JPH01313109A - TiNi系形状記憶合金線材の製造方法 - Google Patents

TiNi系形状記憶合金線材の製造方法

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JPH01313109A
JPH01313109A JP14539988A JP14539988A JPH01313109A JP H01313109 A JPH01313109 A JP H01313109A JP 14539988 A JP14539988 A JP 14539988A JP 14539988 A JP14539988 A JP 14539988A JP H01313109 A JPH01313109 A JP H01313109A
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JP
Japan
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wire
wire drawing
shape memory
memory alloy
dieless
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Application number
JP14539988A
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English (en)
Inventor
Atsuyuki Miyamoto
宮本 淳之
Takahiro Takashima
高島 孝弘
Yoshio Henmi
義男 逸見
Yasunobu Kawaguchi
川口 康信
Kozo Katsube
勝部 好三
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ばね等に使用されるTiNi系形状記憶合金
線材を製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 形状記憶合金の代表例として知られるTi−NlZ元合
金は、その優れた形状記憶効果に加え、時効硬化性を有
することや耐食性に優れていること等の理由によって幅
広い分野でその応用開発が進められている。また上記2
元合金のTi又はNiの一部を、使用目的に応じてCu
、Co。
Nb、V、Cr、Mn、Fe等の元素で置換したTiN
i系形状記憶合金も知られている。しかしながらこれら
の合金は難加工性であり、特に冷間での伸線や板圧延が
困難であるのでこれが当該合金のコストアップの最大の
原因になっている。
TiNi系形状記憶合金線材(以下単にTiNi系合金
線材と呼ぶこともある)を得るに当たっては、ダイスを
用いた冷間伸線が主に採用されてきたが、この場合は難
加工性故に1パス当たりの加工率(減面率)が限られる
ことに加え、20〜30%で中間焼鈍を施す必要があり
、生産性の点で大きな問題となっている。一方いわゆる
温間加工によって生産性を上げることも検討されたが、
この場合も1パス当たりの減面率がせいぜい15%程度
であり、生産性向上の成果は上がっていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明方法はこうした技術的課題を解決する為になされ
たものであって、その第1の目的は上記趣旨から明らか
な様に、TiNi系合金線材の生産性を向上することに
あるが、その他TiNi系形状記憶合金線材自体のばね
剛性等の特性を向上させることをもその目的とする。
[課題を解決する為の手段コ 上記目的を達成し得た本発明方法とは、TiNi系形状
記憶合金線材を製造するに当たり、前記合金にダイレス
伸線を加え、少なくとも最終の線引工程では減面率30
%以上でダイスによる冷間伸線を行なう点に要旨を有す
るTiNi系形状記憶合金線材の製造方法である。
[作用] 本発明者らは、公知技術であるダイレス伸線法に着目し
、この加工条件について鋭意研究を重ねた。
まず本発明者らは、ダイレス伸線法によってTiNi系
合金を伸線した場合、条件によっては1パス当たり40
%以上の変形をすら可能になることを見出した。この結
果から、ダイレス伸線法によってTiNi系合金を伸線
すると、従来行なわれできた冷間伸線法や温間伸線法に
比べて大幅な生産性の向上が期待できるとの知見が得ら
れた。またこのときのダイレス伸線温度に関しては、生
産性を重視する意味からして再結晶温度を超える600
℃以上の温度であることが望ましいとの結論に達した。
一方ダイレス伸線温度の上限に関しては、900〜12
00℃までは延性はほとんど変らないが、1100℃を
超える温度ではTiNi合金線材の強度が非常に低下し
、ダイレス伸線のコントロールが困難になることから、
1100℃以下であることが好ましいとの結論に達した
上述した様に、適正な温度範囲内でダイレス伸線を加え
るならばTiNi系合金線材の生産性が向上されるとの
知見が得られたのであるが、この様にして得られるTi
Ni系合金線材には、所望の特性、例えばばね剛性等の
強度が十分であることが必要である。
そこで本発明者らは、前述した適正温度範囲内でダイレ
ス伸線した線材をも含め、下記■〜■の各工程によって
得られた各種線材を用いてばねを作成し、それらのばね
剛性について比較した。
尚下記■〜■の工程における冷間加工及び温間加工はい
ずれもダイスを用いたものである。
■ダイレス伸線のまま ■ダイレス伸線+冷間伸線(減面率43%)■冷間伸線
だけ(最終減面率43%) ■温間伸線+冷間伸線(減面率43%)その結果、上記
■の工程で得られた線材の母相(変態点以上の温度)の
状態におけるばね剛性は、他の線材と比べて顕しく高く
なることが判明した。(後記実施例1参照)。
最終の線材工程においてダイスによる冷間伸線を行なえ
ば、その減面率の増大に伴なって線材のばね剛性が上昇
することはよく知られた現象であり、上記現象の原因に
ついては、冷間伸線中に材料内に転位が蓄積し、それが
限界応力を高める為であると考えられている。また冷間
伸線後に行なわれる形状記憶効果付与の為の熱処理条件
によっても、転位の状態が変化してばね剛性が変化する
ことも知られている。しかしながら本発明者らの上記研
究によれば、冷間伸線における減面率及び熱処理条件を
一定としたにもかかわらず、■の工程(本発明方法)に
よって得られる線材のばね剛性のみが著しく向上すると
いう注目すべき事実が判明した。これは冷間伸線に先立
ってダイレス伸線を施したことに起因しているのは明ら
かである。こうした効果の得られる理論については全て
究明し得た訳ではないが、おそらくダイレス伸線におけ
る急速加熱及び急速冷却によって均一微細粒が形成され
、最終の冷間伸線において全ての結晶粒内に転位が均一
に導入される為であろうと推察される。
以上のことから次の様な結論が得られる。即ち、生産性
を重視する意味からすればダイレス伸線温度は再結晶温
度を超える比較的高温であることが望まれるが、この場
合ダイレス伸線のままでは金属組織中に転位が導入され
ず、高いぼね剛性は得られない。そこで少なくとも最終
の線引工程でダイスによる冷間伸線を加えたところ、そ
れによってTiNi系合金線材の特性が著しく向上し得
たのである。
一方本発明者らは、最終の線引工程での冷間伸線におけ
る最適な減面率を把握する為に実験を行なったところ、
十分なばね剛性を付与する為の減面率は30%以上必要
であることが判明した(後記実施例2参照)。従って本
発明方法を実施する際の最終の線引工程での冷間伸線に
おける減面率は30%以上とする必要がある。
冷間伸線における減面率を大きくすればするほど線材の
ばね剛性は上昇する傾向を示すが、同時に延性が低下す
る傾向もある。従って減面率の上限は、例えばばね成形
等の2次加工ができるか否かによって決定される。本発
明者らは、減面率の上限についても各種の線材について
検討した。
その結果、ダイレス伸線を加えた線材は、温間伸線や(
冷間伸線+焼鈍)を施した線材に比べて、その減面率の
上限が大きいことが判明した。この様な点からしても、
本発明方法の一連の手順は高剛性TiNi系合金線材を
得る為の工程として極めて有効である。
更に最終線引工程での冷間伸線における減面率の増大は
、TiNi系形状記憶合金の熱サイクル疲労に対する耐
久性を向上させる意味からしても極めて有効である。即
ちTiNi系合金の変態にはR相変態とマルテンサイト
相変態の2種類があり、このうちR相変態を利用すれば
変態点のヒステリシスが小さくなり、耐久性の良い機能
が得られる。そしてこのR相変態を支配的に起こさせる
為には、冷間加工率(前記減面率)をできるだけ大きく
すること、或は熱処理温度を低くすること等が有効であ
る。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、下
記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前・
後記の趣旨に徴して設計変更することはいずれも本発明
の技術的範囲に含まれるものである。
[実施例] 実施例I T 1−54.6重量%Ni合金を下記第1表に示す各
種工程で細線化して得られた各供試材A−Dについて剛
性を測定した。
まず供試材製造に際しては、熱間圧延と熱間スェージン
グによって4 mm*のT i N i 合金線材を作
り、供試材Aでは該合金線をダイレス伸線の繰り返しに
よって0.94mmφまで線引きを行ない、また供試材
B−Dでは上記合金線を夫々ダイレス伸線、冷間伸線+
中間焼鈍及び温間伸線を繰り返して細線化した後最終の
線引きを減面率43〜43.4%で冷間伸線を施した。
そしてこれらの供試材ANDについて、 線径d 、 = 0.94mmφ  (但し供試材りに
ついては0.9  mmす ) ばね径d 2= 5.44111mφ (但し供試材り
については5.4  mmす ) 巻数n =15回 ピッチP=2mm のばねを作製し、400℃×15分で加熱した復水で冷
却(水焼入れ)することによって形状記憶処理し、0℃
(マルテンサイト相の状態)と120℃(母相の状態)
の双方についてばね剛性を求めた。尚ダイレス伸線工程
では、減面率によっては線材の外径変動が大きくなる場
合があったので、途中冷間スキンパス伸線をも含めた。
この結果を第1図に示す。ここでばね剛性Gとは、0.
5%の剪断歪に相当するたわみをばねに与え、その際の
発生力から次式を用いて求めたものである。
但し、γ:剪断歪(0,005) δ:たわみ量 P:発生力 d・線径 D:ばね中心径 n:巻数 この第1図から明らかであるが、本発明で規定する要件
に従って得られる供試材Bは、マルテンサイト相でのば
ね剛性では供試材C,Dと大差は認められないものの、
母相でのばね剛性は他の供試材A、C,Dと比べて顕し
く高くなっていることが理解される。
実施例2 熱間圧延と熱間スェージングによって4mmすのTiN
i合金線材を作製しく合金組成は実施例1と同じ)、該
合金線材から3〜5パスのダイレス伸線を経た後最終の
冷間伸線での減面率を変化させた6種類の線材を作製し
た。尚このときの線材の径はすべて0.94mmゆであ
る。得られた各線材を用いて、実施例1に示した形状の
ばねを作製し、各種温度におけるばね剛性を測定した。
この結果を第2図に示す。この第2図から明らかである
が、最終の冷間伸線での減面率を30%以上とすれば、
十分なばね剛性が得られることが理解される。
尚第2図には最終の冷間伸線における減面率が60%の
ものも含まれており、これは本発明方法によるとこれほ
ど高い減面率であってもばね成形が可能であることを示
すものである。これに対しダイレス伸線を行なわずに温
間伸線や玲間伸線十焼鈍で製造した線材についての同様
の実験では、その後の条件を同一にしても最終の冷間伸
線で減面率が50%を超えると延性が極端に劣化してし
まい、ばね成形の段階で破断するという結果を示した。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、既述の手順に従ってT
iNi系形状記憶合金線材を製造することにより、生産
性向上は勿論のこと線材自体の特性向上が図れるので次
の様な各種の効果が期待される。
■ばね剛性が高い線材が得られるので、細い線材のばね
であっても高いぼね強度が得られる。
■母相とマルテンサイト相での強度差が大きいので、バ
イアスばねと組合わせたアクチュエーター等の設計上有
利である。
■冷間加工率を上げることが可能となり、熱サイクル疲
労に対して耐久性の優れたばねが得られる。
■線材加工のコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における各供試材A〜Dのばね剛性を
示すグラフ、第2図はダイレス伸線後の冷間伸線の際の
減面率かばね剛性に及ぼす影響を示すグラフである。 第1図 BCD 供試材 第2図 線のまま

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. TiNi系形状記憶合金線材を製造するに当たり、前記
    合金にダイレス伸線を加え、少なくとも最終の線引工程
    では減面率30%以上でダイスによる冷間伸線を行なう
    ことを特徴とするTiNi系形状記憶合金線材の製造方
    法。
JP14539988A 1988-06-13 1988-06-13 TiNi系形状記憶合金線材の製造方法 Pending JPH01313109A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110976536A (zh) * 2019-12-30 2020-04-10 上海埃蒙迪材料科技股份有限公司 一种镍钛形状记忆合金丝的加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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