JPH0137636Y2 - - Google Patents
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- JPH0137636Y2 JPH0137636Y2 JP1979182732U JP18273279U JPH0137636Y2 JP H0137636 Y2 JPH0137636 Y2 JP H0137636Y2 JP 1979182732 U JP1979182732 U JP 1979182732U JP 18273279 U JP18273279 U JP 18273279U JP H0137636 Y2 JPH0137636 Y2 JP H0137636Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- infusion
- infusion container
- container
- end opening
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
考案の背景
技術分野
本考案は、波長290〜450nmの光線による分解
等の変質がおこりやすい輸液剤を充填した輸液バ
ツク等の透明容器に使用する輸液容器用カバーに
関する。
等の変質がおこりやすい輸液剤を充填した輸液バ
ツク等の透明容器に使用する輸液容器用カバーに
関する。
先行技術
従来、患者の生命の維持において、経口栄養、
経管栄養が不可能であつたり、あるいは不充分な
状態であつたり、または、それらが可能であつて
も患者の消化吸収機能が著しく不良であつたり、
更には食物が消化管を通過するのが原疾患の悪化
につながるような病態の場合には、栄養経静脈輸
液が行われることは公知であり、また容認されて
いる。
経管栄養が不可能であつたり、あるいは不充分な
状態であつたり、または、それらが可能であつて
も患者の消化吸収機能が著しく不良であつたり、
更には食物が消化管を通過するのが原疾患の悪化
につながるような病態の場合には、栄養経静脈輸
液が行われることは公知であり、また容認されて
いる。
経口に代り得る程の大量の栄養剤を血管を通し
て注入することを目的として栄養輸液療法は、レ
トリン(Wretlind)ら(アクタ・チルルジカ・
スカンジナビカ・サブリメント,278巻、3頁、
1961年)が大豆油を卵黄レシチンで乳化した脂肪
乳剤が無害に静注し得ることを見いだしたことに
始まり、デユードリツク(Dudrick)ら(サージ
エリ、64巻、134頁、1968年)が高濃度ブドウ糖
液を主栄養源とし、これにアミノ酸を配合して鎖
骨下静脈より上大静脈にシリコンラバーカテーテ
ルを刺通して投与し、臨床効果を得たことに基づ
いて発展した。
て注入することを目的として栄養輸液療法は、レ
トリン(Wretlind)ら(アクタ・チルルジカ・
スカンジナビカ・サブリメント,278巻、3頁、
1961年)が大豆油を卵黄レシチンで乳化した脂肪
乳剤が無害に静注し得ることを見いだしたことに
始まり、デユードリツク(Dudrick)ら(サージ
エリ、64巻、134頁、1968年)が高濃度ブドウ糖
液を主栄養源とし、これにアミノ酸を配合して鎖
骨下静脈より上大静脈にシリコンラバーカテーテ
ルを刺通して投与し、臨床効果を得たことに基づ
いて発展した。
輸液だけに頼つて一定期間生命を維持できる栄
養輸液剤の備えるべき条件は、生命に必要なすべ
ての栄養素、すなわち、ブドウ糖、アミノ酸、脂
肪、ビタミン、ミネラルを含むことが必要であ
る。
養輸液剤の備えるべき条件は、生命に必要なすべ
ての栄養素、すなわち、ブドウ糖、アミノ酸、脂
肪、ビタミン、ミネラルを含むことが必要であ
る。
現状では、すべての栄養源を含む単一の輸液剤
は、波長290〜450nmの光線によるビタミンの分
解の問題などから製造されていない。
は、波長290〜450nmの光線によるビタミンの分
解の問題などから製造されていない。
栄養輸液療法を行うにあたつては、使用直前に
既存の輸液剤と病院の薬局製剤とから、さまざま
の栄養輸液剤を調剤している。いずれの処方にお
いてもブドウ糖が主栄養源となり、高濃度ブドウ
糖液がいわゆるベースソリユーシヨンとして用い
られ、これに用時電解質類、アミノ酸、ビタミ
ン、稀に脂肪乳剤が添加されて輸液に供されてい
る。
既存の輸液剤と病院の薬局製剤とから、さまざま
の栄養輸液剤を調剤している。いずれの処方にお
いてもブドウ糖が主栄養源となり、高濃度ブドウ
糖液がいわゆるベースソリユーシヨンとして用い
られ、これに用時電解質類、アミノ酸、ビタミ
ン、稀に脂肪乳剤が添加されて輸液に供されてい
る。
そして、この輸液においては、1入容器であ
れば約8時間2,3入容器であれば約24時間
輸注するなど、長時間室内に放置される。このた
め、この中でビタミン、特にビタミンA,B1お
よびビタミンKは波長290〜450nmの光線により
輸液中に分解が進むことにより、輸液剤内容液か
らその成分が著しく失われ、かつ変質することが
確認されている。
れば約8時間2,3入容器であれば約24時間
輸注するなど、長時間室内に放置される。このた
め、この中でビタミン、特にビタミンA,B1お
よびビタミンKは波長290〜450nmの光線により
輸液中に分解が進むことにより、輸液剤内容液か
らその成分が著しく失われ、かつ変質することが
確認されている。
ところが、実際に輸液を行う場合には、輸液バ
ツグ、輸液瓶などを波長290〜450nmの光線より
遮光しないで、そのまま用いて輸液を行うか、又
は、これらの容器をアルミホイル又は可視光線の
透過量の少ない色の濃いポリエチレンの袋で全体
を被包したり、容器の目盛りの部分だけを開けて
他の部分を波長290〜450nmの光線より遮光した
りして、輸液が行われている。
ツグ、輸液瓶などを波長290〜450nmの光線より
遮光しないで、そのまま用いて輸液を行うか、又
は、これらの容器をアルミホイル又は可視光線の
透過量の少ない色の濃いポリエチレンの袋で全体
を被包したり、容器の目盛りの部分だけを開けて
他の部分を波長290〜450nmの光線より遮光した
りして、輸液が行われている。
従来技術の問題点
前述のように、輸液容器をそのまま用いて、波
長290〜450nmの光線を遮光しないで輸液する場
合には、ビタミンA,B、及びビタミンKが長時
間の輸液中に受ける波長290〜450nmの光線の強
度及び線量に応じて分解され減少し、かつ輸液剤
の成分は変質するから、薬効が著しく低下し、当
初の処方目的を果たせない欠点がある。
長290〜450nmの光線を遮光しないで輸液する場
合には、ビタミンA,B、及びビタミンKが長時
間の輸液中に受ける波長290〜450nmの光線の強
度及び線量に応じて分解され減少し、かつ輸液剤
の成分は変質するから、薬効が著しく低下し、当
初の処方目的を果たせない欠点がある。
又、アルミホイル及び前述の色の濃いポリエチ
レン等の袋で被包した場合には、波長290〜
450nmの光線が遮光されることにより輸液中の輸
液剤の安定性は保たれるが、これらの遮光物質は
可視光線透過性を有しないために、輸液剤の液面
を確認できない欠点があり、又、このことより医
師、看護婦等の管理者にとつては輸液量の確認が
しにくいことおよび輸液を受ける患者に心理的不
安を与えていた。
レン等の袋で被包した場合には、波長290〜
450nmの光線が遮光されることにより輸液中の輸
液剤の安定性は保たれるが、これらの遮光物質は
可視光線透過性を有しないために、輸液剤の液面
を確認できない欠点があり、又、このことより医
師、看護婦等の管理者にとつては輸液量の確認が
しにくいことおよび輸液を受ける患者に心理的不
安を与えていた。
又、実際にアルミホイルやポリエチレン等の袋
を輸液バツグ等に被包する場合に、それらの型に
合わせて成形するのに手間がかかるという不便が
ある。
を輸液バツグ等に被包する場合に、それらの型に
合わせて成形するのに手間がかかるという不便が
ある。
考案の目的
本考案の目的は、上記先行技術の問題点を解決
する輸液容器用カバーを提供することにある。
する輸液容器用カバーを提供することにある。
上記目的を達成するものは、上端に吊り下げ部
と下端に充填液排出口部を有する液体入り透明容
器のカバーにおいて、前記容器に係合するように
した上端係合部を有し、さらに、該カバーは、可
視光線透過性の可撓性プラスチツクに波長290〜
450nmの光線を遮断し、かつ可視光線を透過する
紫外線防止剤をコートしたものからなる輸液容器
用カバーである。
と下端に充填液排出口部を有する液体入り透明容
器のカバーにおいて、前記容器に係合するように
した上端係合部を有し、さらに、該カバーは、可
視光線透過性の可撓性プラスチツクに波長290〜
450nmの光線を遮断し、かつ可視光線を透過する
紫外線防止剤をコートしたものからなる輸液容器
用カバーである。
さらに、前記カバーは下端が、前記容器を収納
する下端開口部であり、前記上端係合部が、前記
容器の吊り下げ部に対応する上端開口部の両側に
位置していることが好ましい。
する下端開口部であり、前記上端係合部が、前記
容器の吊り下げ部に対応する上端開口部の両側に
位置していることが好ましい。
さらに、前記カバーが袋体であることが好まし
く、特に袋体が、偏平状であり、かつ上端開口部
が偏平面からみて、略W字型であることが好まし
い。さらに、前記上端係合部は液体入り透明容器
の補助懸垂孔と対応する位置に懸垂孔を有するこ
とが好ましい。
く、特に袋体が、偏平状であり、かつ上端開口部
が偏平面からみて、略W字型であることが好まし
い。さらに、前記上端係合部は液体入り透明容器
の補助懸垂孔と対応する位置に懸垂孔を有するこ
とが好ましい。
さらに、前記カバーは、2枚の可撓性プラスチ
ツク間に紫外線防止剤層を有するものであること
が好ましい。
ツク間に紫外線防止剤層を有するものであること
が好ましい。
考案の具体的説明
本考案の輸液容器用カバーは、上端に吊り下げ
部と下端に充填液排出口を有する液体入り透明容
器に用いる輸液容器用カバーである。上記吊り下
げ部は通常、該透明容器の上端の硬質プラスチツ
ク部分に開口を設けることにより形成されている
ものである。
部と下端に充填液排出口を有する液体入り透明容
器に用いる輸液容器用カバーである。上記吊り下
げ部は通常、該透明容器の上端の硬質プラスチツ
ク部分に開口を設けることにより形成されている
ものである。
以下、本考案の輸液容器用カバーを図面に基づ
き説明する。
き説明する。
第1図に示すように、輸液容器用カバー1は、
下端に輸液容器を収納するための下端開口部2を
有している。そして、輸液容器用カバー1は、輸
液容器に係合する上端係合部4,4を有してい
る。また上部に輸液容器の吊り下げ部に対応する
上端開口部3を有していることが好ましく、さら
に前記上端係合部4,4は、該上端開口部3の両
側にあることが好ましい。上記上端開口部3を設
けるならば、輸液容器用カバーを付けたままで輸
液容器を吊り下げて輸液を行うことが容易であ
る。
下端に輸液容器を収納するための下端開口部2を
有している。そして、輸液容器用カバー1は、輸
液容器に係合する上端係合部4,4を有してい
る。また上部に輸液容器の吊り下げ部に対応する
上端開口部3を有していることが好ましく、さら
に前記上端係合部4,4は、該上端開口部3の両
側にあることが好ましい。上記上端開口部3を設
けるならば、輸液容器用カバーを付けたままで輸
液容器を吊り下げて輸液を行うことが容易であ
る。
また、本考案のカバーは、可視光線透過性の可
撓性プラスチツクに波長290〜450nmの光線を遮
断し、かつ可視光線を透過する紫外線防止剤をコ
ートしたものからなり、袋体であることが好まし
い。
撓性プラスチツクに波長290〜450nmの光線を遮
断し、かつ可視光線を透過する紫外線防止剤をコ
ートしたものからなり、袋体であることが好まし
い。
本考案の具体的実施態様としては、後述する通
りであるが、必ずしもこれらのものに限定される
ものではない。
りであるが、必ずしもこれらのものに限定される
ものではない。
まず、本考案の実施態様としては、上記輸液容
器用カバー1は、袋体が偏平状で、かつ上端開口
部3が偏平面からみて略W字型のものが望まし
い。
器用カバー1は、袋体が偏平状で、かつ上端開口
部3が偏平面からみて略W字型のものが望まし
い。
即ち、本考案の輸液容器用カバー1は実際に輸
液容器を収納するときには、袋体が柔軟にふくら
み容易に該容器を収納しうる。
液容器を収納するときには、袋体が柔軟にふくら
み容易に該容器を収納しうる。
また、上端開口部3の中央部には対称形に形成
された閉鎖用突片7,7が設けられており、該閉
鎖用突片7,7はまず該閉鎖用突片7,7の1片
を輸液容器の吊り下げ部8の中を通して袋体の内
側に折り曲げた後、他方の1片を該吊り下げ部8
の中を通して先に折り曲げた1片の上に重なり合
わせて折り曲げて、上端開口部3を閉鎖できるよ
うに、該吊り下げ部8の幅とほぼ同一の幅を有
し、かつ該吊り下げ部8の中を通して折り込んで
上下に重なり合わせるのに十分な長さを有してい
る。
された閉鎖用突片7,7が設けられており、該閉
鎖用突片7,7はまず該閉鎖用突片7,7の1片
を輸液容器の吊り下げ部8の中を通して袋体の内
側に折り曲げた後、他方の1片を該吊り下げ部8
の中を通して先に折り曲げた1片の上に重なり合
わせて折り曲げて、上端開口部3を閉鎖できるよ
うに、該吊り下げ部8の幅とほぼ同一の幅を有
し、かつ該吊り下げ部8の中を通して折り込んで
上下に重なり合わせるのに十分な長さを有してい
る。
更に、本考案の輸液容器用カバー1は、輸液容
器の補助懸垂孔5,5と対応する位置に懸垂孔
6,6を有するものであれば、更に好適である。
すなわち、このような輸液容器用カバー1は第1
図のように輸液容器の補助懸垂孔5,5を使用し
て、該容器を吊り下げて輸液を行う場合にも、輸
液容器用カバーを被つたままで輸液を行うことが
できる。
器の補助懸垂孔5,5と対応する位置に懸垂孔
6,6を有するものであれば、更に好適である。
すなわち、このような輸液容器用カバー1は第1
図のように輸液容器の補助懸垂孔5,5を使用し
て、該容器を吊り下げて輸液を行う場合にも、輸
液容器用カバーを被つたままで輸液を行うことが
できる。
また、上記にそれぞれ記載した本考案の輸液容
器用カバー1は、ポリエステルフイルム層紫外線
防止剤層ポリエチレンフイルム層の三層より成る
可撓性プラスチツク製フイルムよりなるものが望
ましい。
器用カバー1は、ポリエステルフイルム層紫外線
防止剤層ポリエチレンフイルム層の三層より成る
可撓性プラスチツク製フイルムよりなるものが望
ましい。
すなわち、本考案の輸液容器用カバー1は、た
とえばポリエステルフイルムにヒドロキシベンゾ
フエノン、ベンゾトリアゾール、サリチル酸エス
テル等無色の紫外線防止剤をコートし、そのコー
ナ面にポリエチレンフイルムをラミネート加工し
た可撓性プラスチツク製フイルムより成る。
とえばポリエステルフイルムにヒドロキシベンゾ
フエノン、ベンゾトリアゾール、サリチル酸エス
テル等無色の紫外線防止剤をコートし、そのコー
ナ面にポリエチレンフイルムをラミネート加工し
た可撓性プラスチツク製フイルムより成る。
このほか、ポリエステルフイルムとポリエチレ
ンフイルムの組み合わせ以外には、ポリエステル
フイルムとポリエステルフイルム、ポリエチレン
フイルムとポリエチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルムとポリエステルフイルム、ポリプロピ
レンフイルムとポリプロピレンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルムとナイロンフイルム、ポリエス
テルフイルムとナイロンフイルム、ナイロンフイ
ルムとナイロンフイルム等を用いた、間に紫外線
防止剤層を有する三層より成る可撓性プラスチツ
ク製フイルムでもよい。
ンフイルムの組み合わせ以外には、ポリエステル
フイルムとポリエステルフイルム、ポリエチレン
フイルムとポリエチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルムとポリエステルフイルム、ポリプロピ
レンフイルムとポリプロピレンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルムとナイロンフイルム、ポリエス
テルフイルムとナイロンフイルム、ナイロンフイ
ルムとナイロンフイルム等を用いた、間に紫外線
防止剤層を有する三層より成る可撓性プラスチツ
ク製フイルムでもよい。
次に本考案の輸液容器用カバーの製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、波長290〜450nmの光線を遮断し、かつ
可視光線透過性の可撓性プラスチツク製フイルム
のシート材を準備する。次に、一対のシート材を
半分に折り曲げて両側を熱融着し、下端を開放さ
せて開口を有する偏平状の袋体を形成する。次い
で、開口部と対向する上端部の中央部に、輸液容
器の吊り下げ部と対応する部分を打ち抜き等の手
段によつて切り抜いて、上端開口部を設ける。該
上端開口部は、輸液容器用カバーを被つたときに
輸液容器の吊り下げ部が露出するように十分な大
きさをもたせて形成する。又、略W字型の上端開
口部又は懸垂孔を有する本考案の輸液容器用カバ
ーを製造するときには、同様に上記方法により得
られた下端に開口を有する偏平状の袋体の上端部
に、打ち抜き等により略W字型の上端開口部又は
懸垂孔を設けて製造する。
可視光線透過性の可撓性プラスチツク製フイルム
のシート材を準備する。次に、一対のシート材を
半分に折り曲げて両側を熱融着し、下端を開放さ
せて開口を有する偏平状の袋体を形成する。次い
で、開口部と対向する上端部の中央部に、輸液容
器の吊り下げ部と対応する部分を打ち抜き等の手
段によつて切り抜いて、上端開口部を設ける。該
上端開口部は、輸液容器用カバーを被つたときに
輸液容器の吊り下げ部が露出するように十分な大
きさをもたせて形成する。又、略W字型の上端開
口部又は懸垂孔を有する本考案の輸液容器用カバ
ーを製造するときには、同様に上記方法により得
られた下端に開口を有する偏平状の袋体の上端部
に、打ち抜き等により略W字型の上端開口部又は
懸垂孔を設けて製造する。
尚、本考案の輸液容器用カバーの実施例として
は第1図に示すように次のようなものが望まし
い。
は第1図に示すように次のようなものが望まし
い。
すなわち、下端に設けられた下端開口部2と上
部に設けられた偏平面からみて略W字型を有する
上端開口部3と、該上端開口部3の両側に設けら
れた上端係合部4,4と、該上端開口部3の中央
部に対称形に形成された閉鎖用突片7,7と、懸
垂孔6,6とから成る輸液容器用カバーである。
部に設けられた偏平面からみて略W字型を有する
上端開口部3と、該上端開口部3の両側に設けら
れた上端係合部4,4と、該上端開口部3の中央
部に対称形に形成された閉鎖用突片7,7と、懸
垂孔6,6とから成る輸液容器用カバーである。
上記輸液容器用カバーは、さらに上端開口部3
が輸液容器を収納するために片手を入れるに十分
な大きさを有し、閉鎖用突片7,7が輸液容器の
吊り下げ部8とほぼ同一の幅を有し、かつ該吊り
下げ部8の中を通して前述のように折り曲げるに
十分な長さを有するものであり、かつ袋体がポリ
エステルフイルムとポリエチレンフイルムの間に
紫外線防止剤層を有する三層の可撓性プラスチツ
ク製フイルムより成り、熱融着等の加工適性をよ
くするため袋体の内側である第三層にポリエチレ
ンフイルムがくるようにしたものである。
が輸液容器を収納するために片手を入れるに十分
な大きさを有し、閉鎖用突片7,7が輸液容器の
吊り下げ部8とほぼ同一の幅を有し、かつ該吊り
下げ部8の中を通して前述のように折り曲げるに
十分な長さを有するものであり、かつ袋体がポリ
エステルフイルムとポリエチレンフイルムの間に
紫外線防止剤層を有する三層の可撓性プラスチツ
ク製フイルムより成り、熱融着等の加工適性をよ
くするため袋体の内側である第三層にポリエチレ
ンフイルムがくるようにしたものである。
考案の具体的作用
本考案の輸液容器用カバーを使用するにあたつ
ては、まず上端開口部3より片手を挿入しもう一
方の手で輸液容器を下端開口部2より挿入し収納
した後、本考案の輸液容器用カバーを被つたまま
で輸液容器を吊り下げて輸液を行う。本考案の輸
液容器用カバーは、波長290〜450nmの光線を遮
断し、かつ可視光線透過性の可撓性プラスチツク
製袋体からなるから、波長290〜450nmの光線を
遮断し、かつ輸液残量の確認ができる。
ては、まず上端開口部3より片手を挿入しもう一
方の手で輸液容器を下端開口部2より挿入し収納
した後、本考案の輸液容器用カバーを被つたまま
で輸液容器を吊り下げて輸液を行う。本考案の輸
液容器用カバーは、波長290〜450nmの光線を遮
断し、かつ可視光線透過性の可撓性プラスチツク
製袋体からなるから、波長290〜450nmの光線を
遮断し、かつ輸液残量の確認ができる。
又、上端開口部3の中央部に閉鎖用突片7,7
を設けた本考案の輸液容器用カバーを使用する場
合は、まず該閉鎖用突片7,7の1片を輸液容器
の吊り下げ部8の中を通して袋体の内側に折り曲
げた後、他方の1片を該吊り下げ部8の中を通し
て先に折り曲げた1片の上に重なり合わせて折り
曲げて上端開口部3を閉鎖した後、輸液容器を吊
り下げて輸液を行う。
を設けた本考案の輸液容器用カバーを使用する場
合は、まず該閉鎖用突片7,7の1片を輸液容器
の吊り下げ部8の中を通して袋体の内側に折り曲
げた後、他方の1片を該吊り下げ部8の中を通し
て先に折り曲げた1片の上に重なり合わせて折り
曲げて上端開口部3を閉鎖した後、輸液容器を吊
り下げて輸液を行う。
この場合、上端開口部3から入る波長290〜
450nmの光線は上述のように閉鎖用突片7,7を
重なり合わせて該開口部3を閉鎖することにより
遮断される。
450nmの光線は上述のように閉鎖用突片7,7を
重なり合わせて該開口部3を閉鎖することにより
遮断される。
又、輸液容器が補助懸垂孔5,5を有する本考
案の輸液容器用カバーを使用する場合は、それと
対応する位置に設けられた本考案の輸液容器用カ
バーの懸垂孔6,6を該補助懸垂孔5,5と重な
り合うように位置させて、吊り下げ用ハンガー1
0に吊り下げて輸液を行う。更に、ポリエステル
フイルム、紫外線防止剤及びポリエチレンフイル
ムの三層より成る本考案の輸液容器用カバーにお
いては、波長290〜540nmの光線は第1層である
ポリエステルフイルム層は透過するが、第2層の
紫外線防止剤層により吸着され、第3層のポリエ
チレン層には透過されないので、内容液は波長
290〜450nmの光線より保護されるが、可視光線
は外層の第1層のポリエステル層、第2層の紫外
線防止剤層、第3層のポリエチレン層の全層で、
全体としては0.01〜0.1m/m厚の当該可撓性プ
ラスチツク製フイルム(望ましくは、0.05m/m
厚のものが用いられる)を透過するから、波長
290〜450nmの光線を遮遮断し、かつ内容液の残
存量の確認で可能である。
案の輸液容器用カバーを使用する場合は、それと
対応する位置に設けられた本考案の輸液容器用カ
バーの懸垂孔6,6を該補助懸垂孔5,5と重な
り合うように位置させて、吊り下げ用ハンガー1
0に吊り下げて輸液を行う。更に、ポリエステル
フイルム、紫外線防止剤及びポリエチレンフイル
ムの三層より成る本考案の輸液容器用カバーにお
いては、波長290〜540nmの光線は第1層である
ポリエステルフイルム層は透過するが、第2層の
紫外線防止剤層により吸着され、第3層のポリエ
チレン層には透過されないので、内容液は波長
290〜450nmの光線より保護されるが、可視光線
は外層の第1層のポリエステル層、第2層の紫外
線防止剤層、第3層のポリエチレン層の全層で、
全体としては0.01〜0.1m/m厚の当該可撓性プ
ラスチツク製フイルム(望ましくは、0.05m/m
厚のものが用いられる)を透過するから、波長
290〜450nmの光線を遮遮断し、かつ内容液の残
存量の確認で可能である。
考案の具体的効果
本考案の輸液容器用カバーは、上端に吊り下げ
部と下端に充填液排出口部を有する液体入り透明
容器のカバーにおいて、前記容器に係合するよう
にした上端係合部を有し、さらに、該カバーは、
可視光線透過性の可撓性プラスチツクに波長290
〜450nmの光線を遮断し、かつ可視光線を透過す
る紫外線防止剤をコートしたものからなるので、
本考案の輸液容器用カバーを被つたままで該容器
を吊り下げて輸液を行うことができ、調剤済み内
容液を波長290〜450nmの光線より保護し、該光
線による内容液成分の分解による内容液の変質お
よびそれによる薬効低下を防止することができ
る。
部と下端に充填液排出口部を有する液体入り透明
容器のカバーにおいて、前記容器に係合するよう
にした上端係合部を有し、さらに、該カバーは、
可視光線透過性の可撓性プラスチツクに波長290
〜450nmの光線を遮断し、かつ可視光線を透過す
る紫外線防止剤をコートしたものからなるので、
本考案の輸液容器用カバーを被つたままで該容器
を吊り下げて輸液を行うことができ、調剤済み内
容液を波長290〜450nmの光線より保護し、該光
線による内容液成分の分解による内容液の変質お
よびそれによる薬効低下を防止することができ
る。
又、本考案の輸液容器用カバーは可視光線透過
性であるから、輸液容器の内容液残量を確認する
ことが可能であり、内容液残量の確認ができない
ことから生ずる医師、看護婦等の管理者にとつて
の輸液量の確認がしにくいことの不便さ、および
患者に与える心理的不安を解消するものである。
性であるから、輸液容器の内容液残量を確認する
ことが可能であり、内容液残量の確認ができない
ことから生ずる医師、看護婦等の管理者にとつて
の輸液量の確認がしにくいことの不便さ、および
患者に与える心理的不安を解消するものである。
次に、輸液容器の吊り下げ部に対応して設けら
れた上端開口部3の中央部に閉鎖用突片7,7を
設けた上述の本考案の輸液容器用カバーにおいて
は、該閉鎖用突片7,7を相互に輸液容器の開口
部8を通して折り曲げて、上下に重なり合わせて
上端開口部3を閉鎖して輸液を行うことにより、
本考案の輸液容器用カバーを被つたまま輸液容器
を吊り下げて輸液を行う場合に、上端開口部3よ
り入る波長290〜450nmの光線を遮断できるから、
さらに効果的に内容液を該光線より保護すること
ができる。
れた上端開口部3の中央部に閉鎖用突片7,7を
設けた上述の本考案の輸液容器用カバーにおいて
は、該閉鎖用突片7,7を相互に輸液容器の開口
部8を通して折り曲げて、上下に重なり合わせて
上端開口部3を閉鎖して輸液を行うことにより、
本考案の輸液容器用カバーを被つたまま輸液容器
を吊り下げて輸液を行う場合に、上端開口部3よ
り入る波長290〜450nmの光線を遮断できるから、
さらに効果的に内容液を該光線より保護すること
ができる。
又、輸液容器の補助懸垂孔5,5に対応して懸
垂孔6,6を設けた上述の本考案の輸液容器用カ
バーにおいては、該補助懸垂孔5,5を使用して
輸液容器を吊り下げて輸液を行う場合にも、本考
案の輸液容器用カバーを被つたままで吊り下げて
輸液を行うことが可能である。
垂孔6,6を設けた上述の本考案の輸液容器用カ
バーにおいては、該補助懸垂孔5,5を使用して
輸液容器を吊り下げて輸液を行う場合にも、本考
案の輸液容器用カバーを被つたままで吊り下げて
輸液を行うことが可能である。
さらに、ポリエステルフイルム、紫外線防止
剤、ポリエチレンフイルムの三層を有する可撓性
のプラスチツク製フイルムより成る上述の本考案
の輸液容器用カバーにおいては、波長290〜
450nmの光線を遮断し、かつ内容液の確認が可能
であり、又、輸液容器を容易に収納する操作性に
富むなど、さまざまの利点を有する。
剤、ポリエチレンフイルムの三層を有する可撓性
のプラスチツク製フイルムより成る上述の本考案
の輸液容器用カバーにおいては、波長290〜
450nmの光線を遮断し、かつ内容液の確認が可能
であり、又、輸液容器を容易に収納する操作性に
富むなど、さまざまの利点を有する。
第1図は本考案の一実施例としての輸液容器に
装着させた輸液容器用カバーの使用例を示す斜視
図。 1……輸液容器用カバー、2……下端開口部、
3……上端開口部、4……上端係合部、5……輸
液容器補助懸垂孔、6……懸垂孔、7……閉鎖用
突片、8……輸液容器吊り下げ部、9……輸液容
器、10……吊り下げ用ハンガー。
装着させた輸液容器用カバーの使用例を示す斜視
図。 1……輸液容器用カバー、2……下端開口部、
3……上端開口部、4……上端係合部、5……輸
液容器補助懸垂孔、6……懸垂孔、7……閉鎖用
突片、8……輸液容器吊り下げ部、9……輸液容
器、10……吊り下げ用ハンガー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端に吊り下げ部と下端に充填液排出口部を
有する液体入り透明容器のカバーにおいて、前
記容器に係合するようにした上端係合部を有
し、さらに、該カバーは、可視光線透過性の可
撓性プラスチツクに波長290〜450nmの光線を
遮断し、かつ可視光線を透過する紫外線防止剤
をコートしたものからなることを特徴とする輸
液容器用カバー。 (2) 前記カバーは下端が、前記容器を収納する下
端開口部であり、前記上端係合部が、前記容器
の吊り下げ部に対応する上端開口部の両側に位
置している実用新案登録請求の範囲第1項記載
の輸液容器用カバー。 (3) 前記カバーが、袋体である実用新案登録請求
の範囲第1項または第2項記載の輸液容器用カ
バー。 (4) 前記袋体が、偏平状であり、かつ上端開口部
が偏平面からみて、略W字型である実用新案登
録請求の範囲第3項記載の輸液容器用カバー。 (5) 前記上端係合部は、液体入り透明容器の補助
懸垂孔と対応する位置に懸垂孔を有している実
用新案登録請求の範囲第1項ないし第4項記載
の輸液容器用カバー。 (6) 前記カバーは、2枚の可撓性プラスチツク間
に紫外線防止剤層を有するものである実用新案
登録請求の範囲第1項ないし第5項記載の輸液
容器用カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979182732U JPH0137636Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979182732U JPH0137636Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56101345U JPS56101345U (ja) | 1981-08-10 |
| JPH0137636Y2 true JPH0137636Y2 (ja) | 1989-11-13 |
Family
ID=29693056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979182732U Expired JPH0137636Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0137636Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000333A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Terumo Corp | 薬剤充填済み容器体を収容した包装体 |
| JP2013144574A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-07-25 | Toppan Printing Co Ltd | パウチ |
| JP2013237485A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-28 | Toppan Printing Co Ltd | パウチ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5298125A (en) * | 1976-02-13 | 1977-08-17 | Nippon Carbide Kogyo Kk | Cultivation of farm crop |
| JPS5465597U (ja) * | 1977-10-18 | 1979-05-09 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP1979182732U patent/JPH0137636Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000333A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Terumo Corp | 薬剤充填済み容器体を収容した包装体 |
| JP2013144574A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-07-25 | Toppan Printing Co Ltd | パウチ |
| JP2013237485A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-28 | Toppan Printing Co Ltd | パウチ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56101345U (ja) | 1981-08-10 |
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