JPH0133568Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133568Y2 JPH0133568Y2 JP1960385U JP1960385U JPH0133568Y2 JP H0133568 Y2 JPH0133568 Y2 JP H0133568Y2 JP 1960385 U JP1960385 U JP 1960385U JP 1960385 U JP1960385 U JP 1960385U JP H0133568 Y2 JPH0133568 Y2 JP H0133568Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- bobbin
- flange
- holding groove
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 26
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、人造繊維の糸条をリング撚糸機に仕
掛ける際に該撚糸機で撚糸を巻き取ために利用す
るフランジボビンであつて、特に上撚糸用ボビン
として利用するに好適なもので尻糸巻きをなくす
ると共に先糸の保持を確実に行ない得る様に構成
したものである。
掛ける際に該撚糸機で撚糸を巻き取ために利用す
るフランジボビンであつて、特に上撚糸用ボビン
として利用するに好適なもので尻糸巻きをなくす
ると共に先糸の保持を確実に行ない得る様に構成
したものである。
[従来の技術]
人造繊維からなる糸条をリング撚糸機に仕掛け
るに当つては一般にフランジボビンが利用されて
いる。一方リング撚糸機においてこのフランジボ
ビンに撚糸を巻き付けるに当たつては、スピンド
ルに嵌装された該フランジボビンにリングトラベ
ラを介して糸が巻かれるが、一般に巻き始め並び
に巻き終り部分の糸に撚が一定でない部分が発生
するので、これらの不正糸を該フランジボビンの
下部側に配置したウエストスプールに巻き取つて
いる。従つてフランジボビンの巻き始めの糸(尻
糸)並びに巻き終り糸(先糸)は前記ウエストス
プールに巻かれ、リングトラベラの昇降移動に伴
なつてボビンの下部フランジを越えて巻あげら
れ、満巻フランジボビンの取り替え(ドツフイン
グ)に当たつては先糸が再び下部フランジを越え
てウエストスプールに巻かれ、この先糸並びに尻
糸をウエストスプールに形成した刃部分で切断し
ながら満巻フランジボビンをスピンドルから取り
外している。ところがそのまま取り外すと先糸側
が満巻フランジボビンの外層を形成しているので
糸外層が乱れてずれ落ち(パラ落ち)が発生す
る。従つて先糸を下部フランジの外周に止着した
りまたは巻き付けて保持するために糸保持用切欠
や巻き付け挟持用溝を形成することもよく知られ
ている。
るに当つては一般にフランジボビンが利用されて
いる。一方リング撚糸機においてこのフランジボ
ビンに撚糸を巻き付けるに当たつては、スピンド
ルに嵌装された該フランジボビンにリングトラベ
ラを介して糸が巻かれるが、一般に巻き始め並び
に巻き終り部分の糸に撚が一定でない部分が発生
するので、これらの不正糸を該フランジボビンの
下部側に配置したウエストスプールに巻き取つて
いる。従つてフランジボビンの巻き始めの糸(尻
糸)並びに巻き終り糸(先糸)は前記ウエストス
プールに巻かれ、リングトラベラの昇降移動に伴
なつてボビンの下部フランジを越えて巻あげら
れ、満巻フランジボビンの取り替え(ドツフイン
グ)に当たつては先糸が再び下部フランジを越え
てウエストスプールに巻かれ、この先糸並びに尻
糸をウエストスプールに形成した刃部分で切断し
ながら満巻フランジボビンをスピンドルから取り
外している。ところがそのまま取り外すと先糸側
が満巻フランジボビンの外層を形成しているので
糸外層が乱れてずれ落ち(パラ落ち)が発生す
る。従つて先糸を下部フランジの外周に止着した
りまたは巻き付けて保持するために糸保持用切欠
や巻き付け挟持用溝を形成することもよく知られ
ている。
第5図(一部破断側面図)はその一例を示した
要部略図で、フランジボビン1は糸巻取軸2の下
部にフランジ3を有しており、下部フランジ3の
外周面のほぼ中央部に糸保持用溝4を形成してい
る。11はスピンドルを示し、該スピンドル11
のワーブ上にウエストスプール9とこれを取り囲
む様な椀形糸屑受容器10が設けられ、ウエスト
スプール9の上縁は糸屑受容器10の上縁より突
出させると共にフランジ3の底面に形成した凹部
が僅かにウエストスプール9の上縁を覆う様にフ
ランジボビン1が挿設されている。従つて糸層1
aが満巻に達しスピンドル11から取り外した糸
巻きには第6図(一部側面図)に示す様に下部フ
ランジ3の外周に溝4を上下方向に開放して形成
した糸案内切欠部5に尻糸12及び先糸13がク
ロス状に掛けられこれらの尻糸12及び先糸13
はそれぞれ溝4内において主として内層部に尻糸
巻き12aが、又外層側に先糸巻き13aが夫々
形成され、これらの端末は下部フランジ3から延
びている。しかるにこの様な糸巻きであつて特に
上撚糸巻きでは尻糸12の存在は、特別尻糸継ぎ
で連結巻き戻しを行なう以外は全く不要のもの
で、長く延びていると先糸と搦んで口糸引き出し
を困難にしたりまたは他の糸巻きの尻糸と搦んで
操業を不円滑にすることがあるので、出来るだけ
短くすることが望まれる。また従来のフランジボ
ビンでは尻糸巻きを完全になくすることは困難で
あり、尻糸を短くしようとする先糸も短くなり先
糸止めが不完全になりパラ落ちが発生する。
要部略図で、フランジボビン1は糸巻取軸2の下
部にフランジ3を有しており、下部フランジ3の
外周面のほぼ中央部に糸保持用溝4を形成してい
る。11はスピンドルを示し、該スピンドル11
のワーブ上にウエストスプール9とこれを取り囲
む様な椀形糸屑受容器10が設けられ、ウエスト
スプール9の上縁は糸屑受容器10の上縁より突
出させると共にフランジ3の底面に形成した凹部
が僅かにウエストスプール9の上縁を覆う様にフ
ランジボビン1が挿設されている。従つて糸層1
aが満巻に達しスピンドル11から取り外した糸
巻きには第6図(一部側面図)に示す様に下部フ
ランジ3の外周に溝4を上下方向に開放して形成
した糸案内切欠部5に尻糸12及び先糸13がク
ロス状に掛けられこれらの尻糸12及び先糸13
はそれぞれ溝4内において主として内層部に尻糸
巻き12aが、又外層側に先糸巻き13aが夫々
形成され、これらの端末は下部フランジ3から延
びている。しかるにこの様な糸巻きであつて特に
上撚糸巻きでは尻糸12の存在は、特別尻糸継ぎ
で連結巻き戻しを行なう以外は全く不要のもの
で、長く延びていると先糸と搦んで口糸引き出し
を困難にしたりまたは他の糸巻きの尻糸と搦んで
操業を不円滑にすることがあるので、出来るだけ
短くすることが望まれる。また従来のフランジボ
ビンでは尻糸巻きを完全になくすることは困難で
あり、尻糸を短くしようとする先糸も短くなり先
糸止めが不完全になりパラ落ちが発生する。
[考案が解決しようとする問題点]
これらから尻糸巻きをなくし先糸巻きだけを形
成して先糸を確実に保留しておく様なフランジボ
ビンの開発が望まれる。よつて本考案は下部フラ
ンジの外周に形成する糸保持用溝を挟む上部山
条・下部山条の幅寸法並びに糸案内切欠部の形状
構成を改良検討して尻糸を糸保持用溝内に尻糸巻
きを形成させない様に通過させると共に、先糸は
前記溝内に先糸巻きを形成して確実に糸止めする
様にしたものである。
成して先糸を確実に保留しておく様なフランジボ
ビンの開発が望まれる。よつて本考案は下部フラ
ンジの外周に形成する糸保持用溝を挟む上部山
条・下部山条の幅寸法並びに糸案内切欠部の形状
構成を改良検討して尻糸を糸保持用溝内に尻糸巻
きを形成させない様に通過させると共に、先糸は
前記溝内に先糸巻きを形成して確実に糸止めする
様にしたものである。
[問題点を解決するための手段]
この様な本考案とは、フランジつきボビンの下
部フランジ外周面に上部山条及び下部山条を挟ん
で1条の糸保持用溝が形成され、該糸保持用溝の
周辺に少なくとも1箇所上部山条・下部山条にわ
たつて開放された糸案内切欠部が形成されたフラ
ンジボビンにおいて、前記上部山条及び下部山条
におけるボビン軸方向の頂面幅寸法は1〜5mmに
形成されると共に、前記下部山条側の切欠部は上
部山条側の切欠部よりボビン回転方向の前側へ6
〜18mmずらして形成され、上記各糸案内切欠部に
おけるボビン回転方向の後側突端部はボビン軸方
向に0.5〜2.0mmの幅を有する様に形成されると共
に、前記各突端部から上記糸保持用溝側へ向かつ
て前記上部及び下部山条が漸次拡幅する傾斜面
が、フランジ周方向へ3〜10mmの範囲内で各々形
成されてなるものである。
部フランジ外周面に上部山条及び下部山条を挟ん
で1条の糸保持用溝が形成され、該糸保持用溝の
周辺に少なくとも1箇所上部山条・下部山条にわ
たつて開放された糸案内切欠部が形成されたフラ
ンジボビンにおいて、前記上部山条及び下部山条
におけるボビン軸方向の頂面幅寸法は1〜5mmに
形成されると共に、前記下部山条側の切欠部は上
部山条側の切欠部よりボビン回転方向の前側へ6
〜18mmずらして形成され、上記各糸案内切欠部に
おけるボビン回転方向の後側突端部はボビン軸方
向に0.5〜2.0mmの幅を有する様に形成されると共
に、前記各突端部から上記糸保持用溝側へ向かつ
て前記上部及び下部山条が漸次拡幅する傾斜面
が、フランジ周方向へ3〜10mmの範囲内で各々形
成されてなるものである。
[作用及び実施例]
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明する
が、図は本考案の具体的な実施の一例を示したも
ので本考案は図示例に限定されず、前・後記の趣
旨に沿つて一部の構成を変更したり或は一部の形
状を変更しても同様に実施することができる。第
1図(側面図)は本考案を適用したフランジボビ
ン1の一部を示し、第2図は第1図の平面図であ
り、第3図は第2図の一部、第4図は第1図のそ
れぞれ要部を拡大して示したものである。これら
の図においてフランジボビン1はその下部フラン
ジ3に設ける糸案内切欠部5の構成に特徴を有す
るものである。即ち下部フランジ3の最大外周面
のほぼ中央部に糸保持用溝4が形成され、下部フ
ランジ外周の幅は上部山条3aと下部山条3bと
そして糸保持用溝4を加えた幅寸法で形成され
る。糸保持用溝4としては適当な深さと溝幅が必
要であるが、深さについては浅くなると先糸止め
が不確実であり、深くすると下部フランジ3の耐
久性に問題が生ずるので4〜8mmの範囲が好まし
く、さらに好ましいのは5〜6mmである。また溝
幅については撚糸の太さによつて選択できるが、
0.8〜1.5mmの範囲が好ましく1300〜1900デニール
の糸条において1.3mmが好適である。尚この溝幅
は先糸を止めるための要部であり、底側を狭くす
ることも考えられるが、本考案では図示するよう
にボビン軸方向に直交する側壁とし底面と開放面
とを同じ寸法で形成する。一方糸保持用溝4を形
成する前記上部山条3a並びに下部山条3bの頂
面幅寸法(外周ボビン軸方向寸法)は、糸条をボ
ビン回転中に糸保持用溝4へ受け入れ案内する
(コードキヤツチ)に影響があり、上記頂面幅寸
法を狭くするとコードキヤツチミスが少なくなる
傾向が分かつたがフランジボビンの強度、耐久性
を考慮すると1〜5mmとすべきであり、2〜4mm
が最も適当であつた。
が、図は本考案の具体的な実施の一例を示したも
ので本考案は図示例に限定されず、前・後記の趣
旨に沿つて一部の構成を変更したり或は一部の形
状を変更しても同様に実施することができる。第
1図(側面図)は本考案を適用したフランジボビ
ン1の一部を示し、第2図は第1図の平面図であ
り、第3図は第2図の一部、第4図は第1図のそ
れぞれ要部を拡大して示したものである。これら
の図においてフランジボビン1はその下部フラン
ジ3に設ける糸案内切欠部5の構成に特徴を有す
るものである。即ち下部フランジ3の最大外周面
のほぼ中央部に糸保持用溝4が形成され、下部フ
ランジ外周の幅は上部山条3aと下部山条3bと
そして糸保持用溝4を加えた幅寸法で形成され
る。糸保持用溝4としては適当な深さと溝幅が必
要であるが、深さについては浅くなると先糸止め
が不確実であり、深くすると下部フランジ3の耐
久性に問題が生ずるので4〜8mmの範囲が好まし
く、さらに好ましいのは5〜6mmである。また溝
幅については撚糸の太さによつて選択できるが、
0.8〜1.5mmの範囲が好ましく1300〜1900デニール
の糸条において1.3mmが好適である。尚この溝幅
は先糸を止めるための要部であり、底側を狭くす
ることも考えられるが、本考案では図示するよう
にボビン軸方向に直交する側壁とし底面と開放面
とを同じ寸法で形成する。一方糸保持用溝4を形
成する前記上部山条3a並びに下部山条3bの頂
面幅寸法(外周ボビン軸方向寸法)は、糸条をボ
ビン回転中に糸保持用溝4へ受け入れ案内する
(コードキヤツチ)に影響があり、上記頂面幅寸
法を狭くするとコードキヤツチミスが少なくなる
傾向が分かつたがフランジボビンの強度、耐久性
を考慮すると1〜5mmとすべきであり、2〜4mm
が最も適当であつた。
他方本考案の要部はこの様な下部フランジ3の
外周に形成する糸案内切欠部5の構成に係り、こ
の糸案内切欠部5は第2図に示す様に下部フラン
ジ3の中心軸線に対応して2箇所に形成すること
が推奨されるが、回転バランスを考慮して1箇若
しくは複数箇として構成してもよい。そして該糸
案内切欠部5は第4図に示すごとく上部山条3a
に形成する上部側切欠部5aと下部山条3bに形
成する下部側切欠部5bとをほぼ同じ寸法幅(外
周面に沿う長さ)とすると共に下部側切欠部5b
を上部側切欠部5aより6〜18mmボビン回転方向
の前面にずらして形成する。この変位量(第4
図参照)はパラ落ち防止と尻糸巻付防止のためで
あり、が18mmをこえると尻糸が巻かれたり、6
mm未満になると先糸が短くなりすぎるので好まし
くない。この切欠部5a,5bの幅寸法としては
6〜18mmの範囲で形成できるが、この幅寸法が小
さくなるとコードキヤツチミスが多発し、10〜16
mmが好ましい。そして該切欠部5a,5bにおけ
るボビン回転方向の後側にはそれぞれ糸保持用溝
4側に切り込んだ傾斜面6a,7aを形成し、切
欠部5a,5bの後側に突端部6及び7を形成す
る。この突端部6,7及び傾斜面6a,7aはコ
ードキヤツチを左右する要部であり、突端部6,
7の幅寸法(ボビン軸方向)が大きいとキヤツチ
ミスが多くなり、更に傾斜面の角度も大きいとキ
ヤツチミスが多発する。こられから突端部6,7
の幅寸法としては0.5〜2.0mmが好ましい。傾斜角
度としてはそれぞれ突端部6,7の壁面から周方
向に沿つた距離で好ましくは3〜10mmの範囲の傾
斜面6a,7aで形成できるが、3〜6mmがさら
に好ましい。またこれらの傾斜面6a,7aは
上・下部山側を同じ傾斜角度とすることが好まし
いが、いずれか一方のみを前記した範囲で変更し
たものとしてもよい。尚切欠部5a,5bの変位
については約半分の距離好ましくは6〜18mmであ
ることが望まれるが、これらは前記傾斜面7aの
角度と関連性があり変位量を大きくすると角度も
緩やかな角度とする。また切欠部5a,5bの反
対側壁面には傾斜面を形成しないで糸巻きを取り
外ししたとき糸条が切欠部から逃げるのを防止し
ている。この壁面は積極的に軸方向に開く様な蟻
巣形の一片としてもよい。
外周に形成する糸案内切欠部5の構成に係り、こ
の糸案内切欠部5は第2図に示す様に下部フラン
ジ3の中心軸線に対応して2箇所に形成すること
が推奨されるが、回転バランスを考慮して1箇若
しくは複数箇として構成してもよい。そして該糸
案内切欠部5は第4図に示すごとく上部山条3a
に形成する上部側切欠部5aと下部山条3bに形
成する下部側切欠部5bとをほぼ同じ寸法幅(外
周面に沿う長さ)とすると共に下部側切欠部5b
を上部側切欠部5aより6〜18mmボビン回転方向
の前面にずらして形成する。この変位量(第4
図参照)はパラ落ち防止と尻糸巻付防止のためで
あり、が18mmをこえると尻糸が巻かれたり、6
mm未満になると先糸が短くなりすぎるので好まし
くない。この切欠部5a,5bの幅寸法としては
6〜18mmの範囲で形成できるが、この幅寸法が小
さくなるとコードキヤツチミスが多発し、10〜16
mmが好ましい。そして該切欠部5a,5bにおけ
るボビン回転方向の後側にはそれぞれ糸保持用溝
4側に切り込んだ傾斜面6a,7aを形成し、切
欠部5a,5bの後側に突端部6及び7を形成す
る。この突端部6,7及び傾斜面6a,7aはコ
ードキヤツチを左右する要部であり、突端部6,
7の幅寸法(ボビン軸方向)が大きいとキヤツチ
ミスが多くなり、更に傾斜面の角度も大きいとキ
ヤツチミスが多発する。こられから突端部6,7
の幅寸法としては0.5〜2.0mmが好ましい。傾斜角
度としてはそれぞれ突端部6,7の壁面から周方
向に沿つた距離で好ましくは3〜10mmの範囲の傾
斜面6a,7aで形成できるが、3〜6mmがさら
に好ましい。またこれらの傾斜面6a,7aは
上・下部山側を同じ傾斜角度とすることが好まし
いが、いずれか一方のみを前記した範囲で変更し
たものとしてもよい。尚切欠部5a,5bの変位
については約半分の距離好ましくは6〜18mmであ
ることが望まれるが、これらは前記傾斜面7aの
角度と関連性があり変位量を大きくすると角度も
緩やかな角度とする。また切欠部5a,5bの反
対側壁面には傾斜面を形成しないで糸巻きを取り
外ししたとき糸条が切欠部から逃げるのを防止し
ている。この壁面は積極的に軸方向に開く様な蟻
巣形の一片としてもよい。
本考案フランジボビンはこの様に構成すること
によつて第7図(作用説明図)に示すごとく糸条
の巻き始めにおいて、リングトラベラ((図示せ
ず)からウエストスプール9(第5図)に巻かれ
ている糸条12がリングトラベラの上昇移動に伴
なつて下部フランジ3側に移動し、切欠部5bに
キヤツチされるが、該切欠部5bと切欠部5aは
前記した様にボビン回転方向側へ変位しておりか
つ糸保持用溝4の底面と同じ面となつており、し
かも傾斜面7aがあるのでこの糸条12(尻糸)
は糸保持用溝4に巻かれず直ちに切欠部5a側に
案内されてボビン軸に巻かれる。そして満巻きに
達し今度はリングトラベラがウエストスプール9
まで降下すると巻き終り13(先糸)は切欠部5
aに落ち込み、今度は傾斜面6aによつて積極的
に糸保持用溝4に案内され糸保持用溝4内に先糸
巻きが形成されて再びウエストスプール9に巻か
れる。そしてスピンドルから取り外す満巻ボビン
はこれらの尻糸12及び先糸13がウエストスプ
ール9に設けた刃部材(図示せず)によつて切断
されるが、図示した様に尻糸12は先糸13の満
巻き付きによつて止められると共に先端側を短く
形成することができる。一方先糸13は溝4内に
少なくとも0.5〜1.5回巻かれて確実に糸止めさ
れ、パラ落ちを生ずることがない。
によつて第7図(作用説明図)に示すごとく糸条
の巻き始めにおいて、リングトラベラ((図示せ
ず)からウエストスプール9(第5図)に巻かれ
ている糸条12がリングトラベラの上昇移動に伴
なつて下部フランジ3側に移動し、切欠部5bに
キヤツチされるが、該切欠部5bと切欠部5aは
前記した様にボビン回転方向側へ変位しておりか
つ糸保持用溝4の底面と同じ面となつており、し
かも傾斜面7aがあるのでこの糸条12(尻糸)
は糸保持用溝4に巻かれず直ちに切欠部5a側に
案内されてボビン軸に巻かれる。そして満巻きに
達し今度はリングトラベラがウエストスプール9
まで降下すると巻き終り13(先糸)は切欠部5
aに落ち込み、今度は傾斜面6aによつて積極的
に糸保持用溝4に案内され糸保持用溝4内に先糸
巻きが形成されて再びウエストスプール9に巻か
れる。そしてスピンドルから取り外す満巻ボビン
はこれらの尻糸12及び先糸13がウエストスプ
ール9に設けた刃部材(図示せず)によつて切断
されるが、図示した様に尻糸12は先糸13の満
巻き付きによつて止められると共に先端側を短く
形成することができる。一方先糸13は溝4内に
少なくとも0.5〜1.5回巻かれて確実に糸止めさ
れ、パラ落ちを生ずることがない。
[考案の効果]
従つて該ボビンから糸を取り出すに当たつて
は、尻糸12が短く、しかも糸保持用溝4内に尻
糸巻きがないので先糸13を直ちに探し出すこと
ができ、双方の両端末をつまんで引き出しても先
糸13のみしか引き出すことができず、口糸引き
出しが極めて容易で作業能率を向上させることが
できるとともにパラ落ち防止が確実に行なわれ
る。
は、尻糸12が短く、しかも糸保持用溝4内に尻
糸巻きがないので先糸13を直ちに探し出すこと
ができ、双方の両端末をつまんで引き出しても先
糸13のみしか引き出すことができず、口糸引き
出しが極めて容易で作業能率を向上させることが
できるとともにパラ落ち防止が確実に行なわれ
る。
第1図は本考案を適用したフランジボビンの要
部を示す側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図は第2図の一部、第4図は第1図の一部をそれ
ぞれ拡大した平面図および側面図で本考案の要部
を示したものである。第5図はフランジボビンの
糸巻き付けを説明した一部破断側面図で従来例を
示し、第6図は第5図の取り外しボビンを示す側
面図、第7図は第4図の作用説明図である。 1……フランジボビン、2……糸巻き軸、3…
…下部フランジ、4……糸保持用溝、5……糸案
内切欠部、6,7……切欠突端部、8……嵌合
部、9……ウエストスプール、10……糸屑受容
器、11……スピンドル。
部を示す側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図は第2図の一部、第4図は第1図の一部をそれ
ぞれ拡大した平面図および側面図で本考案の要部
を示したものである。第5図はフランジボビンの
糸巻き付けを説明した一部破断側面図で従来例を
示し、第6図は第5図の取り外しボビンを示す側
面図、第7図は第4図の作用説明図である。 1……フランジボビン、2……糸巻き軸、3…
…下部フランジ、4……糸保持用溝、5……糸案
内切欠部、6,7……切欠突端部、8……嵌合
部、9……ウエストスプール、10……糸屑受容
器、11……スピンドル。
Claims (1)
- フランジつきボビンの下部フランジの外周面に
上部山条及び下部山条を挟んで1条の糸保持用溝
が形成され、該糸保持用溝の周辺に少なくとも1
箇所以上に上部山条及び下部山条にわたつて開放
された糸案内切欠部が形成されたフランジボビン
において、前記上部山条及び下部山条におけるボ
ビン軸方向の頂面幅寸法は1〜5mmに形成される
と共に、前記下部山条側の切欠部は上部山条側の
切欠部よりボビン回転方向の前側へ6〜18mmずら
して形成され、上記各糸案内切欠部におけるボビ
ン回転方向の後側突端部はボビン軸方向に0.5〜
2.0mmの幅を有する様に形成されると共に、前記
各突端部から上記糸保持用溝側へ向かつて前記上
部及び下部山条が漸次拡幅する傾斜面が、フラン
ジ周方向へ3〜10mmの範囲内で各々形成されてな
ることを特徴とするフランジボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1960385U JPH0133568Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1960385U JPH0133568Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61135858U JPS61135858U (ja) | 1986-08-23 |
| JPH0133568Y2 true JPH0133568Y2 (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=30509324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1960385U Expired JPH0133568Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0133568Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP1960385U patent/JPH0133568Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61135858U (ja) | 1986-08-23 |
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