JPH01317728A - ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法 - Google Patents

ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法

Info

Publication number
JPH01317728A
JPH01317728A JP14984688A JP14984688A JPH01317728A JP H01317728 A JPH01317728 A JP H01317728A JP 14984688 A JP14984688 A JP 14984688A JP 14984688 A JP14984688 A JP 14984688A JP H01317728 A JPH01317728 A JP H01317728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
polyvinylcyclohexane
optical disc
temperature
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14984688A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadanori Suga
菅 禎徳
Eiji Tanaka
栄司 田中
Satoshi Kato
聡 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp, Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP14984688A priority Critical patent/JPH01317728A/ja
Publication of JPH01317728A publication Critical patent/JPH01317728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク
基板の製造法に関し、詳しくは特定の分子量を有し、耐
熱性、靭性に優れたポリビニルシクロヘキサン系樹脂よ
り高特性光ディスク基板を製造する方法に関する。
[従来の技術] レーザーを用いた光学記録は高密度の情報記録、保存、
及び再生が可能であるため、近年その開発が積極的に行
なわれている。この様な光学記録の一例として光ディス
クを挙げることが出来る。一般に光ディスクは、透明な
基板とその上にコートされた種々の記録媒体とから基本
的に構成される。
光ディスクの透明基板には無色透明な合成樹脂が用いら
れるケースが多く、その代表的なものとしてポリカーボ
ネート(以下、rPCJと略称する。)又はポリメチル
メタクリレート(以下、rPMMAJと略称する。)を
挙げることができる。これらの樹脂は無色透明性に秀い
でる他、夫々に固有の優れた性質を有するものではある
が、光学材料、特に光ディスク基板としての要件を全て
備えている訳ではなく、解決すべき問題点を有している
0例えば、PCにおいてはその芳香族環に起因する複屈
折性の問題があり、また、吸水性或いは透水性において
も問題がある。一方、PMMAにおいては、耐熱性、吸
水性、靭性の面における問題点がかねてより指摘されて
いる。
このように、これらの樹脂は夫々固有の問題点を内在さ
せつつ使用に供されているのであるが、実際には更に、
これらの樹脂よりなる透明基板の上にコートされる記録
媒体との関係において、後述のような新たな問題が生じ
ている。
一方、記録媒体については、従来より光ディスクの用途
に応じて多岐にわたる開発が行なわれている0例えば、
ライト・ワンス型と呼ばれる記録−再生専用のものでは
穴あけタイプのものが、またイレーザブル型と呼ばれる
、記録−再生一消去一再記録用のものでは、結晶社務現
象を利用した相社務タイプのもの、光磁気効果を利用し
た光磁気タイプのもの等が知られている。これらの記録
′  媒体用材料は、ライト・ワンス型ではテルル又は
その酸化物、合金化合物等、イレーザブル型では、Gd
Fe、TbFe%GdFeCo。
TbFeCoといった希土類−遷移金属のアモルファス
合金化合物等、無機系材料が主流とされており、一般に
高真空下でのスパッタリング等の乾式処決により、透明
基板上に成膜することにより形成されている。
ところで、PC,PMMAの吸湿性及び透水性は、一方
では基板自身の吸湿時の膨張によるソリの問題を引き起
こすものであるが、他方、基板を通しての水分の透過に
より記録媒体の腐蝕を引き起こし、光ディスクの寿命を
縮める原因となっている。
また、基板用樹脂の耐熱性について更に言及すれば、次
のような問題がある。即ち、光ディスク、特にライト・
ワンス型、イレーザブル型等の光ディスクにおいては、
記録の書き込み、消去時の記録媒体の温度は200℃以
上にもなる。このため、ディスク基板にこの熱が直接か
かることは無いにしても、記録の書き込み、消去時には
基板が相当高温になることが予想され、耐熱性の低い樹
脂では、基板の変形成いはグループの変形等の問題が起
こり得る。
一方、光ディスクの生産工程においては、基板或いは記
録媒体の経時変化防止等の目的で、熱処理工程を取り入
れることが多いが、生産性の向上のためには、できるだ
け高い処理温度で処理することにより処理時間を短縮す
ることが望まれる。
この様な観点からも、樹脂の耐熱性が低いと高い処理温
度を採用することができず、生産性を上げることができ
ないという不具合がある。
このようなことから、光ディスクの生産工程或いは使用
状況の高温度に酎えるには、耐熱性の低いPMMAでは
全く不十分であり、従来においては専ら、より耐熱性の
高いpcが透明基板材料として検討されている。しかし
ながら、PCでも必ずしも耐熱性が十分であるという評
価を受けているわけではなく、より高い耐熱性を備える
樹脂材料の出現が望まれている。
PC%PMMA等の従来の樹脂の欠点を補うものとして
、特開昭63−43910、特願昭62−157324
等において、ポリビニルシクロヘキサン系樹脂を光ディ
スク基板として用いる方法が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ポリビニルシクロヘキサン系樹脂を用い
た場合においても、必ずしも高特性光ディスク基板が得
られるわけではなく、いくつかの点で溝足し得る結果が
得られていないのが現状である。
本発明者等は、前記特許出願において提案されているポ
リビニルシクロヘキサン系樹脂を用いた光ディスク基板
の成形性等について詳細に検討した結果、次のような知
見を得た。
ポリビニルシクロヘキサン系樹脂は、通常、ビニル芳香
族系重合体の芳香環の水添により得られ、一般にポリス
チレン同様の脆性高分子として知られている樹脂である
前述した様にライト・ワンス型、イレーザブル型等の光
ディスクにおいては、その使用状況、生産工程において
、相当の熱履歴を受けることから、樹脂基板に対して高
い耐熱性が要求される。
また、ディスク基板用樹脂材料としては、少なくとも射
出成形の際の金型離型時に破損しない程度の靭性も要求
される。
このような要求を満たすべく、耐熱性に秀れ、ある程度
の靭性を持つポリビニルシクロヘキサン系重合体を得る
ためには、合成に際し、芳香環の水添率を高くし、かつ
−窓以上の分子量を保持する必要がある。
一方、光ディスク基板としては、ソリ、歪が少くグルー
プの転写性が良好である必要があり、このような観点か
らは、射出成形時の樹脂の流動性はできるだけ良好であ
ることが好ましい。
ところで、ある程度の靭性が保持されるような分子量を
持つポリビニルシクロヘキサン系樹脂の射出成形におい
て、その成形温度が低過ぎると、光ディスク基板の成形
としては流動性が不十分となり、逆に、成形温度が高過
ぎる場合には流動性は良好となるが、樹脂の劣化が起こ
り、成形品の靭性が不足したり、着色、シルバーストリ
ークが発生するなどの問題が生起する。
このようなことから、透明性、耐熱性、靭性等に優れ、
しかも光学的歪の小さい光ディスク基板を得ることは極
めて難しく、従来においては、これらすべての特性を十
分に満足し得る光ディスク基板は提供されていなかフな
本発明はこのような従来の問題点を解決し、上記諸特性
を著しく改善したポリビニルシクロヘキサン系樹脂より
なる高特性光ディスク基板を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段及び作用]本発明のポリビ
ニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法は
、スチレン系樹脂の芳香族環を水素添加して得られる、
数平均分子量40.000〜300,000、核水添率
90%以上のポリビニルシクロヘキサン系樹脂を、樹脂
温度270〜350℃、金型温度30〜120℃で射出
成形することを特徴とする。
即ち、本発明者等は前記従来の実情に鑑み、透明性、耐
熱性に優れ、靭性を持ち、光学的歪が小さい光ディスク
基板を得る方法につき鋭意検討を行なった結果、分子量
及び芳香族環の核水添率を特定したポリビニルシクロヘ
キサン系樹脂を特定の成形条件で射出成形することによ
り、透明性、耐熱性、靭性に゛優れ、光学的歪が小さい
光ディスク基板を製造し得ることを見出し、本発明に到
達した。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられるポリビニルシクロヘキサン系樹脂は
、スチレン系樹脂(スチレン系重合体)を核水添して得
られる。
原料のスチレン系重合体としては、ビニル芳香族炭化水
素重合体或いはビニル芳香族炭化水素ブロック共重合体
が挙げられる。後者のビニル芳香族炭化水素ブロック共
重合体としては、ビニル芳香族炭化水素重合体セグメン
ト(以下、「Aセグメント」と略称する。)と少なくと
も1種以上の共役ジエン重合体セグメント(以下、「B
セグメント」と略称する。)とから成るものが挙げられ
る。
モノマーとして用いられるビニル芳香族炭化水素として
は、スチレン、p−メチルスチレン、a−メチルスチレ
ン等を挙げることができ、特に代表的なものとしてスチ
レンが挙げられる。
ビニル芳香族炭化水素重合体としては、これらのビニル
芳香族炭化水素1f!よりなる単独重合体或いは2種以
上の共重合体が挙げられる。特に接着性等が要求される
場合には、上記ビニル芳香族炭化水素と、これと共重合
可能な、極性基を持つ不飽和単量体とを、ビニル芳香族
炭化水素重合体の特性が失なわれない範囲で共重合して
得られる共重合体を用いるのが好ましい。
次に、ビニル芳香族炭化水素ブロック共重合体中のAセ
グメントとしては、上述のビニル芳香族炭化水素重合体
と同様のものが挙げられる。また、ブロック共重合体中
のBセグメントの共役ジエンとしては1.3−ブタジェ
ン、イソプレン、2.3−ジメチル−183−ブタジェ
ン、1.3−ペンタジェン、1.3−へキサジエン等が
挙げられ、特に、1.3−ブタジェン、イソプレンが一
般的である。Aセグメント及びBセグメントからなるブ
ロック共重合体は、いわゆるリビングアニオン重合と称
せられる公知の方法、例えば有機リチウム化合物を開始
剤とし、ヘキサン、ヘブタンの様な炭化水素溶媒中で重
合する方法等により容易に得ることができる。なお、こ
のようなブロック共重合体中のAセグメントの含有量は
80重量%以上、好ましくは90重量%以上、更に好ま
しくは93重量%以上である。Aセグメントの含有量が
801i量%未満の場合には、水素付加後に得られる樹
脂の耐熱性が低下し、光ディスク基板としては不適なも
のとなる。
本発明において、このような原料スチレン系重合体の分
子量は、数平均分子量で50,000以上であることが
好ましい、スチレン系重合体の分子量が低過ぎると、水
素付加後掲られる樹脂の耐熱性、靭性が低下する。
分子量の低下に伴う靭性の低下は、重合体中のジエン系
重合体の含有量が少いもの程著しい。
従って、ジエン系重合体を含まない重合体に関しては、
数平均分子量がao、oooより大であることが好まし
い、一方、分子量の上限については特に制限はないが、
通常の場合、400.000以下であることが好ましい
ポリビニルシクロヘキサン系樹脂は、このようなスチレ
ン系重合体を、芳香族水素化能を有する水素化触媒の存
在下で、核水添して得ることができる。ここで使用され
る水素化触媒としては、例えばニッケル、コバルト、ル
5−ニウム、ロジウム、白金、バラジクム等の金属又は
その酸化物、塩、錯体及びこれらを活性炭、ケイソウ土
、アルミナ等の担体に担持したもの等が挙げられる。こ
れらの中でも特にラネーニッケル、ラネーコバルト、安
定化ニッケル及びルテニウム、ロジウム又は白金のカー
ボン又はアルミナ担持触媒が、反応性の面から好ましい
核水添反応は、50〜250 k g / cゴの圧力
、100〜200℃の温度下にて、溶媒としてシクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、n−オクタン、デカリ
ン、テトラリン、ナフサ等の飽和炭化水素系溶媒を用い
て行なうのが好ましい。その他、テトラヒドロフラン等
のエーテル系溶媒も使用することができる。
なお、通常、スチレン系重合体の核水添においては、副
反応として重合体の分子鎖の切断を伴う、この分子鎮切
断を防ぐために、水素化はできるだけ高い水素圧力で、
かつ短時間で行なうことが好ましい。
本発明において、核水添反応による芳香核(芳香族環)
の核水添率は90%以上、好ましくは95%以上である
。核水添率が低く、90%未満であると、得られる樹脂
の耐熱性の低下、複屈折の増大等の問題があり好ましく
ない、なお、本発明において、樹脂の耐熱性としては、
サーモメカニカルアナライザーで測定した軟化点が15
0℃以上であることが好ましく、複屈折率としては光デ
ィスク基板として成形した場合、後述するΔn s、 
sの値が30nm以下となるものが好ましい。
本発明において、このようにして得られるポリビニルシ
クロヘキサン系樹脂の分子量は、原料となるスチレン系
重合体の組成、分子量、水素化(水添)条件等に依存し
、またその適正範囲も、組成により異なるが、数平均分
子量で40.000〜300,000とする。靭性の面
からは、ジエン系重合体の含有量が小であるもの程、分
子量が高いことが要求され、ジエン系重合体を含有しな
いものに関しては、分子量は40,000より大であり
、好ましくは6o、oooより大であることが必要であ
る。分子量の上限は、成形性の面から規定される、数平
均分子量で300,000を超えると、良好な成形性が
得られない、。
本発明においては、このようなポリビニルシクロヘキサ
ン系樹脂を下記の特定の条件で射出成形して光ディスク
基板を製造する。
成形の際の樹脂温度は270〜350℃、好ましくは2
80〜320℃とする。樹脂温度が過度に高く、350
℃を超えると、樹脂の分解が避けられなくなり、着色、
シルバーストリークの発生、靭性の低下等の問題が生起
し、好ましくない。逆に樹脂温度が過度に低く、270
℃未満であると、樹脂の流動性が低下し、グループ転写
性の不良、あるいは光学歪の増大等の問題が生起する。
また、金型温度は30〜120℃、好ましくは、50〜
115℃とする。金型温度が高過ぎ120℃を超えると
、離型時の変形が大きくなり、反りの小さい成形物が得
られない、逆にあまりに低く、30℃未満では光学的歪
の小さい成形物が得られない。
なお、射出成形に先立ち、樹脂の熱劣化防止のために樹
脂に安定剤を添加するのが好ましい。
用いる安定剤の種類に関しては特に限定はないが、成形
温度が高いことから、安定剤自身の耐熱性が高いものを
用いることが好ましく、特に熱重量計において空気気流
下で測定されるところの5%重量減少温度が295℃以
上であるような熱安定剤を用いることが好ましい。
なお、本発明において、熱重量計において空気気流下で
測定されるところの5%重量減少温度とは、空気流量1
00mj!/分の流通下、20℃/分の昇温速度で加熱
した時の重量減を測定し、重量減が5.0重量%となっ
た時の温度である。
このような熱安定剤としては、以下に例示するようなヒ
ンダードフェノール系熱安定剤、リン系熱安定剤又はイ
オウ系熱安定剤が挙げられる。
ヒンダードフェノール系熱安定剤としては、テトラキス
[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)]プロピオネートメタン、3.9−ビ
ス[1,1−ジメチル−2−(β−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオ
キシ)エチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ[5,5]ウンデカン、1,3.5−トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−5−)−
リアジン−2,4,6(IH。
3H,5H)−トリオン、1,3.5−トリメチル−2
,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ベンゼン等が挙げられる。
また、リン系熱安定剤としては、テトラキス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンホ
スフォ′ナイト、ビス(2,6−ジーt−ブチル−4−
メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファ
イト等が挙げられる。
イオウ系安定剤としては、テトラキス[メチレン−3−
(ドデシルチオ)プロピオネートコメタン等が挙げられ
る。
これら安定剤の好適な添加量は、ポリビニルシクロヘキ
サン系樹脂100重量部に対して0.01〜3重量部、
好ましくは0.05〜1重量部である。
これらの安定剤とポリビニルシクロヘキサン系樹脂との
混合方法については特に制限はないが、通常は樹脂と安
定剤とをリボンブレンダー、タンブラーブレンダー、ヘ
ンシェルミキサー等で混合し、その後、バンバリーミキ
サ−1−軸押出機、二軸押出機等で溶融混練し、ベレッ
ト形状とすることにより混合する。しかして、このよう
にして得られたベレットを射出成形材料として用いる。
このような本発明の方法によれば、透明性、耐熱性、靭
性等に優れ、着色もなく光学歪の著しく小さい光ディス
ク基板を得ることができる。
本発明の光ディスク基板を用いて光ディスクを製造する
際には、該基板表面に金属蒸着等により前述の記録媒体
の皮膜を形成するか、或いは塗布等の方法で有機色素系
材料の皮膜を設け、これらを更に保護膜で覆う等の方法
を採用することができる。
【実施例] 以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下、
の実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例及び比較例における各種物性は、次
の方法によって測定したものである。
■ 数平均分子量ニ ゲル・パーミェーション・クロマトグラフィー(GPC
)により、THFを溶媒としてポリスチレンと同様に測
定し、ポリスチレン換算の数平均分子量を求めた。
■ 核水添*(%): ポリビニルシクロヘキサン系樹脂をテトラヒドロフラン
(THF)に溶解し、UV吸収により測定した。
■ 軟化温度(℃): 1)upont社製サーモメカニカルアナライザーを用
いて、5℃/分の昇温速度で軟化温度を測定した。
■ 光ディスク基板の光線透過率(%):JIS  K
  8714に準拠して測定した。
■ 光ディスク基板の複屈折(nm):成形した厚さ1
.2mm、直径130mmのディスクの中央から5.5
cm位置での複屈折(以下「Δns、sJと略記する。
)で評価した。複屈折は日本光学社製の偏光顕微鏡によ
り測定した。
■ 光ディスク基板の反り量(mm):N1DEK社フ
ラットテスターFT−7を用いて測定した。
■ 光ディスク基板の外観: 後述する方法で成形した光ディスク基板に関して、着色
、シルバーストリークの発生等を目視により調べた。
実施例1 スチレン単独重合体の水添により得られた、数平均分子
量70,000、核水添率99%のポリビニルシクロヘ
キサン100重量部に、テトラキス[メチレン−3−(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)]
プロピオネートメタン(日本チバガイギー社製rI r
ganoxloloJ)O12重量部、テトラキス(2
,4−ジーt−ブチルフェニル)−4,4°−ビフェニ
レンホスフォナイト(同rI rgaphosP−EP
QJ )0.2重量部を添加し、押出機を用いて260
℃で溶融混練を行ないベレット化した。
このペレットを射出成形機(名種社製「Ml 40AJ
 )を用いて、可動金型側にグループ付スタンバ−を取
り付け、樹脂温度300℃、金型温度70℃で厚さ1.
2mm、直径130mmの円盤状光ディスク基板を成形
した。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
実施例2 実施例1において、樹脂として、アニオン重合によるス
チレン−ブタジェン−スチレンブロック共重合体(ブタ
ジェン含量5重量%)の水添により得られた数平均分子
量60,000、核水添率99%のポリビニルシクロヘ
キサン系樹脂を用いたこと以外は、実施例1と同様に射
出成形を行なった。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、成形条件を樹脂温度290℃、金型
温度40℃としたこと以外は、実施例1と同様にして成
形を行なった。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
実施例4 実施例1において、スチレン単独重合体の水添により得
られた、数平均分子量90,000、核水添98%のポ
リビニルシクロヘキサンを用い、成形条件を樹脂温度3
20℃、金型温度60℃としたこと以外は、実施例1と
同様にして成形を行なった。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、成形条件を樹脂温度260℃とした
こと以外は実施例1と同様にして成形を行なった。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
比較例2 実施例1において、成形条件を樹脂温度370℃とした
こと以外は実施例1と同様にして成形を行なった。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
比較例3 実施例1において、成形条件を金型温度140℃とした
こと以外は、実施例1と同様にして成形を行なった。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
比較例4 実施例1において、樹脂として、スチレン単独重合体の
水添により得られた、数平均分子量35.000.核水
添率98%のポリビニルシクロヘキサンを用いたこと以
外は実施例1と同様にして成形を行なったところ、樹脂
が脆く、成形片にクラックが入った。
得られた光ディスク基板の物性を第1表に示す。
第1表より明らかなように、本発明に従って、特定の分
子量及び核水添率のポリビニルシクロヘキサン系樹脂を
用い、特定条件にて射出成形することにより、耐熱性、
透明性、光特性、形状安定性に優れ、シルバーストリー
クや着色のない高特性光ディスク基板が得られる。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明によれば、耐熱性、透明性等
に優れ、低吸湿性、低複屈折性で良好な靭性を有する高
特性ポリビニルシクロヘキサン樹脂から樹脂の劣化の問
題もなく、光特性に優れた高特性光ディスク基板を安定
生産することが可能とされる。
代理人  弁理士  重 野  剛

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スチレン系樹脂の芳香族環を水素添加して得られ
    る、数平均分子量40,000〜300,000、核水
    添率90%以上のポリビニルシクロヘキサン系樹脂を、
    樹脂温度270〜350℃、金型温度30〜120℃で
    射出成形することを特徴とするポリビニルシクロヘキサ
    ン系樹脂製光ディスク基板の製造法。
JP14984688A 1988-06-17 1988-06-17 ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法 Pending JPH01317728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14984688A JPH01317728A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14984688A JPH01317728A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01317728A true JPH01317728A (ja) 1989-12-22

Family

ID=15483932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14984688A Pending JPH01317728A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01317728A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5178926A (en) * 1991-03-18 1993-01-12 Mitsubishi Kasei Corporation Hydrogenated vinyl aromatic hydrocarbon polymer composition and optical disc substrate
WO1998055886A1 (en) * 1997-06-06 1998-12-10 Nippon Zeon Co., Ltd. Molding material for plastic lenses
WO1999032528A1 (de) * 1997-12-18 1999-07-01 Bayer Aktiengesellschaft Vinylcyclohexan basierende polymere
WO2000034340A1 (en) * 1998-12-04 2000-06-15 Nippon Zeon Co., Ltd. Hydrogenated polymers, resin composition, and process for producing substrate for information-recording medium
WO2000070607A1 (de) * 1999-05-12 2000-11-23 Bayer Aktiengesellschaft Substrate für optische speichermedien
WO2001012680A1 (fr) * 1999-08-12 2001-02-22 Zeon Corporation Copolymere d'hydrocarbure alicyclique
WO2001072895A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-04 Bayer Aktiengesellschaft Thermoplastische polyvinylcyclohexan-formmassen mit verbesserten eigenschaften
WO2002012362A1 (en) * 2000-08-04 2002-02-14 Zeon Corporation Block copolymer, process for producing the same, and molded object
JP2003502470A (ja) * 1999-06-11 2003-01-21 ザ ダウ ケミカル カンパニー 水素添加ブロック共重合体からなる組成物及びその最終用途への利用
JP2003502471A (ja) * 1999-06-11 2003-01-21 ザ ダウ ケミカル カンパニー 水素化ブロックコポリマーを含む組成物およびその最終用途
JP2003507500A (ja) * 1999-08-16 2003-02-25 ザ ダウ ケミカル カンパニー 水素添加ブロック共重合体および光媒体ディスク
WO2013047690A1 (ja) 2011-09-29 2013-04-04 三菱化学株式会社 水素化ブロック共重合体、樹脂組成物、フィルム及び容器

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5178926A (en) * 1991-03-18 1993-01-12 Mitsubishi Kasei Corporation Hydrogenated vinyl aromatic hydrocarbon polymer composition and optical disc substrate
WO1998055886A1 (en) * 1997-06-06 1998-12-10 Nippon Zeon Co., Ltd. Molding material for plastic lenses
US6486262B1 (en) 1997-06-06 2002-11-26 Nippon Zeon Co., Ltd. Molding material for plastic lens
WO1999032528A1 (de) * 1997-12-18 1999-07-01 Bayer Aktiengesellschaft Vinylcyclohexan basierende polymere
US6433102B1 (en) 1998-12-04 2002-08-13 Nippon Zeon Co., Ltd. Hydrogenated polymers, resin composition, and process for producing substrate for information-recording medium
WO2000034340A1 (en) * 1998-12-04 2000-06-15 Nippon Zeon Co., Ltd. Hydrogenated polymers, resin composition, and process for producing substrate for information-recording medium
WO2000070607A1 (de) * 1999-05-12 2000-11-23 Bayer Aktiengesellschaft Substrate für optische speichermedien
JP2003502470A (ja) * 1999-06-11 2003-01-21 ザ ダウ ケミカル カンパニー 水素添加ブロック共重合体からなる組成物及びその最終用途への利用
JP2003502471A (ja) * 1999-06-11 2003-01-21 ザ ダウ ケミカル カンパニー 水素化ブロックコポリマーを含む組成物およびその最終用途
WO2001012680A1 (fr) * 1999-08-12 2001-02-22 Zeon Corporation Copolymere d'hydrocarbure alicyclique
US6686430B1 (en) 1999-08-12 2004-02-03 Zeon Corporation Alicyclic hydrocarbon copolymer
JP2003507500A (ja) * 1999-08-16 2003-02-25 ザ ダウ ケミカル カンパニー 水素添加ブロック共重合体および光媒体ディスク
WO2001072895A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-04 Bayer Aktiengesellschaft Thermoplastische polyvinylcyclohexan-formmassen mit verbesserten eigenschaften
WO2002012362A1 (en) * 2000-08-04 2002-02-14 Zeon Corporation Block copolymer, process for producing the same, and molded object
US6965003B2 (en) 2000-08-04 2005-11-15 Zeon Corporation Block copolymer, process for producing the same, and molded object
WO2013047690A1 (ja) 2011-09-29 2013-04-04 三菱化学株式会社 水素化ブロック共重合体、樹脂組成物、フィルム及び容器
US9127112B2 (en) 2011-09-29 2015-09-08 Mitsubishi Chemical Corporation Hydrogenated block copolymer, resin composition, film and container

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2995884B2 (ja) 水素化ビニル芳香族炭化水素重合体組成物及び光ディスク基板
JP2962291B2 (ja) 光ディスク基板
EP1196458B1 (en) Hydrogenated block copolymers and optical media discs produced therefrom
JPH01317728A (ja) ポリビニルシクロヘキサン系樹脂製光ディスク基板の製造法
JP2730053B2 (ja) 光ディスク用基板形成材料
US6376621B1 (en) Hydrogenated block copolymers and optical media discs produced therefrom
JPH03115349A (ja) 水素化ビニル芳香族炭化水素重合体組成物及び光ディスク基板
JP2668945B2 (ja) 光ディスク
JP2586575B2 (ja) 光ディスク基板
EP1196456B1 (en) Hydrogenated block copolymers and optical media discs produced therefrom
US6632500B1 (en) Laminated disc and information recording disc
JPH03130943A (ja) 光ディスク基板
JPH04315832A (ja) 光ディスク基板
JP3173096B2 (ja) 光ディスク基板
JPH03160051A (ja) 水素化ビニル芳香族炭化水素樹脂組成物及び光デイスク基板
US20030026936A1 (en) Hydrogenated styrene polymer and optical-disk substrate
JPH0359832A (ja) 光ディスク基板
JPH0359833A (ja) 光ディスク基板
US5080945A (en) Large-capacity-memory disk
US20020037961A1 (en) Hydrogenated vinyl aromatic hydrocarbon polymer composition and an optical disk substrate
JPH04335009A (ja) ヒドロキシ置換スチレン共重合体水素化物及びその製造方法
WO2001042355A1 (en) Hydrogenated block copolymer compositions for thin wall injection molding applications
JPH04205827A (ja) 光ディスク
JPWO2001048031A1 (ja) 水素化スチレン重合体および光ディスク基板
JPH11154357A (ja) 音証用光ディスク及びマスターディスク