JPH0134429Y2 - - Google Patents

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JPH0134429Y2
JPH0134429Y2 JP15666282U JP15666282U JPH0134429Y2 JP H0134429 Y2 JPH0134429 Y2 JP H0134429Y2 JP 15666282 U JP15666282 U JP 15666282U JP 15666282 U JP15666282 U JP 15666282U JP H0134429 Y2 JPH0134429 Y2 JP H0134429Y2
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housing
knob
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cover
sliding
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインダクタと容量を組合せた遅延時間
の細かな切換えが可能な高速可変遅延線に係り、
特に調整後の遅延特性の変化を防止した可変遅延
線に関する。
本考案者は、既に特開昭58−145211号公報をも
つてこの種の可変遅延線を紹介した。
すなわち、第1図に示すように、長手方向の一
側面に接地電極1を介して誘電体層2の形成され
た棒状ボビン3に、導体条4を単層ソレノイド状
にスペース巻きしてインダクタ5を形成し、この
インダクタ5の導体条4における接地電極1に対
向する部分を固定接点列6とし、この固定接点列
6と電気的に接触して摺動する摺動ばね7を筐体
8内に収納するとともに、固定接点列6に沿つて
筐体8の天井部に形成した摺動溝9から摺動ばね
7のつまみ10を突出させ、筐体8の外部からつ
まみ10を摺動溝9に沿つてスライドさせて遅延
時間を可変するように構成したものである。
このように構造された可変遅延線は、低い周波
数からGHz程度の高周波帯域にわたつて1ns以下
の高速立上り特性を有し、遅延時間も細かく任意
に可変可能であるが、電子装置の回路基板(図示
せず)に組込まれて遅延時間が調整された後には
選定された遅延時間が維持されなければならな
い。
しかしながら、上述の可変遅延線にあつては、
インダクタ5の固定接点列6を摺動する摺動ばね
7のつまみ10が、筐体8から突出しているの
で、他の電子部品や保守点検時の作業者と接触し
易い。また、摺動ばね7は、固定接点列6に摺動
可能に当接しているので、遅延時間の調整後、電
子装置の運搬時の振動や外部の何かが衝突して生
ずる振動、衝撃等によつて動き易い。
そのため、調整した遅延時間等の特性が経時的
に変化して電子装置の良好な動作を確保できなく
なる欠点がある。
本考案は、このような欠点を解消するためにな
されたもので、調整後の遅延特性の変化を防止し
かつ変化した遅延特性の再調整も容易な可変遅延
線の提供を目的とする。
以下本考案の詳細を説明する。なお、従来例と
共通する部分には共通の符号を付す。
第2図および第3図は本考案の一実施例を示す
正面断面図および側面断面図である。図において
横断面長方形の棒状非磁性ボビン3の巾の狭い一
側面、すなわち横置きされたボビン3の図中上側
面には、接地電極1がボビン3の長手方向に沿つ
て設けられ、その接地電極1上に誘電体層2が形
成されている。このボビン3の外周には、導体条
4が所定のピツチで単層ソレノイド状にスペース
巻きされてインダクタ5が形成されている。
このインダクタ5にあつては、誘電体層2上の
導体条4と接地電極1とによつて各ターン毎に容
量Cが形成され、1ターンを1区間分のインダク
タンスLとして容量Cと組合せた複数区間からな
る集中定数型遅延線11が構成されている。
この遅延線11は、ボビン3における容量Cの
形成された側面に対向する側面(図中下面)を、
筐体8の底面に固定して筐体8内に収納され、イ
ンダクタ5の接地電極1がボビン3の両端面近傍
を経て、筐体8底部に植設された入出力接地端子
12,13に接続され、インダクタ5の導体条4
の巻終りが出力端子14に接続されている。ま
た、筐体8の天井部内側には、摺動電極15が形
成されており、この摺動電極15は筐体8内側面
を経て筐体8底部に植設された入力端子16に接
続されている。
遅延線11のインダクタ5における接地電極1
に対向する各導体条4は、各ターン数に相当する
固定接点列6を構成し、この固定接点列6上に
は、筐体8の天井部にその固定接点列6に沿つて
設けた摺動溝9からつまみ10を突出させるよう
にしてばねホルダ17が配置され、このばねホル
ダ17の下部に形成された凹部には略弓形に湾曲
加工された摺動ばね7が保持されている。なおつ
まみ10は、ばねホルダ17の一部とすることも
可能である。この摺動ばね7は、その端部を筐体
8の摺動電極15に摺動自在に当接させ、湾曲加
工された湾曲部を可動接点18として遅延線11
の固定接点列6の個々の固定接点19および隣合
う双方の固定接点19に弾力的に当接するように
なつている。
そのため、ばねホルダ17のつまみ10を筐体
8の摺動溝9に沿つて移動させるならば、摺動体
としての摺動ばね7の可動接点18が、その弾性
変形力による付勢力を伴つて個々の固定接点19
の単接触と、隣合う固定接点19との複接触を繰
返しながら固定接点列6上を摺動する。
摺動ばね7は、固定接点19を付勢するので、
遅延線11の導体条4間に若干の凹部が形成され
るならば、ばねホルダ17の移動によつて摺動ば
ね7の可動接点18がその凹部へ落込みを繰返す
ので、クリツク音などの操作感が得られるし、可
動接点18による固定接点19との複接触が確実
となる。
また、筐体8の上端縁には、この摺動溝9を囲
むように保護壁20が筐体8と一体的に枠形に立
設されている。この保護壁20は、筐体8の摺動
溝9から突出する摺動体としてのばねホルダ17
のつまみ10の先端と略同一平面に位置するよう
に立設されている。
この保護壁20には偏平なキヤツプ状のカバー
21が被せられている。このカバー21は、保護
壁20の枠形形状に相当する形状を有し、周縁に
は保護壁20外周に嵌まる枠形の嵌合壁22を一
体的に備え、嵌合壁22を保護壁20に嵌め合せ
るようにして、筐体8の上部に被せられている。
そしてカバー21の下面すなわち上面に対向しつ
まみ10の先端に対する面には両面粘着テープか
らなる粘着層23が貼着されており、筐体8に被
せられたカバー21が粘着層23によつて固定さ
れるとともにつまみが粘着層23に接着されてそ
の動きが規制されている。カバー21の材質とし
ては粘着層23を貼着し易いプラスチツクが適す
る。
なおこのカバー21は、商品名、品番および社
名を付した銘板を兼用することも可能で、つまみ
10の摺動による遅延時間の調整後に取付けられ
たものである。
第4図は、第2図に示す可変遅延線を外部回路
をも含めて示す等価回路図であり、図中符号PG
はパルス信号源、Csは浮遊容量、Lwは摺動電極
15や摺動ばね7等の結線インダクタンス、Ro
は終端抵抗、aはインダクタ5の各ターン間の結
合係数を示し、実線で示す可動接点は複接触を、
また、破線で示す可動接点は単接触を示してい
る。
このように構成された本考案の可変遅延線は、
ばねホルダ17のつまみ10を摺動溝9に沿つて
移動させることにより、摺動ばね7の可動接点1
8がインダクタ5の個々の固定接点19と隣合う
固定接点19との接触を繰返して固定接点列6上
を摺動し、所定の時間差によつて階段的に変化す
る可変遅延時間が得られる。
そして、所望の遅延時間となるよう調整された
後、つまみ10は、保護壁20に嵌め合せるよう
にしてカバー21を筐体8に被せることによつて
カバー21の粘着層23に接着されるので、可変
遅延線を実装した電子装置に振動等が加わつても
つまみ10の動きが規制され、遅延時間が変化し
ない。また、他の電子部品や作業者の手等も接触
しないので、この点からも遅延時間の経時的変化
の防止が可能となる。
しかも、筐体8の摺動溝9の上方がカバー21
で覆われるので、筐体8内に塵等が入りにくく、
遅延特性の経時的変動を抑えることが可能とな
る。その結果、本考案の可変遅延線を実装した電
子装置の良好な動作を維持できる。
さらに、本考案の可変遅延線は、カバー21に
設けた嵌合壁22を保護壁20に嵌め合せるよう
にしてカバー21を筐体8に被せてなるので、カ
バー21の取付けが容易であるし、嵌合壁22が
位置決め部材となつて位置ずれすることなく簡単
に所定位置に取付けることが可能で、見栄えが良
好かつ均一となる。
しかも、再度つまみ10を調整する必要が生じ
た場合に筐体8から外すことも簡単であるし、再
調整後においても上述のように容易に筐体8に被
せることができる。粘着層23は、広い接着面積
でカバー21に接着されているので、カバー21
から剥れにくい。
なお、カバー21は、片面に保護シートを貼付
けたままの両面粘着テープを下面に接着した状態
で、可変遅延線を構成した筐体8と別個に供給
し、電子機器に実装して遅延時間を調整した後、
保護シートを剥してカバー21を筐体8に固定す
ることもできる。
また、上述の実施例における保護壁20は、摺
動溝9を囲むように筐体8に立設されたが、第5
図に示すように、筐体8の上端縁に枠形に形成し
てもよく、第6図の如く摺動溝9を挾んでこれに
沿うように形成することも可能である。また、図
示を省略するが筐体8の天井部を厚くして筐体8
の上面とつまみ10の先端とを同一平面に位置さ
せてもよく、筐体8とは別個の枠状の保護壁を筐
体8に取付けることも可能である。要は、筐体8
の外面とつまみ10の先端を略同位置にしてカバ
ー21を被せればよい。
また、カバー21における嵌合壁22は、カバ
ー21を位置ずれなく簡単に筐体8に着脱する部
材であればよく、カバー21の周縁に枠状に形成
する必要はない。例えば、第7図に示すように対
向する嵌合片24を形成することも可能であり、
更に、第8図に示すように、カバー21の片面側
の周縁に嵌合突部25を突設させるとともにその
片面側に粘着層23を貼着し、第2図に示した筐
体8の保護壁20の先端に嵌合凹部26を形成
し、その嵌合突部25を嵌合凹部26に嵌合させ
るようにしてカバー21を筐体8に取付けても本
考案の目的達成が可能である。なお、他の構成は
第2図と同様である。しかも、嵌合部材によつて
カバー21が、筐体8に固定されるならば、必ず
しも粘着層23によつて固定する必要はない。
さらにまた本考案にあつては、筐体8内に複数
の可変遅延線11を構成することが可能であり、
各々のつまみ10の先端と筐体8の外面とを略同
位置にしてカバー21を被着すればよい。
一般に可変抵抗器や可変コンデンサ等は、回転
式の構造がよく知られている。しかし超高速可変
遅延線においては、分解能を高くする場合、複数
の可変遅延線を筐体内に配置する必要があり、ス
ライド式とならざるを得ないし、また遅延時間の
選定も正確に行なわなければ電子装置の良好な動
作を期待できない。このような状況の下で、本考
案は極めて有用である。
以上説明したように本考案の可変遅延線は、遅
延線を形成するインダクタのターン毎に設けた固
定接点列上にこの固定接点列と電気的に接触して
摺動する可動接点を配置し、これら遅延線および
可動接点を筐体内に収納し、その可動接点の摺動
方向に沿つて筐体に形成された摺動溝から可動接
点のつまみを摺動可能に突出させ、それらつまみ
の先端と筐体の外面を略同位置にさせ、嵌合部材
と粘着層の形成されたカバーが、そのつまみを覆
いかつその嵌合部材を上記筐体に嵌め合せるとと
もにその粘着層にて筐体の外面に接着固定され、
そのつまみが粘着層にてその動きが規制されてな
るので、調整後のつまみの動きが抑えられて遅延
特性が変化しないうえ、筐体内に塵等が入りにく
くなつて特性の経時的変動を抑えることができ
る。
また、カバーは嵌合部材によつて位置ずれなく
簡単に取付け可能であるし、繰返しの着脱が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の可変遅延線の説明に用いる可
変遅延線を示す正面断面図、第2図および第3図
は本考案の可変遅延線の一実施例を示す正面断面
図および側面断面図、第4図は第2図に示す可変
遅延線の等価回路図、第5図および第6図は本考
案の他の実施例を示す斜視図、第7図および第8
図はカバーの他の実施例を示す斜視図および断面
図である。 1……接地電極、2……誘電体層、3……ボビ
ン、4……導体条、5……インダクタ、6……固
定接点列、7……摺動ばね(摺動体)、8……筐
体、9……摺動溝、10……つまみ、11……遅
延線、15……摺動電極、17……ばねホルダ
(摺動体)、19……固定接点、20……保護壁、
21……カバー、22,24,25……嵌合部
材、23……粘着層、C……容量。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 単層ソレノイド状に巻回されたインダクタの
    各ターン毎に容量を設けて遅延線を形成し、前
    記インダクタのターン毎に設けた固定接点列上
    にこの固定接点列と電気的に接触して摺動する
    可動接点を配置し、これら遅延線および可動接
    点を筐体内に収納し、前記可動接点の摺動方向
    に沿つて前記筐体に形成された摺動溝から前記
    可動接点のつまみを突出させ、このつまみを前
    記筐体外部から摺動可能に構成してなる可変遅
    延線において、 前記つまみの先端と前記筐体の外面を略同位
    置にさせ、嵌合部材を有し前記つまみに対する
    面に粘着層の形成されたカバーが、前記つまみ
    を覆いかつ前記嵌合部材を前記筐体に嵌め合せ
    るとともに前記粘着層にて前記筐体の外面に接
    着して前記筐体に固定され、前記つまみが前記
    粘着層に接着されてその動きが規制されてなる
    ことを特徴とする可変遅延線。 (2) 前記つまみを前記筐体の摺動溝から突出さ
    せ、前記つまみの先端と略同じ高さの保護壁を
    前記摺動溝に沿つてこれを挟むように前記筐体
    に形成し、前記つまみの先端および前記保護壁
    の先端が前記カバーの粘着層に被着されてなる
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の可変遅延
    線。
JP15666282U 1982-10-15 1982-10-15 可変遅延線 Granted JPS5961624U (ja)

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JP15666282U JPS5961624U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 可変遅延線

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JP15666282U JPS5961624U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 可変遅延線

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Publication Number Publication Date
JPS5961624U JPS5961624U (ja) 1984-04-23
JPH0134429Y2 true JPH0134429Y2 (ja) 1989-10-19

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ID=30345616

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JP15666282U Granted JPS5961624U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 可変遅延線

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