JPH0132057Y2 - - Google Patents

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JPH0132057Y2
JPH0132057Y2 JP1980157811U JP15781180U JPH0132057Y2 JP H0132057 Y2 JPH0132057 Y2 JP H0132057Y2 JP 1980157811 U JP1980157811 U JP 1980157811U JP 15781180 U JP15781180 U JP 15781180U JP H0132057 Y2 JPH0132057 Y2 JP H0132057Y2
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JP
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plate
synthetic resin
rubber adhesive
resin foam
colored
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、野立て、軒先看板等の大型看板に貼
着し、立体的な文字や図柄として使用される切文
字を形成するための看板用素材に関する。
〔背景技術〕
従来にあつては、第1図に示すように、白色の
ポリエチレン樹脂発泡体1′の上面に、ポリ塩化
ビニル樹脂やアクリル樹脂等の透明乃至半透明の
着色板4をゴム系接着剤2で直接に貼着してあつ
た。ここで、ゴム系接着剤2が用いられるのは、
ポリエチレン樹脂に対して有効な溶剤型接着剤が
無いためである。
しかし、ゴム系接着剤2は太陽光線(特に短破
長の太陽光線)や熱の影響によつて光劣化や熱劣
化を起こしやすいため、従来のものは着色板4を
透過した太陽光線や熱によるゴム系接着剤2の劣
化が進行しやすく、着色板4とポリエチレン樹脂
発泡体1′とが早期に剥がれてしまうことがあつ
た。特に、着色板4の色を青色にした場合には、
第4図に示した青色着色板(タキロン株式会社
製、タキロンプレート オリジナルカラー550)
の透過率のグラフから明らかなように、短波長領
域である4200〜5200Åの範囲で太陽光線の透過率
曲線が山形を示して大きくなるためにゴム系接着
剤2の劣化が一層促進され、2〜3年でゴム系接
着剤2の劣化による剥がれが生じていた。
他の従来例として、実開昭54−53396号公報に
開示されたものがあつた。これは、白色系の合成
樹脂発泡体の上に、着色透明のポリ塩化ビニル樹
脂板、アクリル樹脂板等の合成樹脂板よりなる表
面板、あるいはアルミニウム板等の金属板を着色
透明のポリ塩化ビニル樹脂やアクリル樹脂で被覆
してなる表面板をゴム系接着剤で貼付したもので
ある。
この従来例のもののうち、表面板に合成樹脂板
が用いられたものは、上述したものと同様の過程
でゴム系接着剤が劣化しやすく、剥がれを生じや
すい。これ対し、表面板にポリ塩化ビニル樹脂や
アクリル樹脂で被覆された金属板が用いられたも
のは、金属板の遮光作用によりゴム系接着剤が太
陽光線に曝されなくなるためゴム系接着剤の太陽
光線による光劣化は起こりにくい。しかし、ゴム
系接着剤を太陽光線から防護する手段に金属板を
用いたことによつて、太陽光線からの防護作用に
よつては補いきれない種々の不都合を生じるおそ
れがある。
その一つはアルミニウム等の金属板が熱の良導
体であることによる。即ち、金属板が熱を伝えや
すいため、金属板により伝えられた太陽熱でゴム
系接着剤が熱せられて早期に熱劣化を起こし、そ
のために表面板と合成樹脂発泡体とが剥がれやす
い。
他の一つは金属板が合成樹脂とは全く異質であ
り、両者を接着するにはゴム系接着剤を使用しな
ければならず、しかも両者の熱伸縮性が大きく異
なることによる。即ち、上述のように金属板をポ
リ塩化ビニル樹脂やアクリル樹脂で被覆して表面
板とする場合、金属板と被覆樹脂との貼着にはゴ
ム系接着剤を用いる必要があり、溶剤型接着剤で
は両者が貼着されない。そしてゴム系接着剤を用
いた場合には、そのゴム系接着剤が被覆樹脂を透
過した太陽光線に曝されて劣化することを避けら
れず、上述したような太陽光線によるゴム系接着
剤の劣化によつて早期に剥がれを生じる。同時
に、このゴム系接着剤は金属板によつては太陽光
線から防護されないので熱劣化をも併発する。そ
こで、金属板に被覆樹脂を接着剤を用いずに密着
させるだけの構成にすることも考えられるが、そ
うした場合、ポリ塩化ビニル樹脂やアクリル樹脂
のような合成樹脂に自己接着性はないので、切文
字などを切り出したときにそれらの被覆樹脂が金
属板から非常に剥がれやすく、実用に向かない。
一方、金属板と合成樹脂の熱伸縮性が大きく異な
ることにより、両者が貼着された表面板は両者の
熱伸縮性の差異により太陽熱で加熱されることに
よつて表面板に反りが生じ、この反りのために表
面板と合成樹脂発泡体との接着面が剥離し、ある
いは合成樹脂発泡層が表面板とともに反つて切文
字が変形するおそれがある。
さらに他の一つは、金属板が耐食性に乏しいこ
とによる。すなわち、切文字の周囲に露出する金
属板の端面が雨水や大気中の窒素酸化物に曝され
るため、切文字の縁から金属板の腐食が進行しや
すく、それに伴つて切文字の外観が汚れるのみな
らず、腐食箇所から表面の被覆樹脂や裏面の合成
樹脂発泡体との間の接着面が剥がれやすい。
〔考案の目的〕
本考案は以上の技術的背景に鑑みてなされたも
ので、その目的は、金属板を用いないにもかかわ
らず、合成樹脂発泡体を接着しているゴム系接着
剤の太陽光線による劣化と太陽熱による熱劣化を
抑制すると共に、加熱による反りなどを生じるこ
とのない看板用素材を提供することである。
〔考案の開示〕 本考案の看板用素材は、合成樹脂発泡体の上面
にゴム系接着剤による白色合成樹脂製の不透明板
を貼り、この不透明板の上面に透明乃至半透明の
合成樹脂製の着色板を貼付したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図に基づいて詳述
する。
1は合成樹脂発泡体であり、厚さ2〜3mm程度
のポリエチレン樹脂発泡体が用いられている。合
成樹脂発泡体1の上面には、合成樹脂たとえばポ
リ塩化ビニル樹脂よりなる白色の不透明板3がゴ
ム系接着剤2により貼付けられている。さらに、
不透明板3の上面には、ポリ塩化ビニル樹脂やア
クリル樹脂等の合成樹脂よりなる厚さ1mm程度の
透明乃至半透明の着色板4が貼付されている。不
透明板3と着色板4とは、たとえばテトラヒドロ
フラン(THF)のようなゴム系接着剤以外の接
着剤を用いて貼付しておく。
合成樹脂発泡体1にポリエチレン樹脂発泡体を
用いたのは次の理由による。スチロール樹脂発泡
体の場合には耐候性や耐衝撃性に乏しいからであ
る。ウレタン樹脂発泡体の場合には高価で脆く、
腰が弱いからである。ポリ塩化ビニル樹脂発泡体
の場合には市販品がなくて入手が難しく、ゴム系
接着剤による接着性に乏しいからである。そこ
で、この実施例では、耐候性、耐衝撃性に富み、
腰が強く、安価で、入手容易なポリエチレン樹脂
発泡体を用いた。ポリエチレン樹脂発泡体には溶
剤型接着剤が効かないが、ゴム系接着剤であれば
十分な接着性を示す。
しかして、第3図に示すように、看板用素材6
を文字や数字等の形に切り出したり打ち抜いたり
して厚みと立体感のある切文字7を形成し、この
切文字7を看板の基体8に貼着して看板を作るの
である。
〔考案の作用と効果〕
本考案の看板用素材は、合成樹脂発泡体の上面
にゴム系接着剤により白色合成樹脂製の不透明板
を貼り、この不透明板の上面に透明乃至半透明の
合成樹脂製の着色板を貼付したものである。
そのため、不透明板の遮光作用によりゴム系接
着剤の太陽光線による劣化が防止される。この作
用は着色板が短波長の光線を透過しやすい青色に
着色されていても顕著に発揮される。また、不透
明板が合成樹脂製であるため、不透明板を伝つて
ゴム系接着剤に熱が伝わりにくくなつて太陽熱に
よるゴム系接着剤の劣化が抑制され、このことが
不透明板の遮光作用と相まつてゴム系接着剤を劣
化から有効に防護し、ゴム系接着剤の光劣化や熱
劣化に伴う剥離が生じにくくなる。特に、不透明
板は光や熱の反射性に優れた白色であるため、そ
れが合成樹脂であることと相乗して上述した遮光
作用や熱の遮断作用が顕著に発揮されると同時
に、着色板の色彩を鮮やかに浮き出させる作用を
も発揮する。
そればかりか、合成樹脂製の不透明板が合成樹
脂発泡体や合成樹脂製の着色板と同程度の熱伸縮
性を備えるため、反りに伴う剥がれや切文字の変
形も未然に防止され、また、雨水や窒素酸化物に
よる腐食も起こり得ない。さらに、不透明板と合
成樹脂発泡体との貼着にゴム系接着剤を用いるた
め、溶剤型接着剤を使えないポリエチレン樹脂発
泡体を合成樹脂発泡体として用いることができ、
そうすることによつて合成樹脂発泡体を耐候性、
耐衝撃性に富み、腰が強く、安価で、入手容易な
ものにすることができる。
したがつて、本考案の看板用素材を用いると、
長期に亘つて美しい外観を保つ看板を作れるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部破断斜視図、第2図
は本考案の一実施例の一部破断斜視図、第3図は
切文字を貼着した看板を示す斜視図、第4図は青
色着色板の光線透過率を示すグラフである。 1……合成樹脂発泡体、2……ゴム系接着剤、
3……不透明板、4……着色板、6……看板用素
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂発泡体の上面にゴム系接着剤により白
    色合成樹脂製の不透明板を貼り、この不透明板の
    上面に透明乃至半透明の合成樹脂製の着色板を貼
    付して成ることを特徴とする看板用素材。
JP1980157811U 1980-11-04 1980-11-04 Expired JPH0132057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980157811U JPH0132057Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04

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JP1980157811U JPH0132057Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04

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JPS5779882U JPS5779882U (ja) 1982-05-17
JPH0132057Y2 true JPH0132057Y2 (ja) 1989-10-02

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ID=29516909

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JPS6020138Y2 (ja) * 1977-09-20 1985-06-17 筒中プラスチツク工業株式会社 看板用立体文字

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