JPH0132209B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132209B2 JPH0132209B2 JP61088249A JP8824986A JPH0132209B2 JP H0132209 B2 JPH0132209 B2 JP H0132209B2 JP 61088249 A JP61088249 A JP 61088249A JP 8824986 A JP8824986 A JP 8824986A JP H0132209 B2 JPH0132209 B2 JP H0132209B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kasugamycin
- carp
- fish
- bacterial
- diseases
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は、カスガマイシンまたはその塩類(た
とえば塩酸塩;以下これらをカスガマイシンとい
う)を有効成分として含有することを特徴とする
コイの細菌性白雲症防除剤に関する。 カスガマイシンは、ストレプトミセス・カスガ
エンシスと命名された放線菌の生産する抗生物質
であり(特公昭42―6818号公報)、イネいもち病
に対し特効的な治療効果を有しているため、農業
用殺菌剤として実用化されている。 本発明者らは、コイに発生する細菌性白雲症に
対し有効な薬剤を開発する目的で種々の薬剤につ
いてスクリーニングを行つた。その結果、カスガ
マイシンがシユードモナス属菌による細菌性白雲
症に極めて有効であることを見出した。本発明に
よれば、カスガマイシンを使用してこの病菌によ
るコイの細菌性白雲症を経済的且つコイに薬害を
与えることなく完治する方法が提供される。 コイは、重要な蛋白資源であるために、近年天
然資源保護の見地より自然魚法と併用して養殖魚
法が漸時盛んになつてきている。しかしながら、
養殖魚法の場合は、限られた面積内で比較的多数
の個体を使用するために、細菌性白雲症などの疾
病に患りやすい。そのため、このような疾病を対
象として種々の抗生物質を含む抗菌剤が使用され
ているが、これらの中には人の疾病にも使用され
るものが含まれており、耐性菌の問題などを考え
ると必ずしも好ましくない。 カスガマイシンは、イネいもち病防除剤として
開発された薬剤で現在イネいもち病防除剤として
広く使用されており、その毒性は、極めて低く、
慢性毒性も認められない。またカスガマイシン
は、動物体内では比較的速やかに排泄され、自然
環境内においても分解されることが確認されてお
り、極めて安全な薬剤である。 またカスガマイシンの水産動物に対する半数致
死濃度は、コイ、ワキン、ヒメダカ、ドジヨウ、
オタマジヤクシ、ミジンコおよびタマミジンコの
いずれに対しても1000ppm以上であり、極めて魚
毒性が低い。そのため、比較的高濃度の薬剤処理
を行つてもこれを含む排水等によりコイなどの水
産動物が汚染されたり、死亡したり、薬害を与え
たりする心配がなく、安全に且つ十分に所期の治
療効果をあげることができる。 カスガマイシンを用いてコイの疾病を治療する
方法としては、カスガマイシン単独の薬液中にコ
イを薬浴せしめるか、または池あるいはその他の
槽中に一定濃度になるように溶解して用いればよ
く。さらにニトロフラン系薬剤などの他の薬剤と
併用することもできる。またカスガマイシンを飼
料中に混合して経口投与することもできる。次に
本発明の薬剤がコイの疾病に対して優れた治療効
果を有することを実施例1〜2に示す。 なお、治療効果は次式により算出した。 治療効果(%)=治療生存魚数(尾)/供試魚数(尾
)×100 (実施例 1) 50の清水(水温約22℃)を入れたタンクの中
にカスガマイシンを入れて、濃度が0.05%、0.04
%、0.02%および0.01%となるように溶解した。
そして、そこへ細菌性白雲症に感染したコイを16
尾入れて24時間薬浴させた。そして、清水(水温
約22℃)中で7日間飼養した後、その治療効果を
調査した。その結果を第1表に示した。
とえば塩酸塩;以下これらをカスガマイシンとい
う)を有効成分として含有することを特徴とする
コイの細菌性白雲症防除剤に関する。 カスガマイシンは、ストレプトミセス・カスガ
エンシスと命名された放線菌の生産する抗生物質
であり(特公昭42―6818号公報)、イネいもち病
に対し特効的な治療効果を有しているため、農業
用殺菌剤として実用化されている。 本発明者らは、コイに発生する細菌性白雲症に
対し有効な薬剤を開発する目的で種々の薬剤につ
いてスクリーニングを行つた。その結果、カスガ
マイシンがシユードモナス属菌による細菌性白雲
症に極めて有効であることを見出した。本発明に
よれば、カスガマイシンを使用してこの病菌によ
るコイの細菌性白雲症を経済的且つコイに薬害を
与えることなく完治する方法が提供される。 コイは、重要な蛋白資源であるために、近年天
然資源保護の見地より自然魚法と併用して養殖魚
法が漸時盛んになつてきている。しかしながら、
養殖魚法の場合は、限られた面積内で比較的多数
の個体を使用するために、細菌性白雲症などの疾
病に患りやすい。そのため、このような疾病を対
象として種々の抗生物質を含む抗菌剤が使用され
ているが、これらの中には人の疾病にも使用され
るものが含まれており、耐性菌の問題などを考え
ると必ずしも好ましくない。 カスガマイシンは、イネいもち病防除剤として
開発された薬剤で現在イネいもち病防除剤として
広く使用されており、その毒性は、極めて低く、
慢性毒性も認められない。またカスガマイシン
は、動物体内では比較的速やかに排泄され、自然
環境内においても分解されることが確認されてお
り、極めて安全な薬剤である。 またカスガマイシンの水産動物に対する半数致
死濃度は、コイ、ワキン、ヒメダカ、ドジヨウ、
オタマジヤクシ、ミジンコおよびタマミジンコの
いずれに対しても1000ppm以上であり、極めて魚
毒性が低い。そのため、比較的高濃度の薬剤処理
を行つてもこれを含む排水等によりコイなどの水
産動物が汚染されたり、死亡したり、薬害を与え
たりする心配がなく、安全に且つ十分に所期の治
療効果をあげることができる。 カスガマイシンを用いてコイの疾病を治療する
方法としては、カスガマイシン単独の薬液中にコ
イを薬浴せしめるか、または池あるいはその他の
槽中に一定濃度になるように溶解して用いればよ
く。さらにニトロフラン系薬剤などの他の薬剤と
併用することもできる。またカスガマイシンを飼
料中に混合して経口投与することもできる。次に
本発明の薬剤がコイの疾病に対して優れた治療効
果を有することを実施例1〜2に示す。 なお、治療効果は次式により算出した。 治療効果(%)=治療生存魚数(尾)/供試魚数(尾
)×100 (実施例 1) 50の清水(水温約22℃)を入れたタンクの中
にカスガマイシンを入れて、濃度が0.05%、0.04
%、0.02%および0.01%となるように溶解した。
そして、そこへ細菌性白雲症に感染したコイを16
尾入れて24時間薬浴させた。そして、清水(水温
約22℃)中で7日間飼養した後、その治療効果を
調査した。その結果を第1表に示した。
【表】
(実施例 2)
50の清水(水温約22℃)を入れたタンクの中
に細菌性白雲症に感染したコイを15尾入れ、カス
ガマイシンを2%含有する飼料を7日間投与し
た。この場合カスガマイシンの投与薬量(有効成
分量:以下同じ)は魚体重1Kg当り0.2g,0.1g
および0.05gとした。そして、さらに7日間清水
(水温約22℃)中で飼養した後、その治療効果を
調査した。その結果を第2表に示した。
に細菌性白雲症に感染したコイを15尾入れ、カス
ガマイシンを2%含有する飼料を7日間投与し
た。この場合カスガマイシンの投与薬量(有効成
分量:以下同じ)は魚体重1Kg当り0.2g,0.1g
および0.05gとした。そして、さらに7日間清水
(水温約22℃)中で飼養した後、その治療効果を
調査した。その結果を第2表に示した。
Claims (1)
- 1 カスガマイシンまたはその塩類を有効成分と
して含有することを特徴とするコイの細菌性白雲
症防除剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8824986A JPS61267521A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | コイの細菌性白雲症防除剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8824986A JPS61267521A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | コイの細菌性白雲症防除剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13843376A Division JPS5366441A (en) | 1976-11-19 | 1976-11-19 | Antibacterial agent for fish |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61267521A JPS61267521A (ja) | 1986-11-27 |
| JPH0132209B2 true JPH0132209B2 (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=13937579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8824986A Granted JPS61267521A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | コイの細菌性白雲症防除剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61267521A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1982717A1 (de) * | 2007-04-20 | 2008-10-22 | Bayer CropScience AG | Verwendung von Fungiziden zur Behandlung von Fischmykosen |
| EP1982715A1 (de) | 2007-04-20 | 2008-10-22 | Bayer CropScience AG | Verwendung von Fungiziden zur Behandlung von Fischmykosen |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS555127B2 (ja) * | 1973-06-08 | 1980-02-04 | ||
| JPS51138433A (en) * | 1975-05-26 | 1976-11-30 | Toshiba Corp | Method of coating photoresist |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP8824986A patent/JPS61267521A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61267521A (ja) | 1986-11-27 |
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