JPH0137101B2 - - Google Patents

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JPH0137101B2
JPH0137101B2 JP55159374A JP15937480A JPH0137101B2 JP H0137101 B2 JPH0137101 B2 JP H0137101B2 JP 55159374 A JP55159374 A JP 55159374A JP 15937480 A JP15937480 A JP 15937480A JP H0137101 B2 JPH0137101 B2 JP H0137101B2
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JP
Japan
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gum
sweetener
chewing gum
filler
gum base
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JP55159374A
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JPS5783251A (en
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Ee Emu Matsukei Donarudo
Ai Bakaru Eiburahamu
Jei Sutorotsu Jon
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RAIFU SEEBAAZU Inc
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RAIFU SEEBAAZU Inc
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【発明の詳細な説明】
本発明は持続性風味を有するチユーインガム、
更に詳しくは持続性風味(甘味と香味)を有する
新規チユーインガムおよびその製造法ならびにか
かるチユーインガムの製造に用いるためのガムベ
ース組成物に関する。 本発明によれば、ガムベースと、炭酸カルシウ
ムのような充填剤に被覆するか、それと共に乾涸
したサツカリン甘味剤のような非糖甘味剤とを含
有してなる持続性風味の、すなわち、かみ初めて
から長くガム中に保持され、徐々に口中に放出さ
れる甘味と香味を有するチユーインガムが提供で
きる。 従来のチユーインガムは一般にエステルガム、
ポリ酢酸ビニル、テラツクス固体、脂肪酸、天然
ガムおよび/または合成ガム、ワツクス類、組織
形成剤、増量剤、水溶性香味剤、水溶性甘味剤
(たとえばシユクロース、デキストロースのよう
な種々の糖類および/またはサツカリンナトリウ
ム、サツカリンカルシウム、シクラミン酸塩類、
ジヒドロカルコン類、グリシルリチン、グリシル
リチン酸塩類のような人工甘味剤)、レシチン、
モノグリセリド類、ジグリセリド類のような乳化
剤および香味剤から成るガムベースを包含する。
このようなガムはかんだ最初に好ましい強力な香
味と甘味を放出し、かんでから最初の3〜5分間
その香味および甘味が急速に低下してこれらを感
知することができないほど非常に僅かな濃度とな
る。その結果、かんでから約5分後に口の中に残
るすべてのものは実質的に味のない固まりとな
り、このものはもはや香味、芳香または甘味をほ
とんど放出しない。それ故持続性香味と甘味を保
持するチユーインガムに対する必要性と以前から
の長い間の切実な要求があつたのは明らかであ
る。 本発明者らは従来のチユーインガムにおける上
記のような難点を克服すべく鋭意研究に努めた結
果、サツカリン甘味剤のような非糖甘味剤比較的
少量と充填剤比較的多量を共に乾涸するか、また
は少量の非糖甘味剤を多量の充填剤に被覆させて
なる非糖甘味剤と充填剤とが結合した組合わせ物
をガムベースの全体に実質的に均一に分散させる
ことにより、酸味以外の香味(ミント)、果実香
味および酸味のある香味を有するチユーインガム
のようなチユーインガムの甘味および香味を持続
させることができることを見出し、本発明を完成
するに到つた。かかる方法により非糖甘味剤はガ
ムベースマトリツクスと実質的に結合し、その中
に保持され、かんでいる間にその非糖甘味剤はだ
液中にゆつくり放出されてその放出を調節するこ
とができる。組織形成剤としての機能をもはたす
充填剤は実質的に不溶性であつて、それ故にかん
でいる間にガムから放出されることはない。要す
るに、充填剤が非糖甘味剤を広げてその表面積を
増大させ、それ故、該充填剤と非糖甘味剤の組合
わせ物をチユーインガム中に配合したとき、ガム
からの非糖甘味剤の放出速度を有意に低下させる
ことができる。更に非糖甘味剤−充填剤の組合わ
せ物がガムベース中に包埋されている限り、また
後記のように比較的多量の充填剤に対して非常に
少量だけの非糖甘味剤を使用する限り、かんでい
る間に非糖甘味剤のみが放出されて、充填剤はか
んでいる間であつても実質的にガムベース中に保
持されている。 本発明の好ましい実施態様において、サツカリ
ンまたはアスパルタムのような甘味剤と炭酸カル
シウムおよび/または三珪酸マグネシウムを共に
乾涸し、得られた組合わせ物をガムベース中に分
散させる。 貧溶解性の物質または溶解速度はおそいが溶解
性は良好な物質の結晶を粉砕すればその表面積が
増大し、その結果溶解速度が増大することはよく
知られたことである。しかし本発明者らは、微粉
状遊離サツカリン酸、微粉状サツカリン塩類のよ
うな微粉砕状合成甘味剤をチユーインガム中に配
合するとき、丁度反対なことが起こり、かんでい
る間にガムベースから上記のような甘味剤が抽出
される速度はその粒径が減少するに従つて減少
し、そのためにガムの甘味および香味の持続性が
良好になることを見出した。これは予期し得なか
つた驚くべき事実である。かかる事実により、ご
粉、殿粉またはその他の充填剤と甘味剤を共に乾
涸するかもしくは充填剤上に甘味剤を被覆するこ
とは甘味剤の表面積を増大させる効果を有し(事
実上、甘味剤の粒径は減少する。)、それにより甘
味剤の放出速度を調節する結果となる。 本明細書中、被覆、被覆した、被覆処理、共に
乾涸した、共に乾涸処理という用語および他の接
尾語句を有する同様の用語は、いずれも溶解、分
散、統合、包理、その他常套の方法により人工非
糖甘味剤を充填剤と合し、乾燥粉砕したり、充填
剤の表面に人工非糖甘味剤を被覆し、乾燥するこ
とにより、人工非糖甘味剤を充填剤に結合、分散
させることにより、人工非糖甘味剤の表面積を増
大させることを示す用語である。 従来のチユーインガムはかんだとき最初に非常
に強い甘味を提供し、最初の3〜4分間にその甘
味が急速に低下した後、ほとんど感知できないだ
けの甘味濃度になる。これに対して非糖甘味剤と
無機充填剤または有機充填剤成分を組合わせ物と
して含有する本発明のチユーインガムは、かんだ
とき最初の3分間に従来のチユーインガムのよう
な甘味を放出するが、その後より緩慢に低下し始
め、かんでから約5分後に好ましい甘味濃度で安
定するようなチユーインガムを提供するものであ
つて、その甘味濃度は実質的に安定して15〜20分
間保持される。本発明のチユーインガムにおい
て、かんだ最初の数分間に感知される甘味は、主
としてチユーインガム中に存在させる糖類、糖ア
ルコール類または可溶性人工甘味剤(これらの甘
味剤は充填剤との組合わせ物とはなつていない。)
に依存する。その後、充填剤と組合わせた非糖甘
味剤が放出され、かんでから20分の長い時間に渡
つて香味が安定しており、甘味が持続される。 上記のことから考えて、非糖甘味剤および/ま
たは香味剤を本発明に従つて充填剤と組合わせる
ことにより、この甘味剤の最初の甘味刺激が抑制
され、遅延することを認めることができる。被覆
しない甘味剤および糖類を共に使用したときのよ
うに一般に起こる強力な甘味を有することなく風
味を持続させ得るガムを製造するために、非糖甘
味剤−充填剤組合わせ物から第2の甘味刺激を放
出させるのが好ましい場合には、甘味剤−充填剤
組合わせ物を糖または糖アルコールまたは可溶性
人工甘味剤含有チユーインガム中に使用すること
ができる。 非糖甘味剤と充填剤の組合わせ物の製造におい
て、充填剤中の非糖甘味剤の濃度が好ましくは充
填剤重量の約1〜10%となるように、非糖甘味剤
を、その充填剤に対する重量比約1:100〜1:
1、好ましくは約1:100〜1:10として使用す
ることができる。 充填剤と組合わせる非糖甘味剤は、後記するよ
うにガムベース重量の約3〜0.2%、好ましくは
約3〜0.5%の量、最終チユーインガム生成物の
約1〜0.04%、好ましくは0.6〜0.1%の量でチユ
ーインガム中に存在せしめることができる。充填
剤上に共に乾涸するかまたは被覆して本発明のチ
ユーインガムに使用するのに適当な非糖甘味剤に
包含されるものの例として、遊離サツカリン酸
(遊離サツカリン酸はご粉と反応してサツカリン
カルシウム塩を形成することができる。)、サツカ
リンナトリウム、サツカリンカルシウム、サツカ
リンアンモニウム、糖アルコール類(たとえばキ
シリトール、ソルビトール、マンニトール、マル
チトールなど)、シクラミン酸塩類、ジヒドロカ
ルコン類、グリシルリチン酸またはその塩、L−
アスパルチリ−L−フエニルアラニン・メチルエ
ステル(すなわちアスパルタム)およびこれらの
混合物をあげることができる。 非糖甘味剤と組合わせる充填剤はガムベース重
量の約5〜95%、好ましくは約10〜30%の量でチ
ユーインガム中に存在せしめることができる。本
発明において使用するのに適当な充填剤に包含さ
れるものの例として、炭酸カルシウム、三珪酸マ
グネシウム、タルク、珪藻土、酸化アルミニウム
およびこれらの混合物のような無機充填剤があげ
られる。 非糖甘味剤は、これを常套の被覆、乾涸または
包理処技術に従つて充填剤と共に乾涸、被覆、配
合、補促、溶解、分散もしくは他の結合方法で組
合わせることができることは上記したとおりであ
る。本発明の1実施態様において、非糖甘味剤
(たとえばサツカリンカルシウム塩またはナトリ
ウム塩)を水に分散(好ましくは溶解)し、ご粉
のような充填剤と混合して均一なペーストを製
し、これを乾燥、粉砕してたとえば50メツシユ以
下、好ましくは100メツシユ以下の粉末にする。
この粉末をガムベース成分に配合するか、または
後記のように他のチユーインガム成分と共に上記
粉末とガムベースを混合してチユーインガムを製
造する。 また、砂糖および/または他の被覆しない水溶
性もしくは貧水溶性人工甘味剤(たとえば遊離サ
ツカリン、サツカリン塩、シクラミン酸塩、アス
パルタム、グリシルリチン酸塩類、ジヒドロカル
コン類など)を含有するチユーインガム中に、本
発明の非糖甘味剤−充填剤組合わせ物を用いるこ
とができる。 一般にガムベースは天然ガム、合成樹脂類、ワ
ツクス類、可塑剤などのような種々の成分を、こ
の技術分野でよく知られた方法に従つて混合、加
熱することにより製造することができる。ガムベ
ースの成分の代表例として、スチレン−ブタジエ
ン共重合物、イソブチレン−イソプリン共重合
物、ポリイソブチレン、ポリエチレン、石油ワツ
クス、ポリ酢酸ビニルのような合成起原のかむこ
とができる物質およびゴムラテツクス固体、チク
ル、クラウンガム、ニスペロ、ロシデインハ、ジ
エルトン、ペンデア、ペリロ、ニガーグツタ、ツ
ヌなどのような天然起原のかむことができる物質
があげられる。エラストマーすなわちかむことが
できる物質はこれをガムベース組成物重量の約5
〜15%、好ましくは約8〜12%、最適には約9〜
11%の量で使用することができる。 加うるにエラストマーに最少限の粘着性を保持
させるための媒体および水素化エステルガムすな
わち水素化ロジンのグリセロールエステルおよ
び/または二量体エステルガムベースに含有させ
るのが好ましい。しかしペンタエリスリトールエ
ステルガム、重合体エステルガムおよびエステル
ガムのような他の媒体を用いてもよい。媒体はガ
ムベース重量の約10〜40%、好ましくは約18〜30
%、最適には約20〜25%の量で使用することがで
きる。 また、だ液を吸収し、滑りやすくするための親
水型脱粘着剤(これは当然にエラストマーおよび
エラストマーのための媒体と相溶しない。)をガ
ムベースに含有せしめることができる。本発明に
使用することができる上記のような粘着剤に包含
されるものの例として、分子量2000より少なくな
いポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチルエーテル、
ビニルエステル類としてビニルエーテル類の共重
合物のようなビニルポリマーがあげられる。ガム
ベース中に直接存在させることもあるご粉または
他の充填剤は、非糖甘味剤のための被覆用無機充
填剤もしくは有機充填剤の機能をはたすことはな
く、このような充填剤は非糖甘味剤とは別個に配
合しなければならないが、しかし上記同様の機能
をはたさせる目的のため、ご粉または他の充填剤
をガムベースに配合する前にこれを甘味剤およ
び/または香味剤と混合することにより、ガムベ
ース中にかかる充填剤成分を用いることができ
る。 またガムベース中に、融点約65℃以上(好まし
くは約75℃以上)の滑沢剤として機能する硬質ワ
ツクス類を含有させることができる。かかる硬質
ワツクス類に包含されるものとして、カンデリラ
ワツクス、パラフインワツクス、カルナウバワツ
クス、オゾケライト、オリカリー、微結晶ワツク
スなどが例示される。硬質ワツクスはガムベース
重量の約0〜50%、好ましくは約17〜40%、最適
には約20〜30%の量で使用することができる。好
ましい硬質ワツクスはカンデリラワツクスおよび
パラフインワツクスであつて、これをガムベース
重量に対してカンデリラ約2〜8%とガムベース
重量に対してパラフインワツクス約15〜30%との
組合わせで使用するのが好ましい。ワツクス類は
最終ガム生成物の凝集性を有意に減少させること
なく、その粘着性を減少させることが知られてい
る。 親水性型脱粘着剤はガムベース重量の約20〜40
%、好ましくは約25〜35%、最適には約28〜32%
の量で使用する。 またガムベースに柔軟剤と滑沢剤の組合わせ物
を含有させてもよく、このものは高融点(たとえ
ば約22℃以上、好ましくは50℃以上)の植物性ま
たは動物性水素化脂肪類1種ないしそれ以上から
成るものであつてよい。このような柔軟剤およ
び/または滑沢剤はこれをガムベース重量の約0
〜15%、好ましくは約4〜12%、最適には約5〜
10%の量で用いることができる。 更にガムベースに親水性を付与してだ液が吸収
され、これによつてガムベースを滑りやすくする
ためにガムベース中に乳化剤を含有させることが
できる。乳化剤はガムベース重量の約2〜12%、
好ましくは約3〜8%、最適には約5〜7%の量
で使用することができる。かかる乳化剤に包含さ
れるものとして、モノステアリン酸グリセリル、
ホスフアチド類(たとえばレシチン、ケフアリン
など)、トウイーン類、スパン類およびこれらの
混合物を例示することができる。 加うるにガムベース中に着色剤(たとえば二酸
化チタン)、可塑剤(たとえばラノリン、ステア
リン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
カリウムなど)、抗酸化剤(たとえばブチル化ヒ
ドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエ
ンまたは没食子酸プロピルなどをベースの約
2000ppmの量)を含有させることができる。 またガムベース中に、増量剤および組織形成剤
として、ご粉(CaCO3)微粒状物(非糖甘味剤
と組合わせない。)をガムベース重量の約0〜50
%、好ましくは約0.2〜25%の量で含有させるこ
とができる。 水不溶性ガムベースは、たとえば米国特許第
3052552号および同第2197719号に開示された種々
のガムベースのいずれから成るものであつてもよ
い。本発明のガムベース組成物に用いることがで
きる代表的ガムベース素材成分を以下に例示する
(部とあるいは重量部である。)。 ガスベース: エステルガム58部;ご粉30部;ゴムラテツクス固
形物10部;レシチン2部、 ガスベース: エステルガム88部;ゴムラテツクス固形物10部;
レシチン2部、 ガスベース: チクル20部;ジエルトン40部;グツタソー8.5
部;レシチン2部;ご粉2部、 ガスベース: 部分酸化チクル68部;レシチン2部;ご粉30部 ガスベース: ジエルトン(乾燥)60部;グツタシアク13部;レ
シチン2部;ご粉25部。 本発明のチユーインガム中に酸味すなわち果実
香味料または非酸味すなわちミント香味料のよう
な香味剤を最終ガム生成物重量の約0.3〜2.0%、
好ましくは約0.5〜1.2%の量で含有させてもよ
い。香味剤に包含されるものは植物体、その葉、
花、果実などから誘導される精油から成るもので
あつてよい。このような種類の代表的精油香味剤
として、かんきつ油(たとえばレモン油、オレン
ジ油、ライム油、グレープフルーツ油など)、果
実エキス(たとえばリンゴエキス、梨エキス、モ
モエキス、イチゴエキス、アンズエキス、ラスプ
ベリーエキス、楼桃エキス、スモモエキス、パイ
ナツプルエキスなど)および種々の精油、たとえ
ばペパーミント油、スペアミント油、ペパーミン
ト油とスペアミント油の混合物、クローブ油、ベ
イ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、シダー
(葉)油、シンナモン油、ニクヅク油、セージ油、
苦味アーモンド油、ニツケイ油、サリチル酸メチ
ル(冬縁油)などを例示することができる。通常
の保存剤を添加し、または添加することなく本発
明のチユーインガム中に混合果実油のような合成
香味剤を配合してもよい。 本発明のチユーインガムはこれに要すれば容易
に抽出され得る香味剤、すなわち水溶性の甘味剤
を含有させるのが好ましく、容易に抽出され得る
甘味剤は最終チユーインガム生成物重量の約90〜
0.05%、好ましくは約90〜40%の量で含有せしめ
てかんだときの最初の甘味刺激を与えるものであ
る。かかる水溶性甘味剤に包含されるものとして
砂糖類、糖アルコール類または糖含有物質、たと
えば単糖類、二糖類および多糖類の1種ないしそ
れ以上のものがあげられ、これらのうち次のよう
なものが例示される: A 炭素数5〜6の単糖類−アラビノース、キシ
ロース、リボース、グルコース、マンノース、
ガラクトース、フルクトース、デキストロー
ス、ソルボースまたはかかる単糖類の2種ない
しそれ以上の混合物、 B 二糖類−甘蔗糖、甜菜糖、乳糖、麦穿糖また
はセロビオース、 C 多糖類−部分加水分解殿粉、デキストリンま
たはコーンシロツプ固形物。 糖アルコール類に包含されるものとしてソルビ
トール、キシリトールまたはマンニトールがあ
る。 その実施態様の1例として、ソルビトールを砂
糖(水溶性甘味剤として)との組合わせで含有さ
せることができる。この場合にソルビトールをチ
ユーインガム組成物重量の約2〜20%、好ましく
は約5〜15%、最適には約8〜12%の量で存在せ
しめる。 更に前記のように水溶性の人工または天然甘味
剤を非糖甘味剤−充填剤組合わせ物と共に存在さ
せることができる。本発明のチユーインガムおよ
びその製造法のそれぞれの好ましい実施態様にお
いて、可塑剤としてコーンシロツプを使用しても
よい。しかしチユーインガム中にコーンシロツプ
を存在せしめるかまたは存在せしめることなく、
たとえばソルビトールシロツプ、改質殿粉などを
用いることにより満足な結果を得ることができ
る。 持続性風味を有する本発明のチユーインガム
は、無糖甘味剤−充填剤の組合わせ物を分散して
含有せしめた溶融ガムベースと、シロツプ物質の
ような可塑剤(たとえばコーンシロツプ、改質殿
粉シロツプまたはソルビトールシロツプ)および
乳化剤(たとえばレシチン)を約180〜210〓(約
82〜99℃)で混合してガムベース−シロツプ混合
物を製し、必要に応じてこれに油性香味剤、砂
糖、ソルビトーンおよび他の香味剤を添加して撹
拌しながら混和し、得られた混合物を常套の方法
に従つて棒状または板状チユーインガムに成形す
ることからなる複数工程の製造法により製造する
ことができる。 次に実施例をあげて本発明の好ましいチユーイ
ンガムの製造法およびその風味持続性を具体的に
説明する。 実施例 1 本発明のガムベースの製造:− サツカリンナトリウム15gを蒸留水100mlに溶
解し、このサツカリン溶液をご粉270gに、撹拌
しながら加えて均一なペーストを製する。混合ペ
ーストの水分を除いて乾燥し、粉状に粉砕して
100メツシユの篩に通す。 エステルガム88部、ゴムラテツクス固体10部お
よびレシチン2部を含むガムベース1230g量をジ
ヤケツト付シグマミキサー中で溶融し、上記サツ
カリンナトリウムとご粉の粉末状混合物285gを
加える。この固まりを140〜180〓(60〜82.2℃)
に保持しながら30分間完全に混和し、ご粉とサツ
カリンナトリウムを含むガムベースをミキサーか
ら取出して冷やす。 上記ガムベースからサツカリンナトリウムを、
以下の方法で抽出する。このガムベース40gを分
離し、これを蒸留水200mlと共にウエアリング
(Waring)混合機中で完全に混合する。混合処理
の間にガムベースの個々の粒状物のサイズが減少
して粉末状となり、そのためにガムベース粒子と
水との間に緊密な接触が保持される。5分間混合
処理後、ガムベースを水から別し、水性液の
サツカリンナトリウム含量を標準紫外線吸収法で
分析する。別したガムベースを蒸留水200mlで
更に5分間抽出し、この水性部分を分離してその
サツカリンナトリウム含量を分析する。同様の抽
出操作を合計4回繰返えす。この分析結果を下表
に示す。
【表】 注:合計処理時間およびサツカリン抽出率
(積算値)は第1回からの合計値である(後
記第2および3表において同様)。
対照ガムベースA 従来法によるガムベースのサツカリンナトリウ
ムの持続性を評価するため、次のようにガムベー
スを製造する。エステルガム88部、ゴムラテツク
ス固形物10部およびレシチン2部を含むガムベー
ス1.5Kgをジヤケツト付属のシグナ羽根付ミキサ
ー中で溶融する。このガムベースに471〜337ミク
ロンの粒径のサツカリンナトリウム15gを加え
る。140〜180〓(60〜82.2℃)を保持しながらガ
ムベースを30分間完全に混合する。ガムベースを
シグマ羽根付ミキサーから取出し、冷やし保管す
る。 実施例1における操作に従つて上記ガムベース
からサツカリンナトリウムを抽出する。得られた
分析結果を第2表に示す。
【表】 第2表から明らかなように従来法によるガムベ
ースは最初の5分間で元のサツカリンナトリウム
量の半分以上が水相に抽出される。 実施例1と対照Aの双方のデータを比較すれ
ば、ガムベースからサツカリンナトリウムが抽出
される速度はサツカリンとど粉を共に乾涸するこ
とにより低下することが明らかである。 実施例 2 ガムベースの製造:− サツカリンナトリウム15gを蒸留水100mlに溶
解する。溶液ご粉135gと三珪酸マグネシウム135
gに加え、完全に混合してなめらかなペーストを
乾燥し、乾燥固体を粉砕して100メツシユの篩に
通す。この混合物285gをエステルガム88部、ゴ
ムラテツクス固形物10部およびレシチン2部含有
ガムベース1230gに加え、実施例1と同様の製造
法および分析法に従つてガムベースを製造し、そ
のサツカリンナトリウム抽出率の分析を行なつ
た。分析結果を第3表に示す。
【表】 実施例 3 チユーインガムの製造:− 実施例に記載のガムベースを用いた次の組成を
有するチユーインガムを以下に記載の操作に従つ
て製造する。 チユーインガム組成(部とあるは重量部): ガムベース(実施例1に従つて製せられたサツ
カリンナトリウムと共に乾涸したご粉を含有する
ガムベース)21部;コーンシロツプ17部;砂糖
49.8部、ソルビトール10部;人工香味剤1部;ア
ラビアゴムで被覆した香味剤1部;レシチン0.2
部。 上記ガムベースを溶融し、コーンシロツプとレ
シチンを加えて混合する。人工香味剤を加えて3
分間混和し、砂糖を加えて更に3分間混和する。
これにソルビトールを加えて2分間混和し、更に
アラビアゴムで被覆した香味剤を加えて1分間混
和する。この固まりをかまから取出し、ローラー
に掛け、所望の形状に切断してチユーインガム生
成物を得る。 上記方法で製せられたチユーインガムを5分間
かみ、かんだあとの固まり中に残存するサツカリ
ン量と市販の無糖ガムを同じ時間かんだあとに残
存するサツカリン量を比較する。 かんだあとの固まりからサツカリンを抽出し、
サツカリン残存量を標準的紫外線吸収スペクトル
分析法で分析した。結果を次に示す。 市販の無糖ガムを5分間かんだあとの固まりに
残存するサツカリンの最初のサツカリン量に対す
る%=7.8%。実施例3で製せられたチユーイン
ガムを5分間かんだあとの固まりに残存するサツ
カリンの最初のサツカリン量に対する%=10.1
%。 実施例 4 チユーインガムの製造:− サツカリンナトリウム25gを水約500gに溶解
する。この溶液に、酸処理した薄い調理用コーン
スターチ(ナシヨナル・スターチ・アンド・ケミ
カル・コーポレイシヨン(Nationl starch and
Chemical Corp.)製フロジエル(Flojel)65)
500gを加え、完全に混合して均質なペーストを
製する。このペーストを凍結し、次いで凍結乾燥
する。乾燥したペーストを実験室用グラインダー
で破砕し、100メツシユの篩に通す。 コーンスターチとサツカリンナトリウムを共に
乾涸した上記粉未382gと溶融ガムベース1922g
を180〓(82.2℃)に保持しながら緊密に混合す
る。ガムベース中に粉末を均一に分散させるた
め、15分間混和処理を続ける(このガスベース中
にサツカリンナトリウム1.0%を含む。)。得られ
たガムベースを用い、次の組成のチユーインガム
を以下の方法に従つて製造する。 チユーインガム組成(部とあるは重量部): ガムベース(サツカリンナトリウムとコーンス
ターチを共に乾涸した上記ガムベース)22部;砂
糖48.8部;コーンシロツプ17部;ソルビトール10
部;レシチン0.2部;スペアミント香油1部;噴
霧乾燥スペアミント香油1部。 上記ガムベースを溶融し、180〓(82.2℃)に
冷やす。これにコーンシロツプとレシチンを加え
て2分間混合する。更に香油を加えてこの固まり
を3分間混合する。これに砂糖、次いでソルビト
ールおよび噴霧乾燥した香油を加えて混和する。
このチユーインガムをかまから取出し、ローラに
掛けて棒状ガムに切断成形する。 得られたチユーインガムを熟練したパネル検査
員に与えて検査を行なう。 比較のため、サツカリンナトリウムをガムベー
スに配合する前にサツカリンナトリウムとコーン
スターチをあらかじめ単に混合するだけで同様に
製せられた対照ガム(対照B)をパネル検査員に
提示する。 実施例4のガムと対照チユーインガムB試料に
それぞれ番号を付してパネル検査員に提示する。
検査方法を次に説明する。 各パネル検査員はガムの1個を5分間かみ、か
み終つた時点でガムの固まりを口から出し、紙コ
ツプの中に入れる。次いで他のガムを同じく5分
間かんで別の紙コツプの中に入れる。 パネル検査員は水で口をすすぎ、クラツカーを
食べて口腔に残存するチユーインガムの風味を除
く。口をすすぐ時間とその後の休止時間を1分間
続ける。次いで5分間かんだガムの固まりの風味
を味わつて0〜8の管能評価点数に基づいて甘味
濃度および風味を検査する。 かんでから10分、15分および20分後、同じ動作
を繰返して行なう。 この検査の目的のための、品質的属性を次のと
おり定義する。 甘味:口腔内の味雷により感知される甘味感覚 全風味:口腔内で感知される全風味感覚 官能評価点数を次のように記載する:0−感知さ
れない;2−感知される;4−明確に感知され
る;6−強く感知される;8−非常に強く感知
される。 実施例4と対照Bのチユーインガムの平均官能
評価点数の概要を第4表に示す。
【表】 上記のデータの統計的分析を行なつた結果、実
施例4のチユーインガムは対照Bのチユーインガ
ムより有意に甘味および風味を長く持続すること
を認めた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガムベース、非糖甘味剤および炭酸カルシウ
    ム、タルク、三珪酸マグネシウム、珪藻土、酸化
    アルミニウムまたはこれらの混合物から選ばれる
    無機充填剤あるいは有機充填剤から成るチユーイ
    ンガムであつて、非糖甘味剤が充填剤と共に乾涸
    するかもしくはそれに被覆して得られた非糖甘味
    剤−充填剤の組合わせ物を形成しており、チユー
    インガム中に非糖甘味剤をガムベースの約0.2〜
    3重量%の量、また組合わせ物の一部である充填
    剤をガムベースの約5〜95重量%の量で存在せし
    め、非糖甘味剤−充填剤の組合わせ物がガムベー
    スマトリツクス中に包まれてその全体に渡つて実
    質的に均一に分散しており、更にチユーインガム
    中に1種ないしそれ以上の香味剤、乳化剤もしく
    は可塑剤を含有せしめたことを特徴とする持続性
    甘味を有する風味付チユーインガム。 2 非糖甘味剤を充填剤に対して約1:100ない
    し約1:1の重量比で存在せしめた前記第1項記
    載のチユーインガム。 3 非糖甘味剤がサツカリン甘味剤またはアスパ
    ルタムから成るものである前記第1項記載のチユ
    ーインガム。 4 サツカリン甘味剤が遊離酸型サツカリンから
    成るものである前記第3項記載のチユーインガ
    ム。 5 サツカリン甘味剤がサツカリンナトリウム、
    サツカリンカルシウムまたはサツカリンアンモニ
    ウムから成るものである前記第3項記載のチユー
    インガム。 6 充填剤が炭酸カルシウムまたは三珪酸マグネ
    シウムである前記第3項記載のチユーインガム。 7 サツカリン甘味剤またはアスパルタム甘味剤
    をチユーインガムの約0.002〜2重量%の量で存
    在せしめた前記第3項記載のチユーインガム。 8 非糖甘味剤と組合わせる充填剤をガムベース
    の約15〜30重量%の量で存在せしめた前記第1項
    記載のチユーインガム。 9 非糖甘味剤を炭酸カルシウム、タルク、三珪
    酸マグネシウム、珪藻土、酸化アルミニウムまた
    はこれらの混合物から選ばれる無機充填剤あるい
    は有機充填剤と共に乾涸するかもしくは該充填剤
    に被覆して非糖甘味剤−充填剤の組合わせ物を製
    し、これを熔融ガムベース成分と合してガムベー
    スを形成せしめ、該組合わせ物がガムベースマト
    リツクス中に包まれてその全体に渡つて実質的に
    均一になるように分散させ、該組合わせ物を含有
    するガムベースと、1種ないしそれ以上の香味
    剤、甘味剤、乳化剤および可塑剤とを混合してチ
    ユーインガムを得ることを特徴とする持続性甘味
    を有する風味付チユーインガムの製造法。 10 非糖甘味剤がサツカリン甘味剤またはアス
    パルタム、充填剤が炭酸カルシウムである前記第
    9項記載の製造法。 11 1種ないしそれ以上の天然または合成のエ
    ラストマー、該エラストマー用の溶媒、1種ない
    しそれ以上の滑沢剤もしくは柔軟剤、非糖甘味剤
    および炭酸カルシウム、タルク、三珪酸マグネシ
    ウム、珪藻土、酸化アルミニウムまたはこれらの
    混合物から選ばれる無機充填剤あるいは有機充填
    剤から成るガムベースであつて、非糖甘味剤が充
    填剤と共に乾涸するかもしくはそれに被覆して得
    られた非糖甘味剤−充填剤の組合わせ物を形成し
    ており、この組合わせ物がガムベースマトリツク
    ス中に包まれてその全体に渡つて実質的に均一に
    分散せしめられており、非糖甘味剤をガムベース
    の約0.2〜3重量%の量、また組合わせ物の一部
    である充填剤をガムベースの約5〜95重量%の量
    で存在せしめたことを特徴とする持続性風味を有
    するチユーインガムの製造に使用するためのガム
    ベース。
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