JPH0132177B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0132177B2 JPH0132177B2 JP59060384A JP6038484A JPH0132177B2 JP H0132177 B2 JPH0132177 B2 JP H0132177B2 JP 59060384 A JP59060384 A JP 59060384A JP 6038484 A JP6038484 A JP 6038484A JP H0132177 B2 JPH0132177 B2 JP H0132177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- metal
- protrusion
- rotating drum
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コンクリート床等の表層部分に練
り込む等してその表層の耐摩耗性等を向上させる
片状金属チツプ及びその製造装置に関し、特にそ
の大きさが比較的小さい(例えば直径が3.0mm以
下)の片状金属チツプを簡単な方法で且つ簡単な
構造の装置によつて多量に製造できるようにす
る。 〔従来技術とその問題点〕 一般に、コンクリート建物等のコンクリート床
はそれ自体の硬度が比較的低くて軟らかいため、
鉄製品等の硬度の大きな品物ばかりでなく木材等
の比較的軟らかい品物が擦れることによつても摩
耗する。そのため、最近のコンクリート床工法に
おいては、その表層に金属粒子を練り込み或いは
散布する等してその表層部分の硬度を高くし、こ
れによつてコンクリート床表面の耐摩耗性等を向
上させると共に、該床にワレ等が発生するのを防
止するようにしている。 このようなコンクリート補強用等に用いられた
金属粒子は、従来では、例えば旋盤加工等によつ
て生じた切粉を細かく砕いたものや、釘の先端を
成形加工する際に得られる切り屑等が使われてい
た。そのため、金属粒子の製造効率が悪いばかり
でなく、その形状も不均一であることが多く、コ
ンクリートへの練り込み等を均等に行うことが難
しいという問題があつた。しかも、上記従来の金
属粒子は、鋭角に尖つた部分が多く存在していた
ため、その鋭角部分がコンクリート表層に突出す
ることがあり、構築後の安全性の点からも問題が
あつた。 〔発明の目的〕 この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、鋭角に尖つた部分のない
片状金属チツプを、簡単な方法で且つ簡単な構造
の装置によつて連続して多量に製造することがで
きるようにすることを目的としている。 〔発明の構成〕 この発明は、片面が突出し、他面が凹陥した縦
断面形状を有して椀状をなすことを特徴とする片
状金属チツプに関するものであり、またその製造
装置の発明として、溶融槽内に収容された溶融金
属と、溶融金属に浸漬して浸漬量に応じて溶融金
属の液面の高さを調節するレベルブロツクと、前
記溶融金属の上側に位置してその溶融金属が先部
に付着される椀状の突起を外周に設けた回転ドラ
ムと、前記突起に付着した溶融金属の少なくとも
一部が凝固した後に該突起から剥離させる剥離手
段と、を備えたことを特徴とする片状金属チツプ
の製造装置に関するものであり、さらに、前記製
造装置に、前記溶融金属液面のうち前記回転ドラ
ムが挿入される部分を加熱する加熱装置を加えた
ものに関する。 〔他の公知技術との関係〕 ところで、本件発明に対して、一見技術的思想
の創作において近似しているものと見られる恐れ
のあるものに、特開昭54−60262号公報に記載さ
れている薄片粒子の形成方法及びその装置があ
る。その薄片粒子の形成方法は、 (a) テーパ状のセレーシヨンを設けた縁部を有す
る熱抽出用円板を回転させること; (b) 前記溶融物質の表面に前記円板縁部のセレー
シヨンを進入させて各セレーシヨン上に独立分
離状の薄片粒子を形成し、前記粒子から熱を奪
い前記セレーシヨン上の前記粒子を少なくとも
部分的に固化させること; (c) 前記セレーシヨンから前記粒子を解放するこ
と; (d) 前記粒子を周囲の気圏中において冷却するこ
と; を特徴としており、従つて以下の実施例で詳細に
述べるように、本件発明とはその技術的思想を異
にするものである。 〔実施例〕 以下、この発明を図示実施例に基づいて説明す
る。 第1図乃至第6図は、この発明の一実施例を示
す図である。 まず、構成を説明すると、第1図に示す1が、
円板状をなす回転ドラムであり、この回転ドラム
1の外周には、第2〜5図に拡大して示すよう
に、半径方向の外側に突出する突起10を周方向
に多数個設け、その突起10の組を、この実施例
では2列、即ち2条に形成している。突起10
は、椀状の突起10の先部10aを取り付けたよ
うな形状をなしており、この先部10aの椀状先
端に溶融金属2が付着される。かかる回転ドラム
1は、例えば純銅、銅合金(例えば、0.2%Zr〜
CU、0.9%Cr―Cu等)等の熱伝導率の比較的大
きい材料によつて形成し、これにより突起10の
先部10aに付着した溶融金属2から熱を奪つて
その凝固が早期に進行するようにする。 第1図に示す3は、前記回転ドラム1を高速度
で回転駆動させるための駆動装置であり、例えば
電動モータ、変速機等によつて構成され、これが
回転ドラム1の回転軸に連結されている。この駆
動装置3が、前記突起10に付着した溶融金属2
を遠心力によつて該突起10から剥離させるため
の剥離手段の一具体例をなす。そのため、回転ド
ラム1の回転速度は、外周に設けた突起10に付
着された溶融金属2の少なくとも一部が凝固した
後に、この溶融金属2を、回転ドラム1を介して
付与される遠心力によつて突起10の先部10a
から飛散させることができる速度に設定する。 さらに、回転ドラム1は、図示しない昇降装置
によつて上下方向に昇降可能に構成し、その非作
動時は溶融金属2の上方に位置し、作動時に下降
して下端の突起10の先部10aを溶融金属2内
に挿入させるようにする。その溶融金属2は、回
転ドラム1の下方に配置された溶融装置5の溶融
槽6内に収容される。この金属粒子としては、例
えば鋳鋼、普通鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、
鉛等の各種の金属材料を用いて製造することがで
きる。 溶融装置5は、黒鉛、アルミナ等の耐火材、構
造用材等で形成された溶融槽6と、この溶融槽6
の周囲を取り囲むように巻回して設置された発熱
体7とからなり、この発熱体7で溶融槽6を加熱
することにより溶融槽6内の溶融金属2を常時所
定の温度に保持する。 また、第1図に示す4は、剥離手段の他の具体
例を示すワイパであり、突起10の先部10aに
付着した溶融金属2が前記遠心力によつても剥離
されずに該先部10aに付着した状態のままにあ
る金属チツプ20を払拭させて剥離させるもので
ある。さらに、図中8は、溶融金属2の液面の高
さを調節するためのレベルブロツクであり、例え
ばレンガ等の耐火材で形成され、金属チツプ20
の生産量に応じて上下動させることにより常時液
面を所定の高さに保持するようにする。9は、回
転ドラム1の下側部分及びこれが挿入される部分
の溶融金属2を加熱するための加熱装置であり、
溶融金属2が周囲の雰囲気によつて冷却されるの
を抑制する。 次に、作用について説明する。 まず、溶融装置5の溶融槽6内に溶融金属2を
蓄える。例えば、図示しない溶融炉で溶解したス
テンレス鋼等の溶融金属2を溶融槽6内に収容す
ると共に、この溶融槽6を発熱体7により加熱し
て、該溶融金属2を常時所定の温度に保温する。
また、これと同時に、回転ドラム1に巻き込まれ
て溶融金属2の表面に吹きつける空気が該溶融金
属2の温度低下の原因となるのを防ぐため、加熱
位置9により溶融金属2の表面温度を高温に保つ
ようにする。かかる溶融金属2の温度調節は、図
示しない温度調節装置によつて自動的に制御され
るようにする。 この状態から、駆動装置3を回転駆動させて回
転ドラム1を高速度で回転させる。そして、昇降
装置を作動させて回転ドラム1を下降させ、該回
転ドラム1下側の突起10の先部10aを溶融金
属2内に挿入する。これにより、溶融金属2が、
第5図に示すような状態で突起10の先部10a
に付着し、その結果、挿入量に応じた一定量の溶
融金属2が先部10aにより引き上げられて各突
起10と一体的に回転される。 すると、先部10aに付着した溶融金属2の溶
滴2aは、熱伝導率の高い回転ドラム1により熱
が奪われ、あるいはこれに加えて周囲の雰囲気に
より熱が奪われて凝固を始める。このように溶滴
2aの一部が凝固を始めると、その溶滴2aが回
転ドラム1の回転による遠心力によつて振り飛ば
され、該先部10aから剥離して雰囲気中に飛散
される。 この飛行中の溶滴2aは、先部10aからの剥
離時には少なくともその一部が凝固しているた
め、その形状をあまり変えないまま周囲の雰囲気
により十分に冷却されて凝固される。これによ
り、第5,6図に示すような、片面が突出し且つ
他面が凹陥した縦断面形状を有する略円形の片状
金属チツプ20が得られる。 また、前記遠心力によつても先部10aから剥
離されない金属チツプ20は、ワイパ4により払
拭されて該先部10aから剥離される。従つて、
駆動装置3による遠心力に加えてワイパ4を併用
することにより、回転ドラム1から金属チツプ2
0を確実に剥離させることができる。 次に、本発明の実験例について説明する。 本実験に用いた回転ドラム1の材質及び寸法諸
元等を第1表に示す。そして、本実験の結果を第
2表に示す。 この実験では、第5,6図に示すような形状
の、直径が1.0〜2.0mmの円形金属チツプ20及び
これらの寸法範囲内において変形した楕円形又は
それに近似した形状の金属チツプが得られた。こ
れら金属チツプ20における最も肉厚の厚い部分
の寸法は0.19〜0.27mmであり、また金属チツプ1
個当りの重量は1.0〜1.5mgであつた。そして、単
位時間当りの生産量は8Kgであつた。
り込む等してその表層の耐摩耗性等を向上させる
片状金属チツプ及びその製造装置に関し、特にそ
の大きさが比較的小さい(例えば直径が3.0mm以
下)の片状金属チツプを簡単な方法で且つ簡単な
構造の装置によつて多量に製造できるようにす
る。 〔従来技術とその問題点〕 一般に、コンクリート建物等のコンクリート床
はそれ自体の硬度が比較的低くて軟らかいため、
鉄製品等の硬度の大きな品物ばかりでなく木材等
の比較的軟らかい品物が擦れることによつても摩
耗する。そのため、最近のコンクリート床工法に
おいては、その表層に金属粒子を練り込み或いは
散布する等してその表層部分の硬度を高くし、こ
れによつてコンクリート床表面の耐摩耗性等を向
上させると共に、該床にワレ等が発生するのを防
止するようにしている。 このようなコンクリート補強用等に用いられた
金属粒子は、従来では、例えば旋盤加工等によつ
て生じた切粉を細かく砕いたものや、釘の先端を
成形加工する際に得られる切り屑等が使われてい
た。そのため、金属粒子の製造効率が悪いばかり
でなく、その形状も不均一であることが多く、コ
ンクリートへの練り込み等を均等に行うことが難
しいという問題があつた。しかも、上記従来の金
属粒子は、鋭角に尖つた部分が多く存在していた
ため、その鋭角部分がコンクリート表層に突出す
ることがあり、構築後の安全性の点からも問題が
あつた。 〔発明の目的〕 この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、鋭角に尖つた部分のない
片状金属チツプを、簡単な方法で且つ簡単な構造
の装置によつて連続して多量に製造することがで
きるようにすることを目的としている。 〔発明の構成〕 この発明は、片面が突出し、他面が凹陥した縦
断面形状を有して椀状をなすことを特徴とする片
状金属チツプに関するものであり、またその製造
装置の発明として、溶融槽内に収容された溶融金
属と、溶融金属に浸漬して浸漬量に応じて溶融金
属の液面の高さを調節するレベルブロツクと、前
記溶融金属の上側に位置してその溶融金属が先部
に付着される椀状の突起を外周に設けた回転ドラ
ムと、前記突起に付着した溶融金属の少なくとも
一部が凝固した後に該突起から剥離させる剥離手
段と、を備えたことを特徴とする片状金属チツプ
の製造装置に関するものであり、さらに、前記製
造装置に、前記溶融金属液面のうち前記回転ドラ
ムが挿入される部分を加熱する加熱装置を加えた
ものに関する。 〔他の公知技術との関係〕 ところで、本件発明に対して、一見技術的思想
の創作において近似しているものと見られる恐れ
のあるものに、特開昭54−60262号公報に記載さ
れている薄片粒子の形成方法及びその装置があ
る。その薄片粒子の形成方法は、 (a) テーパ状のセレーシヨンを設けた縁部を有す
る熱抽出用円板を回転させること; (b) 前記溶融物質の表面に前記円板縁部のセレー
シヨンを進入させて各セレーシヨン上に独立分
離状の薄片粒子を形成し、前記粒子から熱を奪
い前記セレーシヨン上の前記粒子を少なくとも
部分的に固化させること; (c) 前記セレーシヨンから前記粒子を解放するこ
と; (d) 前記粒子を周囲の気圏中において冷却するこ
と; を特徴としており、従つて以下の実施例で詳細に
述べるように、本件発明とはその技術的思想を異
にするものである。 〔実施例〕 以下、この発明を図示実施例に基づいて説明す
る。 第1図乃至第6図は、この発明の一実施例を示
す図である。 まず、構成を説明すると、第1図に示す1が、
円板状をなす回転ドラムであり、この回転ドラム
1の外周には、第2〜5図に拡大して示すよう
に、半径方向の外側に突出する突起10を周方向
に多数個設け、その突起10の組を、この実施例
では2列、即ち2条に形成している。突起10
は、椀状の突起10の先部10aを取り付けたよ
うな形状をなしており、この先部10aの椀状先
端に溶融金属2が付着される。かかる回転ドラム
1は、例えば純銅、銅合金(例えば、0.2%Zr〜
CU、0.9%Cr―Cu等)等の熱伝導率の比較的大
きい材料によつて形成し、これにより突起10の
先部10aに付着した溶融金属2から熱を奪つて
その凝固が早期に進行するようにする。 第1図に示す3は、前記回転ドラム1を高速度
で回転駆動させるための駆動装置であり、例えば
電動モータ、変速機等によつて構成され、これが
回転ドラム1の回転軸に連結されている。この駆
動装置3が、前記突起10に付着した溶融金属2
を遠心力によつて該突起10から剥離させるため
の剥離手段の一具体例をなす。そのため、回転ド
ラム1の回転速度は、外周に設けた突起10に付
着された溶融金属2の少なくとも一部が凝固した
後に、この溶融金属2を、回転ドラム1を介して
付与される遠心力によつて突起10の先部10a
から飛散させることができる速度に設定する。 さらに、回転ドラム1は、図示しない昇降装置
によつて上下方向に昇降可能に構成し、その非作
動時は溶融金属2の上方に位置し、作動時に下降
して下端の突起10の先部10aを溶融金属2内
に挿入させるようにする。その溶融金属2は、回
転ドラム1の下方に配置された溶融装置5の溶融
槽6内に収容される。この金属粒子としては、例
えば鋳鋼、普通鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、
鉛等の各種の金属材料を用いて製造することがで
きる。 溶融装置5は、黒鉛、アルミナ等の耐火材、構
造用材等で形成された溶融槽6と、この溶融槽6
の周囲を取り囲むように巻回して設置された発熱
体7とからなり、この発熱体7で溶融槽6を加熱
することにより溶融槽6内の溶融金属2を常時所
定の温度に保持する。 また、第1図に示す4は、剥離手段の他の具体
例を示すワイパであり、突起10の先部10aに
付着した溶融金属2が前記遠心力によつても剥離
されずに該先部10aに付着した状態のままにあ
る金属チツプ20を払拭させて剥離させるもので
ある。さらに、図中8は、溶融金属2の液面の高
さを調節するためのレベルブロツクであり、例え
ばレンガ等の耐火材で形成され、金属チツプ20
の生産量に応じて上下動させることにより常時液
面を所定の高さに保持するようにする。9は、回
転ドラム1の下側部分及びこれが挿入される部分
の溶融金属2を加熱するための加熱装置であり、
溶融金属2が周囲の雰囲気によつて冷却されるの
を抑制する。 次に、作用について説明する。 まず、溶融装置5の溶融槽6内に溶融金属2を
蓄える。例えば、図示しない溶融炉で溶解したス
テンレス鋼等の溶融金属2を溶融槽6内に収容す
ると共に、この溶融槽6を発熱体7により加熱し
て、該溶融金属2を常時所定の温度に保温する。
また、これと同時に、回転ドラム1に巻き込まれ
て溶融金属2の表面に吹きつける空気が該溶融金
属2の温度低下の原因となるのを防ぐため、加熱
位置9により溶融金属2の表面温度を高温に保つ
ようにする。かかる溶融金属2の温度調節は、図
示しない温度調節装置によつて自動的に制御され
るようにする。 この状態から、駆動装置3を回転駆動させて回
転ドラム1を高速度で回転させる。そして、昇降
装置を作動させて回転ドラム1を下降させ、該回
転ドラム1下側の突起10の先部10aを溶融金
属2内に挿入する。これにより、溶融金属2が、
第5図に示すような状態で突起10の先部10a
に付着し、その結果、挿入量に応じた一定量の溶
融金属2が先部10aにより引き上げられて各突
起10と一体的に回転される。 すると、先部10aに付着した溶融金属2の溶
滴2aは、熱伝導率の高い回転ドラム1により熱
が奪われ、あるいはこれに加えて周囲の雰囲気に
より熱が奪われて凝固を始める。このように溶滴
2aの一部が凝固を始めると、その溶滴2aが回
転ドラム1の回転による遠心力によつて振り飛ば
され、該先部10aから剥離して雰囲気中に飛散
される。 この飛行中の溶滴2aは、先部10aからの剥
離時には少なくともその一部が凝固しているた
め、その形状をあまり変えないまま周囲の雰囲気
により十分に冷却されて凝固される。これによ
り、第5,6図に示すような、片面が突出し且つ
他面が凹陥した縦断面形状を有する略円形の片状
金属チツプ20が得られる。 また、前記遠心力によつても先部10aから剥
離されない金属チツプ20は、ワイパ4により払
拭されて該先部10aから剥離される。従つて、
駆動装置3による遠心力に加えてワイパ4を併用
することにより、回転ドラム1から金属チツプ2
0を確実に剥離させることができる。 次に、本発明の実験例について説明する。 本実験に用いた回転ドラム1の材質及び寸法諸
元等を第1表に示す。そして、本実験の結果を第
2表に示す。 この実験では、第5,6図に示すような形状
の、直径が1.0〜2.0mmの円形金属チツプ20及び
これらの寸法範囲内において変形した楕円形又は
それに近似した形状の金属チツプが得られた。こ
れら金属チツプ20における最も肉厚の厚い部分
の寸法は0.19〜0.27mmであり、また金属チツプ1
個当りの重量は1.0〜1.5mgであつた。そして、単
位時間当りの生産量は8Kgであつた。
【表】
以上説明したように、この発明に係る片状金属
チツプは椀状をなすために、鋭角に尖つた個所が
ないから安全性が高い。したがつて、摩耗防止の
ためにコンクリート中にこれを多量に混入した場
合等のように、人体や着衣に接触するおそれのあ
る個所にこれが使用されても安全性を確保するこ
とができるという効果がある。 また、この金属チツプの製造装置にあつては、
回転ドラムの回転によつて連続的に前記金属チツ
プを製造するに際して、この発明では溶融金属へ
の浸漬量に応じて溶融金属の液面の高さを調節す
るレベルブロツクを用いているため、金属チツプ
の製造に伴い低下しようとする溶融金属液面を、
レベルブロツクの下降によつて一定に維持するこ
とができるから、簡単な構造によつて溶融金属に
対する回転ドラムの突起の挿入量を常時同一に維
持することができ、したがつて常時均一な品質の
金属チツプを製造することができるという効果が
ある。 さらに、この装置に、溶融金属液面の加熱装置
を使用すると、この加熱装置により、溶融金属表
面のうち前記回転ドラムが挿入される部分を加熱
するため、溶融金属表面が周囲の雰囲気によつて
冷却される不都合もなく、常時最適な温度で回転
ドラムの突起に付着される。したがつて、温度不
調による金属チツプの製造ミスを防止し得て製造
効果を向上し得るという効果もある。
チツプは椀状をなすために、鋭角に尖つた個所が
ないから安全性が高い。したがつて、摩耗防止の
ためにコンクリート中にこれを多量に混入した場
合等のように、人体や着衣に接触するおそれのあ
る個所にこれが使用されても安全性を確保するこ
とができるという効果がある。 また、この金属チツプの製造装置にあつては、
回転ドラムの回転によつて連続的に前記金属チツ
プを製造するに際して、この発明では溶融金属へ
の浸漬量に応じて溶融金属の液面の高さを調節す
るレベルブロツクを用いているため、金属チツプ
の製造に伴い低下しようとする溶融金属液面を、
レベルブロツクの下降によつて一定に維持するこ
とができるから、簡単な構造によつて溶融金属に
対する回転ドラムの突起の挿入量を常時同一に維
持することができ、したがつて常時均一な品質の
金属チツプを製造することができるという効果が
ある。 さらに、この装置に、溶融金属液面の加熱装置
を使用すると、この加熱装置により、溶融金属表
面のうち前記回転ドラムが挿入される部分を加熱
するため、溶融金属表面が周囲の雰囲気によつて
冷却される不都合もなく、常時最適な温度で回転
ドラムの突起に付着される。したがつて、温度不
調による金属チツプの製造ミスを防止し得て製造
効果を向上し得るという効果もある。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略説明
図、第2図はこの発明に係わる回転ドラムの要部
を示す正面図、第3図は第2図の―線断面
図、第4図は第2図の矢視図、第5図は回転ド
ラムの突起先部に溶融金属が付着した状態を示す
説明図、第6図はこの発明に係わる片状金属チツ
プを示す斜視図である。 1……回転ドラム、2……溶融金属、2a……
溶滴、3……駆動装置(剥離手段)、4……ワイ
パ(剥離手段)、5……溶融装置、6……溶融槽、
7……発熱体、8……レベルブロツク、9……加
熱装置、10……突起、10a……先部、20…
…金属粒子。
図、第2図はこの発明に係わる回転ドラムの要部
を示す正面図、第3図は第2図の―線断面
図、第4図は第2図の矢視図、第5図は回転ド
ラムの突起先部に溶融金属が付着した状態を示す
説明図、第6図はこの発明に係わる片状金属チツ
プを示す斜視図である。 1……回転ドラム、2……溶融金属、2a……
溶滴、3……駆動装置(剥離手段)、4……ワイ
パ(剥離手段)、5……溶融装置、6……溶融槽、
7……発熱体、8……レベルブロツク、9……加
熱装置、10……突起、10a……先部、20…
…金属粒子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 片面が突出し、他面が凹陥した縦断面形状を
有して椀状をなすことを特徴とする片状金属チツ
プ。 2 平面形状が略円形である特許請求の範囲第1
項記載の片状金属チツプ。 3 溶融槽内に収容された溶融金属と、溶融金属
に浸漬して浸漬量に応じて溶融金属の液面の高さ
を調節するレベルブロツクと、前記溶融金属の上
側に位置してその溶融金属が先部に付着される椀
状の突起を外周に設けた回転ドラムと、前記突起
に付着した溶融金属の少なくとも一部が凝固した
後に該突起から剥離させる剥離手段と、を備えた
ことを特徴とする片状金属チツプの製造装置。 4 溶融槽内に収容された溶融金属と、溶融金属
に浸漬して浸漬量に応じて溶融金属の液面の高さ
を調節するレベルブロツクと、前記溶融金属の上
側に位置してその溶融金属が先部に付着される椀
状の突起を外周に設けた回転ドラムと、前記溶融
金属液面のうち前記回転ドラムが挿入される部分
を加熱する加熱装置と、前記突起に付着した溶融
金属の少なくとも一部が凝固した後に該突起から
剥離させる剥離手段と、を備えたことを特徴とす
る片状金属チツプの製造装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6038484A JPS60204647A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 片状金属チップ及びその製造装置 |
| US06/716,486 US4647511A (en) | 1984-03-28 | 1985-03-27 | Flake like metal chips, a method of and an apparatus for making the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6038484A JPS60204647A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 片状金属チップ及びその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60204647A JPS60204647A (ja) | 1985-10-16 |
| JPH0132177B2 true JPH0132177B2 (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=13140597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6038484A Granted JPS60204647A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 片状金属チップ及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60204647A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7356835B2 (ja) * | 2019-07-25 | 2023-10-05 | 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 反応生成物製造装置及び反応生成物製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4154284A (en) * | 1977-08-22 | 1979-05-15 | Battelle Development Corporation | Method for producing flake |
| JPS5921556A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-03 | 鈴鹿塗料株式会社 | セメント系床材 |
| JPS5945061A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-13 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 箔片製造装置 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP6038484A patent/JPS60204647A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60204647A (ja) | 1985-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0008604B1 (en) | Method and apparatus for producing flake particles from molten material | |
| JPS60170565A (ja) | 球状金属粒子の製造方法 | |
| EP0229031B1 (en) | Textured substrate and method for the direct, continuous casting of metal sheet exhibiting improved uniformity | |
| JPH02500201A (ja) | 複合材の製造方法 | |
| US4154284A (en) | Method for producing flake | |
| KR20000048914A (ko) | 반용융 재료 제조를 위한 장치 및 방법 | |
| JP3881202B2 (ja) | アルミニウム軸受合金の連続鋳造方法および連続鋳造装置 | |
| CA1238465A (en) | Melt overflow system for producing filamentary and film products directly from molten materials | |
| JPH0132177B2 (ja) | ||
| US4242069A (en) | Apparatus for producing flake | |
| US4385013A (en) | Method and apparatus for producing particles from a molten material using a rotating disk having a serrated periphery and dam means | |
| JPH0116881B2 (ja) | ||
| CA1256264A (en) | Continuous casting contrivance and method for its production | |
| JPS6347541B2 (ja) | ||
| JP3517605B2 (ja) | アルミニウム鋳造スラグの急速冷却凝固製造方法とそれに使用される凝固ロール及び成形ロールとアルミニウム鋳造スラグの急速冷却凝固製造装置 | |
| JPS6155561B2 (ja) | ||
| JPH04114524U (ja) | 角錐状金属チツプの製造装置 | |
| US4647511A (en) | Flake like metal chips, a method of and an apparatus for making the same | |
| US4150708A (en) | Apparatus and method of making filaments | |
| JPH02503170A (ja) | 金属ストリツプの直接鋳造方法及び装置 | |
| JP2813696B2 (ja) | ディスクによる溶融金属の引き出し方法 | |
| JPS60124442A (ja) | 複合鋼塊の製造方法 | |
| JPS6116401B2 (ja) | ||
| JP2967840B2 (ja) | 粒子分散型複合材料の製造方法 | |
| JPS6127928Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |