JPH0132461Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0132461Y2 JPH0132461Y2 JP1983165727U JP16572783U JPH0132461Y2 JP H0132461 Y2 JPH0132461 Y2 JP H0132461Y2 JP 1983165727 U JP1983165727 U JP 1983165727U JP 16572783 U JP16572783 U JP 16572783U JP H0132461 Y2 JPH0132461 Y2 JP H0132461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic inorganic
- present
- elastic modulus
- resonance sharpness
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
本考案は新規なスピーカー用キヤビネツト材料
に関するものである。 始めに、本考案を想到するに至つた経緯につい
て簡単に述べると、市販の建築材料のなかにはセ
メントや石膏を原料とした水硬性無機板状体があ
り、不燃材料として確たる地位を築いていること
については従来周知である。しかし、かかる水硬
性無機板状体の使用分野は建材関係に限られてい
た訳であるから、それ以外の分野にも広く使用で
きる用途が開発されたならば、当業界に及ぼす便
益は甚だ大なるものである。ところが斯様な狙い
のもとになされた発明考案については寡聞にして
知らない。 本考案者等は叙上の如き実情に鑑み、市場の流
通量も多く、入手が容易で、しかも安価であると
いつた多くの利点をもつている市販の水硬性無機
板状体をそのままスピーカー用キヤビネツト材料
として使用できないかと考えた。一般にスピーカ
ー用キヤビネツト材料として要求される性質に
は、イ.剛性弾性率が大きく機械的強度が高いこ
と、ロ.共振尖鋭度(Q)が小さいこと、ハ.面
密度が高いこと、ニ.製作するうえで加工性が優
れていること等が挙げられる。実際に試験した結
果は下表に示すとおりであり、共振尖鋭度(Q)
の値が高くて、それ自体ではスピーカー用キヤビ
ネツト材料として不向きであることがわかつた。
に関するものである。 始めに、本考案を想到するに至つた経緯につい
て簡単に述べると、市販の建築材料のなかにはセ
メントや石膏を原料とした水硬性無機板状体があ
り、不燃材料として確たる地位を築いていること
については従来周知である。しかし、かかる水硬
性無機板状体の使用分野は建材関係に限られてい
た訳であるから、それ以外の分野にも広く使用で
きる用途が開発されたならば、当業界に及ぼす便
益は甚だ大なるものである。ところが斯様な狙い
のもとになされた発明考案については寡聞にして
知らない。 本考案者等は叙上の如き実情に鑑み、市場の流
通量も多く、入手が容易で、しかも安価であると
いつた多くの利点をもつている市販の水硬性無機
板状体をそのままスピーカー用キヤビネツト材料
として使用できないかと考えた。一般にスピーカ
ー用キヤビネツト材料として要求される性質に
は、イ.剛性弾性率が大きく機械的強度が高いこ
と、ロ.共振尖鋭度(Q)が小さいこと、ハ.面
密度が高いこと、ニ.製作するうえで加工性が優
れていること等が挙げられる。実際に試験した結
果は下表に示すとおりであり、共振尖鋭度(Q)
の値が高くて、それ自体ではスピーカー用キヤビ
ネツト材料として不向きであることがわかつた。
【表】
【表】
キヤビネツトの振動レベルは、構成材料の面密
度(比重×板厚)及び弾性率が高い程低くなり、
共振尖鋭度(Q)が小さい程共振点での振動レベ
ルが低くなる。弾性率と共振尖鋭度(Q)の関係
は、通常、弾性率を上げると共振尖鋭度(Q)も
大きくなり、逆に共振尖鋭度(Q)を小さくする
と弾性率も下がるというように両者相反する傾向
があり、両者を満足させることはむつかしい問題
であつた。 本考案者等は不燃材料である水硬性無機板状体
を芯材とし、その表面に硬質繊維板を貼着するこ
とにより、これら条件をすべて満たす材料を得こ
とができることを見出し、本考案を完成するに至
つたものである。 すなわち本考案は、曲型的には図面に示すよう
に、水硬性無機板状体1を芯材とし、その両表面
に硬質繊維板2を貼着一体化した構成のものであ
る。もつとも硬質繊維板2は水硬性無機板状体1
の片面のみに貼着された構成でもよい。ただし片
面構成にすると表裏面での条件が異なるため反り
が生じ易く、共振尖鋭度(Q)が大きくなるた
め、図示の如き両面貼着構成の方が好ましい。本
考案で使用することができる不燃材料である水硬
性無機板状体1としては、石膏板、石綿セメント
板、エトリンガイト系セメント板、珪酸カルシウ
ム系石綿セメント板、炭酸マグネシウム系成型板
等であり、比重は0.9以上の緻密なものが適する。
厚みは通常10〜25mm程度のものを用いる。また植
物繊維を主原料としたボードである硬質繊維板2
は比重0.8以上のもので、厚みは約2mm程度でよ
い。硬質繊維板2を水硬性無機板状体1の片面ま
たは両面に貼着するための接着剤としては例えば
酢酸ビニル系接着剤がある。 本考案の効果はつぎに述べる性能比較から明ら
かである。すなわち、前に表記した合計8種類の
水硬性無機板状体(厚さは何れも11mmとした)に
厚さ2mmの硬質繊維板を両面貼着構成および片面
貼着構成としたときの共振尖鋭度、比重、動弾性
率の測定結果は、下表のとおりである。種類を示
す番号はそれぞれ符号している。尚、従来使用さ
れている15mm厚のラワン合板およびパーテイクル
ボードの共振尖鋭度はそれぞれ73,45、比重はそ
れぞれ0.50,0.73、動弾性率は4.85×104Kg/cm2、
4.35×104Kg/cm2であるが、本考案のスピーカー
用キヤビネツト材料は従来品と比較し、動弾性率
はほとんど変らないが、比重が約2倍高く、しか
も共振尖鋭度(Q)が小さい優れた材料であると
いえる。
度(比重×板厚)及び弾性率が高い程低くなり、
共振尖鋭度(Q)が小さい程共振点での振動レベ
ルが低くなる。弾性率と共振尖鋭度(Q)の関係
は、通常、弾性率を上げると共振尖鋭度(Q)も
大きくなり、逆に共振尖鋭度(Q)を小さくする
と弾性率も下がるというように両者相反する傾向
があり、両者を満足させることはむつかしい問題
であつた。 本考案者等は不燃材料である水硬性無機板状体
を芯材とし、その表面に硬質繊維板を貼着するこ
とにより、これら条件をすべて満たす材料を得こ
とができることを見出し、本考案を完成するに至
つたものである。 すなわち本考案は、曲型的には図面に示すよう
に、水硬性無機板状体1を芯材とし、その両表面
に硬質繊維板2を貼着一体化した構成のものであ
る。もつとも硬質繊維板2は水硬性無機板状体1
の片面のみに貼着された構成でもよい。ただし片
面構成にすると表裏面での条件が異なるため反り
が生じ易く、共振尖鋭度(Q)が大きくなるた
め、図示の如き両面貼着構成の方が好ましい。本
考案で使用することができる不燃材料である水硬
性無機板状体1としては、石膏板、石綿セメント
板、エトリンガイト系セメント板、珪酸カルシウ
ム系石綿セメント板、炭酸マグネシウム系成型板
等であり、比重は0.9以上の緻密なものが適する。
厚みは通常10〜25mm程度のものを用いる。また植
物繊維を主原料としたボードである硬質繊維板2
は比重0.8以上のもので、厚みは約2mm程度でよ
い。硬質繊維板2を水硬性無機板状体1の片面ま
たは両面に貼着するための接着剤としては例えば
酢酸ビニル系接着剤がある。 本考案の効果はつぎに述べる性能比較から明ら
かである。すなわち、前に表記した合計8種類の
水硬性無機板状体(厚さは何れも11mmとした)に
厚さ2mmの硬質繊維板を両面貼着構成および片面
貼着構成としたときの共振尖鋭度、比重、動弾性
率の測定結果は、下表のとおりである。種類を示
す番号はそれぞれ符号している。尚、従来使用さ
れている15mm厚のラワン合板およびパーテイクル
ボードの共振尖鋭度はそれぞれ73,45、比重はそ
れぞれ0.50,0.73、動弾性率は4.85×104Kg/cm2、
4.35×104Kg/cm2であるが、本考案のスピーカー
用キヤビネツト材料は従来品と比較し、動弾性率
はほとんど変らないが、比重が約2倍高く、しか
も共振尖鋭度(Q)が小さい優れた材料であると
いえる。
【表】
次に本考案によるスピーカー用キヤビネツト材
料を用いて、幅230mm×高さ385mm×奥行243mm
(板厚15mm)のスピーカー用キヤビネツトを作り、
従来使用されている材料によるキヤビネツトと比
較した。その結果、本考案に係る材料を用いたも
のは、比重が高い為振動レベルが低く、しかも共
振尖鋭度(Q)が小さいため、キヤビネツトの共
振が殆んど無いので、低音域において従来品より
音の伸びがあつて、中高音域では音の出が鮮明で
あつて美しく、極めて良好な音響特性が得られる
ことが認められた。 本考案は上記のように構成したスピーカー用キ
ヤビネツト材料であるから、遮音特性が良く、共
振尖鋭度(Q)が小さく、振動レベルを低くでき
るので、スピーカーとして組立てたとき低音域に
おいて音の伸びがあり、中音域では音の出が鮮明
で美しい極めて良好な音響特性が得られるという
実用上すぐれた効果を奏しうるものである。
料を用いて、幅230mm×高さ385mm×奥行243mm
(板厚15mm)のスピーカー用キヤビネツトを作り、
従来使用されている材料によるキヤビネツトと比
較した。その結果、本考案に係る材料を用いたも
のは、比重が高い為振動レベルが低く、しかも共
振尖鋭度(Q)が小さいため、キヤビネツトの共
振が殆んど無いので、低音域において従来品より
音の伸びがあつて、中高音域では音の出が鮮明で
あつて美しく、極めて良好な音響特性が得られる
ことが認められた。 本考案は上記のように構成したスピーカー用キ
ヤビネツト材料であるから、遮音特性が良く、共
振尖鋭度(Q)が小さく、振動レベルを低くでき
るので、スピーカーとして組立てたとき低音域に
おいて音の伸びがあり、中音域では音の出が鮮明
で美しい極めて良好な音響特性が得られるという
実用上すぐれた効果を奏しうるものである。
図面は本考案によるスピーカー用キヤビネツト
材料の断面図である。 1……水硬性無機板状体、2……硬質繊維板。
材料の断面図である。 1……水硬性無機板状体、2……硬質繊維板。
Claims (1)
- 不燃材料である水硬性無機板状体の少なくとも
片面に硬質繊維板を貼着してなるスピーカー用キ
ヤビネツト材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16572783U JPS6074387U (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | スピ−カ−用キヤビネツト材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16572783U JPS6074387U (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | スピ−カ−用キヤビネツト材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6074387U JPS6074387U (ja) | 1985-05-24 |
| JPH0132461Y2 true JPH0132461Y2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=30363007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16572783U Granted JPS6074387U (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | スピ−カ−用キヤビネツト材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6074387U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5028326A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-22 | ||
| JPS5714898U (ja) * | 1980-06-18 | 1982-01-26 |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP16572783U patent/JPS6074387U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6074387U (ja) | 1985-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3508626A (en) | Acoustic diaphragm | |
| JPH0132461Y2 (ja) | ||
| CN209390245U (zh) | 一种迷宫式左右双向阻尼超薄音箱 | |
| JPH0132460Y2 (ja) | ||
| JPS5936572Y2 (ja) | 防音壁材 | |
| CN221837776U (zh) | 一种pet复合吸音板 | |
| CN222456433U (zh) | 一种微粒砂岩吸音板 | |
| CN213682818U (zh) | 一种隔音石膏板 | |
| JPH03269598A (ja) | 吸音板 | |
| SU1125345A1 (ru) | Звукопоглощающа плита | |
| JPH03247547A (ja) | 遮音パネル | |
| JPH0425139B2 (ja) | ||
| JPS5921437Y2 (ja) | 遮音板 | |
| JPH0447839B2 (ja) | ||
| JPH0514315Y2 (ja) | ||
| JPH022589Y2 (ja) | ||
| CN207260393U (zh) | 一种隔音楼板结构 | |
| JPH059756Y2 (ja) | ||
| JP2001262730A (ja) | 遮音壁構造 | |
| JP2557350Y2 (ja) | 板 材 | |
| JPS62131694A (ja) | スピ−カキヤビネツト | |
| JPH0220529A (ja) | 遮音ゴムシート | |
| JPH0623744U (ja) | スピーカーキャビネット部材 | |
| JPS63239496A (ja) | 遮音積層体 | |
| JPH1018471A (ja) | 吸音材 |