JPH0137974Y2 - - Google Patents
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- JPH0137974Y2 JPH0137974Y2 JP1982098903U JP9890382U JPH0137974Y2 JP H0137974 Y2 JPH0137974 Y2 JP H0137974Y2 JP 1982098903 U JP1982098903 U JP 1982098903U JP 9890382 U JP9890382 U JP 9890382U JP H0137974 Y2 JPH0137974 Y2 JP H0137974Y2
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- JP
- Japan
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- oil
- flow control
- control valve
- flow rate
- steering
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はパワーステアリング装置のオイル流
量制御装置に関し、更に詳しくは、主、副2個の
オイルポンプを用いたパワーステアリング装置の
ステアリングの操作フイーリングを向上させるこ
とができるパワーステアリング装置のオイル流量
制御装置に関する。
量制御装置に関し、更に詳しくは、主、副2個の
オイルポンプを用いたパワーステアリング装置の
ステアリングの操作フイーリングを向上させるこ
とができるパワーステアリング装置のオイル流量
制御装置に関する。
従来、パワーステアリング装置の操舵力倍力装
置の動力源となる油圧を発生させるオイルポンプ
は、エンジンにより駆動される小形のポンプで、
その形式としてはベーンポンプ、トロコイドポン
プ、ローラピストンポンプ、ギヤポンプ等の種類
がある。これらはいずれも小形軽量であることを
主眼に設計され、流量としてはエンジンのアイド
リング回転時に実用上十分な操向速度が得られる
ように定められ、車速と必要油圧とによつて油量
を制御できるように流量制御装置が設けられてい
る。
置の動力源となる油圧を発生させるオイルポンプ
は、エンジンにより駆動される小形のポンプで、
その形式としてはベーンポンプ、トロコイドポン
プ、ローラピストンポンプ、ギヤポンプ等の種類
がある。これらはいずれも小形軽量であることを
主眼に設計され、流量としてはエンジンのアイド
リング回転時に実用上十分な操向速度が得られる
ように定められ、車速と必要油圧とによつて油量
を制御できるように流量制御装置が設けられてい
る。
ところが、このようなパワーステアリング用の
オイルポンプは、小形軽量とはいえ常に負荷運転
されているのでエンジン負荷が大きくなり、燃費
に悪影響を与えていた。そこで近年、前記オイル
ポンプの容量の約半分の容量であるさらに小形の
オイルポンプを2個使い、油量が必要な時には両
方のオイルポンプからオイルを供給し、油量がそ
れほど必要でない時には片方のオイルポンプを無
負荷運転にしてエンジンの負荷を減らし、燃費を
向上させるようにした省エネルギー形のパワース
テアリング装置が、例えば特開昭57−79280号公
報によつて知られている。
オイルポンプは、小形軽量とはいえ常に負荷運転
されているのでエンジン負荷が大きくなり、燃費
に悪影響を与えていた。そこで近年、前記オイル
ポンプの容量の約半分の容量であるさらに小形の
オイルポンプを2個使い、油量が必要な時には両
方のオイルポンプからオイルを供給し、油量がそ
れほど必要でない時には片方のオイルポンプを無
負荷運転にしてエンジンの負荷を減らし、燃費を
向上させるようにした省エネルギー形のパワース
テアリング装置が、例えば特開昭57−79280号公
報によつて知られている。
このような省エネルギー形のパワーステアリン
グ装置におけるオイル流量制御装置は第1図に示
すような構成であり、装置本体40には主オイル
ポンプ1からの主送油管3、副オイルポンプ2か
らの副送油管4、パワーステアリング装置のパワ
ーシリンダ5への油供給管6および余剰オイルを
オイルタンク7に戻す戻し管8が接続している。
そして、装置本体40内には2組のシリンダ9,
19が平行に設けられており、このシリンダ9,
19内には高流量時にオイルを還流させるスプー
ル形の流量制御弁10と副オイルポンプ2からの
オイルを切り換えて流量を制御するスプール形の
流量制御弁20が、ばね11,21に付勢されて
摺動可能に設けられている。
グ装置におけるオイル流量制御装置は第1図に示
すような構成であり、装置本体40には主オイル
ポンプ1からの主送油管3、副オイルポンプ2か
らの副送油管4、パワーステアリング装置のパワ
ーシリンダ5への油供給管6および余剰オイルを
オイルタンク7に戻す戻し管8が接続している。
そして、装置本体40内には2組のシリンダ9,
19が平行に設けられており、このシリンダ9,
19内には高流量時にオイルを還流させるスプー
ル形の流量制御弁10と副オイルポンプ2からの
オイルを切り換えて流量を制御するスプール形の
流量制御弁20が、ばね11,21に付勢されて
摺動可能に設けられている。
このシリンダ9,19の前記ばね11,21の
収納室18,28側と反対側の端部9a,19a
は、ポート13により連通しており、さらに端部
19aは油路3aで前記主送油管3に接続し、端
部9aは油路6aで油供給管6に接続している。
また、前記副送油管4は油路4aにより前記シリ
ンダ19の中央部に接続しており、この中央部で
シリンダ19はポート14によりシリンダ9とも
接続している。そして前記シリンダ9のポート1
3とポート14との間には油路8bが接続し、前
記シリンダ19のポート14とばね収納室28と
の間には油路8aが接続しており、これら油路8
a,8bは共に戻し管8に連通して余剰オイルを
オイルタンク7に戻すようになつている。
収納室18,28側と反対側の端部9a,19a
は、ポート13により連通しており、さらに端部
19aは油路3aで前記主送油管3に接続し、端
部9aは油路6aで油供給管6に接続している。
また、前記副送油管4は油路4aにより前記シリ
ンダ19の中央部に接続しており、この中央部で
シリンダ19はポート14によりシリンダ9とも
接続している。そして前記シリンダ9のポート1
3とポート14との間には油路8bが接続し、前
記シリンダ19のポート14とばね収納室28と
の間には油路8aが接続しており、これら油路8
a,8bは共に戻し管8に連通して余剰オイルを
オイルタンク7に戻すようになつている。
このように構成されたシリンダ19内に設けら
れている流量制御弁20は、機関が低速時にオイ
ル流量を制御するものであり、3つのランド部
(凸部)22,23,24と3つのチヤネル部
(オイル流路用凹部)25,26,27とから構
成されており、さらに、前記チヤネル部26と流
量制御弁20のチヤネル部25側端部間の内部に
は逆止弁29を有する連通孔34が設けられ、前
記チヤネル部27と前記収納室28側端部間の弁
内部には連通孔35が設けられている。そして、
ばね21によりこの流量制御弁20が第1図に示
すようにシリンダ19の左端部19aに押しつけ
られている状態では、前記チヤネル部27は油路
4a、油路8aおよびポート14を接続するよう
に構成されている。
れている流量制御弁20は、機関が低速時にオイ
ル流量を制御するものであり、3つのランド部
(凸部)22,23,24と3つのチヤネル部
(オイル流路用凹部)25,26,27とから構
成されており、さらに、前記チヤネル部26と流
量制御弁20のチヤネル部25側端部間の内部に
は逆止弁29を有する連通孔34が設けられ、前
記チヤネル部27と前記収納室28側端部間の弁
内部には連通孔35が設けられている。そして、
ばね21によりこの流量制御弁20が第1図に示
すようにシリンダ19の左端部19aに押しつけ
られている状態では、前記チヤネル部27は油路
4a、油路8aおよびポート14を接続するよう
に構成されている。
また、シリンダ9内に設けられている流量制御
弁10は、機関の高速時にオイル流量を制御する
ものであり、こちらは2つのランド部12,15
と2つのチヤネル部16,17とから構成されて
おり、この弁10がばね11によりシリンダ9の
左方端部9aに押しつけられている状態でチヤネ
ル部16が油路8bに接続、ランド部15がポー
ト14を閉塞するようになつている。36は、オ
イルがオリフイス6bを流れる際に生じる差圧に
よつて流量制御弁10をばね11に抗して右方向
に移動させるための連通路である。即ち流量制御
弁10は、オイルを油路8bから還流させて、パ
ワーシリンダ5に流れる流量が過大とならないよ
うに制御している。
弁10は、機関の高速時にオイル流量を制御する
ものであり、こちらは2つのランド部12,15
と2つのチヤネル部16,17とから構成されて
おり、この弁10がばね11によりシリンダ9の
左方端部9aに押しつけられている状態でチヤネ
ル部16が油路8bに接続、ランド部15がポー
ト14を閉塞するようになつている。36は、オ
イルがオリフイス6bを流れる際に生じる差圧に
よつて流量制御弁10をばね11に抗して右方向
に移動させるための連通路である。即ち流量制御
弁10は、オイルを油路8bから還流させて、パ
ワーシリンダ5に流れる流量が過大とならないよ
うに制御している。
以上のように構成された省エネルギー形のパワ
ーステアリング装置のオイル流量制御装置の作動
を(A)低速低油圧時(エンジン回転が低い時にハン
ドルを切らない状態)、(B)低速高油圧時(エンジ
ン回転が低い時にハンドルを切つた状態)、(C)高
速高油圧時(エンジン回転が高い時にハンドルを
切つた状態)の3つの場合に分けて第2図A,
B,Cに示す。
ーステアリング装置のオイル流量制御装置の作動
を(A)低速低油圧時(エンジン回転が低い時にハン
ドルを切らない状態)、(B)低速高油圧時(エンジ
ン回転が低い時にハンドルを切つた状態)、(C)高
速高油圧時(エンジン回転が高い時にハンドルを
切つた状態)の3つの場合に分けて第2図A,
B,Cに示す。
第2図Aに示す低速低油圧時は、比較的柔かい
ばね21の付勢力が油圧に勝るので、流量制御弁
20は移動せず、また前記ばね21よりも強いば
ね11に付勢される流量制御弁10も移動しな
い。従つて、この時は主オイルポンプ1からのオ
イルのみが送油管3→油路3a→ポート13→油
路6a→油供給管6を経てパワーシリンダ5に供
給され、副オイルポンプ2からのオイルは送油管
4→油路4a→チヤネル部27→油路8a→戻し
管8を経て無負荷状態でオイルタンク7に戻され
る。よつてこの状態では副オイルポンプ2はほと
んどエンジンの負荷にはならない。
ばね21の付勢力が油圧に勝るので、流量制御弁
20は移動せず、また前記ばね21よりも強いば
ね11に付勢される流量制御弁10も移動しな
い。従つて、この時は主オイルポンプ1からのオ
イルのみが送油管3→油路3a→ポート13→油
路6a→油供給管6を経てパワーシリンダ5に供
給され、副オイルポンプ2からのオイルは送油管
4→油路4a→チヤネル部27→油路8a→戻し
管8を経て無負荷状態でオイルタンク7に戻され
る。よつてこの状態では副オイルポンプ2はほと
んどエンジンの負荷にはならない。
第2図Bに示す低速高油圧時は、油圧がばね2
1の付勢力に勝るので流量制御弁20はばね21
を押圧してばね21の収納室28側に移動して油
路4aをチヤネル部26に接続するが、低速時に
はリオイル流量が小さいので、オリフイス6bに
よる差圧が小さく流量制御弁10は移動しない。
前記流量制御弁20の移動時には、ばね21の収
納室28内に溜つていたオイルは連通孔35→チ
ヤネル部27→油路8a→戻し管8と流れてオイ
ルタンク7に戻される。従つて、この時は副オイ
ルポンプ2からのオイルが送油管4→油路4a→
チヤネル部26→連通孔34→逆止弁29のよう
に流れて主オイルポンプ1からのオイルに合流
し、共にポート13、油路6a、油供給管6を経
てパワーシリンダ5に供給される。
1の付勢力に勝るので流量制御弁20はばね21
を押圧してばね21の収納室28側に移動して油
路4aをチヤネル部26に接続するが、低速時に
はリオイル流量が小さいので、オリフイス6bに
よる差圧が小さく流量制御弁10は移動しない。
前記流量制御弁20の移動時には、ばね21の収
納室28内に溜つていたオイルは連通孔35→チ
ヤネル部27→油路8a→戻し管8と流れてオイ
ルタンク7に戻される。従つて、この時は副オイ
ルポンプ2からのオイルが送油管4→油路4a→
チヤネル部26→連通孔34→逆止弁29のよう
に流れて主オイルポンプ1からのオイルに合流
し、共にポート13、油路6a、油供給管6を経
てパワーシリンダ5に供給される。
第2図Cに示す高速高油圧時は、エンジンの高
回転によりオイル流量が増加してオリフイス6b
に発生する差圧が増加すると、流量制御弁10が
ばね11に抗して収納室18側に移動する。従つ
て、この時は主オイルポンプ1からのオイルがポ
ート13を通過した後に分流して、その一方は油
供給管6からパワーシリンダ5に供給されるが、
残りのオイルは油路8bから戻し管8に流入して
オイルタンク7に戻される。また、この時副オイ
ルポンプ2からのオイルは送油管4→油路4a→
チヤネル部26→ポート14→チヤネル部16→
油路8b→戻し管8のように流れて全量オイルタ
ンク7に戻される。
回転によりオイル流量が増加してオリフイス6b
に発生する差圧が増加すると、流量制御弁10が
ばね11に抗して収納室18側に移動する。従つ
て、この時は主オイルポンプ1からのオイルがポ
ート13を通過した後に分流して、その一方は油
供給管6からパワーシリンダ5に供給されるが、
残りのオイルは油路8bから戻し管8に流入して
オイルタンク7に戻される。また、この時副オイ
ルポンプ2からのオイルは送油管4→油路4a→
チヤネル部26→ポート14→チヤネル部16→
油路8b→戻し管8のように流れて全量オイルタ
ンク7に戻される。
前記のように作動する省エネルギー形パワース
テアリング装置の、オイルポンプ回転数(エンジ
ン回転数)に対するオイル流量の特性は第3図に
示す通りであり、線イは主オイルポンプのみがパ
ワーステアリング装置にオイルを供給している状
態(第2図Aの状態)、線ロは主、副両方のオイ
ルポンプでパワーステアリング装置にオイルを供
給している状態(第2図Bの状態)、線ハは主オ
イルポンプ1及び副オイルポンプ2のオイル吐出
量が増加したときる流量制御状態を示しており、
副オイルポンプ2からのオイル全量と主オイルポ
ンプ1からのオイルの一部が戻し管からオイルタ
ンクに戻されている状態(第2図Cの状態)を示
している。
テアリング装置の、オイルポンプ回転数(エンジ
ン回転数)に対するオイル流量の特性は第3図に
示す通りであり、線イは主オイルポンプのみがパ
ワーステアリング装置にオイルを供給している状
態(第2図Aの状態)、線ロは主、副両方のオイ
ルポンプでパワーステアリング装置にオイルを供
給している状態(第2図Bの状態)、線ハは主オ
イルポンプ1及び副オイルポンプ2のオイル吐出
量が増加したときる流量制御状態を示しており、
副オイルポンプ2からのオイル全量と主オイルポ
ンプ1からのオイルの一部が戻し管からオイルタ
ンクに戻されている状態(第2図Cの状態)を示
している。
そして、前記のように構成されたオイル流量制
御装置では、エンジン低回転時に急にハンドルを
切り込んだ時にも十分なオイル流量が得られるよ
うに前記連通孔35を圧力損失の少ないように形
成してあり、流量制御弁20の応答が良くなつて
いる。従つて、第3図の回転数N(低速)で急に
ハンドルを切り込むと、オイル流量制御弁20は
直ちに第2図Aの状態からBの状態に切り換わ
り、オイル流量は第3図の点Lから点Hに移り、
オイル流量は瞬時に増大する。この時のハンドル
の操舵角と操舵力との関係を示す線図が第4図
で、ハンドルを急に切り込んだ時には操舵力が点
Oから点Kに移つて小さくなるのです早いハンド
ル操作が行なえるのである。
御装置では、エンジン低回転時に急にハンドルを
切り込んだ時にも十分なオイル流量が得られるよ
うに前記連通孔35を圧力損失の少ないように形
成してあり、流量制御弁20の応答が良くなつて
いる。従つて、第3図の回転数N(低速)で急に
ハンドルを切り込むと、オイル流量制御弁20は
直ちに第2図Aの状態からBの状態に切り換わ
り、オイル流量は第3図の点Lから点Hに移り、
オイル流量は瞬時に増大する。この時のハンドル
の操舵角と操舵力との関係を示す線図が第4図
で、ハンドルを急に切り込んだ時には操舵力が点
Oから点Kに移つて小さくなるのです早いハンド
ル操作が行なえるのである。
ところが、前記のように流量制御弁20の応答
性を良くしたために、エンジンの低回転時にハン
ドルを切り込んだ状態から急にハンドルを戻した
時、つまり低速高圧時から低速低圧時に急変した
時には、流量制御弁20の応答の良さが災いし、
パワーステアリング装置のパワーシリンダに送ら
れるオイル流量が、例えば第3図の点Hから点L
に急落するように、瞬時に減つてしまうという不
具合がある。このオイル流量変化がパワーステア
リング装置のハンドルの操舵力に影響を与え、例
えば第4図において操舵力が点Kから点Oに移る
ように操舵力が増大し、これが運転者に「ハンド
ルのひつかかり感(ハンドルが急に重くなる感
じ)」を与えることになり、操舵フイーリングが
悪いという欠点となつていた。
性を良くしたために、エンジンの低回転時にハン
ドルを切り込んだ状態から急にハンドルを戻した
時、つまり低速高圧時から低速低圧時に急変した
時には、流量制御弁20の応答の良さが災いし、
パワーステアリング装置のパワーシリンダに送ら
れるオイル流量が、例えば第3図の点Hから点L
に急落するように、瞬時に減つてしまうという不
具合がある。このオイル流量変化がパワーステア
リング装置のハンドルの操舵力に影響を与え、例
えば第4図において操舵力が点Kから点Oに移る
ように操舵力が増大し、これが運転者に「ハンド
ルのひつかかり感(ハンドルが急に重くなる感
じ)」を与えることになり、操舵フイーリングが
悪いという欠点となつていた。
以上に対して、前記公報の発明は、第1図の連
通孔35の代わりにオリフイスを設けている。こ
のようにすると、第1図の装置の場合と異なり、
前記ひつかかり感をなくすことができる反面、低
速時にハンドルを切り込んだときの操舵が重くな
るという欠点がある。
通孔35の代わりにオリフイスを設けている。こ
のようにすると、第1図の装置の場合と異なり、
前記ひつかかり感をなくすことができる反面、低
速時にハンドルを切り込んだときの操舵が重くな
るという欠点がある。
この考案は前記省エネルギー形パワーステアリ
ング装置のオイル流量調整装置の有する不具合を
解消するためになされたものであつて、その目的
とするところは、低速時にハンドルを急に切り込
んだ時には操舵力が軽くてす早いハンドル操作が
行なえ、低速時にハンドルを切り込んだ状態から
急に戻す時にはひつかかり感がなく、スムーズに
ハンドル操作を行なうことができる優れた省エネ
ルギー形パワーステアリング装置のオイル流量制
御装置を提供することである。
ング装置のオイル流量調整装置の有する不具合を
解消するためになされたものであつて、その目的
とするところは、低速時にハンドルを急に切り込
んだ時には操舵力が軽くてす早いハンドル操作が
行なえ、低速時にハンドルを切り込んだ状態から
急に戻す時にはひつかかり感がなく、スムーズに
ハンドル操作を行なうことができる優れた省エネ
ルギー形パワーステアリング装置のオイル流量制
御装置を提供することである。
前記目的を達成するためのこの考案のパワース
テアリング装置のオイル流量制御装置の構成は、
主オイルポンプとパワーシリンダとを接続する主
オイル通路に取付けたスプール形第1流量制御弁
の弁体に、 (a) ばねで前記弁体が移動すると、副オイルポン
プからのオイルを還流するチヤンネル部と、 (b) 前記主オイル通路の油圧が高くなり前記ばね
に抗して前記弁体が移動すると、副オイルポン
プからのオイルを、前記弁体内に設けた逆止弁
を介して前記主オイル通路に連通し、また高流
量時にオイルを還流させるスプール形の第2流
量制御弁側に連通する連通路と、 (c) 前記弁体に、この弁体がシリンダ内に閉じ込
めるオイルを前記チヤンネル部に押し出す際に
開弁する逆止弁とオリフイスとを並列させて、 それぞれ設けたたものである。
テアリング装置のオイル流量制御装置の構成は、
主オイルポンプとパワーシリンダとを接続する主
オイル通路に取付けたスプール形第1流量制御弁
の弁体に、 (a) ばねで前記弁体が移動すると、副オイルポン
プからのオイルを還流するチヤンネル部と、 (b) 前記主オイル通路の油圧が高くなり前記ばね
に抗して前記弁体が移動すると、副オイルポン
プからのオイルを、前記弁体内に設けた逆止弁
を介して前記主オイル通路に連通し、また高流
量時にオイルを還流させるスプール形の第2流
量制御弁側に連通する連通路と、 (c) 前記弁体に、この弁体がシリンダ内に閉じ込
めるオイルを前記チヤンネル部に押し出す際に
開弁する逆止弁とオリフイスとを並列させて、 それぞれ設けたたものである。
以下図面を用いてこの考案の実施例を説明する
が、従来と同じ部品は同じ番号を付して説明す
る。
が、従来と同じ部品は同じ番号を付して説明す
る。
第5図はこの考案の省エネルギー形パワーステ
アリング装置のオイル流量制御装置の一実施例の
断面図である。
アリング装置のオイル流量制御装置の一実施例の
断面図である。
この考案では、オイル流量制御装置本体40内
のシリンダ19内に設けられて、機関の低速時に
パワーステアリング装置のパワーシリンダ5に供
給するオイル流量を制御する前記スプール形の流
量制御弁の、チヤネル部27とばね21の収納室
28とを連通する連通孔35の途中に逆止弁30
を設け、さらに前記チヤネル部27と収納室28
との間にオリフイス31を設けた。なお、図の主
送油管3、ポート13、油路6a及び油供給管6
によつて本実施例の主送油通路を構成し、流量制
御弁10によつて本実施例の第2流量制御弁を構
成し、また流量制御弁20によつて本実施例の第
1流量制御弁を構成している。
のシリンダ19内に設けられて、機関の低速時に
パワーステアリング装置のパワーシリンダ5に供
給するオイル流量を制御する前記スプール形の流
量制御弁の、チヤネル部27とばね21の収納室
28とを連通する連通孔35の途中に逆止弁30
を設け、さらに前記チヤネル部27と収納室28
との間にオリフイス31を設けた。なお、図の主
送油管3、ポート13、油路6a及び油供給管6
によつて本実施例の主送油通路を構成し、流量制
御弁10によつて本実施例の第2流量制御弁を構
成し、また流量制御弁20によつて本実施例の第
1流量制御弁を構成している。
前記逆止弁30は収納室28内のオイルは抵抗
なくスムーズにチヤネル部27側に通過させるこ
とができるが、チヤネル部27側からの収納室2
8内へのオイルの流入は阻止するように構成し、
この逆止弁30の弁体32はチヤネル部27側か
ら弱いばね33で付勢するようにする。また、前
記オリフイス31はチヤネル部27と収納室28
を連通する非常に狭くて圧力損失の大きい流路で
あれば良く、その設置場所は特に限定されるもの
ではない。その他の装置の構成は前述のオイル流
量調整装置40の構成と全く同じである。
なくスムーズにチヤネル部27側に通過させるこ
とができるが、チヤネル部27側からの収納室2
8内へのオイルの流入は阻止するように構成し、
この逆止弁30の弁体32はチヤネル部27側か
ら弱いばね33で付勢するようにする。また、前
記オリフイス31はチヤネル部27と収納室28
を連通する非常に狭くて圧力損失の大きい流路で
あれば良く、その設置場所は特に限定されるもの
ではない。その他の装置の構成は前述のオイル流
量調整装置40の構成と全く同じである。
従つてこのように構成されたこの考案のパワー
ステアリング装置のオイル流量制御装置では、低
速時にハンドルを急に切り込んだ時、すなわち低
速低油圧から低速高油圧への変化時は、収納室2
8内のオイルが逆止弁30を通過してスムーズに
短時間で抜けることができるので、流量制御弁2
0は前記同様にす早く移動して第6図に示す低速
高油圧時の状態に切り換わることができ、軽い操
舵力です早いハンドル操作が行なえる。逆に、低
速時にハンドルを切り込んだ状態から急に戻す
時、すなわち低速高油圧から低速低油圧に変化す
る時は、前記第1図の装置と異なり、逆止弁30
は連通孔35を閉塞してしまうのでチヤネル部2
7内のオイルはこの連通孔35を通り抜けること
ができず、狭い流路であるオリフイス31を通過
してばね21の収納室28内に導かれることにな
る。従つて、前記流量制御弁20は急激に低速低
油圧時の位置に戻ることなく、副オイルポンプ2
から逆止弁29を通つて油路3b側に流れ込むオ
イルは徐々に減少することになる。この時のオイ
ル流量の特性を示す線図が第7図であり、オイル
流量は線ニのように変化する。
ステアリング装置のオイル流量制御装置では、低
速時にハンドルを急に切り込んだ時、すなわち低
速低油圧から低速高油圧への変化時は、収納室2
8内のオイルが逆止弁30を通過してスムーズに
短時間で抜けることができるので、流量制御弁2
0は前記同様にす早く移動して第6図に示す低速
高油圧時の状態に切り換わることができ、軽い操
舵力です早いハンドル操作が行なえる。逆に、低
速時にハンドルを切り込んだ状態から急に戻す
時、すなわち低速高油圧から低速低油圧に変化す
る時は、前記第1図の装置と異なり、逆止弁30
は連通孔35を閉塞してしまうのでチヤネル部2
7内のオイルはこの連通孔35を通り抜けること
ができず、狭い流路であるオリフイス31を通過
してばね21の収納室28内に導かれることにな
る。従つて、前記流量制御弁20は急激に低速低
油圧時の位置に戻ることなく、副オイルポンプ2
から逆止弁29を通つて油路3b側に流れ込むオ
イルは徐々に減少することになる。この時のオイ
ル流量の特性を示す線図が第7図であり、オイル
流量は線ニのように変化する。
従つて、この考案では低速時にハンドルを切り
込んだ状態から急に戻す時でも、オイル流量は前
記のように徐々に減少し、急激に油圧が低下する
ことがないので、操舵角の減少により操舵力の変
化は、第8図の線ホのように滑らかになり、急に
操舵力が増大することがなくなつて前記ハンドル
のひつかかり感はない。
込んだ状態から急に戻す時でも、オイル流量は前
記のように徐々に減少し、急激に油圧が低下する
ことがないので、操舵角の減少により操舵力の変
化は、第8図の線ホのように滑らかになり、急に
操舵力が増大することがなくなつて前記ハンドル
のひつかかり感はない。
以上説明したようにこの考案では、主、副2個
のオイルポンプからのオイル流量を、車速と油圧
によつて制御する省エネルギー形のパワーステア
リング装置の流量制御装置において、低速時にハ
ンドルを急に切り込んだ時には直ちにオイル流量
が増大して操舵力が軽くなるようにし、低速時に
ハンドルを切り込んだ状態から急に戻す時にはオ
イル流量が徐々に減少するように構成したことに
より、常に優れた操舵フイーリングで安全に車両
を操舵することができるという効果がある。
のオイルポンプからのオイル流量を、車速と油圧
によつて制御する省エネルギー形のパワーステア
リング装置の流量制御装置において、低速時にハ
ンドルを急に切り込んだ時には直ちにオイル流量
が増大して操舵力が軽くなるようにし、低速時に
ハンドルを切り込んだ状態から急に戻す時にはオ
イル流量が徐々に減少するように構成したことに
より、常に優れた操舵フイーリングで安全に車両
を操舵することができるという効果がある。
第1図は主、副2個のオイルポンプを用いてパ
ワーステアリング装置にオイルを供給する省エネ
ルギー形のパワーステアリング装置におけるオイ
ル流量制御装置の断面図、第2図A,B,Cは第
1図のオイル流量制御装置の車速と油圧の違いに
よる作動を示す説明図、第3図は第1図の装置の
オイルポンプ回転数に対するオイル流量の特性を
示す線図、第4図は第1図の装置の操舵角と操舵
力との関係を示す線図、第5図はこの考案の省エ
ネルギー形パワーステアリング装置のオイル流量
制御装置の一実施例の低速低油圧時における断面
図、第6図は第5図の装置の低速高油圧時の状態
を示す断面図、第7図はこの考案の装置のオイル
ポンプ回転数に対するオイル流量の特性を示す線
図、第8図はこの考案の装置の操舵角と操舵力と
の関係を示す線図である。 1……主オイルポンプ、2……副オイルポン
プ、3……主送油管、4……副送油管、3a,4
a,6a,8a,8b……油路、5……パワーシ
リンダ、6……油供給管、7……オイルタンク、
8……戻し管、9,19……シリンダ、10,2
0……流量制御弁、11,21,33……ばね、
22,23,24……ランド、25,26,27
……チヤネル部、28……収納室、29,30…
…逆止弁、31……オリフイス、32……弁体、
34,35……連通孔、40……装置本体。
ワーステアリング装置にオイルを供給する省エネ
ルギー形のパワーステアリング装置におけるオイ
ル流量制御装置の断面図、第2図A,B,Cは第
1図のオイル流量制御装置の車速と油圧の違いに
よる作動を示す説明図、第3図は第1図の装置の
オイルポンプ回転数に対するオイル流量の特性を
示す線図、第4図は第1図の装置の操舵角と操舵
力との関係を示す線図、第5図はこの考案の省エ
ネルギー形パワーステアリング装置のオイル流量
制御装置の一実施例の低速低油圧時における断面
図、第6図は第5図の装置の低速高油圧時の状態
を示す断面図、第7図はこの考案の装置のオイル
ポンプ回転数に対するオイル流量の特性を示す線
図、第8図はこの考案の装置の操舵角と操舵力と
の関係を示す線図である。 1……主オイルポンプ、2……副オイルポン
プ、3……主送油管、4……副送油管、3a,4
a,6a,8a,8b……油路、5……パワーシ
リンダ、6……油供給管、7……オイルタンク、
8……戻し管、9,19……シリンダ、10,2
0……流量制御弁、11,21,33……ばね、
22,23,24……ランド、25,26,27
……チヤネル部、28……収納室、29,30…
…逆止弁、31……オリフイス、32……弁体、
34,35……連通孔、40……装置本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 主オイルポンプとパワーシリンダとを接続する
主オイル通路に取付けたスプール形第1流量制御
弁の弁体に、 ばねで前記弁体が移動すると、副オイルポンプ
からのオイルを還流するチヤンネル部と、 前記主オイル通路の油圧が高くなり、前記ばね
に抗して前記弁体が移動すると、副オイルポンプ
からのオイルを、前記弁体内に設けた逆止弁を介
して前記主オイル通路に連通し、また高流量時に
オイルを還流させるスプール形の第2流量制御弁
側に連通する連通路と、 前記弁体に、この弁体がシリンダ内に閉じ込め
るオイルを前記チヤンネル部に押し出す際に開弁
する逆止弁とオリフイスとを並列させて、それぞ
れ設けたパワーステアリング装置のオイル流量制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9890382U JPS594370U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | パワ−ステアリング装置のオイル流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9890382U JPS594370U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | パワ−ステアリング装置のオイル流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS594370U JPS594370U (ja) | 1984-01-12 |
| JPH0137974Y2 true JPH0137974Y2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=30234614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9890382U Granted JPS594370U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | パワ−ステアリング装置のオイル流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594370U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6020590B2 (ja) * | 1980-10-31 | 1985-05-22 | 自動車機器株式会社 | 圧力流体供給装置 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9890382U patent/JPS594370U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS594370U (ja) | 1984-01-12 |
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