JPS626040B2 - - Google Patents
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- JPS626040B2 JPS626040B2 JP53047077A JP4707778A JPS626040B2 JP S626040 B2 JPS626040 B2 JP S626040B2 JP 53047077 A JP53047077 A JP 53047077A JP 4707778 A JP4707778 A JP 4707778A JP S626040 B2 JPS626040 B2 JP S626040B2
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- Japan
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- sulfate
- manufacturing
- alum
- cellulose
- polyvalent metal
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Description
本発明はセルロース繊維板の製造法に関する。
従来のセルロース繊維板は高比重で密度が高
く、いまだ低密度で連続微空孔を有する難燃性セ
ルロース繊維板は得られていない。低密度で連続
微空孔を有するセルロース繊維板にすることによ
つて断熱性および吸音性の良好な繊維板が得られ
る。又難燃性とするためには抄造成形後、難燃剤
を含浸又はスプレー等の方法で行うことによつて
処理されている。しかしこのような方法ではセル
ロース繊維板に難燃剤が物理的に付着するのみ
か、化学的に結合したとしても一部分のみしか結
合していないのが通常である。従つてこれらの方
法で行つた場合塗付した難燃剤が経時的に白華現
象、吸湿性、薬剤公害ならびに難燃性の低下等の
問題を生じ、充分満足できる難燃性セルロース繊
維は得られていない。 本発明者は上記の欠点を解決すべく、鋭意研究
の結果、あらかじめ木材パルプを低縮合リン酸ア
ンモニウム水溶液で処理乾燥した難燃性リン酸セ
ルロースに多価金属塩を反応させ、酸性条件で抄
造成形後乾燥することによつて従来にない低密度
で嵩高い連続微空孔を有する難燃性低密度セルロ
ース繊維板の製造を可能にし得たのである。 本発明の詳細について説明すると、リン酸セル
ロースは木材パルプに低縮合リン酸アンモニウム
水溶液を含浸させた後に乾燥し、更に130℃〜170
℃の温度でエステル化することによつて製造でき
る。得られたリン酸セルロースを水に対し約2.5
重量%の濃度でビーター離解し、パルプスラリー
とする。次に多価金属塩の溶液を用い、PH2.0〜
7.0に、好ましくは2.7〜6.5に調整する。PHが2.0
より低い場合セルロースの膨潤が起こらず、PHが
7.0を越える場合抄造が困難となる。PH調整後抄
造成形機を用い繊維板に成形し、吸引脱水を行
い、水分含有率70%程度の繊維板とし、100〜125
℃で1〜3時間通風乾燥する。 ここで用いられる多価金属塩としては硫酸アル
ミニウム、硫酸第2鉄、硫酸第1鉄、硫酸亜鉛、
硫酸銅、硫酸ニツケル、硫酸マンガン、硫酸マグ
ネシウム、アルミニウムミヨウバン、鉄ミヨウバ
ン、ナトリウムミヨウバン、カリウムミヨウバ
ン、クロムミヨウバン、モール塩、塩化第2鉄、
塩化アルミニウム、塩化亜鉛等である。この多価
金属塩の中で特に好ましい塩は硫酸アルミニウ
ム、硫酸第2鉄、アルミニウムミヨウバン、鉄ミ
ヨウバン、塩化亜鉛である。これら多価金属塩は
通常20〜40重量%の溶液として用いるのが好まし
い。これらの多価金属塩はリン酸セルロース繊維
スラリーのPHを調整すると同時に、セルロースに
結合しているリン酸基に金属が結合してセルロー
スの繊維束の嵩を増大させるため、低密度の繊維
束が得られ、抄造、乾燥した繊維板が得られるも
のと考えられる。 このようにして得られたリン酸セルロース繊維
板は未処理のセルロース繊維板に比較して1.5〜
7.0倍の嵩をもつた繊維板が得られ、しかも連続
微空孔を有するため断熱性、吸音性および結露防
止効果をもつた繊維板となり、また同時に繊維板
に抄造成型する前にあらかじめ、化学的結合によ
る難燃化処理が行われているため、経時的にも難
燃剤による白華現象、吸湿性、薬剤公害ならびに
難燃性低下等の起きない繊維板が得られるので、
吸音材、断熱材ならびに緩衝材として有効に用い
られ、この繊維板はJIS A 1321の難燃三級にも
合格するものである。 以下に本発明を明らかにするために実施例を示
す。 実施例 1 NBKPパルプ100gを縮合ポリリン酸アンモニ
ウムを主体とした難燃剤(大塚化学薬品株式会社
製、商品名FR−30)150gに充分に浸漬した後、
付着難燃剤を除去し、80〜90℃で1時間乾燥す
る。更に充分にエステル化を行うために140℃で
25分間空気浴中で反応させリン酸セルロース繊維
120gを得た。得られたリン酸セルロース500g
〔Canadian Standard Freeness、CSF(水
性)=720ml〕を水20に加えビーター離解し、約
2Kgを単位としたリン酸セルローススラリーに硫
酸アルミニウム、30重量%水溶液を用いPHを2.7
〜6.5に調整処理後、充分分散を行い、抄造機で
350×650mmに成形し繊維板を得た。この繊維板を
吸引脱水し水分含有率70%とした繊維板を100〜
125℃で通気乾燥し目的とする繊維板を得た。尚
対照として無処理のNBKPパルプを用いて同条件
で処理し、繊維板を得た。それぞれの繊維板の厚
さならびに密度の測定結果を下記第1表に示す。
く、いまだ低密度で連続微空孔を有する難燃性セ
ルロース繊維板は得られていない。低密度で連続
微空孔を有するセルロース繊維板にすることによ
つて断熱性および吸音性の良好な繊維板が得られ
る。又難燃性とするためには抄造成形後、難燃剤
を含浸又はスプレー等の方法で行うことによつて
処理されている。しかしこのような方法ではセル
ロース繊維板に難燃剤が物理的に付着するのみ
か、化学的に結合したとしても一部分のみしか結
合していないのが通常である。従つてこれらの方
法で行つた場合塗付した難燃剤が経時的に白華現
象、吸湿性、薬剤公害ならびに難燃性の低下等の
問題を生じ、充分満足できる難燃性セルロース繊
維は得られていない。 本発明者は上記の欠点を解決すべく、鋭意研究
の結果、あらかじめ木材パルプを低縮合リン酸ア
ンモニウム水溶液で処理乾燥した難燃性リン酸セ
ルロースに多価金属塩を反応させ、酸性条件で抄
造成形後乾燥することによつて従来にない低密度
で嵩高い連続微空孔を有する難燃性低密度セルロ
ース繊維板の製造を可能にし得たのである。 本発明の詳細について説明すると、リン酸セル
ロースは木材パルプに低縮合リン酸アンモニウム
水溶液を含浸させた後に乾燥し、更に130℃〜170
℃の温度でエステル化することによつて製造でき
る。得られたリン酸セルロースを水に対し約2.5
重量%の濃度でビーター離解し、パルプスラリー
とする。次に多価金属塩の溶液を用い、PH2.0〜
7.0に、好ましくは2.7〜6.5に調整する。PHが2.0
より低い場合セルロースの膨潤が起こらず、PHが
7.0を越える場合抄造が困難となる。PH調整後抄
造成形機を用い繊維板に成形し、吸引脱水を行
い、水分含有率70%程度の繊維板とし、100〜125
℃で1〜3時間通風乾燥する。 ここで用いられる多価金属塩としては硫酸アル
ミニウム、硫酸第2鉄、硫酸第1鉄、硫酸亜鉛、
硫酸銅、硫酸ニツケル、硫酸マンガン、硫酸マグ
ネシウム、アルミニウムミヨウバン、鉄ミヨウバ
ン、ナトリウムミヨウバン、カリウムミヨウバ
ン、クロムミヨウバン、モール塩、塩化第2鉄、
塩化アルミニウム、塩化亜鉛等である。この多価
金属塩の中で特に好ましい塩は硫酸アルミニウ
ム、硫酸第2鉄、アルミニウムミヨウバン、鉄ミ
ヨウバン、塩化亜鉛である。これら多価金属塩は
通常20〜40重量%の溶液として用いるのが好まし
い。これらの多価金属塩はリン酸セルロース繊維
スラリーのPHを調整すると同時に、セルロースに
結合しているリン酸基に金属が結合してセルロー
スの繊維束の嵩を増大させるため、低密度の繊維
束が得られ、抄造、乾燥した繊維板が得られるも
のと考えられる。 このようにして得られたリン酸セルロース繊維
板は未処理のセルロース繊維板に比較して1.5〜
7.0倍の嵩をもつた繊維板が得られ、しかも連続
微空孔を有するため断熱性、吸音性および結露防
止効果をもつた繊維板となり、また同時に繊維板
に抄造成型する前にあらかじめ、化学的結合によ
る難燃化処理が行われているため、経時的にも難
燃剤による白華現象、吸湿性、薬剤公害ならびに
難燃性低下等の起きない繊維板が得られるので、
吸音材、断熱材ならびに緩衝材として有効に用い
られ、この繊維板はJIS A 1321の難燃三級にも
合格するものである。 以下に本発明を明らかにするために実施例を示
す。 実施例 1 NBKPパルプ100gを縮合ポリリン酸アンモニ
ウムを主体とした難燃剤(大塚化学薬品株式会社
製、商品名FR−30)150gに充分に浸漬した後、
付着難燃剤を除去し、80〜90℃で1時間乾燥す
る。更に充分にエステル化を行うために140℃で
25分間空気浴中で反応させリン酸セルロース繊維
120gを得た。得られたリン酸セルロース500g
〔Canadian Standard Freeness、CSF(水
性)=720ml〕を水20に加えビーター離解し、約
2Kgを単位としたリン酸セルローススラリーに硫
酸アルミニウム、30重量%水溶液を用いPHを2.7
〜6.5に調整処理後、充分分散を行い、抄造機で
350×650mmに成形し繊維板を得た。この繊維板を
吸引脱水し水分含有率70%とした繊維板を100〜
125℃で通気乾燥し目的とする繊維板を得た。尚
対照として無処理のNBKPパルプを用いて同条件
で処理し、繊維板を得た。それぞれの繊維板の厚
さならびに密度の測定結果を下記第1表に示す。
【表】
【表】
実施例 2
実施例1の硫酸アルミニウムをアルミニウムミ
ヨウバンに代えて他は同様にして得たセルロース
繊維板の測定結果を下記第2表に示す。
ヨウバンに代えて他は同様にして得たセルロース
繊維板の測定結果を下記第2表に示す。
【表】
実施例 3
実施例1の硫酸アルミニウムを塩化亜鉛に代え
て他は同様にして得たセルロース繊維板の測定結
果を下記第3表に示す。
て他は同様にして得たセルロース繊維板の測定結
果を下記第3表に示す。
【表】
Γ難燃性試験
実施例1で得た繊維板をJIS A 1321の難燃性
試験方法に基づき難燃性試験を行つた結果を下記
第4表に示す。
試験方法に基づき難燃性試験を行つた結果を下記
第4表に示す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 りん酸セルロースを水中にて離解しパルプス
ラリー状とした後に、多価金属塩を作用させ、酸
性条件にて抄造成形し乾燥することを特徴とする
難燃性低密度セルロース繊維板の製造法。 2 りん酸セルロースが、木材パルプを低縮合り
ん酸アンモニウム水溶液に含浸させた後に乾燥
し、更に130〜170℃の温度でエステル化して得ら
れたものである特許請求の範囲第1項に記載の製
造法。 3 多価金属塩が硫酸アルミニウム、硫酸第2
鉄、硫酸第1鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸ニツケ
ル、硫酸マンガン、硫酸マグネシウム、アルミニ
ウムミヨウバン、鉄ミヨウバン、ナトリウムミヨ
ウバン、カリウムミヨウバン、クロムミヨウバ
ン、モール塩、塩化第2鉄、塩化アルミニウム、
塩化亜鉛である特許請求の範囲第1項に記載の製
造法。 4 酸性条件が多価金属塩と作用したパルプスラ
リーのPHが2.0〜7.0の範囲である特許請求の範囲
第1項に記載の製造法。 5 PHが2.7〜6.5の範囲である特許請求の範囲第
4項に記載の製造法。 6 抄造成形後の乾燥温度が100〜125℃である特
許請求の範囲第1項に記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4707778A JPS54138060A (en) | 1978-04-19 | 1978-04-19 | Manufacturing of flame retardant low-density cellulosic fiber board |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4707778A JPS54138060A (en) | 1978-04-19 | 1978-04-19 | Manufacturing of flame retardant low-density cellulosic fiber board |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54138060A JPS54138060A (en) | 1979-10-26 |
| JPS626040B2 true JPS626040B2 (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=12765098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4707778A Granted JPS54138060A (en) | 1978-04-19 | 1978-04-19 | Manufacturing of flame retardant low-density cellulosic fiber board |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54138060A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002044305A2 (en) | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Astaris Llc | Fire retardant compositions with reduced aluminum corrosivity |
| US6780991B2 (en) | 2000-11-28 | 2004-08-24 | Astaris Llc | Biopolymer thickened fire retardant compositions |
| US6802994B1 (en) * | 2000-11-28 | 2004-10-12 | Astaris Llc | Fire retardant compositions containing ammonium polyphosphate and iron additives for corrosion inhibition |
| US6846437B2 (en) * | 2000-11-28 | 2005-01-25 | Astaris, Llc | Ammonium polyphosphate solutions containing multi-functional phosphonate corrosion inhibitors |
| WO2005047599A2 (en) | 2003-11-08 | 2005-05-26 | Lally Thomas J | Method for manufacturing fire-retardant cellulose-based materials |
| US8425717B2 (en) * | 2010-02-09 | 2013-04-23 | Latitude 18, Inc. | Phosphate bonded composites and methods |
| SE538956C2 (en) * | 2015-05-22 | 2017-03-07 | Innventia Ab | Use of a paper or paperboard product as a middle layer in a paperboard |
| JP6558421B2 (ja) * | 2017-10-24 | 2019-08-14 | 王子ホールディングス株式会社 | セルロースシート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49108309A (ja) * | 1973-02-22 | 1974-10-15 | ||
| JPS607677B2 (ja) * | 1975-12-30 | 1985-02-26 | 古河電気工業株式会社 | ポツトライフを改良した難燃防煙剤 |
-
1978
- 1978-04-19 JP JP4707778A patent/JPS54138060A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54138060A (en) | 1979-10-26 |
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