JPH0140086Y2 - - Google Patents

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JPH0140086Y2
JPH0140086Y2 JP19360184U JP19360184U JPH0140086Y2 JP H0140086 Y2 JPH0140086 Y2 JP H0140086Y2 JP 19360184 U JP19360184 U JP 19360184U JP 19360184 U JP19360184 U JP 19360184U JP H0140086 Y2 JPH0140086 Y2 JP H0140086Y2
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【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、自動車用前照灯などとして用いる角
型前照灯に関するものである。
[従来技術] 前照灯には、第11図に示すように前面開口部
に前面レンズ1を配設した反射鏡2の略焦点上に
円筒状の光源(フイラメント)3をその軸が灯具
軸と直角で、かつ水平となるように配置した形式
(C−6形式)と、第12図に示すように円筒状
のフイラメント3をその軸が灯具軸と平行で、か
つ水平となるように配置した形式(C−8形式)
がある。なお、両形式にはフイラメントを2本と
したもの(C−6/C−6形式、C−8/C−8
形式)がある。
フイラメント1本のものは走行ビームのみ、フ
イラメント2本のものは走行用ビームとすれ違い
用ビームを発生するが、共に走行用フイラメント
は反射鏡(回転放物面反射鏡)の略焦点上に置か
れ、すれ違い用フイラメントは走行用フイラメン
トの上方に置かれる。前面レンズ1には所望の配
光を得るためにレンズカツトが刻まれている。
ところで、円筒状光源は、一般的に第13図に
示すように光源3の中心軸と直角方向に最も強
く、軸方向に最も弱い光度分布を呈し、上下幅の
狭い角型前照灯に使用した場合には第14図(C
−6形式)または第15図(C−8形式)の光度
分布となるので、次のような欠点を生じる。
() 光の利用率が悪く、反射鏡の光束出力が
充分得られないため、所望の配光を得るのが困
難である。
() 反射鏡の上下非有効反射面の方向に光度
が強いため、この面で反射した散乱光が灯具水
平方向より上方に放射され、対向車への眩惑、
霧中眩惑などの度合が強い。
[考案の目的] 本考案の目的は、光の利用率が高く、しかも不
所望光の少ない角型前照灯を提供することにあ
る。
[考案の概要] 本考案は、主反射面の前面開口が横長の角型と
なるように反射鏡を形成し、この反射鏡の前面開
口部に前面レンズを配設し、反射鏡内部に反射鏡
軸と略平行に光源を配置した角型前照灯におい
て、前記光源を、その横断面の長軸に対する短軸
の比率が2/3以下の扁平柱状発光体とし、その長
軸が鉛直方向となるように配置したことを特徴と
するものである。
[実施例] 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、11は主反射面(有効反射面)が回転放物面
をなし、かつ前面開口が横長の角型(横寸法に対
する縦寸法の比率が3/4以下)となるように形
成した反射鏡、12はこの反射鏡11の前面開口
部に配設する前面レンズで、所望の発光を得るた
めのレンズカツトを区域A,B,Cに分けて刻ん
でいる。13は光源で、第2図に示すように楕円
柱状発光体とし、光源軸が反射鏡軸と略平行し、
かつ長軸が鉛直方向となるように配置している。
発光体13は、その横断面の長軸2aに対する短
軸2bの比率Kが小さいものが望ましい。
上記構造の角型前照灯の反射鏡11内における
光度分布は第3図に示すようになる。即ち、縦方
向(上下方向)に弱く、横方向(左右方向)に強
い光度分布を持つようになり、反射鏡11の有効
反射面への光束が多く、上下部の非有効反射面へ
の光束が少なくなるので、光の利用率が高くな
り、しかも対向車の眩惑光となる不所望光が少な
くなる。
次に、扁平柱状発光体、その一例としての楕円
柱状発光体の光度分布について第2図を参照しな
がら説明する。
長軸2a、短軸2b、コイル長さlの楕円柱状
発光体13の反射鏡入射点P(θ,φ)における
光度I(θ,φ)は次式で与えられる。
I(θ,φ) =I0Sinφ(sin2θ+K2cos2θ)1/2 …(1) ここで、I0は光源の最大光度、Kは短軸長軸比
率で2b/2aである。
一方、従来のC−6形式の場合には、 I(θ,φ) =I1sinφ(1−sin2φcos2θ) …(2) C−8形式の場合には、 I(θ,φ)=I2sinφ …(3) となる。
上記(2),(3)式におけるI1,I2はそれぞれ光源の
最大光度で、C−6形式、C−8形式は光源の形
が同一であるから、I1=I2である。
各光源形式を上下幅の狭い角型反射鏡に適用し
た場合の光度分布は前述したように第3図(本実
施例)、第14図(C−6形式)、第15図(C−
8形式)のようになり、本考案の場合には眩惑光
が少なく、光の利用率が高くなる。
次に、上記3形式の有効光束の割合及び非有効
光束(上下非有効反射面に入る光束)の割合を明
らかにするため、各反射面領域に対する入射光束
を算出する。立体角dωの領域に放出される光束
dFは、dF=Idω=Isinφddθであるから、楕円柱
状発光体(本実施例)の場合は、 F=I0∫〓∫〓sin2φ (sin2θ+K2cos2θ)1/2dφdθ C−6形式の場合は、 F=I1∫〓∫〓sin2φ (1−sin2φcos2θ)1/2dφdθ C−8形式の場合は、 F=I2∫〓∫〓sin2φdφdθ となる。
反射鏡の有効反射面、上下非有効反射面及び灯
具の寸法変化(一定の横寸法、例えば200mmに対
する縦寸法Yの変化)に対する積分領域θ,φに
て上記各積分を実行し、楕円柱状発光体のC−6
形式及びC−8形式に対する光束比率を示すと、
第4図a,b、第5図a,bのようになる。(尚、
この場合、反射鏡の電球等取付部分の非有効反射
面を40mmφと仮定し、かつ光源を回転放物面の焦
点(f=30mm)位置に配置するものとする。) 第4図a,bから、楕円柱状発光体による角型
前照灯の光束利用率は、C−6形式、C−8形式
のいずれに比べても優つていることがわかる。特
に、灯体寸法の縦横比率が150/200より小さくな
る(上下に狭くなる)程、また楕円の短軸長軸比
率Kが小さくなる程、光束利用率が増すことがわ
かる。
また、第5図a,bから、楕円柱状発光体を光
源とする角型前照灯の非有効光束率は、C−6形
式に対しては灯体寸法の縦横比率が1:1〜1:
1.4の範囲で、C−8形式に対しては1:1〜
3:20の範囲で小さい値を示すことがわかる。
更に、楕円短軸長軸比率Kが小さくなる程光利
用率は増すが、その結果は2:3以下の範囲で顕
著となる。
なお、上記実施例の配光特性は第6図のように
なる。また、上記実施例では扁平柱状発光体とし
て楕円柱状発光体を用いたが、第7図に示すよう
な扁平角柱状発光体13′または第8図に示すよ
うな横断面が菱形の柱状発光体13″であつても
よい。更に、第9図のように2本の光源13−
1,13−2とし、一方を走行用フイラメント、
他方をすれ違い用フイラメントとして自動車用角
型前照灯に適用可能である。その場合の走行ビー
ムによる配光特性は第10図a、すれ違いビーム
による配光特性は第10図bのようになる。
尚、角型前照灯に扁平柱状発光体を有する際の
具体的実施形態としては、扁平柱状フイラメント
をじかに反射鏡に取り付ける形態のほか、扁平柱
状フイラメントを具備した白熱電球、ハロゲン電
球等の電球を反射鏡に取り付ける形態が考えられ
る。
また、この実施例では、反射鏡の主反射面とし
て回転放物面にて説明したが、回転楕円面、回転
双曲線面、多重反射面等の他の反射面でもよい。
[効果] 以上のように本考案によれば、上下幅の狭い角
型反射鏡、特に横寸法に対する縦寸法の比率が
3:4より小さいものに、扁平柱状発光体、特に
長軸に対する短軸の比率が2/3以下の扁平柱状
発光体を中心軸が反射鏡軸と略平行に、かつ長軸
が鉛直方向となるように配置したので、角型反射
鏡の有効反射面に入射する光束が増加し、上下の
非有効反射面に入射する光束が減少するようにな
る。例えば、縦横比が1:2の反射鏡では、従来
のC−8形式前照灯に比べて5〜15%、C−6形
式前照灯に比べて40〜50%光束利用率を高くする
ことができ、また、C−8形式に比べて10〜30
%、C−6形式に比べて5〜25%反射鏡上下面に
向う非有効光束(眩惑光)を減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る角型前照灯の一実施例を
示す斜視図、第2図は同実施例における扁平柱状
発光体の形状例とその発光の光度分布を説明する
ための斜視図、第3図は同発光体を反射鏡内に配
置した場合の光度分布を示す斜視図、第4図a,
bは有効光束利用率の従来例との比較結果を示す
図、第5図a,bは非有効光束率の従来例との比
較結果を示す図、第6図は配光パターン、第7図
及び第8図はそれぞれ扁平柱状発光体の他の形状
を示す斜視図、第9図は走行用フイラメント、す
れ違い用フイラメントの2個の発光体を有する自
動車用前照灯に適用した場合の斜視図、第10図
a,bは同配光パターン、第11図及び第12図
はそれぞれ従来例を示す斜視図、第13図は円筒
状光源の光度分布を示す図、第14図及び第15
図はそれぞれ円筒状光源を角型反射鏡内に配置し
た場合の光度分布を説明するための斜視図であ
る。 11……反射鏡、12……前面レンズ、13,
13′,13″,13−1及び13−2……扁平柱
状発光体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主反射面の前面開口が横長の角型となるように
    反射鏡を形成し、この反射鏡の前面開口部に前面
    レンズを配設し、反射鏡内部に反射鏡軸と略平行
    に光源を配置した角型前照灯において、前記光源
    を、その横断面の長軸に対する短軸の比率が2/3
    以下の扁平柱状発光体とし、その長軸が鉛直方向
    となるように配置したことを特徴とする角型前照
    灯。
JP19360184U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0140086Y2 (ja)

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JPS61113302U JPS61113302U (ja) 1986-07-17
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