JPH01318201A - 高周波用高電力形薄膜抵抗器 - Google Patents

高周波用高電力形薄膜抵抗器

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JPH01318201A
JPH01318201A JP63151418A JP15141888A JPH01318201A JP H01318201 A JPH01318201 A JP H01318201A JP 63151418 A JP63151418 A JP 63151418A JP 15141888 A JP15141888 A JP 15141888A JP H01318201 A JPH01318201 A JP H01318201A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は薄膜抵抗器に係り、特に高周波用高電力形薄膜
抵抗器に関する。
[従来の技術] 近年の情報機器や通信機器の高速化に伴い、これらに使
用される電子部品は高周波数(G Hz)に於てその特
性を充分に発揮し、信頼性・精度とも高いものが要求さ
れるようになった。また、表面実装技術の充実に伴い、
形状の小型化も要求されている。それゆえ、高周波用抵
抗器として使用される皮膜は、金属薄膜が主流であり、
形状も角形チップが多く用いられている(第4図と同形
)。
ところが、一般に高周波用として使用される薄膜抵抗器
は、小さければ小さいほど良好な周波数特性を示すが、
金属薄膜の膜厚は数百オングストロームと薄いため、逆
に小さいほど、大きな負荷電力に耐えられず、特に突発
的な大電力がかかった時に問題であった。
従来より市販されている薄膜抵抗器は、アルミナや単結
晶サファイヤを基板とし、多くは真空蒸着法により、ニ
ッケル・クロム、銅・ニッケル、チッ化タンタル等を合
金薄膜として成膜していた。
上記合金薄膜で被覆された基板に、大気中あるいは真空
中で700℃、数分〜数十分の熱処理をし、抵抗温度係
数の調整、および安定化をはかる。
熱処理された基板には、化学メツキや電気メツキあるい
は真空蒸着法やスパッタリングにより、端子膜を着膜し
、抵抗体膜、端子膜のそれぞれのパターンをフォトリン
グラフィ法により形成し、基板と外部回路との接続のた
めのリード線をハンダ付けして、角形チップ抵抗器とし
ていた。
また、広帯域にわたり周波数特性の良好な抵抗器に周波
数特性を改善するには、端子の一方を短形に他方を長形
にし、両端子間に連続的に抵抗体を配設したものがある
が(第6図と同形)、周波数特性は改善されるが高周波
電力の入力方向が短形端子側に限定され、また、電力の
集中する抵抗体の短形部分で発熱し、抵抗値が大きくな
り断線することもあり問題であった。
[発明が解決すべき課題] 本発明は、良好な周波数特性を示すために小さく薄い金
属薄膜を用いると、大きな負荷電力に耐えられなくなる
という薄膜抵抗器の持つ相反する特性を克服することに
ある。
[発明の目的] 本発明は上記の点を解決するためになされたもので、小
さく薄い金属薄膜から成り、良好な周波数特性を示しか
つ大きな負荷電力に耐えられる高周波用高電力形薄膜抵
抗器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明による高周波用高
電力形薄膜抵抗器では、基板上に、両端に設けられ一方
を短形に他方を長形に形成した端子と、両端子間に連続
的に配設された抵抗体とを成膜した抵抗器において、該
抵抗体はタンタル・シリコン合金薄膜から成り、上記抵
抗器2個を組合せてその一方の抵抗器の該短形端子と他
方の抵抗器の長形端子とが重なるよう両抵抗器の端子間
を接合した。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本発明による高周波用高電力形薄膜抵抗器に用いられる
基板2は、窒化アルミニウムを本体とし、第7図に示す
ようなスパッタリング装置を用いて被膜される。ペルジ
ャー3内の真空度を3×10−・Torrまで吸引し、
ついでアルゴンガス導入口4からアルゴンガスを導入し
、圧力を2 X 10”−”T。
rrにした後、直流高圧電源により、ターゲット5(タ
ンタル・シリコンの組成比は面積比で2ニア)と陽極6
との間に放電を発生させ、上記ターゲット5をスパッタ
リングして、陽極6上の窒化アルミニウムに800人の
タンタル・シリコン合金薄膜7を成膜した。
上記薄膜7で被覆された基板2には、大気中で700℃
、10分間の熱処理をし、抵抗温度係数の調整、および
安定化をはかった。
熱処理された基板2を、スパッタリングにより、まず端
子の密着強度を増すために下地膜としての端子膜8(ク
ロム500人)を着膜し、同様に端子膜9(銅200人
)を着膜した。これら端子膜8および9は、基板と外部
回路との接続のためのリード線をハンダ付けするための
ものである。更に銅の電気メツキを施し総厚2〜3μm
とした。
なお、これらの端子膜8および9は、リード線とのハン
ダ付けが可能な金属ならば他の金属でもよいが、周波数
特性の面からは非磁性の金属が望ましい。
その後、抵抗体膜7、端子膜8.9のそれぞれを全体と
しては第6図に示すように一方を短形に他方を長形に成
形し、それぞれのパターンを、フォトリングラフィ法に
より形成し、薄膜抵抗器とした。
本発明では、上記の方法でパターンを形成された薄膜抵
抗器2個のそれぞれの端子膜9が、第1図、第2図に示
すように一方の薄膜抵抗器の短形の抵抗体と、他方の薄
膜抵抗器の長形の抵抗体とが重なるようにハンダ付けし
1個の高周波用高電力形薄膜抵抗器とした。第2図に示
す500W用の高周波用高電力形薄膜抵抗体の大きさは
AXB=11關X 5 mである。その諸特性を測定し
た結果を以下に示す。
本発明による高周波用高電力形薄膜抵抗器を構成する部
材を用い、従来より市販されている角形チップと同型の
薄膜抵抗器(第3図、第4図)とし、その諸特性を測定
した結果は第11図(リタ−ンロスの周波数依存性)お
よび第12図(500W/1秒負荷印加回数による抵抗
値変化率)に示す通りである。第11図の薄膜抵抗器の
反射特性から、使用に耐える周波数の上限は、(リター
ンロスが良否判断の限界値−20,8dBとしたとき)
約0.2GHz位であることがわかる。
第12図の500Wを1秒間印加した時の印加回数によ
る初期抵抗値に対する抵抗値変化率から、従来より市販
されている角形チップ抵抗器のそれのように通電後瞬時
に切れることはない。これは高耐熱性のタンタル・シリ
コン合金薄膜の利点が生かされたものである。この形状
の抵抗器は、抵抗体の寸法は50Wに対しては、従来よ
り市販されている薄膜抵抗器では5 mm X 8 m
m位であり、本発明に用いるタンタル・シリコン薄膜で
形成された抵抗体を角形チップとした薄膜抵抗器では3
mmX4mm位と小さくなった。第4図のタンタル・シ
リコン薄膜で形成された抵抗体を角形チップとした薄膜
抵抗器は500W用でAXB=15wX15mmである
本発明による高周波用高電力形薄膜抵抗器を構成する部
材を用い、従来より市販されている抵抗体の一方を短形
とし他方を長形とした抵抗器と同型の薄膜抵抗器(第5
図、第6図)とし、その諸特性を測定した結果は、第1
3図(リターンロスの周波数依存性)、第14図(50
0W/1秒負荷印加回数による抵抗値変化率)、第15
図(逆方向端子から入力時のリターンロスの周波数依存
性)に示す通りである(第6図に示す500W用の大き
さはA X B= 15mmX 7mm) 。第13図
に示すように周波数特性が改善されたが(上限は約1.
0GHz) 、第15図に示すように、逆方向端子から
の高周波入力に対しては周波数特性は改善が認められな
い。高周波の入力方向を限定する場合にはこれでも問題
はないが、双方向から高周波電力を入力する必要がある
場合には不都合である。
また、抵抗体の短形部分に電流が集中するため発熱し、
抵抗値の変化を大きくするばかりでなく時には断線する
本発明の高周波用高電力形薄膜抵抗器(第1図、第2図
)の諸特性は第8図(リターンロスの周波数依存性)、
第9図(500W/1秒負荷印加回数による抵抗値変化
率)、第10図(逆方向端子から入力時のリターンロス
の周波数依存性)に示す通りである。第8図の抵抗器の
反射特性から、使用に耐える周波数の上限は約1.0G
Hz位まで上昇し、第10図に示すように逆方向の端子
からの高周波入力に対しても周波数特性は上限が約1゜
0GHzとなり、高周波高電力の入力方向に依らずほと
んど同等である。
また、第9図の500Wを1秒間印加した時の印加回数
による初期抵抗値に対する抵抗値変化率から、これらの
印加に充分耐え、抵抗値も安定していることがわかる。
これは高耐熱性のタンタル・シリコン合金薄膜の利点が
生かされたものであり、また、抵抗体の短形部分を抵抗
器全体としては対称形に2個備え、負荷がそれぞれの抵
抗体に部分されて印加されるため、耐熱性は明らかに向
上している。
更に、本発明では、端子膜が非磁性のクロム・銅である
ため高周波特性に良い結果をもたらした。
使用にあたっては、それぞれの使用電力や周波数特性に
応じて、寸法、形状、基板の厚さ等を調整することが望
ましい。また、これらの抵抗器に適当な放熱板、あるい
はケースを取り付けることで耐熱性は更に向上する。
なお、第8.10.11.13.15図の周波数特性は
横筒ヒューレットパッカード社のネットワークアナライ
ザHP8510を用いて測定した。
[発明の効果] 以上の説明からも明らかなように、本発明の薄膜抵抗器
によれば、基板上に、両端に設けられ一方を短形に他方
を長形に形成した端子と、両端子間に連続的に配設され
た抵抗体とを成膜した抵抗器において、該抵抗体はタン
タル・シリコン合金薄膜から成り、上記抵抗器2個を組
合せくその一方の抵抗器の該短形端子と他方の抵抗器の
長形端子とが重なるよう両抵抗器の端子間を接合したの
で、従来より小型化され、高周波特性が良好で、かつ双
方向の端子から高周波電力の入力が可能となり、耐熱性
の大きい高周波用高電力形薄膜抵抗器が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高周波用高電力形薄膜抵抗器の断
面図、第2図はその透視平面図、第3図は本発明による
薄膜抵抗器と同じ材質で従来の角形チップと同型の薄膜
抵抗器の断面図、第4図はその平面図、第5図は本発明
による薄膜抵抗器と同じ材質で別の従来の薄膜抵抗器と
同型の薄膜抵抗器の断面図、第6図はその平面図、第7
図は本発明で使用したスパッタリング装置の断面図、第
8図、第9図、第10図は本発明による高周波用高電力
形薄膜抵抗器の諸特性を示す図、第11図、第12図は
第4図の薄膜抵抗器の諸特性を示す図、第13図、第1
4図、第15図は、第6図の薄膜抵抗器の諸特性を示す
図である。 1 、、、、、、、、高周波用高電力形薄膜抵抗器2 
、、、、、、、、基板 3 、、、、、、、、ペルジャー 4 、、、、、、、、A rガス導入口5 、、、、、
、、ターゲット 6 、、、、、、、、陽極 7 、、、、、、、、抵抗体膜 8.9 、、、、端子膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に、両端に設けられ一方を短形に他方を長形に形
    成した端子と、前記両端子間に連続的に配設された抵抗
    体とを成膜した抵抗器において、前記抵抗体はタンタル
    ・シリコン合金薄膜から成り、前記抵抗器2個を組合せ
    てその一方の抵抗器の該短形端子と他方の抵抗器の長形
    端子とが重なるよう前記端子間を接合して成る高周波用
    高電力形薄膜抵抗器。
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