筒
状突起235の内側には大径ピストン230の軸線上に
有底孔233が形成しである。
第1油圧室68内には皿ばね240が嵌装され、大径ピ
ストン230を介してピストン状部材250を常時圧電
体35側に向けて押圧している。
ストン230を介してピストン状部材250を常時圧電
体35側に向けて押圧している。
大径ピストン230に従動する小径ピストン70の構成
は前述の実施例と同様である。小径ピストン70の先端
は弁体270を押圧するが、弁体270と係合する弁座
体260は第2ケーシング200とは別体の部材に構成
されている。そして、第2ケーシング200の内部には
、作動油の通路となる内孔208と内孔208から外周
部に通ずる貫通孔206が形成しである。
は前述の実施例と同様である。小径ピストン70の先端
は弁体270を押圧するが、弁体270と係合する弁座
体260は第2ケーシング200とは別体の部材に構成
されている。そして、第2ケーシング200の内部には
、作動油の通路となる内孔208と内孔208から外周
部に通ずる貫通孔206が形成しである。
油圧室68に対して作動油を補充するためのチエツク弁
75が設けられるが、チエツク弁75の通路72に直交
して油圧室68に開口する通路210は油圧室68側か
ら穿孔される。
75が設けられるが、チエツク弁75の通路72に直交
して油圧室68に開口する通路210は油圧室68側か
ら穿孔される。
第2ケーシング200には内孔に貫通する複数個の孔2
04が形成してあり、大径ピストン230の裏側にも外
部の作動油を導入する。
04が形成してあり、大径ピストン230の裏側にも外
部の作動油を導入する。
本実施例の作用も前述の実施例と同様であるが、圧電体
に予圧を付与する皿ばねを油圧室内に挿入したので、予
圧ばねの設置スペースを別個に設ける必要がなくなる。
に予圧を付与する皿ばねを油圧室内に挿入したので、予
圧ばねの設置スペースを別個に設ける必要がなくなる。
[発明の効果]
本発明は以上のように、圧電体アクチュエータを備えた
油圧切換弁において、圧電体アクチュエータの邸動源で
ある円盤状の圧電素子と電極とを多数積層して構成した
圧電体を保持体であるシリンダ状部材内に直接に、又は
シリンダ状部材内に摺動自在に配置されたピストン状部
材内に緩く嵌合するように挿入したので、圧電の印加を
受けて各圧電素子が板厚方向に伸長する際にも圧電素子
が横ずれを起こす不都合が防止できる。そして。
油圧切換弁において、圧電体アクチュエータの邸動源で
ある円盤状の圧電素子と電極とを多数積層して構成した
圧電体を保持体であるシリンダ状部材内に直接に、又は
シリンダ状部材内に摺動自在に配置されたピストン状部
材内に緩く嵌合するように挿入したので、圧電の印加を
受けて各圧電素子が板厚方向に伸長する際にも圧電素子
が横ずれを起こす不都合が防止できる。そして。
この圧電体にばね手段により圧縮予圧を付与しているの
で、素子間のギャップは除去され、迅速かつ確実な作動
が確保される。
で、素子間のギャップは除去され、迅速かつ確実な作動
が確保される。
圧電体は応答が迅速であるが変位量が小さいので油圧切
換弁のアクチュエータとして使用する場合には変位の拡
大機構を付設する必要がある。本発明では油圧室をはさ
んで対向するように配置した大小の径を持つピストンを
備え、パスカルの原理によって大径ピストンの変位量を
拡大して小径ピストンに伝達するように拡大機構を構成
し、圧電体の変位量を拡大して充分なストロークを有す
るアクチュエータを得ている。そして、油圧室の作動油
が不足した場合に備えてチエツク弁を油圧室に連結し、
必要時には外部の作動油を油圧室内に導入するが、同じ
作動油を大径ピストンの裏側にも導入して大径ピストン
に作用する油圧力をバランスさせである。
換弁のアクチュエータとして使用する場合には変位の拡
大機構を付設する必要がある。本発明では油圧室をはさ
んで対向するように配置した大小の径を持つピストンを
備え、パスカルの原理によって大径ピストンの変位量を
拡大して小径ピストンに伝達するように拡大機構を構成
し、圧電体の変位量を拡大して充分なストロークを有す
るアクチュエータを得ている。そして、油圧室の作動油
が不足した場合に備えてチエツク弁を油圧室に連結し、
必要時には外部の作動油を油圧室内に導入するが、同じ
作動油を大径ピストンの裏側にも導入して大径ピストン
に作用する油圧力をバランスさせである。
この作動油が圧電体部分に侵入すると、電流のリーク等
の不具合をひきおこす場合もあるが、本発明では上述し
たように圧電体をピストン状部材又はシリンダ状部材で
覆い、摺動部に液密手段を介在させたので圧電体側に作
動油が侵入することはなく、不具合も生じない。
の不具合をひきおこす場合もあるが、本発明では上述し
たように圧電体をピストン状部材又はシリンダ状部材で
覆い、摺動部に液密手段を介在させたので圧電体側に作
動油が侵入することはなく、不具合も生じない。
圧電体アクチュエータと油切換弁を共通のケーシング内
に収容し、アクチュエータの小径ビストンのストローク
を利用して切換弁の弁体を駆動するから、コンパクトで
しかも作動が迅速かつ確実で信頼性の高い油圧切換弁を
提供できる。
に収容し、アクチュエータの小径ビストンのストローク
を利用して切換弁の弁体を駆動するから、コンパクトで
しかも作動が迅速かつ確実で信頼性の高い油圧切換弁を
提供できる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は本発明
の他の実施例を示す断面図、第3図は本発明の他の実施
例を示す要部の断面図、第4図は従来技術を示す説明図
である。 30・・・第1ケーシング、 65.100,200・・・第2ケーシング、32・・
・ベース、35・・・圧電体、40 、150 、22
0−’、yリンダ状部材、48.250・・・ピストン
状部材、 50.251・・・首部、 52.164,252・・・オイルシール、54.16
6.240・・・予圧ばね、60.160,230・・
・大径ピストン、68・・・油圧室、70・・・小径ピ
ストン、75・・・チエツク弁、92,270・・・弁
体、第 3 :
の他の実施例を示す断面図、第3図は本発明の他の実施
例を示す要部の断面図、第4図は従来技術を示す説明図
である。 30・・・第1ケーシング、 65.100,200・・・第2ケーシング、32・・
・ベース、35・・・圧電体、40 、150 、22
0−’、yリンダ状部材、48.250・・・ピストン
状部材、 50.251・・・首部、 52.164,252・・・オイルシール、54.16
6.240・・・予圧ばね、60.160,230・・
・大径ピストン、68・・・油圧室、70・・・小径ピ
ストン、75・・・チエツク弁、92,270・・・弁
体、第 3 :
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ケーシングの長手方向に沿つて油圧切換弁と圧電体ア
クチユエータとを配設し、該圧電体アクチユエータの変
位を拡大して油圧切換弁に伝達すべくした油圧切換弁に
おいて、 小径のシリンダ状貫通孔を形成した仕切り壁と、前記シ
リンダ状貫通孔によつて互いに連通せしめられ、かつ前
記仕切壁の両側にそれぞれ形成された弁室およびアクチ
ユエータ室を備えるケーシングと、 多数の円盤状の圧電素子をこれら圧電素子の間に電極を
挿置してその軸方向に積層した円柱状の圧電体と、それ
ぞれが前記シリンダ状貫通孔の中心軸と同心的に配設さ
れ、前記圧電体の軸方向の一端面に当接する面と該圧電
体の円柱状周面に緩く嵌装される円筒壁面とを有し、前
記ケーシングに固着されるシリンダ状部材と、前記圧電
体の軸方向の他端面に当接する面を少くとも有し、前記
支持壁と前記シリンダ状部材との間に配設されて該シリ
ンダ部材に対し前記シリンダ状貫通孔の中心軸に沿つて
相対的に移動可能のピストン状部材とを含み前記圧電体
を液密に被覆する保持体と、前記ピストン状部材を前記
シリンダ状部材に向けて弾発するばね手段とから成り、
前記アクチユエータ室内に配置された圧電体アクチユエ
ータと、前記弁室に連通せしめて前記仕切壁に形成した
作動軸排出通路と、前記弁室内に前記シリンダ状貫通孔
の中心軸に沿つて移動可能に配置され、前記弁室と作動
油排出通路との連通孔を開閉する弁体と、該弁体を前記
連通孔に圧接する方向に弾発するばね手段と、前記弁室
を圧力作動油源に連通せしめる作動油導入口とを備えた
油圧切換弁と、前記ケーシングのアクチユエータ室の内
壁に前記仕切壁の壁面に連接して形成された前記シリン
ダ状貫通孔の内径の数倍ないし十数倍の内径を有し該シ
リンダ状貫通孔の中心軸に同心的に形成されたシリンダ
壁と、該シリンダ壁に液密的に嵌合せしめられて前記圧
電体アクチユエータのピストン状部材と一体的に移動す
る大径ピストンと、前記シリンダ状貫通孔内に液密的に
かつその中心軸方向に摺動自在に挿置され、その軸方向
一端は前記油圧切換弁の弁体が前記弁室と作動油排出通
路との連通孔を閉じた状態において前記油圧切換弁の弁
体に当接せしめられる小径ピストンと、前記シリンダ壁
と大径ピストンおよび小径ピストンの他端部とで囲まれ
る空間に作動油を封入せしめた圧力室とよりなる変位拡
大手段と、 前記ケーシング内に形成され、前記作動油排出通路と前
記圧力室とを前記作動油排出通路の作動油を圧力室に供
給する方向にのみ作用するチエツク弁を介して連通する
作動油供給通路と、前記作動油排出通路内の作動油圧力
を前記大径ピストンの前記圧力室に面する圧力面に対し
前記シリンダ状貫通孔の中心軸方向の反対側に形成した
受圧面に伝達する圧力伝達通路とを備えた作動油補償手
段とからなることを特徴とする圧電体アクチユエータを
備えた油圧切換弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63140409A JPH0776590B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 圧電体アクチユエータを備えた油圧切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63140409A JPH0776590B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 圧電体アクチユエータを備えた油圧切換弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01312283A true JPH01312283A (ja) | 1989-12-18 |
| JPH0776590B2 JPH0776590B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=15268079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63140409A Expired - Lifetime JPH0776590B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 圧電体アクチユエータを備えた油圧切換弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776590B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0426557U (ja) * | 1990-06-28 | 1992-03-03 | ||
| JP2002541401A (ja) * | 1999-03-30 | 2002-12-03 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 圧電式アクチエータ |
| WO2009004760A1 (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Daikin Industries, Ltd. | 電動弁及び冷凍装置 |
| US7635093B2 (en) | 2003-03-12 | 2009-12-22 | Robert Bosch Gmbh | Fuel injection valve |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4743763B2 (ja) * | 2006-01-18 | 2011-08-10 | 株式会社フジキン | 圧電素子駆動式金属ダイヤフラム型制御弁 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61167785A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-29 | Nippon Denso Co Ltd | 圧電素子を利用した作動装置 |
| JPS62106075U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-07 |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP63140409A patent/JPH0776590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61167785A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-29 | Nippon Denso Co Ltd | 圧電素子を利用した作動装置 |
| JPS62106075U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-07 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0426557U (ja) * | 1990-06-28 | 1992-03-03 | ||
| JP2002541401A (ja) * | 1999-03-30 | 2002-12-03 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 圧電式アクチエータ |
| US7635093B2 (en) | 2003-03-12 | 2009-12-22 | Robert Bosch Gmbh | Fuel injection valve |
| WO2009004760A1 (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Daikin Industries, Ltd. | 電動弁及び冷凍装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0776590B2 (ja) | 1995-08-16 |
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