JPH0136594B2 - - Google Patents
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- JPH0136594B2 JPH0136594B2 JP56152484A JP15248481A JPH0136594B2 JP H0136594 B2 JPH0136594 B2 JP H0136594B2 JP 56152484 A JP56152484 A JP 56152484A JP 15248481 A JP15248481 A JP 15248481A JP H0136594 B2 JPH0136594 B2 JP H0136594B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
- G01R31/54—Testing for continuity
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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- G01R31/52—Testing for short-circuits, leakage current or ground faults
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Description
本発明は、3相負荷に電力を供給する電線路の
断線と負荷の開放との区別を変電所において確実
にかつ簡単に検出することができる電線路の断線
検出方法に関するものである。 配電線は一般に中性点非接地方式であり、系統
は樹枝状である。このような配電線の地絡および
過電流等の事故に対しては地絡継電器、過電流継
電器等で検出されているが、配電線への信頼度の
向上、安全性の確保等の理由から線路の絶縁電線
化が進んでいる。しかし、絶縁電線が断線して大
地に落下しても、絶縁電線の被覆があるために、
その内部の導体と大地とが接触しないので零相電
流が流れず、地絡事故として変電所で検出できな
い場合があり、保安上および電力供給上の障害と
なつていた。 本発明は上記の問題を解決するために、3相負
荷に電力を供給する配電線の1線断線および負荷
開放によつて各相の線電流が変化したとき、例え
ばA相については、A相の線電流のベクトル変化
分とB相およびC相の線電流のベクトル変化分の
ベクトル差との比の絶対値を求め、さらに残る2
つの相すなわちB相およびC相についても上記と
同様にして絶対値を求める。このようにして求め
られる3つの絶対値の和またはその各々の絶対値
が、1線断線時と負荷開放時とは異なる関係にあ
ることを利用して、断線を検出する電線路の断線
検出方法を提供したものである。 以下、本発明の断線検出方法について図面を参
照して説明する。 第1図は、変電所T1に負荷L1および負荷L2が
接続された線路を示す図であつて、変電所におけ
る線路電流I0は、負荷状態又はその負荷にのみ接
続された線路状態が変化しない負荷L1の線路電
流I1と、負荷状態または線路状態が変化する負荷
L2の線路電流I2とのベクトル和となるが、変電所
と各負荷との間の線路インピーダンスは各負荷の
インピーダンスにくらべて小さいものとして線路
インピーダンスを無視する。さらに各線間電圧は
それぞれ120゜の位相差を有するとともに負荷L2の
線路状態が変化しても第1図に示すP点における
各線間電圧と各線電流とのそれぞれの位相差はい
ずれも変化しないものとする。したがつて変電所
における線路電流の変化分ΔI0は、負荷L2の線路
の状態の変化による変化分ΔI2にのみ左右され、
負荷L1の変化分ΔI0=0となるので、以下の説明
においては、負荷L1については考慮しないもの
とする。したがつて、負荷L2の線路の状態変化
は第2図A乃至Dの等価回路で示すことができ
る。ただし、第2図AはA相1線断線時の等価回
路であり、同図BはBC相単相負荷開放時の等価
回路であり、同図CはAB・CA相V負荷開放時
の等価回路であり、また同図Dは3相負荷開放時
の等価回路である。 第2図A乃至Dにおいて、定常状態におけるA
相、B相およびC相の各線電流をIa,IbおよびIc
各線間電圧をVab,VbcおよびVca、各線間に接
続された負荷の電流をIab,IbcおよびIcaとし、
それらの絶対値をiab,ibcおよびicaとし、各負
荷の力率角をα,βおよびτとすると各線電流
は、 Ia=Iab−Ica=iabej〓−icaej〓・a ……(1) Ib=Ibc−Iab=ibcej〓・a2−iabej〓 ……(2) Ic=Ica−Ibc=icaej〓・a−ibcej〓・a2 ……(3) となる。ただし、a=ej2/3π、a2=aj4/3πであ る。 ここで、第2図Aに示すようにA相の線路が断
線したとき、断線後の各線電流をIa′,Ib′および
Ic′とし、負荷電流をIab′,Ibc′およびIca′とすれ
ば、 Ia′=0 Ib′=Ibcej〓・a2+
1/1/iabej〓+1/icaej〓・a2 Ic′=−Ib′ となり、各線電流の変化分ΔIa,ΔIbおよびΔIc
は次式のようになる。 ΔIa=I′a−Ia=−(iabej〓−icaej〓・a)……(4
) ΔIb=ΔI′b−Ib=iabej〓/iabej〓+icaej〓(iabej
〓−icaej〓.a)=−iabej〓/iabej〓+icaej〓・Δ
Ia……(5) ΔIc=I′c−Ic=iabej〓/iabej〓+icaej〓(iabej
〓−icaej〓・a)=−icaej〓/iabej〓+icaej〓・Δ
Ia……(6) (5)式と(6)式とから ΔIb/ΔIc=iab/icaej(α−τ) ……(7) (4)式と(7)式とから ΔIa=(iabej〓−icaej〓・a) =−ica(iab/icaej〓・a) =−ica(ΔIb/ΔIcej〓−ej〓・a) =−ica/ΔIc(ΔIbej〓−ΔIcej〓・a) ……(8) (8)式を変形すると ΔIc/ica=−(ΔIb−ΔIc・a)/ΔIa・ej〓……(
9) になり、右辺の絶対値をとると、次式がA相の断
線指数STaを求める式になる。 STa=|ΔIb−ΔIc・a/ΔIa| ……(10) 同様にして、B相およびC相断線時の断線指数を
求める式はそれぞれ次式のようになる。 STb=|ΔIc・a2−ΔIa/ΔIb| =|ΔIc−ΔIa・a/ΔIb| ……(11) STc=|ΔIa・a−ΔIb・a2/ΔIc| =|ΔIa−ΔIb・a/ΔIc| ……(12) つぎに上記(10)式乃至(12)式を用いて、1線断線時
および種々の負荷開閉時の断線指数STa,STbお
よびSTcの値を第3図乃至第7図を参照しながら
求める。 第3図A乃至Dは、それぞれ3相平衡負荷にお
けるA相1線断線時、BC相単相負荷開放時
AB・CA相V負荷開放時および3相負荷開放時
の変電所における線電流のベクトル図であつて、
A相、B相およびC相の各線電流Ia,IbおよびIc
が変動して、それぞれIa′,Ib′およびIc′になつた
ときのこれらの各ベクトル値の変化分ΔIa,ΔIb
およびΔIcを示している。第4図A、第5図A、
第6図Aおよび第7図Aは、それぞれ第3図A乃
至Dにおけるベクトル値の変化分ΔIa,ΔIbおよ
びΔIcを示すベクトル図である。なお、各相の線
電流の変化分ΔIa,ΔIbおよびΔIcを示すベクト
ルは、それぞれ絶対値の比すなわち|ΔIa|:|
ΔIb|:|ΔIc|を便宜上、第4図Aについては
2:1:1とし、以下第5図A、第6図Aおよび
第7図Aについてはそれぞれ0:1:1、√3:
1:1および1:1:1にしたときのものであ
る。 (1) A相1線断線 (i) (10)式においてはΔIcにaを乗じることは、
ΔIcを反時計方向に120゜ベクトル回転させるこ
とであるから、第4図Aに示すベクトルΔIa,
ΔIbおよびΔIcの関係は第4図Bのようになる。
この図から明らかなように、(10)式の|ΔIb−
ΔIc・a|は√3であり、|ΔIa|は2であるの
でSTaは√3/2となる。 (ii) このときのSTbをつぎのとおり求める。(11)式
のΔIaを(i)と同様に120゜回転させれば、第4図
Aに示すベクトルΔIa,ΔIbおよびΔIcの関係
は第4図Cのようになり、|ΔIc−ΔIa・a|は
√3であり、|ΔIb|は1であるのでSTbは√
3となる。 (ii) さらにこのときのSTcをつぎのとおり求め
る。(12)式のΔIbを(i)と同様に120゜回転させれば、
第4図AのΔIa,ΔIbおよびΔIcの関係は第4
図Dのようになり、|ΔIa−ΔIb・a|は√3で
あり、|ΔIc|は1であるのでSTcは√3とな
る。 (2) BC相単相負荷開放 前述したのと同様にすれば、第5図Aはそれぞ
れ第5図B、第5図Cおよび第5図Dのようにな
り、ΔIaは0であるのでSTaは1/0=∞となる。 また、STbおよびSTcはともに1/1=1となる。 (3) AB・CA相V負荷開放 前述したのと同様にすれば、第6図Aはそれぞ
れ第6図B、第6図Cおよび第6図Dのようにな
り、STaは1/√3、STbおよびSTcはともに1/1= 1となる。 (4) 3相負荷開放 前述したのと同様にすれば、第7図Aはそれぞ
れ第7図B、第7図Cおよび第7図Dのようにな
り、|ΔIb−ΔIc・a|、|ΔIc−ΔIa・a|および
|ΔIa−ΔIb・a|がともに0であるのでSTa=
STb=STc=0となる。 ここに、A相1線断線時および種々の負荷開放
時のSTa,STbおよびSTcの値を第1表に示す。
断線と負荷の開放との区別を変電所において確実
にかつ簡単に検出することができる電線路の断線
検出方法に関するものである。 配電線は一般に中性点非接地方式であり、系統
は樹枝状である。このような配電線の地絡および
過電流等の事故に対しては地絡継電器、過電流継
電器等で検出されているが、配電線への信頼度の
向上、安全性の確保等の理由から線路の絶縁電線
化が進んでいる。しかし、絶縁電線が断線して大
地に落下しても、絶縁電線の被覆があるために、
その内部の導体と大地とが接触しないので零相電
流が流れず、地絡事故として変電所で検出できな
い場合があり、保安上および電力供給上の障害と
なつていた。 本発明は上記の問題を解決するために、3相負
荷に電力を供給する配電線の1線断線および負荷
開放によつて各相の線電流が変化したとき、例え
ばA相については、A相の線電流のベクトル変化
分とB相およびC相の線電流のベクトル変化分の
ベクトル差との比の絶対値を求め、さらに残る2
つの相すなわちB相およびC相についても上記と
同様にして絶対値を求める。このようにして求め
られる3つの絶対値の和またはその各々の絶対値
が、1線断線時と負荷開放時とは異なる関係にあ
ることを利用して、断線を検出する電線路の断線
検出方法を提供したものである。 以下、本発明の断線検出方法について図面を参
照して説明する。 第1図は、変電所T1に負荷L1および負荷L2が
接続された線路を示す図であつて、変電所におけ
る線路電流I0は、負荷状態又はその負荷にのみ接
続された線路状態が変化しない負荷L1の線路電
流I1と、負荷状態または線路状態が変化する負荷
L2の線路電流I2とのベクトル和となるが、変電所
と各負荷との間の線路インピーダンスは各負荷の
インピーダンスにくらべて小さいものとして線路
インピーダンスを無視する。さらに各線間電圧は
それぞれ120゜の位相差を有するとともに負荷L2の
線路状態が変化しても第1図に示すP点における
各線間電圧と各線電流とのそれぞれの位相差はい
ずれも変化しないものとする。したがつて変電所
における線路電流の変化分ΔI0は、負荷L2の線路
の状態の変化による変化分ΔI2にのみ左右され、
負荷L1の変化分ΔI0=0となるので、以下の説明
においては、負荷L1については考慮しないもの
とする。したがつて、負荷L2の線路の状態変化
は第2図A乃至Dの等価回路で示すことができ
る。ただし、第2図AはA相1線断線時の等価回
路であり、同図BはBC相単相負荷開放時の等価
回路であり、同図CはAB・CA相V負荷開放時
の等価回路であり、また同図Dは3相負荷開放時
の等価回路である。 第2図A乃至Dにおいて、定常状態におけるA
相、B相およびC相の各線電流をIa,IbおよびIc
各線間電圧をVab,VbcおよびVca、各線間に接
続された負荷の電流をIab,IbcおよびIcaとし、
それらの絶対値をiab,ibcおよびicaとし、各負
荷の力率角をα,βおよびτとすると各線電流
は、 Ia=Iab−Ica=iabej〓−icaej〓・a ……(1) Ib=Ibc−Iab=ibcej〓・a2−iabej〓 ……(2) Ic=Ica−Ibc=icaej〓・a−ibcej〓・a2 ……(3) となる。ただし、a=ej2/3π、a2=aj4/3πであ る。 ここで、第2図Aに示すようにA相の線路が断
線したとき、断線後の各線電流をIa′,Ib′および
Ic′とし、負荷電流をIab′,Ibc′およびIca′とすれ
ば、 Ia′=0 Ib′=Ibcej〓・a2+
1/1/iabej〓+1/icaej〓・a2 Ic′=−Ib′ となり、各線電流の変化分ΔIa,ΔIbおよびΔIc
は次式のようになる。 ΔIa=I′a−Ia=−(iabej〓−icaej〓・a)……(4
) ΔIb=ΔI′b−Ib=iabej〓/iabej〓+icaej〓(iabej
〓−icaej〓.a)=−iabej〓/iabej〓+icaej〓・Δ
Ia……(5) ΔIc=I′c−Ic=iabej〓/iabej〓+icaej〓(iabej
〓−icaej〓・a)=−icaej〓/iabej〓+icaej〓・Δ
Ia……(6) (5)式と(6)式とから ΔIb/ΔIc=iab/icaej(α−τ) ……(7) (4)式と(7)式とから ΔIa=(iabej〓−icaej〓・a) =−ica(iab/icaej〓・a) =−ica(ΔIb/ΔIcej〓−ej〓・a) =−ica/ΔIc(ΔIbej〓−ΔIcej〓・a) ……(8) (8)式を変形すると ΔIc/ica=−(ΔIb−ΔIc・a)/ΔIa・ej〓……(
9) になり、右辺の絶対値をとると、次式がA相の断
線指数STaを求める式になる。 STa=|ΔIb−ΔIc・a/ΔIa| ……(10) 同様にして、B相およびC相断線時の断線指数を
求める式はそれぞれ次式のようになる。 STb=|ΔIc・a2−ΔIa/ΔIb| =|ΔIc−ΔIa・a/ΔIb| ……(11) STc=|ΔIa・a−ΔIb・a2/ΔIc| =|ΔIa−ΔIb・a/ΔIc| ……(12) つぎに上記(10)式乃至(12)式を用いて、1線断線時
および種々の負荷開閉時の断線指数STa,STbお
よびSTcの値を第3図乃至第7図を参照しながら
求める。 第3図A乃至Dは、それぞれ3相平衡負荷にお
けるA相1線断線時、BC相単相負荷開放時
AB・CA相V負荷開放時および3相負荷開放時
の変電所における線電流のベクトル図であつて、
A相、B相およびC相の各線電流Ia,IbおよびIc
が変動して、それぞれIa′,Ib′およびIc′になつた
ときのこれらの各ベクトル値の変化分ΔIa,ΔIb
およびΔIcを示している。第4図A、第5図A、
第6図Aおよび第7図Aは、それぞれ第3図A乃
至Dにおけるベクトル値の変化分ΔIa,ΔIbおよ
びΔIcを示すベクトル図である。なお、各相の線
電流の変化分ΔIa,ΔIbおよびΔIcを示すベクト
ルは、それぞれ絶対値の比すなわち|ΔIa|:|
ΔIb|:|ΔIc|を便宜上、第4図Aについては
2:1:1とし、以下第5図A、第6図Aおよび
第7図Aについてはそれぞれ0:1:1、√3:
1:1および1:1:1にしたときのものであ
る。 (1) A相1線断線 (i) (10)式においてはΔIcにaを乗じることは、
ΔIcを反時計方向に120゜ベクトル回転させるこ
とであるから、第4図Aに示すベクトルΔIa,
ΔIbおよびΔIcの関係は第4図Bのようになる。
この図から明らかなように、(10)式の|ΔIb−
ΔIc・a|は√3であり、|ΔIa|は2であるの
でSTaは√3/2となる。 (ii) このときのSTbをつぎのとおり求める。(11)式
のΔIaを(i)と同様に120゜回転させれば、第4図
Aに示すベクトルΔIa,ΔIbおよびΔIcの関係
は第4図Cのようになり、|ΔIc−ΔIa・a|は
√3であり、|ΔIb|は1であるのでSTbは√
3となる。 (ii) さらにこのときのSTcをつぎのとおり求め
る。(12)式のΔIbを(i)と同様に120゜回転させれば、
第4図AのΔIa,ΔIbおよびΔIcの関係は第4
図Dのようになり、|ΔIa−ΔIb・a|は√3で
あり、|ΔIc|は1であるのでSTcは√3とな
る。 (2) BC相単相負荷開放 前述したのと同様にすれば、第5図Aはそれぞ
れ第5図B、第5図Cおよび第5図Dのようにな
り、ΔIaは0であるのでSTaは1/0=∞となる。 また、STbおよびSTcはともに1/1=1となる。 (3) AB・CA相V負荷開放 前述したのと同様にすれば、第6図Aはそれぞ
れ第6図B、第6図Cおよび第6図Dのようにな
り、STaは1/√3、STbおよびSTcはともに1/1= 1となる。 (4) 3相負荷開放 前述したのと同様にすれば、第7図Aはそれぞ
れ第7図B、第7図Cおよび第7図Dのようにな
り、|ΔIb−ΔIc・a|、|ΔIc−ΔIa・a|および
|ΔIa−ΔIb・a|がともに0であるのでSTa=
STb=STc=0となる。 ここに、A相1線断線時および種々の負荷開放
時のSTa,STbおよびSTcの値を第1表に示す。
【表】
この表は、3相平衡負荷におけるA相1線断線
時および負荷開放時のSTa,STbおよびSTcの値
を算出したものであつて、この2つの状態の間で
はこれらの値が異なつていることを示している。
したがつて、断線であると判定する値例えば1.5
を設定し、断熱条件としてSTa,STbおよびSTc
のうちといずれか2つが1.5(ただし、∞の値はと
らないものとする。)より大きいとき断線である
とすれば、第1表から判るように3相平衡負荷に
おける1線断線を検出することができる。さら
に、断線検出を高めるためにSTa,STbおよび
STcの3つの値を加算した直例えば4.0(ただし、
∞の値はとらないものとする。)を断線であると
判定する値としてもよい。 ところが、不平衡負荷においてはその不平衡度
によつて第1表に示す値が変化することになり、
特にA相1線断線時とAB・CA相V負荷開放時
では重なることがある。したがつて、1線断線と
V負荷開放とを区別しようとすれば、ある不平衡
度の範囲を設定して、その条件の下でのA相1線
断線時およびAB・CA相V負荷開放時のSTa,
STbおよびSTcを算出することによつて断線であ
ると判定する値を決定しなければならない。以下
にその値の算出について説明する。 (a) A相1線断線 Y=ica/iab(>0)とおき、これを(4)式乃至(6) 式に代入し、さらにこれらの式を(10)式乃至(12)式
に代入して求めた式はそれぞれ次式のようにな
る。 STb=√1+2−2(−−120゜
……(14) STc=1/Y√1+2−2(−−120゜) ……(15) また、 (b) AB・CA相V負荷開放 第2図Cに示すようにV負荷開放後の各線電
流Ia′,Ib′およびIc′は Ia′=0 Ib′=ibcej〓・a2 Ic′=−ibcej〓・a2 となり、各電流の変化分ΔIa,ΔIbおよびΔIc
は次式のようになる。 ΔIa=−iabej〓+icaej〓・a ……(17) ΔIb=iabej〓 ……(18) ΔIc=−icaej〓・a ……(19) ここで、Y=ica/iab(>0)とおき、これを (17)式乃至(19)式に代入し、さらにこれら
の式を(10)式乃至(12)式に代入して求めた式はそれ
ぞれ次式のようになる。 このようにして求めたSTa,STbおよびSTcに
ついて、(α−τ)をパラメータとして|α−τ
|≦30゜の範囲でのYとA相1線断線時およびV
負荷開放時のそれぞれのSTa,STbおよびSTcと
の関係をグラフに描く(図示しない)。このグラ
フでY=1のときのSTa,STbおよびSTcの値か
ら断線であると判定する値Aを予め設定し、その
値Aを基にして次の3つの断線条件を考える。 P;STa,STbおよびSTcのうちいずれか2つが
Aより大きいときに断線とする。 Q;STa,STbおよびSTcのうち少なくとも1つ
がAより大きいときに断線とする。ただし、∞
の値はとらないものとする。 R;STがAより大きいときに断線とする。ただ
し、∞の値はとらないものとする。 したがつて、このAの値を求めるためには、A
を種々に変化させて、|α−τ|≦30゜、0.1≦Y
≦2の範囲で断線条件P,QおよびRをそれぞれ
満足するように、上述した図示しないグラフから
それぞれの断線を検出できる範囲とV負荷開放を
検出できる範囲とを表にする(図示しない)。例
えば、断線および負荷開放が検出できるときに
は、○印を付け、検出できないときには×印を付
ける。 この表から断線検出範囲をできるだけ広く、か
つV負荷開放時の誤動作をできるだけ少なくする
ようなAを断線条件P,QおよびRについてそれ
ぞれ知ることができる。つぎに、それぞれのAを
基にして、断線を検出できる範囲とV負荷開放を
検出できる範囲とを上述した図示しない表から、
Yを横軸に、(α−τ)を縦軸にした表を作成す
ることによつて、あるYと(α−τ)との範囲で
のA相1線断線の検出を確認することができる。 このようにして、断線条件Pについては、A=
1.15となり、このときのYと(α−τ)の条件は
0.4≦Y≦2.0、−30゜≦α−τ≦+10゜となる。ま
た、断線条件Qについては、A=1.63となり、こ
のときのYと(α−τ)の条件は、0.1≦Y≦
2.0、−30゜≦α−τ≦+10゜となる。さらに、断線
条件Rについては、A=3.56となり、このときの
Yと(α−τ)の条件は0.5≦Y≦2.0、−10゜≦α
−τ≦+30゜となる。 したがつて、断線条件P,QおよびRのいずれ
か1つを満足すれば、1線断線と負荷開放とを判
別することができる。このことは、第1表に示し
た値から3相平衡負荷におけるA相1線断線が検
出できることからして明らかである。 なお、以上の説明は、A相の断線を検出する場
合についてであつたが、B相またはC相の断線検
出についても、前述したのと同様の手法によつて
検出することができることは明らかである。 以上のように、本発明の電線路の断線検出方法
によれば、それぞれの断線条件に応じた値を予め
設定することによつて、そのいずれかの条件でも
3相平衡負荷はもちろん不平衡負荷であつても、
3相負荷開放、V負荷開放または単相負荷開放な
どの負荷変化と1線の断線とを変電所において検
出することができる利点があり有益である。
時および負荷開放時のSTa,STbおよびSTcの値
を算出したものであつて、この2つの状態の間で
はこれらの値が異なつていることを示している。
したがつて、断線であると判定する値例えば1.5
を設定し、断熱条件としてSTa,STbおよびSTc
のうちといずれか2つが1.5(ただし、∞の値はと
らないものとする。)より大きいとき断線である
とすれば、第1表から判るように3相平衡負荷に
おける1線断線を検出することができる。さら
に、断線検出を高めるためにSTa,STbおよび
STcの3つの値を加算した直例えば4.0(ただし、
∞の値はとらないものとする。)を断線であると
判定する値としてもよい。 ところが、不平衡負荷においてはその不平衡度
によつて第1表に示す値が変化することになり、
特にA相1線断線時とAB・CA相V負荷開放時
では重なることがある。したがつて、1線断線と
V負荷開放とを区別しようとすれば、ある不平衡
度の範囲を設定して、その条件の下でのA相1線
断線時およびAB・CA相V負荷開放時のSTa,
STbおよびSTcを算出することによつて断線であ
ると判定する値を決定しなければならない。以下
にその値の算出について説明する。 (a) A相1線断線 Y=ica/iab(>0)とおき、これを(4)式乃至(6) 式に代入し、さらにこれらの式を(10)式乃至(12)式
に代入して求めた式はそれぞれ次式のようにな
る。 STb=√1+2−2(−−120゜
……(14) STc=1/Y√1+2−2(−−120゜) ……(15) また、 (b) AB・CA相V負荷開放 第2図Cに示すようにV負荷開放後の各線電
流Ia′,Ib′およびIc′は Ia′=0 Ib′=ibcej〓・a2 Ic′=−ibcej〓・a2 となり、各電流の変化分ΔIa,ΔIbおよびΔIc
は次式のようになる。 ΔIa=−iabej〓+icaej〓・a ……(17) ΔIb=iabej〓 ……(18) ΔIc=−icaej〓・a ……(19) ここで、Y=ica/iab(>0)とおき、これを (17)式乃至(19)式に代入し、さらにこれら
の式を(10)式乃至(12)式に代入して求めた式はそれ
ぞれ次式のようになる。 このようにして求めたSTa,STbおよびSTcに
ついて、(α−τ)をパラメータとして|α−τ
|≦30゜の範囲でのYとA相1線断線時およびV
負荷開放時のそれぞれのSTa,STbおよびSTcと
の関係をグラフに描く(図示しない)。このグラ
フでY=1のときのSTa,STbおよびSTcの値か
ら断線であると判定する値Aを予め設定し、その
値Aを基にして次の3つの断線条件を考える。 P;STa,STbおよびSTcのうちいずれか2つが
Aより大きいときに断線とする。 Q;STa,STbおよびSTcのうち少なくとも1つ
がAより大きいときに断線とする。ただし、∞
の値はとらないものとする。 R;STがAより大きいときに断線とする。ただ
し、∞の値はとらないものとする。 したがつて、このAの値を求めるためには、A
を種々に変化させて、|α−τ|≦30゜、0.1≦Y
≦2の範囲で断線条件P,QおよびRをそれぞれ
満足するように、上述した図示しないグラフから
それぞれの断線を検出できる範囲とV負荷開放を
検出できる範囲とを表にする(図示しない)。例
えば、断線および負荷開放が検出できるときに
は、○印を付け、検出できないときには×印を付
ける。 この表から断線検出範囲をできるだけ広く、か
つV負荷開放時の誤動作をできるだけ少なくする
ようなAを断線条件P,QおよびRについてそれ
ぞれ知ることができる。つぎに、それぞれのAを
基にして、断線を検出できる範囲とV負荷開放を
検出できる範囲とを上述した図示しない表から、
Yを横軸に、(α−τ)を縦軸にした表を作成す
ることによつて、あるYと(α−τ)との範囲で
のA相1線断線の検出を確認することができる。 このようにして、断線条件Pについては、A=
1.15となり、このときのYと(α−τ)の条件は
0.4≦Y≦2.0、−30゜≦α−τ≦+10゜となる。ま
た、断線条件Qについては、A=1.63となり、こ
のときのYと(α−τ)の条件は、0.1≦Y≦
2.0、−30゜≦α−τ≦+10゜となる。さらに、断線
条件Rについては、A=3.56となり、このときの
Yと(α−τ)の条件は0.5≦Y≦2.0、−10゜≦α
−τ≦+30゜となる。 したがつて、断線条件P,QおよびRのいずれ
か1つを満足すれば、1線断線と負荷開放とを判
別することができる。このことは、第1表に示し
た値から3相平衡負荷におけるA相1線断線が検
出できることからして明らかである。 なお、以上の説明は、A相の断線を検出する場
合についてであつたが、B相またはC相の断線検
出についても、前述したのと同様の手法によつて
検出することができることは明らかである。 以上のように、本発明の電線路の断線検出方法
によれば、それぞれの断線条件に応じた値を予め
設定することによつて、そのいずれかの条件でも
3相平衡負荷はもちろん不平衡負荷であつても、
3相負荷開放、V負荷開放または単相負荷開放な
どの負荷変化と1線の断線とを変電所において検
出することができる利点があり有益である。
第1図は変電所T1に負荷L1および負荷L2が接
続された線路を示す図、第2図A乃至Dはそれぞ
れA相1線断線時の等価回路、BC相単相負荷開
放時の等価回路、AB・CA相V負荷開放時の等
価回路、3相負荷開放時の等価回路を示す図、第
3図A乃至Dはそれぞれ3相平衡負荷におけるA
相1線断線時、BC相単相負荷開放時、AB・CA
相V負荷開放時および3相負荷開放時の変電所に
おける線電流のベクトル図、第4図A、第5図
A、第6図Aおよび第7図Aはそれぞれ第3図A
乃至Dにおけるベクトル値の変化分ΔIa,ΔIbお
よびΔIcを示すベクトル図、第4図B乃至D、第
5図B乃至D、第6図B乃至Dおよび第7図B乃
至Dはそれぞれ第4図A、第5図A、第6図Aお
よび第7図Aに示すベクトルを反時計方向に120゜
ベクトル回転させた後のベクトル図である。
続された線路を示す図、第2図A乃至Dはそれぞ
れA相1線断線時の等価回路、BC相単相負荷開
放時の等価回路、AB・CA相V負荷開放時の等
価回路、3相負荷開放時の等価回路を示す図、第
3図A乃至Dはそれぞれ3相平衡負荷におけるA
相1線断線時、BC相単相負荷開放時、AB・CA
相V負荷開放時および3相負荷開放時の変電所に
おける線電流のベクトル図、第4図A、第5図
A、第6図Aおよび第7図Aはそれぞれ第3図A
乃至Dにおけるベクトル値の変化分ΔIa,ΔIbお
よびΔIcを示すベクトル図、第4図B乃至D、第
5図B乃至D、第6図B乃至Dおよび第7図B乃
至Dはそれぞれ第4図A、第5図A、第6図Aお
よび第7図Aに示すベクトルを反時計方向に120゜
ベクトル回転させた後のベクトル図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3相電線路の各線電流Ia,IbおよびIcがそれ
ぞれIa′,Ib′およびIcに変化したときの各ベクト
ル値の変化分ΔIa=Ia′−Ia,ΔIb=Ib′−Ibおよび
ΔIc=Ic′−Icから、A相、B相およびC相断線時
の断線指数STa,STbおよびSTc STa=|ΔIb−ΔIc・a/ΔIa| STb=|ΔIc−ΔIa・a/ΔIb| STc=|ΔIa−ΔIb・a/ΔIc| を求め、これらのSTa,STbおよびSTcの値が予
め定めた関係になつたことを検出して断線である
と判定する電線路の断線検出方法。 2 前記予め定めた関係は、STa,STbおよび
STcの値のうちいずれか2つが1.15より大きいと
きである特許請求の範囲第1項に記載の電線路の
断線検出方法。 3 前記予め定めた関係は、STa,STbおよび
STcの値のうち少なくとも1つが1.63(ただし、
∞の値はとらないものとする。)より大きいとき
である特許請求の範囲第1項に記載の電線路の断
線検出方法。 4 前記予め定めた関係は、STa+STb+STcの
値が3.56(ただし、∞の値はとらないものとす
る。)より大きいときである特許請求の範囲第1
項に記載の電線路の断線検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56152484A JPS5853770A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電線路の断線検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56152484A JPS5853770A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電線路の断線検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853770A JPS5853770A (ja) | 1983-03-30 |
| JPH0136594B2 true JPH0136594B2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=15541492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56152484A Granted JPS5853770A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電線路の断線検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853770A (ja) |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP56152484A patent/JPS5853770A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5853770A (ja) | 1983-03-30 |
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