JPH0131385Y2 - - Google Patents

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JPH0131385Y2
JPH0131385Y2 JP11342986U JP11342986U JPH0131385Y2 JP H0131385 Y2 JPH0131385 Y2 JP H0131385Y2 JP 11342986 U JP11342986 U JP 11342986U JP 11342986 U JP11342986 U JP 11342986U JP H0131385 Y2 JPH0131385 Y2 JP H0131385Y2
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blades
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【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係る環状部品の取付位置調節用スペ
ーサは、幅広の帯状金属板を幅方向に切断する事
により、幅の狭い複数枚の帯状金属板とする場合
に使用するスリツタに組み込み、このスリツタを
構成する回転軸の外周面の適正位置に円輪状の刃
物を取り付ける場合に利用出来る。
(従来の技術) 幅広金属板をスリツタにより切断し、複数枚の
帯状金属板とする場合、互いに平行に配設された
回転軸の外周面にそれぞれ複数枚の円輪状の刃物
を固定し、両回転軸に固定された刃物の間に上記
金属板を送り込む事により、互いに噛合する刃物
同士の間でこの金属板を切断する。
第7図はこの様な場合に使用されるスリツタ用
回転軸と、これに固定された多数枚の円輪状の刃
物とを示している。このスリツタは、幅Wの幅広
の金属板を切断して幅wを有する20枚の帯状金属
板とするものである。まず、この従来のスリツタ
用回転軸について説明する。
上下に互いに平行に配設された第一、第二の回
転軸1,2は互いに反対方向に同速で回転出来る
様に構成している。各回転軸1,2の右端部(上
下左右の方向は図面による。以下同じ。)にはフ
ランジ3が、左端部には雄ねじ4がそれぞれ形成
されている。各回転軸1,2に円輪状の刃物7
a,7bを装着するには、切断後の帯状金属板の
幅wと一致する長さを有する短円筒状の第一スペ
ーサ5と、この第一スペーサ5よりもほぼ刃物2
枚の厚さ分だけ長さが短い第二スペーサ6とを交
互に使用し、上側の回転軸1に装着した刃物7
a,7bの下端縁と下側の回転軸2に装着した刃
物7b,7bの上端縁とを噛合させている。各回
転軸1,2の左端部の雄ねじ4には、ナツトを螺
合し緊締しており、各スペーサ5,6と刃物7
a,7bとは、このナツト8と上記フランジ3と
の間で強く挾持された状態となる。
この為、各回転軸1,2を互いに逆方向に回転
させつつ両軸1,2の間に幅Wの金属板を送り込
むと、この金属板は刃物7a,7bの噛合部で切
断され、20枚の幅wの帯状金属板とされる。
又、第9図に示す様に、刃物をスペーサの寸法
誤差等を考慮することなく任意位置に装着するこ
とが出来、しかも刃物の中心と回転軸の中心を一
致させることが出来る油圧拡縮式のスリツタ用回
転軸が、実開昭60−131319号公報その他によつて
知られている。この油圧拡縮式のスリツタ用回転
軸は、中間の小径部10を両端の大径部11で挾
み、小径部10の外周面に螺旋溝12を削設した
回転軸本体9に、円筒状の保持筒13を外嵌し皿
螺子14によつて固定したもので、この保持筒1
3の両端部内周面と上記回転軸本体の大径部外周
面との間は、回転軸本体9の外周面に削設した凹
溝15に嵌装したOリング16,16によつて油
密保持を図つている。回転軸本体9の内側に設け
られ、小径部10に一端を開口した通油路17の
他端は図示しない圧油供給手段に通じさせて、上
記小径部10の外周面と前記保持筒13の内周面
との間に形成される円筒状の間隙18に圧油を給
排出来る様にしている。
上述の様に構成される油圧拡縮式のスリツタ用
回転軸に円輪状の刃物を装着する場合、回転軸本
体9の小径部外周面と保持筒13の内周面との間
の間隙18内に圧油を送り込む以前に、保持筒1
3の外径よりも僅かに大きな内径を有する刃物を
この保持筒13に外嵌し、各刃物を所定位置に移
動させた後、上記間隙18内に圧油を送り込む。
これにより、円管状の保持筒13が膨らみ、この
保持筒13の外周面と各刃物の内周縁とが強く当
接して、各刃物が保持筒13に対してしつかり固
定される。
この様にして外周面に複数枚の刃物を固定した
油圧拡縮式のスリツタ用回転軸は、油圧拡縮式の
ものを2本組み合わせて使用する他、第8図に示
す様に、前述した様に円筒状のスペーサを使用す
る従来の回転軸と組み合わせて、スリツタ装置を
構成し、幅広の帯状金属板を幅方向に切断するの
に使用する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の様に構成され、作用するスリ
ツタ装置に於いては、従来は何れの構造による場
合も、次に述べる様な不都合を生じた。
即ち、互いに噛合する刃物7a,7bの側面同
士の問題l(クリアランス。第10図参照)は、
切断すべき帯状金属板の材質条件によつて異なる
が、通常は金属板の板厚の5〜15%としており、
切断部の仕上がりを奇麗にする為には、この間隔
lが設定値通り正確になる様に、各刃物7a,7
bの取付位置の調節を行なわなければならない。
近年、スリツタラインにより切断される帯状金
属板の板厚は薄くなる傾向が強く、従つて上記間
隔lも小さくなつて、刃物の取付位置に要求され
る精度はミクロン単位となつているのが現状であ
る。
例えば、厚さ0.1mmの金属薄板をスリツタによ
つて切断する場合、互いに噛合する刃物7a,7
bの側面間の間隔lは0.005〜0.015mm程になり、
調節精度はミクロン単位の精度が要求される為、
前述した従来の方法の様に、刃物の取付位置調節
を単にスペーサで行なつた場合、スペーサに付着
した塵芥、油膜等によつてこの様に極めて厳密な
取付精度を得る事は難しく、刃物取付の為に高度
の熟練を要し、しかも完壁な位置調節を行なえな
いのが現状である。又、油圧拡縮式のスリツタの
場合も、刃物の取付位置を正確にする為には、隣
り合う刃物同士の間にスペーサを挾持する為、同
様の不都合が生じる。
特に、幅広の帯状金属板を切断して、幅の狭い
多数本の帯状金属板を造る為に、各回転軸1,2
にそれぞれ多数枚の刃物7a,7bを装着する場
合、各刃物7a,7bの間に挟持するスペーサ
5,5(刃物7a,7bの厚さ寸法の誤差も含ま
れる。)の寸法誤差が蓄積される結果、上記間隔
lを適正値に維持する事が極めて困難になつてし
まう。
本考案の環状部品の取付位置調節用スペーサ
は、自身の厚さをミクロン単位で調節可能とする
事により、上述の様な不都合を解消するものであ
る。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) 本考案の環状部品の取付位置調節用スペーサ
は、それぞれ全体を環状に形成された第一、第二
の両環状部材を組み合わせる事で構成されてい
る。
上記両環状部材の内、第一環状部材は、片面に
傾斜角度が一定な少なくとも1個の第一傾斜面を
全周に亘つて形成している。
又、この第一環状部材と組み合わされる第二環
状部材は、第一環状部材と同じ内径と外径とを有
し、第一環状部材の片面と対向する面に、上記第
一傾斜面と平行でこの第一傾斜面と同数の第二傾
斜面を全周に亘つて形成している。
(作用) 上述の様な第一環状部材と第二環状部材とを組
み合わせる事で構成される本考案の環状部材の取
付位置調節用スペーサは、第一環状部材の第一傾
斜面と、第二環状部材の第二傾斜面とを、互いに
摺動自在に密接させる事で全体を単一の環状と
し、従来の単なる環状スペーサの場合と同様に、
スリツタを構成する刃物の間等に挟持して、この
刃物の間隔が適正値に保持する等の用途に使用す
る。
第一環状部材の第一傾斜面と第二環状部材の第
二傾斜面とは、互いに平行で、且つ摺動自在に密
接している為、上記傾斜面同士を摺接させつつ第
一環状部材と第二環状部材とを相対的に回転させ
ると、第一環状部材の第一傾斜面と反対の側面
と、第二環状部材の第二傾斜面と反対の側面との
間隔が変化し、上記反対側面に支持された環状部
材の取付位置を微調節する事が出来る。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
第1〜6図は本考案の環状部材の取付位置調節
用スペーサの実施例を示しており、第1図は分解
斜視図、第2図は組み立てた状態を示す正面図、
第3図は半部断面図、第4図は接合用ばねの側面
図、第5〜6図は傾斜面の形状の2例を示すそれ
ぞれ斜視図である。
それぞれ全体を環状に形成された第一、第二の
両環状部材19,20は、接合用ばね21によつ
て、互いに回動はするが不用意に分離しない様に
組み合わせる事で、取付位置調節用スペーサを構
成している。
上記両環状部材19,20の内、第一環状部材
19の外周面22は、大径部22aと小径部22
bとを段部22cで連続させた、段付に形成され
ている。
上記各部22a,22b,22cの内、大径部
22aの外周面部分には、第一、第二の両環状部
材19,20を相対的に回転させる際に工具を引
つ掛ける為の円孔23,23を形成している。
又、小径部22bの外周面には、接合用ばね2
1の内周側凸部を摺動自在に嵌合させる為の凹溝
24を、全周に亘つて形成している。
更に、上記大径部22aと小径部22bとを連
続させる段部22cには、その全長に亘つて傾斜
角度が一定な第一傾斜面25を、段部22cの全
周に亘つて形成している。この第一傾斜面25
は、第5図に示す様に、段部22cの全長に亘つ
て1個のみ形成し、この傾斜面25の両端部同士
を垂直面26で連続させても、或は第6図に示す
様に、段部22cに2又はそれ以上の第一傾斜面
25,25を形成し、隣り合う傾斜面25,25
の端部同士を垂直面26,26で連続させてもよ
い。但し、何れの場合に於いても、第一傾斜面2
5の傾斜角度は、総ての部分で等しくしている。
一方、上述の様な第一環状部材19と組み合わ
される第二環状部材20は、上記第一環状部材1
9と同じ内径と外径とを有する環状に形成されて
いる。
この第二環状部材20は、その内周面27を、
大径部27aと小径部27bとを段部27cで連
続させた段付に形成している。
この内の大径部27aは、前記第一環状部材1
9の小径部22bに外嵌自在な内径を有してお
り、この大径部27aの内周面には、前記接合用
ばね21の外周側凸部を摺動自在に嵌合させる為
の凹溝28(第3図)が形成されている。
又、第二環状部材20の外周面には、前記第一
環状部材19の外周面大径部に設けたものと同様
の円孔29,29が形成されている。
更に、この第二環状部材20の一側面で、大径
部27aが開口している側には、前記第一環状部
材19の外周面段部22cに形成したものと同様
の第二傾斜面30が形成されている。
31は第二環状部材20の他側面から前記凹溝
28に通じさせた注油用の小孔である。
以上に述べた様に構成される第一環状部材19
と第二環状部材20とは、第4図に示す様な接合
ようばねを用いて第3図に示す様に組み合わされ
て本考案の環状部品取付位置調節用スペーサ32
とされる。
即ち、内周側と外周側とに交互に凹凸を形成し
た環状の接合用ばね21の内周側凸部を、第一環
状部材19の外周面の小径部22bに形成した凹
溝24に、外周側凸部を第二環状部材20の内周
面段部に形成した凹溝28にそれぞれ嵌合させ、
第一、第二の両環状部材19,20を互いに回転
自在に、且つ不離に結合している。
この様にして、第一環状部材19の外周面段部
22cに形成した第一傾斜面25と、第二環状部
材の一側面に形成した第二傾斜面30とを、互い
に摺動自在に密接する様に第一、第二の両環状部
材19,20を組み合わせ、全体を単一の環状と
した本考案の環状部材の取付位置調節用スペーサ
32を用いて、例えばスリツタの刃物取付位置を
調節する場合、このスペーサ32を前述した従来
の単なる環状スペーサ5,5と組み合わせ、第8
図に示す様に、スリツタを構成する刃物7と従来
からの単なる環状スペーサ5との間に挟持して使
用する。
第一、第二の両環状部材19,20を上述の様
に組み合わせた状態に於いて、両環状部材19,
20の互いに反対の面は、互いに平行となるが、
この面の間隔L(第2図)は、両環状部材19,
20を互いに回転させる事で微調節する事が出来
る。
即ち、第一環状部材19の第一傾斜面25と第
二環状部材20の第二傾斜面30とは、互いに平
行で、且つ摺動自在に密接している為、上記傾斜
面同士を摺接させつつ第一環状部材19と第二環
状部材20とを相対的に回転させると、第一環状
部材19の第一傾斜面25と反対側面と、第二環
状部材20の第二傾斜面30と反対側面との間隔
が変化し、上記反対側面が当接する刃物の取付位
置を微調節する事が出来る。
特に、本考案の取付位置調節用スペーサ32
を、第8図に鎖線で示す様に、各刃物7,7とス
ペーサ5,5との間に装着すれば、スペーサ5,
5の寸法誤差等に拘らず、各刃物7,7の取付位
置を正確に定める事が出来る。
尚、この際に於ける環状部材19,20の回転
角度θと上記間隔Lの変化量dLとの関係は、各
環状部材19,20に傾斜面が1個のみ形成され
ている場合で、次式の様になる。
dL=h/(2π/θ) 但し、hは傾斜面の両端部を連続させる垂直面
26の高さ(第1図)であり、この高さhが大き
くなる程各傾斜面の傾斜角度が大きくなり、スペ
ーサによる調節可能範囲が広くなる代わりに調節
精度が粗くなる。
仮に上記垂直面26の高さhを0.9mmとした場
合、環状部材19,20を1度(π/180)回転
させた場合に於ける変化量dLは0.0025mmとなる。
又、傾斜面の数が増えて垂直面26の高さhを
同じとした場合、調節精度がそれだけ粗くなる。
c 考案の効果 本考案の環状部品の取付位置調節用スペーサ
は、以上に述べた通り構成され作用する為、特別
な熟練を要する事なく、スリツタ用刃物等の環状
部品の取付位置を微調節する事が容易になり、産
業の発達に寄与する効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の環状部材の取付位置調節
用スペーサの実施例を示しており、第1図は分解
斜視図、第2図は組み立てた状態を示す正面図、
第3図半部断面図、第4図は接合用ばねの側面
図、第5〜6図は傾斜面の形状の2例を示すそれ
ぞれ斜視図、第7図は本考案のスペーサを使用す
る装置の1例としてスリツタを示す正面図、第8
〜9図は同第2例を示しており、第8図は部分縦
断正面図、第9図は第8図の部分拡大断面図、第
10図は刃物の先端の噛合部の拡大断面図であ
る。 1…回転軸、2…回転軸、3…フランジ、4…
雄ねじ、5…第一スペーサ、6…第二スペーサ、
7,7a,7b…刃物、8…ナツト、9…回転軸
本体、10…小径部、11…大径部、12…螺旋
溝、13…保持筒、14…皿ねじ、15…凹溝、
16…Oリング、17…通油路、18…間隙、1
9…第一の環状部材、20…第二環状部材、21
…接合用ばね、22…外周面、22a…大径部、
22b…小径部、22c…段部、23…円孔、2
4…凹溝、25…第一傾斜面、26…垂直面、2
7…内周面、27a…大径部、27b…小径部、
27c…段部、28…凹溝、29…円孔、30…
第二傾斜面、31…小孔、32…取付位置調節用
スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体を環状に形成され、片面に傾斜角度が一定
    な少なくとも1個の第一傾斜面を全周に亘つて形
    成した第一環状部材と、この第一環状部材と同じ
    内径と外径とを有し、第一環状部材の片面と対向
    する面に、上記第一傾斜面と平行でこの第一傾斜
    面と同数の第二傾斜面を全周に亘つて形成した第
    二環状部材とから成る環状部品の取付位置調節用
    スペーサ。
JP11342986U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH0131385Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11342986U JPH0131385Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11342986U JPH0131385Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6321513U JPS6321513U (ja) 1988-02-12
JPH0131385Y2 true JPH0131385Y2 (ja) 1989-09-26

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ID=30995227

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11342986U Expired JPH0131385Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JPS6321513U (ja) 1988-02-12

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