JPH01321607A - インダクタンス素子ならびにその製造方法 - Google Patents
インダクタンス素子ならびにその製造方法Info
- Publication number
- JPH01321607A JPH01321607A JP63153923A JP15392388A JPH01321607A JP H01321607 A JPH01321607 A JP H01321607A JP 63153923 A JP63153923 A JP 63153923A JP 15392388 A JP15392388 A JP 15392388A JP H01321607 A JPH01321607 A JP H01321607A
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- Japan
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- powder
- ferrite powder
- inductance
- particle size
- ferrite
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は各種電子機器に利用されるインダクタンス素子
およびその製造方法に関するものである。
およびその製造方法に関するものである。
従来の技術
従来のインダクタンス素子は、第5図に示すように、磁
芯又は空芯ボビン1に絶縁被覆を有する銅線2を巻線し
端子3に接続してコイルを形成し、これらを樹脂4で封
止成形した巻線型が主流を占めている。
芯又は空芯ボビン1に絶縁被覆を有する銅線2を巻線し
端子3に接続してコイルを形成し、これらを樹脂4で封
止成形した巻線型が主流を占めている。
近年、電子機器の軽薄短小化に伴い、電子部品の高密度
実装が進みそれに使われる電子部品の小型化、薄型化が
強く要求されている。
実装が進みそれに使われる電子部品の小型化、薄型化が
強く要求されている。
こうした中で、上述の巻線型インダクタンス素子は開磁
路型であるため、特性を示すインダクタンス値りおよび
Q値をそのままの大きさで形状を小型化薄型化するのは
難しかったが、成形樹脂の中に軟磁性体であるフェライ
ト粉末を混入して閉磁路型にすることにより、小型化薄
型化が図られ実用化さnている。また、この閉磁路型は
、磁気遮蔽効果があり周辺部品への磁束の漏わが少なく
、高密度実装が可能であり、今後の発展が期待さルてい
る。
路型であるため、特性を示すインダクタンス値りおよび
Q値をそのままの大きさで形状を小型化薄型化するのは
難しかったが、成形樹脂の中に軟磁性体であるフェライ
ト粉末を混入して閉磁路型にすることにより、小型化薄
型化が図られ実用化さnている。また、この閉磁路型は
、磁気遮蔽効果があり周辺部品への磁束の漏わが少なく
、高密度実装が可能であり、今後の発展が期待さルてい
る。
この閉磁路型に用いられているフェライト粉末は平均粒
径で1〜11μmと細かい(W開昭64−129357
号、特開昭54−163354号参照)。こうした細か
い粒径の粉末が用いられている理由は、フェライトの仮
焼ベレットを粉砕機にかけるとちょうどこの大きさの粒
子になり易いためと、樹脂中に混入分散しやすいためと
考えられる。
径で1〜11μmと細かい(W開昭64−129357
号、特開昭54−163354号参照)。こうした細か
い粒径の粉末が用いられている理由は、フェライトの仮
焼ベレットを粉砕機にかけるとちょうどこの大きさの粒
子になり易いためと、樹脂中に混入分散しやすいためと
考えられる。
尚、フェライト粉末の混入率は、磁気特性の観点から多
いほど好ましいが、成型のやり易さや成型硬化後の機械
的強度の点から、現状では体積チで30〜75%の範囲
になっている。
いほど好ましいが、成型のやり易さや成型硬化後の機械
的強度の点から、現状では体積チで30〜75%の範囲
になっている。
発明が解決しようとする課題
既に述べたように、電子部品の高密度面実装化に伴い、
抵抗、コンデンサの小型化薄型化が進むなかで、インダ
クタンス素子は閉磁路型にすることにより小型化薄型化
されたとは言えまだまだ体積は大きく、高さも高いため
小型化薄型化が強く望まれている。
抵抗、コンデンサの小型化薄型化が進むなかで、インダ
クタンス素子は閉磁路型にすることにより小型化薄型化
されたとは言えまだまだ体積は大きく、高さも高いため
小型化薄型化が強く望まれている。
巻線型インダクタンス素子において、この要望に応じる
ためには、閉磁路型インダクタンス素子の樹脂とフェラ
イト粉本とからなる対土成形部分を高特性化することが
必要で、本発明はこの部分を高透磁率化した高特性のイ
ンダクタンス素子または現状の閉磁路型を更に小型化薄
型化したインダクタンス素子を提供することを目的とし
ている。
ためには、閉磁路型インダクタンス素子の樹脂とフェラ
イト粉本とからなる対土成形部分を高特性化することが
必要で、本発明はこの部分を高透磁率化した高特性のイ
ンダクタンス素子または現状の閉磁路型を更に小型化薄
型化したインダクタンス素子を提供することを目的とし
ている。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために1本発明のインダクタンス素
子は、樹脂中に混入するフェライト粉本を、主として2
0μm〜210μmの粒径の粉末で構成し、このフェラ
イト粉末を混入した樹脂で対土成形されている構成とし
たものである。
子は、樹脂中に混入するフェライト粉本を、主として2
0μm〜210μmの粒径の粉末で構成し、このフェラ
イト粉末を混入した樹脂で対土成形されている構成とし
たものである。
また、この20〜210μmのフェライト粉末が主とし
て0.5〜10μmの微粒子の集合焼結体で構成したも
のである。
て0.5〜10μmの微粒子の集合焼結体で構成したも
のである。
さらに、その製造方法は、主として20〜210μmの
粒径の粉末からなるフェライト粉本を合成樹脂と混合混
練し、この混合混練物で空芯コイルあるいは磁芯入クコ
イルを対土成形し、必要に応じて固化する製造方法とし
たものである。
粒径の粉末からなるフェライト粉本を合成樹脂と混合混
練し、この混合混練物で空芯コイルあるいは磁芯入クコ
イルを対土成形し、必要に応じて固化する製造方法とし
たものである。
作用
フェライト粉末は、主に仮焼ベレットを粉砕して作られ
ており、その磁気特性、特に保磁力は、焼結体が0.1
0a程度と小さいのに対して、粉末では1000程度と
略2桁はども大きくなり、このために、軟磁性材料とし
ての詳細な検討はなされていない。本発明者らは、そこ
で粉末の粒径と保磁力との関係について調べたところ、
粒径が大きくなるに従って保磁力が下がっており、粒径
の大きな粉末が、小さな粒径の粉末に比べて、軟磁性材
料として優れていることが判明した。本発明はこの事実
に基づいてなされたものである。磁性体の透磁率μはそ
の保磁力Haと反比例の関係にあり、また、インダクタ
ンスLは、磁芯材料のμと比例関係にあるのでl、 Q
CHe−’の関係にある。
ており、その磁気特性、特に保磁力は、焼結体が0.1
0a程度と小さいのに対して、粉末では1000程度と
略2桁はども大きくなり、このために、軟磁性材料とし
ての詳細な検討はなされていない。本発明者らは、そこ
で粉末の粒径と保磁力との関係について調べたところ、
粒径が大きくなるに従って保磁力が下がっており、粒径
の大きな粉末が、小さな粒径の粉末に比べて、軟磁性材
料として優れていることが判明した。本発明はこの事実
に基づいてなされたものである。磁性体の透磁率μはそ
の保磁力Haと反比例の関係にあり、また、インダクタ
ンスLは、磁芯材料のμと比例関係にあるのでl、 Q
CHe−’の関係にある。
以上を踏まえてなされた実験結果から、特に20〜21
0μmの粒径の粉末を用いることにより、従来のおおよ
そ10μm以下の粉末を用いた場合と比べると、インダ
クタンスLは、少なくとも10チ以上、適切な粒径の場
合には70%以上大きくなる。
0μmの粒径の粉末を用いることにより、従来のおおよ
そ10μm以下の粉末を用いた場合と比べると、インダ
クタンスLは、少なくとも10チ以上、適切な粒径の場
合には70%以上大きくなる。
従って、Lを同じ大きさにして、インダクタンス素子の
大きさを上述のLの増加分だけ小さくすることができる
。すなわち現状の素子より高さを10%以上又、条件を
選べば70チ以上低くすることができる。
大きさを上述のLの増加分だけ小さくすることができる
。すなわち現状の素子より高さを10%以上又、条件を
選べば70チ以上低くすることができる。
実施例
以下、本発明について、実験例および実施例にて、詳細
に説明する。
に説明する。
実験例
Fe2O3,NiO、ZnOがそれぞA49,18゜3
a mo1%と表わさnる組成でそれに少量の添加物を
含んでいるNi −Zn系フェライトの仮焼ベレットを
粉砕機にかけて粉砕した後、分級機にて、5μm未満、
5μm〜10μm 、10μm〜20μm。
a mo1%と表わさnる組成でそれに少量の添加物を
含んでいるNi −Zn系フェライトの仮焼ベレットを
粉砕機にかけて粉砕した後、分級機にて、5μm未満、
5μm〜10μm 、10μm〜20μm。
20μm以上の粉末に分けた。2aμm1以上について
は、ふるいにて20μm〜46μm 、 451tm〜
105μm、105μm〜150μm、150μm〜2
10μm 、210μm〜300μm1300μm以上
の粉末に分けた。
は、ふるいにて20μm〜46μm 、 451tm〜
105μm、105μm〜150μm、150μm〜2
10μm 、210μm〜300μm1300μm以上
の粉末に分けた。
これら分類した粉末を少量のバインダーを入れて棒状に
固め、試料振動磁気測定装置(VSM )にて保磁力H
a を測定した。加えた磁場は反磁界を考慮して6o○
Oeとした。測定結果を第3図に示す。保磁力は粒径が
小さいと犬きぐ、5μm未満では1400もあり、粒径
が太きくなるに従って低下し、特に20μm以上ではs
oe前後となり、これ以上粒径を犬きくしてもHa の
低下は少なかった。
固め、試料振動磁気測定装置(VSM )にて保磁力H
a を測定した。加えた磁場は反磁界を考慮して6o○
Oeとした。測定結果を第3図に示す。保磁力は粒径が
小さいと犬きぐ、5μm未満では1400もあり、粒径
が太きくなるに従って低下し、特に20μm以上ではs
oe前後となり、これ以上粒径を犬きくしてもHa の
低下は少なかった。
この結果から、現在インダクタンス素子の成型樹脂に混
入されているフェライト粉末がおおよそ1〜10μmで
あることから、現在使用されているフェライト粉末のH
aは10〜140eと大きいことが明らかとなった。こ
の粉末の粒径を大きくすれば、たとえば20μm以上に
すれば、HCを4〜50e 程度に下げることができ、
インダクタンスLを上げることができる。
入されているフェライト粉末がおおよそ1〜10μmで
あることから、現在使用されているフェライト粉末のH
aは10〜140eと大きいことが明らかとなった。こ
の粉末の粒径を大きくすれば、たとえば20μm以上に
すれば、HCを4〜50e 程度に下げることができ、
インダクタンスLを上げることができる。
これらの粉末の状態を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、第4図a、bに示すように、1oμm以下の粉末の
多くは、1個のきれいな再結晶粒子であったが、20μ
m以上の大きな粒径の粉末は、主として0.5〜10μ
mの微粒子の集合焼結体であった。特に微粒子は2〜3
μmの大きさの粒子が大部分を占めており、このことは
、20μm以上の粒径の粉末のHc が、粒径が増して
いるにもかかわらずHaがそれ程下らないことと合致し
ているように思われる。すなわち、仮焼により粉末は約
10μm粒子まで再結晶成長する。これ以上の粉末は再
結晶粒子の集合体でそれぞれは一部分または大部分がぐ
っついて焼結している。集合焼結体としての粉末の大き
さは、粉砕によって自在の大きさにでき、粉砕を十分に
行えば現在使用のフェライト粉末の大きさ、すなわち1
〜10μmの粉末に比較的容易になるものと思われる。
ろ、第4図a、bに示すように、1oμm以下の粉末の
多くは、1個のきれいな再結晶粒子であったが、20μ
m以上の大きな粒径の粉末は、主として0.5〜10μ
mの微粒子の集合焼結体であった。特に微粒子は2〜3
μmの大きさの粒子が大部分を占めており、このことは
、20μm以上の粒径の粉末のHc が、粒径が増して
いるにもかかわらずHaがそれ程下らないことと合致し
ているように思われる。すなわち、仮焼により粉末は約
10μm粒子まで再結晶成長する。これ以上の粉末は再
結晶粒子の集合体でそれぞれは一部分または大部分がぐ
っついて焼結している。集合焼結体としての粉末の大き
さは、粉砕によって自在の大きさにでき、粉砕を十分に
行えば現在使用のフェライト粉末の大きさ、すなわち1
〜10μmの粉末に比較的容易になるものと思われる。
こ几までの焼結体の経験から言えば、焼結体では保磁力
は結晶粒の大きさ、すなわちこ“こての再結晶粒子の大
きさによって決まってしまうものであるが、粉末の場合
には本実験の結果から再結晶粒子の集合焼結体の形態に
すると、保磁力を下げることができる。しかしながら、
その大きさは20μm以上であれば、保磁力は下るもの
の、更に集合焼結体の粒径を太きくしていっても大きな
低下はなく、わずかな低下にとどまり、それは集合焼結
体を構成する再結晶粒子の大きさによるものと思われる
。
は結晶粒の大きさ、すなわちこ“こての再結晶粒子の大
きさによって決まってしまうものであるが、粉末の場合
には本実験の結果から再結晶粒子の集合焼結体の形態に
すると、保磁力を下げることができる。しかしながら、
その大きさは20μm以上であれば、保磁力は下るもの
の、更に集合焼結体の粒径を太きくしていっても大きな
低下はなく、わずかな低下にとどまり、それは集合焼結
体を構成する再結晶粒子の大きさによるものと思われる
。
以上の結果から、これらの粉末のうちの大きな粉末を使
えば、インダクタンス素子の特性を向上させることが予
想されたので、第1図に示すようにこれらの粉末にエポ
キシ樹脂6重量%を混ぜて混練し、これらで空芯コイル
5を対土成形してその特性り、Qe測測定ることにした
。用いた空芯コイル5は銅線直径30μmの絶縁支援銅
線を内径0.8mm1高さ0.6mmの形状で80タ一
ン巻いたもので外径はおおよそ1.4mmであった。こ
の空芯コイル5の両端に端子6を接続したものを金型内
に置き、フェライト粉末とエポキシ樹脂7の混練物をつ
めて成形し固化させて、長、さ3.2mm、幅2.5m
m、高さ2.2 mmの大きさのインダクタンス素子に
仕上げた。測定結果を第2Nに示す。インダクタンスL
については0.1〜10M)h帯域ではおおよそ一定で
あるのでI M比の値で代表させ空芯コイルのままの値
Lo との比で表わした。第2図から明らかなように
現行の10μm以下の粉末ではL/Loは3.8以下で
あるのに対して、20/jm〜210μmの粒径で明ら
かな向上が認められる。
えば、インダクタンス素子の特性を向上させることが予
想されたので、第1図に示すようにこれらの粉末にエポ
キシ樹脂6重量%を混ぜて混練し、これらで空芯コイル
5を対土成形してその特性り、Qe測測定ることにした
。用いた空芯コイル5は銅線直径30μmの絶縁支援銅
線を内径0.8mm1高さ0.6mmの形状で80タ一
ン巻いたもので外径はおおよそ1.4mmであった。こ
の空芯コイル5の両端に端子6を接続したものを金型内
に置き、フェライト粉末とエポキシ樹脂7の混練物をつ
めて成形し固化させて、長、さ3.2mm、幅2.5m
m、高さ2.2 mmの大きさのインダクタンス素子に
仕上げた。測定結果を第2Nに示す。インダクタンスL
については0.1〜10M)h帯域ではおおよそ一定で
あるのでI M比の値で代表させ空芯コイルのままの値
Lo との比で表わした。第2図から明らかなように
現行の10μm以下の粉末ではL/Loは3.8以下で
あるのに対して、20/jm〜210μmの粒径で明ら
かな向上が認められる。
特に106μm〜160μmの粒径の粉末ではL/IJ
。
。
は6.6に達し10μm以下に対して73チの向上とな
る。210I1m以上になると急激にL / L oが
低下するのは、空芯コイル5の内径が0.8mmと小さ
いため、粉本形状が犬きくなると空芯コイルの内側に十
分につまらなくなって充填率が低くなるためと考えられ
る。Qについては2.6〜3MH,で最大となり、その
値Qmaxを第2図に記載したが、インダクタンス素子
としては40以上あれば使用上さしつかえなく、特に2
0μm〜210μmではほぼ60に達し良好であった。
る。210I1m以上になると急激にL / L oが
低下するのは、空芯コイル5の内径が0.8mmと小さ
いため、粉本形状が犬きくなると空芯コイルの内側に十
分につまらなくなって充填率が低くなるためと考えられ
る。Qについては2.6〜3MH,で最大となり、その
値Qmaxを第2図に記載したが、インダクタンス素子
としては40以上あれば使用上さしつかえなく、特に2
0μm〜210μmではほぼ60に達し良好であった。
以上からフェライト粉末の粒径を20μm〜210μm
にすることにより、インダクタンス素子の特性を向上さ
せることができ、Lで18%〜73%増すことができる
ことが明らかとなった。
にすることにより、インダクタンス素子の特性を向上さ
せることができ、Lで18%〜73%増すことができる
ことが明らかとなった。
以上はNi −Zn系フェライトを用いて行った実験の
代表例であるが、勘−Zn系、N1−Gu−Zn系及ヒ
Mg −Cu −Zn系について行なった実験において
も粒径については同様の傾向の結果を得た。
代表例であるが、勘−Zn系、N1−Gu−Zn系及ヒ
Mg −Cu −Zn系について行なった実験において
も粒径については同様の傾向の結果を得た。
また、分級機やふるいにて分類した粉末について、粒度
分布計にかけてその分布を調べたところ、略粒径の小さ
な粒子側の量が多く、また、制限した粒径より小さな粒
子が混入しており、その量は2〜S wt%あり、大き
い粒子のものもわずかであるが混入していた。小さな粒
径の粒子は大きな粉末に吸着していて分級の際に混ざっ
たものや1分級後の処理で大きな粒径の粉末が割nたも
のもあるものと思われる。いずれにしても、制限外の粉
末の量が数多混入していても大勢には影響を及ぼさない
。
分布計にかけてその分布を調べたところ、略粒径の小さ
な粒子側の量が多く、また、制限した粒径より小さな粒
子が混入しており、その量は2〜S wt%あり、大き
い粒子のものもわずかであるが混入していた。小さな粒
径の粒子は大きな粉末に吸着していて分級の際に混ざっ
たものや1分級後の処理で大きな粒径の粉末が割nたも
のもあるものと思われる。いずれにしても、制限外の粉
末の量が数多混入していても大勢には影響を及ぼさない
。
さらに、コイルとしては上述の空芯コイル5の代りにド
ラムコアに巻線を施したものを用いてもよい。
ラムコアに巻線を施したものを用いてもよい。
次に実施例を示す。
〔実施例1〕
Ni −Zn系の仮焼ベレットt”軽く粉砕して1μm
〜10μmの粒径の粉末と45μm〜105/1mの粉
末とを得た。これらの粉末にエポキシ樹脂のベースレジ
ン、硬化剤、硬化促進剤及び離型剤等を配合してフェラ
イト粉末が78 wt%になるようにし、十分に混合し
てから加熱したロールで混練し急冷し粉砕した。この粉
末を成型機にて直径smm長さ10mmのタブレットに
した。次にNi−Zn系焼結体のドラムコアに銅線直径
30μmの絶縁反覆銅線K1−50ターン巻いてコイル
とし、そのコイルの端部を端子に接着したものを複数個
用意し、金型内に設置し、170℃に昇温した後、前述
のフェライト粉末入りのエポキシ樹脂タブレット4を用
いてトランスファー成型機で封止成形し、そのあと10
0℃で固化処理し長さ3.2mm、幅1.6mm 、高
さ1.In+mのインダクタンス素子を作成した。
〜10μmの粒径の粉末と45μm〜105/1mの粉
末とを得た。これらの粉末にエポキシ樹脂のベースレジ
ン、硬化剤、硬化促進剤及び離型剤等を配合してフェラ
イト粉末が78 wt%になるようにし、十分に混合し
てから加熱したロールで混練し急冷し粉砕した。この粉
末を成型機にて直径smm長さ10mmのタブレットに
した。次にNi−Zn系焼結体のドラムコアに銅線直径
30μmの絶縁反覆銅線K1−50ターン巻いてコイル
とし、そのコイルの端部を端子に接着したものを複数個
用意し、金型内に設置し、170℃に昇温した後、前述
のフェライト粉末入りのエポキシ樹脂タブレット4を用
いてトランスファー成型機で封止成形し、そのあと10
0℃で固化処理し長さ3.2mm、幅1.6mm 、高
さ1.In+mのインダクタンス素子を作成した。
これらのインダクタンス素子をLCRメータでLおよび
Qe測測定た結果、フェライト粉末の粒径が45μm〜
105μmの場合、1 Ml−1,のインダクタンスL
は68μHで、比較用として作成した1μm〜10μm
の粉末の場合の38μHよりも52チ大きく、フェライ
ト粉末の粒径を大きくした効果が認められた。Q値につ
いては共に2.6MHzで最高値を示し、その値Qma
xは457zm〜105μmで55であり、1μm〜1
0μmの場合の51よりわずかに向上していた。
Qe測測定た結果、フェライト粉末の粒径が45μm〜
105μmの場合、1 Ml−1,のインダクタンスL
は68μHで、比較用として作成した1μm〜10μm
の粉末の場合の38μHよりも52チ大きく、フェライ
ト粉末の粒径を大きくした効果が認められた。Q値につ
いては共に2.6MHzで最高値を示し、その値Qma
xは457zm〜105μmで55であり、1μm〜1
0μmの場合の51よりわずかに向上していた。
〔実施例2〕
Mn = Zn系の仮焼ベレソl−軽く粉砕して20μ
m〜105μmの粒径と、1μm〜10μmの粒径の粉
末を得た。これらの粉末を実施例1と同様のやり方でフ
ェライト粉末の混合比率85 wt%に配合してエポキ
シ樹脂と混合混練し、急冷して粉砕し粉末にした。次に
銅線直径30μmの絶縁支援銅線を内径o、emm、高
さo、2mmの形状で28タ一ン巻いて空心コイルとし
、その空心コイルの端部を端子に接着したものを複数個
作成した。その−部は横3.2mm縦1.6mmの孔の
あいた金型の底部に設置し、1μm〜10μmのフェラ
イト粉末を混入したエポキシ樹脂粉末を入れて高さ1.
1mmに圧縮成型した。他のものは同じ金型を同様に用
いて20μm〜105μmのフェライト粉末を混入した
エポキシ樹脂粉末を入れて高さ0.6 mmに圧縮成型
した。金型から取り出したあと、2種類とも160℃で
6時間固化した。そのあと端子部分を折り曲げて成型し
それぞれインダクタンス素子にして、LCRメータでイ
ンダクタンス値り及びQ値を測定した。高さが1.1m
m の素子は1MI−IzでのLは1.8μHであった
が、高さをほぼ半分にした0、6mm の゛インダクタ
ンス素子は1.9μHあった。
m〜105μmの粒径と、1μm〜10μmの粒径の粉
末を得た。これらの粉末を実施例1と同様のやり方でフ
ェライト粉末の混合比率85 wt%に配合してエポキ
シ樹脂と混合混練し、急冷して粉砕し粉末にした。次に
銅線直径30μmの絶縁支援銅線を内径o、emm、高
さo、2mmの形状で28タ一ン巻いて空心コイルとし
、その空心コイルの端部を端子に接着したものを複数個
作成した。その−部は横3.2mm縦1.6mmの孔の
あいた金型の底部に設置し、1μm〜10μmのフェラ
イト粉末を混入したエポキシ樹脂粉末を入れて高さ1.
1mmに圧縮成型した。他のものは同じ金型を同様に用
いて20μm〜105μmのフェライト粉末を混入した
エポキシ樹脂粉末を入れて高さ0.6 mmに圧縮成型
した。金型から取り出したあと、2種類とも160℃で
6時間固化した。そのあと端子部分を折り曲げて成型し
それぞれインダクタンス素子にして、LCRメータでイ
ンダクタンス値り及びQ値を測定した。高さが1.1m
m の素子は1MI−IzでのLは1.8μHであった
が、高さをほぼ半分にした0、6mm の゛インダクタ
ンス素子は1.9μHあった。
Q値は2種類とも2.0M)hで最高となり、その値Q
maxは1.1mm素子が38で0.6mm素子が41
であった。磁芯のない空芯コイルを用いることにより素
子の高さを低くすることができ、フェライト粉末を混入
したエポキシ樹脂でコイルの内外を封止成形する際に従
来よシ大きな粒径のフェライト粉末を用いることにより
、高さの高い素子と同等のインダクタンス値を得ること
ができた。
maxは1.1mm素子が38で0.6mm素子が41
であった。磁芯のない空芯コイルを用いることにより素
子の高さを低くすることができ、フェライト粉末を混入
したエポキシ樹脂でコイルの内外を封止成形する際に従
来よシ大きな粒径のフェライト粉末を用いることにより
、高さの高い素子と同等のインダクタンス値を得ること
ができた。
〔実施例3〕
Ni−Cu−Zn 系の仮焼ベレットを軽く粉砕して
、1 μm 〜10 J!1mの粉末と45μm 〜2
10μmの粉末を得た。それぞれの一部分について、走
査型電子顕微鏡で観察したところ、1μm〜10μmの
粉末は、大部分が再結晶化した1個の粒子であったが、
45μm〜21011mの粉末は1μm〜10μmの再
結晶化粒子が集まって部分的に焼結してくっつきあった
形態をなしていた。それぞれの粉末を実施例1と同様の
やり方でフェライト粉末の混合比率’172wt%に配
合してエポキシ樹脂と混合混練して急冷し粉砕した後成
型機で直径8ff1m長さ10mのタブレットに成型し
た。次にNi−Zn系焼結体のドラムコアに銅線直径が
30μmの絶縁支援銅線で40タ一ン巻線し、銅線の端
部を端子に接着したものを複数個用意した。これらを金
型に設置してトランスファー成型機に据え、170℃に
昇温し前述のフェライト粉末入りエポキシ樹脂タブレッ
トにて封止成型し、金型から取り出したあと、160℃
で6時間固化した。その後端子部を折り曲げて長さ3.
2 mm 、幅1.6mnn、高さ1.1mmのインダ
クタンス素子を作成し、LCRメータにてインダクタン
ス値りおよびQ値を測定した。
、1 μm 〜10 J!1mの粉末と45μm 〜2
10μmの粉末を得た。それぞれの一部分について、走
査型電子顕微鏡で観察したところ、1μm〜10μmの
粉末は、大部分が再結晶化した1個の粒子であったが、
45μm〜21011mの粉末は1μm〜10μmの再
結晶化粒子が集まって部分的に焼結してくっつきあった
形態をなしていた。それぞれの粉末を実施例1と同様の
やり方でフェライト粉末の混合比率’172wt%に配
合してエポキシ樹脂と混合混練して急冷し粉砕した後成
型機で直径8ff1m長さ10mのタブレットに成型し
た。次にNi−Zn系焼結体のドラムコアに銅線直径が
30μmの絶縁支援銅線で40タ一ン巻線し、銅線の端
部を端子に接着したものを複数個用意した。これらを金
型に設置してトランスファー成型機に据え、170℃に
昇温し前述のフェライト粉末入りエポキシ樹脂タブレッ
トにて封止成型し、金型から取り出したあと、160℃
で6時間固化した。その後端子部を折り曲げて長さ3.
2 mm 、幅1.6mnn、高さ1.1mmのインダ
クタンス素子を作成し、LCRメータにてインダクタン
ス値りおよびQ値を測定した。
その結果、1μm〜10μm粉末を用いた素子では、1
M1シでのLば25μHであったが45μm〜210μ
mの粉末では40μHで60%向上していた。Q値は3
.0M−で最高値を示し、その値Qmaxは1μm〜1
0μm粉末では53.45 μm〜210μm粉末では
68であった。
M1シでのLば25μHであったが45μm〜210μ
mの粉末では40μHで60%向上していた。Q値は3
.0M−で最高値を示し、その値Qmaxは1μm〜1
0μm粉末では53.45 μm〜210μm粉末では
68であった。
以上のようにエポキシ樹脂を用いた実験例および実施例
を示したが、合成樹脂としては、この外に熱硬化性樹脂
として、不飽和ポリエステル樹脂。
を示したが、合成樹脂としては、この外に熱硬化性樹脂
として、不飽和ポリエステル樹脂。
フェノール樹脂など又、熱可塑性樹脂としてナイロン、
pps 、液晶ポリマーなどが使えることは言うまでも
ない。
pps 、液晶ポリマーなどが使えることは言うまでも
ない。
また、フェライト粉末の混入率については、本発明の粉
末粒径は大きいので、粉末の表面積が小さくなり、粉末
表面に同じ厚さだけ樹脂が付くものとすれば樹脂量は少
なくてすみ、その分だけフェライト粉末の成型樹脂中に
おける比率を上げることができる。実験例ではフェライ
ト粉末の混入率は96重量%であり、比重を使っての計
算によれば82体積チとなり、現状の上限の76体積チ
を越えている。磁気特性を上げるにはフェライト粉末の
混入率をできるだけ上げるのが好ましく、本発明はこの
方向に合致し、樹脂自体の強度の改善および封止成型方
法の改良改革によって更に混入率を上げることのできる
可能性がある。
末粒径は大きいので、粉末の表面積が小さくなり、粉末
表面に同じ厚さだけ樹脂が付くものとすれば樹脂量は少
なくてすみ、その分だけフェライト粉末の成型樹脂中に
おける比率を上げることができる。実験例ではフェライ
ト粉末の混入率は96重量%であり、比重を使っての計
算によれば82体積チとなり、現状の上限の76体積チ
を越えている。磁気特性を上げるにはフェライト粉末の
混入率をできるだけ上げるのが好ましく、本発明はこの
方向に合致し、樹脂自体の強度の改善および封止成型方
法の改良改革によって更に混入率を上げることのできる
可能性がある。
発明の効果
以上のように、巻線型インダクタンス素子において、フ
ェライト粉末を混入した合成樹脂で空芯コイル又は伍芯
入コイルを封止成形する閉磁路型素子で、フェライト粉
末を20μm〜210μm+7)粒径の粉末にすること
により、従来のフェライト粉末を用いた場合に比べて、
インダクタンスLi1o%以上、条件を選べば70%以
上向上させることができる。また、インダクタンスLi
同じにする場合、素子の大きさヲ、特に高さを、10%
以上、条件を選べば70%以上小さくすることができる
。本発明は、高性能化、薄型化、軽量化が望まれている
面実装用インダクタンス素子を提供するものとして工業
的価値の高いものである。
ェライト粉末を混入した合成樹脂で空芯コイル又は伍芯
入コイルを封止成形する閉磁路型素子で、フェライト粉
末を20μm〜210μm+7)粒径の粉末にすること
により、従来のフェライト粉末を用いた場合に比べて、
インダクタンスLi1o%以上、条件を選べば70%以
上向上させることができる。また、インダクタンスLi
同じにする場合、素子の大きさヲ、特に高さを、10%
以上、条件を選べば70%以上小さくすることができる
。本発明は、高性能化、薄型化、軽量化が望まれている
面実装用インダクタンス素子を提供するものとして工業
的価値の高いものである。
第1図は本発明のインダクタンス素子の一実施例を示す
断面図、第2図はフェライト粉末入りの樹脂で封止成形
されたインダクタンス素子において、1M1lzでのイ
ンダクタンスLと空芯コイルのインダクタンスL、との
比L/Lo及びQ値の最高値Qmaxのフェライト粉末
の粒径との関係を示す図、第3図はフェライト粉末の保
磁力と粒径との関係を示す図、第4図a、bはフェライ
ト粉末の走査型電子顕微鏡写真、第5図は従来のインダ
クタンス素子の代表的な構造を示す模式図である。 6・・・・・・コイル、6・・・・・・端子、7・・・
・・・樹脂。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名W&
1 図 第21JA 敷 A晃 C2りm) 第3図 !L程(戸ジ 第4図 (D−ニア12.、jl、f)”−J+=(下、δtす
大面 契μ・?7L鍬ト、め粉K 、喫m 第5図 手続補正書働式) 昭和63年10月13D
断面図、第2図はフェライト粉末入りの樹脂で封止成形
されたインダクタンス素子において、1M1lzでのイ
ンダクタンスLと空芯コイルのインダクタンスL、との
比L/Lo及びQ値の最高値Qmaxのフェライト粉末
の粒径との関係を示す図、第3図はフェライト粉末の保
磁力と粒径との関係を示す図、第4図a、bはフェライ
ト粉末の走査型電子顕微鏡写真、第5図は従来のインダ
クタンス素子の代表的な構造を示す模式図である。 6・・・・・・コイル、6・・・・・・端子、7・・・
・・・樹脂。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名W&
1 図 第21JA 敷 A晃 C2りm) 第3図 !L程(戸ジ 第4図 (D−ニア12.、jl、f)”−J+=(下、δtす
大面 契μ・?7L鍬ト、め粉K 、喫m 第5図 手続補正書働式) 昭和63年10月13D
Claims (3)
- (1)空芯コイルあるいは磁芯入クコイルがフェライト
粉末を含有する合成樹脂にて封止成形され、前記フェラ
イト粉末の粒径が主として20〜210μmであるイン
ダクタンス素子。 - (2)フェライト粉末が、主として0.5〜10μmの
粒径の粒子の集合焼結体からなっている請求項1記載の
インダクタンス素子。 - (3)主として20〜210μmの粒径の粉末からなる
フェライト粉末を合成樹脂と混合混練し、この混合混練
物で、空芯コイルあるいは磁芯入クコイルを封止成形し
、必要に応じて固化することを特徴とするインダクタン
ス素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63153923A JPH01321607A (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | インダクタンス素子ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63153923A JPH01321607A (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | インダクタンス素子ならびにその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01321607A true JPH01321607A (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=15573044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63153923A Pending JPH01321607A (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | インダクタンス素子ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01321607A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7427909B2 (en) | 2003-06-12 | 2008-09-23 | Nec Tokin Corporation | Coil component and fabrication method of the same |
| JP2019033227A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 太陽誘電株式会社 | コイル部品 |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63153923A patent/JPH01321607A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7427909B2 (en) | 2003-06-12 | 2008-09-23 | Nec Tokin Corporation | Coil component and fabrication method of the same |
| JP2019033227A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 太陽誘電株式会社 | コイル部品 |
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