JPH01318560A - 高周波電源装置 - Google Patents

高周波電源装置

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JPH01318560A
JPH01318560A JP63150996A JP15099688A JPH01318560A JP H01318560 A JPH01318560 A JP H01318560A JP 63150996 A JP63150996 A JP 63150996A JP 15099688 A JP15099688 A JP 15099688A JP H01318560 A JPH01318560 A JP H01318560A
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新田 晃
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誘導加熱や超音波発振器等の共振周波数を有
する負荷の駆動電源として用いられる高周波電源に関す
るものであり、特に直流電源から高周波を得るインバー
タを構成するスイッチング素子に発生しやすい過渡的な
過負荷を防止する手段を設けたものである。
〔従来の技術] 負荷に誘導成分と容量成分とを含むと共振回路を構成す
ることになり、その接続状態から直列共振回路と並列共
振回路とに分れる。電気回路論の公式により、前者の直
列共振回路においては、供給される電源周波数fOが共
振周波数fLにおいて最も負荷インピーダンスが低く、
共振周波数f。
から外れるに従って負荷インピーダンスが高くなるので
、共振周波数に設定した’1tg1f数が少々ずれても
代荷電流が増加することはない。逆に、並列共振回路に
おいては、共振周波数から外れると負荷インピーダンス
が次第に低くなるために負荷電流が増加し、過負荷状態
に陥いることがある。
一方インパー1を構成するスイッチング素子に流れる電
流に注目すると、つぎのように直列共振回路を有する負
荷でも電源周波数(インバータの動作周波数)によって
大きなピーク電流がスイッチング素子に流れて各素子に
大きな電力損失が発生することがある。
第4図は、上記の現象を説明するために示した従来装置
の例の接続図である。同図において、1は交流電力源で
あり、商用の三相または単相電源が用いられる。2は直
流電源回路であり整流回路と平滑回路とを内蔵している
。3はインバータ回路でありブリッジ接続されたトラン
ジスタ3a。
3b、3c、3dおよびこれらと逆並列に接続されたダ
イオード3e、3f、3g、3hからなる。
インバータ回路3の出力端子には負荷4が接続されてお
り、図において負荷4は容量性成分4cおよび誘導性成
分4Lによって直列共振回路が構成されている。インバ
ータ回路3と負荷4との間には必要に応じて変圧器が設
けられることもある。
5はインバータ回路3の制御回路であり、その動作周波
数は、基準周波数にて発振する発振′a6の出力f、の
位相にインバータ回路3の出力位相に位相検出器7にて
検出した信号foの位相を一致させるように動作する公
知のPLL制御系によって定められ、また出力電流は基
準電流設定器8の出力Irと出力電流検出器9の出力I
fとを比較し差信号へI=Ir−If  を得る比較器
10の出力によって出力パルス幅が制御されるPWM制
御系によって定まるよう構成されている。
第4図の装置において、インバータ回路の動作周波数f
oと負荷4の共振周波数fLとの大小関係とインバータ
回路3を構成するトランジスタに流れる電流との関係を
第5図(a)ないしfclの波形図によって説明する。
なお各波形図においてはインバータ回路3は最大出力時
のものを示しである。
第5図(mlは、fo<fL 即ち負荷4が6緻性を示
すときのインバータ回路3の出力電圧波形eo、出力電
流波形io、トランジスタ3a、3bに流れる電流11
およびトランジスタ3c、3dに流れる電流12を時間
軸とともに示しである。同様に第5図(粉はfo=fL
のとき、また第5図(clはf。>fい即ち負荷4が誘
導性を示すときの各波形を示す。fQ<fLのときは、
同図(atに示すように電圧波形の後半においては負荷
4側から波形の前半において導通していたトランジスタ
に逆並列されたダイオードを通って直流電源側に電流が
回生されている。いまトランジスタ3a、3bが導通し
て時刻t1以降ダイオード3e、3fが導通していると
すると、この状態は時刻t2まで継続し、時刻t!にお
いてトランジスタ3a、3bに代ってトランジスタ3c
、3dが導通ずる。このためダイオード3e、3fには
逆電圧が印加されて直ちに遮断に向うが、このダイオー
ド3e、3fが完全に阻止状態を回復するまでのtdの
期間(逆回復時間)は直流電源回路2の出力は、逆回復
電流が流れているために逆方向に導通状態にあるダイオ
ード3e、トランジスタ3cおよびトランジスタ3d、
ダイオード3fを通して完全短絡となり、これらの素子
に異常に大きな電流が流れる。この現象は導通ずるトラ
ンジスタが反転する毎に発生し、トランジスタやダイオ
ードの損失を大きく増加させることになる。
上記の現象は第5図(blに示すように同様の理由によ
ってfo=fLのときにも発生する。
次にfo>fLとなって電流波形が電圧波形より遅れる
(正確には上記ダイオードの逆回復時間以上に遅れる)
と、電圧の極性反転時にはトランジスタ3a、3bまた
は3c、3dのみが導通しており、次の電圧波形の半波
の前半においては、先の半波において流れていた電流を
維持すべくダイオードを通して電流が直流電源2に回生
きれている。
このとき導通しているダイオードは新しく導通しようと
するトランジスタと逆蛇列接続されているダイオードで
あるので、回生電流の終r時点においてダイオードの逆
回復に時間がかかつても直流電源2は姫路されることは
ない。例えば、先にトランジスタ3a、3bが導通して
いてトランジスタ3c、3dに代ったときには、誘導性
負荷の逆起電力による回生電流は負荷4→ダイオード3
h−直流電源2−ダイオード3gを通って流れる。
この回生電流が終了するとダイオード3g、3hに並列
接続されているトランジスタ3c、3d(すでに導通信
号が供給されている)を通して直流電源2から負荷4に
向う逆方向の電流が流れ始める。このときトランジスタ
3a、3bはこれより以前に遮断しているのでダイオー
ド3g、3hの逆回復が遅れても何ら問題はない。この
場合はダイオード3g 、3hとトランジスタ3c、3
dの両方を通って初期電流が流れることになるのでダイ
オード3g、3hの逆回復電流は負荷電流の立上りを助
ける方向に作用することになる。
一方、この場合、各トランジスタの遮断時には流れてい
る電流が先の(a) (blの場合と異なり、相当な値
であるのでこれを遮断するためのターンオフ時損失が発
生する。そしてこのターンオフ時損失は電流位相の遅れ
が大なるほど大きくなる。
第6図は、インバータを構成する各トランジスタに発生
する電力損失とインバータの動作周波数foとの関係を
示した線図である。同図において(イ)はターンオン時
の発生損失の平均値、(ロ)はターンオフ時の発生損失
の平均値、(ハ)は飽和時発生損失の平均値、(ロ)は
上記(イ)ないしくハ)を総合した全損失である。上述
のようにターンオン時損失は動作周波数foが共振周波
数f、より少し大きくなるf。
=f!において急速に減少し、以後はほとんど無視し得
る程度となる。これは第5図(alおよび(blに示し
たようなターンオフ時のピーク電流の発生がこのfo≧
f2においてナクするためである。またターンオフ時損
失はfo≧f2においてはfoに略比例する単調増加曲
線であり、f、(fLにおいてはほとんど無視し得る値
となる。ざらに飽和損失はf。
=hのときに最も導通期間が長くしかも定電流制御され
ているために波高値は一定に制限されていることがらf
o=fLの両側においてゆるやかに減少する曲線となる
。これら(イ)ないしくハ)を総合した全損失は図のに
)に示すように共振周波数fL  より少し高い周波数
のところで最小点を有し、その前後においてかなり急激
に増加する曲線となる。
従来の装置は、上記の通り動作を行うので、直列共振負
荷においてはインバーターの動作周波数を負荷の共振周
波数より若干高く発生損失が最小となるようにPLL制
a糸の動作周波数を定めている。
一方、並列共振負荷においては、動作周波数f。
が共振周波数fLよりずれると負荷電流が急増するので
、fo=fLとなるように制御されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置は、上記のように動作するので、定常動作中
は発生損失が最小になるように設定された周波数を保っ
て運転される。
しかるに、電源装置の起動時は、PLL制御系が目標の
周波数に達するまでに若干の時間がかかり、この過渡的
な期間においては前述のようなスイッチング素子に過電
流が流れたり、損失の増大をもたらすような周波数の頭
載を通過することになる。
ざらに、−度定常運転状態に達した後であっても負荷の
急変、例えば誘導加熱に用いる場合において誘導コイル
と被加熱物との間の距離が急変したり、あるいは加熱の
進行によって磁気変態点を超えたときのように負荷の共
振周波数が急変すると、これを検出して基準発祭器の周
波数を変咀しても、この新しい共振周波数にPLL 1
lilJ御系が追従して安定するまでの間も起動時と同
様にスイッチング素子にとって危険な状態になる。また
ノイズの混入などによって制御系に何らかの乱れが生じ
たときも同様の状態になる。
上記の問題点を解決する方法として、起動時にインバー
タのPWM制御系のデユーティを小さくして、出力電流
を小ざい値から次第に目標値まで増大させる。いわゆる
ソフトスタート方式を採用することが考えられている。
しかし、このソフトスタート方式においてもfo<fL
の周波数頭域における前述の第5図にて説明したピーク
電流が発生する。T脂性がある。さらに起動後の外乱に
より目的の最適周波数からずれたときには、ソフトスタ
ート方式では全く解決できないことになる。それ故、こ
れらのすべてを解決するためには、スイッチング素子に
出力電力をはるかに超える大容量のものを使用する以外
に方法がなかった。さらにまた、仮に大容量のスイッチ
ング素子を用いたとしても、従来の装置は出力制御と周
波数制御とを共にインバータ制御回路によって行ってい
たために、両割aI系が相互に干渉を起しやすく、これ
を防止するためには、両制御系のいずれかを主とし、他
を従として従となる方の制御系の応答速度を遅くしたり
利得を低くして干渉を避ける工夫をしなければならず、
このために目的の機能が十分に得られなくなるという欠
点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、インバータは出力に関係なく一定のデユーテ
ィ で動作させておき起動時または何らかの原因によっ
てインバータの動作周波数が目標の周波数から外れてい
る間はインバータの電力源となる直流電源の出力電圧を
低い値に制限し、インバータの動作周波数が目標値に一
致している間は直流電源の上記制限を解除するとともに
インバータの出力が所定の値となるように直流電源の出
力、即ちインバータの入力電源を調整することKよって
上記従来装置の欠点を解決したものである。
〔作用〕
本発明は、インバータの動作周波数が目標から外れてい
る間は電源電圧を低くすることによってインバータを構
成するスイッチング素子の過負荷を防止するとともに、
動作周波数が目標値に達したときには、出力の調整をP
WM制御によってインバータのデユーティを調整するの
ではなく、インバータの入力電源を調整することによっ
て行うようにして、周波数の制御系と出力制御系とを分
離して相互の干渉をなくし、共に最適な応答送度と利得
とに設定可能としたものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す接続図である。
同図において1は交流電力源で通常商用交流電源が用い
られる。2は直流電源回路であり、外部からの指令信号
によって出力調整が可能なサイリスタ式または整流用ダ
イオードとトランジスタ等を用いた制御整流回路と出力
平滑回路とから構成される。3はスイッチング素子によ
って構成されたインバータ回路であり、同図の場合はブ
リッジ接続されたトランジスタ3a、3b、3c、3d
と各トランジスタに逆並列に接続されたダイオード3e
、3f、3g、3hから構成されている。4は負荷であ
り、容量性成分4Cと誘導性成分4Lとが直列に接続さ
れた直列共振回路を構成している。11は出力周波数制
御回路であり、インバータ3の動作周波数を決定する。
この出力周波数制御回路11は電流位相検出器111、
電圧位相検出器112、位相比較器113、位相差設定
器114、比較器115、誤差増幅器116、電圧制御
発振器117およびロック検出器118によって構成さ
れている。
これらの位相検出器、位相比較器、電圧制御発振器等は
、PLL制御回路構成用の公知の四路素子を組合せるこ
とによって容易に製作でき、また既製PLL用集積回路
を応用すること罠よって簡素化することも可能である。
21は出力電流制御回路であり、出力電流設定器211
、出力周波数制御部11のロック検出器118の出力l
で閉じるアナログスイッチ212、比較器213 、2
17、誤差増幅器214゜218、出力電流検出回路1
4の出力を整流し直流電圧を得る整流回路215、初期
電圧設定回路216および誤差増幅# 214と218
との各出力信号のうちいずれか大なる方の信号を選択的
に出力するための出力クランプ用ダイオード219 、
220によって構成されている。また12は直流電源回
路2の出力電圧を検出し出力電流制御回路21の比較器
217に信号vfを出力する第1の電圧検出回路、13
はインバータ回路3の出力電圧を検出し出力周波数制御
回路11の電圧位相検出器112に供給する第2の電圧
検出回路、14は負荷電流を検出し、出力周波数制御回
路11の電流位相検出器111および出力電流制御回路
21の整流回路215に供給する出力電流検出回路であ
る。15は出力電流制御回路21の出力を受けて直流電
源回路2の出力を制御する直流電源制御回路であり、直
流電源回路2がサイリスタによって交流電源を割線整流
するものであるときにはサイリスタの点弧位相を定める
ための位相制御回路であり、トランジスタを用いるとき
にはベース駆動回路が主要部となる。16はインバータ
回路3の駆動回路であり、出力周波数制御回路11の出
力に応じた周期でインバータ回路3を構成するトランジ
スタ3a、3bまたは3c、3dを交互に導通させるた
めのインバータ駆動信号を出力する。
第1図の装置において図示を省略した起動回路から起動
指令信号が駆動回路16に供給されるまでは、インバー
タ回路3は動作を休止しており、第2の電圧検出回路1
3および出力電流検出回路14は何ら出力を発生しない
から出力周波数ms回路11は非制御の状態にあり、ロ
ック検出器118はロック信号lを発生しない。それ故
出力電流制御回路21のアナログスイッチ212は開い
たままであり、出力電流検出回路14の出力を整流した
整流回路215の出力Ifも零であるから誤差増幅器2
14も出力を発生しない。一方、直流電源回路2の出力
電圧VOCは第1の電圧検出回路12によって検出され
て信号■fとなり、出力電流制御回路21の比較器21
7において初期電圧設定器216の出力Vrと比較され
て差信号△V=Vr−V(となり、誤差増幅器218に
て適宜増幅されて信号a!となり直流電源制御回路15
に供給される。この結果、直流Wl源回路2は初期電圧
設定回路216の設定値Vrに対応した電FEvl)c
を出力することになる。ここで初期電圧設定回路216
の設定値vrは比較的低い電圧に設定しておく。
次に駆動回路16に起動指令信号が供給されると非制御
状態で自走発振している電圧制御発振器117の出力に
よって駆動回路16はインバータ回路3のトランジスタ
3aないし3dに駆動信号を供給し始める。この結果イ
ンバータ回路3は動作を始め出力電圧voを生じ負荷4
に電流1oを供給し始める。この始動時においては出力
周波数制御回路11は非制御の状態から始まるので、イ
ンバータ回路3の出力周波数は負荷4の共振周波数から
外れた周波数になっている可能性が高い。このためにロ
ック検出器118はロック信号lを発生せず、アナログ
スイッチ212は開いたままとなって、起#l萌と同様
に初期電圧設定器216の設定値Vrに対応した低い電
圧になるように直流電源回路2が制御される。この状態
で第2の電圧検出回路13および出力電流検出回路14
の各出力が出力周波数制御回路11の電圧位相検出器1
12および電流位相検出器111に供給され、雨検出器
の出力P1 、 hが位相比較器113にて位相差に対
応した電圧s1に変換される。この位相比較器113の
出力S1は位相差設定器114の出力Srと比較器11
5にて比較され、差信号へ5=Sr−Ssが誤差増幅器
16にて適宜増幅されて信号Ssとなる。電圧制御発振
! 117はこの信号S3に対応した周波数の信号を発
振し、駆動回路16はこの電圧制御発振器の出力信号の
周波数に対応した周波数の矩形波駆動信号をインバータ
回路3に供給する。この出力周波数制御回路11におい
て、電流位相検出器111の出力信号P!が電圧位相検
出器112の出力信号P!よりも進んでいるときに位相
比較器113の出力S1が負となり、逆の場合(電流位
相が遅れの場合)に正となるように位相比較器の出力極
性を定めておき、また電圧制御発振器117は入力信号
S3が正のときは発振周波数が高(なり、S3が負のと
きは発振周波数が低くなるように設定しておく。電流位
相が進んでいるとき、即ち前述の第5図(atのような
場合には、インバータの動作周波数fOが負荷の共振周
波数fLより低い(fo<fL)ので5r−3t>Oと
なって信号Ssは正となり、電圧制御発振器117の出
力周波数が差43号S3に相当する分だけ上昇する。こ
れによってインバータ回路3の出力周波数が上昇し、f
o=f(、となると信号S1は零となるが比較器115
の出力△5=Sr−St=Sr>0となるので83もい
まだ正であり、インバータ回路3の動作周波数はさらに
上昇をつづける。次にfo>fLとなると第5図(cl
にて示したように電流位相?、は次第に電圧位相P!よ
り遅れるようになるが、これらの差SRが位相差設定器
114の設定値Sr に達するまではSs>0であるの
で動作周波数は上昇を続けることになる。
インバータ回路3の動作周波数foが上昇して位相差S
lが設定値Srに略等しくなると誤差増幅器116の出
力S3は略零となり電圧制御発振W 117はそのとき
の発振周波数で停止する。また仮にインバータ回路3の
動作周波数fOが過大となって位相差が大きくなり、S
>Sr  となると誤差項I喝器116の出力SSは負
となり、この負信号入力に応じて電圧制御発振器117
の出力周波数が低下し、S+=SrK向うよう@御され
る。
このようにしてインバータ回路3の出力周波数が負荷4
の共振周波数よりも若干高目になって負荷4の電流位相
が電圧位相に対して設定されたSrだけ遅れる状態に至
るまでの期間はSr+431であるので周波数ロック検
出回路118はロック信号lを出力しない。このために
出力電流制御回路21のアナログスイッチ212は開放
のままであるので直流電源回路2は、起動前と同様に初
期電圧設定器216にて設定された低い電圧に保たれる
。このため、インバータ回路3の出力周波数が負荷の共
振周波数に対して一定の関係にある損失が最少になる目
標の周波数より外れていてもインバータ回路に供給され
る直流電源2の出力電圧が低いのでスイッチング素子が
過負荷になることはない。
インバータ回路3の動作周波数foが目標値に達して位
相比較器113の出力Slが位相差設定器114の設定
値Srに略等しくなると、周波数ロック検出回路118
はロック信号!を出力する。このロック信号lによって
アナログスイッチ212は閉じ、出力電流設定a211
の設定値1rは比較器213  に伝達される。比較器
213においては、出力電流検出回路14の出力を整流
回路215にて整流したフィードバック信号Ifが出力
電流設定値Irと比較され、差信号al= Ir−I(
が誤差増幅器214を経て出力される。この出力信号a
1は初期電圧制御用の誤差増幅器218の出力a!より
も大きいので、直流電源制御回路15には電流誤差信号
atが供給されて、直流電源回路2は所定の出力電流が
得られる値の高い出力電圧をインバータ回路3に供給す
る。
なお、このようにしてインバータ回路3の出力周波数が
目標値に達した後に、負荷4の共振周波数が急変するな
どして最適の周波数からずれると。
周波数ロック検出回路118はこれによってロック信号
lの出力を停止し、アナログスイッチ212が開放され
るので、起動前および直後と同様に直流電源回路2に対
する出力電流のフィードバック制御は中断し、初期電圧
設定器216にて設定された低い出力電圧に保つように
制御方式が切りかえられる。出力周波数制御回路11が
応答して電圧制御発振器117の出力周波数が負荷の共
振周波数に対応した最適の周波数に達すると再びロック
信号lが出力されて直流電源回路2は低電圧出力から出
力電流設定器211の設定値になるように制御方式が切
りかえられる。
第2図は、第1図の実施例におけるインバータ回路のト
ランジスタに発生する電力損失を第6図と同様に横軸に
動作周波数fOを取って示したものである。同図におい
て実線は本発明の装置の電力損失の変化を示し、破線は
第4図の従来装置における電力損失の変化を示している
。また同図においては電圧制御発振器117は非制御の
とき、即ち入力信号が零のときには自走発振周波数とし
て負荷4の共振周波数fLよりも若干低いflで発振し
ているものとして示しである。電圧制御発振n 117
が非制御のときに共振周波数fLよりも高い周波数f3
で発振しているときには図の右方に示した一点鎖線のよ
うになる。
同図に示したように、インバータ回路を構成するトラン
ジスタの負担電力は、目標の最適周波数f2に達するま
では初期電圧設定器216にて設定された低い電圧に対
応した低電力であり、従来の装置におけるよりも極端に
小さな値にすることができる。
第1図においては、負荷4として直列共振のものについ
て説明したが、負荷が並列共振のものであっても同様の
装置で本発明は実施できる。
並列共振形の負荷の場合には、先に説明したように共振
周波数の前後においてインバータ回路を構成するトラン
ジスタに流れる電流が急増する。
そこでインバータ回路の動作周波数としては負荷の共振
周波数に等しい周波数にすればよい。それ故、第1図の
実施例において位相差設定器114の出力Srを零にす
ることによって並列共振負荷に適用できる。第3図はこ
の場合のインバータ回路3のトランジスタ3aないし3
dに流れる電流ITの変化をインバータの動作周波数f
o−キ斡#≠呑に対して示【7た線図である。
同図において実線は本発明の装置におけるトランジスタ
に流れる電流Ipの変化を示し、破線は従来装置におけ
る電流工Tの変化を示している。同図から判るように本
発明においては、初期電圧設定器216の設定値Vrを
低い値に定めておくことにより、トランジスタに流れる
電流を十分に低い安全な値に抑えることができる。
さらにまたインバータの出力として定電圧の出力を得る
必要があるときには、出力電流をフィードバックするか
わりに出力電圧をフィードバックし、基1mと比較して
差信号が減少する方向に直流電源回路2の出力電圧を制
御するように出力制御部21および直流電源制御回路1
5を構成すればよい。
なお、本発明に使用するDC/AC変換回路としては第
1図に示したフルブリツノ形インバータを用いるものに
限らず、スイッチングによりDC/AC変換を行うもの
であればよく、ハーフブリッジ方式、プッシュプル方式
あるいは電流形の各種インバータなど種々のもの応用可
能である。
〔発明の効果〕
本発明の装置は、上記のように動作するので、インバー
タを構成するスイッチング素子が過負荷となることがな
く、スイッチング素子の容量をインバータ回路の出力g
Nによってのみ定めればよいことになる。それ故、装置
を小形、軽量安価にし得るのみならず、内部損失の少な
い高効率の装置を得ることができる。もちろん内部損失
が少ないことから、発生熱量も減少し、これらの素子を
冷却するための装置も小形にし得るものである。
さらに本発明においては、過負荷防止のための手段と、
出力調整の手段とを共に直流電源の出力を調整すること
によって行ない、負荷の共振周波数に対応した周波数を
得るための周波数制御はインバータ回路の動作周波数を
調整することによって行なうようにして、出力電流、電
圧の調整と周波数の調整とを別系統にし、かつ相互間は
単に出力調整系を周波数ロック信号の有無により制限さ
れた低出力と定常出力とに切替える信号の授受のみであ
るので、両制御系統が干渉を起すことがなく極めて安定
した動作が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す接続図、第2図は第1図
の装置においてトランジスタに発生する電力損失の様子
を説明するための線図、第3図はするための線図、第4
図は従来の装置の例を示す接続図、第5図fa)ないし
くclは直列共振回路において、供給電源の周波数が負
荷の共振周波数を中心に大、小に変化したときにインバ
ータを構成するスイッチング素子に流れる電流の変化を
説明するための線図、第6図はスイッチング素子に生ず
る電力損失をインバータの動作周波数の変化に対して示
した線図である。 2・・・直流電源回路、3・・・インバータ回路、4・
・・共振負荷、11・・・出力周波数制御回路、12・
・・第1の電圧検出回路、13・・・第2の出力電圧検
出回路、14・・・出力電流検出回路、15・・・直流
電源制御回路、16・・・駆動回路、21・・・出力電
流制御回路、3a、3b、3c、3d=・トランジスタ
、3e、3f、3g、3h・・・ダイオード、111・
・・電流位相検出器、112・・・電圧位相検出器、1
13・・・位相比較器、114・・・位相差設定器、1
17・・・電圧制御発振器、118・・・周波数ロック
検出器、211・・・出力電流検出器、212・・・ア
ナログスイッチ、216・・・初期電圧設定器 代理人 弁理士  中  井   宏 第3図 f、      fLf。 周波 数 (Hz) 第6図 屑波数(Hz) 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 高周波電源装置 3、補正する者 事件との関係  特 許 出 願 人 大阪市淀用区田用2丁目1番11号 (02B)  株式会社 ダイヘン 4、代理人 住 所  〒532  大阪市淀用区田用2丁目1番1
1号5、 補正命令の日付  昭和63年9月27日(
全送日)6、 補正の対象    図 面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共振周波数を有する負荷に最適動作周波数の電力を
    供給するようにした高周波電源装置において、出力電圧
    が調整可能な直流電源と、前記直流電源の出力をスイッ
    チングによつて無調整で交流に変換するDC/AC変換
    回路と、前記DC/AC変換回路の出力周波数を監視し
    負荷の共振周波数に対応した目標の周波数に保持すると
    ともに目標の周波数に達したことを検出して周波数ロッ
    ク信号を出力する前記DC/AC変換回路の出力周波数
    制御回路と、前記出力周波数制御回路からの周波数ロッ
    ク信号が入力されるまでは前記直流電源の出力電圧を低
    電圧に制限し、周波数ロック信号によつて前記制限を解
    除するとともに、前記DC/AC変換回路の出力をあら
    かじめ定めた基準値に一致するように前記直流電源の出
    力を調整する出力制御回路とを具備した高周波電源装置
    。 2、前記出力周波数制御回路は、出力電圧位相検出回路
    と、出力電流位相検出回路と、前記出力電圧位相検出回
    路の出力と前記出力電流位相検出回路の出力とを入力と
    し両出力信号の差を演算する位相差演算回路と、位相差
    設定回路と、前記位相差設定回路の出力と前記位相差演
    算回路の出力との差信号を得る比較器と、前記比較器の
    出力に応じた周波数の信号を発生する電圧制御発振器と
    、前記電圧制御発振器の出力に応じて前記DC/AC変
    換回路を駆動する駆動回路と、前記位相差設定回路の出
    力信号Srと前記位相差演算回路の出力S_1とを入力
    とし(Sr−S_1)が基準値になつたことを検出し周
    波数ロック信号lを出力するロック検出回路とからなる
    回路によつて構成された請求項1に記載の高周波電源装
    置。
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