JPH01320103A - 分離された木質繊維素材料の成形方法および該方法により得られた製品 - Google Patents

分離された木質繊維素材料の成形方法および該方法により得られた製品

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JPH01320103A
JPH01320103A JP14670088A JP14670088A JPH01320103A JP H01320103 A JPH01320103 A JP H01320103A JP 14670088 A JP14670088 A JP 14670088A JP 14670088 A JP14670088 A JP 14670088A JP H01320103 A JPH01320103 A JP H01320103A
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fiber material
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molding
mold
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A Dillong Edward
エドワード エイ ディロング
Paul Dillong Edward
エドワード ポール ディロング
S Richie George
ジョージ エス リッチー
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分離された木質繊維素材料 (dissociated 11gnocellulo
sic material)から成形製品を製造する方
法およびこの方法により得られた製品に関する。
本発明は、さらに、合板、ウェーハーボード、方向性繊
維板、パーティクルボードおよびその他の成形製品の製
造に通常使用されているフェノール樹脂の全体または一
部に代替し得るバインダーとしての、分離された木質繊
維素材料の用途にも、関する。
本発明成形方法の出発原料である分離された木質繊維素
材料は、爆発的乃至急速脱圧力(explo−sive
 depressurization )により製造さ
れる。急速脱圧カプロセスは、オート麦の殻、トウモロ
コシの茎、バガス、小麦の藁、オート麦の藁、大麦の藁
、稲藁および多くの木材種などの植物成長材料を含む木
質繊維素材料を使用する。急速脱圧カプロセスは、以下
の工程を備えている: (1)分断され、表面が露出し
ており、湿潤状態にある木質繊維素材料を弁付きの出口
機構を備えた圧力容器に充填する; (2)弁を閉じた
状態で、少なくとも400ps iの蒸気で圧力容器を
急速に満たし、実質的に全ての木質繊維素材料を60秒
以内に185〜240℃の温度に導いて、木質繊維素材
料を熱的に軟化させてプラスチック状態とする;(3)
プラスチック状態が得られたら、直ちに弁付きの出口機
構を開いて、瞬間的かつ爆発的に(instantly
 and explosively )圧力容器から大
気中に木質繊維素材料を排出する。この爆発的プロセス
は、リグニンとヘミセルロースとの間の化学的クロスリ
ンクを破壊して、化学物質の混合物を作り出す。本明細
書において“分離された木質繊維素材料”と呼ぶこの混
合物は、陶土(pot−ting 5oil )様の粒
状体である。これは、主に、セルロース、リグニン、酢
酸、グルクロン酸、フルフラール、キシロース糖および
キシランからなっており、それぞれの物質相互は、実質
的に化学的に分離している。蒸気を使用するこの様な爆
発プロセスは、本発明者らのカナダ特許 節1,096,374号、第1,141,376号およ
び第1.217.765号に詳細に説明されており、ま
た該方法で使用する装置も、同様に開示されている。
従来、分離された木質繊維素材料は、動物用食餌として
、或いは多数の化学的成分を含む混合物の製造原料とし
て、有用であろうと考えられていた。しかしながら、急
速脱圧カプロセスによって得られた混合物を型内で加熱
加圧することにより、混合物中の分離された各成分を再
結合させて、高度に架橋重合されたマトリックスを得る
ことが出来ることが見出された。成形圧力および温度、
型内滞留時間を種々組合わせることにより、材料の架橋
重合(クロスリンキング)の程度を変化させ、以て最終
製品の強度と密度とを制御することが出来る。
本発明のある実施例においては、分離状態にある混合物
中の水溶性コンポーネントを除去し、他の代替的架橋重
合性コンポーネントにより置換する。
また、分離された木質繊維素材料と種々の繊維質または
木質材料との混合物から成形製品を作り得ることも見出
された。この場合、分離された木質繊維素材料は、フィ
ラーおよびバインダーとして作用する。さらに、バイン
ダーとして作用する分離された木質繊維素材料は、石炭
、アスファルト、ガラス繊維およびその他の非木質材料
の如き多数の骨材(aggregates)を包むこと
が出来る。
従って、本発明は、骨材材料を添加しまたは添加するこ
となく、分離された木質繊維素材料を成形して、剛性製
品を製造する方法にも関する。もし、必要ならば、出発
原料の水分含有量を成形に適したレベルにまで低下させ
ることが出来る。該飼料は、次いで、あらかじめ適切な
温度に与熱されているモールドに充填される。次いで、
剛性製品を形成するに十分な圧力が十分な時間にわたり
、付与される。成形製品は、必要ならば、内部応力を解
放するために、加圧下の非加熱状態のモールドに入れら
れ、キュアーされる。
成形板およびその他の製品の製造における経済性は、分
離された木質繊維素材料の水溶性成分の除去、および単
離された化学品の分取により、大巾に改善される。すな
わち、置換に使用される架橋重合用化学品のコストが、
水溶性成分の価値よりも、著しく低いからである。分離
された木質繊維素材料からの水溶性化合物のより好まし
い抽出方法は、以下の工程からなっている二分離された
木質繊維素材料を上方および下方に開口を有するカラム
に入れ、上方の開口から溶剤としての水を加え、カラム
内の内容物を攪拌することなく、重力により溶剤を該材
料中を上から下に浸透させ、次いで、溶剤を該材料から
分離して、カラムの下方の開口から取り出す。次いで、
湿潤浸透による混合のために、上記の水洗の場合と同様
に、リグニン架橋重合成分の水性溶液がカラムに加えら
れる。次いで、カラム内容物が取り出され、脱水され、
さらに必要ならば、水分含有量を低下させるために、乾
燥される。次いで、生成物は、上記の非処理状態の分離
された木質繊維素材料について述べたと同様な方法で、
成形される。
実施例 上記の方法およびカナダ特許カナダ特許第1.096,
374号、第1,141.376号および第1,217
,765号に記載の方法により製造された直後の分離さ
れた木質繊維素材料は、通常過剰量の水分、すなわち、
成形工程の妨げとなる程度の水分を含んでいる。成形に
先立って、水分含量が約5%となるまで乾燥を行うこと
により、良好な結果が得られることが判明した。この乾
燥は、該材料を室温で十分な時間大気にさらすことによ
り、行うことが出来る。水分含量を正確に制御すること
は、成形にとって必須ではない。
何故ならば、結果は若干劣るかも知れないが、幾分過剰
または過少の水分含量でも、成形は実施可能であるから
である。
一度水分含量がこの様に減少すると、分離された木質繊
維素材料は、所望の寸法と形状のモールドに充填または
インジェクトされる。成形製品は、パーティクルボード
、ウェハーボード、ファイバーホード、ハードボード、
合板などの良好な代替品となり得ることが、判明した。
したがって、モールドの形状は、製品の種類に応じて、
定められる。
成形圧力、温度および滞留時間は、製品の種類に応じて
、選択される。
成形は、広い温度範囲で行い得る。成形中に生ずる架橋
重合反応は、温度が高い程、より速く進行する。成形温
度が高くなると、一定圧力での製品の密度が、増大する
ことが見出された。−船釣な目的の製品を製造するに際
しては、約70〜260℃の範囲の温度が、有用である
ことが判明した。モールドを与熱しておくことにより、
所望の成形温度を得ることも出来る。本明細書において
は、“成形温度″とは、モールドの温度を意味する。モ
ールド内の材料全体がこの温度にまで加熱されるか否か
は、モールドの厚さと滞留時間に依存する。或いは、大
容積の製品、例えば、鉄道用枕木または構造部品を成形
する場合には、モールド内で出発原料を加熱するよりは
、或いはモールド内での出発原料の加熱に加えて、出発
原料を予備加熱することも、可能である。材料の予備加
熱は、フルフラールなどの揮散を防止するために、密閉
容器内で行うべきである。
成形圧力も、成形製品の所望の密度に応じて、広い範囲
から選択することが出来る。約20〜1500psiの
範囲の成形圧力が採用可能であることが、判明した。良
好な一般的目的製品の製造には、600〜700psi
の範囲の圧力が、使用され得る。
成形製品をコルクに似たものとするには、約70〜11
0℃の成形温度および約20〜90psiの成形圧力を
採用することが出来る。この様な製品は、生物分解性植
物栽培ポット(bio−dcgradable pla
nting pot )において、徐放性肥料を包むた
めに使用することが出来る。
比較的低温(例えば70〜120℃)で成形を行い、次
いで約300℃に加熱されたモールドプラテンを短時間
当てることにより、高い靭性と耐水性とを備えた低密度
成形製品を得ることが出来る。この操作は、成形製品表
面のセルロースをプラスチック化させる。
家具用ボードに類似する密度(中密度)を有する成形製
品を製造するには、約120〜145℃の成形温度およ
び約100〜700psiの成形圧力が使用され得る。
高密度成形製品を製造するためには、約120〜165
℃の成形温度および約700〜1500psiの成形圧
力が使用され得る。適切な高温および高圧を採用するこ
とにより、例えば、玉突きテーブルの上板のスレートに
代替し得る非常に高密度の製品を得ることが出来る。こ
の様な製品は、非常に密度が高いので、至近距離から発
射された220径ライフル弾も、4〜5a+m以上は、
侵入しない。
モールド内での滞留時間は、ボードの厚さと製品の所望
の密度とに依存して、非常に広い範囲で変わり得る。材
料は、絶縁材としての作用を発揮する。厚さの大きな成
形製品は、モールドからの熱が完全に材料に浸透し、ク
ロスリンキング発生後にこれをキュアーさせるのに、よ
り長い時間を必要とする。製品の厚さ全体に均一な架橋
重合を生じさせるためには、滞留時間を長くすることが
でき、これに対応して、温度を低下させることができる
。温度、圧力および厚さが一定である場合には、滞留時
間の延長は、製品密度を増大させることが見出された。
約5秒乃至30分の範囲の滞留時間が、良好な結果をも
たらした。
モールドには、通気孔を設けて、蒸気および成形中に発
生する他のガス類の連続的放散を可能とする必要がある
ある場合には、成形後の成形品のキュアーを行い、内部
応力の除去を可能とするようにすべきである。
高密度製品については、より長いキュアー時間が必要で
あり、成形圧力に等しいか類似の圧力下にある非加熱モ
ールドに成形直後の成形製品を移して、製品をキュアー
させることが好ましい。
分離された木質繊維素材料が上記の様にして成形される
と、リグニンは、フルフラール、脂肪酸類およびキシラ
ンと架橋重合する。成形温度が約240℃まで上昇する
と、分離された木質繊維素材料中の酸類は、高速でキシ
ランおよびキシロース糖と反応して、フルフラールの濃
度を上昇させ、この高濃度のフルフラールがリグニンと
の架橋重合度を増大させて、より密度が高く、より強度
の大きい製品を作り出す。これらの反応をコントロール
することにより、成形製品の強度、耐水性および密度を
変化させることが出来る。
若し、反応速度を増大させること、或いは成形温度を低
下させること、或いは更にその両者を望む場合には、酸
触媒(鉱酸、有機酸、ルイス酸またはこれらの混合物な
ど)を添加して、キシランおよびキシロース糖のフルフ
ラールへの加水分解の速度および程度を増大させること
が出来る。この生成したフルフラールが、リグニンとの
架橋重合度を増大させる。パラホルムアルデヒド、フリ
ーの或いはグリコシドとしてまたは短鎖オリゴサツカラ
イドとして結合した六炭糖、或いは他のクロスリンキン
グ剤を分離された木質繊維素材料に加えて、フルフラー
ルのみで生ずる架橋重合度よりも高い架橋重合度を得る
ことも可能である。該フルフラールは、急速脱圧カプロ
セス中およびモールド内での加熱サイクル中に材料中の
キシロースおよびキシランから生成されるものである。
−に記の方法において、分離された木質繊維素材料は、
成形製品のフィラーおよびバインダーを構成する。しか
しながら、本発明は、おが屑、木材薄片(wood w
afer) 、木材繊維(wood fibers )
、藁識維(straw fibers)、バガス繊維(
bagasseflbers) 、ガラス繊維、アスベ
スト繊維、炭素繊維、石炭、砂などの材料と組み合わせ
て、分離された木質繊維素材料を使用することをも、包
含する。この場合には、分離された木質繊維素材料は、
成形製品中で、フィラーとしての働きもするが、第一義
的には、バインダーとして作用する。すなわち、上記の
おが屑等の成形素材を成形するに際してバインダーとし
て一般に使用されているフェノール樹脂およびこれに類
似の物質を全面的に或いは部分的に代替するものである
。この様な使い方をする場合には、成形に先立って、お
が屑等の成形素材と分離された木質繊維素材料とを十分
に混合すべきである。
一般に、成形素材の割合が多い程、成形製品は軟らかく
なる。例えば、比較的柔らかな最終製品を製造するため
には、分離された木質繊維素材料1部とおが屑約4部と
の割合で混合する。より硬いボードを得るためには、分
離された木質繊維素材料1部とおが屑約1部またはそれ
以下との割合とすることが好ましい。
なお、特定の用途に適合した所望の特性を有する成形製
品を得るためには、上記以外にも、種々の組合わせの混
合物が使用可能であること、成形圧力、温度および滞留
時間の様々な組合わせがあり得ることなどは、当業者に
とって自明のことであろう。さ゛らに、必要に応じて、
付加的な特性を発揮させるために、成形に先立って、保
存剤、撥水剤、難燃剤などを添加し得ることも、言うま
でもない。
さらにまた、成形に先立って、成形されるべき材料に肥
料を混合することも、可能である。得られる製品は、土
壌への肥料の徐放を可能とし、通常肥料を使用する場合
に非常にしばしば起こる肥料の急速な流失および水路の
汚染を防止することが出来る。
下記の実施態様においては、分離された木質繊維素材料
中の水溶性物質は、水洗により除去される。この除去作
業により、混合物の架橋重合能は、大部分失われる。水
溶性物質には、酢酸、グルクロン酸、バニリン、シリン
ガアルデヒド、植物蛋白質、フルフラール、無機塩類、
キシロースおよびキシロースオリゴマーが含まれている
水洗された、分離された木質繊維素材料の結合特性を回
復させるために、架橋重合組成物を加える必要がある。
通常この種の組成物は、炭水化物とともに、酸性触媒を
含んでいる。酸性触媒としては、硫酸の如き鉱酸、酢酸
の如き有機酸、塩化亜鉛の如きルイス酸などの各種の酸
の一種または二種以上が挙げられ、また炭化水素として
は、分離された木質繊維素材料から抽出された水溶性物
質中に存在するものの如き五炭糖類、六炭糖類、そのグ
リコキシド類または短鎖オリゴサツカライド類、或いは
五炭糖類と六炭糖類との混合物などが挙げられる。若し
、五炭糖を使用する場合には、成形時の有効架橋剤は、
フルフラールであり、六炭糖を使用する場合には、成形
時の有効架橋剤は、ヒドロキシメチルフルフラールであ
る。従って、組成物中の不定形炭水化物成分をフルフラ
ールまたはヒドロキシメチルフルフラールにより置換ま
たは補充しても良い。経験によれば、ヒドロキシメチル
フルフラールは、傑出して優れた架橋重合剤であるので
、六炭糖の方がより好ましい。
水溶性物質を除去するために、分離された木質繊維素材
料は、カラム内で洗浄される。この操作は、溶剤を加え
且つ分離された木質繊維素材料を収容するための上方開
口および溶出液を取出すための下方開口を備えたカラム
を使用して行われる(本明細書においては、“溶出液”
とは、溶解若しくは懸濁した物質を含み、カラムから取
出される溶剤を意味する)。カラムとしては、上方の開
口したシリンダーまたは断面長方形のチューブであって
、溶出液を回収するためのラインおよび容器に接続する
排出システムを底部に備えた形式のものが好適である。
カラムには、必要な抽出の程度に応じて、適宜の高さま
で分離された木質繊維素材料を充填すれば良い。本発明
者は、5フイートの高さまで充填したカラムにより、良
好な結果を得たが、1フイートから20フイ一ト以上の
高さでも支障なく作業を行うことが出来た。
木質繊維素材料中には、元来水が存在するし、また急速
脱圧カプロセスの第1段階中にも吸収により、加えられ
る。従って、分離された木質繊維素材料の水溶性フラク
ションは、材料中の水により、すでに溶解されている。
カラム内での材料の密充填または圧縮は、溶剤の流動を
妨げるので、避けるべきである。次いで、水をカラムに
加える。加えられた水は、ベツドを下方に向かって浸透
し、水溶性成分を含んですてにカラム内に存在する水を
前方に押しやる。カラムの底部から出てくる溶液は、当
初は非常に濃度が高いが、充填された材料内のボアーま
たはチャンネルの存在が均一ではないので、流入する液
体が全ての液体流動チャンネルを流れるわけではない。
従って、完全な一体流動(plug flow )は実
現されず、溶解物質の濃度は指数関数的に低下する。水
抽出性の物質は、分離された木質繊維素材料の約25重
量%(乾燥基準)を占める。5フイートのカラムに分離
された木質繊維素材料を緩く充填した場合には、カラム
容量の約2倍の水を使用するのみで、99%以上の水溶
性物質が除去された。
水溶性物質の除去は、通常のパルプ製造技術、例えば、
非常に大量の水を使用して既に存在する溶液を高度に希
釈することにより溶剤交換を行う方法などの他の方法に
よっても、実施可能である。
水洗された材料を成形に使用するという観点からは、水
溶性成分がどの様にして除去されたかは、問題とはなら
ない。しかしながら、前述のカラム法は、水溶性成分の
経済的な回収を可能とするので、好ましい。
水洗後の分離された木質繊維素材料は、リグニンと架橋
重合し得る化学成分を実質的に含まない。
若し、必要ならば、分離された木質繊維素材料の水洗を
より緩やかに行って、架橋重合能ある化合物の除去を一
部に止どめておくことも、可能である。
材料のバインダー特性を回復させるために、適当な架橋
重合組成物を加える必要がある。代表的な組成物は、水
溶性の酸(硫酸、酢酸など)と五炭糖または六炭糖(ま
たは両者の混合物)との組合わせである。五炭糖および
六炭糖は、フリーの形態でも良く、グリコシドの形態で
も良く、低分子母オリゴサツカライドの如き複合体であ
っても良い。これらの炭水化物は、分離された木質繊維
素材料から水洗により得られたものであっても良い。酸
を0.2〜1.0%の濃度で且つ糖類を2〜12%の範
囲で含有することが出来る架橋重合剤組成物は、カラム
の上方から加えられ、カラム内の材料中を下方に移動す
る。当初には、前工程からの水が、プラグフローの状態
で出てくる。十分示の組成物を加えて、カラムからの水
性溶出液のpHが入口からの溶液と同程度に低くなる様
にし、これにより、カラムを出る酸がカラム内全体の内
容物を等しく湿らせたことを示す様にする。
この時点で、材料をカラムから取出し、実用上可能な限
り脱水し、さらに空気中または加熱乾燥機中で乾燥する
。材料は、次いで、バインダーとして使用するに適した
微粉末とするために、粉砕または破砕される。成形に先
立って、製品の仕様書に応じて、乾燥材料には、繊維系
骨材材料、保存剤、耐水性付与剤、燃焼遅延剤などが混
合される。
吸水性のフィラー(おが屑、ウッドチップなど)を使用
する場合に成形品の耐水性を改善するために、おが屑、
ウッドチップなどに酸/炭水化物系架橋重合剤を含浸さ
せておいても良い。この場合には、バインダー/フィラ
ーの界面にフルフラールまたはヒドロキシメチルフルフ
ラールが生成されて、フィラー周囲にシールが形成され
る。一般に、該材料は、水洗処理に供されなかった、分
離された木質繊維素材料と同様な方法で成形され得る。
ある場合には、成形品を燃焼に供することが必要となる
ことがあり、石炭のような骨材を製品中に含むことが好
ましい。この様な場合には、カラムに入れる前に、架橋
重合剤と燃焼促進剤(硝酸塩など)、火炎着色剤(所望
の色に応じて種々の無機塩類)などとを混合することが
出来る。この様な成形燃料は、暖炉用木材、ブリケット
様塊などの形態とすることが出来る。
架橋重合剤組成物中に鉱酸も有機酸も含まれておらず、
ルイス酸塩が含まれている場合には、この塩は、乾燥状
態で、理想的には水分含有率が1%未満の鉱物として、
混合されることが必要である。
酸が触媒として働く限り、少量の使用で良いが、絶対的
に必要な量は、繊維系材料または骨材材料の性質、毛管
現象による架橋重合性炭水化物からの酸の引出し能力な
どにより、定まる。分離された木質繊維素材料の全体に
おいて、不定形の炭水物含量は、当初の木質繊維素材料
にもよるが、15〜25%の範囲内にある。分離された
木質繊維素材料の水洗および他の架橋重合性炭水化物剤
との併用により、この糖の世を半分以下に減少させるこ
とができ、しかも最終的に得られる組成物は、依然とし
て有効なバインダーとして働く。
(以上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]下記の工程からなる分離された木質繊維素材料の
    成形方法: (A)分離された木質繊維素材料を下記の段階により製
    造する; (1)分断され、湿潤状態にある木質繊維素材料を弁付
    きの出口機構を備えた圧力容器に充填し、 (2)弁を閉じた状態で、少なくとも400psiの蒸
    気で圧力容器を急速に満たし、実質的に全ての木質繊維
    素材料を60秒以内に185〜240℃の温度に導いて
    、木質繊維素材料を熱的に軟化させてプラスチック状態
    とし、 (3)プラスチック状態が得られたら、直ちに弁付きの
    出口機構を開いて、瞬間的かつ爆発的に圧力容器から大
    気中に木質繊維素材料を排出することにより、木質繊維
    素材料のリグニンとヘミセルロースとの間のクロスリン
    クを破壊し、水溶性化学物質の混合物を形成せしめて、
    分離された木質繊維素材料を形成させる工程; (B)該分離された木質繊維素材料を水洗して、該水溶
    性化学物質を実質的に除去する工程; (C)水洗された該分離された木質繊維素材料に架橋重
    合剤と触媒とを加えて成形可能な分離された木質繊維素
    材料を調製する工程、 但し、該架橋重合剤は、五炭糖、六炭糖、両者のグリコ
    シド類および複合体、フルフラール、ヒドロキシフルフ
    ラールおよびこれらの混合物からなる群から選択され、
    該触媒は、酸性触媒である; (D)該成形可能な分離された木質繊維素材料を乾燥し
    て、水分含量を約5%以下とする工程; (E)該成形可能な分離された木質繊維素材料を加熱さ
    れた、通気孔付きのモールドに充填する工程; (F)該モールド内の成形可能な分離された木質繊維素
    材料に70〜260℃の範囲内の温度で5秒乃至30分
    間の範囲内の時間にわたり20〜700psiの圧力を
    かけて、剛性製品を形成させる工程;および (G)成形製品をモールドから取出す工程。 [2]モールドが約70〜260℃の範囲の温度に予熱
    されており、約300℃に予熱されたモールドプラテン
    が成形後の成形製品に適用される特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 [3]カードボードと同等の密度を有する成形製品を必
    要とする場合に、モールドを約70〜110℃に予熱し
    、モールド内の材料に約20〜90psiの圧力を適用
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 [4]家具板と同等の密度を有する成形製品を必要とす
    る場合に、モールドを約120〜145℃に予熱し、モ
    ールド内の材料に約100〜700psiの圧力を適用
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 [5]成形に先立って、分離された木質繊維素材料に保
    存剤成分を添加する特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 [6]成形に先立って、分離された木質繊維素材料に撥
    水剤成分を添加する特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 [7]成形に先立って、分離された木質繊維素材料に燃
    焼遅延剤成分を添加する特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 [8]酸性触媒が、鉱酸、有機酸およびルイス酸からな
    る群から選択される特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 [9]成形製品が、高温モールドから等しい圧力下にあ
    る非加熱モールドに移されて、成形製品のキュアーが行
    われる特許請求の範囲第1項に記載の方法。 [10]分離された木質繊維素材料と、ウッドウェーハ
    ー、ウッドファイバー、ストローファイバー、バガスフ
    ァイバー、おが屑、ガラス繊維、アスベスト繊維、炭素
    繊維、肥料、石炭および砂からなる群から選ばれた少な
    くとも一種のフィラー材料とを混合する工程をさらに含
    む特許請求の範囲第1項に記載の方法。 [11]分離された木質繊維素材料が過剰の水分を含ん
    でおり、成形に先立って、水分含量が約5%以下に減少
    させられる特許請求の範囲第10項に記載の方法。 [12]フィラー材料がおが屑であり、分離された木質
    繊維素材料1部に対し、4部以下の割合で使用される特
    許請求の範囲第10項または第11項に記載の方法。 [13]モールドを約70〜260℃の間の温度に予熱
    する特許請求の範囲第10項または第11項に記載の方
    法。 [14]成形後の製品に約300℃に予熱したモールド
    プラテンを適用する特許請求の範囲第13項に記載の方
    法。 [15]成形に先立って、成形さるべき材料に保存剤成
    分を添加する特許請求の範囲第10項または第11項に
    記載の方法。 [16]成形に先立って、成形さるべき材料に撥水剤成
    分を添加する特許請求の範囲第10項または第11項に
    記載の方法。 [17]成形に先立って、成形さるべき材料に燃焼遅延
    剤成分を添加する特許請求の範囲第10項または第11
    項に記載の方法。 [18]成形製品が、高温モールドから等しい圧力下に
    ある非加熱モールドに移されて、成形製品のキュアーが
    行われる特許請求の範囲第10項または第11項に記載
    の方法。 [19]架橋重合剤が、フリーまたは結合状態の五炭糖
    および六炭糖からなる群から選ばれる特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 [20]架橋重合剤が、フルフラールである特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 [21]架橋重合剤が、ヒドロキシフルフラールである
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 [22]架橋重合剤中の酸性触媒の濃度が約0.2〜1
    .0%の範囲内にあり、架橋重合剤/触媒中の架橋重合
    剤の濃度が約2〜12%の範囲内にある特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 [23]成形に先立って、架橋重合剤および触媒がフィ
    ラー材料中に含浸される特許請求の範囲第10項または
    第11項に記載の方法。 [24]特許請求の範囲第1項に記載の方法により製造
    された成形製品。 [25]特許請求の範囲第10項に記載の方法により製
    造された成形製品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006028448A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Yoji Kikata コルク粉末含有リグノセルロース系成形用材料およびその成形体
JP2020132790A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 株式会社事業革新パートナーズ 樹脂組成物及びその樹脂組成物を使用した成形方法
WO2023145902A1 (ja) * 2022-01-28 2023-08-03 富士岡山運搬機株式会社 改質された木質材料の製造方法、5-hmf樹脂化溶液、および改質木質材料

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