JPH0132829B2 - - Google Patents

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JPH0132829B2
JPH0132829B2 JP13893880A JP13893880A JPH0132829B2 JP H0132829 B2 JPH0132829 B2 JP H0132829B2 JP 13893880 A JP13893880 A JP 13893880A JP 13893880 A JP13893880 A JP 13893880A JP H0132829 B2 JPH0132829 B2 JP H0132829B2
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JP
Japan
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synthetic resin
chlorinated isocyanuric
weight
metal oxide
isocyanuric acid
Prior art date
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JP13893880A
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JPS5762271A (en
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Masanori Oota
Toshiki Mori
Tokuyuki Taniguchi
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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Publication date
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  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、塩素化イソシアヌール酸又はその塩
の分解による塩素、塩化窒素等のガスの発生を可
及的に抑制する保存法に関するものである。 一般に実用に供されている塩素化イソシアヌー
ル酸又はその塩としては、三塩素化イソシアヌー
ル酸、二塩素化イソシアヌール酸、二塩素化イソ
シアヌール酸ナトリウム又はカリウムの無水和物
及び1水和物、二塩素化イソシアヌール酸ナトリ
ウムの2水和物等が挙げられる。爾後これ等を総
括して塩素化イソシアヌール酸類と称す。これら
の塩素化イソシアヌール酸類は一般に粉体の
まゝ、又は粒状、顆粒状、錠剤形に成形されて実
用に供されている。また、通常含水率1%以下の
乾燥品が使用されている。 これらの塩素化イソシアヌール酸類は種々の分
野において殺菌剤、消毒剤、漂白剤等として広く
実用に供されている。また、塩素化イソシアヌー
ル酸類は大気中で開放しておくと、分解して塩
素、塩化窒素等の有害ガスを発生する。この為、
製造後実用に供する迄は、一般に紙、プラスチツ
ク、金属等の密閉式容器に格納して、保管及び輸
送されている。しかしながら、保管及び輸送期間
が長期に亘るときは、これらの密閉式容器内とい
えど、相当量の分解ガスが発生し、種々の好まし
くない事象が、場合によつては危険な事象が発生
している。塩素化イソシアヌール酸類に添加剤を
加えて、分解を抑制する方法も種々提案されてい
るが、その効果が充分でなかつたり、該添加剤が
塩素化イソシアヌール酸類の実用に際して好まし
くない影響を与えている。 また、特開昭55−98274号公報に、塩素化イソ
シアヌール酸類を、カルシウム若しくはマグネシ
ウムの酸化物、酸化第1鉄からなる群より選ばれ
る1種若しくは2種以上の金属化合物をプラスチ
ツク中に微細分散させた組成物の袋、容器内に密
封下で保存する方法が提案されている。該方法
は、確かに塩素化イソシアヌール酸類の分解抑制
効果が認められる。しかしながら、提案されてい
る添加剤の種類により効果が著しく異なり、また
長期保存に対しては効果が少い。即ち、袋、容器
の表面が吸湿し易く、フイルムの場合はしわがよ
り、波打つた状態となり、脱臭効果が低下する。
また、容器表面の吸湿により保存方法が難かし
く、表面のインキ表示等が不鮮明となる。更に、
該発生による添加剤を混入せるプラスチツクフイ
ルム又はシートは熱シール性がよくなく、強度が
低く、角が破れ易い欠点がある。 本発明の方法は、塩素化イソシアヌール酸類の
分解抑制効果にすぐれ、10ケ月以上約3年に到る
迄保持しても、塩素化イソシアヌール酸類の分解
は僅少で、容器の損傷、印刷インキの変質等が起
らなく、しかも使用容器の熱シール性が良好で、
強度大で吸湿性がない塩素化イソシアヌール酸類
の保存方法を提供するにある。 本発明による塩素化イソシアヌール酸類の保存
方法は、合成樹脂100重量部に対して、酸化カル
シウム、酸化マグネシウム及び酸化ほう素よりな
る群より選ばれる1種又は2種以上の金属酸化物
を10〜200重量部混入した合成樹脂層の内外両面
に、前記金属酸化物を混入しない合成樹脂層を積
層させた多層構造体からなる容器内に密封下で保
存することを特徴とする方法である。 本発明の方法の好ましい一態様においては、前
記合成樹脂が、エチレン、プロピレン、塩化ビニ
ル又は塩化ビニリデンの重合体若しくは共重合
体、又はそれらの混合物である。 本発明の方法の他の好ましい一態様において
は、前記の金属酸化物を混入した金属樹脂層の厚
みが20〜200μで、前記の金属酸化物を混入しな
い合成樹脂層の厚みが10〜200μである。 本発明の方法の更に他の好ましい態様において
は、前記の金属酸化物を混入した合成樹脂層中の
金属酸化物の重量が、保存される塩素化イソシア
ヌール酸類の重量に対して0.1〜10%である。 以下、本発明の方法を更に詳述する。本発明の
方法において、金属酸化物を混入した合成樹脂層
の内外両面に、金属酸化物を混入しない合成樹脂
層が積層されるので、以下本文においては、前者
を中層、後者を内外層と称す。 本発明の方法において、中層の合成樹脂に混入
される金属酸化物は、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム及び酸化ほう素よりなる群より選ばれる
1種又は2種以上の金属酸化物である。上記以外
の金属酸化物、例えば特開昭55−98274号公報に
あげられている上記以外の金属酸化物及び酸化
塩、は上記の金属酸化物に較べて著しく効果が劣
る。上記金属酸化物は微粉無水物として合成樹脂
に混入される。その微粉の大きさは中層の厚みよ
り小さいことが望ましい。その合成樹脂への混入
量は、合成樹脂100重量部に対して10〜200重量部
の範囲が適当である。10重量部以下では本発明の
方法の効果が得難い。但し、容器表面積に対して
容器容量を小にすれば、本発明の方法の効果を挙
げることができるが、この場合は経済性に乏し
い。また、200重量部以上では成型が困難となる。 また、中層中の金属酸化物の混入量は、容器に
保存される塩素化イソシアヌール酸類の重量によ
つても考慮されなければならない。これらの金属
酸化物が塩素化イソシアヌール酸類の分解を抑制
する主役をなすものであるので、容器に使用され
ている中層中の金属酸化物の重量は、該容器に保
存される塩素化イソシアヌール酸類の重量の0.1
%以上であることが必要である。また、10%を起
えてもその分解抑制効果は変らない。 上記の金属酸化物の合成樹脂への混入方法は、
一般の加工助剤、充てん剤、安定剤等の混入方法
と同様に行なわれる。即ち、合成樹脂の溶融混練
時に添加するとか、スクリユー式押出機による混
練時に添加する等の方法により混入される。 本発明の方法に使用される合成樹脂としては、
シート又はフイルムに成形可能ならばどのような
ものでもよい。就中、エチレン、プロピレン、塩
化ビニル又は塩化ビニリデンの重合体若しくは共
重合体、又はそれらの混合物が好ましい。 本発明の方法においては、中層と内外層を積層
させて3重構造体とし、該3重構造体で容器が形
成される。3重構造体の作成法は、従来より一般
に行なわれている方法によればよい。例えば、3
層共押出しによりインフレーシヨンフイルムと
し、ヒートシールして袋とする。また、3層共押
出しのパリソンからブロー成形により瓶をつく
る。また、カレンダー法シートを積層接着する方
法などが行なわれる。 中層及び内外層の厚みは、強度及び実用面から
3層構造体としての厚みが40〜600μの範囲であ
ることが好ましい。しかし比較的短期間の保存の
場合には、上記下限厚みより薄くてもよく、ま
た、大型容器を使用したいときには、上記上限厚
さより厚くてもよい。また、内外層の厚みをそれ
ぞれ10μ以上とすると効果がある。従つて、中層
の厚みが20〜200μ、内外層それぞれの厚みが10
〜200μが好ましい。 本発明の方法は以上の如く構成されている。実
施形態としては、一般に保管、輸送の便及び強度
面より、3層構造体による包装体の複数個を、更
に強度大なダンボール等の外容器に収納する。3
層構造体容器を2重に使用し、この包装体の複数
個を更に丈夫な外容器に入れることもある。実際
に、外層100μ、中層250μ、内層50μ、全厚400μ
で、容量1のブロービン(合成樹脂はポリエチ
レンを使用。)に塩素化イソシアヌール酸類を収
納し、ポリエチレンキヤツプで密封したものを
600本作り、保管、輸送を行つたが、良好な結果
が得られた。 また、比較的多量の塩素化イソシアヌール酸類
をフアイバドラムに収納したい場合は、該フアイ
バドラムに本発明の方法に用いる3層構造体を内
張りして使用してもよい。該フアイバドラムが充
分気密性を有するときは、蓋として本発明に用い
る3層構造体を使用してもよい。更に、本発明の
方法における容器を、ダンボール箱内に収納さ
れ、塩素化シアヌール酸類を収納する複数個の容
器全体を、又は撒品を、入れる大袋(外袋)とし
て使用してもよい。 本発明の方法は以上の如く構成され、且つ実施
されるので、次の如き多くの優れた効果を挙げる
ことができる。即ち、塩素化イソシアヌール酸類
を10ケ月以上、概ね3年間位の長期に亘り、その
分解を抑制して保存することができる。従つて容
器を開封した場合、塩素又は塩化窒素等の分解ガ
スの臭気は殆んどなく、容器の損傷、印刷インキ
の変質が起らない。また、容器の両面は、金属酸
化物を含まない合成樹脂層となつているので、熱
シール性が良好であり、吸湿しない。更に、この
容器は強度が大である。従つて、本発明の方法は
実用価値が極めて大である。 次に本発明の方法の実施例を述べる。実施例に
おいては、数種の塩素化イソシアヌール酸類を各
種の金属酸化物を用いた3層プラスチツクフイル
ムの袋に収納密封し、一定条件で保存後、その状
態を肉眼観察及び官能検査で評価した。また、比
較例として、容器に金属酸化物を含まないプラス
チツクフイルムを使用した場合、特開昭55−
98274号公報に提案されているような金属酸化物
を含む単層プラスチツクフイルムを使用した場
合、及び金属酸化物を含むプラスチツクフイルム
の外側のみに金属酸化物を含まないプラスチツク
フイルムを積層した2層構造体のフイルムを使用
した場合の保存試験を、実施例におけると同様に
行つた。各材料、試験、評価等の仕様、条件等は
次の通りである。 (1) 供試塩素化イソシアヌール酸類 (1) トリクロロイソシアヌール酸顆粒(TCCA
と略示する。) 水分0.19%、粒径0.24〜1.4mm、有効塩素含
有量90.4%。 (2) ジクロロイソシアヌール酸顆粒(DCCAと
略示する。) 水分0.21%、粒径0.24〜1.4mm、有効塩素含
有量71.7%。 (3) ジクロロイソシアヌール酸ナトリウム無水
和物顆粒(DCC−Naと略示する。) 水分0.96%、粒径0.24〜1.4mm、有効塩素含
有率60.4%。 (2) 金属酸化物 酸化カルシウム(CaO)、酸化マグネシウム
(MgO)、酸化ほう素(B2O3)のいずれも用
い、いずれも300メツシユ篩通過(0.046mm以
下)の微粉を用いた。 (3) 合成樹脂、容器及び包装法 合成樹脂にはポリエチレンの高密度品と低密
度品の1:1の混合物(PE)、ポリプロピレン
(PP)、ポリ塩化ビニリデン(PViC)を使用し
た。金属酸化物を混入する層には、合成樹脂と
これを混練溶融し、単層、2層又は3層共押出
により厚さ120μ又は180μの単層又は多層のイ
ンフレーシヨンフイルムとし、、切断、熱融着
により280mm(縦)×220mm(横)の袋(内袋)
とし、耐塩素性印刷インキにより容器表面に商
品名、デザイン、使用法等を印刷した後、塩素
化イソシアヌール酸類を各々1Kg入れ、熱シー
ルにより密封した。 (4) 保存法 前(3)項で得られた包装体を15袋、縦×横が
850×400mmで厚みが100μの単層プラスチツク
袋(外袋又は大袋)に入れ密封後、更にこれを
縦×横×高さが395×350×175mmで、厚みが3
mmのクラフトダンボールに入れて糊付けして密
封した。 (5) 保存条件 倉庫に夏期を含む10ケ月間保存した。 (6) 評価項目及び評価法 (1) 印刷インクの劣化(退色)度 印刷されたインク(顔料)の変化、鮮明度
の変化を目視観察し、その脱色程度により次
の4段階に評価した。例えば、群青は、濃紺
→青色→水色→灰色→消滅と劣化する。 ◎ 全く変りなし 〇 わずかに脱色 △ かなり脱色 × 極めて著しい脱色 (2) ダンボールの脆化 作業者の指圧による箱の外側及び内側の脆
化を官能試験及び目視観察により次の5段階
に評価した。 ◎ 外側、内側共変化なし 〇 内側僅かに脆化 □ 内側かなり脆化 △ 内側著しく脆化、外側僅かに脆化 × 外側、内側とも著しい劣化 (3) 内袋開封時の塩素臭 官能試験により次の5段階に評価した。 ◎ 全く塩素臭なし 〇 かすかな塩素臭 □ 弱い塩素臭 △ かなり強い塩素臭 × 極めて強い塩素臭 実施例及び比較例における仕様、条件を第1表
に、評価結果を第2表に示す。
【表】
【表】
【表】 第1表及び第2表より明らかな如く、本発明の
方法による実施例においては、印刷インクの劣
化、ダンボールの脆化は殆んど起らず、開封時の
塩素臭は僅かである。これに対して、本発明の方
法によらない比較例において評価値が著しく劣つ
ている。特に、CaO等の金属酸化物を含まない単
層プラスチツクフイルムを用いたNo.10〜15の評価
は劣つている。No.13が比較的よいのは、供試品の
DCC−Naが比較的分解し難いからである。特開
昭55−98274号発明の実施例に相当する比較例No.
1〜7はNo.10〜15に較べれば優れているが充分と
はいえない。比較例No.8、9は本発明の3層構造
体より内層を除いたものに相当するが、他の比較
例に較べれば優れているが、実施例には及ばな
い。外、中層のみのものは吸湿し易く、保存方法
がむつかしい。また、吸湿によりそりが起り、脱
臭効果を低下する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂100重量部に対して、酸化カルシウ
    ム、酸化マグネシウム及び酸化ほう素よりなる群
    より選ばれる1種又は2種以上の金属酸化物を10
    〜200重量部混入した合成樹脂層の内外両面に、
    前記金属酸化物を混入しない合成樹脂層を積層さ
    せた多層構造体からなる容器内に密封下で保存す
    ることを特徴とする塩素化イソシアヌール酸又は
    その塩の保存方法。 2 前記合成樹脂が、エチレン、プロピレン、塩
    化ビニル又は塩化ビニリデンの重合体若しくは共
    重合体、又はそれらの混合物である特許請求の範
    囲第1項の塩素化イソシアヌール酸又はその塩の
    保存方法。 3 前記の金属酸化物を混入した合成樹脂層の厚
    みが20〜200μで、前記の金属酸化物を混入しな
    い合成樹脂層の厚みが10〜200μである特許請求
    の範囲第1項又は第2項の塩素化イソシアヌール
    酸又はその塩の保存方法。 4 前記の金属酸化物を混入した合成樹脂層中の
    金属酸化物の重量が、保存される塩素化イソシア
    ヌール酸又はその塩の重量に対して0.1〜10%で
    ある特許請求の範囲第3項の塩素化イソシアヌー
    ル酸又はその塩の保存方法。
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WO2021045237A1 (ja) * 2019-09-06 2021-03-11 株式会社グリーンウェル トリクロロイソシアヌル酸を含有する錠剤の包装体
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