JPH0132646Y2 - - Google Patents

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JPH0132646Y2
JPH0132646Y2 JP328085U JP328085U JPH0132646Y2 JP H0132646 Y2 JPH0132646 Y2 JP H0132646Y2 JP 328085 U JP328085 U JP 328085U JP 328085 U JP328085 U JP 328085U JP H0132646 Y2 JPH0132646 Y2 JP H0132646Y2
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yarn
wire
metal
monofilament yarn
braided
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子機器、電気機器、ケーブル線、
及びこれらの中間に使用される異形部品から発生
する電磁波を遮蔽するための、電線被覆材に関す
るものである。
近年コンピユーター等の電子機器の発達に伴
い、これらの電子機器から発生する電磁波が他の
機器に影響を与え、雑音や誤動作等の障害が生じ
ることが問題視されてきている。而してこれらの
機器同士又は機器内を繋いでいる電線やケーブル
についても、電磁波による障害を防止するために
シールドすることが要求されている。
特に遮蔽の対象となる電磁波の周波数帯は、
10KHz乃至1000MHzの範囲である。この範囲の電
磁波が電子機器等に入射すると、電磁波障害を起
こし、誤動作や雑音の原因となるのである。この
ため、電線の周囲に導電層を形成し、電磁波の一
部を外部に反射し、残りを吸収してアースするこ
とによりシールド効果をもたらすことが行われて
いる。このシールド効果は、電磁波発生源の表面
からのエネルギーを、いかに減衰させることがで
きるかの程度を示すものであり、その減衰率はデ
シベルdBで表わされる。而してこのシールド効
果SEは、一般に次の式で表わされる SE=20×log(Ei/Et) Ei=電界入射強度 Et=電界伝達強度 このシールド効果の目安としては、通常減衰率
20〜60dB以上であれば、効果があるとされてい
る。
従来の技術 従来配線された電線をシールドするためには、
電線にテープ状の金属箔を積巻したり、金属線を
テープ状に編組したものを電線に積巻したり、金
属線を筒状に編組したものを電線に被せることが
行われていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら金属線を編組したものは、電磁波
を遮蔽する効果の点では優れているが、反面柔軟
性に欠けるという欠点を有している。そのため、
テープ状のものを積巻する方法においては積巻に
手間がかかり、また電線の中間にコネクター等が
あるような場合に、この部分の巻回が困難であつ
た。また筒状のものを被せるものにあつては、径
方向に伸縮性がなくその中に電線を引込むのが容
易でない。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、柔軟であつてしかも適度の剛性を有し、径方
向への適度の伸縮性を有していて取扱いが容易で
あり、且つシールド効果の優れた電線被覆材を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決する手段 而して本考案は、合成繊維のモノフイラメント
糸の外周に、金属の化学メツキを施した合成繊維
の捲縮加工糸を巻回してなる糸条を、筒状に編組
してなるものである。
以下本考案を図面に従つて説明する。
第1図において、1は本考案の電線被覆材であ
つて、糸条2を筒状に編組した構造のものであ
る。而して糸条2は第2図に示すように、合成繊
維のモノフイラメント糸3の外周に捲縮加工糸4
を巻回したものである。
モノフイラメント糸3は、高弾性を有するポリ
エステルモノフイラメント糸又は高強力ポリエチ
レンモノフイラメント糸が適している。これらの
モノフイラメント糸3は、ヤング率1000Kg/mm2
上で、直径が0.1〜0.4mmφのものが適当である。
直径0.1mmφ以下のものでは電線被覆材1が柔軟
に過ぎ、また直径0.4mmφ以上のものでは、剛性
が強くなり過ぎて径方向への伸縮性が悪くなる。
モノフイラメント糸3の外周に巻回する捲縮加
工糸4は、ポリエステル糸又はポリアミド糸の、
50〜200dのマルチフイラメント糸を捲縮加工し
たものを使用する。素材としては、耐候性に優れ
たポリエステル糸が好ましい。
この捲縮加工糸4は、前記モノフイラメント糸
3の外周に左巻き又は右巻きのいずれかにより一
重に巻回したものでも良いが、シールド効果をよ
り良好ならしめるために、モノフイラメント糸3
上に左巻き又は右巻きに巻回した後、さらにその
外周に逆方向に巻回して、二重以上にするのが好
ましい。
前記捲縮加工糸4には、化学メツキが施されて
いる。化学メツキの金属としては、銅又はニツケ
ルが適当である。このメツキする金属の量は、捲
縮加工糸4の重量の、10〜50%が適当である。10
%以下になるとシールド効果が悪くなり、また50
%以上になると、表面が硬く、風合が悪くなる。
前記化学メツキを施すのは、モノフイラメント
糸3に捲縮加工糸4を巻回した糸条2に対してメ
ツキ操作を施しても良く、またその糸条2を筒状
に編組した後、その編組体に対してメツキ操作を
施しても良い。また捲縮加工糸4にメツキ操作を
施した後、これをモノフイラメント糸3に巻回す
ることも可能である。この場合には、モノフイラ
メント糸3にはメツキしなくても、ほとんど効果
は変わらない。
作 用 本考案においては、本考案の電線被覆材1内に
電線を挿通し、これを被覆して電磁波をシールド
する。電線の途中にコネクター等があつても、そ
の部分の電線被覆材1が径方向に膨らむことによ
り、コネクター等をも含めて被覆することができ
る。そして電線被覆材1にメツキされた金属によ
り電磁波をシールドし、電磁波障害を防止するの
である。
考案の効果 本考案によれば、従来の金属線を編組したもの
に比べて極めて柔軟であり、電線を挿通する作業
が容易であると共に、また適度の剛性を有し且つ
径方向への伸縮性に富むので、電線の中間にコネ
クター等の異形部品があつても、これをも含めて
被覆することができる。
従来から、複数の電線を収束する目的で、合成
繊維のモノフイラメント糸を筒状に編組した電線
収束材が使用されており、そのモノフイラメント
糸に化学メツキを施すことによりシールド効果を
付与することが考えられる。しかしながら、合成
繊維のモノフイラメント糸は表面積が小さく、し
かも表面が極めて滑らかであり、金属の付着量が
充分でなく、また金属との密着力に劣り、取扱い
途中においてモノフイラメント糸から金属が剥が
れ落ち、有効な電磁波シールド効果を有するもの
が得られない。
これに対し本考案においては、モノフイラメン
ト糸の外周に捲縮加工糸を巻回し、該捲縮加工糸
に化学メツキが施されているので、表面積が大き
くて金属の付着量が増し、しかも取扱いの途中で
金属が剥がれ落ちることがなく、長期間に亙つて
有効なシールド効果を持続することができるので
ある。
実施例 直径0.1mmφのポリエステルモノフイラメント
糸3に、150dのポリエステル捲縮加工糸4を一
重巻きに巻回した糸条2を、3×3×48打に編組
して筒状編組体を形成し、該筒状編組体に銅の化
学メツキを施して、本考案の電線被覆材1を形成
した。而してこの電線被覆材1の重量は、10.6
g/mであり、この内捲縮加工糸の重量は6.0
g/mであり、メツキによる銅の付着量は1.8
g/mであつた。
次に、硬質塩ビ管内に銅線を引込んでこれを同
軸ケーブルとみなし、これを前記実施例の被覆材
1内に挿通し、これを第3図に示すように吸収ク
ランプ5に挿通し、標準信号発生器6とシールド
ボツクス7との間で、前記銅線に高周波電流を流
し、被覆材1から漏洩する電磁波を、吸収クラン
プ5内のフエライトリングで吸収し、スペクトラ
ムアナライザー8で測定した。
その結果電磁波の減衰率は、100MHzにおいて
27dBであり、500MHzにおいては35dBであつて、
充分な電磁波シールド効果を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電線被覆材を示す平面図で
あり、第2図は、その電線被覆材を構成する糸条
の平面図である。第3図は、本考案の電線被覆材
の電磁波シールド効果を測定する装置の概念図で
ある。 1……電線被覆材、2……糸条、3……モノフ
イラメント糸、4……捲縮加工糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成繊維のモノフイラメント糸の外周に、金属
    の化学メツキを施した合成繊維の捲縮加工糸を巻
    回してなる糸条を、筒状に編組してなることを特
    徴とする、電磁波シールド用電線被覆材。
JP328085U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0132646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP328085U JPH0132646Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP328085U JPH0132646Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120118U JPS61120118U (ja) 1986-07-29
JPH0132646Y2 true JPH0132646Y2 (ja) 1989-10-05

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ID=30477760

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JP328085U Expired JPH0132646Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611599Y2 (ja) * 1987-11-28 1994-03-23 株式会社浜松電気製作所 電磁波シールド用フレキシブル編組スリーブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61120118U (ja) 1986-07-29

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