JPH0131465Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131465Y2 JPH0131465Y2 JP1984064872U JP6487284U JPH0131465Y2 JP H0131465 Y2 JPH0131465 Y2 JP H0131465Y2 JP 1984064872 U JP1984064872 U JP 1984064872U JP 6487284 U JP6487284 U JP 6487284U JP H0131465 Y2 JPH0131465 Y2 JP H0131465Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- platen
- cylinder
- cylinder body
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は射出成形機に係り、特に一対の金型が
それぞれ固定された固定盤と可動盤とを型締する
構造に関するものである。
それぞれ固定された固定盤と可動盤とを型締する
構造に関するものである。
従来技術
一対の金型によつて形成されるキヤビテイ内
に、加熱して流動状態となつた合成樹脂を圧入す
ることによつて成形品を得る射出成形機が、従来
から使用されている。かかる射出成形機におい
て、一対の金型は、一般に、複数のタイバーによ
つて一定の対向関係に保持された固定盤と可動盤
とにそれぞれ固定されており、型開閉シリンダに
よつてそれらがタイバーに案内されつつつ相対的
に接近させられることにより、一対の金型が密着
せしめられてキヤビテイを形成するようになつて
いる。
に、加熱して流動状態となつた合成樹脂を圧入す
ることによつて成形品を得る射出成形機が、従来
から使用されている。かかる射出成形機におい
て、一対の金型は、一般に、複数のタイバーによ
つて一定の対向関係に保持された固定盤と可動盤
とにそれぞれ固定されており、型開閉シリンダに
よつてそれらがタイバーに案内されつつつ相対的
に接近させられることにより、一対の金型が密着
せしめられてキヤビテイを形成するようになつて
いる。
ところで、このような射出成形機においては、
高圧の合成樹脂がキヤビテイ内に圧入されるとこ
ろから、型締機構等によつて一対の金型を強力に
密着、固定せしめる必要がある。そして、このよ
うな大きな力が加えられても、一対の金型の対向
関係を一定の状態に維持するために、前記タイバ
ーは固定盤および可動盤の四隅に4本以上設けら
れている場合が多い。
高圧の合成樹脂がキヤビテイ内に圧入されるとこ
ろから、型締機構等によつて一対の金型を強力に
密着、固定せしめる必要がある。そして、このよ
うな大きな力が加えられても、一対の金型の対向
関係を一定の状態に維持するために、前記タイバ
ーは固定盤および可動盤の四隅に4本以上設けら
れている場合が多い。
技術課題
しかしながら、このように多数のタイバーを配
設すると、成形された完成品を取り出したり、或
いは固定盤および可動盤に固定された金型を交換
したりする際に、それらのタイバーが邪魔になつ
て作業が面倒になるという問題があつた。
設すると、成形された完成品を取り出したり、或
いは固定盤および可動盤に固定された金型を交換
したりする際に、それらのタイバーが邪魔になつ
て作業が面倒になるという問題があつた。
このため、特開昭51−73066号公報においては、
かかるタイバーに代わる二つのロツク部材を固定
盤と可動盤との間に設けて、それらロツク部材の
係合によつて、型閉じ時のタイバーとしての機能
を果たさせるようにした構造のものが明らかにさ
れているが、それらロツク部材の係合ための回転
動力源と前進・後退動力源とが別個に設けられる
ものであるところから、ロツク部材の前進・後退
作動と係合ための回転作動との間に時間的な遅れ
が生じる問題があり、また型締めのための動力も
回転動力源とは別個とされているのである。尤
も、そこでは、モータを備えた型締機構による型
締作動に伴つてロツク部材の前進・後退作動が行
なわれるようになつているが、また、そのような
型締機構は同時に型開き、型閉じ作動も行なうも
のであるところから、大きな型開閉ストロークを
確保しつつ、大きな型締力を発揮せしめるため
に、該型締機構の大型化は避けられ得ないもので
あつた。
かかるタイバーに代わる二つのロツク部材を固定
盤と可動盤との間に設けて、それらロツク部材の
係合によつて、型閉じ時のタイバーとしての機能
を果たさせるようにした構造のものが明らかにさ
れているが、それらロツク部材の係合ための回転
動力源と前進・後退動力源とが別個に設けられる
ものであるところから、ロツク部材の前進・後退
作動と係合ための回転作動との間に時間的な遅れ
が生じる問題があり、また型締めのための動力も
回転動力源とは別個とされているのである。尤
も、そこでは、モータを備えた型締機構による型
締作動に伴つてロツク部材の前進・後退作動が行
なわれるようになつているが、また、そのような
型締機構は同時に型開き、型閉じ作動も行なうも
のであるところから、大きな型開閉ストロークを
確保しつつ、大きな型締力を発揮せしめるため
に、該型締機構の大型化は避けられ得ないもので
あつた。
ここにおいて、本考案は、以上のような事情に
鑑み、前記タイバーを省略することによつて製品
の取出し、金型の交換を容易に行ない得るように
した射出成形機において、固定盤と可動盤との間
に設けられる二つのロツク部材の進退作動やそれ
らロツク部材の雄雌嵌合のための回動作動を共に
行ない、しかも型締め作動をも一つのシリンダに
て行ない得る機構乃至は装置を提供することを、
技術課題として為されたものである。
鑑み、前記タイバーを省略することによつて製品
の取出し、金型の交換を容易に行ない得るように
した射出成形機において、固定盤と可動盤との間
に設けられる二つのロツク部材の進退作動やそれ
らロツク部材の雄雌嵌合のための回動作動を共に
行ない、しかも型締め作動をも一つのシリンダに
て行ない得る機構乃至は装置を提供することを、
技術課題として為されたものである。
解決手段
そして、上記技術課題を達成するために、本考
案に係る射出成形機は、固定盤と可動盤の何れか
一方に、T字形雄部を端部に有する第一のロツク
部材を配する一方、該T字形雄部を収容し得且つ
その軸回りの所定の回動によつて離脱不能となる
雌部を端部に有する、該第一のロツク部材に雄雌
嵌合可能な第二のロツク部材を、前記固定盤と可
動盤の何れか他方に配すると共に、それらロツク
部材の何れか一方を型締め方向と平行な方向に進
退せしめる進退機構を設けて、該進退機構による
前進作動によつて該二つのロツク部材を雄雌嵌合
せしめ、前記固定盤と可動盤との型締めを行なう
ようにした射出成形機において、前記進退機構
を、(a)長手形状をなすシリンダボアを内部に備え
たシリンダ本体と、(b)該シリンダボア内に軸方向
への移動可能且つ軸心回りの回動不能に嵌合さ
れ、該シリンダボア内の前後に二つの液圧室を形
成する第一のピストンと、(c)該第一のピストンの
前方に形成された一方の液圧室を前記シリンダ本
体の軸心方向へ挿通する状態で配設され、一端部
が前記第一のピストンに螺合されるとともに、他
端部が前記シリンダ本体から外方へ向つて突き出
されて前記二つのロツク部材の何れか一方が固定
される第二のピストンと、(d)該第二のピストンが
前記シリンダ本体から一定寸法以上突き出すこと
を阻止するストツパ機構と、を含む型締めシリン
ダにて構成し、前記二つの液圧室にそれぞれ作動
液を供給することによつて前記第二のピストンを
前記第一のピストンと一体的に進退せしめ、且
つ、前記ストツパ機構によつて該第二のピストン
の突出しが阻止された前進位置で前記第一のピス
トンを第二のピストンに対して相対移動せしめる
ことにより、該第二のピストンがそれら第一およ
び第二のピストンのねじ作用によつて回動駆動さ
れて、前記二つのロツク部材を雄雌嵌合せしめる
ようにしたのである。
案に係る射出成形機は、固定盤と可動盤の何れか
一方に、T字形雄部を端部に有する第一のロツク
部材を配する一方、該T字形雄部を収容し得且つ
その軸回りの所定の回動によつて離脱不能となる
雌部を端部に有する、該第一のロツク部材に雄雌
嵌合可能な第二のロツク部材を、前記固定盤と可
動盤の何れか他方に配すると共に、それらロツク
部材の何れか一方を型締め方向と平行な方向に進
退せしめる進退機構を設けて、該進退機構による
前進作動によつて該二つのロツク部材を雄雌嵌合
せしめ、前記固定盤と可動盤との型締めを行なう
ようにした射出成形機において、前記進退機構
を、(a)長手形状をなすシリンダボアを内部に備え
たシリンダ本体と、(b)該シリンダボア内に軸方向
への移動可能且つ軸心回りの回動不能に嵌合さ
れ、該シリンダボア内の前後に二つの液圧室を形
成する第一のピストンと、(c)該第一のピストンの
前方に形成された一方の液圧室を前記シリンダ本
体の軸心方向へ挿通する状態で配設され、一端部
が前記第一のピストンに螺合されるとともに、他
端部が前記シリンダ本体から外方へ向つて突き出
されて前記二つのロツク部材の何れか一方が固定
される第二のピストンと、(d)該第二のピストンが
前記シリンダ本体から一定寸法以上突き出すこと
を阻止するストツパ機構と、を含む型締めシリン
ダにて構成し、前記二つの液圧室にそれぞれ作動
液を供給することによつて前記第二のピストンを
前記第一のピストンと一体的に進退せしめ、且
つ、前記ストツパ機構によつて該第二のピストン
の突出しが阻止された前進位置で前記第一のピス
トンを第二のピストンに対して相対移動せしめる
ことにより、該第二のピストンがそれら第一およ
び第二のピストンのねじ作用によつて回動駆動さ
れて、前記二つのロツク部材を雄雌嵌合せしめる
ようにしたのである。
作 用
上記のような射出成形機においては、通常は第
一および第二のロツク部材が切り離されて、固定
盤と可動盤とが離隔せしめられているが、射出成
形時には進退機構(型締めシリンダ)によつて第
一および第二のロツク部材が相互に接近させられ
て雄雌嵌合せしめられ、そして固定盤と可動盤と
が強力に型締めされるのである。
一および第二のロツク部材が切り離されて、固定
盤と可動盤とが離隔せしめられているが、射出成
形時には進退機構(型締めシリンダ)によつて第
一および第二のロツク部材が相互に接近させられ
て雄雌嵌合せしめられ、そして固定盤と可動盤と
が強力に型締めされるのである。
実施例
次に、本考案を更に具体的に明らかにするため
に、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
に、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
先ず、第1図および第2図において、10は図
示しない基台上に平行に配設される一対のフレー
ムであつて、そのフレーム10上にはそれぞれレ
ール12が固定されている。レール12上には固
定盤14および可動盤16が相対向する状態で配
設されており、それらの対向面には一対の金型1
8および20がそれぞれ固定されている。固定盤
14はレール12上の所定の位置に固定されてい
る一方、可動盤16は、第2図から明らかなよう
に、断面略L字形状をなす一対の脚部22がレー
ル12と係合せしめられることにより、そのレー
ル12に沿つて移動可能とされている。そして、
この可動盤16は、ブラケツト24に固定された
型開閉シリンダ26によつて、固定盤14に対し
て接近・離隔駆動されるようになつている。
示しない基台上に平行に配設される一対のフレー
ムであつて、そのフレーム10上にはそれぞれレ
ール12が固定されている。レール12上には固
定盤14および可動盤16が相対向する状態で配
設されており、それらの対向面には一対の金型1
8および20がそれぞれ固定されている。固定盤
14はレール12上の所定の位置に固定されてい
る一方、可動盤16は、第2図から明らかなよう
に、断面略L字形状をなす一対の脚部22がレー
ル12と係合せしめられることにより、そのレー
ル12に沿つて移動可能とされている。そして、
この可動盤16は、ブラケツト24に固定された
型開閉シリンダ26によつて、固定盤14に対し
て接近・離隔駆動されるようになつている。
上記固定盤14および可動盤16の対向面上に
は、それぞれ4個の雌部材28および雄部材30
が配設されている。1つの雌部材28は、第3図
および第4図に詳しく示されているように、先端
部から軸心方向に向つて切欠32が形成された円
柱形状を成し、更にその切欠32の両側壁には、
それぞれ円弧形状を成す凹部34が設けられてい
る。また、1つの雄部材30は、第5図および第
6図に詳しく示されているように、円柱形状をな
す軸部36と、その軸部36の先端部に同軸的に
形成された小径部38と、その小径部38の先端
部に半径方向へ突き出すように設けられた係合部
40とを備えて、構成されている。小径部38の
直径寸法は前記雌部材28の切欠32の幅寸法よ
りも小さく設定されており、係合部40の長さ寸
法は切欠32の幅寸法よりも大きく、且つ前記一
対の凹部34の底面間の寸法よりも小さく設定さ
れている。
は、それぞれ4個の雌部材28および雄部材30
が配設されている。1つの雌部材28は、第3図
および第4図に詳しく示されているように、先端
部から軸心方向に向つて切欠32が形成された円
柱形状を成し、更にその切欠32の両側壁には、
それぞれ円弧形状を成す凹部34が設けられてい
る。また、1つの雄部材30は、第5図および第
6図に詳しく示されているように、円柱形状をな
す軸部36と、その軸部36の先端部に同軸的に
形成された小径部38と、その小径部38の先端
部に半径方向へ突き出すように設けられた係合部
40とを備えて、構成されている。小径部38の
直径寸法は前記雌部材28の切欠32の幅寸法よ
りも小さく設定されており、係合部40の長さ寸
法は切欠32の幅寸法よりも大きく、且つ前記一
対の凹部34の底面間の寸法よりも小さく設定さ
れている。
そして、4つの雌部材28は、第7図に示され
ているように、型締めシリンダ44を介して固定
盤14の四隅に形成された取付穴42内に取り付
けられている。また、4つの雄部材30は、可動
盤16の四隅に形成された取付穴45(第2図参
照)内に、その軸部36が軸方向への移動可能且
つ軸心回りの回動不能に嵌合せしめられることに
より、それぞれ雌部材28と相対向する状態で取
り付けられている。
ているように、型締めシリンダ44を介して固定
盤14の四隅に形成された取付穴42内に取り付
けられている。また、4つの雄部材30は、可動
盤16の四隅に形成された取付穴45(第2図参
照)内に、その軸部36が軸方向への移動可能且
つ軸心回りの回動不能に嵌合せしめられることに
より、それぞれ雌部材28と相対向する状態で取
り付けられている。
上記型締めシリンダ44は、前記第3図に詳し
く示されているように、内部に円柱形状を成すシ
リンダボア46が形成されたシリンダ本体48を
備えている。シリンダ本体48は、製作の都合
上、円筒形状を成す筒体50と、その筒体50の
両端開口部を閉塞するように固定された一対の蓋
体52および54とから構成されている。一方の
蓋体52には、シリンダ本体48の軸線上を外方
へ向つて突き出す円柱形状の突起56が立設され
ており、その突起56の外周面にはねじ58が形
成されている。
く示されているように、内部に円柱形状を成すシ
リンダボア46が形成されたシリンダ本体48を
備えている。シリンダ本体48は、製作の都合
上、円筒形状を成す筒体50と、その筒体50の
両端開口部を閉塞するように固定された一対の蓋
体52および54とから構成されている。一方の
蓋体52には、シリンダ本体48の軸線上を外方
へ向つて突き出す円柱形状の突起56が立設され
ており、その突起56の外周面にはねじ58が形
成されている。
シリンダ本体48のシリンダボア46内には、
第一のピストン60が液密かつ摺動可能に嵌合さ
れており、そのシリンダボア46内の第一のピス
トン60の前後には二つの液圧室62および64
が形成されている。第一のピストン60は小径部
と大径部とを備えており、その大径部には、シリ
ンダ本体48の軸線と平行にシリンダボア46内
に配設された複数のガイドロツド66が摺動可能
に挿通せしめられている。これにより、第一のピ
ストン60は、その軸方向への移動が許容されつ
つ、軸心回りの回動が阻止される。なお、液圧室
62および64にはそれぞれ通路68および70
を経て作動液が供給されるようになつている。
第一のピストン60が液密かつ摺動可能に嵌合さ
れており、そのシリンダボア46内の第一のピス
トン60の前後には二つの液圧室62および64
が形成されている。第一のピストン60は小径部
と大径部とを備えており、その大径部には、シリ
ンダ本体48の軸線と平行にシリンダボア46内
に配設された複数のガイドロツド66が摺動可能
に挿通せしめられている。これにより、第一のピ
ストン60は、その軸方向への移動が許容されつ
つ、軸心回りの回動が阻止される。なお、液圧室
62および64にはそれぞれ通路68および70
を経て作動液が供給されるようになつている。
第一のピストン60の軸心には、一部に雌ねじ
が形成された挿通孔72が設けられており、その
挿通孔72には第二のピストン74の一端部が螺
合せしめられている。第二のピストン74は前記
液圧室62内をシリンダ本体48の軸心方向へ挿
通する状態で配設されており、その他端部は前記
蓋体54を挿通してシリンダ本体48から外方へ
向つて突き出され、前記雌部材28が固定されて
いる。第二のピストン74の第一のピストン60
に螺合された側の端面には、雄ねじ76が立設さ
れてナツト78が取り付けられており、これによ
り第一のピストン60が第二のピストン74から
相対的に離脱することが阻止される。また、第二
のピストン74の中間位置にはフランジ80が設
けられていて、これが蓋体54に当接することに
より、第二のピストン74がシリンダ本体48か
ら一定寸法以上突き出すことが阻止される。すな
わち、このフランジ80がストツパ機構をなして
いるのである。なお、フランジ80には複数の切
欠82が設けられていて、フランジ80が蓋体5
4に当接した状態においても、液圧室62内に通
路68を経て作動液が供給され得るようになつて
いる。
が形成された挿通孔72が設けられており、その
挿通孔72には第二のピストン74の一端部が螺
合せしめられている。第二のピストン74は前記
液圧室62内をシリンダ本体48の軸心方向へ挿
通する状態で配設されており、その他端部は前記
蓋体54を挿通してシリンダ本体48から外方へ
向つて突き出され、前記雌部材28が固定されて
いる。第二のピストン74の第一のピストン60
に螺合された側の端面には、雄ねじ76が立設さ
れてナツト78が取り付けられており、これによ
り第一のピストン60が第二のピストン74から
相対的に離脱することが阻止される。また、第二
のピストン74の中間位置にはフランジ80が設
けられていて、これが蓋体54に当接することに
より、第二のピストン74がシリンダ本体48か
ら一定寸法以上突き出すことが阻止される。すな
わち、このフランジ80がストツパ機構をなして
いるのである。なお、フランジ80には複数の切
欠82が設けられていて、フランジ80が蓋体5
4に当接した状態においても、液圧室62内に通
路68を経て作動液が供給され得るようになつて
いる。
フランジ80の前記第一のピストン60に対向
する側にはばね受け84が配設されていて、第一
のピストン60との間に圧縮コイルスプリング8
6が介挿されている。これにより、第二のピスト
ン74は、常にはそのナツト78が第一のピスト
ン60に当接させられた状態で、第一のピストン
60と共に前進・後退駆動される。
する側にはばね受け84が配設されていて、第一
のピストン60との間に圧縮コイルスプリング8
6が介挿されている。これにより、第二のピスト
ン74は、常にはそのナツト78が第一のピスト
ン60に当接させられた状態で、第一のピストン
60と共に前進・後退駆動される。
ここで、第一および第二のピストン60および
74は、上述したように螺合せしめられているの
であるが、そのねじ山のピツチは非常に大きく、
軸心方向に対して約45゜傾斜した状態で設けられ
ている。したがつて、第二のピストン74が第一
のピストン60と共に前進させられ、そのフラン
ジ80が蓋体54に当接せしめられた状態におい
て、更に第一のピストン60が圧縮コイルスプリ
ング86の付勢力に抗して前進させられると、第
二のピストン74はねじ作用によつて軸心回りに
回動駆動されることとなる。
74は、上述したように螺合せしめられているの
であるが、そのねじ山のピツチは非常に大きく、
軸心方向に対して約45゜傾斜した状態で設けられ
ている。したがつて、第二のピストン74が第一
のピストン60と共に前進させられ、そのフラン
ジ80が蓋体54に当接せしめられた状態におい
て、更に第一のピストン60が圧縮コイルスプリ
ング86の付勢力に抗して前進させられると、第
二のピストン74はねじ作用によつて軸心回りに
回動駆動されることとなる。
なお、第一のピストン60の第二のピストン7
4に対する相対移動は、第一のピストン60の小
径部側端面がばね受け84に当接することによつ
て規制されるが、この間の両者の相対移動に基づ
いて第二のピストン74は約90゜回動させられる
ようになつている。また、このように第二のピス
トン74が回動させられた状態においては、その
第二のピストン74に固定された雌部材28の切
欠32内に、前記雄部材30の係合部40が嵌め
入れられ得るように、両部材28および30は取
り付けられている。
4に対する相対移動は、第一のピストン60の小
径部側端面がばね受け84に当接することによつ
て規制されるが、この間の両者の相対移動に基づ
いて第二のピストン74は約90゜回動させられる
ようになつている。また、このように第二のピス
トン74が回動させられた状態においては、その
第二のピストン74に固定された雌部材28の切
欠32内に、前記雄部材30の係合部40が嵌め
入れられ得るように、両部材28および30は取
り付けられている。
第7図に戻つて、以上のように構成された型締
めシリンダ44は、固定盤14の取付穴42内に
摺動可能に嵌合されているが、その軸心回りの回
動は回り止めキー88によつて阻止されている。
また、型締めシリンダ44の突起56に形成され
たねじ58にはスプロケツト90が螺合せしめら
れており、そのスプロケツト90はモータ92に
よつて回転駆動されるようになつている。これに
より、型締めシリンダ44の固定盤14に対する
突出量が、金型18の厚さ寸法等に応じて変更さ
れ得るのである。なお、4つの型締めシリンダ4
4にそれぞれ螺合されたスプロケツト90は、1
個のモータ92によつて回転駆動されるようにな
つている。
めシリンダ44は、固定盤14の取付穴42内に
摺動可能に嵌合されているが、その軸心回りの回
動は回り止めキー88によつて阻止されている。
また、型締めシリンダ44の突起56に形成され
たねじ58にはスプロケツト90が螺合せしめら
れており、そのスプロケツト90はモータ92に
よつて回転駆動されるようになつている。これに
より、型締めシリンダ44の固定盤14に対する
突出量が、金型18の厚さ寸法等に応じて変更さ
れ得るのである。なお、4つの型締めシリンダ4
4にそれぞれ螺合されたスプロケツト90は、1
個のモータ92によつて回転駆動されるようにな
つている。
一方、前記雄部材30にもそれぞれ可動盤16
の後方に向つて突き出す雄ねじ94が立設されて
おり、1個のモータ96によつて回転駆動される
スプロケツト98がそれぞれ螺合せしめられてい
る(第1図参照)。これにより、雄部材30の可
動盤16に対する突出量が、金型20の厚さ寸法
等に応じて変更され得るのである。
の後方に向つて突き出す雄ねじ94が立設されて
おり、1個のモータ96によつて回転駆動される
スプロケツト98がそれぞれ螺合せしめられてい
る(第1図参照)。これにより、雄部材30の可
動盤16に対する突出量が、金型20の厚さ寸法
等に応じて変更され得るのである。
次に、以上のように構成された射出成形機の作
動を説明する。
動を説明する。
先ず、型開閉シリンダ26によつて可動盤16
を固定盤14から離隔する後退位置に保持した状
態において、金型18および20をそれぞれ固定
盤14および可動盤16に固定するのであるが、
固定盤14と可動盤16との間には雌部材28お
よび雄部材30がそれらの対向面に取り付けられ
ているのみであるため、金型18および20が容
易に取り付けられ得る。そして、次にその金型1
8および20の厚さ寸法に応じて雌部材28およ
び雄部材30の突出量をモータ92および96に
よつて調節する。なお、この突出量の寸法につい
ては後述する。
を固定盤14から離隔する後退位置に保持した状
態において、金型18および20をそれぞれ固定
盤14および可動盤16に固定するのであるが、
固定盤14と可動盤16との間には雌部材28お
よび雄部材30がそれらの対向面に取り付けられ
ているのみであるため、金型18および20が容
易に取り付けられ得る。そして、次にその金型1
8および20の厚さ寸法に応じて雌部材28およ
び雄部材30の突出量をモータ92および96に
よつて調節する。なお、この突出量の寸法につい
ては後述する。
その後、型締めシリンダ44の液圧室64内に
作動液が供給されると、第一のピストン60はガ
イドロツド66に案内されつつ前進させられ、同
時に第二のピストン74もそのフランジ80が蓋
体54に当接するまで第一のピストン60と共に
前進させられる。フランジ80が蓋体54に当接
すると、第二のピストン74のそれ以上の前進は
阻止される。第8図はこの状態を示したものであ
る。
作動液が供給されると、第一のピストン60はガ
イドロツド66に案内されつつ前進させられ、同
時に第二のピストン74もそのフランジ80が蓋
体54に当接するまで第一のピストン60と共に
前進させられる。フランジ80が蓋体54に当接
すると、第二のピストン74のそれ以上の前進は
阻止される。第8図はこの状態を示したものであ
る。
液圧室64内に更に作動液が供給されると、第
一のピストン64のみが前進させられて第二のピ
ストン74が回動せしめられる。そして、第一の
ピストン60の小径部側端面がばね受け84に当
接すると、第一のピストン60のそれ以上の前進
が阻止され、第二のピストン74は元の状態に比
較して約90゜回動せしめられた状態となる。これ
により、第二のピストン74に固定された雌部材
28は、可動盤16に取り付けられた雄部材30
と嵌合され得るようになる。第9図はこの状態を
示したものである。
一のピストン64のみが前進させられて第二のピ
ストン74が回動せしめられる。そして、第一の
ピストン60の小径部側端面がばね受け84に当
接すると、第一のピストン60のそれ以上の前進
が阻止され、第二のピストン74は元の状態に比
較して約90゜回動せしめられた状態となる。これ
により、第二のピストン74に固定された雌部材
28は、可動盤16に取り付けられた雄部材30
と嵌合され得るようになる。第9図はこの状態を
示したものである。
この状態において、型開閉シリンダ26によつ
て可動盤16が固定盤14に接近する方向へ前進
させられると、可動盤16に取り付けられた雄部
材30の係合部40が雌部材28の切欠32内に
嵌合せしめられる。第9図において二点鎖線で示
す係合部40は、この状態を示したものである。
なお、この時、固定盤14および可動盤16に固
定された金型18および20は、相互に当接若し
くは前記第二のピストン74の移動ストロークよ
りも充分に小さい距離だけ離れた位置まで接近さ
せられている。前述した雌部材28および雄部材
30の突出量の寸法は、そのようにモータ92お
よび96によつて調節されているのである。
て可動盤16が固定盤14に接近する方向へ前進
させられると、可動盤16に取り付けられた雄部
材30の係合部40が雌部材28の切欠32内に
嵌合せしめられる。第9図において二点鎖線で示
す係合部40は、この状態を示したものである。
なお、この時、固定盤14および可動盤16に固
定された金型18および20は、相互に当接若し
くは前記第二のピストン74の移動ストロークよ
りも充分に小さい距離だけ離れた位置まで接近さ
せられている。前述した雌部材28および雄部材
30の突出量の寸法は、そのようにモータ92お
よび96によつて調節されているのである。
この状態で液圧室64内の作動液の液圧を下げ
ると、換言すれば液圧室64内の作動液の流出を
許容すると、第一のピストン60は圧縮コイルス
プリング86の付勢力に従つてナツト78に当接
するまで後退させられる。これにより、第二のピ
ストン74は約90゜回動せしめられて第8図に示
す状態に戻り、雄部材30の係合部40が雌部材
28の凹部34内に嵌め入れられて両者の軸心方
向への相対移動が阻止され、雌部材28と雄部材
30とが雄雌嵌合せしめられる。すなわち、それ
ら雌部材28および雄部材30は、雄雌嵌合可能
な二つのロツク部材を成しているのである。な
お、液圧室62内に液圧室64内の液圧よりも高
い液圧を供給して、第一のピストン60を後退さ
せることも可能であり、その場合には圧縮コイル
スプリング86を省略できる。
ると、換言すれば液圧室64内の作動液の流出を
許容すると、第一のピストン60は圧縮コイルス
プリング86の付勢力に従つてナツト78に当接
するまで後退させられる。これにより、第二のピ
ストン74は約90゜回動せしめられて第8図に示
す状態に戻り、雄部材30の係合部40が雌部材
28の凹部34内に嵌め入れられて両者の軸心方
向への相対移動が阻止され、雌部材28と雄部材
30とが雄雌嵌合せしめられる。すなわち、それ
ら雌部材28および雄部材30は、雄雌嵌合可能
な二つのロツク部材を成しているのである。な
お、液圧室62内に液圧室64内の液圧よりも高
い液圧を供給して、第一のピストン60を後退さ
せることも可能であり、その場合には圧縮コイル
スプリング86を省略できる。
その後、液圧室62内に液圧室64内の液圧よ
りも充分に高い液圧の作動液が供給されると、第
二のピストン74は第一のピストン60と共に後
退させられ、雄部材30が固定盤14側へ引つ張
られる。これにより、一対の金型18および20
が強固に密着せしめられて図示しないキヤビテイ
が形成されることとなる。ここで、上記液圧室6
2内に供給される作動液の液圧は、金型18およ
び20のキヤビテイ内に図示しない射出装置から
高圧の合成樹脂が圧入された場合にも、金型18
および20の密着が損なわれることのない圧力に
設定されている。
りも充分に高い液圧の作動液が供給されると、第
二のピストン74は第一のピストン60と共に後
退させられ、雄部材30が固定盤14側へ引つ張
られる。これにより、一対の金型18および20
が強固に密着せしめられて図示しないキヤビテイ
が形成されることとなる。ここで、上記液圧室6
2内に供給される作動液の液圧は、金型18およ
び20のキヤビテイ内に図示しない射出装置から
高圧の合成樹脂が圧入された場合にも、金型18
および20の密着が損なわれることのない圧力に
設定されている。
キヤビテイ内に流動状態の合成樹脂が圧入さ
れ、それが冷却されて固化した後、液圧室62内
の作動液の液圧が下げられるとともに液圧室64
内に作動液が供給されると、第一および第二のピ
ストン60および74は前進させられて第8図に
示す状態となり、更に液圧室64内に作動液が供
給されると第二のピストン74が回動せしめられ
て第9図に示す状態となる。そして、型開閉シリ
ンダ26によつて可動盤16が後退させられ、金
型18および20が開かれて固化した成形品が取
り出されるのであるが、この時雌部材28と雄部
材30とは切り離されているため、成形品が容易
に取り出され得る。同時に、型締めシリンダ44
の液圧室64内の作動液の液圧が下げられるとと
もに液圧室62内に作動液が供給されて、第一お
よび第二のピストン60および74は第3図に示
す元の状態に戻される。
れ、それが冷却されて固化した後、液圧室62内
の作動液の液圧が下げられるとともに液圧室64
内に作動液が供給されると、第一および第二のピ
ストン60および74は前進させられて第8図に
示す状態となり、更に液圧室64内に作動液が供
給されると第二のピストン74が回動せしめられ
て第9図に示す状態となる。そして、型開閉シリ
ンダ26によつて可動盤16が後退させられ、金
型18および20が開かれて固化した成形品が取
り出されるのであるが、この時雌部材28と雄部
材30とは切り離されているため、成形品が容易
に取り出され得る。同時に、型締めシリンダ44
の液圧室64内の作動液の液圧が下げられるとと
もに液圧室62内に作動液が供給されて、第一お
よび第二のピストン60および74は第3図に示
す元の状態に戻される。
このように、本実施例の射出成形機において
は、先づ、型開閉シリンダ26によつて固定盤1
4と可動盤16とが接近せしめられ、その後、型
締めシリンダ44によつて雌部材28と雄部材3
0とが雄雌嵌合されて、一対の金型18および2
0が一定の対向関係を保持した状態で強固に密着
せしめられる。したがつて、従来の射出成形機の
ように、固定盤と可動盤との対向関係を常に一定
の状態に保持するために、それらを常時連結する
複数のタイバーを設ける必要がなく、成形された
完成品を取り出したり、或いは固定盤14および
可動盤16に固定された金型18および20を交
換したりする作業が容易となるのである。
は、先づ、型開閉シリンダ26によつて固定盤1
4と可動盤16とが接近せしめられ、その後、型
締めシリンダ44によつて雌部材28と雄部材3
0とが雄雌嵌合されて、一対の金型18および2
0が一定の対向関係を保持した状態で強固に密着
せしめられる。したがつて、従来の射出成形機の
ように、固定盤と可動盤との対向関係を常に一定
の状態に保持するために、それらを常時連結する
複数のタイバーを設ける必要がなく、成形された
完成品を取り出したり、或いは固定盤14および
可動盤16に固定された金型18および20を交
換したりする作業が容易となるのである。
また、金型14および16の開閉と型締めが型
開閉シリンダ26と型締めシリンダ44とによつ
て別々に行なわれるようになつているため、型開
閉シリンダ26については単に可動盤16を往復
駆動するのみで、特に大きな作動力を必要としな
いのである。一方、型締めシリンダ44について
は、単に固定盤14と可動盤16とを強固に締め
付けるのみで良いため、その締付けストロークは
非常に小さく、シリンダがコンパクトに構成され
得るとともに、型締めに要する時間が短くなる。
特に、本実施例では4個の型締めシリンダ44が
固定盤14の四隅に配設されているため、金型1
8および20が小さな作動力で良好に型締めされ
得るのである。
開閉シリンダ26と型締めシリンダ44とによつ
て別々に行なわれるようになつているため、型開
閉シリンダ26については単に可動盤16を往復
駆動するのみで、特に大きな作動力を必要としな
いのである。一方、型締めシリンダ44について
は、単に固定盤14と可動盤16とを強固に締め
付けるのみで良いため、その締付けストロークは
非常に小さく、シリンダがコンパクトに構成され
得るとともに、型締めに要する時間が短くなる。
特に、本実施例では4個の型締めシリンダ44が
固定盤14の四隅に配設されているため、金型1
8および20が小さな作動力で良好に型締めされ
得るのである。
さらに、本実施例の雌部材28および雄部材3
0は、固定盤14および可動盤16からの突出量
がモータ92および96によつてそれぞれ調節さ
れ得るようになつているため、金型18および2
0の厚さ寸法を自由に設定することができる。
0は、固定盤14および可動盤16からの突出量
がモータ92および96によつてそれぞれ調節さ
れ得るようになつているため、金型18および2
0の厚さ寸法を自由に設定することができる。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
したが、本考案はその他の態様においても実施で
きる。
したが、本考案はその他の態様においても実施で
きる。
例えば、前述の実施例では雌部材28が型締め
シリンダ44によつて前進させられ、更に回動せ
しめられることによつて雄部材30と雄雌嵌合さ
せられるようになつているが、雄部材30を前
進・後退及び/又は回動せしめて雌部材28に係
合・離脱せしめるように構成しても良い。
シリンダ44によつて前進させられ、更に回動せ
しめられることによつて雄部材30と雄雌嵌合さ
せられるようになつているが、雄部材30を前
進・後退及び/又は回動せしめて雌部材28に係
合・離脱せしめるように構成しても良い。
また、前述の実施例では固定盤14および可動
盤16の四隅にそれぞれ雌部材28および雄部材
30が配設されているが、それら両部材28およ
び30の配設箇所や個数は必要に応じて適宜設定
すれば良いのである。
盤16の四隅にそれぞれ雌部材28および雄部材
30が配設されているが、それら両部材28およ
び30の配設箇所や個数は必要に応じて適宜設定
すれば良いのである。
さらに、前述の実施例では型開閉シリンダ26
によつて可動盤16が固定盤14に対して接近・
離隔駆動されるようになつているが、モータなど
他の駆動手段を採用することも可能である。な
お、作動ストロークの大きい型締めシリンダ44
を用いれば、型締めと型開閉を型締めシリンダ4
4のみで行なうこともできる。
によつて可動盤16が固定盤14に対して接近・
離隔駆動されるようになつているが、モータなど
他の駆動手段を採用することも可能である。な
お、作動ストロークの大きい型締めシリンダ44
を用いれば、型締めと型開閉を型締めシリンダ4
4のみで行なうこともできる。
さらにまた、前述の実施例では雌部材28が固
定盤14に配設された型締めシリンダ44の第二
のピストン74に固定されているが、雄部材30
を第二のピストン74に固定したり、或いは型締
めシリンダ44を可動盤16に配設したりしても
良いことは勿論である。
定盤14に配設された型締めシリンダ44の第二
のピストン74に固定されているが、雄部材30
を第二のピストン74に固定したり、或いは型締
めシリンダ44を可動盤16に配設したりしても
良いことは勿論である。
なお、上述したのは飽くまでも本考案の一例で
あり、本考案はその精神を逸脱することなく、当
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で実施できることは言うまでもないところで
ある。
あり、本考案はその精神を逸脱することなく、当
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で実施できることは言うまでもないところで
ある。
考案の効果
以上詳述したように、本考案の射出成形機にお
いては、固定盤と可動盤とが離隔せしめられた
時、両者間に邪魔なタイバー等が存在しないた
め、成形された完成品の取出しや金型の交換作業
が容易となるのである。しかも、ロツク部材の進
退と回動とが一つの駆動源(型締めシリンダ)に
て行なわれるため、機構が簡単となり、時間的な
作動遅れも解消され、しかも該駆動源にて型締め
を行なわれることとなるところから、該駆動源た
る型締めシリンダは固定盤と可動盤とを強固に締
め付けるだけでよく、その締付けストロークを小
さくすることが出来、シリンダがコンパクト化さ
れ得ると共に、可動盤を駆動する型開閉シリンダ
も大きな作動力を必要としない等の優れた効果を
享受し得ることとなつたのである。
いては、固定盤と可動盤とが離隔せしめられた
時、両者間に邪魔なタイバー等が存在しないた
め、成形された完成品の取出しや金型の交換作業
が容易となるのである。しかも、ロツク部材の進
退と回動とが一つの駆動源(型締めシリンダ)に
て行なわれるため、機構が簡単となり、時間的な
作動遅れも解消され、しかも該駆動源にて型締め
を行なわれることとなるところから、該駆動源た
る型締めシリンダは固定盤と可動盤とを強固に締
め付けるだけでよく、その締付けストロークを小
さくすることが出来、シリンダがコンパクト化さ
れ得ると共に、可動盤を駆動する型開閉シリンダ
も大きな作動力を必要としない等の優れた効果を
享受し得ることとなつたのである。
第1図は本考案の一実施例である射出成形機の
一部を示す正面図である。第2図は第1図に示さ
れている可動盤の正面図である。第3図は第1図
の射出成形機に備えられている型締めシリンダお
よびその型締めシリンダに固定された雌部材の断
面図である。第4図は第3図の−断面図であ
る。第5図は第1図の射出成形機に備えられてい
る雄部材の先端部を示す正面図である。第6図は
第5図の−断面図である。第7図は第1図の
射出成形機における型締めシリンダの配設状態を
示す図であつて、固定盤の部分断面図である。第
8図は第3図の型締めシリンダの一つの作動状態
を示す断面図である。第9図は第3図の型締めシ
リンダの更に別の作動状態を示す断面図であり、
併せて雌部材と雄部材との嵌合状態を説明する図
である。 14:固定盤、16:可動盤、18,20:金
型、{28:雌部材、30:雄部材}(ロツク部
材)、44:型締めシリンダ(進退機構)、46:
シリンダボア、60:第一のピストン、62,6
4:液圧室、74:第二のピストン、80:フラ
ンジ(ストツパ機構)。
一部を示す正面図である。第2図は第1図に示さ
れている可動盤の正面図である。第3図は第1図
の射出成形機に備えられている型締めシリンダお
よびその型締めシリンダに固定された雌部材の断
面図である。第4図は第3図の−断面図であ
る。第5図は第1図の射出成形機に備えられてい
る雄部材の先端部を示す正面図である。第6図は
第5図の−断面図である。第7図は第1図の
射出成形機における型締めシリンダの配設状態を
示す図であつて、固定盤の部分断面図である。第
8図は第3図の型締めシリンダの一つの作動状態
を示す断面図である。第9図は第3図の型締めシ
リンダの更に別の作動状態を示す断面図であり、
併せて雌部材と雄部材との嵌合状態を説明する図
である。 14:固定盤、16:可動盤、18,20:金
型、{28:雌部材、30:雄部材}(ロツク部
材)、44:型締めシリンダ(進退機構)、46:
シリンダボア、60:第一のピストン、62,6
4:液圧室、74:第二のピストン、80:フラ
ンジ(ストツパ機構)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定盤と可動盤の何れか一方に、T字形雄部を
端部に有する第一のロツク部材を配する一方、該
T字形雄部を収容し得且つその軸回りの所定の回
動によつて離脱不能となる雌部を端部に有する、
該第一のロツク部材に雄雌嵌合可能な第二のロツ
ク部材を、前記固定盤と可動盤の何れか他方に配
すると共に、それらロツク部材の何れか一方を型
締め方向と平行な方向に進退せしめる進退機構を
設けて、該進退機構による前進作動によつて該二
つのロツク部材を雄雌嵌合せしめ、前記固定盤と
可動盤との型締めを行なうようにした射出成形機
において、 前記進退機構を、 長手形状をなすシリンダボアを内部に備えたシ
リンダ本体と、 該シリンダボア内に軸方向への移動可能且つ軸
心回りの回動不能に嵌合され、該シリンダボア内
の前後に二つの液圧室を形成する第一のピストン
と、 該第一のピストンの前方に形成された一方の液
圧室を前記シリンダ本体の軸心方向へ挿通する状
態で配設され、一端部が前記第一のピストンに螺
合されるとともに、他端部が前記シリンダ本体か
ら外方へ向つて突き出されて前記二つのロツク部
材の何れか一方が固定される第二のピストンと、 該第二のピストンが前記シリンダ本体から一定
寸法以上突き出すことを阻止するストツパ機構
と、 を含む型締めシリンダにて構成し、前記二つの液
圧室にそれぞれ作動液を供給することによつて前
記第二のピストンを前記第一のピストンと一体的
に進退せしめ、且つ、前記ストツパ機構によつて
該第二のピストンの突出しが阻止された前進位置
で前記第一のピストンを第二のピストンに対して
相対移動せしめることにより、該第二のピストン
がそれら第一および第二のピストンのねじ作用に
よつて回動駆動されて、前記二つのロツク部材を
雄雌嵌合せしめるようにしたことを特徴とする射
出成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6487284U JPS60175619U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6487284U JPS60175619U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 射出成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60175619U JPS60175619U (ja) | 1985-11-21 |
| JPH0131465Y2 true JPH0131465Y2 (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=30596356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6487284U Granted JPS60175619U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60175619U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0630412Y2 (ja) * | 1989-04-20 | 1994-08-17 | 住友重機械工業株式会社 | 横型樹脂成形装置 |
| JP2008062554A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Placo Co Ltd | 型締め方法とこの方法を実施するための合成樹脂成形機における型締装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE7437975U (de) * | 1974-11-14 | 1976-05-26 | Bekum Maschinenfabriken Gmbh, 1000 Berlin | Blasformeinheit |
| JPS613605Y2 (ja) * | 1979-12-29 | 1986-02-04 | ||
| JPS5835459U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | 日信工業株式会社 | マスタシリンダのリザ−バ |
| JPS5866926U (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-07 | 住友重機械工業株式会社 | 金型位置決め兼型開き防止装置 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6487284U patent/JPS60175619U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60175619U (ja) | 1985-11-21 |
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