JPH0136642B2 - - Google Patents
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- JPH0136642B2 JPH0136642B2 JP57034938A JP3493882A JPH0136642B2 JP H0136642 B2 JPH0136642 B2 JP H0136642B2 JP 57034938 A JP57034938 A JP 57034938A JP 3493882 A JP3493882 A JP 3493882A JP H0136642 B2 JPH0136642 B2 JP H0136642B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- chromium
- ceramics
- chromium oxide
- current
- Prior art date
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気導体に係り、特に大容量または高
周波数の電流の通電に適した電気導体に関する。
周波数の電流の通電に適した電気導体に関する。
従来、大容量の電流または高周波数の電流を通
電する電気導体としては、表皮効果により有効面
積が断面積に比例して増加しないため、大きな断
面積を有する単一のもの、または複数に分割した
ものが用いられている。しかし、前者のものは、
電気導体が通常高導電率の銅または銅合金等の比
較的機械的強度の小さいものからなることもあつ
て支持碍子等による支持個所を多くしたり等しな
ければならず、また後者のものは、電流が同方向
へ流れることによつて生ずる斥力等に対処した支
持を行なわなければならない等の問題がある。
電する電気導体としては、表皮効果により有効面
積が断面積に比例して増加しないため、大きな断
面積を有する単一のもの、または複数に分割した
ものが用いられている。しかし、前者のものは、
電気導体が通常高導電率の銅または銅合金等の比
較的機械的強度の小さいものからなることもあつ
て支持碍子等による支持個所を多くしたり等しな
ければならず、また後者のものは、電流が同方向
へ流れることによつて生ずる斥力等に対処した支
持を行なわなければならない等の問題がある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもの
で、セラミツクスからなる抵抗部に、銅または
0.1〜0.6重量%のクロムを含有する銅からなる互
いに離隔して平行に延伸する複数の導電部を埋設
することにより、大容量の電流または高周波数の
電流を断面積に比して効率よく通電し得るととも
に両者の接合強度をクロム酸化物を介在させるこ
とにより高め得るようにした電気導体の提供にあ
る。以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明する。
で、セラミツクスからなる抵抗部に、銅または
0.1〜0.6重量%のクロムを含有する銅からなる互
いに離隔して平行に延伸する複数の導電部を埋設
することにより、大容量の電流または高周波数の
電流を断面積に比して効率よく通電し得るととも
に両者の接合強度をクロム酸化物を介在させるこ
とにより高め得るようにした電気導体の提供にあ
る。以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明する。
本発明に係る電気導体1は、第1図、第2図に
示すように、直線状にしてかつ断面円形の棒状に
形成したアルミナ、ムライト、ジルコン、ステア
タイト等のセラミツクスからなる抵抗部2の体部
に、その長手方向と同方向に貫通するとともに互
いに平行にしてかつ適宜に離隔した複数の貫通孔
3を設け、この各貫通孔3内に銅を充填して複数
の通電部4を形成するとともに、各通電部4と抵
抗部2との接合強度を高めるべく各貫通孔3の内
周面に膜厚約0.1μ以上の酸化クロム(Cr2O3)の
如きクロム酸化物の被膜5を形成して構成されて
いる。
示すように、直線状にしてかつ断面円形の棒状に
形成したアルミナ、ムライト、ジルコン、ステア
タイト等のセラミツクスからなる抵抗部2の体部
に、その長手方向と同方向に貫通するとともに互
いに平行にしてかつ適宜に離隔した複数の貫通孔
3を設け、この各貫通孔3内に銅を充填して複数
の通電部4を形成するとともに、各通電部4と抵
抗部2との接合強度を高めるべく各貫通孔3の内
周面に膜厚約0.1μ以上の酸化クロム(Cr2O3)の
如きクロム酸化物の被膜5を形成して構成されて
いる。
しかして、抵抗部2の面積点有率は、通電容量
および機械的強度により、各通電部4の通電方向
と直交する電気導体1の切断面において、10〜90
%となるように設けられている。
および機械的強度により、各通電部4の通電方向
と直交する電気導体1の切断面において、10〜90
%となるように設けられている。
以上の構成からなる電気導体1を製造するに
は、まず、内径0.1mm以上にしてかつ外径0.3mm以
上のアルミナ、ムライト等のセラミツクスからな
る円形の複数のパイプを、適宜の結束部材(たと
えば仮止めバンド)を用い断面円形となるように
結束する。ついで、この結束したパイプの全面
(各パイプの内周面および外周面)に、クロムを
100Å以上の皮膜厚さとなるように蒸着し、また
はクロムを0.1μ以上の皮膜厚さとなるようにメツ
キし、しかる後に10-5Torr以上の空気雰囲気中
において100℃以の温度で10分以上継続加熱して
酸化処理を施し、クロム酸化物の被膜を形成す
る。そして、クロム酸化物の被膜を全面に形成し
たパイプの束を、その長手方向が上下方向となる
ようにしてかつ上端に銅のブロツクを載置せし
め、セラミツクスからなる円筒状の容器等を介し
10-4Torr以下の真空雰囲気(真空炉)中または
銅を酸化させないヘリウム、水素等のガス雰囲気
中に納置する。最後に銅のブロツクを載置したパ
イプの束を上述した雰囲気中において銅のメルテ
イングポイト以上の温度である1083℃以上で加熱
し、銅を各パイプの内部および隣接するパイプ間
に形成される貫通した空隙(貫通孔)に溶浸し、
かつ上記雰囲気中において銅を溶浸したパイプの
束を徐冷することにより所望の電気導体1が完成
する。
は、まず、内径0.1mm以上にしてかつ外径0.3mm以
上のアルミナ、ムライト等のセラミツクスからな
る円形の複数のパイプを、適宜の結束部材(たと
えば仮止めバンド)を用い断面円形となるように
結束する。ついで、この結束したパイプの全面
(各パイプの内周面および外周面)に、クロムを
100Å以上の皮膜厚さとなるように蒸着し、また
はクロムを0.1μ以上の皮膜厚さとなるようにメツ
キし、しかる後に10-5Torr以上の空気雰囲気中
において100℃以の温度で10分以上継続加熱して
酸化処理を施し、クロム酸化物の被膜を形成す
る。そして、クロム酸化物の被膜を全面に形成し
たパイプの束を、その長手方向が上下方向となる
ようにしてかつ上端に銅のブロツクを載置せし
め、セラミツクスからなる円筒状の容器等を介し
10-4Torr以下の真空雰囲気(真空炉)中または
銅を酸化させないヘリウム、水素等のガス雰囲気
中に納置する。最後に銅のブロツクを載置したパ
イプの束を上述した雰囲気中において銅のメルテ
イングポイト以上の温度である1083℃以上で加熱
し、銅を各パイプの内部および隣接するパイプ間
に形成される貫通した空隙(貫通孔)に溶浸し、
かつ上記雰囲気中において銅を溶浸したパイプの
束を徐冷することにより所望の電気導体1が完成
する。
なお、上述した製造方法においては、結束した
セラミツクスのパイプの束の全面にクロム酸化物
の被膜を形成するようにした場合について述べた
が、これに限らず、各セラミツクスのパイプの全
面(内周面および外周面)に予めクロム酸化物の
被膜を形成しておき、しかる後にパイプの束とす
るようにしてもよいものである。
セラミツクスのパイプの束の全面にクロム酸化物
の被膜を形成するようにした場合について述べた
が、これに限らず、各セラミツクスのパイプの全
面(内周面および外周面)に予めクロム酸化物の
被膜を形成しておき、しかる後にパイプの束とす
るようにしてもよいものである。
また、クロム酸化物の被膜を形成するには、上
述した場合に限られず、たとえば個々のパイプの
全面またはパイプの束の全面に酸化クロム(たと
えばCr2O3)を100Å以上の膜厚に蒸着したり、
または適宜の溶剤を用いてペースト状にした−
100メツシユの酸化クロムの粉末を0.1μ以上の膜
厚で塗着してクロム酸化物の被膜を形成するよう
にしてもよいものである。
述した場合に限られず、たとえば個々のパイプの
全面またはパイプの束の全面に酸化クロム(たと
えばCr2O3)を100Å以上の膜厚に蒸着したり、
または適宜の溶剤を用いてペースト状にした−
100メツシユの酸化クロムの粉末を0.1μ以上の膜
厚で塗着してクロム酸化物の被膜を形成するよう
にしてもよいものである。
さらに、セラミツクスからなるパイプは、円形
のものに限らず、たとえば三角形、四角形または
六角形等の多角形等のものであつてもよいもので
ある。
のものに限らず、たとえば三角形、四角形または
六角形等の多角形等のものであつてもよいもので
ある。
ここで、上述した方法により製造された電気導
体1における抵抗部2と通電部4との接合部の状
態は、抵抗部2を複数のアルミナセラミツクスの
パイプを結束し、その全面に約1μのクロム被膜
を真空蒸着により形成し、かつ10-3〜10-4Torr
の空気中において約500℃の温度で10分加熱して
クロム酸化物の被膜を形成した後、パイプの束の
空隙に10-4〜10-5Torrの真空雰囲気中において
1083℃以上の温度で銅を溶浸し、かつ同雰囲気中
で徐冷した場合、第3図、第4図、第5図、第6
図および第7図に示す特性写真のようになつた。
すなわち、第3図の特性写真はX線マイクロアナ
ライザによる二次電子像で、右方の黒い部分がア
ルミナセラミツクス、左方のやや白い部分が銅で
あり、両者の境界に介在される波形の部分がクロ
ム酸化物である。また、第4図の特性写真はクロ
ムの分散状態を示すX線マイクロアナライザによ
る特性X線像で、中央の白い部分がクロムであ
る。さらに、第5図の特性写真は酸素の分散状態
を示すX線マイクロアナライザによぞ特性X線像
で、右方に点在する白い部分が酸素である。ま
た、第6図および第7図の特性写真は、同様にア
ルミニウムおよび銅の分散状態を示すX線マイク
ロアナライザによる特性X線像で、第6図におけ
る右方の白い部分がアルミニウム、第7図におけ
る左方の白い部分が銅である。しかして、前述し
た方法により製造された電気導体1のセラミツク
スと銅の接合強度は、5Kg/mm2以上となつた。
体1における抵抗部2と通電部4との接合部の状
態は、抵抗部2を複数のアルミナセラミツクスの
パイプを結束し、その全面に約1μのクロム被膜
を真空蒸着により形成し、かつ10-3〜10-4Torr
の空気中において約500℃の温度で10分加熱して
クロム酸化物の被膜を形成した後、パイプの束の
空隙に10-4〜10-5Torrの真空雰囲気中において
1083℃以上の温度で銅を溶浸し、かつ同雰囲気中
で徐冷した場合、第3図、第4図、第5図、第6
図および第7図に示す特性写真のようになつた。
すなわち、第3図の特性写真はX線マイクロアナ
ライザによる二次電子像で、右方の黒い部分がア
ルミナセラミツクス、左方のやや白い部分が銅で
あり、両者の境界に介在される波形の部分がクロ
ム酸化物である。また、第4図の特性写真はクロ
ムの分散状態を示すX線マイクロアナライザによ
る特性X線像で、中央の白い部分がクロムであ
る。さらに、第5図の特性写真は酸素の分散状態
を示すX線マイクロアナライザによぞ特性X線像
で、右方に点在する白い部分が酸素である。ま
た、第6図および第7図の特性写真は、同様にア
ルミニウムおよび銅の分散状態を示すX線マイク
ロアナライザによる特性X線像で、第6図におけ
る右方の白い部分がアルミニウム、第7図におけ
る左方の白い部分が銅である。しかして、前述し
た方法により製造された電気導体1のセラミツク
スと銅の接合強度は、5Kg/mm2以上となつた。
なお、セラミツクスからなる個々のパイプまた
パイプの束の全面に対するクロムの被膜は、蒸着
によれば最低100Åで均一な膜厚のものが形成さ
れ、銅との接合も均一なクロムの拡散(セラミツ
クスおよび銅中の両方へ)によつて所期の接合強
度が得られるが、メツキの場合最低0.1μの膜厚に
しないと均一な拡散層を得られないことが実験に
より確められた。
パイプの束の全面に対するクロムの被膜は、蒸着
によれば最低100Åで均一な膜厚のものが形成さ
れ、銅との接合も均一なクロムの拡散(セラミツ
クスおよび銅中の両方へ)によつて所期の接合強
度が得られるが、メツキの場合最低0.1μの膜厚に
しないと均一な拡散層を得られないことが実験に
より確められた。
また、適宜の溶剤でペースト状とした−100メ
ツシユの酸化クロムの粉末を塗着してクロム酸化
物の被膜を形成する場合にも0.1μ以上の膜厚に塗
布しなければ所期の結合強度を得られないことが
同様に実験により確められた。
ツシユの酸化クロムの粉末を塗着してクロム酸化
物の被膜を形成する場合にも0.1μ以上の膜厚に塗
布しなければ所期の結合強度を得られないことが
同様に実験により確められた。
さらに、クロム被膜の酸化処理条件は、膜厚に
よるが、上記最低限の膜厚(約0.1μ)で、上述し
た条件(10-5Torr、100℃、10分)を最低必要と
した。これは、クロムは酸素との親和力が大きい
ので、空気中の微量の酸素で容易に酸化クロムに
なるためと思われる。
よるが、上記最低限の膜厚(約0.1μ)で、上述し
た条件(10-5Torr、100℃、10分)を最低必要と
した。これは、クロムは酸素との親和力が大きい
ので、空気中の微量の酸素で容易に酸化クロムに
なるためと思われる。
第8図は第2発明に係る電気導体の拡大横断面
図で、この第2発明の電気導体は、前述した第1
発明の電気導体1が、その長手方向と同方向へ貫
通するとともに、互いに平行にしてかつ適宜に離
隔した複数の貫通孔3を備えたセラミツクスから
なる抵抗部2と銅からなる通電部4との接合強度
を高めるべく抵抗部2の貫通孔3の内周面にクロ
ム酸化物の被膜5を形成したものであるのに対
し、0.1〜0.6重量%のクロムを含有する銅をセラ
ミツクスからなる抵抗部2の各貫通孔3に充填し
て複数の通電部を形成すると共に、銅表面部にお
ける銅中のクロムがクロム酸化物となつてセラミ
ツクスと良好に結合した電気導体を構成したもの
である。
図で、この第2発明の電気導体は、前述した第1
発明の電気導体1が、その長手方向と同方向へ貫
通するとともに、互いに平行にしてかつ適宜に離
隔した複数の貫通孔3を備えたセラミツクスから
なる抵抗部2と銅からなる通電部4との接合強度
を高めるべく抵抗部2の貫通孔3の内周面にクロ
ム酸化物の被膜5を形成したものであるのに対
し、0.1〜0.6重量%のクロムを含有する銅をセラ
ミツクスからなる抵抗部2の各貫通孔3に充填し
て複数の通電部を形成すると共に、銅表面部にお
ける銅中のクロムがクロム酸化物となつてセラミ
ツクスと良好に結合した電気導体を構成したもの
である。
なお、第2発明の電気導体を製造するには、第
1発明のものと同様にアルミナ等のセラミツクス
からなる複数のパイプを結束部材を用いて断面円
形となるように結束する。ついで、この結束した
パイプの束を、その長手方向が上下方向となるよ
うにしてかつ上端に0.1〜0.6重量%のクロムを含
有する銅のブロツクを載置せしめ、セラミツクス
からなる円筒状の容器等を介し10-4Torr以下の
真空雰囲気(真空炉)中または銅を酸化させない
ヘリウム、水素等のガス雰囲気中に納置する。最
後にパイプの束等を上記雰囲気中において銅のメ
ルテイングポイント以上の温度(1083℃)で加熱
し、微量のクロムを含有する銅を各パイプの内部
および隣接するパイプの間の形成される貫通した
空隙に溶浸し、かつ同雰囲気中においてパイプの
束等を徐冷する。しかして、クロムは酸素との親
和力が強いので、銅表面部におけるクロムは同雰
囲気中の微量の酸素により、クロム酸化物となつ
てセラミツクスに強固に結合するので、銅はこの
クロム酸化物を介してセラミツクスに強固に接合
されるものである。
1発明のものと同様にアルミナ等のセラミツクス
からなる複数のパイプを結束部材を用いて断面円
形となるように結束する。ついで、この結束した
パイプの束を、その長手方向が上下方向となるよ
うにしてかつ上端に0.1〜0.6重量%のクロムを含
有する銅のブロツクを載置せしめ、セラミツクス
からなる円筒状の容器等を介し10-4Torr以下の
真空雰囲気(真空炉)中または銅を酸化させない
ヘリウム、水素等のガス雰囲気中に納置する。最
後にパイプの束等を上記雰囲気中において銅のメ
ルテイングポイント以上の温度(1083℃)で加熱
し、微量のクロムを含有する銅を各パイプの内部
および隣接するパイプの間の形成される貫通した
空隙に溶浸し、かつ同雰囲気中においてパイプの
束等を徐冷する。しかして、クロムは酸素との親
和力が強いので、銅表面部におけるクロムは同雰
囲気中の微量の酸素により、クロム酸化物となつ
てセラミツクスに強固に結合するので、銅はこの
クロム酸化物を介してセラミツクスに強固に接合
されるものである。
なお、銅のクロム含有量が0.6%以上になると、
銅の導電率が低下すると共に、固溶性が低下し伸
びが悪くなつてセラミツクスの貫通孔に銅を充填
する上で好ましくなく、また、0.1%以下になる
と、セラミツクスに結合するクロム酸化物の量が
少なくなり、銅がセラミツクスに強固に接合しな
くなるので、クロム含有量は0.1〜0.6%が適当で
ある。
銅の導電率が低下すると共に、固溶性が低下し伸
びが悪くなつてセラミツクスの貫通孔に銅を充填
する上で好ましくなく、また、0.1%以下になる
と、セラミツクスに結合するクロム酸化物の量が
少なくなり、銅がセラミツクスに強固に接合しな
くなるので、クロム含有量は0.1〜0.6%が適当で
ある。
なお、以上述べた第1、第2発明の電気導体に
おいては、それぞれ断面円形の棒状としたものに
ついて詳述したが、電気導体の形状はこれに限定
されるものではなく、たとえば第9図、第10
図、第11図および第12図に示すように、中空
円筒状、平角状、角柱状および平板状としてもよ
いものであり、また平板状にしてかつその板面に
対し垂直であるとともに互いに適宜に離隔した複
数の貫通孔を設けたセラミツクスからなる抵抗部
と、内周面にクロム酸化物の被膜を形成した抵抗
部の各貫通孔に銅または抵抗部の各貫通孔に0.1
〜0.6重量%のクロムを含有する銅を充填して形
成した通電部とにより平板状の電気導体を構成す
るようにしてもよいものである。
おいては、それぞれ断面円形の棒状としたものに
ついて詳述したが、電気導体の形状はこれに限定
されるものではなく、たとえば第9図、第10
図、第11図および第12図に示すように、中空
円筒状、平角状、角柱状および平板状としてもよ
いものであり、また平板状にしてかつその板面に
対し垂直であるとともに互いに適宜に離隔した複
数の貫通孔を設けたセラミツクスからなる抵抗部
と、内周面にクロム酸化物の被膜を形成した抵抗
部の各貫通孔に銅または抵抗部の各貫通孔に0.1
〜0.6重量%のクロムを含有する銅を充填して形
成した通電部とにより平板状の電気導体を構成す
るようにしてもよいものである。
しかして、丸棒状、平角状および角柱状等のも
のは、大容量の電流を通電する配電盤その他の電
力機器の母線として、またはブツシングの中心棒
体、端子導体および各種の接続導体等として使用
することができるものであり、中空円筒状のもの
は、中空部に冷却水等の冷却媒体を通流せしめる
冷却導体、たとえば高周波電流用のものとして使
用することができる。特に丸棒状のものは、真空
インタラプタの可動電極棒の如く操作力をも合わ
せて伝達するとともに、衝撃力を受ける電気導体
として好適のものであり、板面に垂直な複数の通
電部を有する平板状のものは、真空インタラプタ
の電極として好適のものである。
のは、大容量の電流を通電する配電盤その他の電
力機器の母線として、またはブツシングの中心棒
体、端子導体および各種の接続導体等として使用
することができるものであり、中空円筒状のもの
は、中空部に冷却水等の冷却媒体を通流せしめる
冷却導体、たとえば高周波電流用のものとして使
用することができる。特に丸棒状のものは、真空
インタラプタの可動電極棒の如く操作力をも合わ
せて伝達するとともに、衝撃力を受ける電気導体
として好適のものであり、板面に垂直な複数の通
電部を有する平板状のものは、真空インタラプタ
の電極として好適のものである。
以上の如く本発明は、互いに平行に離隔しかつ
内周面にクロム酸化物の被膜を形成した複数の貫
通孔を設けたセラミツクスからなる抵抗部と、こ
の抵抗部の各貫通孔に充填した銅からなる複数の
通電部とからなる電気導体であるから、従来のも
のより断面積に比して大容量の電流または高周波
数の電流を効率よく通電することができるととも
に、セラミツクスからなる抵抗部と銅からなる通
電部との接合をクロム酸化物を介し強固なものと
し得るので機械的強度に優れたものとすることが
できる。
内周面にクロム酸化物の被膜を形成した複数の貫
通孔を設けたセラミツクスからなる抵抗部と、こ
の抵抗部の各貫通孔に充填した銅からなる複数の
通電部とからなる電気導体であるから、従来のも
のより断面積に比して大容量の電流または高周波
数の電流を効率よく通電することができるととも
に、セラミツクスからなる抵抗部と銅からなる通
電部との接合をクロム酸化物を介し強固なものと
し得るので機械的強度に優れたものとすることが
できる。
また、第2発明は互いに平行に離隔した複数の
貫通孔を設けたセラミツクスからなる抵抗部と、
この抵抗部に充填下0.1〜0.6重量%のクロムを含
有する銅からなる複数の通電部とからなる電気導
体であるから、上述した第1発明のものの効果と
同様の効果に加えて、第1発明のように予めセラ
ミツクス表面にクロム酸化物の被膜を形成する必
要がないので、その製造を容易に行うことができ
る等の効果を奏する。
貫通孔を設けたセラミツクスからなる抵抗部と、
この抵抗部に充填下0.1〜0.6重量%のクロムを含
有する銅からなる複数の通電部とからなる電気導
体であるから、上述した第1発明のものの効果と
同様の効果に加えて、第1発明のように予めセラ
ミツクス表面にクロム酸化物の被膜を形成する必
要がないので、その製造を容易に行うことができ
る等の効果を奏する。
第1図は第1発明に係る電気導体の斜視図で、
第2図はその拡大横断面図、第3図、第4図、第
5図、第6図および第7図はそれぞれ第1発明に
係る電気導体の抵抗部と通電部の接合部のX線マ
イクロアナライザによる特性写真、第8図は第2
発明に係る電気導体の拡大横断面図、第9図、第
10図、第11図および第12図はそれぞれ本発
明に係る他の実施例の斜視図である。 1……電気導体、2……抵抗部、3……貫通
孔、4……通電部、5……被膜。
第2図はその拡大横断面図、第3図、第4図、第
5図、第6図および第7図はそれぞれ第1発明に
係る電気導体の抵抗部と通電部の接合部のX線マ
イクロアナライザによる特性写真、第8図は第2
発明に係る電気導体の拡大横断面図、第9図、第
10図、第11図および第12図はそれぞれ本発
明に係る他の実施例の斜視図である。 1……電気導体、2……抵抗部、3……貫通
孔、4……通電部、5……被膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに平行に離隔しかつ内周面にクロム酸化
物の被膜を形成した複数の貫通孔を設けたセラミ
ツクスからなる抵抗部と、この抵抗部の各貫通孔
に充填した銅からなる複数の通電部とからなる電
気導体。 2 互いに平行に離隔した複数の貫通孔を設けた
セラミツクスからなる抵抗部と、この抵抗部の各
貫通孔に充填した0.1〜0.6重量%のクロムを含有
する銅からなる複数の通電部とからなる電気導
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3493882A JPS58152306A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 電気導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3493882A JPS58152306A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 電気導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58152306A JPS58152306A (ja) | 1983-09-09 |
| JPH0136642B2 true JPH0136642B2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=12428123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3493882A Granted JPS58152306A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 電気導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58152306A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2582061B2 (ja) * | 1987-01-17 | 1997-02-19 | 住友電気工業株式会社 | 音響・画像機器用電線 |
| JP2582067B2 (ja) * | 1987-03-25 | 1997-02-19 | 住友電気工業株式会社 | 音響・画像機器用電線 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6347209A (ja) * | 1986-08-18 | 1988-02-29 | Daifuku Co Ltd | 入出庫用クレ−ンのフオ−キング制御方法 |
-
1982
- 1982-03-05 JP JP3493882A patent/JPS58152306A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58152306A (ja) | 1983-09-09 |
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