JPH0134734Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134734Y2 JPH0134734Y2 JP6032783U JP6032783U JPH0134734Y2 JP H0134734 Y2 JPH0134734 Y2 JP H0134734Y2 JP 6032783 U JP6032783 U JP 6032783U JP 6032783 U JP6032783 U JP 6032783U JP H0134734 Y2 JPH0134734 Y2 JP H0134734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- inner cylinder
- melting point
- low melting
- point metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は制振機能を持たせた回転ロールの改善
に関する。
に関する。
この種回転ロール構造は各種設備の基本機械要
素として利用されているが、本考案に係るロール
は、積重されたロール間に紙、金属等の板状材を
挿し込んで連続的に接着したり引き延ばしたり、
移送したりする機械たとえば圧延機、段ボール機
械等に特に好適な二重筒方式制振ロールに関する
ものである。
素として利用されているが、本考案に係るロール
は、積重されたロール間に紙、金属等の板状材を
挿し込んで連続的に接着したり引き延ばしたり、
移送したりする機械たとえば圧延機、段ボール機
械等に特に好適な二重筒方式制振ロールに関する
ものである。
第1図は従来の上記ロール構造の断面図を示
す。同図において、1はロールとしての曲げ剛性
を維持させる主要目的をもつ内筒、2は内筒1に
外装され外力に対する緩衝能力を持たせるげく比
較的薄肉とされた外筒であり、該内筒1と外筒2
との間に形成される空隙部3には約40℃から250
℃の間に融点をもつ低融点金属MたとえばPb,
Bi,Sn等の合金が封入される。また、設備によ
つてはロールを加熱する必要のある場合があり、
たとえば段ボール機械においては2枚の紙を接着
するために使用される液状澱粉糊をロールのニツ
プで急速にゲル化して接着力を付与するためロー
ル中空Cに加熱蒸気を導入する方法が採られる。
す。同図において、1はロールとしての曲げ剛性
を維持させる主要目的をもつ内筒、2は内筒1に
外装され外力に対する緩衝能力を持たせるげく比
較的薄肉とされた外筒であり、該内筒1と外筒2
との間に形成される空隙部3には約40℃から250
℃の間に融点をもつ低融点金属MたとえばPb,
Bi,Sn等の合金が封入される。また、設備によ
つてはロールを加熱する必要のある場合があり、
たとえば段ボール機械においては2枚の紙を接着
するために使用される液状澱粉糊をロールのニツ
プで急速にゲル化して接着力を付与するためロー
ル中空Cに加熱蒸気を導入する方法が採られる。
本考案者等は低融点金属Mを封入する方法を実
願昭57−196797号にて提案したが、低融点金属M
を封入する主な理由は水、油等の流体に比べて熱
伝導性が著しく良好であることとその粘性による
制振能が良好であることである。
願昭57−196797号にて提案したが、低融点金属M
を封入する主な理由は水、油等の流体に比べて熱
伝導性が著しく良好であることとその粘性による
制振能が良好であることである。
かかる先願のものにおいては、定常運転時に低
融点金属Mが溶融した状態にあり、振動を減衰さ
せる制振効果及び伝熱性を期待することができ
る。
融点金属Mが溶融した状態にあり、振動を減衰さ
せる制振効果及び伝熱性を期待することができ
る。
しかし、問題は設備のスタートアツプ時すなわ
ちロール全体がほぼ常温状態にある場合蒸気をロ
ール中空部Cに導入するとき発生の可能性がある
もので以下の点につき説明する。
ちロール全体がほぼ常温状態にある場合蒸気をロ
ール中空部Cに導入するとき発生の可能性がある
もので以下の点につき説明する。
上記した加熱方法を第1図に示す先願の二重筒
方式制振ロールに適用すると、ロール中空部Cに
加熱蒸気が導入されることになるが、設備のスタ
ートアツプ時常温状態において蒸気を導入すると
定常状態に至る過渡的段階でまず内筒1が加熱さ
れるため、該内筒1は急速に熱膨張し、まだ冷体
である外筒2との間の空隙部3に封入されている
ところのまだ固体状態である低融点金属Mを圧縮
するため、低融点金属Mを介して外筒1に大きな
荷重が加わることになつて外筒1の破断、疲労等
強度設計上の問題が生じるおそれがある。ただ
し、上記の問題は低融点金属Mが溶融するまでの
間であり、溶融すれば例えば本考案者等が既に提
案した特願昭58−003716号のような手段で流体と
なつた低融点金属Mをロールの外部に逃がす方法
が採れる。
方式制振ロールに適用すると、ロール中空部Cに
加熱蒸気が導入されることになるが、設備のスタ
ートアツプ時常温状態において蒸気を導入すると
定常状態に至る過渡的段階でまず内筒1が加熱さ
れるため、該内筒1は急速に熱膨張し、まだ冷体
である外筒2との間の空隙部3に封入されている
ところのまだ固体状態である低融点金属Mを圧縮
するため、低融点金属Mを介して外筒1に大きな
荷重が加わることになつて外筒1の破断、疲労等
強度設計上の問題が生じるおそれがある。ただ
し、上記の問題は低融点金属Mが溶融するまでの
間であり、溶融すれば例えば本考案者等が既に提
案した特願昭58−003716号のような手段で流体と
なつた低融点金属Mをロールの外部に逃がす方法
が採れる。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
強度の問題を簡易な方法で解決する二重筒方式制
振ロールを提供することを目的とする。
強度の問題を簡易な方法で解決する二重筒方式制
振ロールを提供することを目的とする。
以下、第2図及び第3図を参照して本考案の実
施例につき詳細に説明する。
施例につき詳細に説明する。
第2図には本考案に係る二重筒方式制振ロール
の一部断面を含む正面図を示す。
の一部断面を含む正面図を示す。
同図において、1は内筒であり、その両端は軸
端部4に嵌合、溶接等の手段で結合されている。
また、内筒1には前記した理由により比較的薄肉
の外筒2が外装され、内筒1と外筒2との間に形
成される空隙部3には前記同様の低融点金属Mが
封入される。
端部4に嵌合、溶接等の手段で結合されている。
また、内筒1には前記した理由により比較的薄肉
の外筒2が外装され、内筒1と外筒2との間に形
成される空隙部3には前記同様の低融点金属Mが
封入される。
また、内筒1には導通穴6,6′があけられシ
ールを兼ねた止めリング7,7′を介してパイプ
8に連通させてある。パイプ8は内筒1の周上に
螺旋状に巻きつけてあり、一方のパイプ端8Aか
ら別のパイプ端8Bまで連続的に巻きついてい
る。ここでパイプ8は内筒1の周上に適宜溶接す
るなどして固定してもよい。パイプ端8A,8B
と導通穴6,6′との結合は本例の如く止めリン
グ7,7′で固着させてもよいし、パイプ8を直
接導通穴部6,6′に溶接してもよく、その他公
知の結合方法が採れる。また、パイプ8としては
本例の如く、導通穴6と6′を内筒1外周上で螺
旋状の配管によつて結合する方法以外に、導通穴
6,6′を幾つもあけて短かい複数の配管によつ
て結合するなど種々の配管方法が考えられるが、
基本的には間隙部3にパイプ8を配置してパイプ
8の両端部は内筒1にあけられた導通穴6,6′
に連通させればよい。
ールを兼ねた止めリング7,7′を介してパイプ
8に連通させてある。パイプ8は内筒1の周上に
螺旋状に巻きつけてあり、一方のパイプ端8Aか
ら別のパイプ端8Bまで連続的に巻きついてい
る。ここでパイプ8は内筒1の周上に適宜溶接す
るなどして固定してもよい。パイプ端8A,8B
と導通穴6,6′との結合は本例の如く止めリン
グ7,7′で固着させてもよいし、パイプ8を直
接導通穴部6,6′に溶接してもよく、その他公
知の結合方法が採れる。また、パイプ8としては
本例の如く、導通穴6と6′を内筒1外周上で螺
旋状の配管によつて結合する方法以外に、導通穴
6,6′を幾つもあけて短かい複数の配管によつ
て結合するなど種々の配管方法が考えられるが、
基本的には間隙部3にパイプ8を配置してパイプ
8の両端部は内筒1にあけられた導通穴6,6′
に連通させればよい。
さて、上記ロールを用いた設備において、設備
のスタートアツプ時にはロール全体が常温状態に
近いと思われるが、この状態でロール中空部Cに
加熱蒸気を導入すると、内筒1の内表面を加熱す
るとともに該加熱蒸気は導通穴6,6′を介して
パイプ8に導かれるのでパイプ8が加熱され、パ
イプ8の外周面に接触している低融点金属Mを急
速に加熱すると共に低融点金属Mに接触する外筒
2にも急速に伝熱を生ぜしめる。従つて従来のよ
うに内筒1の内面のみに存在する熱源によつて内
筒1、低融点金属M、外筒2で構成される3層で
の順次的伝熱ではなく、熱源が中間層にも設けら
れたことになり伝熱条件は著しく向上する。
のスタートアツプ時にはロール全体が常温状態に
近いと思われるが、この状態でロール中空部Cに
加熱蒸気を導入すると、内筒1の内表面を加熱す
るとともに該加熱蒸気は導通穴6,6′を介して
パイプ8に導かれるのでパイプ8が加熱され、パ
イプ8の外周面に接触している低融点金属Mを急
速に加熱すると共に低融点金属Mに接触する外筒
2にも急速に伝熱を生ぜしめる。従つて従来のよ
うに内筒1の内面のみに存在する熱源によつて内
筒1、低融点金属M、外筒2で構成される3層で
の順次的伝熱ではなく、熱源が中間層にも設けら
れたことになり伝熱条件は著しく向上する。
つまり、上記3層の温度差が著しく小さくな
り、各々の熱膨張による差は小さくなるので、過
渡的なオーバロードは回避できる。
り、各々の熱膨張による差は小さくなるので、過
渡的なオーバロードは回避できる。
次に本考案による別の実施例を第3図で説明す
る。第3図は一部断面を含む正面図を示す。本実
施例でも前記同様に基本的なロール構成、すなわ
ち内筒1、外筒2、軸端部4の構成条件は同じで
ある。本例では間隙部3に設ける加熱手段として
別の方法を提案している。すなわち、内筒1の外
周面にはヒータ9が螺旋状に巻きつけられるか、
適宜配置されている。ヒータ9としては種々のタ
イプのものでよいが、たとえばニツケル合金箔を
素材にした発熱体を中芯に両面が耐熱性の絶縁層
によつてカバリングされた面状の発熱体等が適用
し易いと思える。
る。第3図は一部断面を含む正面図を示す。本実
施例でも前記同様に基本的なロール構成、すなわ
ち内筒1、外筒2、軸端部4の構成条件は同じで
ある。本例では間隙部3に設ける加熱手段として
別の方法を提案している。すなわち、内筒1の外
周面にはヒータ9が螺旋状に巻きつけられるか、
適宜配置されている。ヒータ9としては種々のタ
イプのものでよいが、たとえばニツケル合金箔を
素材にした発熱体を中芯に両面が耐熱性の絶縁層
によつてカバリングされた面状の発熱体等が適用
し易いと思える。
なお、ヒータ9は内筒1の外周面に耐熱性接着
剤で貼付するか、間隙部3の中に支持部材を配設
して取付けるなど種々の方法が採れる。また、ヒ
ータ9を発熱させるための電源に連結するために
リード線10を内筒1にあけられた穴11及び中
空部Cを通じてロール外部に排出させてある。な
お、12は低融点金属Mの流出を防ぐためのシー
ル栓である。
剤で貼付するか、間隙部3の中に支持部材を配設
して取付けるなど種々の方法が採れる。また、ヒ
ータ9を発熱させるための電源に連結するために
リード線10を内筒1にあけられた穴11及び中
空部Cを通じてロール外部に排出させてある。な
お、12は低融点金属Mの流出を防ぐためのシー
ル栓である。
さて、本実施例での作用であるが、本ロールを
用いた設備のスタートアツプにあたり、ロール中
空部Cへの加熱蒸気導入以前にヒータ9を加熱し
て低融点金属Mの融点に至るまで該低融点金属M
の加熱を行い予め溶融させる方法をとる。溶融す
れば前記したようにロールの外部に逃がす方法た
とえばアキユミユレータの設置などによつて低融
点金属を外部に逃がし、流体の圧力が増加する現
象を防止することが可能になる。
用いた設備のスタートアツプにあたり、ロール中
空部Cへの加熱蒸気導入以前にヒータ9を加熱し
て低融点金属Mの融点に至るまで該低融点金属M
の加熱を行い予め溶融させる方法をとる。溶融す
れば前記したようにロールの外部に逃がす方法た
とえばアキユミユレータの設置などによつて低融
点金属を外部に逃がし、流体の圧力が増加する現
象を防止することが可能になる。
しかるのちロール中空部Cへの加熱蒸気導入に
よつてロールの加熱を行えばよい。ヒータ9は予
熱手段として用いるのみでもよいし、設備の定常
運転時に使用してロール加熱のための併用手段と
してもよい。
よつてロールの加熱を行えばよい。ヒータ9は予
熱手段として用いるのみでもよいし、設備の定常
運転時に使用してロール加熱のための併用手段と
してもよい。
上記した実施例のような本考案による二重筒方
式制振ロールとすればロール強度上の問題を回避
でき優れたロール構造を提供できるものである。
式制振ロールとすればロール強度上の問題を回避
でき優れたロール構造を提供できるものである。
第1図は従来の二重筒方式制振ロールを表わす
側断面図、第2図及び第3図はそれぞれ本考案の
実施例を示す一部断面を含む正面図である。 1……内筒、2……外筒、6……連通穴、8…
…パイプ、9……ヒータ。
側断面図、第2図及び第3図はそれぞれ本考案の
実施例を示す一部断面を含む正面図である。 1……内筒、2……外筒、6……連通穴、8…
…パイプ、9……ヒータ。
Claims (1)
- ロール内筒に外筒を外装し、これら内筒と外筒
との間に形成される空隙部に、常温状態では凝固
しておりかつ高温状態では溶融する低融点金属が
封入され、内筒の内部には加熱のための蒸気が導
入されるようにされたロール体において、上記内
筒と外筒との間に形成された空隙部に上記低融点
金属を加熱するための手段を設けたことを特徴と
する二重筒方式制振ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6032783U JPS59166021U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 二重筒方式制振ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6032783U JPS59166021U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 二重筒方式制振ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166021U JPS59166021U (ja) | 1984-11-07 |
| JPH0134734Y2 true JPH0134734Y2 (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=30190567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6032783U Granted JPS59166021U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 二重筒方式制振ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166021U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60247549A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-07 | 三菱重工業株式会社 | シングルフエ−サ |
| JP4963042B2 (ja) * | 2006-06-22 | 2012-06-27 | トクデン株式会社 | 熱媒通流ローラ |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP6032783U patent/JPS59166021U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59166021U (ja) | 1984-11-07 |
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