JPH0137520B2 - - Google Patents

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JPH0137520B2
JPH0137520B2 JP23462785A JP23462785A JPH0137520B2 JP H0137520 B2 JPH0137520 B2 JP H0137520B2 JP 23462785 A JP23462785 A JP 23462785A JP 23462785 A JP23462785 A JP 23462785A JP H0137520 B2 JPH0137520 B2 JP H0137520B2
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JP
Japan
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paper
mica
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slurry
parts
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JP23462785A
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JPS6297999A (ja
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Riichiro Ieda
Goro Uehara
Yoshikatsu Ogawa
Hiroshi Kimoto
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Nagara Seishi KK
Marubishi Yuka Kogyo KK
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Nagara Seishi KK
Marubishi Yuka Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は熱セツト性の優れた難燃紙に関する。 従来、一般紙又はマイカ混入紙を製造する方法
としては、セルロース繊維又はこれにマイカを混
合した水性スラリーを抄造する方法が知られてい
る。しかしこの方法によつて製造された紙は熱セ
ツト性がないため、熱セツトを必要とする場合
は、紙に樹脂例えばフエノール樹脂、メラミン樹
脂、尿素樹脂等を浸漬等の方法によつて5〜30%
程度付着させ、予備乾燥したのち目的とする形に
成形し、加熱炉で加熱して熱セツトを行つてい
る。またこれらの紙はセルロース繊維を使用する
ため燃焼する欠点がある。そこで難燃化が必要な
場合は、紙に難燃剤例えば燐酸アンモニウム、ス
ルフアミン酸アンモニウム、燐酸グアニジン、ス
ルフアミン酸グアニジン、硼砂、硼酸等の水溶液
を噴霧したり、浸漬して乾燥させる方法等が行わ
れている。しかし、この方法によつて難燃加工さ
れた紙は風合いが劣る。特に湿気の高い雰囲気に
置かれた場合は、吸湿のため風合いが悪くなり、
硬度及び電気抵抗が減少し、紙に接触している金
属を腐食させるなどの欠点が生ずる。 また熱セツト性と難燃化の両方が必要な場合
は、一般紙を、フエノール樹脂のメタノール溶液
にハロゲン化燐酸エステル等を溶解させた加工液
に浸漬し、予備乾燥し、目的とする形に成形した
のち、加熱炉で熱セツトを行つている。この場合
は、紙の重量に対して約30%の難燃剤及び10〜30
%のフエノール樹脂を付着させる必要があるの
で、紙の本来の性質を失なう場合が多い。本発明
者らはこれらの欠点を解消するため、鋭意研究を
重ねた結果、従来の紙では不可能とされていた熱
セツト性及び難燃性を同時に付与できることを見
出した。 本発明は、セルロース繊維100重量部に対して
マイカ50〜1000重量部、水酸化アルミニウム4〜
100重量部、三酸化アンチモン2〜40重量部及び
塩素含有率65%以上の塩素化パラフイン4〜60重
量部を含有することを特徴とする、熱セツト性の
優れた難燃紙である。 本発明の難燃紙は、セルロース100重量部に対
してマイカ50〜1000重量部、水酸化アルミニウム
4〜100重量部、三酸化アンチモン2〜40重量部
及び塩素含有率65%以上の塩素化パラフイン4〜
60重量部を含有する水性スラリーを、抄造するこ
とにより製造できる。 本発明の難燃紙を製造する場合は、熱セツト剤
や難燃剤を付着するための特別な設備を必要とせ
ず、従来のマイカ紙の抄造設備をそのまま利用す
ることができる。また本発明の難燃紙は、例えば
シート状、ハニカム状、パイプ状、リボン状など
のいかなる形状にも加工することができる。 本発明の難燃紙を製造するために用いられるセ
ルロース繊維とは、パルプから生成されるセルロ
ース繊維を意味し、レーヨン等の再生セルロース
繊維又はアスベスト、ロツクウール、ガラス繊維
等の無機繊維を含有していてもよい。 本発明に用いられるマイカ(雲母)としては、
白雲母系例えば白雲母、紅雲母、ソーダ雲母、セ
リサイト、バナジン雲母、イライト等、黒雲母系
例えば黒雲母、金雲母、鉄雲母、チンワルド雲母
等、合成雲母等があげられる。これらのマイカの
組成を下記に示す。金雲母KMg3(AlSi3O10
(OH)2、白雲母KAl2(AlSi3O10)(OH)2、ソーダ
雲母NaAl2(AlSi3O10)(OH)2、黒雲母
(K2MgFe〓Fe〓)6(SiAl)8O20(O・OH)4、鱗雲母
KLi2Al(Si4O10)(OH)2、合成弗素金雲母KMg3
(AlSi3O10)F2、合成弗素四珪素雲母KMg2.5
(Si4O10)F2。 マイカ、水酸化アルミニウム及び三酸化アンチ
モンは市販品を用いることができるが、これらの
粒子は粒径が50メツシユ以下、特に100メツシユ
以下のものが好ましい。粒径が50メツシユより大
きい場合は、得られる難燃紙の表面が荒れる場合
がある。また塩素含有率65%以上の塩素化パラフ
インも粒径が50メツシユ以下のものを使用するこ
とが好ましいが、50メツシユより大きな粒径の粉
末が混入していても差支えない。 本発明に用いらられる塩素化パラフイン粉末は
塩素含有率65%以上である。塩素含有率65%以下
の塩素化パラフインを用いた場合は難燃効果が弱
くなり、また塩素化パラフインが室温で軟化する
ため粉末になり難く、室温での抄造が困難とな
る。 本発明の難燃紙を製造するに際しては、まずセ
ルロース繊維100重量部に対してマイカ50〜1000
重量部、水酸化アルミニウム4〜100重量部、三
酸化アンチモン2〜40重量部及び塩素含有率65%
以上の塩素化パラフイン4〜60重量部を含有する
水性スラリーを調製する。マイカ、水酸化アルミ
ニウム、三酸化アンチモン又は塩化パラフインの
配合量がこれより少ないこと、充分な難燃性及び
熱セツト性が得られない。またこれらの成分の配
合量がこれより多いと、得られる難燃紙の強度及
び熱セツト性が低下する。 この水性スラリーには、一般の紙の抄造の場合
に用いられている各種の添加剤を添加してもよ
い。添加剤としては例えば紙力増強剤、湿潤紙力
増強剤、歩留り向上剤、水向上剤、定着助剤、
サイズ剤、着色剤、艷消し剤、耐光性向上剤、助
剤等があげられる。これらの添加順序、添加方法
等は何ら制限されない。 次いで、この水性スラリーを常法により抄造す
ると、熱セツト性に優れた難燃紙が得られる。 本発明の難燃紙は、100℃以上好ましくは120℃
以上の温度に加熱することによつて、熱セツトす
ることができる。セルロース繊維とマイカの水性
スラリーを抄造して得られる従来のマイカ混入紙
では、熱セツト性を示さない。また水酸化アルミ
ニウムのみ、三酸化アンチモンのみ又は塩素化パ
ラフイン粉末のみの場合にも、熱セツト性を示さ
ない。これらの成分の共存下に抄造することによ
つてのみ熱セツト性が得られるのは、マイカの層
状構造と水酸化アルミニウム、三酸化アンチモン
及び塩素化パラフインの複合による何らかの作用
のためであると推定される。 熱セツト性について、本発明の難燃紙と従来の
マイカ混入紙及びクラフト紙とを比較すると、従
来のクラフト紙及びマイカ混入紙の場合は、まず
原反をフエノール樹脂のメタノール溶液に浸漬、
含浸し、原反に対して加工液を見掛け100%にな
る量を付着させ80〜100℃で予備乾燥した紙が用
いられる。熱セツト条件は160℃で25〜30分間を
要する。これに対し本発明の難燃紙はそのまま用
いることができ、熱セツト条件は120〜130℃で25
分間である。このように本発明の難燃紙はフエノ
ール樹脂を含浸したり、添加する必要が全くな
く、フエノール樹脂を添加したものより加熱温度
が低くても熱セツトが可能である。しかも本発明
の難燃紙は熱セツト性及び形状が良好である。 実施例 1 撹拌装置、温度計等を付けたパルパー(離解
機)に水1000を仕込み、苛性ソーダ0.3Kgを溶
解したのちクラフトパルプ9Kgを加えスラリーを
調製した。このスラリーにマイカ粉末(白雲母、
粒度200メツシユ以下で粒径約10〜150μ)15Kg、
三酸化アンチモン(粒度2〜3μ)1.2Kg、水酸化
アルミニウム粉末(粒度50〜60μ)2.4Kg、塩素化
パラフイン粉末(塩素含有率70%、軟化点95〜
105℃、粒度50メツシユ以下)2.4Kgを撹拌しなが
ら加え、均一なスラリーとした。次いでカチオン
性紙力増強剤0.1Kgを加えたのち、硫酸バンド
(8%水溶液)を加えてPH6.5に調整した。さらに
紙力増強剤(アニオン性のアクリルアミド系)
0.1Kgを加え、アクリルアミド系カチオン性の定
着剤0.007Kgを加えると、濃度約3%のスラリー
が得られる。このスラリーを濃度約0.2%になる
よう希釈し、抄造機へ送り抄造し、100℃のヤン
キー2連式乾燥機を用いて乾燥後巻き取り機に巻
き取ると、坪量115g/m2の難燃紙が得られた。 得られた難燃紙をハニカム状に展張し、120℃
で25分間熱セツトを行つた。熱セツトされたハニ
カムを常温の水中に48時間浸漬したのち、100℃
で10分間乾燥し、蜂の巣形状の肉眼的観察及びそ
の径の測定を行つたが原形と変わらなかつた。 こうして得られた難燃紙をそのまま用い、
JISL―1091A―4法により難燃試験を行つたとこ
ろ、炭化長7〜8cm、残炎、残じんとも0秒であ
つた。また限界酸素指数(LOI)は30.0であつ
た。 なお、ハニカムに熱セツトしたのち水中に48時
間浸漬し、次いで乾燥したハニカムを水中に置
き、蜂の巣形状の切り口コーナーにアルコールラ
ンプを5秒間接炎したのち残炎を測定したとこ
ろ、残炎は0秒であつた。 比較例 1 三酸化アンチモン、水酸化アルミニウム及び塩
素化パラフインを使用せず、その他は実施例1と
同様にして、クラフトパルプ及びマイカを含有す
るスラリーを調製し、このスラリーを抄造してマ
イカ混入紙を製造した。このマイカ混入紙を用い
て燃焼試験を行うと全焼し、限界酸素指数は25.5
であつた。またこの紙をハニカム状に展張し、
160℃で30分間熱セツトを行つたところ、ハニカ
ムを製造できなかつた。 比較例 2 水酸化アルミニウム及び塩素化パラフインを使
用せず、その他は実施例1と同様にしてパルプ、
マイカ及び三酸化アンチモンを含有するスラリー
を調製し、このスラリーを抄造してマイカ紙を製
造した。このマイカ混入紙の燃焼試験成績及び熱
セツト性は比較例1と同様であつた。 比較例 3 三酸化アンチモン及び塩素化パラフインを使用
せず、その他は実施例1と同様にしてパルプ、マ
イカ及び水酸化アルミニウムを含有するスラリー
を調製し、このスラリーを抄造してマイカ混入紙
を製造した。このマイカ混入紙の燃焼試験成績及
び熱セツト性は比較例1と同様であつた。 比較例 4 三酸化アンチモン及び水酸化アルミニウムを使
用せず、その他は実施例1と同様にしてパルプ、
マイカ及び塩素化パラフインを含有するスラリー
を調製し、このスラリーを抄造してマイカ混入紙
を製造した。このマイカ混入紙の燃焼試験成績及
び熱セツト性は比較例1と同様であつた。 比較例 5 塩素化パラフインを使用せず、その他は実施例
1と同様にして、パルプ、マイカ、三酸化アンチ
モン及び水酸化アルミニウムを含有するスラリー
を調製し、このスラリーを抄造してマイカ混入紙
を製造した。このマイカ混入紙の燃焼試験成績及
び熱セツト性は比較例1と同様であつた。 実施例 2 実施例1で用いたクラフトパルプの代わりに再
生クラフト故紙を用い、その他は実施例1と同様
にして難燃紙を製造した。得られた難燃紙の坪量
は175g/m2であつた。熱セツト及び燃焼試験は実
施例1と同じ方法で行つた。比較例1〜5と同様
にして製造した比較例6〜10のマイカ混入紙につ
いても、同様の試験を行つた。その結果を第1表
に示す。
【表】 実施例 3 実施例1と同じ装置を用いて、水2500Kgに苛性
ソーダ1Kgを溶解し、クラフトパルプ15Kgと再生
クラフト故紙15Kgを加え、パルプスラリーを調製
した。次いでマイカ粉末(金雲母、粒度200メツ
シユ以下)40Kg及び合成マイカ(トピー工業社製
の弗素四珪素雲母、200メツシユ以下)20Kgを加
えた。さらに三酸化アンチモン粉末4Kg、水酸化
アルミニウム8Kg及び塩素化パラフイン(塩素含
有率70%、軟化点95℃)9Kgを加えて均一なスラ
リーを調製した。このスラリーにカチオン性紙力
増強剤0.4Kgを加えたのち、硫酸バンド(8%水
溶液)を加えて、PH6.5に調製し、さらに紙力増
強剤(アニオン性アクリルアミド系)0.3Kg及び
アクリルアミド系カチオン定着剤0.02Kgを加え
た。このスラリーを抄造機に送り実施例1と同じ
条件で抄造し難燃紙を製造した。この難燃紙は坪
量は85g/m2であつた。ハニカムの作業工程に準
じてハニカムを作製した。熱セツトは120℃で25
分間であつた。熱セツト及び燃焼試験は実施例1
と同じ方法で行つた。比較例1〜4と同様にして
製造した比較例11〜14のマイカ混入紙及び本実施
例から三酸化アンチモンを除いた比較例15のマイ
カ混入紙についても、同様の試験を行つた。その
結果を第2表に示す。
【表】
【表】 実施例 4 実施例1と同じ装置を用いて、パルパー(離解
機)に水1000を仕込み、苛性ソーダ0.3℃を溶
解したのち、クラフト故紙3Kgを加えてスラリー
を調製した。このスラリーにマイカ粉末(白雲
母、粒度200メツシユ以下)24Kg、三酸化アンチ
モン(粒度2〜3μ)1Kg、水酸化アルミニウム
2Kg及び塩素化パラフイン粉末(塩素含有率70
%、軟化点95〜105℃、粒度50メツシユ以下)1.5
Kgを加え、均一なスラリーとした。次いでカチオ
ン性紙力増強剤0.2Kgを加え、硫酸バンド(8%
水溶液)を加えてPH6.5に調整した。さらに紙力
増強剤(アニオン性のアクリルアミド系)0.2Kg
を加え、アクリルアミド系カチオン性の定着剤
0.01を加えた。このスラリーを濃度約0.2%にな
るように希釈し、抄造機に送つて実施例1と同じ
条件で抄造し、難燃紙を製造した。この難燃紙は
坪量110g/m2であつた。熱セツト及び燃焼試験は
実施例1と同じ方法で行つた。比較例1〜5と同
様にして製造した比較例16〜20のマイカ混入紙に
ついても、同様の試験を行つた。その結果を第3
表に示す。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セルロース繊維100重量部に対してマイカ50
    〜1000重量部、水酸化アルミニウム4〜100重量
    部、三酸化アンチモン2〜40重量部及び塩素含有
    率65%以上の塩素化パラフイン4〜60重量部を含
    有することを特徴とする、熱セツト性の優れた難
    燃紙。
JP23462785A 1985-10-22 1985-10-22 熱セツト性の優れた難燃紙 Granted JPS6297999A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23462785A JPS6297999A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 熱セツト性の優れた難燃紙

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JPS6297999A JPS6297999A (ja) 1987-05-07
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JPH01266298A (ja) * 1988-04-19 1989-10-24 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd ビニル壁紙裏打ち用難燃紙及びこれを用いたビニル壁紙
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